はてなキーワード: 錯覚とは
自分は女だけど昔から女のアイドルが好きで、ジャニーズには一切興味がなかった
憧れというより、ジャニオタ女子がジャニーズのアイドルを好きになるのに近い感情だ
相手を困らせたくないのでガチ恋ムーブはしないけど、いつも恋と錯覚するくらい大好きになる
実際にいるアイドルだけでなく、二次元においても男性アイドルキャラは全く興味なし、女性アイドルキャラはグッズを片っ端から集めるくらい大好き
それでだ、現実ではどうかと言うと、普通に彼氏がいたことがあるし、その人のことはおそらく恋愛感情で好きだった
今のところ、著名人や二次元に関しては女性しか好きになることがなく、自分の生きている世界(身の回り)では男性しか好きになったことがない
自分はバイなのか、それともアイドルに向ける気持ちが憧れが捻じ曲がって恋のように思えてしまっているだけなのか、判別がつかない
上下左右にぐるんぐるんぶるんぶるん動いてる乳を見ると可愛いの前に「痛い」の感情が先に来てしまいアニメ・ゲームが楽しめないでいる。
ブラジャーもなしにあれだけ乳を自由にさせると足の小指をぶつけた痛みが両乳に走って動けなくなるレベルで痛い。
創作物とリアルを混同すんなと言われそうだけどアニメ・ゲームで常にタマヒュンエピソードが挟まれ続けてたらそっちが気になってストーリーが頭に入って来なくないか?
共感性疼痛と言って人は他者(人・動物・イラスト問わず)の怪我を見ると自分が怪我をしたと脳が錯覚して痛みを感じるらしいから乳揺れの痛みは分からなくてもタマヒュンなら男でも理解出来ると思うんだけど。
(追記)誰1人タマヒュンエピソードが挟まれてたら気が散ってストーリーが入って来ないんじゃないか?という質問について語らず乳揺れの話しかしないの面白いな。
ストーリーに関係のある表現は必要だけど全く関係ない表現が断続的に挟まってるのは可笑しいって話で常にタマヒュンエピソードが挟まってたら可笑しいだろ?
乳揺れの対偶に金玉ダメージを持ってきてる訳ではなくゾッとする様な表現としてタマヒュンを用いただけ
乳揺れについて良いも悪いも言ってないし本質はそこじゃないんだが…
推しの子を漫画だけ見ててYOASOBIの歌声もそんなに聞き慣れてない状態でアイドルを聴いてたときはアイが歌ってるという設定だと錯覚してたのですがこういう人は一定数いますか? それぐらいアイのイメージと合った声に聞こえたんですけど。ikuraがアイ役でもよかったんじゃねと
>感覚リセットすべきのは、したり顔で語っとうお前じゃー! id:Shin-Fedorさん!
すまんかった。id:fugunokamatari氏
呼ばれたのでお返事しよう。
>カロリーナは、前田拓摩の奥さんへの立派な加害者だし、責任は夫である前田拓摩と同等にある。
同意する。不倫に被害者がいるとしたら「裏切られた配偶者」だけであり、不倫者はどっちもクソである。
で、俺のブコメだが
>「当初は離婚済みと説明されたが、交際が深まった時点で実はまだ既婚と判明」って、川谷ベッキーの時と同じだ。というか大半の不倫劇がこのパターン。相手が既婚と判明した瞬間に関係をリセットするのを常識にせよ
俺が伝えたい事は以下のような話である。
あんまりカロリーナ氏前田氏という個人にフォーカスした話でもない。
不倫する奴って「よーし遊びで妻子を裏切って不倫しちゃうぞー」みたいな奴はあまりいない。
裁判沙汰になってるものだけ見ても、「お互い割り切りセフレでした」みたいなケースは実は少ない。
じゃあどういうケースが多いのかというと
「本人たち的には正当化できており、不倫の2文字から目をそらした恋」
みたいなパターン。
例えば広末と鳥羽は、完全に二人とも酔っ払っている事が明るみになった。
年齢は関係なく、50でも60でも恋愛脳で気が狂うことはよくある。
恋愛感情で気が狂う→しかし不倫という悪行を引き受けるのが不愉快だ→なんらかの正当化を行い、2人で幼児退行化する
といったフローなんじゃないだろうか。
これは不倫に限った話ではない。
例として挙げると、俺は差別者だし、杉田水脈さんも差別者だし、はてブ民も差別者だが、
なぜなら人間は自分が悪党だなんて考える事もおぞましく耐えられないので、
差別も不倫もなんらかのロンダリングを脳内で行う必要があるわけだ。
こういうアホな事例が古今東西で繰り返され、何度も報道されているにも関わらず、
次から次へと恋愛脳で爆死するアホが現実世界で後を絶たないので、
「相手が既婚とわかった瞬間に、それまでの甘ったるい夢は全部捨てろ」
という常識を広めたいのや。
これは別に男女問わずの話だが、広く一般に「男側が既婚、女側が独身」のケースが多いので、
「男側が加害者ってことか」みたいに受け取られるかもしれんな。男女逆でも当然同じことです。
福原愛と不倫相手だって、上原多香子と不倫相手だって、彼らの中ではふわふわした夢の中で自己正当化できているはずや。
客観的には「全てはまず離婚してから」しかないはずなのだが、そこまで覚悟決めて現実に向き合える強さが既婚者側にはないのや。
だってせっかくの現実逃避のための不倫なのに、シビアに覚悟決めて現実に向き合うって、矛盾してるからね。
俺はカロリーナ氏を悲劇のヒロインだとは思わなくて、よくそこらにいるような、恋愛脳で気が狂ったアホだと思っている。
それを前提に、一部にレスをすると、
>また、「そもそも前田夫妻はインスタ相互フォローであり、奥さんのインスタの方で仲睦まじい写真が多くUPされている。タグ付けもされているから検索も容易。これで最初は既婚者と知らなかったとは信じがたい」という指摘も存在する。
その指摘を見ていないのでアレだが、恋愛脳で気が狂った人間は、何もかもを自分に都合よく解釈する「恋愛脳バイアス」がかかる。
ベッキーは「川谷夫婦がすでに破綻しており、すぐ離婚する」という川谷の都合の良い話に全乗っかりしてしまった。
ベッキーやカロリーナがアラサーとかは関係なく、また男女の別も関係なく、
恋愛脳で頭がおかしくなった2人は、常に自分たちに都合よく世界を解釈し、幼児退行して、
「これは不倫とかそういう悪いやつじゃないから。まだ法的に離婚してないだけだから」
と脳に霞をかけて生きているんだよ。
それで、人にもよるだろうが、インスタでフォローしてる人のさらにそのまたフォロー先とかって言うほど確認するやろか?
俺は直接の友人知人のポストは見てるけど、そのまた先のご家族とか全く把握してないからよくわからん感覚や。
まあ仮にちらっと見えたとしても、後ろめたい&現実を見たくないカロリーナ氏は現実を直視する勇気はなかったのではないだろうか。
(ちなみにカロリーナ氏と前田氏も相互なの?そうでないならますます、見てなくてもおかしくないでしょ。都合の悪い現実を見たくないだろうし)
そして前田拓摩の方も、恋愛脳で幼児退行してカロリーナと同じぐらい幼い思考をしていただろう。
いや不倫してる奴らって本当にふわふわしたままごとみたいなやりとりしてるよ。
川谷ベッキーや、鳥羽と広末のLINEだかメールの文面を見ても、現実逃避感が強い。
でも不倫がバレると、一気に甘ったるい夢からさめて現実に向き合う事になる。
不倫相手を人生から切り離し、顔面蒼白で家族に許しを請う事になる。
>次の言い訳「交際が深まるまで既婚者と知らなかった」を真に受けるなんて正気か??? 状況証拠・暴露を加味して判断すれば、最初から既婚者と知って付き合った可能性は相当に濃い。
「最初」をどこに置くか次第だが、交際初期から既婚者だと気づいていた可能性はあるな。
「離婚済みと説明された~」を「事実上離婚状態と説明された~」にすれば、
ほとんどの不倫カップルに該当する平凡な物語に回収できると思う。
本格的に恋愛脳になってしまうと、都合の悪い情報は脳が拒否するようになるのや。
もはや後には引けなくなり、サンクコストというかコンコルド効果というか、
川谷ベッキーケースも、妻を裏切っている状態を受け容れられない川谷が「もう離婚は秒読み段階で、後は手続きぐらいなんだよ」と半分自分に言い聞かせるように説明し、
ベッキーも「なんだ、もう事実上離婚状態なんだ。じゃあ奥さんに悪いとかいうこともないよね!!よかった~」と自己暗示をかけたのだろう。
人間の脳はそのようにできている。
俺の人間理解は「人間そんなに強くないので、自分の悪行を引き受けられない」という立場であり、
カロリーナ前田カップルもまた不都合な現実から目をそらしつつおままごとをしていた可能性が極めて高いと思う。
なぜなら大半の不倫はそういうものであるからだ。彼らもまた平凡な俗人だとみなすのが合理的ではないか。
不倫カップルが「世界に一つだけの物語」と錯覚しているものの正体は、ごく凡庸で典型的な不倫でしかない。
後世のためにも、「恋愛脳で酔っ払って現実から目を背けつつキラキラ不倫する人々」に事あるごとに冷たい水をかけていきたい所存だ。
俺は「狡猾なおじさんが判断能力のない若い女性を騙した」という前提には立っておらず、
>話を本題に移すのだが、あの頃のインターネットをやっているやつは、みんなネトウヨだったと思う。
2chの特亜板とかに入り浸ってた人をネットの全てのように錯覚したまま記憶してないか…??
てっきり「みんなネトウヨだと思っていたが、違った」ってここから目が覚めるのかと思ったら、この前提は動かないらしい…そんなことある…?
美談のつもりなんだろうし、まあある種の美談なのかもしれないけど、前提からおかしいから腑に落ちない…
サブカルチャーお約束で言えばいわゆる古典的な「不良がちょっとマトモになっただけでべた褒めされる」状態というか、
元がズレていたのが少し良くなりましたは美談なの…?
バンドリ、正確にはBang Dream!プロジェクトは、ガールズバンドを題材にブシロードが展開するメディアミックスコンテンツだ。
とこのあたりはチャキチャキ行きたいのであとは各自調べてください。
スマホゲーを中核にしつつ、アニメ化とか音楽とかいろいろあるわけだが、一番のキモはリアルバンドということになると思われる。
文字通りというか何というか、リアルのバンドである。キャラクターを担当する声優さんたちが楽器を練習してバンドを組んでライブをするという、そういう感じだ。
この流れの中で、昨年リアルバンドの活動開始とともにテレビアニメシリーズ『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』が放映されたのがMyGO!!!!!(以下マイゴ)というバンドである。
『It's MyGO』については、もう全員見ているであろうから話の大筋は割愛する。平たく言えば「気まずい『けいおん!』」である。
ともかく、今にして思えばこのテレビシリーズが始まりだった。バンドリのアニメシリーズ自体は以前にも3シーズンばかり放送されており、目を通してはいた。が、ハマるということはなかった。「ふーん、いいじゃん。」と渋谷凛程度のテンションで受け流していた。
ところが今度の『It's MyGO』は違った。端的に言えば、わかる。これに尽きる。劇中で次から次へと起こるいざこざは、バンド経験者であれば、馴染み深いとまでは言わなくとも身に覚えのあることばかりだ。そもそもバンドマンなんて人格に問題を抱えた人間の方が多い。それが群れてひとつの目的に向かおうというのだから、揉めるこじれるは必然と言える。現実には、結束バンドや放課後ティータイムのように円満な関係のバンドのほうが珍しいはずだ。
そして何より、バンドは終わる。99.9%のバンドは、とくに売れることもなく、ライブを成功させる(何を成功とするかは難しいが)こともなく終わる。マイゴだって一度は最悪の形で終わりを迎える。だがそこからだ。大きく話題になった10話のライブ回。「終わったバンド」の先を描くファンタジー。泣いた。泣き散らかした。なんというか、過去の私が救われたような思いがしたのだ。『ラ・ラ・ランド』のクライマックスのようだった。
youtubeのマイゴチャンネルで情報をチェックするようになった。新規楽曲のMVがチャンネル上で公開されていたのがきっかけである。アニメ終わったのに新曲出るんだ、と思ったのを憶えている。
そうやって過去楽曲のMVまで漁っているうちに、画面端に目が留まった。
話が逸れるようだが、ここでインターネットのコツについて書く。youtubeの関連動画を見るな。というのがそれである。猫動画を見ていたら関連動画にハムスターの共食い動画が現れたことがあった。関連動画を見ていいことなんてひとつもないのである。私が数ヶ月前の自分に何かアドバイスできるなら、youtubeの関連動画を見るな、と必ず言うだろう。
同じバンドリプロジェクトの別バンドの、リアルライブ映像だった。RAISE A SUILEN。以下、RAS。
音楽的には全く好みでなかった。マイゴがクリーンヒットするくらいだから、私が好きなのは直球のギターロックなのである。アジカンとかイースタンユースとかアンディモリとか、そういうバンドなのである。
RASの音楽は、好みと全く違った。が、好みでないがゆえに、俯瞰で分析的に見られた。そして思った。演奏力、ヤバい。
特にドラム。全員巧いが、特にドラム。叩くマスキング役夏芽氏のドラムは、完全にパワータイプである。ビスケット・オリバとか花山薫とか好きな人なら多分好きである。四つ打ちのシンプルなリズムに我慢ならんとばかりに無限にフィルが入ってくる。打点がよほどいいところを抜いているのか、バンドとしては重心低めの音像にも関わらず、ドラムの音が小気味いいほど抜けてくる。かつ重さもある。そして常に笑顔。普通あんなドラムを叩いていれば虚無顔か仁王顔になってしまうと思うのだが、めちゃくちゃ抜けのいい笑顔で叩いている。怖い。あと髪型がかっこいい。東京リベンジャーズに出てきそうな髪型である。怖い。
しばらくはRASにハマり、ブックオフオンラインでアルバムを買った。当然、特典ブルーレイ付の初回盤である。
ここで、バンドリシリーズのCDの特殊な形態について少し説明しておく必要がある。CDには、たいてい【通常盤】とブルーレイ付の【初回盤】が存在している。なんだ普通じゃんと思われるかもしれないが、特殊なのは、このブルーレイの方が「本体」であるという点だ。ブルーレイには、基本的にバンドのライブ公演が一公演まるごと収録されている。そのブルーレイの分、通常盤と初回盤の間には価格差がある。たとえば、シングル盤だとCDのみの通常盤では1,760円(税込)。これに対してブルーレイ付の初回盤は7,810円(税込)である。これがアルバムになると、付属のブルーレイは二公演ぶん二枚となり、価格は通常盤3,520円(税込)に対して初回盤11,000円(税込)となる。この価格差が、ブルーレイが「本体」であると書く理由である。
MyGOのアルバムを購入した時点では、ブルーレイが本体であるということを見抜けていなかったため、私は通常盤を購入してしまっている。今では、中古盤を漁る際でも、必ず初回盤を狙うようにしている。
それはさておきRASである。付属のライブ盤ブルーレイ二枚を鑑賞して、参ってしまった。ドラム、音源よりライブのほうが三十倍かっこいいではないか。
といったところで、脱線に脱線を重ねることにはなるが、バンドリとプロメンバー、ということについて少し書く。
バンドリにおいてキャラクターを演じる声優さんが演奏するのがリアルバンドであると先に書いた。掘り下げると、このあたりは少し込み入った事情がある。RASについていえば、はじめはバンドリプロジェクトの専属バックバンドとして組まれたものであり、ドラム、ベース、ギターというバンドの核を成すパートを受け持つメンバーはもともとスタジオミュージシャンとして活躍されていたようである。いわば演奏のプロ。演奏がうまいのは当たり前と言ったら失礼になるが、むべなるかな、である。
このあたりの事情について、もうひとつ、注目すべきことがある。こうした、スタジオミュージシャン出身のメンバーも、自身の担当パートのキャラクターに声をあてるのである。私としては、ここのところをとても面白いと感じている。彼女らは演奏のプロであるが、声優としては(はじめの時点では)アマチュアである。翻って、本業声優のメンバーについて考えると、彼女らは声優のプロであるが、演奏についてはアマチュアである。この交差が面白い。声優メンバーの演奏技術の向上と、ミュージシャンのメンバーの演技力の向上。後者についてはスマホゲームやアニメシリーズでよく確認することができる。再三触れているRASの夏芽氏などは、もはやキャラクターとしても堂に入ったものである。
RASのライブ映像にどっぷりと浸かった私は、気付けば他のバンドのライブ映像もアーカイブを掘って追うようになっていた。
見ていて、面白いことに気づく。バンドリのリアルバンドでは、技術的な要点はリズム体に置かれているということである。
一応のシリーズの顔であるPoppin Partyで全体の演奏をリードするのはバンドマン上がりのベーシスト・西本氏である。ベースをかなり低めに構えた独特のフォームで激しいパフォーマンスを披露して客席を強烈に煽る姿は、演じるキャラクターとのギャップに少し笑ってしまう。
Poppin Partyと対になるRoseliaでその役を担うのはドラムの櫻川氏だ。ツーバスを主軸にした手数の多いド派手なスタイルで、バンド全体を牽引する。最初見て「この人もスタジオミュージシャン出身なのかな」と思っていたら普通に声優さんだったので、少し引いた。
バンドというものは、リズム体さえしっかりしていればそれなりに聴けるものになる。そういう点を押さえた上で、どのバンドにおいてもリズム体には力を入れるディレクションを行っているのではないだろうか。
という流れで、もっとも後に触れたリアルバンド、Morfonica(以下モニカ)の話をする。
モニカについては、番外編除くアニメシリーズには未登場だったのもあり、ここに至るまで知らずにいたバンドであった。
ライブ映像をまず見ての感想は、なんだかちぐはぐなバンド、である。
特徴となるバイオリン。バイオリンについては恥ずかしながら知識がなく、技術的なことの細部については分からない。ただ、だからこそ、バイオリニストAyasa氏が凄まじく巧い、ということは分かる。いや、モニカのライブ映像を見れば、誰もがそう思うはずである。どんな素人でも分かる凄さである。それぐらいに並外れている。パート的にはリードギターの役割を担い聴かせる激しい演奏は、間違いなくこのバンドの華であろう。ミラ・ジョボヴィッチか?と言いたくなるようなビジュアルも含め、強烈な引きを持ったスタープレイヤーである。
それにドラム。叩くmika氏は夏芽氏とは別ベクトルの超絶ドラマーである。繊細でテクニカルなタイプで、刃牙では烈海王が好きだという人などは恐らくピンとくる音なのではないだろうか。mika氏のプレイにあって、ことにスネアにおけるニュアンス付けは卓抜している。スネアロールの中でのアクセントの位置付け、クレッシェンド、タッチは自在であり、音だけ聴けば口径も材質も違うスネアが四つも五つも並んでいるのかと錯覚するほどである。スタンダードなスクエアなリズムの中に三連系や五連符のフィルをさりげなく滑り込ませるようなプレイも多く、いわゆる「うたう」タイプのドラムとして実に聴きどころが多い。
やはりというか、この二名はもともとプロのミュージシャンであったようだ。演奏は彼女らが引っ張っていく形になるが、ライブ映像の印象は、ギター・ボーカル・ベースはそこに必死についていっているというものだった。演奏がよれたり躓いたりするのを見て失礼ながら「本当に演奏しているんだなあ」と改めて感じた、とそんなような演奏である。
プロジェクト内の他バンドに比べてやけにこなれていないこのバンドに、なぜだか興味が湧いた。
youtubeのバンドリチャンネルを掘っていて見つけたのが、モニカの活動初期ドキュメンタリーシリーズ、「Morfonical」である。バンドの結成から練習、はじめてのイベント出演、単独ライブまでを追う。これが順風満帆とはいかないスタートである。初ライブではライブの開始時にイヤモニにトラブル。ギター直田氏は自らの音が聴こえない状態で一曲目を演奏していたようである。これは目隠しをして絵を描かされるに等しい。演奏に慣れない中、いきなりの大舞台でそれなのだから、恐ろしすぎる。トラウマになってもおかしくない。そんなこともあって、この初ライブはメンバーにとって悔いの残るものになったようだ。ことに悔し涙を流すベース西尾氏と、「自分が全体を見る立場なのにメンバーの不安に気づいてやれなかった」と語るmika氏が印象に残った。それを経ての猛練習と、続く単独ライブ。そこにはドラマがあった。そうした物語込みで見ながら、モニカに対する印象は変わっていった。当時、ギター直田氏とベース西尾氏は「モニラジ」としてyoutube内ラジオを放送しており、これのライブ前後の回、及びにAyasa氏とmika氏のゲスト回にて、ライブにかかる心境を詳しく語っている。
この頃、私はバンドリプロジェクトの中心となるスマホゲーム『ガールズバンドパーティ』にも手を出し始めていた。マイゴのストーリーイベントが公開され、アニメシリーズの先の物語が語られ始めたためである。このゲーム内ではモニカのストーリーも詳しく語られることになるのだが、これを語り始めるとまた際限なくなってしまうので、詳しくは触れない。ただ感じたのは、モニカのストーリーは、バンドリにおける特殊な物語構造──キャラクターたちの物語とリアルバンドの物語の交差──を強く推し進めたものだということである。ミュージシャン組であるAyasa氏とmika氏のキャラクターを演じるという意味での成長、声優組である進藤氏、直田氏、西尾氏のミュージシャンとしての成長、これが交差してモニカという存在の強度を増していく──そういう物語である。少なくとも私にはそのように感じられた。
『エンターテインメントを止めない!~バンドリ! コロナ禍の軌跡~』という特番をyoutube内バンドリチャンネルにて全編視聴することができる。
特に2021年から22年にかけては、ライブの規模縮小、イベントのキャンセルなどかなり活動を制限されたようである。
最近になって、コロナ禍を経ての直近のライブ映像が幾つかアップされている。その中でモニカの最新のライブも見ることができた。
実によくまとまった演奏であった。声優組のパフォーマンスは見違えて堂々とし、演奏ミスもほとんどない。ミュージシャン組のふたりの音もより自由にのびのびと奏でられていた。
そこまでにあった物語を思って、すこし涙した。
CD初回盤付属のライブ映像もそれなりの数を見てしまって、あとは実際に見るしかないかなと思い始めている。
場の雰囲気を思うと、怖くもあるが、なんだか楽しみでもある。
かと言ってどうせろくでもない理由(しかもかなり使い道を特定した)で散財したんだろwって決めつけた内容のブコメの多発にはかなり面食らったのだが……
さすがに予断が過ぎると思うし書き込む前に一呼吸置いた方がいいのではくらいの決めつけであれここヤフコメだったっけ?と思った
めちゃくちゃ見下し感情強くない?
そもそも給与が安くない=件の保育士が私の想像したとおりの散財をした証拠であるとはならないだろ……
ブクマカって元々こんな感じ?初めてここへ来た時にはもう少し冷静な人が多いと感じていたけど錯覚だったのかな……
現実の事例を知っていたとしても、ニュースの件がそれらとは違う個別の件であるから常に同様ではないというのは単なる事実と思うのだが……