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はてなキーワード: 鋭利とは

2022-01-15

紹介できる企業ありませんって新卒エージェントに言われた

紹介できる企業ありませんって新卒エージェントに言われた。

社会人やってから大学入った身なんだけど、俺のような特殊経歴はお呼びではなかったようだ。

そのエージェントで扱ってる企業多様性のある人間を一切受け付けてないのか、紹介する側として論外扱いされたのかは分からない。今後のためにも聞いときゃ良かった

まぁこういうの使えたら楽だなぁって軽い気持ちでやったら鋭利刃物でぶっ刺されたんで、俺のような特殊経歴の持ち主は気をつけろよな!!!

以上。

2021-12-01

久しぶりに泣いちゃった

おじさんだけどもいくらけつ毛を剃ってもすぐみっちり生えてくる

しかも剃った直後は毛先が鋭利アナル周りに突き刺さって痛い

うんこふくとうっすら血が出てる時もある

こんなん泣かずにいられないだろ

2021-11-12

肩甲骨の逆襲

私は肩甲骨

背中にある骨で、羽のような形をしている。割と大切な骨だと思っている。

最近その私を剥がそうとする輩がいる。肩甲骨剥がしと称して、私を剥がそうとするのだ。

今も整体師だか何だかしらない男が、私を思いっきり剥がそうとする。

「これが効くんですよ~」

などと言いながら引っ張ってくる。私は必死で剥がされまいと頑張る。

そうだ。全国の肩甲骨はこうやっていつも剥がされまいと必死努力をしているのだ。

ただ時々気を抜いた瞬間にもっていかれる時がある。

「あっ!」

やってしまった。少し気が緩んだ瞬間、私はその整体師にもっていかれてしまった。

私の母体である男性は痛い痛いと叫ぶ。右手ブランブランと揺れている。そりゃそうだ、肩甲骨剥がしたんだから

だが私の方は問題ない。私は骨なので、折れない限り痛みなどは感じない。

ただ問題母体の男だ。このままでは危ない。

「お客さん、大丈夫ですか!?

大丈夫ですか、ではない。お前がやったんだろう?お前が私を剥がしたんだろう?犯人被害者心配してどうする。

まあしかし、このままでは私も危ないかもしれない。だから私はギュッ母体の体へ戻ることにした。

「あ、手が動く!」

母体の男は生気を取り戻したようだ。危ないところだった。

「そ、そうでしょう?これが効くんですよ~」

なんだこいつは。私がもとに戻らなければ一大事だったぞ。これだから整骨院とやらは信用ならない。

病院を後にした後、私は友人の肩甲骨通信をした。

肩甲骨無線ネットワークで繋がれており、別な母体肩甲骨通信ができるのだ。

「さっき、剥がされてしまった。うかつだった」

「まじで?俺もだよ。最近新しい肩甲骨剥がしがあるらしくてさ。You Tubeでも拡散されてるし、困ったもんだよ。

俺も危険だってYou Tube通報はしてるんだけど、なかなか削除されなくてさ」

あいつらは、『肩甲骨を剥がすというのは比喩だ。本当に剥がすわけではない』と主張しているが、比喩であるなら剥がすという言葉は使うべきではない。

それに実際私は剥がされたのだ。これは肩甲骨に対する虐待いじめ犯罪ではないのか。私は徹底抗戦するつもりだ」

「いやいや、やめとけ。整体師は筋力あるからな。肩甲骨だけじゃ戦えないよ」

「ではどうしろと?」

尾骨と組む」

「できるのか?」

あいつら、尻尾じゃないのに『尾』なんて名前を付けられて不満を持ってるからな」

「なるほど」

「あと、恥骨。恥ずかしいなんて名前を付けられて、かなり怒っている」

「同情を禁じ得ないな」

「あとは脊髄あたりが味方になってくれたら勝てる見込みはあるんだがな」

脊髄あいつは無理だろう」

「だよな、あいつは脳とも手を組んでるから。仕方ない、肩甲骨尾骨恥骨整体師と戦うぞ」

「勝てるのかな。不安だ」

決戦の日。

全国の肩甲骨尾骨恥骨同盟を組んだ。

そして私はあの整体師がいる整骨院にやってきた。

整体師がいつものセリフを吐く。

「さーて、では肩甲骨剥がしますか」

なにがさーて、だ。今からお前は地獄行きだ。

さあ、尾骨、頼んだ。

「あれ、お客さん、なんかあなたのお尻から出てますよ」

「えっ。あっ尻尾が生えてる!?

尾骨のやつ、やりやがった。尾骨尾骨を呼ばれているから、そんなに言うなら自ら尻尾になってやるよ、ということか。

「せ、先生あなた尻尾、生えてます!?

そうだ、これは全国で同時展開している。一斉にやってこそ効果がある。

さあ次は恥骨だ。

「あれ、なんだか、腰回りが……尖ってきてる!」

いつも恥ずかしいと言われていた恥骨は、鋭利な骨となり外界へ飛び出した。

なんてスタイリッシュ恥骨。もう恥ずかしいなんて呼ばせない。

よし、最後は私だ。

肥大化して、外へ飛び出してやる。

「せ、背中からなんか出てきた!?は、羽!?羽が生えてきてる!」

「そうだ、羽だよ」

「えっ羽から声が聞こえる!」

「おい、聞こえるか、私は肩甲骨だ。いつも私を剥がそうとしてきただろう。その報いだ。

私は肥大化し、羽に変化した。もうお前らの剥がす肩甲骨はない。私を剥がしてはならない」

「な、なんということだ…」

尻尾が生え、恥骨が尖り、羽が生えた。見ろ、世界中人間が変化しているのだ。

報いだ。勝手尾骨という名前を付け、恥ずかしい呼ばわりし、剥がそうとした罰だ!

もう取り返しはつかない!一生、尻尾と羽を持った生物として生きるんだな!!」

そう、これが新時代の幕開け。鳥人時代の始まりだった。

骨肉を争う地獄が今始まろうとしている。

プロローグ終わり。次回「肩甲骨VS脊髄」)

2021-11-01

anond:20211101141409

コストの代わりに「鋭利な物で人を刺す」という心理的障壁は高くなるけどな

痛みを共感やすい物は使う方もそれに引きずられる

銃より刃物のほうが行動を躊躇する人が増えるという統計もある

包丁なら前に押し出すだけでだれでも殺せる

殺すまで深く刺すって薬、アルコール、興奮で抑制を外すとか、教育意識を変えるとか、元々共感能力の低い人間とかじゃないと難しいぞ

2021-09-28

信頼で成り立っている関係

例えば、猫ちゃんて、爪も歯も鋭利運動神経とかもヤバいから、本気出したら人間を血みどろにできるし、赤子くらいならやすやすと仕留められる。

でも、人間は長年の経験で「猫ちゃん人間に酷いことしないか大丈夫」と信頼して、猫ちゃん暮らしているし、事実凄惨事故はあまり起きていない(たまに起きる)。


同じように、冷静に考えると危険だけど「長年の経過から言って大丈夫だべ」案件て他にある?

2021-09-12

はてな流行らせた言葉ってなんかある?

大体のインターネット言葉ってツイッターか5chでしょ

バブみを感じてオギャるとか絶対増田発じゃないよね

日本死ね」くらいしか思い浮かばない

日本のダークウェブだな



追記:

日本死ね

下方婚

KKO

人殺しの顔しろ

言葉の形状が鋭利すぎませんか……もっと優しい感じのありませんか。ないですか。


5chと書いただけで謎のネットマウントをとられる限界集落はてな村でございます

まともな日常生活送れてないだろおじさん達

2021-08-17

anond:20210817212530

膣に鋭利ブツが刺さって死にかけた話聞く?

2021-08-09

続:世界大戦争芸術

anond:20210809040759

続き

3.ガウガメラの戦い

 ガウガメラの戦いは、紀元前331年ヨーロッパ東方ペルシアにおいて、当時のアケメネス朝ペルシャの本軍と、アレクサンドロス率いるマケドニア軍が激突した戦いである。

 これまで取り上げている二つのいから分かるように、戦争芸術定義は「圧倒的な戦力差、戦略的不利を、指揮官の機転によって打破する」ことにある。このガウガメラの戦いはそのような意味合いで、戦争芸術極致と言える。


 当時ギリシャの一小国に過ぎなかったマケドニアは、アレクサンドロスの父であるフィリッポス二世の尽力によって急速な軍事政治改革を遂げ、瞬く間にギリシャ全土を手中に収めると、フィリッポス二世の死後マケドニアの実権を握ったアレクサンドロスの指揮下、紀元前334年ボスポラス海峡から小アジアへと渡り、東の大国アケメネス朝ペルシャに対し征服戦争を仕掛けた。これが世に名高い東方遠征である

 その後十年の長きに渡って続いた戦いは、アレクサンドロス企図した、アレクサンドロスによる、アレクサンドロスのための戦いであった。

 アレクサンドロスは紛れもない西方世界英雄であり、破壊者であった。当時アレクサンドロス破壊し、虐殺・略奪を行った都市は数多に渡って存在している。


 アレクサンドロスの猛進を前に、時のペルシア王ダレイオス三世ペルシア西岸イッソスにて、王自ら率いる五万以上の軍勢をもって決戦を挑み、敗北した。数的優勢に立ったペルシア軍は川を挟んでマケドニア軍に対峙し、防衛を試みるが、果敢にも渡河を遂げたアレクサンドロスを前に有効機動戦法が取れず、壊走したのである。ダレイオス三世自身が率いるペルシア本軍敗北の衝撃は余りあるものであり、敗戦の後、ダレイオス三世は堪らずアレクサンドロスへと講和を願い出ているものの、アレクサンドロスはこれを一蹴している。

 それから二年、ダレイオス三世アレクサンドロス本隊を壊滅させるべくイッソスの戦いを上回る規模の軍勢招集し、ガウガメラ荒野にてアレクサンドロス軍を迎え撃とうとしたのであった。これがガウガメラの戦いである。


 この一戦のためにダレイオス三世はありとあらゆる準備を重ねた。

 第一に、(当然のことながら)数的優位を築くこと。マケドニア軍五万弱に対して、この時ダレイオス三世招集した軍勢傭兵を含む十万以上であり、つまりアレクサンドロス軍の二倍以上に当たった。この規模の軍隊は当時の兵站で維持可能な最大レベル軍隊と言え、当時におけるペルシア軍の威信の程が推し量られる。

 また、彼らの戦いの数百年の後に行われたカンナエの戦いにおいて、勝敗を分けたのは騎兵戦力の優劣(とハンニバルの用兵)であったことは先述の通りであるが、マケドニア騎兵七千に対してペルシア騎兵の数は一万を超えており、質はともかくとして量においてはペルシア軍はマケドニア軍を圧倒していた。ここにおいても油断は無かった。

 更にダレイオス三世は当時最新鋭の兵器の一つであった戦車チャリオット)を陣中に大量に配置した。これは複数軍馬によって牽かれる戦闘用の馬車のようなもので、車輪の左右には鋭利刃物が取り付けられると共に、車上には弓兵が配置されており、通常の歩兵戦闘において絶大な威力を発揮する筈であった。ダレイオス三世はこのチャリオットの突進力によってマケドニア軍を圧倒しようとしたのである

 また、ペルシア軍は戦場の整備をも欠かさなかった。チャリオットの機動を阻害する石や木の根などの障害物を、決戦の事前に排除しておき、イッソスの戦い(ペルシア軍は閉所にて有効な機動ができず壊滅した)で舐めた辛酸を繰り返すまいとしたのである

 相手に倍する軍隊、奥の手としての秘密兵器駄目押しにその秘密兵器の機動を有利にする戦場整備、限りなく万端に近い準備の上で、ダレイオス三世は決戦の時を待った。


 紀元前331年10月1日ペルシア軍とマケドニア軍の双方はガウガメラの地にて対峙し、戦闘を開始する。

 この時、マケドニア軍の司令官であるアレクサンドロスの立てた作戦シンプルものだった。それは、緒戦から防衛に徹し、敵の隙を見て騎兵突撃させ、敵の本陣を陥れるというものであった。

 言うは易しだが、何しろマケドニア軍とペルシア軍の数的差は一対二であり、言い換えれば、敵軍には五万以上の余力があった。そんな状況で、本来であれば隙など生まれる筈はなかったのである

 開戦直後、アレクサンドロスは全軍を緩やかに右斜め前方へと斜行させる。本来であれば軍隊の斜行は自陣に綻びを生む可能性の多い行動であり、採用されることはまず無かったものの、アレクサンドロス自軍の機動に合わせてペルシア軍の不用意な機動を誘った。案の定、折角整備した戦場から離脱されることを恐れたダレイオスは、三方(正面、右左翼から雲霞のごとき兵数を動員し、マケドニア軍を包囲しに掛かった。


 その大軍王道とも言うべき用兵に対抗するべく、アレクサンドロス自軍純粋な横列ではなく、左翼右翼を折り曲げた弓状に変形させており、この鉤状になった右翼左翼を持ってペルシア軍の猛攻を受け止めようとした。

 しかし兵数の差が決定的であったこから、持久戦となればマケドニア軍の敗北は自明であった。左右のいずれかを突破され、後方にペルシア軍の進撃を許した時点で、マケドニア軍の崩壊は決定づけられる。更には、マケドニア軍正面にはペルシア軍の虎の子であるチャリオット隊の猛攻が迫っていた。


 とは言え結論から言えば、このチャリオット隊の猛攻をマケドニア軍は退ける。

 曰く、マケドニア軍は軍馬というものの持つ本能――顔面鋭利物体(槍など)を突き付けられると足を停めてしま本能や、チャリオット特有の旋回能力の低さを突いたと言われている。つまりチャリオット突撃部隊の散開によって躱し、その後方から弓などの武装によって攻撃を仕掛けたのである。恐らくは事前の情報やこれまでの戦闘からマケドニア軍は対チャリオット戦術を磨き上げており、どのような場面においても遅れを取ることはなかったのであろう。

 これらの柔軟な対応によって、マケドニア軍に対する有効戦果を挙げることのできないままチャリオット隊は壊滅することとなる。


 さらには、マケドニア軍両翼はその圧倒的な数差にも関わらず極めて堅陣であり、容易に抜かれることは無かった。強いて言うならば、アレクサンドロス本人が率いる右翼騎兵に比べ、左翼を指揮するパルメニオン将軍は劣勢を訴えていたものの、それでもペルシア軍の猛攻をひたすら受け止め続けていた。

 ダレイオス三世の予想に反し、戦況は膠着状態に陥る。ダレイオス三世本来であれば本陣防衛に充てるはずであった予備兵力騎兵を動員し、マケドニア軍両翼の騎兵に対する圧迫を増大させようとした。短期決戦によってマケドニア軍を壊滅させようとしたのである


 この決戦から二千年以上もの時が流れた後では詮無い事だが、この時ペルシア軍が持久戦に徹し、その両翼での戦闘を維持し続けていれば、ガウガメラの戦いにおける帰趨は逆になっていたかもしれない。

 しかし、ダレイオス三世はその判断を逸した。

 アレクサンドロス超人的な直感によりペルシア軍の崩壊予知した。右翼防衛に当たっていた自ら率いる騎馬隊を突如ペルシア軍正面へと転換させ、両翼へと予備兵力を割いたために手薄になっている、ペルシア本陣のダレイオス三世を狙ったのである。当時、マケドニアの率いる騎兵部隊、いわゆるヘタイロイ騎兵世界においても有数の練度を誇っており、その突進力は歩兵にとって純粋な脅威であった。ヘタイロイ騎兵の突進により、ペルシア本陣のダレイオス三世位置を告げる軍旗が大きく揺れる。ペルシア軍を支える精鋭である親衛隊は敢然とその侵攻を阻もうとするが、アレクサンドロスの猛進は止まることはなかった。

 やがて、ダレイオス三世本陣の上に翻る軍旗は逃走を始め、アレクサンドロスはその追撃へと移った。ガウガメラの戦いの勝敗はここに決したのである


まとめ

 諸君、私は戦争が好きだ。

 この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大(ry

 参考文献:ttps://www.youtube.com/channel/UC5dzkTCM0Jxnc5widb8arDw

2021-08-03

納豆巻きの海苔鋭利すぎる

必ず唇にひっついて剥がすと血が出る。俺だけ?

2021-07-29

ありきたりではない不平不満がある人は実は多いかもしれなくて、つまり型にはまった不満の方が少ない気がするんだけども、

それを言語化するにあたって知性が追いついてなくて、結局ネットに溢れるのは凡庸に見える意見ばかり。

されど十分な知性があってメディア活躍するような人は韜晦傾向が強く、無難なことしか言わない。

我々には言語化するにあたって手本にできるような人がいないんだ。

凡庸再生産。

ネット意見鋭利に世の中に切り込むことはない。世の中は均衡は保たれる。それを知識人はほくそ笑む。

2021-07-27

anond:20210727225932

野田があまりにも鋭利

体内を傷つけそうなんだよな…。

2021-07-25

[]7月24日

ご飯

朝:目玉焼き小松菜ベーコンの炒め物。昼:焼きそばキャベツの炒め物。焼き鳥ビール。夜:ホットナポリタンサンド(たんにナポリタンを焼いたパンで挟んだだけなんですが、なんかめっちゃ美味しかった、定番にしたいけどこれ食べると野菜が食べれないなナポの具になにかを炒めるか)

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみん。

昨日の反省で家でじっとしてた。

グランブルーファンタジー

古戦場初日は敗北。

ってのはまあ別に良くて、それより倉庫を整理してたら思いの外サラーサの斧が出てきて、あと一箱掘るだけでサラーサの最終ができることがわかった。

45箱目以降は苦行が過ぎるのでやる気なかったんだけど、これは流石にやるか!

ワールドリッパー

TAイベント苦手だわ…… CとDを行ったり来たりで多分結果はD。

上位層の編成はコピれるのに腕前が追いついかないの悲しい悲しいなのだった。

ウマ娘

流石にほぼほぼノーガチャで勝てるほどチャンピオンミーティングは甘くないなあ。全敗ばっかりです。

とはいえアグネスデジタル以外に好きな子がいないし、好き以外をモチベに出来ない派なので悩ましい。

シャドウバース

アンリミをアグロヴァンプで潜ってた。

グロヴァンプクッソ楽しい。最大で9連勝も出来てデッキとのシンクロ率にも高まりを感じる。

鋭利な一裂を引くしかない場面で引くのが一番「カードゲーム」してる感があってたまらん。

勝つとか負けるとかじゃなく、気持ちいいのが楽しい

2021-06-30

未来人はAmazonの箱を開けられる鋭利な爪を持ち、箱を消化できる胃腸を備える。

2021-05-11

anond:20210511162902

女性にとってはセクハラや性被害への嫌悪感を示す言葉なのに、男性にとっては何もしてないのに外見だけで罵倒される言葉、という。

嫌悪感なら不快とか怖いとか自分感情ベース表現すればいいんだよ。キモい相手責任なすりつける言葉なのが悪質(語源的には自分感情なんだけど、現状の意味合い相手欠点の指摘になっている)。さらにそれを声に出して本人に伝えると理不尽攻撃になる。

からいじめに使われるんだよ。たった3文字相手ダメージを与え、相手側に落ち度があると責任なすりつけ、言った方を正当化できる言葉だということは、自分も言われたことがあるならわかるだろ。

実際にJKを殴った犯人にしても、声を掛けた時点で犯人の自認としては落ち度はないから、不快感の責任を負わされたら逆上する。逆上やその後の暴行擁護してるわけではないよ。犯人感情を予想してるだけ。

バカクズ等の罵倒…時には「死ね」すらこんなに問題視されないのに、「キモい」だけがこんなに取り沙汰される理由はここにありそうだ

キモいは他の暴言にくらべてルッキズムによる中傷責任回避意味として乗っかっていることが取り沙汰される理由だと思う。

そしてまたそれが他の言葉よりも鋭利武器として気軽に多用される理由でもある。

2021-05-03

何かと話題に登る生理用品、自分ロリエのしあわせ素肌超スリムタイプパッケージ地味で持ち運びやすいしつけ心地や肌触りも良くて好きなんだけど、股に当たる部分の柄?溝?が前後ハートでそれを線で繋いでるのを毎回使うたびに先端が鋭利な双頭チンポ柄と思って見てしまう。

ダブルチンポに最初気付いた時は一人で爆笑したけど、多分こんなことで笑ってるのは自分だけだしいい年した大人が実生活でこれを他人に対面で言う勇気は無い……。





追記:久しぶりに見てみたら同意してくれてるコメが多くて嬉しい。

最近気付いたんだが、このダブルチンポ柄ちゃんと裏筋もあるんだ。

これはおそらく実物を見ないと分かりづらいので、買う機会がある方は是非買って確認してほしい。

2021-04-07

好きになった人録

当方20代後半の女。惚れっぽい体質で好きな人コロコロ変わってたので、生まれから高校生までの間で覚えてる限りの男を書き出してみようと思う。

5歳頃 幼稚園で同じクラスのIくん

足が速くてドッヂボールが上手い。

めちゃくちゃラブラブ毎日ちゅーしてた。

お父さんが聞いたら泣いちゃうと思う。

小1~2 同じクラスのAくんとTくん

2人ともクラスの大半の女子が好きになるぐらいモテモテだった。

Aくんは高校生ぐらいの時たまたま見かけたけど彼のピークは小学校の頃だったのだと悟った。

Tくんは大人になってから何故かインスタをフォローされたため彼のプライベート現在でも把握している。一時眉毛が有り得んほど鋭利になっていて田舎ヤンキー感満載だったが最近結婚して落ち着いてる模様。

小3~4 同じクラスのKくん

登校時によく反対側の道で見かけてガン見していた。たまに目が合って嬉しかった。

小5~6 同じクラスのYくん

とにかく優しい。修学旅行で同じ班になり、旅行カバンを持ってもらって嬉しかったのを覚えている。

中1 同じクラスのJくん

ルイージに似てる。中学で新しくできた友達小学校時代からJくんと両想いだった知り早々に散る。

ちなみにこの頃、幼稚園時代ちゅっちゅしていたIくんと再開するが、何も覚えてないと言われる。

中2~3 同じクラスのKくん

進撃の巨人に出てくるコニーみたいな見た目。

席が前後最初はよく話していたが途中から厨二病罹患したのかクールぶるようになりなかなか拗らせていたように思う。

中3〜高1 同じ塾のOくん(他中)

ずば抜けて頭が良く、それだけで何故か惚れる。

同じ高校合格し、クラスは違ったがなんやかんやあってメル友となる。たまたま同じ路線で通学していたため駅や電車内で見かけることが出来るだけでときめいてた。友達経由でOくんが私に好意を抱いているらしいと聞かされるが、当時厄介な男に粘着されて病んでおりそれどころではなくなっていた。高1の終わりに向こうに彼女が出来たと知り散る。(後日談あり)

高2前半 同じ電車に乗ってる他校のTくん

県内トップ高に通う高身長イケメン。ただの一目惚れSNSアカウント発見し、監視する。私がネットストーカーの片鱗を見せたのはこの頃。Tくんには美人彼女がいるらしかった。

高2後半 他クラスのHくん

これも一目惚れ。1度も話したこと無いのに惚れた。バレンタインに呼び出してチョコメアドを渡したけど特に進展せず。大学では留年したと聞いたけどその後どうしてる分からない。

高3 同じクラスのSくん

3Dメガネみたいなメガネをかけてた。同じ大学を目指してると知り受験期に話す機会が増え、それだけで惚れた。受験の日の前日、大学近くで一緒にトンカツを食べながらヤマを張った思い出。無事彼も私も合格したが、大学入学してからは疎遠になる……

大学時代から先は、キリがないから省略。


ちなみに中学後半〜高校時代好きだったOくんとは社会人になってからひょんなことから再開し、デートすることになったのだが、学生時代ほとんどメル友状態でまともに面と向かって話したことがなかったためか、いざ遊んでみると「何か違う」と感じ、それ以来誘いは断りすぐに疎遠になってしまった。学生時代、まだ男性との距離の縮め方を知らず、メールだけで舞い上がり、行動に移せなかったことを悔やみつつも、高校時代の甘酸っぱい思い出として彼の存在がずっとあったため、再開できてデートまですることになった時はすごく期待した。期待しすぎたのだ。高校時代の甘酸っぱいフィルターで思い出が美化されていたため、大人になって会ってみたらあれれ……こんな感じだっけ……? となってしまった。



ただの私の思い出話を最後まで呼んでくれた人には申し訳ないが、特に面白いオチはない。ごめんなさい。

ここに書ききれないだけで本当はもっといる。

みんな、ちゃんと生きてるのかなーー?

好きになった人録

当方20代後半の女。惚れっぽい体質で好きな人コロコロ変わってたので、生まれから高校生までの間で覚えてる限りの男を書き出してみようと思う。

5歳頃 幼稚園で同じクラスのIくん

足が速くてドッヂボールが上手い。

めちゃくちゃラブラブ毎日ちゅーしてた。

お父さんが聞いたら泣いちゃうと思う。

小1~2 同じクラスのAくんとTくん

2人ともクラスの大半の女子が好きになるぐらいモテモテだった。

Aくんは高校生ぐらいの時たまたま見かけたけど彼のピークは小学校の頃だったのだと悟った。

Tくんは大人になってから何故かインスタをフォローされたため彼のプライベート現在でも把握している。一時眉毛が有り得んほど鋭利になっていて田舎ヤンキー感満載だったが最近結婚して落ち着いてる模様。

小3~4 同じクラスのKくん

登校時によく反対側の道で見かけてガン見していた。たまに目が合って嬉しかった。

小5~6 同じクラスのYくん

とにかく優しい。修学旅行で同じ班になり、旅行カバンを持ってもらって嬉しかったのを覚えている。

中1 同じクラスのJくん

ルイージに似てる。中学で新しくできた友達小学校時代からJくんと両想いだった知り早々に散る。

ちなみにこの頃、幼稚園時代ちゅっちゅしていたIくんと再開するが、何も覚えてないと言われる。

中2~3 同じクラスのKくん

進撃の巨人に出てくるコニーみたいな見た目。

席が前後最初はよく話していたが途中から厨二病罹患したのかクールぶるようになりなかなか拗らせていたように思う。

中3〜高1 同じ塾のOくん(他中)

ずば抜けて頭が良く、それだけで何故か惚れる。

同じ高校合格し、クラスは違ったがなんやかんやあってメル友となる。たまたま同じ路線で通学していたため駅や電車内で見かけることが出来るだけでときめいてた。友達経由でOくんが私に好意を抱いているらしいと聞かされるが、当時厄介な男に粘着されて病んでおりそれどころではなくなっていた。高1の終わりに向こうに彼女が出来たと知り散る。(後日談あり)

高2前半 同じ電車に乗ってる他校のTくん

県内トップ高に通う高身長イケメン。ただの一目惚れSNSアカウント発見し、監視する。私がネットストーカーの片鱗を見せたのはこの頃。Tくんには美人彼女がいるらしかった。

高2後半 他クラスのHくん

これも一目惚れ。1度も話したこと無いのに惚れた。バレンタインに呼び出してチョコメアドを渡したけど特に進展せず。大学では留年したと聞いたけどその後どうしてる分からない。

高3 同じクラスのSくん

3Dメガネみたいなメガネをかけてた。同じ大学を目指してると知り受験期に話す機会が増え、それだけで惚れた。受験の日の前日、大学近くで一緒にトンカツを食べながらヤマを張った思い出。無事彼も私も合格したが、大学入学してからは疎遠になる……

大学時代から先は、キリがないから省略。

ちなみに中学後半〜高校時代好きだったOくんとは社会人になってからひょんなことから再開し、デートすることになったのだが、学生時代ほとんどメル友状態でまともに面と向かって話したことがなかったためか、いざ遊んでみると「何か違う」と感じ、それ以来誘いは断りすぐに疎遠になってしまった。学生時代、まだ男性との距離の縮め方を知らず、メールだけで舞い上がり、行動に移せなかったことを悔やみつつも、高校時代の甘酸っぱい思い出として彼の存在がずっとあったため、再開できてデートまですることになった時はすごく期待した。期待しすぎたのだ。高校時代の甘酸っぱいフィルターで思い出が美化されていたため、大人になって会ってみたらあれれ……こんな感じだっけ……? となってしまった。

ただの私の思い出話を最後まで呼んでくれた人には申し訳ないが、特に面白いオチはない。ごめんなさい。

ここに書ききれないだけで本当はもっといる。

みんな、ちゃんと生きてるのかなーー?

2021-03-14

anond:20210307110817

切り株映画」とは「人体が盛大に破壊されて血飛沫が飛び散るようなグロテスク描写が売りのジャンル」を指す為の『映画秘宝』による造語です。

そうだったっけ?それじゃスプラッタ殆ど同じじゃない?

切り株映画とは、文字通り切り株状の何かを指していて、それは具体的には人体が鋭利刃物などで切られた断面の事だったって話だったような。要はフェチポルノ的な尺度ですよね。何をイキっていたのかはよく判らないけれど、それが過激でとんがっていると当時彼らは思っていたんでしょう。そちらの気は無いので、私には全く理解不能だったけど。

私は文明人なので、切り株映画個人的興味が無くても「あん下品趣味の悪いホラーは上映できなくしろ。せめて部屋にこもって見てろ!」みたいな野蛮人みたいな事は言いませんけどね。

2021-01-28

進むも地獄退くも地獄地雷ド級を投げてきやがった

今関わっているプロジェクトリーダー報連相皆無のあたおか野郎

自分はそのサブとしてリーダーのケツを半年拭かされ続けてきた。ていうか全部丸投げされて自分が実質プロジェクト回してた。

唯一アイツがやっていた仕事メールでの周知だったが、周りから自分確認電話がひっきりなしなほどに主語と詳細のないメールしか回しやがらない。

それでも上がリーダーにお叱り()しようとすると全部こっちのせいにしやがる。

それが何回もあって、とうとう上からリーダーチェンジが言い渡された。後任は自分

上記のこともあって仕事がちょっぴり増えるだけだとかのんきに思っていたら、あたおか野郎プロジェクトメンバーの誰にも周知していない案件を山程抱えていやがった。そのどれもが進捗0。

それを今日、全部、自分が全容把握していない状態で投げつけてきやがった。

定時前に詳細教えろメールを大量に送ったが、その一切無視して帰宅しやがった。自分の目の前で。

明日持っていくもの鋭利ものにしようか鈍器にしようか迷い始めている自分がいる

2021-01-16

童話

 昔々或る町はずれの家に、二人の姉弟暮らしていました。

 それはそれは仲良しな二人は、何をするにも一緒でした。

 或る日、姉が街へ買出しに行くと言いました。。毎月、1度は帰らない日があり、弟も何も不思議には思っていませんでした。

「いいこと?今日はお家で大人しくなさい。明日には私も帰ります、出来ますね?」

「もちろんさ、姉さん。いつまでも子供と思ってくれては困るよ」

 それだけ約束すると、姉は少量の荷物と共に麓の町へ降りました。

 しかし、弟ももう十つになる歳であります。月に一度戻らない姉に、不信感では非ずとも、興味を抱くのも当然と言えましょう。

 それ故に、その月の姉の帰らぬ日、言いつけを破り弟は姉の後をつけました。

 弟は、姉の姿を追い、その影がとある民家に消えていくのを見届けました。

 その家からは、あたたかな光と談笑、そして絶えぬ愛を感じることが、弟の幼い心でもハッキリと受け止められました。

「姉さんは、僕が毎月一人で孤独で居る中、こんなに温かい家にいたのか……」

 弟の中には、沸々と、裏切られたと思う怒りと、孤独を裏返した怒りのその両方が、湧き上がってくるのを感じていました。

 いつの間にか、怒りに駆られた弟の爪は鋭く、歯は爪のそれよりも鋭利に、そして飛び跳ねるその足はそのどちらよりも際立って『狩り』の為のものとなっていました。

 弟は、それに気付いてか気付かずしてか、姉が入った民家に飛び入りました。

 その爪は、民家の母を裂き、その足は父を砕き、牙は息子を噛み千切りました。

 『狩り』を終えた弟は、ひとたび雄叫びをあげると、闇の中へと駆けて行きました。

 果たして姉は、このことを知り弟を守るための嘘をついたのか。

 弟は、消えゆく理性の中でその事だけを最後に考えて、森へと駆け続けます

2021-01-09

anond:20210109213857

飴ちゃんはなめてると空洞があって鋭利になってる部分で口の中切ることあるね。

しかし、ポテチパン??それはないよー。粘膜弱いの?

かたいものを食べるのが下手

ポテトチップス、揚げ物、おせんべい、トースト、飴など枚挙に暇がないのだけど、とにかく食べてると舌や頬の内側などを負傷し出血する

出血しないまでも、血豆になることも多くカリカリサクサク鋭利食べ物兎に角怖い

一口サイズに切ったりなどの工夫はしています安全に食べるコツはないのでしょうか

2020-12-16

駐車場でクソ男に体当りされたんだよ!

「ゆゆっ! ゆっくりいそぐよ!」

ここは駐車場

東京ベッドタウンであるこの湯栗市ではよく見られる、比較的広い駐車場を持つ総合スーパー駐車場である

とうに秋は終わり、冬の寒気が辺りを覆っている。

その一角、乾いたアスファルトの上を小汚い饅頭がエッサエッサと動いていた。

ゆっくり——俗にれいむ種と呼ばれる品種だ。

冬はゆっくりにとって死の季節。

よほどの無能でない限り巣穴にこもって春の訪れを待つ。

そう、よほどの無能でない限りは……。

「ゆっ! こんなところにくそにんげんがいるよ! れいむがはしってるんだからどいてね!」

溜まっていた有給を一日だけ取ったが、既に半分以上を無為に過ごしていた。

せめて酒でも買い足しておこう。そんな軽い気持ちで家を出る。

午後2時。穏やかな冬晴れの昼下がり。スーパー駐車場

市内の食品工場に勤める鬼威氏は困惑していた。

既にオンボロの類に入る軽自動車から降り、ドアを閉める。

と、視界の隅に動くものが。

ゆっくりどいてね! いますぐでいいよ!」

そう叫びながら向かってくる汚饅頭

「どいてねって……俺に言ってるのか?」

ゆっくりは通常、人間を恐れる。

それなのに突っ込んでくる饅頭

何が目的だ? いたずら? 食べ物? 車でおうちせんげんか?

鬼威氏の脳裏をいくつかの考えが流れ、それから消えた。

(いや、こいつらの考えを予測するだけ無駄か)

そう思い直して、饅頭を見下ろす。

薄汚れたボディ、ボサボサでカピカピの髪の毛、生ゴミよりもみすぼらしいリボン

典型的野良ゆっくりだ。

それでも血色は良い。スーパーの周辺を縄張りとしているのなら、冬でもそれなりに良いものを食べているのだろう。

ぽいんぽいんと、人間ゆっくり歩くほどのペースで跳ねてくる。

先程「どけ」と言っていたが、このままの進行方向ならそもそもぶつかることもない。

彼は、立ち止まったまま行き過ぎるのを待つことにした。

から離れていたずらでもされたらつまらない。

数秒が経過し、ようやく饅頭が通り過ぎようとした、その時だった。

「ゆゆっ! やっぱりくそにんげんにはゆずりあいっのせいしんさんがないんだね! れいむはゆっくりよけるよ! れいむやさしくってごめーんグエッッッ!!!

急に方向転換した饅頭が、鬼威氏にぶつかってきた。

吹き飛ぶ饅頭れいむの口から漏れた餡が、鬼威氏のスニーカーに付着する。

(油断した! 当たり屋目的か!)

ハッと我に帰った鬼威氏をよそに、件のゆっくりは上を下への大騒ぎをしていた。

「い゛た゛い゛ィィィィ―――!! れいむのようきひっさんもしっとするうつくしいおかおがあああ!!! くそにんげんにけられたあああ!!!

叫ぶ饅頭へと向けられた視野の端に、スニーカー惨状が映る。

お気に入りスニーカーが、汚物による生物化学攻撃を受けていた。

鬼威氏の血圧が上がり、血管が浮き出た。

「おいクソ饅頭、お前、なんてことを……」

そう言いつつ、深呼吸をする。

アンガコントロール文明国に生きる人間なら当たり前のスキルを試みる。

まず靴を拭いて、れいむが落ち着いたら一言二言文句を言おう。それでいい。相手ゆっくりだ。

しまずはウェッティを……

くそにんげんンンン!! あやまってね!!!!! ばいっしょうはあまあまさんやまもりでいいよ!! れいむやさしくってごめーんね!」

勝手にぶつかってきた上で、なんという物言い

いくら下等ナマモノといっても、許されない限度というものがある。

いやしかし、鬼威氏の理性はなんとか持ちこたえた。

「ゆっ、なんのさわぎなのぜ? れいむ、どこいってたのぜ?」

まりさ!!」

そこに突如として現れた第三者

今まで気付かなかったが、鬼威氏が車を止めたすぐ隣にみすぼらしい段ボールが置かれていた。

ゆっくりの巣だろうか、中々上手く擬態してある。

その中から、声の主、まりさが現れる。

クソ饅頭はこれで勝ったと思ったのか、さらに横柄な態度になった。

一方まりさは鬼威氏を見てとると、目を丸くして驚いた。

「ゆゆっ、にんげんさん!? ま、まりさなにもしてないのぜ! えっと、えっと、ゆっくりしていってね!」

くすんだ銅のバッジ帽子に付いている。元飼いゆっくりだろうか?

なんにせよ、多少は話が通じそうだ。目元にも怯え以外に、知性の光が見える。

ゆっくりしていってね、まりさ。このゆっくりがぶつかってきたんだ。僕の靴が汚れたんだけど、何故か逆に謝罪を求められて困っているんだ」

まりさは鬼威氏が指差す先を見た。白玉の瞳に、番のれいむが映る。

同時に感じる戦慄。ここで判断を間違えれば、死ぬ

いや、もう既に死は確定しているかもしれない。

そう思えるだけの知性を、まりさは保持していた。

からこそ

「ごめんっなさいなのぜ! そのれいむはまりさのおくさんっなのぜ! まりさはたらくのぜ! おくつをべんっしょうするのぜ? だからいのちだけはゆるしてほしいのぜ!」

全力で頭を下げる。ゆっくり生命など、人間の前では塵も同じ。

息の一吹きで消し飛ばされるものしかない。

「なにあやまってるのおおおおお!! ばかなの? しぬの? このくそにんげんをせいっさいしてね!! いますぐでいいよ!!」

しかれいむは目の前の理解しなかった。

自分を守り、戦い、そしてこのゆっくりしていないクソ人間をぶち殺してくれる存在

まりさをそう捉えていたのに、実際はいきなり頭を下げる始末。

怒りのあまりまりさに飛びかかる。

が、まりさはひらりとかわし、れいむは地に伏した。

別に生命までは取る気はないよ。ただ、れいむには謝ってほしかったんだけど、もういいよ。君が謝ったしね」

鬼威氏はまりさの俊敏性に驚きつつ、そう答えた。

「そういうわけにはいかないのぜ! いま、れいむにもあやまらせるのぜ! すこしだけまっていてほしいのぜ?」

「いいよ。じゃあ、ここで待っているから、話がついたら教えてくれ」

鬼威氏は今日、特段やることもない。

それに今真っ先にやることは靴をきれいにすることだ。

ドアを開け、運転席に横向きに腰掛ける。

ドア裏のポケットからウェッティを取り出して、慎重に餡を除去し始めた。


一方、こちらは巣穴の中。

二匹のゆっくりが向かい合っていた。

「なんでおそとにいったのぜ? えっとうできるたべものはあるのぜ! ふゆさんはさむいさむいであぶないのぜ? あとおちびはどこなのぜ?」

まりさが詰め寄る。

まずは時系列に沿って説明させ、頭を冷やさせようという戦略だ。

れいむはくささんなんかたべたくないから、おちびちゃんとかりさんにいってあげたんだよ! かんしゃしてね!」

「おちびと? で、おちびはどこなのぜ?」

「そうだよ! おちびちゃんがうんうんもらして、あにゃるさんがくさいくさいだからまりさをよびにきたんだよ! おちびちゃんのあにゃるさんをきれいれいしにいってあげてね! いますぐでいいよ!」

まりさは呆れた。馬鹿馬鹿だとは思っていたがここまでとは。

勝手に狩りに連れ出して、そして置いてきたのだ。この馬鹿は。

しかしその子供はれいむの連れ子だ。その上親譲りのあんこ脳。

まりさにはそこまでの情はなかった。

「そんなのじぶんでやればよかったのぜ。まりさはさむいさむいのなか、でかけたくはないのぜ」

冷たく言い放つ。

「どぼじでそんなこというのおおお! れいむはこんっそめさんをたべたかったのになかったんだよ? ぼせいあふれてるんだよ?」

コンソメを見つけられなかったことは今なんの関係があるのだろう?

まりさは困惑しながらも、仕方なく最後の手段に出た。

「わかったのぜ。まりさにさくせんさんがあるのぜ。れいむがあやまったら、そのすきにまりさがにんげんさんをせいっさいするのぜ?」

れいむの顔がパアッと輝く。

まりさは吐き気を抑えるのに必死だった。


ところかわってここはスーパー駐輪場

置き去りにされたまりちゃがぽつねんと立ち尽くしていた。

なんと、れいむはここに食べ物があると思い込んでいたらしい。

当然見つかるはずもなく、無為時間を浪費した後、ここに置き去りにされたというわけだ。

「あにゃるさんくちゃいくちゃいなのじぇ……ぽんぽんさんぺこぺこなのじぇ……さむいのじぇ……くるしいのじぇ……? おとーしゃ、おかーしゃ、どこなのじぇ?」

寒さ、空腹、それから孤独と心細さがまりちゃの身体を蝕んでいた。

冬になってから外になんて出たことはない。それも一人でなんて。

寒空の下乾いた風が吹き抜け、甘やかされたまりちゃの身体を震え上がらせる。

そして寒風は悪魔をも運んできた。

「あ、ちびゆっくりがいる! しかうんこしてる!」

人間の子供。

それも小学3年生くらいの。

即殺ではなく、嬲ることの面白さを知る年頃。

冬休み前の午前授業。解放された野性。

500円玉を握りしめ、お使いに来たのだろう。

なんにせよ、ゆっくりにとって最悪の相手が目の前に立っていた。

しかしそんなことはまりちゃには分からない。

「ゆ! ちびにんげん! ちょうどよかったのじぇ! まりちゃのどれいにしてやるのじぇ!」

決まった。完璧に。

まりちゃの威厳ある宣言に、人間の子供は震え上がり、威儀を正して土下座をしていることだろう。

その姿を想像するだけでしーしーがもれる。

まりちゃは想像現実の一致を確かめるようにゆっくりと目を開く……。

「ゆじぇああああああ!? いたいのじぇええええ!!!!?!?

小学生は指先ほどの小石を拾い上げると、まりちゃの額に押し込んでいた。

特段鋭利というわけではない小石だが、相手饅頭

いとも簡単に肌を切り裂き、餡へと至る。

激痛にまりちゃの意識が飛びそうになる。

が、

「おぼうしさん! かえしてええ!!」

本能はその叫びを優先した。

ゆっくりにとって命よりも大切なお飾り。

それを小学生は持ち上げる。

そして、ビリビリと引きちぎる。

「おぼうしさん!? ゆっくりなおってね!? ぺーろぺーろ……? ぺーろ…ぺーろ……?」

ぼろぼろになったお飾りを治そうと舐めるが、そんなことでは当然治りはしない。

もう二度とゆっくり出来ない。

そう悟った時、まりちゃの餡子の底から、悲しみ、絶望それから怒りがこみ上げる。

「ゆるさないのじぇ……ぜったいゆるさないのじぇ……! ないてもゆるさないのじぇ? ぶっころしてやるのじぇ……おそらっ!?

小学生がまりちゃをひょいとつまみ上げる。

「良いよ別に、許さなくても。でも」

まりちゃを掴む手が離れる。

まりちゃはとりしゃん!」

500円玉カッター!」

500円玉まりちゃの左目を切り裂いた。

そのままボトリと落ちるまりちゃ。

その衝撃で、真っ二つになった眼球がポロリとまろび出た。

「どちらかというと、恨むべきなのはここに一人にした親じゃない?」

小学生とは思えないような慧眼。

が、その着眼の素晴らしさはまりちゃには分からない。

「どぼじで……こんなことをするのじぇ? まりちゃだって……ゆっくりだって……いきてるのに!!」

ドン!!

そんな効果音を心のなかで響かせて、まりちゃの決め台詞が炸裂する。

これで、このクソ人間も改心しただろう。

まりちゃの目を潰した罪を背負い自らの目を潰して、まりちゃに献上するに違いない。

一生かけて罪を償うに違いない!

そんな期待を込めて、再び目を開ける。

「ねえ、まりちゃ? ゆっくり自転車で引っ張ったら……どうなるかな?」

小学生の目に宿る好奇心の光。

まりちゃは自らの運命を感じ取り、震えた。

が、まだまりちゃには奥義——ぷっくー——がある。まだ勝つシナリオはある。

その希望がある限り、まりちゃは非ゆっくり症という救いを得ることは出来ない。

まりちゃはまだ、地獄の一丁目差し掛かったばかりだ。



場面は再び戻って駐車場

一人の人間と、二匹のゆっくり対峙していた。

「ほられいむ……あやまるのぜ?」

まりさがれいむに謝罪を促す。

れいむはまりさが後ろ手に聖剣えくすかりばーさんを持っていることを確認すると、頷いた。

このクソ人間の終わりは確定した。

「にんげんさん……にんげんさん……」

「なんだい、れいむ?」

鬼威氏はニコリと微笑みかける。

幸いなことに、スニーカーの人工革の部分に餡子が付着していたため、きれいに取ることが出来た。

もう許すも許さないもないのだが、まあ謝罪を受けたほうが収まりが良いだろう。

「しねえ! このくそにんげん!! まりさ! いまだよ!このくそにんげんをせいっさいしてね!!」

「……わかったのぜ」

まりさは聖剣を握りしめ、思い切り振り払った。

「ゆんやああああああああ!! れいむのかもしかっさんのようなあんよさんがああああ!!!! い゛た゛い゛いいいいいいい!!!!」

聖剣が切り裂いたのは、れいむのあんよだった。

餡子ボトボトと溢れ出る。

まりさ……どうしてそんなことを?」

鬼威氏は困惑した様子で、問いかける。

れいむは、もうにどとおうちからでないのぜ……。だからいのちさんだけはゆるしてあげてほしいのぜ……! まりさはどうなってもいいのぜ」

それを聞き、鬼威氏はまりさに微笑みかけた。

まりさ、ちょっとこっちに来てくれ」

「わかったのぜ……」

迫りくる巨大な手。

まりさは生命の終わりを予感し、目を閉じた。

が、感じたのは柔らかな感触だった。

「ああ、やっぱり! まりさ、お前汚れているだけで金バッジじゃないか!」

鬼威氏の手にはウェッティがあり、それでまりさのくすんだバッジを拭ったのだった。

流石のまりさも、状況想定外過ぎて理解が追いつかない。

「お前、迷いゆっくりじゃないか? このスーパー張り紙見たぞ」

「えっ……?」

「だから、お前の家、湯ン矢町じゃないのか?」

「そうだよ……! でも、まりさは捨てゆっくりなのぜ。帰る家なんて」

「捨てられたわけじゃないみたいだぞ? お前の飼い主は、お前を探してる」

「そう……なのぜ……?」

まりさの目には涙が浮かぶ

鬼威氏の穏やかな目に嘘はなかった。

「家まで送って行ってやるよ。助手席に乗りな! 安全運転GOだ!」

「わ、わかったのぜ!」

鬼威氏がドアを開ける。

急いで助手席に乗ろうとするまりさの後ろ髪を、何かが掴んだ。

まりさ……! なにやってるの? れいむをおいていかないでね?」

れいむのもみあげだった。

「ごめん……なのぜ!」

まりさはれいむの手を振りほどくと、車に飛び乗った。

「おいてくなああああ!! くそれいいいいいい!!!

「やっぱり、どれいしかおもっていなかったのぜ?」

その目に光るものを、鬼威氏は見逃さなかった。

「よっしゃ出発だ!」

からこそ陽気に、鬼威氏はエンジンをかけると、オンボロの軽自動車ゆっくりと湯ン矢町へと向けた。

彼は酒を買い忘れた事に気付いていない。

このミスから野良ちぇん出会うことになるのだが、それはまた別のお話

今はただ、まりさの心だけを……。



夏の終わり。

蝉の声、陽炎それから日差し

「あついのぜ……まりさは……じぬのぜ?」

夏はどの季節にも増して、ゆっくり生命をいとも簡単に奪う。

「ゆ! おみずさんあげるよ?」

口元に添えられたペットボトルキャップ

まりさはひといきに飲み干すと、少しだけ息を整えた。

ありがとうなのぜ……きみはだれなのぜ?」

「ゆん! のんだね? いまのはけっこんのちかいのおみずだよ!」

後光が指す。

捨てられたと思い込んでいたまりさは、それを受け入れた。

「(ゆふふ、どれいがてにはいったよ!)」

野良はそんなものだろう、と思っていた。

それからは無心に働いた。奴隷のように。心はなく。

冬の審判の日は、まだ遠い。



「ゆ……ゆ……」

3日前より少しだけボロボロになった段ボールの中に、不気味な影が一つ。

なんとか這い戻ったれいむが力なく横たわる。

まりさは手加減をしていた。

それは致命傷にはならなかった。

が、二度と歩くことは出来ない。

れいむはにんげんをせいっさいしてやったよ……! にんげんをあやまらせてやったよ……!」

うわ言が響く。

死のうにも、まりさが冬ごもりのために蓄えた食物は三匹分ある。

本能の勝つゆっくりでは、まだまだ死ぬことは出来ない。

生死の境で、あんこ脳が記憶を次々と書き換える。

人間を吹き飛ばしたこと。人間謝罪させたこと。人間からあまあまをぶんどったこと。人間奴隷したこと

少しでもゆっくりするために、書き換える。

ゆふふ、れいむはステイサムさん!」

半ば死体となったれいむのまわりに、ハエが飛び回る。

フェミーン。フェミーン。

その羽音とうわ言だけが響き渡る異常な空間で、れいむはゆっくりと死んでいった。

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