「「高校で必須科目の金融も大学入試科目に無ければ勉強しない」ような人が「大学に入りさえすれば就職試験で問われない金融知識をしっかり身につけるべく学ぶようになる」って本気で考えてんのかな？」←考えてないと思うよ。三角関数よりも金融経済の方が実生活に沿ってるから、触れる機会多いほうがいいんでないぐらいの認識だろうよ

え？

「高校で必須科目の金融も大学入試科目に無ければ勉強しない」ような人が「大学に入りさえすれば就職試験で問われない金融知識をしっかり身につけるべく学ぶようになる」なんて考えてないけど

「就職試験で問われない金融について大学入試で割合を増やした方がいい」とは考えてるって事？

どうせ就職試験で問われないことなんか碌に勉強しないのに触れる機会増やしてどうすんの？

それが多大な人と金と時間を掛けて行う大学入試改革の理由として適切な内容だって認識なのか？

Permalink | 記事への反応(1) | 06:38

■anond:20220522060354

「こういう「目先の現実的な対応」が長期的に自分たちの首絞めてるって理解してない人が至る所にいるんだろうな。」←2段ぐらい上か

「「高校で必須科目の金融も大学入試科目に無ければ勉強しない」ような人が

「大学に入りさえすれば就職試験で問われない金融知識をしっかり身につけるべく学ぶようになる」って本気で考えてんのかな？」←考えてないと思うよ。三角関数よりも金融経済の方が実生活に沿ってるから、触れる機会多いほうがいいんでないぐらいの認識だろうよ

Permalink | 記事への反応(1) | 06:11

2022-05-21

■anond:20220521230412

まあでも実際問題として、三角関数勉強しなくても生きてけるよな

ただそういう奴らには金融経済学なんてもっと無理だから

某議員はアホすぎるが

Permalink | 記事への反応(1) | 23:06

■anond:20220521225108

前提知識なんだな

例えば、どんな形で金融経済において三角関数は使われてるんだ

何かしら例題的なもんはないのか？

Permalink | 記事への反応(1) | 22:53

■anond:20220521224922

いやそもそも

「よりにもよってお前が代わりに挙げてる金融経済にいるやん、前提知識やん」

って話やん

そういうツッコミよ？

お前クソのはてブ民以下やん

Permalink | 記事への反応(1) | 22:51

■anond:20220521224659

すくなくとも金融経済ならあらゆるところで使うやろ

デリバティブ評価なら微分方程式要るし

時系列やるんでも要るし

統計やるんでも要るやん

Permalink | 記事への反応(1) | 22:49

■anond:20220521224121

金融経済に三角関数が必要なら話は簡単だな

それを説明してくれれば終わりなのに、誰も説明してくれないという

ひょっとして誰も知らないんじゃないか

Permalink | 記事への反応(1) | 22:49

■anond:20220521220121

少なくとも、かわりにあげられてる金融経済を勉強するためには

初等的な解析関数は要るやろ

Permalink | 記事への反応(1) | 22:28

■anond:20220521144058

そもそも金融経済に初等的な数学はいるやろ

三角関数とか指数関数ぐらいは要るやん

Permalink | 記事への反応(0) | 14:43

■anond:20220520231545

金融経済が「生涯を通じた個人のマネープランなどを指すのか（FP的なこと）」として

金融経済の方が生徒個人の将来効用の期待値が大きい（この議員とその親がよいサンプル）
三角関数の方が国（集団）の将来効用の期待値が大きい（社会を支える技術者が増える）

の可能性があると、教育としてどちらを優先すべきかが難しいなと思った。

単に三角関数を学んだ技術者がもたらす社会効用が収入に正しく配分されていないという問題かもしれないが。

もちろん、教育の目的は収入などの将来効用の増加だけではない (i.e. 教養）ということは承知の上で、敢えて効用だけにフォーカスするとという議論だけど。

Permalink | 記事への反応(1) | 14:40

■anond:20220521141322

会計簿記と金融経済は違う気がする

でも、金融経済より簿記会計やった方が食いっぱぐれない気がする…

三角関数より簿記か…

世知辛いのぅ…😫

Permalink | 記事への反応(0) | 14:19

2022-05-20

■「三角関数 と金融教育の優先度」問題について真面目に考えてみた

表題に関する、とある議員のtwitter 発言が炎上している。色々な意見を見てみたが、ベースとなっている議員の財務金融委員会での発言を聞かずに（原典を参照せず）、脊髄反射のように叩いている人もおり、生産的でないなぁ、と感じている。

なので、真面目にこの件について、論点など整理してみた。

財務金融委員会でのやりとり

https://twitter.com/nico_nico_news/status/1527140266943008768

上記は、結構重要なやりとりもカットされているので全部のやりとりを見るには以下の1:51:00～2:06:20までを参照。

https://live.nicovideo.jp/watch/lv336961008

議員の主張（問題意識）

金融教育は大事と考えている。
高校などでも金融教育の充実を図っているようだが、現実問題として、大学入試でのウェイトが低いので軽視されていると感じる。
私自身、三角関数など一生懸命勉強したが、今までの社会生活で一度も活用してこなかった。
三角関数が様々な場面で活用されていることは知っているが、あくまで専門知識であって、高校生全員が学ぶ必要はないのではないか。
私は、全国の高校生が学ぶものとして、三角関数よりも、人生で大いに必要となる金融経済の教育の方が大事だと思っている。文科省はどう考えているか。

文科省の回答

多様化する社会のなかで個人が自らのライフプランを設計できるようにするための金融教育は大事と考えており、公共や政治経済などの科目で取り扱っている。
受験科目は各大学が必要に応じて決めているが、数学と比べて政治経済を試験科目に設けているところが少ないのは事実。
なお、高校での履修について、金融経済は必修（公共）、三角関数は選択（数学II）となっている。

やりとりを聞いた印象

非常に重要なやりとりをしていると感じた。議員の問題意識は理解できるし、それに対する文科省の回答も的を射ていた。
我々（当方 40歳）が高校生のときよりも、より現実への応用を意識した内容の教育が増えているのだろう。自分が受けた教育をベースに現在の教育を考えると感覚にずれが生じてしまうかもしれない。
金融経済は必修、三角関数は選択、という事実があるのであれば、議員の問題意識は半分解決している（受験ウェイトの問題は残るけど）。逆に、この事実を前提にしない的はずれな批判が多いと感じる。

個人的な気づきなど

金融経済と言っても、マクロ経済（日銀の金融政策を含む）のことを指すのか、生涯を通じた個人のマネープランなどを指すのか（FP的なこと）で、内容も目的も大きく異なる。どちらを指しているのかな、と思ったが、最初の文科大臣の回答（ニコニコ動画にしかない）では、後者のことを指した回答となっていた。前者であれば必須とするにはレベルが高いなとは思っていたけど、後者であれば納得。
生活に直結する軽視（？）科目として他にイメージするのは家庭科。大学の試験科目になりづらいのは、大学が学問を学ぶところであって、生活力を鍛える場ではないからだろう。逆にいうと、大学の受験を前提としないような高校であれば、このような実践的な科目を主体とする方向性もありだろう。
個人的にもっと重視してもらいたい科目は地学。日本は火山国家で地震も多いので、どのような仕組みで地震が起こるのか知っておくことはめちゃくちゃ重要。あとは、公共や政治経済で、憲法だけでなく、民法や刑法などの主要な規定も学べると良い（すでにあるかもだけど）
数学に関して言うと、歴史的には、日常生活や職業生活での必要性から発生している。このような実用的な側面を切り離した教育は、数学アレルギーの人を増やし得るのでその点での自省は必要。確率・統計はあらゆる学問でも使われるし、ビジネスでも多用されるのでマストであって欲しい。三角関数は、高校数学全体でランク付けすると優先度は低めの部類に入るかな（少なくとも昔は記号操作やパズル的な要素が強かった印象なので、それが続いているのであれば改善は必要と考える）。

本論ではないかもしれないが

一般論として、限られた資源（ここでは授業時間）について、ある分野（金融教育）により多く割くのであれば、他の分野（三角関数？）への割り当てを減らさないといけない、という視点はごく自然な経営的な視点。国家や企業で、ある分野の予算を増やすのであれば他の分野の予算を減らさないといけない、ということと同じ。文科省的にはどっちも大事としか言いようがないとは思うが、政治はある面で様々な課題に優先順位を付けることでもあるので、この視点は自然（減らされる方の矢面に立った側から無駄な反発を生むデメリットはあるけど）。
代議員は、一般市民の代弁をすることも重要な役割。「三角関数よりも、より生活に直結する金融教育（わかりづらければ家庭科）の方をもっと重視すべきでは？」と一般市民が質問をして来たところで、「あなたが三角関数の真髄がわからなかっただけでしょう」と断罪することはできないでしょう。

さいごに

自分の属性は、国立大学の数学系学科を卒業して現在も仕事で数学をメインで活用して働いている40歳男性です。念のため。

追記

一晩寝て改めて考えてみたけど、

高校の教育課程において、金融経済の学習が必須で、三角関数の学習は選択となっているという事実がある時点で、議員の問題意識は半分解決。なので、これを殊更に取り上げる必要はなくなっている。
残る問題は、大学受験の試験科目に採用されづらいという点。議論をするのであれば、この点をどう改善するか、というところに焦点を絞ったほうが良い。

また、twitterでのその後のやりとりを見ていると、議員の対応の仕方は炎上に油を注いでしまっていると感じる。

学問に優劣と言ってしまっているが、劣に位置付けられた側から大きな反発を生むのは必至。あくまで、全高校生に教えるものとしての優先度に限定しないと、あえて喧嘩を売りにいっているだけになってしまう。
そして、その優先度については、上述のように金融経済は三角関数とは違って必修となっており、少なくとも高校の教育課程上は議員の問題意識に対応した形になっている。
これ以上炎上させるのは、金融経済を充実させたいのか、三角関数を落としたいのかどっちなの？と勘ぐられてもおかしくない状況に感じる。本来は、前者さえ実現できれば後者に拘る必要はない話。