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はてなキーワード: 軍人とは

2024-01-26

バイデンカマラハリス日本人を轢き殺したい

Ridge Alkonis(リッジ・アルコニス)という名前を覚えろ。日本人2人を轢き殺したアメリカ軍人だ。そしてMike Leeマイク・リー)という名を覚えろ。日本に謝れとのたまったユタ州共和党上院議員だ。この殺人犯アメリカに引き渡せと迫ったのがカマラハリスカマラハリスアフリカ人インド人ハーフということで有色人種カードを使っているが人間としてはクズのものである。そんなカマラの背後にいるのが老害バイデン。さっさと死ねCNNというメディアを覚えておけ。Jake Tapperというクソアンカーがこの殺人犯釈放ニュースを祝福した。

いか。覚えておけ。日本人は轢き殺される。米国人日本人を轢き殺しても無罪放免治外法権。この暴挙を許すな。

2024-01-19

anond:20240119125240

なるたるの時は作者が鬱病マックスだったが(強迫観念もすごかったからなんとか完結はできたらしい)、ぼくらのは持ち直した時期の作品からなるたるオチが嫌いでもいけると思う

小金が溜まったので前からしかたかっこいい高級自転車買って運動してたら改善していった

そんで結婚して子供も生まれて今では3児の父

ぼくらのは欝期に考えた鬱シナリオ実行しつつも、だいぶマイルドに改変したし終盤は爽やかさすらある

軍人の娘とか、「あとを継いでくれるような男の子がほしかった」と冷淡な父に最後まで突き放されるシナリオ想定してたらしいが、

不器用なだけでちゃん愛情ある父親に変わり、最後には父に抱きしめられながら逝くし人の親になって情を知った

アニメ主題歌漫画本編に逆輸入された「ぼくらの」

ぼくらのOP主題歌アンインストール」は当時ネット流行ったので、本編は知らないけど歌だけ知っているという人も多いだろう

EDLittle Bird」はOPと同じく石川智晶が歌った

歌詞は「道しるべとなる枝をくわえて その足下に落としてあげよう 向こう岸にいるあの子が迷わぬように」から始まる

原作半ばでのアニメ化のため途中からオリジナルルート突入したが、原作ではその後にED歌詞逆輸入され、作中で歌われた

見開きのページで大きく歌詞が書かれ、おっさんが歌うのである

ぼくらのロボット作品である

15人の少年少女(うち14人は中1、残り1人は小4)が、未知の巨大ロボット契約し、謎の巨大な敵が現れるたびにパイロットとなって戦う

なぜ15人も必要とするかといえば、1回駆動するごとに1人の魂をロボのエネルギーとして消費するからで、毎回子供たちが死んでいく

通常ロボットアニメのロボは数十メートル級だがぼくらののロボは500メートルで、デカイので普通に戦うだけで市井の人たちをガンガン踏み潰してしま

「ロボとの関係子供たちだけの秘密」ということにしていたが、戦闘5回目ぐらいで軍人の娘が耐えられなくなって父に全部打ち明けて子供たちは政府監視下となる

ぼくらの舞台日本だが、アメリカへ反乱を起こして自衛隊ではなく日本軍に変わっている世界である

歌うおっさん軍人であり、30代ぐらいで優しいお兄さんという感じで戦闘随行し、子供たちの世話を焼く

おっさんは「アイドル防衛隊ハミングバード」を見たのがきっかけで軍人になり、若干アニオタ気質がある

後ろの方の戦いで、敵はロボットに多数の針のようなものを刺す攻撃をした後で飛んでどこかに消えてしまった

ロボットは飛行能力はなく後を追えない

やがて、敵はハワイ沖にいることがわかった

針をGPS装置みたいにする能力によってロボの位置マーキングした上で、遠距離からロボをレーザービーム攻撃する作戦だった

ロボ側にもそういう能力はあるが敵をマーキングできてないので一方的攻撃を受ける

コックピット内と外への瞬間移動が可能」「戦闘パイロットは外へ逃げられない」「パイロットは近しい人をGPS装置みたいに遠くにいても認識できる」

このようなルールの上でおっさんが立てた作戦は、パイロットの世話を焼く近しい人であるおっさんを敵のそばに瞬間移動させ、おっさん位置を目印にしておっさんもろとも敵をビームで倒すというもの

そうしておっさんは、露骨マーキングではなく調査班のようなふりをするために他の軍人数十人と共に敵の足元に飛ばされる

おっさんたちを殺さないといけないことに苦しむパイロットのもとに、「なにかのアニメの歌」を歌うアニオタおっさんの声が通信で聞こえる

それが「道しるべとなる枝をくわえて その足下に落としてあげよう 向こう岸にいるあの子が迷わぬように」で、その歌と共におっさん死亡

もう一度アニメ化してこのくだりをやってくれ

2024-01-16

テスト

二次創作を読みすぎて映画の内容と勘違いしている箇所があったらすみません

前提

そもそも腐女子口コミによって爆発的に広まった映画だと考えている。

かくいう私もTwitterpixiv二次創作が大量に流れてくるようになり、映画が気になって見に行った。

映画はよくあるストーリーだったと思う。外部の人間が村の因習破壊するという言ってしまえばそれだけだ。

ミッドサマー主人公たちが普通人間だったため村の因習に取り込まれたが、幽霊族といういわゆるチート主人公相棒になったことで、脱出することができた。

なぜ腐女子に刺さったか

腐女子はあからさまなBLよりも「公式は付き合ってると明言していないが、実は付き合っている」というBL好きな人が多いと思う。

そのためバディ物などは、必然的に男二人の接触回数が増えるため、腐女子人気が比較的出やすコンテンツである

また二次創作をする場合、二人で困難を乗り越えるというストーリー過程いくらでも好きになるタイミング、好きになるきっかけが生み出せるため人気が高い。

私に刺さった部分

最初はいがみ合っていたゲゲ郎と水木が最初は打算的とは言えタッグを組んでいるうちに、だんだん打ち解けあっていったところ。

特に墓場で二人で天狗の酒を飲んでいるところは、仲良くなった!という描写に見えて最高だった。

②ゲゲ郎がめちゃくちゃ強いところ。

戦闘力が高い描写があると、二次創作をする際に問題解決方法暴力を挙げることができるようになる。

③水木がゲゲ郎に頼りっぱなしじゃないところ。

軍人上がりというのを生かし背負い投げしたりゲゲ郎に頼りっぱなしでないため、対等感があってよかった。

メタ的な話

純粋映画流行る前のpixivTwitter流行は、呪術廻戦やブルーロックなど正直長く流行っているものばかりでマンネリ化してきていた。

そこに新しいまだ誰も書いていないネタ(ゲ謎)が飛び込んできたため二次創作を行い、それを読んだファン二次創作理解するために映画を見に行き、刺さった人が二次創作を行いというのが続いているためな気がする。

そして二次創作をするにあたってネタを探すには、映画を見に行かざるを得ず何度も足を運ぶ人が多いのではないだろうか。

結論

マンネリ化していた腐女子界隈の中に意図的かは別としてネタを投げ込んだ形となり、大量に更新される二次創作を読むために映画に足を運んだ腐女子が多いと考えた。

2024-01-15

anond:20231201185216

根本的に勘違いをしている

「郷に入れば郷に従え」でもあるし、それはグンマーならなおのことよく解ってそうなものだとおもうのだが…

まず、「品がない」のは大阪民どうしでもおもう感情である

例えば軍人なら軍人らしい性格があるように、「そういう人しか来ない所」で勤めているからそればっかりしか遭遇しないのではないか、だいたい上手くあしらって機嫌良くさせてやっているのだから、いやアナタそれもうわかってますよね?である

また、安易に「人情に篤い」というが、それ今の江戸っ子()に通用すんの?と同じく、勝手に拵えた概念現代大阪民に当て嵌めようとしても困る、落語とおなじで古典芸能やせいぜい戦前くらいまでしかない人情噺の世界など大阪でなくても有るわけ無いじゃないですかーファンタジーですわ時代劇ですやん

せいぜいが東京都市部と比べれば見ず知らずの他人に対してやたら人懐っこいぐらいだろう

そう、ここである

元増田愚痴る彼らのアレは、人懐っこさの発露なんである

(いやよう知らんけど)

2024-01-14

中国台湾統一必要なこと

つい先日、台湾総統選が行われた。

政治のことはよくわからないが、中国台湾一国二制度をやめ、省の一つとして制定し、台湾を含めた「一つの中国」の実現を目標としている。

一方台湾は、中国とは全く別の独立国として建国したいという目標がある。

中国では抗日戦争ドラマ映画には悪い日本軍人が出てくるのはお決まりなのだが、それを手助けする国民党軍もまた決まって登場する。これはもう中国戦争ものといったら外せない登場人物になっている。

ストーリーはどれもお決まりパターンで最終的には絶対的である共産党軍の勝利で終わる、というものであり、勧善懲悪もの教科書のようなものばかりである

そういったドラマに慣れ親しみまた公教育などでも国民党軍の悪事に触れてきている中国人にとって台湾人とは、非国民の後代であるという認識が非常に強い。

それで特に最近は何かにつけて「台湾独立」という話題ニュースを賑わらせており、中国人ならば台湾に対して「中国を困らせる子悪党」という認識を少なからず持っている。

簡単に言うと、中国大陸人は「立派な大人」、台湾人は「悪さをしでかす悪ガキ」であり、中国人としては、悪い大人に騙されている子供台湾)に早く家に帰ってきてほしい、そんな風に台湾に対しての思いがある。

中国庶民レベルでもこのような台湾人に対するレッテル貼り存在する限り、台湾中国からの話に耳を傾けることは到底あり得ないだろう。

先日、中国人の友人からの話が興味深かった。

彼女とある中国人の音楽家と知り合いになって色々と話し込むうち、その人の生い立ちの話になった。なんでも、彼が幼少の頃、両親が国民党であったという理由共産党軍人に●されてしまったが故に、共産党を非常に恨んでいる、というのである。そういった観点中国共産党を見たことがなかった友人にとって、大きな衝撃だったようだ。

もし、国民党軍さえ存在せず中国が丸裸だったとしたら、日中戦争では中国にとってもっと酷い惨状になっていたのかもしれない。

中国が真に台湾統一を目指したいのであれば、共産党を中心とする歴史観ではなく、もっと幅広い視点必要なのだと思う。

2024-01-11

anond:20240111120024

戦争と同じだな

緒戦で健闘してしまったため政治家国民も「勝てるかもしれない」って淡い期待を抱いてしまい、「不利な講和」という選択肢売国奴として罵られるようになってしまった

戦争では政治家国民熱狂してしまったが、軍人は「戦果に酔ってはいけない前線には恐ろしい現実が迫っている、私はどんな条件でも即時講和を支持する」と冷静だった

2024-01-09

ダウンタウン松本の件で思考実験

「昔はそういうの(権力女性をモノにするような行為)が黙認されていたかもしれないけれど、今は令和なんだからアップデートしないと」って言われてるブコメスター集めてるの見たけど、この訴えって8年前の出来事じゃなかったっけ。

8年前の出来事を今の価値観で裁かれるってこと?

まあ8年前も駄目だったろ、という気がしないでもないが、じゃあもし80年前にレ○プ紛いのことをされました、って訴えがあったら、今回の松本と同じように糾弾されるのかな。

80年前にモデル友達伝いで「軍人さんにお酌するだけだから」って言われてついて行ったらそこは慰安所で、一応逃げ出す自由はあったけど報復が怖くて逃げ出せず、給料ちゃんと出たけど80年経った今、思い出して悔しくなって訴えました、って言ったらみんな同じくらいの熱量擁護してくれるのかな。

2024-01-02

anond:20240102125519

自衛隊人殺し集団だ」「そんなことない!頑張って災害救助してくださってる!」みたいなのって普通に擁護側も軍人としての自衛隊は認めてないんだ…」って感じだしかわいそうになってくるよな。

レギュラーになれないプロ野球選手が「バラエティではすごく面白いんだぞ!」って擁護されてる感じ。

anond:20240102125519

軍人人殺し集団なんて世界常識なのにそれを言ったら炎上とか

この国はどんだけ現実と向き合えない平和ボケ低脳が多いんだって

2024-01-01

anond:20240101145119

戦後ウクライナではドローン技術を手に職として身につけた元軍人さんたちが様々な「そらとぶ〇〇」をビジネスとして立ち上げるんだろうなと想像しつつ一刻も早い平和の訪れを願う。

近代以降の祭神って御利益なさそう

利益を期待して初詣に行くわけでもないけど、何となく明治神宮明治天皇)や靖国神社(戦没軍人)、乃木神社乃木希典)、東郷神社東郷平八郎)は故人を顕彰するための神社って感じで御利益はなさそう。なのになんで初詣あんなに混むのか…。

まだ天満宮菅原道真)や神田明神平将門)の方が1000年経ってる分何かしらの御利益がありそうな気がする。

2023-12-29

銀英伝

これ、ネット左翼が言うような民主主義vs帝国主義とかって話じゃなくて、単に「文人無能軍人は有能」のオタク軍師くん最強世界じゃん。

これ見たオタク民主主義を見下して冷笑系になるのは、「読めてない」んじゃなくて、普通に「読めてる」だろ。

ネット馬鹿自称リベラル左翼は「テクノクラシー官僚主義)」って言葉も知らなそう。

それ、全然民主主義じゃないし。左翼が叩いてるシン・ゴジラと何が違うのか。

単にオタクコミュニティ逆張りリベラルぶってるだけのオタク左翼は本当に駄目だな。

2023-12-26

はてサネタニヤフみたいな「正しい歴史の側」って思ってる狂人はどうすべきだと思ってるの?

だってユダ王国の復活が神のご意識であり正しい国家のあり方だと思っている極右シオニスト政権なんだぜ。

ガザ虐殺も神の意思であり自分が正しい側にいるって認識だぞ。

実際アメリカ停戦要求とかも無視して戦争遂行してるし。

はてなーイスラエル軍が入隊する時どういうセレモニーがあるか知ってる?

マサダ砦で誓いの儀式を立てる。

歴史に詳しい人ならピンとくると思うが、一応解説するとローマ帝国の一部となっていたらユダヤ王国が反乱を起こして、

玉砕したところがマサダ砦なんだ。

ネタニヤフは元軍人でどっかの特殊部隊だったらしい。

だとすれば、この戦争も国の存亡をかけた戦いだと思っていて、国際社会がなんといおうが相手にとどめを刺すまで叩かないとこちらが滅ぼされると思ってもおかしくない。

実際ユダヤ戦争では国が滅んだわけだし、ナチスホロコーストナチスにとどめを刺すまで終わらなかったわけだしね。

はてなーはこういう奴にはどう対処すべきだと思ってるの?

anond:20231226174942

2023-12-25

ガンダムSEEDを見た

映画の影響かアマプラ無料だった

ながら見20話程度まで見たけどクズが多すぎない?

今更ながらだけど一応ネタバレ配慮して簡単に羅列すると


中立地区兵器開発

巻きまこれた学生戦闘積極的関与(ガンダム様式美ではあるが人数が……)

戦闘時に上官の指示・命令に平気で逆らう部下

闇落ちビッチ化とそれを受け入れる主人公

私怨や怒りから民間船を狙う軍人

戦闘大勢決定後の降伏勧告無視して万歳アタックする軍人


軍隊関係リアルさを追求しろとまでは言う気ないけど、もうちょいやりようなかったのかとは思う

2023-12-23

anond:20231223001931

そりゃ軍人捕虜や十数人の民間人人質だったら構わず攻撃してくるだろうなって思うけど数百人の民間人含む(外国籍も含む)人質なんて今世紀で初めてじゃん

「今の時代に」人質後回しで殲滅戦争しかけてくるなんてハマス計画実行者も思わなかったんだろ

2023-12-14

anond:20231214111529

よくあることだろ?

政治家

軍人

アイドル

アメリカ人

中国人

田舎の人

・都会の人

まあ、なんでもいいけど政治的信条だろうとなんだろうと、

すべてを塊として見てない人はほぼいないよ

知識人だろうとどっかに抜けはあるし、実はうろ覚えみたいなケースはかなりある

2023-12-08

はてブブクマカバカすぎて笑っちゃった

裁判官が死んでも代わりがいる」プーチン大統領逮捕状を出した日本人 国際刑事裁判所の赤根智子判事 現在ロシアから指名手配 | TBS NEWS DIG

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/newsdig.tbs.co.jp/articles/-/881659

 

絶賛するブコメだらけだけどさ。

現状「世界支配者」であるアメリカ意向に沿って、アメリカの仲間である西欧オランダ)にある国際刑事裁判所にいる判事が、アメリカ対立する敵であるロシア首領への逮捕状を出して嫌がらせしたって話でしょ。

世界もっとも強い国、権力者の望む通りに動くことに何が立派なのさ。

アメリカ西欧が守ってくれるのわかったうえでの行動でしょ。

本当に「骨がある、気概がある」判事ならそれこそ、アメリカの仲間でありながら国際法違反である「実力による現状変更イスラエル軍による西岸植民地拡大」をこれまで何度も繰り返し、現地に住むパレスチナ人達を違法に追い出し、裁判無しに逮捕拉致監禁)して何十年も拘束したり、軍が民間人居住地爆弾を落としたり砲撃犯罪者でも軍人でもないパレスチナ人民間人大量虐殺(この数か月だけで数万人、子供だけで5千人以上が殺戮されてる)したり、モサドが他の主権国家内で爆殺したり暗殺したり拉致誘拐して自国に連れ去ってるイスラエル首相ネタニヤフに逮捕状を出してみろよ。

それだったら本当に気概がある、覚悟がある、立派だと思うわ。

まあ、アメリカ意向に反したら出世が絶たれるからできんだろうけどな。

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150402/k10010035771000.html

パレスチナ 国際刑事裁判所正式加盟 NHKニュース

https://b.hatena.ne.jp/entry/www.jiji.com/jc/zc?k=201501%2F2015010300028

時事ドットコム:ICC加盟文書国連に提出=イスラエルの「犯罪」提起−パレスチナ

 

↑これを受けても「イスラエル政府関係者への逮捕状」を出してないのが国際刑事裁判所判事だよ。

本当に気概のあって正義の実現にまい進する判事なら、ロシアプーチンへの逮捕状も出すし、同様にイスラエルネタニヤフへの逮捕状も出してるはずだろ。

アメリカの敵にだけ逮捕状を出して、アメリカの仲間へはダンマリスルーなんて、自分地位権限恣意的に使って世界権力者アメリカ)のケツ舐めてるだけのクソやん。

 

みてな、この判事中立であるべき裁判所にいながらアメリカに尽くしたという論功行賞で、裁判官やめたあとアメリカ政府機関なり企業なり政策研究所あたりに厚遇で迎えられるよ。 大川原化工機を摘発した公安警察官出世したようにな。

2023-12-05

anond:20231205212915

どれがダヴーだったか分からんけど、本当にナポレオンジョゼフィーヌ関係メインだったんで他にフォーカスされるような軍人特にいなかったと思う

ナポレオン』観た。

全体的に淡々としてた。それだけにロシア遠征で色調が変わって軍が弱りまくってるシーンやモスクワの焼ける画が印象的だった。

2時間半あったけど冗長さはあまり感じなかった。後妻と出会った直後に息子が産まれてるシーンは特にスピード感を感じた。ジョゼフィーヌとの関係が話の軸になってるにせよ。

戦争のシーンはバリー・リンドンを思い出した。

ナポレオン軍人としていかに有能だったのかは、戦績として提示される部分以外にはよく分からんかった。戦局も押してんだか押されてんだかよく分からない。

ロシアに裏切られた所の戦いでは、氷に沈んでいく敵兵を執拗に映す演出でああ勝ってるんだなあと思った。淡々とした中にそういう心地よさもあった。

ワーテルローの戦いでは方陣を崩せないとか帽子を撃たれたくらいで際立った演出はあまり印象になかったけど、これもうダメだろ……感とナポレオン落ち目がひしひしと伝わってきた。

ナポレオンがなぜ皇帝になったのかはイマイチよく分かってないという話を聞いたことがあったけれど、映画を観て本当にそうなんだろうなと思った。ジョゼフィーヌへの愛がメインで、野心だとか愛国心の背景はあまり描かれない。革命後の国内を収めた戦争キチガイくらいに思ってたけど、そういうハングリーさみたいなのはまり感じなかった。『首』を観たばかりだったので、そういう時代だったんだろうなと思った。

2023-12-01

米軍機墜落→「機械故障だ!」 自衛隊機墜落→「クソ上官の暗殺だ!」

正直、自衛隊の方がヤバイと思うんだよな。

国民からの信頼みたいな意味では。

同じ時期に変な事件があったせいもあるとは言え、国民第一印象が「新入りの上官が遊覧飛行を命じるようなクソバカだったから、元々苛ついてた隊員がヤケを起こして自爆テロをぶっかましたのでは?」になるのはマジでヤバイって。

国民自国軍隊に対しての信頼レベルでかなりヤバイ所まで来てる。

自衛隊でなにかあると「まーたパワハラを苦にした自殺か。まあ自衛隊入るやつが悪いよね―」とか「まーた幹部不祥事か。まあ自衛隊なんて入るような人間はね?」みたいなこと言いまくってたせいで感覚が完全に感覚麻痺してた。

他国軍人が同じようなことやらかしとき報道されるニュースが全く違うのみてようやく茹でガエルになってることに気づいたわ。

なんで真っ先に疑うのが装置故障じゃなくてメンタル故障だったんだよ。

そもそも任務自体がまともじゃなかった」という情報最初に飛び込んでくるのも本当におかしい。

なんで軍用機が飛んでる理由国民から見て理解不能になるんだよ。

兵器運用のあり方としておかしいだろ。

そして説明責任も果たせないままに話が進んだっていう。

もうなにこれ?

自衛隊って本当にヤバない?

パワハラセクハラ飲酒運転キャバクラ経営・着服・横領は人が多けりゃ起こるけど、「上司暗殺疑惑」や「兵器使用用途国民目線意味不明」はマジでヤバイぞ?

オスプレイ墜落の話聞くまでこれをおかしいって感じず「まーた自衛隊かよ」で終わらせてしまっていた俺の感覚ヤバイ

この国じつは結構ヤバイ

2023-11-30

俺が欲しい物: 書いた条件の人物が全員消されるデスノート

ノートに条件を書くとその条件に合致する人物は消される。

例えば「中国人」とか「東京都民のうち、俺に与える害が益を上回る人物」とか。

消された人物死ぬのではなく、人間が十分居住可能惑星へ生きた状態で飛ばされる。

さらにその惑星へ飛ばされた人間監視システムによりYoutubeへ様子がライブ配信される。

しかノートへ条件を書くことによる自分デメリットは無し。

で、俺がどんな条件を書くか。

あたりだな。

と、こうやって思考実験してみれば俺もまだまだ差別主義であることがわかる。お前もどんな条件を書くか想像してみ?

2023-11-23

奥さん」という呼称について

相変わらずジェンダーがどうとかつまらない話が多いので、過去の用例から奥さん」あるいは配偶者呼称についていろいろ考えたいなあ。と思って書きます

勿論、女中などに似ようはないと、夢か、うつつか、朦朧と認めた顔のかたちが、どうやらこう、目さきに、やっぱりそのうつ向き加減に、ちらつく。従って、今声を出した、奥さんは誰だか知れるか。

 それに、夢中で感覚した意味は、誰か知らず、その女性(にょしょう)が、

「開けて下さい。」

 と言ったのに応じて、ただ今、とすぐに答えたのであるが、扉(ひらき)の事だろう? その外廊下に、何の沙汰も聞えないは、待て、そこではなさそう。

「ほかに開ける処と言っては、窓だが、」

 さてはまさしく魘(うな)された? この夜更けに、男が一人寝た部屋を、庭から覗き込んで、窓を開けて、と言う婦(おんな)はあるまい。(「沼婦人泉鏡花、1908(明治41年

奥さん」は、自分配偶者というより既婚女性に対する敬称として用いられています。「女中などではなく」自分夢想する上流階級を思わせる女性奥さん)が誰か分からないが、夜更けに訪ねてきた「女性(にょしょう)」は普通の「婦(おんな)」ではないだろう……という流れですが、この呼び分けは、日本語代名詞の豊かな言語世界垣間見せてくれますね。

奥さん」という語がめちゃくちゃ出てくる小説と言えば、やはり夏目漱石こころ」(1914(大正3年))でしょう。前半では「先生」の妻である静さんの呼称として、後半では先生青年期に下宿していた、静さんの母親呼称として「奥さん」が登場します。この作品は、一人称の語り手による手記の体を(前半後半とも)取っているため、固有名詞を避ける書き方をしており、その結果であると思われます

私はすぐ玄関先を去らなかった。下女の顔を見て少し躊躇してそこに立っていた。この前名刺を取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまたうちへはいった。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。

奥さんらしい人」という表現から、「奥さん」が「配偶者」の意味で用いられていることが感じられます。ただ、自分配偶者を呼ぶ呼び方ではないですね。

 私の知る限り先生奥さんとは、仲のいい夫婦の一対であった。家庭の一員として暮した事のない私のことだから、深い消息は無論わからなかったけれども、座敷で私と対坐している時、先生は何かのついでに、下女を呼ばないで、奥さんを呼ぶ事があった。(奥さんの名は静(しず)といった)。先生は「おい静」といつでも襖ふすまの方を振り向いた。その呼びかたが私には優しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子もはなはだ素直であった。ときたまご馳走になって、奥さんが席へ現われる場合などには、この関係が一層明らかに二人の間に描き出されるようであった。

こころ」は新聞連載ですが、奥さんの初登場は先の連載4回目、その後奥さん先生(夫)の重要なシーンである第8回を経て、この第9回で初めて名前が登場します。この作品先生訪問してきた「私」と奥さんが共に食卓を囲むシーンなどが多くあり、この夫妻は大正当時の一般的夫婦関係よりも幾分現代に近い感じで描かれているように思います

次は、「先生」が若いころ、その奥さんの自宅に下宿をしたとき奥さん母親を「奥さん」と読んでいたというシーンの引用です。(中略があります

 それはある軍人家族、というよりもむしろ遺族、の住んでいる家でした。主人は何でも日清戦争の時か何かに死んだのだと上さんがいいました。一年ばかり前までは、市ヶ谷士官学校そばかに住んでいたのだが、厩(うまや)などがあって、邸(やしき)が広過ぎるので、そこを売り払って、ここへ引っ越して来たけれども、無人で淋しくって困るから相当の人があったら世話をしてくれと頼まれていたのだそうです。私は上さんから、その家には未亡人(びぼうじん)と一人娘と下女より外にいないのだという事を確かめました。私は閑静で至極好かろうと心の中に思いました。

(略)

 私は未亡人に会って来意を告げました。未亡人は私の身元やら学校やら専門やらについて色々質問しました。そうしてこれなら大丈夫だというところをどこかに握ったのでしょう、いつでも引っ越して来て差支えないという挨拶を即坐に与えてくれました。未亡人は正しい人でした、また判然(はっきり)した人でした。私は軍人妻君というものはみんなこんなものかと思って感服しました。感服もしたが、驚きもしました。この気性でどこが淋しいのだろうと疑いもしました。

(略)

 私は未亡人の事を常に奥さんといっていましたから、これから未亡人と呼ばずに奥さんといいます奥さんは私を静かな人、大人しい男と評しました。それから勉強家だとも褒めてくれました。けれども私の不安な眼つきや、きょときょとした様子については、何事も口へ出しませんでした。

「上さん」「未亡人」「妻君」「奥さん」は全て同じ人物を指していますが、それぞれの場所ニュアンスが異なることが分かります。それぞれ「下宿屋の女主人」「(夫を亡くした)配偶者」「配偶者尊称)」「既婚女性尊称)」くらいに捉えるのが適切でしょうか。

かみさん奥さんの用例としては、

そういうわけで、私たちは家の主婦奥さんと呼んでいました。下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変ですが、前にも言う通り、まったく上品で温和な婦人で、どうもおかみさんとは呼びにくいように感じられるので、どの人もみな申合せたように奥さんと呼び、その娘を伊佐子さんと呼んでいました。家の苗字は――仮りに堀川といって置きましょう。(「白髪鬼」岡本綺堂、1923(昭和3年))

…「下宿屋のおかみさん奥さんと呼ぶのは少し変」という言語感覚から、「おかみさん」「奥さん」の使い分けがくっきりと見て取れて面白い用例ですね。この話は、発表は昭和ですが、岡本綺堂明治まれですし、物語時間10数年前(つまり震災前)という設定ですから言語感覚としては漱石の少し後、大正期の中頃を反映していると言った方が適切かもしれません(まあ、それを言うなら「こころ」の場合、おおむね時代明治期の想定と言えそうですが。)

昭和に入ると、「奥さん」が配偶者を指す呼称としてライトに用いられ始めたように思います。太宰はこういう言葉ちょっとしたニュアンスが本当に上手な作家で、次の用例の言葉の使い分けは非常に印象的です。

奥さま、もうすこしのご辛棒しんぼうですよ。」と大声で叱咤しったすることがある。

 お医者奥さんが、或るとき私に、そのわけを語って聞かせた。小学校先生の奥さまで、先生は、三年まえに肺をわるくし、このごろずんずんよくなった。お医者一所懸命で、その若い奥さまに、いまがだいじのところと、固く禁じた。奥さまは言いつけを守った。それでも、ときどき、なんだか、ふびんに伺うことがある。お医者は、その都度、心を鬼にして、奥さまもうすこしのご辛棒ですよ、と言外に意味をふくめて叱咤するのだそうである。(「満願太宰治、1938(昭和13年))

医者が、夫の体の静養のためにセックス禁止して…というちょっとした掌編なのですが、最初の「奥さま」は、医者患者配偶者である若い奥さんに言い聞かせるとき呼称医者の「奥さん」は医者の(やや年配の)配偶者ニュアンスで用いられていますが、地の文での「奥さま」と「奥さん」の使い分けで、雰囲気表現されているのは実にうまいです。

最後に、呼称という点で、最初に見かけてこれは書き留めておきたい(ぶっちゃけこの記事を書くきっかけになった)のがこちら。

 は水の引くように痩せて、蚊帳の中で死んでしまった。死ぬ前「今度奥さんを貰う時は、丈夫な奥さんを貰ってね」と言った。

莫迦、お前が死んだら俺は一生独身でいるよ、女房なんか貰うものか」

 彼は妻の胸に涙を落しながら言った。その涙をふいている内にふと俺は嘘を言ってるのかも知れないと思った。

 しかし、妻が死んでしまうと、彼は妻に言った言葉を守ろうと思った。死んだ人間に対しては、もう約束を守るよりほかに何一つしてやるものがないのだと思った。

(「蚊帳」織田作之助、(初出が調べられなかったのですが、上の満願より少し後の1940年前後だと思います。))

この3つの呼称の呼び分けを、代名詞豊富でない文化圏の人にどうすれば伝えられるだろうなあ、と思ったりします。

さて、蛇足ながら、このエントリを書いた理由について。呼称代名詞というのは、時代によって変遷し、人の心を映すもの。だから、いろいろな意見議論はあっていいと思いますし、そもそも言葉時代ジェンダー観を反映するというのは、取り立てていう必要もないくらい当たり前のことではありますが、そういった、人々の内心の方を変えるのが面倒だからといって、言葉の方に罪を着せるようにして言葉狩りじみたことをするのは、正直「違うんじゃないかなあ」と思います。人々の心が変化すれば、誰が強制しなくても言葉は廃れ、変化していきます。〇〇という言葉を使うな!なんて言わなくても、それが指す事象が消えたり変化したりすれば、あっという間に言葉は移り変わっていくものです。だから、変えるべきことを人々の総意に基づいて粛々と変えるよう努力するのが重要であって、「言葉狩り」みたいな遊びで何か大きな社会貢献を為したような気分になるのは、正直やめてもらいたいなあ、と思っています。そんな感じのことを感じていただけたのなら、この記事を書いた意味があったというものです。ありがとうございました。

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