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2024-04-12

会計士広報代理人大谷を支えるブレーンの誰一人大谷と直接コンタクトできず一平の言葉=大谷言葉だったってこれもう現代趙高だろ…

2023-12-14

anond:20231214154520

でも豎刁とか趙高とか黄皓とか宦官って攻撃性抑えられてませんよね

2022-12-24

anond:20221224172735

しゃあない‥わしがおもろい話したる‥。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。

近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近くは六波羅の入道前太政大臣朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。

2022-06-30

anond:20220630130155

歴史を見ると「トップとの間を取り持つ人間」が権力を持って腐敗することが多いからね~

始皇帝宦官趙高いちばん有名だし、

江戸時代でも将軍政務担当の間に一つふすま置いたら、伝令役が権力持つようになって密室政治になったってこともあったね

2020-05-19

キリンがくる

「上様、これは南蛮より伝来したキリンなる珍獣にござります

「はて、麒麟とはかように首の長いものであったか?」

「弥助の故郷で捕えられたものにござります

「絵で見たものと随分違うておるが。これでは首の長い鹿ではないか。確かに首の長い鹿は初めて見るがこれは麒麟ではなかろう。

かつて秦の二世皇帝に仕えた趙高は、二世皇帝に鹿を見せてこれは馬だと言い張り、周りの者にもそう言わせたそうじゃ。

光秀。そちは首の長い鹿を麒麟と言い張り、わしを馬鹿にしようというのか?」

「めっ、滅相も」

「黙れ! この金柑頭ッ!」

敵は本能寺にあり!」

2020-03-20

馬鹿語源となった故事

始皇帝で有名な秦に趙高という宦官がいた。中国史まれに見る奸臣で、始皇帝遺言を捻じ曲げ太子自決に追い込んだ上、自らの息がかかった末子を傀儡二世皇帝に仕立てて権力を掌握。邪魔になる有力者を尽く処刑し、人民には苛酷な労役を課した。これにより秦全土で反乱が発生、その事実皇帝の耳に入らないよう握りつぶす趙高だったが、反乱軍が都のすぐそばまで迫るに至って隠しきれなくなった。趙高宮中に「陛下、珍しい馬がおります」と鹿を連れてきたのはそんな折のことだった。

皇帝は「何を言う、鹿ではないか」と返したが、趙高はそれを流し「卿らはどう思うか」と群臣に問いかけた。趙高に阿って「馬」と返す者もいたが、「鹿」と返す気骨ある者もいた。「鹿」と答えた者たちは後日、趙高によって全て処刑された。これが「馬鹿」の由来(のひとつ)と言われる「指鹿為馬」である。ちなみに「指鹿為馬」も「道理に合わないとわかっていても無理やり押し通すこと」という意味四字熟語になっている。楯突く者を全て排除した趙高は、ついに皇帝を弑逆した。

本邦の首相は時折ヒトラーになぞらえられるが、むしろ趙高妥当だと考える。小人物が権力を握るとそれを守ることに汲々とし、「指鹿為馬」な真似をする。森友、加計、桜、検察官定年延長。枚挙にいとまがない。

趙高三世皇帝によって殺されたが、我が国国民の半数が「馬鹿であるためどうやら首相地位が揺るぐことはなさそうである

なおこの趙高は『平家物語』において最初に名指しされている国賊である。その鐘の音が「諸行無常の響きあり」と評された祇園精舎だが、現在歴史公園となっており、そんな響きが聞こえてくることも、もう無い。

2019-12-27

後世に裏切り者クズとかギリワンとか色々悪評書かれてる奴って大半が嘘だろ

例えば松永久秀なんて裏切った事もない(ないとは言ってない)のに義理とか忠誠バロメーターが著しく低い扱いを受けてる。

始皇帝時代の佞臣で有名だった趙高なんてボロクソに書かれてるけど実は元趙の王族復讐の機会を狙ってたって説がある

それを見ると趙高の一連の悪行もダークヒーロー的で面白く見える。

要するに酷く書かれ過ぎて却って信憑性に欠けるんだよな。


コードギアスの扇要だってボロクソだけど日本の為に裏切り者を演じてるだけかもしれないじゃん。いやそうに決まった!

2019-11-20

平家物語

祇園精舎鐘の音は、諸行無常の響きがある。沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという物事道理を示している。おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、まったく風の前の塵と同じである

遠く外国(の例)を探すと、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝政治にも従わず享楽の限りを尽くし、(他人の)諌言も気にかけることなく、天下が乱れていることを理解せず、民衆が心を悩ましていることを認識しなかったので、(その栄華も)長く続くことはなく、滅んでいった者たちである

近ごろの我が国(の例を)調べてみると、

引用元

https://manapedia.jp/m/text/2321

2019-09-08

俺の中で「キングダム」が完結した

俺はずっとマンガキングダム」を歴史スペクタクルマンガだと思っていたが、違った。

キングダムヤンキーマンガなのだ

地元都道府県、そして全国の高校のやべーやつらと戦って、全国制覇を目指す。キングダムフォーマットはそれだ。

からオリキャラ史実キャラわず量産型やばいやつが途切れることなく出てくる。「秦六将」とか「三大天」とか「魏火竜」とかは「〇〇高校四天王」みたいな感じだし。

と言うわけで自分の中で整理はついた。

それと同時に、寝る前とかに妄想してた「俺のキングダム」が先日無事始皇帝が死に、次世代英雄たちが顔見せして終わったので、俺の中のキングダムをここに書いて残しておきたい。

いやー、項燕は強敵でしたね…。

主な舞台は3つ

キングダムにはストーリーの軸となる舞台が3つある。

この3つだ。

この3つを経糸に、キャラクターを緯糸にしてストーリーが紡がれていく。歴史スペクタクルとしては標準的な形だ。

そして、主人公の信はこの3つの舞台全てにかかわっているという、まさに主人公らしい立ち位置にいる。

そして、それぞれの舞台で魅力的な人物が多数いるので、何をどうやっても面白くならないわけがないのがキングダムの魅力だ。

史実を見るだけでもやばいやつらがそれぞれにひしめいている。

それを一つずつ解決して、信と政がどんどん力をつけていく。この3つの舞台を上手く使えば、「有名人=とりあえずめっちゃ強い」というヤンキーマンガ文法から脱することも容易だ。

キングダムは非常に優れたフォーマットマンガと言えよう。

ヤンキーマンガ揶揄しているわけではなく、歴史を描くのにヤンキーマンガスタイルは合わない、と言うことだ。

さらに、3つの舞台それぞれにラスボスとなる人物存在することも非常に大きい。

以下、それぞれの舞台登場人物ラスボスを見ていこう。

ドロドロの王家の内情、暗殺劇が楽しめる宮中

原版の「キングダム」でもこの宮中編は極めて面白い。特に弟の2度の反乱のストーリーは素晴らしい。弟君には生きてほしかったぞ…!壁さんはそんなに…。

後宮のドロドロとした問題が、回りまわって政治問題となり、そして戦争に至るという、ある意味で「全ての元凶であることもポイントだ。

そして、そのど真ん中に秦王・政がいるわけで、のちの始皇帝となる彼の胸中にもスポットライトが当たる。ともすれば闇に飲まれる政を救うのが信であり、テンであり、向ちゃんちゃんである

特に信は様々な事件後宮に切り込んだことのある人物なので、後宮と言う閉鎖された環境を大きく振り回す役目も持っている。

そして、政治戦場という表舞台には出てこない、もう見た目からしてヤバい奴らが出てこれるのもこの宮中編だ。

うぉおおおお!角力剛拳

ベルセルクバーキラカ編がめっちゃ面白かったように、キングダム宮中編も面白いのだ。ここぞとばかりに妖術!仙術!奇々怪々!な人外もの共演が魅力だ。

そして、この宮中編で出会ったキョウカイと戦場編、そして政治編を共にしていくという、まさに「裏から舞台に、闇から光にぐいぐい引っ張り上げていく」信というキャラの魅力も存分に楽しめる。

テンは軍師としてではなく、この後宮における諜報活動をメインの舞台にして、趙高と対決しつつ、対外的には山の民との折衝を、内に対しては暗殺者たちの警戒を、そして信が戦場に行っている間の領地経営などをすれば、「テンにしかできないこと」によって信や政をサポートできる。

そして、この宮中編のラスボスはやはりコイツしかいない。

荊軻である

キングダム世界の最強の暗殺者として描写される荊軻は、政、信、テン、キョウカイと物理的に対決することができる貴重な存在だし、中国史上最も有名な暗殺者(だと思う)で、しか人格高潔。また「傍若無人」の語源にもなった男として(語源結構いい意味)、知名度エピソード的にも隙がない。

理想のためには己の手を汚す、歴史汚名を残しても構わないという政に向かって、「そうはいってもお前がやっていることは中華全土の民を苦しめる行為である」と喝破できる暗殺者。荊軻こそ宮中ラスボス

ここに至り、政や信はルァァ!ではなく、筋として、現実的な回答としての「善い国」を目指さねばならなくなる。そして、史実では成功したとは言えない始皇帝の各種改革の意義も、きちんと読者に提示することができよう。

荊軻とキョウカイの戦いはワレブシンなどとは格の違う激戦が展開される。

闇を心に宿す聖王である政と、光を心に宿す暗殺者の荊軻という対比もいい。

荊軻がどのような最期を迎えても、読者に強烈な印象を持たせられるはずだ。

また、結局のところ最後最後まで残る秦国最悪の毒である趙高のヤバさも存分に描くことができる。趙高荊軻の対比も面白いかもしれない。人格最悪の宦官と、人格最良の暗殺者とかね。ベタかもしれないけど。

外交領土経営が楽しめる政治

主人公がどんどん成り上がっていく、となれば、それはもうアメリカンドリーム世界なので面白くないわけがない。

クッソボロい小屋から始まって、村、町、郡、県、そして国政にもさんかする秦国重要人物になっていく様は、政の目線から見ても面白ものになる。

政が初めて信に褒美を手渡したシーンは名シーンだ。家で待ってるテンもかわいい

最初のうちは昌文君の後ろにくっついて国政や外交見学するわけだが、そこにキョウカイも連れて行ったりしたのは面白かったな。

賓客として訪れる各国の重要人物との縁もできるし、そこから戦場対峙するギャップもいい。

しかし何より楽しいのはやはり領土経営だろう。

テンちゃんには後宮での諜報活動の傍ら、こちらに注力していただいて、戦場ストレスを抱えるよりこちらでほのぼのと領地経営をしていただきたい。たまにキョウカイが飯を食いに来るとか。

そのうち王騎の城をもらえることになったりとかね。

秦は法治主義がかなり浸透してるので、その法治主義の利点、欠点商鞅の件みたいな)をひきつつ、では信はどういう国を理想とするのか、政はそのためにどういう王でなければならないかが描き出される。

領地経営を通じて、信は大きく成長し、その経験戦場でも生かされることになるだろう。

なぜ法治国家であった秦が強かったのか。他国との違いは何か、かかすことのできないストーリーになるだろう。

ラスボスはいろいろと考えられる。外交面では斉王だろうが、「国家運営」と言うところまで話が広がれば、丞相・李斯とどういう関係になるかが問題になるだろう。

また、後宮編ともリンクするが、政の二人の息子の問題が大きくクローズアップされる。

政は長男をどう思っているのか?それがキーポイントとなる。

信は王子にどうかかわるのか。

そしてここでは蒙恬も大きな役目を果たす。

蒙恬は知略、政治にも優れたイケメンで、最終的に政の長男を奉じて最後まで行動(史記では批判されているが)し、悲劇的な最期を遂げることになるのだが、そこに至る伏線を張り巡らすにはちょうどいいだろう。

この政治編のサブ主人公蒙恬と言える。李斯趙高に対抗するにはどうするか、王子をどう教育するか。

個人的に、政の長男扶蘇に「おじさん」と呼ばれてめっちゃなつかれる蒙恬が見たい。

しろ扶蘇女の子でもいいぞ。女の子から継承から廃された、とかね。

蒙恬はテンちゃんとくっついてもいい。むしろそれだけの材料は十分にある。

宮中編がトリガーとすれば、政治編は撃鉄と言うことになるだろうか。

そして、全ての決着をつける弾丸となる戦場編に舞台は移動する。

武将の華・戦場

ドンドンドン

誰が至強か!?

ドンドンドン

誰が至強か!?

ドンドンドン!!

 汗 明 ! 

大体このノリでOKだ。文官だった汗明さんがこんな至強に。それがキングダム戦場である

宮中編、政治編とはまたベクトルの違った奇人変人ステージとなるこの戦場編では信には思う存分ルァァしてもらって、キョウカイにはスヒンしてもらえばそれでいいと思う。

ここに関してはさほど言うことはない。みんなが思っているような戦場を思い描いてくれればOKだ。

ただ、ぶっちゃけもうちょっと項翼の格は上げてほしいし、何なら戦国最強の項一族とか捏造して項翼のみならず項翔とか項離とか項飛とか「項+飛翔系」の量産型をそろえてもいいかもしれない。ダメか。

それはともかく、李牧さんには政治編でも活躍してもらえるので、戦場での出番はここ一番まで取っておいてもらって、部下のニンジャマスクには退場していただければそれでいいような気がする。ニンジャマスクはなる早でキョウカイに切り捨ててもらえるとありがたい。

この戦場編でのサブ主人公は王賁と言うことになるだろうか。

ベジータのようないいライバル関係になってほしいところ。

上手く描写すれば王賁とキョウカイがいい雰囲気になる寸前のところくらいまで言っても受け入れられると思うんだよね。

ラスボスは当然のごとく項燕。

カリンさんは政治編でも頑張ってもらえばいいので、やはりラスボスはこのオッサンだろう。

後の覇王項羽のおじいちゃんなので、ぶっちゃけもう項羽として描いてもいいんじゃないって感じはする。歳の問題はあるが。

そして、重要なことは次である

キングダム最大の懸念

「信、イキリ散らした挙句の大惨敗問題

である。みんな心配しているだろう。

でも、これは、割と簡単解決する。

というのも、信が楚に20万(だっけ)で攻め入った時、蒙恬も一緒にいるのだ。

蒙恬=知将+イケメンなので、蒙恬がいたのにそんな無様なことにはならんだろと言う予測がつく。

そして、歴史作品の魅力と言えば、「なぜその人物はそんなことをしたのか」に上手い理由をつけるのが醍醐味

ならば、簡単に「なぜイキリ散らしたのか」に理由がつけられる。

それは、

楚を、項燕を倒すためには二段攻撃必要だったか

OKだ!

楚は国土がでかい長江もある。ゆえに他国からまり侵略を受けていないので、楚の内部の城郭がどうなっているのか、兵士はどれくらいいるのかが全く分からない。

なので、だれかが犠牲になってでも強行偵察&戦力を評価をしなければならない。今秦国が動かせるのは80万しかない。いきなり80万で出て行っても、翻弄されて撃破される可能性がある。

ならば、秦王の最も信頼の厚い将軍である信がその「潰れ役」を買って出て、次なる勝利布石とする!

みたいなことを信の口から言わせれば、信がこれまで経験してきたことで説得力もあるし、王翦ら歴戦の将軍も納得し、一目置かれるだろう。

そうならば、「泥臭いもこなせる」楽華隊を率い、信の親友である蒙恬がついてきてくれることにも全く違和感がない。

王賁もこのころまでにギスギスをやめて、劇場版ジャイアンみたいな感じで送りだしてくれるだろう。

で、決死の強行偵察であることを悟らせないために(朝廷にもスパイ入ってるだろうし)、公的にも、歴史的にも、「信とかい若い将軍がイキって20万で楚を攻める」という体にしておく。

「天下の大将軍になる」という目標の信が、「政の目指す国のために、名誉を捨てる」という、劇的な変化を見られるのだ。

そんな内情を、何となく兵士たちは察したときキングダム冒頭の「李信将軍!」とついていくのだろう。熱い話である

李信一族

歴史を見ると、李信一族は「優秀だが報われない」一族であることがわかる。

李信の子である将軍・李広は武勇を誇るも功績を認められる憤死

その李広の孫である李陵は「あいつは寝返った」と勘違いされ、不名誉を着ることになった。

しか一族は決して衰退することな繁栄しのちの世にまで子孫を繋いでいる。

まり、「報われない一族でありながらも、きちんと評価してくれている人がいる」という一族でもある。

その筆頭が、史記を書いた司馬遷だ。先の李陵を弁護したため宮刑を受けてしまった司馬遷は、「自殺よりも歴史書だ!」と熱い情熱を燃やし、史記を書きとおした。

キングダム李信史記、これが一つにつながるのである

さらに、詩仙・李白李信一族の子孫なのである

李白始皇帝について詠んだ詩があるという話は聞いているんだが、それはまだ確認できていないが、ラストシーン李白に詩を読ませるところでしめてもいいかもしれない。

誰のための大将軍なのか

結局のところ、信が大将軍を目指して走ってきたのは、漂との約束があるからだ。

最初はただの功名心で始まった大将軍の道が、様々な出会いと別れで肉付けされていく。これがキングダムの一番の幹である

そこで、自分の夢を命を預けられる親友、政にであい、道を同じくする。

そして、「政の目指す国を作るための剣になる」ことに目標がほんの少しスライドするのである。その道の先に、名誉を捨てて理想のために戦うという、信の本来の姿が浮かび上がってくる。

李信大敗後、だれも責任を追及しないし、処刑もされないし、子孫は漢の時代からそのあとにも反映している。

それは史書には残せずとも、当時の人は本当のことを知っていたということにできる。

王賁あたりに「信、お前がナンバーワンだ」と言ってもらおう。

エンディング

キングダムがさわやかに終わる可能はどのくらいあるのだろうか。

かなり難しい気はする。

まぁ焚書坑儒については、ある程度行ける。

焚書で焼いたのは、各国の歴史書と、法律の本だ。あと儒教経典

これは当時の世相を考えれば、何とか理解できるような気がする。というのも、ぶっちゃけ中華史上初の統一国家を作る、となれば、強引にでも意思統一しなければならない。

そのために、「俺らの祖先は秦にころされたんだぜ」というような本は廃さねばならなかったろうし、儒教経典については、はっきり言って法治国家儒教邪魔なので、致し方ないといえる。

なんせ、儒教は「徳のある君主統治するなら、法律など不要」「法律なんてものを作ったら、その法律の穴を利用しようとする小物ばかりになってしまう」というものなので。

その代わり、農業書や実用書は焼かれずに奨励されたというしね。

あくまでも実利、実学法治思想での近代的な国家運営を目指した、が、それは時代が早すぎた。という感じなのか。

あるいは、「今理解されずともよい。後世に理想を見せるための建国なのだ」と言わせるか。事実、これ以降の中華大陸は「統一しなければならない」という意識がかなり強まった気はする。そして宋の時代中華思想が完成するわけで。

ボス

キングダム世界には裏ボス豊富だ。

まず趙高。いうまでもなく裏ボスだ。李斯も裏ボス風味ではある。

そして、裏ボスとしての説得力最高の人物がいる。史上最高の軍師張良だ。

なんとこの張良史書デビューしたのは始皇帝暗殺だ。始皇帝の乗る車にハンマーを投げ込ませるというエクストリーム暗殺未遂を起こしており、そこで追われる身となってセンプク。その最中軍学を学び、史上最高の軍師誕生するわけだが、

この経歴&女性のような容姿&仙術修行趣味から考えると…

暗殺者系の最上位の裏ボスになりうる!

仙術!妖術!暗殺術!キョウカイ以上の美貌!恐るべき頭脳

割と裏ボスにぴったりなんではないだろうか。

しろ張良始皇帝暗殺しちゃってもいいかもしれん。病気でなくなるよりは劇的だろうし。

後は妖術師徐福だな!

格はだいぶ落ちるが!

まぁいいか

最後

余命少ない俺には、生きている間にキングダム完結が見られないのでこんなことを書きました。

俺の代わりに最終回まで見届けてほしい。

2018-08-08

覚えている冒頭文

19世紀中盤以前の歌謡や、和歌漢詩の類は多すぎるので除外して、成立年の古い順に

記憶モードで書いてるので間違ってるのもあるかもだけど

史記 司馬遷

黄帝、少典の子、姓は公孫、名はケンエンと言う

中学時代に覚えた

アエネーイス ウェルギリウス

Arma uirumque cano

ラテン語教科書に載ってた

ガリア戦記 カエサル

Gallia est omnis divisa in partis tres.

ガリア戦記の冒頭文。日本で言う平家物語のノリで昔の欧州ラテン語学習者は暗記してるっぽい。これも教科書に載ってた。

平家物語

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。驕れる者は久しからず。ただ春の世の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ。ひとへに風の前の塵と同じ。

遠く異国を訪らへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱異、唐の禄山。これらは皆、旧主先皇の政に従はず、楽を極め、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずにして、民間の愁える事を知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり

リアル中二だったので、冒頭のちょっと先まで、わざわざ図書館書籍を探して覚えた

ウルガータ版聖書 創世記 1章1節

In principio creavit Deus cælum et terram.

ウルガータ版聖書 ヨハネ伝 1章1節

in principio erat Verbum

これらも教科書に載ってた

歓喜の歌

Freude, shcoenell goetterfunken, Tochter aus Elysium.wir betretn Feuertrunken himmlishce dein heinligtum.

Deine Zauber binden wider was die Mode streng geteil.Alle Menshcen werden Brueder,wo dein sanfter Fluegel weilt.

高校音楽の授業で覚えた。

我輩は猫である 夏目漱石

我輩は猫である名前はまだない。どこでうまれたかもとんと見当がつかぬ。

一応読んでるけど、覚えたのはアニメかも

雪国 川端康成

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

実は小説自体は読んでない

ロードス島戦記 水野良

ロードスと言う名の島がある。アレクラスト大陸の南に浮かぶ辺境の島だ。

ラノベだとこれくらいかな。「東中出身涼宮ハルヒ。だたの人間には興味ありません。この中に宇宙人未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしの所に来なさい。以上」は冒頭ではないしなー

こうやって見るとやっぱり教科書は強いな

2017-06-19

https://anond.hatelabo.jp/20170619001233

特殊性癖満たすためにあんな大規模イベント開くとかまああり得なさそうだし

ギリギリライン信者度を試すいつものサブカルクソ案件なんだろうな

趙高が群臣に鹿を見せて「これは馬ですね」っつって悦にひたるみたいな

2016-10-04

[]馬鹿

馬鹿は、サンスクリット語で「無知」や「迷妄」を意味する「baka」「moha」の音写莫迦(ばくか)」「募何(ぼか)」が転じたとされる。

日本では、鎌倉時代末期頃から「ばか」の用例があり、室町中期の「文明本説用集」には、馬鹿異表記として「母娘」「馬娘」「破家」をあげ、「とんでもない」の意味で「狼藉之義也」と説明している。

以上のことから、「ばか」を「馬鹿」と書くのは、当て字と考えられる。

馬鹿語源の俗説には、『史記(秦始皇本紀)』の故事「鹿をさして馬となす」からというものがある。

これは、秦の趙高二世皇帝に、鹿を「馬である」と言って献じた。

群臣は趙高の権勢を恐れて「馬です」と答えたが、「鹿」と答えた者は暗殺された。

このことより、自分の権勢をよいことに矛盾したことを押し通す意味として「馬鹿」と言うようになったというものである

しかし、「鹿」を「か」と読むのは大和言葉で、漢文では「ばろく」と読むため、この故事が「ばか」の語源とは考え難く、「ばか」に「馬鹿」の字が当てられた由来として考慮するにとどまる。

その他、「おこがましい」の語源となる「をこ」を語源とする説もあるが、「をこ」から「ばか」という音変化は考え難い。

http://gogen-allguide.com/ha/baka.html

2016-05-08

史記の方の馬鹿馬鹿問題を考えよう

史記馬鹿故事。時の権力者宦官趙高)が鹿を馬といい、鹿だと反論してきた人を処罰し馬だと話を合わせた人を重用したという話。これは現在よくつかわれる馬鹿語源っぽいが意味は違うものだ。個人的にはこの故事の方の馬鹿がかなり重要でこの意味のままで語り継がれる必要があると思う。これを馬鹿問題としたい。

というのも鹿を馬と言う機会はけっこうあるからだ。身近には学校でだれかのどこからかついたあだ名を呼ぶか呼ばないか馬鹿問題のものだろう。ネットスラングなんJ淫夢の根幹もそれだと思う。ネトウヨとか団体員は馬鹿問題意見が分かれてはダメ統一する必要がある。これは別に特殊なことではなく普通会社員組織人もそうしている。

この馬鹿問題をどう解決するべきなのかを語られてるのはあまり見たことがないと思う。論語の子路第十三の正直者の話ではあえて鹿を馬と言うことも大事だと説いてるようにも解釈できる。この章は有名だし、日本では鹿を馬ということを肯定してきたと言える。じゃあ冒頭の趙高のケースではどう行動するべきなのか?非常に難しい。

2015-04-22

中国十大奸臣

慶父

春秋時代の魯国の公子

兄の荘公の夫人と密通し、その兄が死んだ後に自分差し置いて魯公となった甥を殺した。

代わりに立てた閔公が、慶父の弟である季友を信頼する姿勢を見せると、これも殺してしまう。

自らが魯公とならんとするも、周囲の支持を失い追放され、後に送還されて季友から弾劾され、自害した。

趙高

秦の始皇帝に愛された宦官

始皇帝が亡くなると、丞相の李斯を唆して遺言を書き換え、本来の後継であった扶蘇自害に追い込み、その弟である胡亥即位させる。

功臣を殺し、圧政を敷き、それによって反乱を招くと、李斯胡亥を弑して劉邦に内通しようとしたが、扶蘇の息子と言われる子嬰に殺された。

梁冀

後漢大将軍で、皇帝外戚として権勢を振るった。

傀儡として立てた幼い皇帝に「跋扈将軍」と揶揄され、その聡明さを恐れて毒殺した。

桓帝の代になってようやく梁冀は粛清され、一族も悉く処刑された。

没収された私財は国家租税の半分ほどもあったという。

董卓

三国志演義においても有名な暴君

武力によって専横を極め、悪政暴虐の限りを尽くした。

少帝に退位を迫って献帝を立てた。

董卓討伐の連合軍が起こったが、それを破った。

しか養子呂布に裏切られて殺された。

来俊臣

密告を奨励した唐の則天武后の下、来俊臣は犯罪者を取り調べる役に抜擢された。

凄惨拷問を編み出して、次々に無実の者を死刑台へと追いやった。

ついに来俊臣は、これまで自分がやってきたように密告され、斬罪に処された。

街に晒された死体は恨みに燃える民衆によってバラバラにされたという。

李林甫

唐の玄宗の信頼を受けて十九年も宰相を務めた。

玄宗が気に入った者や、皇太子の周囲にいる者、自分地位を脅かすような人物を次々に陥れて殺した。

死後に庶民に落とされ財産没収された。

温和な顔をして政敵を追い落とす様は「口に蜜あり腹に剣あり」「真綿に針を包むごとし」と評された。

秦檜

南宋において宰相を務め、圧力を増す金との講和を唱えると共に、反対派を弾圧した。

名将・岳飛冤罪を着せて謀殺した。

後世、岳飛が忠臣の象徴とされると、秦檜の名は売国奴代名詞となった。

岳飛廟の前には、秦檜夫婦が縄で繋がれた像が立てられ、訪れる者はそれに唾を吐きかけたという。

厳嵩

明の嘉靖帝は政治を顧みず道教に熱中し、道教祭文に通じていた厳嵩は気に入られて高位に就いた。

そのため「青詞宰相」と渾名された。

賄賂が横行する悪政を二十年に渡って行ったが、やがて勢いを失った。

同じく権勢を振るった息子が処刑されると、家財没収され、庶民に落とされた。

清廉潔白で有名な海瑞の敵役として知られる。

魏忠賢

明の宦官

皇太子乳母愛人となって後宮で影響力を持った。

東林派と反東林派の争いに乗じて権力を握り、大々的に東林派を弾圧した。

全国に間諜を放ち、自分批判するものは全て投獄して処刑した。

周囲には「九千歳」と唱和させ、自らは「尭天舜徳至聖至神」とまで名乗った。

しかし崇禎帝が即位すると罪を糾弾され、絶望して自殺した。

和珅

清の絶頂期を築いた乾隆帝も老いては耄碌し、和珅はその寵臣として長年に渡り政治壟断した。

乾隆帝が亡くなり、嘉慶帝親政を開始すると、すぐさま和珅は死を賜った。

史上最悪の貪官と呼ばれ、当時世界最大の富豪でもあった。

死後に没収された私財は国家歳入の十数年分に達したという。

 
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