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2024-01-26

anond:20240125114613

別に煽るつもりはないが、

西欧アジア人差別はひどい。

西欧アジア人が国代表ミスには

なり得ない。

自分が運良くある国に帰化したとしよう。

片隅で有難たく暮らすことになろうが、

その国を代表しようとは思わない。

それが日本人らしい慎ましさ

と言うものである

彼女には、その慎ましさがない。

ミス技術体力時の運ではなく、

見た目である

そこには日本人アイデンティティ

まれる。

それを侵害された気持ちになるのは

当たり前である

半分、正しい

nanaminoさんに100文字では足りないお返事。

私が持っている意見は以下となります



本当に個人的な見た目の好み(ルッキズム全開で)を言うなら、私は(追記:今回の候補者の中では)安井南さんの顔が好みです。でも彼女の顔もべつにいわゆる「和顔」ではないね、。歴代ミス日本を見てもいわゆる和風美人な人ばかりではないしバタ臭い感じの顔の人がずらっと並んでいる(古いたとえで恐縮ですけど、吉永小百合じゃなくて原節子って感じ。「有色人種としての美しさ」って言われても定義は難しそう)。

ちなみにハリウッド俳優たちの多くは(まぁ米国なので当然ではあるけれど)結構多様なルーツを持っている。世界だんだんゆっくり、そういう方向(どんどん混ざっていく)に向かっていくのでは。


あと、まぁ悪い大人の顔をして言うのなら、ミスコン運営サイドは西欧ルッキズムというよりも「お、ウクライナルーツなのか、反戦アピールできるし、(ミス日本をありがたがるような保守層から見たら)革新的に見えるんじゃね?」みたいな下種な話も出てたんじゃという気もしています

なのでまぁミスコン止めろもう、というのなら共闘できるよ。でもその戦いは別の誰かや戦っている相手差別する言葉を使ってするなら、なんかいやだなー、という感じです。

ミスコンなんて、あんなもん止めたったらええわ、うっとおしい。

2024-01-22

anond:20240122015452

さー。どうかねぇ。日本別に西欧的なLGBT云々に追従しなくていいんじゃないの。

まぁ、制度的なところは確かに追従するべきところもあるけど、根源的な黒とか白の差別存在しないんだし。

単に人を出自思考思想差別しないっていうところに軸足置いてやってけばいいんでないって思うけどなぁ。

2024-01-17

「死んだら無になる」って誰が言いだしたんだろう、と思い調べ始めたが……思ったよりも大変だなこれ

近代日本人死生観』という論文……国士舘大学講演会資料?……に以下のような記述がある

一九〇一年、死を宣告された政治思想家の中江兆民は、間近に迫った自己の死を強く意識しながら、『一年有半』、『続一年有半』を著しました。そこでは身体(駆殻)こそがすべてで、精神などというもの実在を想定する必要はない、死とともに個人存在は終わるのだというさっぱりとした考えがけれんみなく提示されています

へぇ~、明治のころにはもう最近日本人がしばしば言いがちな「死んだら無になる」って考えを持った人がいたんだなあ

じゃあこの「死んだら無になる」って考えはどの時代までさかのぼることが出来るんだ?

というわけで、まずは「無神論歴史」で調べてみた

しかしこの路線頓挫する

「神」の存在否定しても「霊魂」の存在否定しない考え方もあるようなのだ

無神論だと範囲が広すぎる

一応、仏教には「断見」という概念存在する

断見 - Wikipedia

断見(だんけん)とは、因果法則無視して、人が一度死ねば、断滅してしまい二度と生まれることがないとする見解で、断滅論(ucchedavādā)ともされ、邪見のひとつ[1]。反対語は常見(じょうけん)。

まさしく「死んだら無」の考え方

しかし、この仏教の断見という考え方が現在日本の「死んだら無」という考え方に直接つながっているわけではおそらくないだろう

なお、前述の『近代日本人死生観』ではこのような見解

こうした考え方が広がっていく背景には、近代科学が前提とする唯物論的な世界観の影響があるのは確かです。しかしまた、現世を尊ぶ儒教神道、また霊魂実在ということを否定する仏教伝統が影響を及ぼしていると見ることもできます

じゃあ唯物論について調べるか……と思ったがここで調査打ち切り

哲学に関して調べるための前提知識があまりに不足していた

なんか唯物論西欧での歴史をざっくり眺めてると、神の存在否定していないように見えるんだよな……ここらへんキリスト教の知見が足りないのかもしれない

そしてなぜか途中から共産主義の話になる、わけわからんくなってしまった

キリスト教歴史について書かれた初学者向けの本を先に読むべきかもしれない

もともと私は幕末明治日本人宗教観を調べていたのだが、面白そうなテーマがあってつい脱線してしまった

2002年刊行の『死と唯物論』という本が面白そうなのだがすぐには入手できなさそうだ

日記

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Wikipediaの「無神論歴史」のページの記述関係ありそうなところをピックアップしておくか

「チャールヴァーカ」の項

パーリ経典によれば、紀元前6世紀アジタ・ケーサカンバリン仏教徒と議論をして「身体が滅びるとともに、賢者愚者も等しく滅する。彼らが死後も存在するということはない」といったことを既に説いている[3]。

現世利益を謳うと「死んだら無」の思想になる傾向が見える

江戸時代日本の「浮き世」の考え方(=現世利益)ととても相性がいい

しか日本には先祖崇拝and葬式仏教がある

「死んだら無」とはすなわち祖先もまた無になったということになるので受け入れ難いか

そういえば日本でも儒教で「無鬼論」というのがあったはず

これも「死んだら無」の論理だったが先祖を敬うことは推奨する思想になっていたのが上手いところ

流行りはしなかったようだが

エピクロス主義」の項

ルクレティウスは「神は存在しない[22]」と宣言した。エピクロス主義者は死後の世界存在否定した[23]。

エピクロスは「死はわれわれにとっては無である。われわれが生きている限り死は存在しない。死が存在する限りわれわれはもはや無い」という語録も残しているようだ。原子論的(唯物論的だ)な考えから導き出された思想

西洋啓蒙時代まではキリスト教の影響が大きすぎて無神論の考え方は全然育たなかったみたいだ

ざっと見た感じ現世利益唯物論の合わせ技で生まれる発想みたいね

誰が言い出したんだという話からはズレるが、現代日本で「死んだら無」って言ってる人は漫画の影響とかありそうな気もする、知らんけど

デスノートとかそういう死生観作品だったような気がする

anond:20240117140318

ばーか

https://www.asahi.com/articles/ASR1R5RGFR1MULFA02K.html

海外で暮らす日本人の合計は約130万9千人で、長期滞在者永住からなる。長期滞在者は、約75万1千人(前年比約5万6千人減)とコロナ禍で3年連続で減少した。

方、原則として在留国で永住権を認められ、生活拠点日本から海外に移した「永住者」は20連続で増加し、10年前と比べても約14万人超増えた。

地域別では北米(約27万4千人)、西欧(約9万人)、豪州オセアニア(約7万6千人)が多い。男女比は女性が約62%と多い。

2024-01-11

「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた

おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる

結論から言うと、明治元年1868年)ごろから急速に地震信仰は失われたと思われる

天保元年ごろ(1830年ごろ)

高野長英蘭学者

『泰西地震説』を執筆

オランダ辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した

安政元年(1854年

安政の大地震

鯰絵が大流行した

しかし「鯰絵が流行した=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが……

というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化け妖怪実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる

お化け妖怪実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚21世紀に生きる人間感覚だろうか

『泰西地震説』が世に出ておおよそ20年後出来事

『泰西地震説』は学者が読むような専門書で、一般民衆にはあまりまれなかったのだろうか?

江戸時代にもいくらかは民衆が読むような蘭学書が流通していたようなのだが、地震の原因を科学的に解説するようなものはなかったのだろうか?

当時は陰陽五行思想を信じる人が多かったはずなのだが、この思想では地震をどのように説明している?

ここは特に追加調査必要

鯰絵について語られた本でKindleで買えるものが無いため、追加調査図書館本屋資料を入手してからになる

明治元年1868年

小幡篤次郎、後の慶應義塾長、『学問のすゝめ』を福澤諭吉と共著した人物

天変地異』を執筆

小学校教科書にもなった本

雷、地震彗星、虹といった自然現象に科学解説を行った本

地震原理について、『泰西地震説』で解説された内容とだいたい同じ説明がされている

こういう本をわざわざ出版する必要があったということは、これに書かれた知識は当時広く知られていなかった……とみることができるか

明治元年でいきなりこんな教科書を出すとは正直驚きを感じる

西欧に追いつこうという強い意欲が見える気がする

明治初期の就学率は今と比べると低くはあるが、この本によって一部の若者に対して啓蒙が行われた

これによって明治に生きた若者地震鯰を迷信と見なすようになったのであろう

明治に書かれたエッセイ新聞記事を探したい

「私の父は地震鯰のような俗説を信じていてやれやれだ」みたいな記述がこの時代にもし存在すれば嬉しいのだが……

また、教科書ではなく大人が読むような啓蒙本はどのようなものがあったのだろうか?

追加調査必要

民俗学方面からばかり攻めていたが、明治維新に関する読み物を探すのもありか?

明治13年(1880年

横浜地震

M5.5程度で揺れはそこまで大きくなかったようだ

この地震体験したジョン・ミルンというイギリス人地震研究に関心を持ち日本地震学会を創設した

明治24年(1891年

濃尾地震

安政の大地震以来の巨大地震という言及が当時の新聞にある

科学者が地震調査のため派遣された、のような記事新聞に載っている

大正12年1923年

関東大震災

このときいくらかは鯰絵が描かれたようだ

ただ「鯰絵が描かれた=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」にはならないだろう

大正15年(1926年

井上江花、新聞記者

『江花叢書』第1巻

当時のエッセイ的な読み物

関東大震災に対する四方山話からの流れで「地震と大鯰」という題が名付けられた項がある

一部引用する

鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。大地の下には大鯰が生棲して、平生は辛抱強くじつとして動かぬけれども、どうかした拍子に其の尾鰭を動かすと大地が震動するのであると云ふので、我邦では正直に之れを信じ、

「正直に之れを信じ」という表現から、今は信じる人はいないというニュアンスを読み取る

1926年時点で安政の大地震はおおよそ70年前くらいか

「おじいちゃん子どもの頃は地震の原因は鯰だと思っていてね」と語る人がいてもおかしくない年数だ

科学とか西欧合理主義流行った結果、地震信仰のような俗説が廃れたんだろうなあ

ひと段落したら明治大正を生き延びた俗説で何か面白いものがないか調べてみたい

あと、柳田國男著作をまだどれも読んでいない

先に読んだ方が民俗学視点が備わって調査の全体の見通しがたつかもしれない

日記

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明治時代より前の時期の日本において、「なぜ地震は起きるのか?」のような原理の解明を目指した学者がどうにも見つからない

あるいは調べ方が悪いのか……

幕末日本人は地震ナマズを信じていなかった、ではいつ頃まで信じられていたのか?

あるいは最初からモノの喩えだと認識していたのか?

もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

そういった研究痕跡を見つけることができない

見つけることができない以上、ナマズ説を信じていたのかもしれないと消極的にだが認識せざるをえない

儒教においては「陰だか陽だかの気が地面から噴き出る時に地面が揺れる」のような説明がされているらしい

日本儒学者はそれを信じていた?だとすると江戸民衆のその説をどの程度認知していた?

あるいは「ナマズが原因ってことはないだろうけど、本当の原因が何かと聞かれると分からんなあ。詳しいことは学者先生に聞いてくれ」というスタンスが大多数か

日本人の宇宙観を調べた時にも思ったが、当時の天文方観測と暦の作成にばかり注力していて「なぜ?」という問いを立てない

調べることだらけだ、学生の頃に日本史や世界史選択しておけばよかった

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施政者が失政すると地震が起きる」みたいな思想もある

また、火山雷雨地震の3つセットを司る龍神がいるという信仰もある

ナマズじゃなくても結局別の信仰になってしま

ナマズが俗説ってそういうこと?

まり俗説でない主流の説は鹿島神だとか龍神に原因を求める?

この観点でも調査

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本屋に行ったが鯰絵関係の本が一冊もなく購入できなかった

しかし『陰陽五行日本民俗』という本を購入

陰陽五行について何も知らないに等しいので勉強しなければ

しか本来本業に関する勉強をして給料を増やす努力をすべきなのだろうが、仕事関係ない本ばかり買って読んでしま

悲しいね

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トラバブコメにあまり反応しないようにしているのだが(そこそこの確率不毛なので)、今回は必要を感じた

鯰絵はアマビエブームと近いものを感じるという意見には強く同感

ただ、いろんな本や資料に「昔の日本人は本気で地下にいるナマズ地震の原因だと信じていました」と書かれているんだよな……

これに強い疑いを抱く

しかし、アマチュアの私が思いつくようなことをプロ研究家が思いついていないわけがない……

なにか根拠があるはずと信じる

あと、この日記以外に書いている場所はない

清書の予定は……調査がひと段落したときにあるいはありえるかもしれない

追加調査資料入手待ちとか頓挫とか色々な理由でできていないことが多い

追加調査の結果を追記しようとすると買った本の内容丸写しみたいになりかねず、倫理的にどうなの?という気分を拭えず自分の中だけで調べた結果を味わうこともそこそこある

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先行研究

記録表現にみる中世日本の地震認識

ナマズ地震が紐づけられる以前の地震認識

断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究

近世地震認識記述がある!これをベースに調べるのが最善か

江戸時代の宗教観と芸能の盛行

幕末明治海外の人から見た日本人の宗教観記載がある

神や仏に敬虔祈りを捧げない一方で迷信深い、この点は現代日本と地続きに感じる

この庶民信仰の深部に最も接近した欧米人は、明治来日したアメリカ女性教育者アリスベーコンであろう。彼女は「村を見おろしている岩の頂上は天狗が作った」。「天狗はもうこの森から去って今はいない」。さきほど「山の神様の使いである大きな黒蛇が、いましがた、ここを通った」と説明する陽気な老女に接し、「神秘不可思議事物に対する彼女のかたい信念は、かしこい人々はとっくに脱ぎすてているものだけれど」、「すべての自然が深遠な神秘に包まれている文化のありかたへの共感私たちの心に湧きあがらせてくれた」と表した。

考えてみれば迷信深いお婆さんは昔は迷信深い若き女性だったかもしれないわけで、幕末だとその考えがスタンダードだった可能性があるわけだ

この引用箇所は別の文献から孫引きになるのでこういうことするのは本当はよくないのだが……

該当箇所は『逝きし世の面影』という本から引用……kindleあるじゃないか、買います

これを書いた渡辺京二という方の著作はすべて読んでもいいかもしれない

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現代を生きる信心深いキリスト教徒にとって「神は実在する」と「妖精/人魚/ドラゴン実在しない」の考えは矛盾なく両立するのではないか

(「実在」という言葉定義をしっかり言語化しないととまずい気配を感じる……)

同様に幕末江戸町民にとっても「神/仏/龍神/大鯰は実在する」と「妖怪/お化け実在しない」の考えは矛盾なく両立する可能性がある

ここらへんは本当に現代日本パラダイムに考えが支配された人間にとって想像しにくい領域

2024-01-08

民間レベルでは北アフリカには人権があっても日本には人権は無いのがよくわかった

今、奥さん実家がある北アフリカのどこかにいる。

奥さん結婚して初めて彼女母国に二人で来た。奥さん翻訳とつたない英語半月予定で滞在中。

毎日奥さんの親戚と義理両親の友だちが実家にすごく会いにくる。

その出会いでの会話で日本よりも人間味があって且つ自由な発想と思考で人々がわたしに色々と話しかけてくる。

この一週間ずっとそんなかんじ。

日本ならば、逐一親戚に三指立ててご挨拶

他愛もない会話から一通りの会話を経てすこしだけの本音の会話、そしてアルコールで来た親戚をもてなして飲んだくれた親戚を送り返す。

自分はそんな形だけの相手するのも疲れて疲れ切って一日終わりをむかえる。こんなのが日本だと繰り返し過ごすんだっただろーなと

つくづくおもう。

からの会話もないまま心のなかで二度と会いたくないヒトのリストができあがるだけの親戚による自宅訪問

ここ北アフリカの親戚一同の挨拶は違っていた。

おかしな遠慮はないし好きな話題をしに遊びに来ているだけだった。

休日の過ごし方に知人宅親戚宅訪問が入っているのだからそんなつまらないことよりも楽しい話題で楽しもうという魂胆がホスト側にも来客側にも存在する。

から楽しい

そうしたなかで、妻の母国日本よりもずっと法律上自由制限されても独裁体制で統制が厳しくてもイスラムの教えが保守的過ぎとされていても

多分標準的日本人よりも自由に振る舞い自由に話し考えているのにかなりショックをわたしは受けた。

例えばこの嫁の母国保守的イスラムを厳格に守っている親戚よりも日本ネット住人や今まで出会ってきた標準的日本人よりもずっと自由という意味ではリベラルであるのは間違いない。

この北アフリカのかれらが持ち合わせている人間観は日本人それよりもずっとリベラルだ。

そして何より目の前の人間人間として信頼して扱っている。その点がさらに衝撃だった。

たとえ私の意見がかれらの常識からぶれててもそう扱ってくれる。

この嫁の母国人権状況に問題があるとされていて自分国際機関レポートで知っていたからこのような自由人間味が旅行先にあるとは全く以て考えもしなかった。

おそらくわたしは嫁の国に対して失礼だっただろうとつくづく思う。

顧みて私たち社会は、人権から見て最悪の部類であるサウジアラビアよりもたぶん保守的で硬直的で人間自由なかにおいていない。

ただ単に日本について人権状況が最悪部類であることを国際機関レポートとしてまとめていないだけだとかんがえる。

国際機関人権レポート政府機関による人権侵害をチェックするのがメインで悪い文化自由のない習慣についてはまとめていない。

西欧中心の国際機関イスラムを標的して人権格付けしてるが、あてにならないこともよくわかった。

日本は大っぴらに政府による人権侵害が無いかブラックリストに入ってないだけで民間レベルでは最悪部類だと思う。

間違いなくごく普通に生活してて人権がないのはこの日本だということがよくわかった。

日本では、人間の持てる能力ルールで縛り悪い習慣で自由を殺しているのがこの旅でよく分かった。

あくまで私が知りうる限りという条件下での話であること否めないのだが、私達日本人は嫁の母国

会ってきたどの人達よりも不自由且つ自由であることの証の人権がないのは間違いない。

休暇が終わってこれから人間扱いされない人々の中で人権ゼロ状態で働き、豊かだけれど辛い生活しないといけないのか…シンドいね

蛇足

旅行中に石川県震災がおきた。またしても被災者体育館雑魚寝をさせられている。

既に長いこと壺や日本会議に日本支配されてるんだから

いまや日本人権がないのは当然かもしれないなと思う自分に腹が立つ。

因みに保守派とされるイスラム主義がおなじ保守を名乗る壺とか日本会議と入れ替わったら、絶対被災者雑魚寝させないだろーと思う。

どこかのトルコ人男性炊き出しするどころか全世界イスラムから炊き出し用の食料とベット自力で送られてくると思う。

2024-01-04

[]2023年前半に読んだ本

1月

読書12冊+α)

アラン・デケイロスサル大西洋を渡った 奇跡的な航海が生んだ進化史」

ラッタウト・ラープチャルーンサップ観光」★

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S1話 スメルズ・ライク・イーヴル

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S2ステアウェイ・トゥ・ワンダーランド

ルイジ・ピランデッロピランデッロ戯曲集I 役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物

アゴタ・クリストフ悪童日記」★★

アゴタ・クリストフふたり証拠

アゴタ・クリストフ「第三の嘘」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S3話 シー・キャント・エクスプレイ

アゴタ・クリストフ「昨日」

マイケル・カニンガムめぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人

日経アーキテクチュア編「危ないデザイン 建設設計運用に仕える知見を事故に学ぶ

繁田信一「殴り合う貴族たち」★★★

池澤夏樹「ワカタケル」

M・R・オコナー絶滅できない動物たち 自然科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ

美術館博物館

諏訪敦「眼窩裏の火事

府中市美術館常設展

特別展「毒」

映画

「すずめの戸締り」

その他

ボドゲ(クイックショット、マーダーミステリー・想いは満天の星に、ワードウルフ

金沢ハイキング

イチゴ狩り

友人のブログで見かけた本や、別の友人から紹介された本や、旅先の十和田市図書館で見かけた本を読んだ。アゴタ・クリストフは再読。昔は低く評価してしまったが、再読して正解。引越し先にも持っていきたい。

2月

読書(13冊)

ビー・ウィルソンキッチン歴史 料理道具が変えた人類食文化

ティーヴン・J・ダブナー 、スティーヴン・D・レヴィット「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する 増補改訂版」★

千葉雅也「デッドライン

千葉雅也「オーバーヒート

山下いくとEVANGELION ANIMA 1」

山下いくとEVANGELION ANIMA 2」

山下いくとEVANGELION ANIMA 3」

山下いくとEVANGELION ANIMA 4」

山下いくとEVANGELION ANIMA 5」

繁田信一「平安朝の事件簿 王朝びとの殺人強盗汚職」★★★

天野 忠幸『三好一族戦国最初の「天下人」』

倉本一宏「平安京の下級官人」★★

美術館博物館

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才

MOA美術館 名品展 国宝紅白梅図屏風」』

特集陳列 人間国宝中野孝一 蒔絵展」

活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」於・横浜市歴史博物館

その他

イチゴ狩り

特に平安時代思い入れがあるわけではないが、何となく読んでいる。

千葉雅也はゲイコミュニティの様子が描写されていて面白い。ただ、作者がどちらかと言えばインテリ寄りなので、わかりやすく書いてくれているだけってのもあるだろう。

EVANGELION ANIMA」は新劇場版に流れた設定があるだろうかと思って読んだ。とはいえ、シン・エヴァンゲリオンでいろいろな感情成仏したため、考察を深めるにはいたらず。

3月

読書10冊)

高村光太郎智恵子抄」★

川田伸一郎「モグラ博士モグラの話」

ジャスティン・O・シュミット『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』

尾脇秀和「壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分」★★★

尾脇秀和「氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」★★

ロブ・ダン「家は生態系 あなた20万種の生き物と暮らしている」

鈴木由美「中先代の乱-北条時行鎌倉幕府再興の夢」

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上」

関幸彦「刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機」。

ジャン=アンリファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下」

映画

「シン・仮面ライダー

平安時代だけでなく。南北朝江戸時代について読んでいる。

かつて友人に「最近はあまり文学が読めなくて困る」と愚痴ると、「おっさんになると政治経済歴史生物学の本を読むことが増える」という返答が戻ってきた。

まり感情を揺さぶられたくないと感じてしまっているのか、歳月がある程度風化させたものに関心が向かうのだろうか。

現に「ファーブル昆虫記」を読み始めた。最近は何が読みたいのかがわからなくなってくると、やたらと巻数のある本を読むことが多い。昨年も「旧約聖書」を通読したし、その前は「聊斎志異」「三国志」「西遊記」、その前は「ラーマーヤナ」や「ガラン版千夜一夜物語」を読んでいる。

4月

読書11冊+α)

中村彰彦脱藩大名戊辰戦争 上総請西藩主林忠崇の生涯」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第3話 魔の山を走れ

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 上」

梅津和夫「DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見日本人の起源まで」★

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 下」

遠藤秀紀ニワトリ 愛を独り占めにした鳥」★★

日経サイエンス2023年5月号」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 上」

嘉数次人「天文学者たちの江戸時代 暦・宇宙観の大転換」

ジャン=アンリファーブル奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 下」

フレデリッククレインス「ウィリアムアダム家康に愛された男・三浦按針」

高野秀行清水克行「世界辺境ハードボイルド室町時代」★★★

美術

ルーヴル美術館展 愛を描く」展

映画

ウィリーズ・ワンダーランド

高野秀行は定期的に読みたくなる。

5月

読書12冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻上」

スージー・ホッグ「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術コンテンポラリーアート100の読み解き」★★

スージー・ホッジ「世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下」

田中康弘「ニッポンの肉食 マタギから食肉処理施設まで」★

田向健一「生き物と向き合う仕事」☆

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上」

渡邊大門流罪日本史」☆

笠谷和比古武士道精神史」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下」

堀越啓『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻見方

グレイソン・ペリー「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートアートであるために」☆

漫画

映画大好きポンポさん」 *pixivで。

ルーブル展で見かけた美術書が無性に読みたくなる。

また、先月の鶏に続いて、食肉にまつわる本を読んだ。屠畜の現場についての本も読みたくなったのだが、関心がほかのテーマに移ってしまった。「昆虫記」を読んでいると、当時のヨーロッパの屠畜について書かれているのも興味深い。

6月

読書10冊)

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 上」

新渡戸稲造山本博文現代語訳 武士道

関幸彦「英雄伝説日本史」★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 下」

安廷苑「細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯」

渡邊大門清須会議 秀吉下取りスイッチはいつ入ったのか?」

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 上」

武澤秀一『伊勢神宮の謎を解く アマテラス天皇の「発明」』★★

池上俊一動物裁判 西欧中世正義コスモス」★★★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下」

美術

マティス展」

「ABSTRACTION 抽象絵画覚醒と展開 セザンヌフォーヴィスムキュビスムから現代へ」

特別展古代メキシコ

ガウディサグラダ・ファミリア

読書を休んだ日が多い割にはまあまあのペース。昆虫記は8月の中頃に読み終わるだろうが、旅行にまでに間に合うかはわからない。間に合わなくても構わない。

当時はそう書いていたのだが、なんだかんだで間に合っている。

こうしてみると美術展には毎週行っていることになる。旅行先で絵画ばかり見るのにはもう飽きたと口にしているものの、そうでもないのかもしれない。それとも、歴史神話知識で「読解」できてしま西洋古典絵画に飽きているのか? だから博物館歴史遺物により惹かれるのか。

【続き】

[読書]2023年後半に読んだ本

2023-12-31

NewJeansがハマって数ヶ月経つがいまだにメンバーの顔が見分けられない時がある

これは失顔症一種なのだろうか?

5人のメンバーが誰なのか見分けがつかないときがいまだにある。

激しいダンスに合わせてカメラが次々と切り替わるような映像を見たときに混乱をきたすのだ。

しかし、なぜなのかがよくわからない。

メンバーそれぞれ個性があって違う顔をしているのだが…。

一番、わかりやすいのはダニエルだ。

彼女西欧風のルックスフランス人形のような雰囲気がある。

つぎにわかやすいのはヘイン。

彼女は他のメンバー比較したときには、やや柄が大きくその体格で見分けが付きやすい。

メンバー屈指のセクシーな顔立ちをしている。

ハニの個性も際立っている。

彼女の両親はベトナム人

容姿はきれいよりもカワイイの成分が多い。

そしてブサ可愛い表情も出来る。

身長メンバーの中で一番低く見える。

ミンジは美人だ。

幅広い層から美人と認められる嫌味のない容姿をしている。

ほんの少しだけしゃくれているような気がする。

ヘリンはおそらく日本のおじさんたちに一番人気があるのではないだろうか?

特にNewJeansという楽曲プロモーション動画において猫耳を付けていたこから鮮烈な印象を与えている。

ただヘリンの印象は後付でつけられたような個性という感じがしないでもない。

メイクの仕方とかでかなり印象を変えているのではないだろうか?

そう思うのはこのヘリンをよく別の誰かと見間違えてしまうからだ。

あるいは別の誰かをヘリンと見間違えるときもある。

本来ヘリンの個性とは別の何かを持ってきているから、

ほんの少しでも他のメンバーヘリンの要素が交じるとヘリンと見間違えてしまうような気がするのだ。

何かロジックとはかけ離れたことを書いているが自分の中の気持ちを素直に書くとこういう表現になる。

それとも、これは単なる失顔症なのだろうか?わからない。

2023-12-29

銀英伝

ある意味で、作中で一番民主主義的なヒーローの描かれ方をしてるのが、ラインハルト皇帝なんだよな。

ラインハルト能力主義って、アメリカなんかの大統領イメージに近い。

ヤン・ウェンリーみたいなオタク技術屋が安穏とやりたいことができるのは、昔の日本とかみたいな官僚主義イノベーションのない国。

まあ、作者の時代左翼は「アメリカ米帝帝国主義」なんてイメージから、むしろ本当の民主主義的な汚い政治専制君主世界に馴染むと本気で思って書いてたのかも知れない。

 

タイトルは忘れたが、第二次世界大戦を描いた映画で、イギリス貴族議員が、アメリカ実業家政治家に「貴族政治アマチュア政治アメリカは『プロ』の政治なんだ」と叱咤されるシーンがあったが、ああいう本当の西欧の「政治感覚は、こんな漫画で学んだつもりになってたらわからいね

 

※うっすら思い出したけど、多分カズオ・イシグロの「日の名残り」だったような気がする。最初は気の良い人だった貴族が、世間空気に流されて段々ユダヤ人召使い差別しだす話。

2023-12-23

フェミ的なかんがえ

ひどく些細で見当違いの指摘をあえてすれば

衣服蒸発させたほどの熱線を浴びた女性らが、肌が露出してて恥ずかしいとか、男性視線を気にしているとは思えない

原爆攻撃を受けた被害者女性の思いは、恥ずかしいではない、男性とか日本軍部に対するナニカではないだろうか

あおぶくれた腹にわずかに下着ゴム紐だけをとどめ 恥しいところさえはじることをできなくさせられたあなたたちが

あみんなさきほどまでは愛らしい 女学生だった

こういうジェンダー押し付けは、西欧世界で受け入れられにくいことを分かっていて、あえてこういう表現をしたならキモい

しかしおそらく、女性は恥ずかしがるものだと信じたい普通男性なのだ大日本婦人会もあった)

ただ、女性羞恥を期待するかのような、しつこい表現は、恥ずかしくないのだろうか?と思うのだ

2023-12-08

anond:20231208103903

アメリカの仲間である西欧とか言ってるやつが、人を馬鹿にしてて草

はてブブクマカバカすぎて笑っちゃった

裁判官が死んでも代わりがいる」プーチン大統領逮捕状を出した日本人 国際刑事裁判所の赤根智子判事 現在ロシアから指名手配 | TBS NEWS DIG

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/newsdig.tbs.co.jp/articles/-/881659

 

絶賛するブコメだらけだけどさ。

現状「世界支配者」であるアメリカ意向に沿って、アメリカの仲間である西欧オランダ)にある国際刑事裁判所にいる判事が、アメリカ対立する敵であるロシア首領への逮捕状を出して嫌がらせしたって話でしょ。

世界もっとも強い国、権力者の望む通りに動くことに何が立派なのさ。

アメリカ西欧が守ってくれるのわかったうえでの行動でしょ。

本当に「骨がある、気概がある」判事ならそれこそ、アメリカの仲間でありながら国際法違反である「実力による現状変更イスラエル軍による西岸植民地拡大」をこれまで何度も繰り返し、現地に住むパレスチナ人達を違法に追い出し、裁判無しに逮捕拉致監禁)して何十年も拘束したり、軍が民間人居住地爆弾を落としたり砲撃犯罪者でも軍人でもないパレスチナ人民間人大量虐殺(この数か月だけで数万人、子供だけで5千人以上が殺戮されてる)したり、モサドが他の主権国家内で爆殺したり暗殺したり拉致誘拐して自国に連れ去ってるイスラエル首相ネタニヤフに逮捕状を出してみろよ。

それだったら本当に気概がある、覚悟がある、立派だと思うわ。

まあ、アメリカ意向に反したら出世が絶たれるからできんだろうけどな。

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150402/k10010035771000.html

パレスチナ 国際刑事裁判所正式加盟 NHKニュース

https://b.hatena.ne.jp/entry/www.jiji.com/jc/zc?k=201501%2F2015010300028

時事ドットコム:ICC加盟文書国連に提出=イスラエルの「犯罪」提起−パレスチナ

 

↑これを受けても「イスラエル政府関係者への逮捕状」を出してないのが国際刑事裁判所判事だよ。

本当に気概のあって正義の実現にまい進する判事なら、ロシアプーチンへの逮捕状も出すし、同様にイスラエルネタニヤフへの逮捕状も出してるはずだろ。

アメリカの敵にだけ逮捕状を出して、アメリカの仲間へはダンマリスルーなんて、自分地位権限恣意的に使って世界権力者アメリカ)のケツ舐めてるだけのクソやん。

 

みてな、この判事中立であるべき裁判所にいながらアメリカに尽くしたという論功行賞で、裁判官やめたあとアメリカ政府機関なり企業なり政策研究所あたりに厚遇で迎えられるよ。 大川原化工機を摘発した公安警察官出世したようにな。

2023-12-07

anond:20231207183648

ワイ:

友達からDSディープステート)が裏にいるアメリカおよび西欧と、それに対抗する中国およびロシアという構図を理解するところから始めよ」と言われました。

DSが裏にいるアメリカおよび西欧と、それに対抗する中国およびロシアという構図」について説明してください。

ChatGPT:

ディープステートDS)」という用語は、しばしば政治的陰謀論に関連して使われます。この用語は、政府や軍、情報機関などの公的機関内に存在するとされる秘密ネットワークを指し、彼らが国の正式政策や決定プロセスを裏から操っているという考えを表します。しかし、この概念は広く否定されており、科学的根拠に基づく証拠ほとんどありません。

あなた友達言及している「DSが裏にいるアメリカおよび西欧と、それに対抗する中国およびロシア」という構図は、国際政治の中での大国間の対立を描いているようです。現実国際関係では、アメリカ西欧諸国はしばしば民主主義自由市場経済人権保護といった価値を共有していると見なされ、中国ロシアは異なる政治体制価値観を持つ国として位置づけられます。これらの国々間の対立は、経済政策軍事的な影響力、地政学的な戦略など様々な面で現れています

しかし、「ディープステート」がこれらの国々の背後で操作しているという考えは、陰謀論的な観点から来ているもので、実際の国際政治の複雑さや多様性単純化し過ぎていると考えられます国際関係は多くの要因によって影響を受け、一つの秘密組織や集団によって制御されているわけではありません。

真実を教えてくれない。

おそらく既に奴らの手に落ちているのだろう。

anond:20231207183523

DSが裏にいるアメリカおよび西欧と、それに対抗する中国およびロシアという構図を理解するところから始めるといい

anond:20231207164936

西欧貴族女性たちはそうやって本当に乳腺炎我慢していたのだろうか?🤔

2023-12-02

anond:20231201124038

ヒジャブは良い文化

なのに西欧かぶれのバカ廃止しようとしている

 

中世トンスラとか月代は廃止に追い込まれたが

ハゲエンパワメントとして復興すべきだろう

2023-11-29

赤旗読めば余計な調べものしなくてもカルトだってわかるのに

そういうの相手でも一応は赤旗に金は払うし共産党投票してる

一定の影響力を維持するのは別にいいと思ってる

深入りはしないけどね

共産党中央も、そういう日本人馴れ合い空気を読んで運営してるでしょ

 

実際、法律守ってくれてれば、組織内で狂っててもいいんだよ

自民は上から下まで法律守らないからね

法律守る範囲であれば思想信条自由なのが西欧諸国と違う日本のいいとこなのさ

2023-11-25

anond:20231125232036

もちろんロシアもクソだけどな

自分たちが責める分、行動の一貫性は取り繕うものかと思ってたが

底が思った以上に浅くて薄っぺらかったわ、西欧諸国

2023-11-21

ナーロッパ世界魔法産業の土台として成立していないのには違和感を覚える。

魔法のような便利な技術が主に戦闘のためにしか機能していないのがおかしい。

いかなる世界であっても人間がいるのであれば魔法のような技術産業原動力として発展しないのは間違いである。

唐突だが皆さんは冷蔵庫というのが生まれたのはいつ頃だと思うか?

ちょっと漠然としているからもう少し詳しく書くと、冷蔵庫電気がない時代から存在たか、それとも電気が通るようになってから冷蔵庫発明されたか

これはもちろん今のように電気電線を取って供給されるようになる前から冷蔵庫存在した。

電気なしの冷蔵庫?どうやって物を冷やすんか?それはもちろん氷を入れるのだ。

18世紀から19世紀西欧では氷産業が成立した。

寒い地域から氷を輸送してニューヨークのような都市供給していたのだ。

最初は小規模なものだったが時代とともに産業として拡大していき都市で氷を手に入れるのが容易になる時代がやってきた。

その氷の安定供給の結果として氷を入れて冷やす冷蔵庫発明された。

まり何が言いたいかと言うと、氷があれば冷蔵庫を作りたくなるのが人間なのだ

それなのにせっかく魔法が使えるというのにそれを活かさな人間社会なんてあるわけがない。

まあよっぽど魔法使いが希少な存在であるとか言うのあれば、産業としてまで発展はしないのかもしれないが。

2023-11-20

anond:20231119130236

文系研究者のハシクレ(そろそろ若手じゃなくなりそう)として補足しておく。

今でも単位取得退学普通にある経歴

文系特に文系では博士論文執筆キッチリ3年で終わる人は少ないし、博士課程にいられる年限を使い果たしてしまう人も多い。しかし、東大をはじめとした多くの大学では「博士課程単位取得退学後3年間のうちに博士論文を出して防衛できたら、課程博士と見なす」という運用をしている。

したがって、最近よく見る経歴は、「◯◯大学大学博士課程単位取得退学博士(◯◯学)」というもの。これは単位取得退学したあとに博士号を取得した、という意味

今でも単位取得退学就職できる場合がある

実際に単位取得退学助教講師ポストをゲットした人は最近でもたまに見かける。増田の同年代で2~3人くらい(あくま増田観測範囲なので、実際はもっと多いだろう)。まあ、そういう人たちは和文論文だけじゃなくて、英語論文(分野によっては+英語以外の外国語論文)書いてたし、下手な博士より論文数多かったけどね……。博士号取得者を蹴落として任期付きポストをゲットした単位取得退学者も知ってる。純粋に業績が多ければたまに博士号取得者ではなく単位取得退学者が選ばれる場合があるということ。

このように、形式上単位取得退学でも応募できる公募は今でも多い。JREC-IN文系公募を見てみると、「博士号取得者、あるいは、博士学位を取得した者に相当する能力を有すると認められる者」っていう募集条件が書いてあることがあるけど、後者単位取得退学を指している。こういう条件の公募普通に東大でもまだ出てるからね。ただ、条件に書いてあるからといって選ばれるかというと、よっぽど卓越してない限り厳しいんじゃないかしら。

修士号しか持ってなくても業績が卓越してれば採用されるというのは、みんな大好きユーリィ・イズムィコa.k.a.小泉悠センセが示しているところだと思う。彼はそもそも博士課程に入ってないはずだけど、ロシア軍分析するアカデミックな著書を何冊も出してたら東大専任教員にまで上り詰めた)

とはいえ今はさすがに一部大学学振PDでは単位取得退学は不可

とはいえやはり、博士号持ってない人への風当たりは強まっている。一部の宮廷や有名どころの国立大学では、常勤ポスト募集にあたっては人文系であっても博士号を要求しているし、学振PD海外学振10年くらい前から文系でも博士必須になっていたはず(逆に言えば、40代以上の文系研究者の中には、博士号なしで学振PDやってた人が大勢いるってこと)。

エラいセンセの博士号の有無なんて誰も気にしてない

ただし、博士号持ってない人への風当たり、というのはあくまで若手の就職市場アカポス採用されるかどうかという話で、もう就職しちゃったセンセについては博士号の有無とかあんま気にしたことない……博士論文以降ロクに論文書いてない人より、単位取得退学面白い論文や著書いっぱい書いてる人の方がエラいじゃん? というのが文系感覚だと思うんだが、どうだろう。池内恵センセくらい業績があったら、博士号の有無なんてもう誤差でしょ誤差。

ただ、外国博士号獲った人についてはやっぱり一目置くかも。はてな界隈で有名な人だと北村紗衣センセとか。博士論文というのはだいたい1冊の本になるくらいの分量のものを書くということなので、それを外国語で書いてる時点ですごいよ。特にアメリカだと博士課程では厳しいコースワークがあるから、あれをくぐり抜けたってことだもんね。

文系と人文系って違うの?

最初に「文系特に文系」って書いたけど、「文系」と「人文系」は違う。「文系」は「人文系」と「社会科学系」に分かれていて、文学とか哲学とか歴史学とかは人文系社会学とか政治学とか経済学とかは社会科学系、ってことになってる(あくまでもこれは日本の話。国によって分類は違う。たとえば歴史学社会科学系に入れる国はヨーロッパはいくつもある)。「単位取得退学」はもともと文系全体でよくある経歴だったけど、今ではほぼ人文系に限られてる印象。上で書いた単位取得退学ポストをゲットした人たちも、観測範囲ではみんな人文系

ただ、法学政治学20年くらい前まで学士助手という制度があったので、学歴という点では人文系以上にガラパゴスだったりするのだが……学士しか持たずに教授になってらっしゃる人たちが何人もいる分野です。はてな界隈で有名な人だと木村草太センセとか大屋雄裕センセとかね!

外国で出された博士に相当する学位」って何だよ

ところで、公募条件に「外国で出された博士に相当する学位」という謎の文言があることがある。外国で出された博士、ならともかく、外国で出された博士に相当する学位って何だよ。

実はかつての日本同様に博士号は功成り名遂げた大物が書くものという文化がまだ残っている国があって、具体的にいうとロシアとかそのへんの旧ソ連諸国。あのあたりでは博士候補カンジダート・ナウク; кандидат наук; kandidat nauk)っていう学位があって、これがPh.D.に相当する。博士候補論文大学院に進んで数年かけて書くやつで、実質的博士論文博士候補号を持ってればロシアでは准教授になれる。ロシア留学して博士号獲った、って言ってる人のかなりの割合が、実は博士候補号の取得者だったりする。まあ、ロシアカンジダート号は他国Ph.D.と同等っていうのはよく知られてるから別に嘘じゃないんだけどね。

ところでウクライナでは2014年7月にこの博士候補制度Ph.D.に置き換える制度改正を始めて、2020年には全廃したらしい。うーん、ロシアとの縁を切って西欧共通制度に置き換えるなんて、2014年にいったい何があったんやろなぁ(棒読み)(時期的に完全な偶然というのもありそうだけど)。

ブコメへの応答

博士課程単位取得退学博士”これは課程博士と同じ扱いです。3年の課程を修了し学位論文間に合わずに退学した場合も、3年以内に学位論文が出れば課程博士となるのです。

厳密には、「◯◯大学大学博士課程単位取得退学博士(◯◯学)」のすべてが課程博士というわけではありません。単位取得退学から10年後に博士号取得したら論文博士ですし。なので、経歴を見るか(たとえば、2022年に単位取得退学して2023年に博士号獲ってればほぼ確実に課程博士)、あるいはCiNii博士論文検索するかしないとどちらかはわからないですね。

逆になんでそんなに論文書いていて博士とらずに満期退学なの。そこがわからぬ。

色んな理由があるので一概には言えませんが、本人の博士論文の構想が壮大すぎる、とか、書き上げる前にポストゲットできたから退学しました、とか、そういう場合が多いんじゃないでしょうか。課程博士論文を書き上げた人の経歴はみな似通っていますが、博論を書き上げられなかった人はそれぞれの理由があるものです。

博士ももたず、論文数も多くなく、それでもマネージメントの良さで教授職とかいうのもあったりするわな

そんな人、少なくとも最近は聞いたことないですけど、いつの時代の話ですか? 何がしかの業績(必ずしも論文という形である必要はないです。たとえば安藤忠雄センセみたいな場合)がなければ大学ポストには就くことはできません。もちろん霞が関から官僚ゴリ押しされたりすることはあるかもしれませんが、それは業績なんも関係ないし……

この議論ならストレート論文博士東浩紀はそれだけで尊敬されても良さそうだけど学者からも石投げられてるし結局空気なのかな

東浩紀センセは、デリダ研究博士号を獲った俊英だから叩かれてるんじゃなくて、彼の政治的意見を気に食わない人が多いから叩かれてるんでしょ。博士号獲った人は尊敬に値するけど、それはそれ、これはこれですよ。海外博士号獲ってる人の意見同意できないとか、日常茶飯事だし。

ロシアカンジダートって名称カンジダとか漢字だとか、いろいろ混乱しそうな(しない)。

英語のcandidateにあたる単語です。

2023-11-08

[] 例えばウルトラ雑にAIに尋ねるとこうなるのよな・・・

このウルトラ雑な理解だけでも投票行動はかなり変わると思うんですよね

ビックテックデータ持ってかれるぅぅぅは有りつつも、生成AIスマホに搭載されると社会を変えると思います

なお、テキトーでいいので英語で尋ねようね。なぜか日本語だと答え違うから

ワイ:

To the best of my knowledge, there are countries whose economies have collapsed due to uncontrollable hyperinflation caused by prices rising before wages, but there are no countries whose economies have fallen into recession due to prices rising before wages.

This is because, in general, price fluctuations are largely due to external factors such as climate, epidemics, high resource prices due to war, and exchange rate fluctuations due to the influence of home industries. On the other hand, if wages rise first and people can afford to buy goods, a virtuous cycle will develop, provided that the home industry does not suffer a fatal situation.

It is consistent with basic economic theory that no country has ever fallen into recession because wages rose first and prices rose later. Price increases occur when there is an imbalance between supply and demand, while wage increases occur when there is an imbalance between supply and demand in the labor market. Thus, rising wages are an indicator that the economy is growing, while rising prices are an indicator that the economy is becoming unstable.

 

Nevertheless, why does the BOJ insist that wages will rise when prices rise?

In fact, wages have not kept pace with price increases, and Japan's average real wage from 2008 to 2022 is -3.

Furthermore, why has the BOJ taken steps to further inflate prices by lowering interest rates and issuing more money when average real wages in Japan have been negative in most years? Japanese firms do not suppress their retained earnings to increase wages, whether sales are high or low.

 

ーーー 

 

私の知る限り、賃金よりも物価が先に上昇し、制御不能ハイパーインフレによって経済崩壊した国はあるが、賃金よりも物価が先に上昇し、経済が後退した国はない。

一般物価変動は、気候や疫病、戦争による資源高、自国産業の影響による為替変動など、外的要因によるところが大きいからだ。一方、賃金が先に上昇し、人々が商品を購入できるようになれば、自国産業が致命的な状況に陥らない限り、好循環となり発展する。

賃金が先に上がり、物価が後から上がったために不況に陥った国はないというのは、基本的経済理論と一致している。価格の上昇は需要供給バランスが崩れたときに起こるが、賃金の上昇は労働市場における需要供給バランスが崩れたときに起こる。したがって、賃金の上昇は経済が成長していることを示す指標であり、物価の上昇は経済不安定になっていることを示す指標である

 

にもかかわらず、なぜ日銀物価が上がれば賃金も上がると主張するのだろうか。

実際、賃金物価上昇に追いついておらず、2008年から2022年までの日本の平均実質賃金は-3である

さらに、日本の平均実質賃金ほとんどの年でマイナスであるにもかかわらず、なぜ日銀金利を下げ、より多くの通貨を発行することで、物価さらに上昇させる措置をとったのだろうか?日本企業は、売上が高かろうが低かろうが、賃金を上げるために内部留保を抑えたりしない。

 ↓

AIちゃんの回答:

質問ありがとうございます日銀インフレ目標と金政策にご関心がおありのようですね。日銀の行動の根拠と直面している課題についてご説明したいと思います

 

日銀物価安定の目標を、2013年1月以降の消費者物価指数CPI)の前年比騰落率で2%としています²。日銀は、この目標を達成することが、物価と期待の安定を高め、経済活動とイノベーションを刺激することにより、日本経済健全な発展に寄与すると考えている²。

 

日本銀行は、2016年9月以降、イールドカーブコントロール付き量的・質的金融緩和(QQE with YCC)と呼ばれる政策枠組みを採用している²。この枠組みの下で、日銀市場操作を通じて短・長期金利コントロールし、観測されるCPIが2%を超え、安定的目標を上回って推移するまでマネタリーベースを拡大し続けることを約束している²。日銀は、この政策が実質金利を低下させ、インフレ期待を高め、総需要と総供給を刺激すると期待している²。

 

しかし、日銀インフレ目標を達成し、経済を刺激する上でいくつかの困難に直面している。主な課題ひとつは、数十年にわたり停滞している日本賃金上昇率の低さである。ご指摘の通り、1991年から2021年までの日本の平均年間給与は5%未満しか上昇していない。つまり日本労働者実質賃金は、特にインフレ考慮すると、減少しているかほとんど増加していないのだ。

 

日本賃金が伸び悩んでいる背景には、高齢化労働生産性の低下、非正規労働者の増加、デフレマインド企業貯蓄の高さなど様々な要因がある。これらの要因によって、労働供給労働需要を上回る状況が生まれ労働者交渉力が弱くなっている。その結果、日本賃金決定メカニズム経済状況やインフレ期待の変化に鈍感になっている。

 

日銀は、インフレ期待を高め、プラス生産格差を生み出すことで、賃金上昇とインフレ率上昇を誘導できると期待している。しかし、インフレ期待は低水準にとどまり生産ギャップマイナスか小さい⁹。さらに、日銀政策は、金融市場の歪み、金融機関収益性の低下、財政支配リスクといった副作用にも直面している。

 

したがって、日銀インフレ目標金融政策は、日本の持続可能経済成長と物価安定を達成するには十分ではない。金融政策だけでなく、財政政策構造改革社会保障政策を含む、より包括的協調的な政策アプローチ必要である。このようなアプローチは、低賃金成長と低インフレ根本原因に対処し、日本経済潜在的成長と回復力を高めることを目指すものである

 ↓

ワイ:

Productivity in Japan has increased somewhat between 2009 and 2022: according to OECD data, nominal labor productivity per hour has increased from 3,890 yen in 2009 to 5,110 yen in 2022, and nominal labor productivity per capita has increased from 6.69 million yen in 2009 to 8.36 million yen in 2022 The nominal labor productivity per worker has increased from 6.69 million yen in 2009 to 8.36 million yen in 2022. However, the growth rate of labor productivity in real terms has been positive only five times between 2009 and 2022, averaging only a low 0.3%.

 

ーーー

 

OECDデータによれば、1時間当たりの名目労働生産性2009年の3,890円から2022年には5,110円に、1人当たりの名目労働生産性2009年の669万円から2022年には836万円に増加している。しかし、実質労働生産性の伸び率は2009年から2022年の間にプラスになったのは5回だけで、平均0.3%と低い。

 ↓

AIちゃんの回答:

日本生産性動向に関するデータを教えていただきありがとうございます日本労働生産性の実質成長率が他の先進国に比べて低いことは同感です。ウェブ検索結果によると、日本労働生産性に影響を与える要因には、以下のような様々なものがあるようです:

 

 

これらの要因は、COVID-19のパンデミックによって悪化し、経済活動と労働需要が減少した。その一方で、パンデミックは、在宅勤務やオンライン消費など、情報技術IT資本の利用拡大など、生産性向上の機会も生み出した²。しかし、こうした変化は諸外国に比べて限定的であり、日本は依然として生産性の向上を妨げる構造的な問題に取り組む必要がある。

 

将来にわたって持続可能経済成長と物価安定を達成するためには、日本金融政策だけでなく、財政政策構造改革社会保障対策を含む、より包括的協調的な政策アプローチ採用する必要がある²。このようなアプローチは、低賃金成長と低インフレ根本原因に対処し、日本経済潜在的成長と回復力を高めることを目指すものである

 ↓

ワイ:

Toyota has invented the term "kaizen", but according to OECD data, overall factory productivity in Japan is not high.

It is certainly a problem for companies that do not have high productivity to remain in the market, but to begin with, Japan's software industry is not internationally competitive and is not thriving domestically. Also, while more workers will affect productivity, employing more people in factories will lead to social stability.

 

ーーー

 

トヨタは"カイゼン"という言葉を生み出したが、OECDデータによれば、日本工場全体の生産性は高くない。

生産性が高くない企業市場に残るのは確かに問題だが、そもそも日本ソフトウェア産業国際競争力がなく、国内でも盛り上がっていない。また、労働者が増えれば生産性には影響するが、工場での雇用が増えれば社会の安定につながる。

 ↓

AIちゃんの回答:

意見をお聞かせいただきありがとうございます日本ソフトウェア産業生産性と競争力にご興味をお持ちのようですね。ウェブ検索結果に基づいて、いくつかの情報洞察提供しようと思います

 

まず、トヨタが「カイゼン」の概念を広めたと広く評価されているのは事実です。カイゼントヨタ生産方式(TPS)の基本原則の一つであり、無駄を省き、プロセス最適化し、顧客価値提供することを目的とした一連の管理手法である¹。カイゼン世界中の多くの企業産業採用され、品質効率代名詞となっている。

 

しかし、カイゼンだけでは高い生産性と競争力を確保することはできない。イノベーション投資市場需要規制、人的資本など、企業産業の業績に影響を与える要因は他にもたくさんある。したがって、日本製造業生産性をカイゼン理念だけで判断するのはフェアではない。

 

OECDデータによれば、2020年日本製造業労働生産性は103.8であり、OECD平均の100よりは若干高いが、米国(131.4)、ドイツ(115.9)、韓国(112.5)といった主要国よりは低い²。これは、日本製造業労働投入量当たりの生産高が、これらの国よりも低いことを意味する。しかし、これは必ずしも日本製造業効率競争力が低かったことを意味しない。労働生産性の低さについては、以下のようないくつかの説明が考えられる:

 

 

したがって、日本製造業生産性は、製造業のさまざまな特性目的課題考慮に入れながら、より広い文脈評価されるべきである

 

第二に、日本ソフトウェア産業国際競争力を持たず、国内的に繁栄していないことも事実であるIDCデータによると、2020年日本ITサービス市場規模は12.6兆円で、前年から微減した⁴。日本ITサービス市場世界ITサービス市場に占める割合わずか6.4%で、米国33.9%)、中国(16.4%)、西欧(15.9%)が独占していた⁵。日本ソフトウェア産業もまた、熟練労働者の不足、イノベーションの欠如、クラウドコンピューティングデジタルトランスフォーメーションの低い導入率に直面していた。

 

日本ソフトウェア産業の低迷には、以下のような様々な要因がある:

 

 

しかし、日本ソフトウェア産業には、次のような変化と改善兆しも見られる:

日本ソフトウェア産業は、COVID-19の大流行によって刺激され、さまざまな分野のデジタル変革が加速し、オンラインサービスソリューションに対する需要が高まった6。

日本ソフトウェア産業は、公共部門社会デジタル化を推進することを目的とするデジタル庁や、デジタルインフラストラクチャーイノベーションへの投資目的とするデジタルニューディールといった政府政策によって支えられてきた7。

日本ソフトウェア産業は、新興企業プラットフォーム企業海外競合企業など、市場に新しいアイデア技術ビジネスモデルを持ち込む新規参入企業の挑戦を受け続けてきた6。

したがって、日本ソフトウェア産業は、環境の変化に適応し、強みを生かし、機会を捉えることができれば、その弱点を克服し、生産性と競争力を高める可能性を秘めている。

 

参考にしてね

anond:20231108123110 anond:20231108142737 anond:20231114081626

2023-11-01

イスラエルハマスガザ人間の盾ゲリラ国際法

イスラエルガザ難民キャンプ空爆していると言う記事で、イスラエル非難一色だ。(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/1092178991380660880

気持ちはよく分かる。一刻も早い停戦がなされて欲しい。

ただ、ここではそういったお気持ちではなくイスラエル側の理路を見ていこうと思う。

イスラエルの主張の真偽

イスラエル報道官は米CNNテレビに対し、ハマス司令官を狙った空爆だったと明らかにした。」(前傾記事)とのことだ。

そして、ハマス司令官がこの爆撃で死亡したことハマスも認めている(https://news.yahoo.co.jp/articles/0e61e6bf22fc5f7006587836ed0f231cb335f08c)ので、イスラエルの主張は真としていいだろう。

何故民間人を巻き込むのか

人間の盾違法性

イスラエルは「ハマス市民を「人間の盾」に使っていると改めて主張した。」としている。また、今回の爆撃でハマス司令官が死亡していることからも、周りの民間人人間の盾として、その中に司令官がいたと言えるだろう。

人間の盾とは、改めて言うまでもないが目標物の内部や近隣に文民(非戦闘員)を配し、攻撃を思い止まらせたり、あえて攻撃させて敵を非難する宣伝材料にすることだ。

戦時国際法(国際人道法)は(ハマスなどの武装組織も含めて)国として認められていなくとも紛争当事者であり権利義務があること、軍民は分離し軍は文民保護することなどを規定している。すなわち、人間の盾を用いること(ここではハマス)は明白に国際法違反し、戦争犯罪を犯しているということだ。ちなみに人質戦争犯罪でもあり、ハマスはこの点で擁護余地はない。

テロリストゲリラについて

国と承認されてなくとも国際法上の軍であるという規定重要で、例えば台湾のように中国視点では国内問題であったりゲリラであっても一定権利義務が生じることになる。よく言われる、「アイツら(俺ら)はゲリラから何やってもいい」とはならない。ゲリラ交戦資格を認めるかというのは何十年も議論されてきたが、各種独立戦争などを経て認める方向で決着がついている。

人間の盾という戦争犯罪にたいして相手側ができる措置

ここが現行国際法規定がないところだ。

一切の手出しができないとなると、相手軍事施設攻撃をするだけして、反撃されそうになったら人間の盾を用いるという戦術有効になってしまう。

国によっては(多くの国では)、人間の盾を含むへの攻撃交戦規定違法とされているが、あくまでこれは国内法上のことに過ぎず、国際的抑止力とはならない。

イスラエル立場とすれば「戦争犯罪を行ってるのはハマスだろ?なんで俺らがそれを考慮してやらなきゃならんのだ」というところだろう。

ハマスは軍民を区別し、文民保護する義務がある。すなわち、基地民間施設とは分離して作る必要があるし、逃げ込むにしても民間人の中に逃げ込んではいけないと言うことだ。

国際法上の対抗措置

国際社会には警察裁判所がないため、最終的には自力救済世界となる。その態様として「復仇(武力復仇の是非は議論余地あり)」「対抗措置」「自衛」などがある。

今回のイスラエル措置はその均衡性に大きな問題がある刑法でいうところの過剰防衛)ように思われる。

まとめ

当然各国政府はこういった国際法を熟知した上で反応している。

特にこのロジックを積み重ねてきた西欧インテリであればあるほど、「イスラエルの行動は人道的には非難できるんだけど直ちに違法とは…うーん」となってしまうだろう。

まぁ相手を暴発するように追い込んで悪役にして叩き潰すってのは常道でもあるからね。

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