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2022-03-17

anond:20220316184143

横だが。

マレーシア航空って言われて思い出した。

この年、この航空会社の墜落が続いたんだよな。

2014年3月8日 マレーシアクアラルンプールから中華人民共和国北京市に向かっていたマレーシア航空370便が、インド洋に墜落したと推定された事故事故機には乗員12人と幼児5人を含む乗客227人が乗っていた。機体は発見されていない。


2014年7月17日 マレーシア航空の定期旅客便がウクライナ東部上空を飛行中に撃墜され、乗客283人と乗組員15人の全員が死亡した。


2014年12月28日 インドネシアエアアジア8501便 が、現地時間6時17分に消息を絶ち、その後の捜索で墜落が確認された航空事故で。乗客155人と乗員7名が搭乗していた。行方不明者多数だが、全員死亡と推定された。


更に、何故か思い出した。


「母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?」

『麦藁帽子』 (西条八十) ≒ 「喪失感」?


事故家族を失った人達喪失感とは違うはずなのに、

喪失感」だけが頭の中に浮かんできた。

2014-03-10

こういう野党議員の方が日本を危ない方向に持っていくと思うようだと私は体制主義者になってしまうんだろうか。

〈朝焼小焼だ/大漁だ/大羽鰮(いわし)の/大漁だ/浜は祭りの/やうだけど/海のなかでは/何万の鰮のとむらひ/するだらう〉。童謡詩人金子みすゞは84年前のきょう、26年の短い生涯を自ら閉じた。この詩は、後に代表作と呼ばれるようになった「大漁」だ

   ◆

みすゞは山口県下関市の小さな書店の店番をしながら幾つかの童謡雑誌に詩の投稿を続けた。「大漁」は「童話」誌に推薦作として掲載された作品。選者の西条八十は「アッと云(い)はせるやうなイマジネーションの飛躍がある」と評した

   ◆

この詩は単にイワシへの哀れみだけでなく、時代の空気を映したのではないだろうか。第1次世界大戦の戦勝ムード好景気に沸く日本。その裏に多くの兵士の死があったことに、みすゞの想像力が向かっていったように思える

   ◆

子供が/子雀(すずめ)/つかまへた/その子のかあさん/笑つてた/雀のかあさん/それみてた/お屋根で鳴かずに/それ見てた〉(雀のかあさん)。この詩でも、みすゞはなんということもない人の営みの裏にある悲しみに目を向けている

   ◆

4日の参院予算委員会。他国の戦争に加わりかねない集団的自衛権の行使容認が議論になった。野党議員安倍晋三首相に聞いた。「総理戦争をするつもりがあるのでしょうか」。委員会室にゲラゲラと笑い声が起きた。「戦争」の裏にある悲しみが想像されていない乾きがあった。

http://www.shinmai.co.jp/news/20140310/KT140308ETI090014000.php

 
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