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はてなキーワード: 行動派とは

2023-01-03

anond:20230103011458

新幹線などに乗って日本各地からイケてる行動派が集まっていたんだ

イケている証明になっていたんだ

2020-07-08

沙慈・クロスロードは00の一期と二期の変化を象徴するキャラクターだったのかな?機動戦士ガンダム00世界においてソレスタルビーイングを敵視する存在はどうなるんだろう?という話

anond:20200707043149

ソレスタルビーイングアンドレイについて僕が思っていた事は結構書けた。僕が00についてこんな思っていた事を書き出すのはこれが初めてだと思う。まだまだこの作品について書きたい事はあるかもしれない。

沙慈・クロスロードというキャラクターが居る。三大国家群の一つ「ユニオン」に属する経済特区日本で両親の遺してくれた保険金などを頼りに姉と二人で暮らす工学部学生で、日本引っ越してきた刹那のお隣さんでもあった。

彼にはルイス・ハレヴィという仲の良いガールフレンドが居た。スペインから留学生であり、沙慈は彼女のお母さんから公認を受けお付き合いをしていた。沙慈とルイスとお母さんのやり取りは、00の本編には珍しく底抜けに明るい。

視聴者目線の平凡な立ち位置キャラクターなのかな?と思いきや、ルイスが何か事故に巻き込まれたと聞くや否や居ても立ってもいられず単身日本からスペインまで飛ぶなど行動派であるペアリングを渡して愛の告白もする。

ルイスソレスタルビーイングの実働部隊である「チームトリニティ」の襲撃により両親と親戚を失い、自身左手から先を失った。ガンダムビーム兵器に含まれる毒性により、再生医療も受けられない程の障害を肉体に負った。

報道機関に勤務する沙慈の姉であり唯一の肉親「絹江・クロスロード」は、ソレスタルビーイングとその創設者イオリア・シュヘンベルグ」の謎を追いイオリアの追跡取材をする内に真実へ近づいてしまい、傭兵サーシェスに殺害される。

この二つの事件が立て続けに起こった事から、沙慈はそれまであくまでその存在疑問視するだけだったソレスタルビーイングという組織に対して明確な悪意を持つようになる。プトレマイオスチームが直接の犯人という訳では無いけど…。

二期でも彼はメインキャラクターとして登場する。日本を離れスペースコロニーで若き技術者として働いていた彼は、地球連邦政府保安局反政府勢力に加担している嫌疑をかけられある日突然逮捕された。お、Zガンダムみたい。

沙慈は囚人収容するコロニーで反連邦政府勢力を専門に対応する特殊部隊アロウズ」の囚人掃討作戦に巻き込まれ、対人兵器ロボットにもう殺される!という危うい所で刹那に救出される。刹那、生身でロボット倒したよ!

刹那に救出された後、沙慈はプトレマイオス保護されるのだが…刹那ソレスタルビーイングガンダムマイスターであり、5年前から武力介入を行っていた事を知り沙慈は怒る。沙慈の関係者を傷付けたのがプトレマイオスチームではないにしても、同じ組織に属していた相手からしょうがないと思う。一期でロックオン自分家族を殺した仇と同じ組織に属していた、というだけで自爆テロとは直接関わりない刹那に怒ったので、これはもう感情問題だと思う。

沙慈は刹那の同僚であり生まれ付いてのガンダムマイスターであるティエリア・アーデ」に「君は現実を知らなすぎる」と叱られる。プトレマイオスチームで沙慈を叱る事が出来るのがティエリアだけだったのは、彼が沙慈とは真逆に戦いの中で生きてきた戦いしか知らない人間だった事もあるんだと思う。他のメンバーは沙慈のように平和日常の中で生きてきた経験もあるので、大切な人と日常を奪われて怒る沙慈を本気で叱る事は出来なかったんだろうか…?と思った。

ソレスタルビーイング武力介入とその影響で大切な人間を失った遺族の立場から、沙慈はソレスタルビーイング辛辣言葉をぶつける。ソレスタルビーイングが掲げる「紛争根絶」という理念とは全く関わりのない事で親しい人間が傷付いたのだから、当然だと思う。ソレスタルビーイングメンバーもそんな沙慈に「わかってもらおうとは思わない。恨んでくれても構わない」という態度しか取れない。ここら辺はWのヒイロとノベンタ元帥のお孫さんの話を少し思い出すな…。

ところがある時沙慈の立ち位置が変わる。ソレスタルビーイングから反政府勢力「カタロン」の施設に預けられた彼は、脱走を決意する。元々沙慈はカタロンの構成員だと誤解されて死にかけたのだから良い感情なんてある訳がない。

カタロンの構成員に嘘をつき上手く脱走に成功した沙慈は連邦軍に見つかり、カタロン関係者だと思われ連行される。そこで連邦軍屈指の人格者セルゲイ大佐に、自分にかかった嫌疑を解いてもらうためこれまでのいきさつを話した。

そこからカタロンの地下施設情報漏れアロウズ攻撃を受けたカタロンに数えきれない犠牲者が出てしまう。沙慈はこの時、自分がこれまで非難してきたソレスタルビーイングと同じ加害者側になってしまった。間接的にだけど。

これ以降沙慈は自分を責めるようになり、被害者としてソレスタルビーイングを責める事を控えるようになった。それどころか人員不足プトレマイオスの戦力を補うために、ダブルオーガンダム支援戦闘機オーライザー」のパイロットを務めるようにもなる。一期で戦いを傍観する第三者だったキャラが、二期では自分も戦いに加わる当事者になった。これはソレスタルビーイングの起こした変革であり、戦いは誰にとっても他人事では有り得ないというメッセージだと思う。

…けれど。沙慈の複雑なところは当人も勿論ソレスタルビーイング活動による犠牲者なんだけど、一期でソレスタルビーイングの出した名もない犠牲者達の代弁者でもあった事だと僕は思っている。沙慈以外に「自分達は武力行使なんかしていなかったのに貴方達の活動犠牲になった!」とソレスタルビーイングに怒りをぶつけるキャラクターが00には居なかった。ガンダムから出てくるのはどうしても軍人ばかりで、そういう意味でも沙慈みたいなキャラは珍しかった。

その沙慈がソレスタルビーイングに与するようになったので、機動戦士ガンダム00には「ソレスタルビーイング犠牲者」という立ち位置存在が居なくなってしまった。勿論プトレマイオスメンバー達は自分達の行動が多数の犠牲者を生み出している事を重々承知して、戦術予報士の「スメラギ・李・ノリエガ」が半ばアルコール依存症になっているのはそういう理由から、だと僕は思っている。軽く見返すとスメラギさんはいつでも酒を飲んでる気がする…作戦後とか。

ただ沙慈がオーライザーに乗った事で救われた人間あの世界に多く存在するし、黒幕の策略でアロウズ側に付いてしまったルイス最後には沙慈と結ばれたのも沙慈が「ルイスを取り戻すために」刹那達と力を合わせて戦ったからだ。

二期での戦いを終えた後、沙慈はソレスタルビーイングを離れ軌道エレベーター整備士として働いている。アロウズと戦うソレスタルビーイング活躍を称える新政権プロパガンダ映画にも沙慈に相当する人物は出て来なかった。

これは機動戦士ガンダム00という作品において「沙慈はソレスタルビーイングと共に戦った」けど「沙慈はソレスタルビーイングの一員ではない」という表現だったんだろうか?と今になって気付いた。沙慈は戦いをする人ではなかった。

この日記を書くために00を軽く見返していて、「ソレスタルビーイングメンバーには守る物が無い」事が共通点としてあるのかもしれない…と思った。二期の沙慈は姉を亡くしルイスとも離れ離れでもう失う物がないから命懸けで戦えた。劇場版の沙慈はルイスという大切な人を取り戻せたので戦いから離れた。アレルヤマリーという大切な人と再会出来たので一時プトレマイオスを降りた。と考えると何だか僕の中では腑に落ちるような気がする…全く根拠はないけど。

グラハム・エーカーというキャラクターが居た。1話でAEUのスペシャル2000回で模擬戦なエースを倒した主人公刹那を2話のラストで襲う相手で、ガンダム00でアリー・アル・サーシェスと並んで人気が高かった敵役の一人だと思う。

MSに乗らない1話から「失礼!」と断りを入れながら本当に失礼な事をする愉快な人だった。僕は00を視聴する前からこのグラハムという人が人気である事を知っていたし、実際に本編を見てなんと魅力的なキャラだ!と惚れ込んだ。

このグラハムは三つの超大国家群の一つ「ユニオン」の軍隊ユニオン直属米軍第一航空戦術飛行隊通称MSWADに所属する軍人で、ユニオンの最新鋭MSユニオンフラッグ」を与えられたエースパイロットであり、操縦技術も高い。

00に登場したキャラクターの中でも最もガンダム交戦した回数が多いパイロットだろうし、その度にちゃん生還しているので操縦技術だけでなく判断力が優れている事が分かる。登場回は大体善戦してるし流石ですグラハム中尉

この人は幾度となくガンダムと戦いながら一度も仕留めるに至らず、また共にフラッグを駆る「フラッグファイター」であった部下や愛機を改修してくれた恩人ガンダムとの戦いで失った事から、戦う内にガンダムに対して恨みを抱くようになる。同時にMSという兵器を扱うパイロットとして「ガンダム」の圧倒的な性能に心奪われ、魅了された。ガンダムの性能は作中に出てきた台詞から三大陣営の最新鋭機の6倍以上の性能があるらしく、夢中になっても仕方がないとも思う。

ガンダムに対して歪んた愛憎を持ち一期の最期で主役機「ガンダムエクシア」へ襲い掛かる彼を主人公刹那は歪んでいると見なし、断ち切る事を決意した。グラハム自分を歪ませたのはガンダム存在だ、と主張した。正しく愛だね。

結局一期最後の戦いはエクシアフラッグの相討ちという形で終わる。グラハムは亡くなった二人の部下の仇を取れたと満足し、エクシアフラッグは大破した。中の人はどちらも生きてたけど、二期で出番があるからこんな所で死ねない。

二期で再登場したグラハムは周囲からミスター・ブシドー」と呼ばれ刹那の駆るガンダムと戦い決着をつける事にのみ執着する面白いけど歪んだ人物になっていた。一期で生き延びた後他に生きる意義を見つけられなかったんだと思う。

結局グラハム刹那との決闘に敗れ、刹那自分トドメを刺すように求めるが刹那は「生きて明日を掴む事が自分にとっての戦いである」と言い、グラハムにも「生きて戦え」と告げた。グラハムは一期でも二期でも死ねなかったけど、劇場版まで生き延びられて本当に良かったと思う。グラハム地球連邦軍に復帰し、フラッグの後継機でもある可変MSブレイヴ」を駆る強襲部隊ソルブレイヴスの隊長就任し大活躍する。劇場版はグラハムファン必見だと思う!

グラハム劇場版で二期の自分の行いを愚行と呼び、ガンダムではなく刹那を超えたいと言う。そして地球外生命体「ELS」との決戦で刹那通り道を作るために華々しい最期を遂げた。刹那と対になる主人公のような気がしてくる。

ここからが本題で…グラハムだけでなく沙慈もそうなんだけど、一期の戦いでソレスタルビーイングに恨みを持った人間は二期でソレスタルビーイング寄りの立ち位置になっている気がする。そういう段階は二期で終わったからだろうけどね。

機動戦士ガンダム00では対話相互理解重要性が何度も訴えられる。今は敵対していても相手と話し合って分かり合おうと努力した人は何らかの形で努力が実っている。宇宙世紀ニュータイプ達が目指していた物だと思う。

ところで小説版00によると刹那が量子ジャンプを行ってから地球に帰還するまでの50年の間も「世界各地から争いの火は消えなかった。」「大戦に発展しかけた事もある。」とマリナが述懐している。グラハムが主演を務める00の続編もその時代舞台になると言われている。ELSが平和象徴である花になっても争いは無くならなかった。コロニー公社労働者のような問題はELSが居てもどうにもならないだろうし仕方ないのかもしれない。突如現れ地球でも暴走したELSのような存在人類が受け入れるのも難しかったと思う。その気になれば人間を触れるだけで殺せる存在が、地球全土から集められた軍事力の大半を壊滅させた後何か友好の意思を示してきたとしても、怖いだけだと思うし…。

地球連邦軍の損失率は戦いが終わった後には50%を超えていたと思われる。ELSとの戦いで親族を亡くした遺族は、果たしてELSという存在を許せるだろうか。ELSとは関係なく7年前にソレスタルビーイング紛争根絶を掲げ武力介入を行っていた時それが原因で親しい相手を亡くした人間はまだ恨みを抱えていたかもしれない。対話相互理解なんて絶対にごめんだ、という人もひょっとしたら居たかもしれない。作中には出て来ないので僕の想像だけど。

サーシェスやリボンズのように相手と分かり合う気がなく争いをやめる気もない人物世界から排除される。僕は「劇場版の後だとそういう人は最終的に殺されてしまうんだろうな」と00が好きな人の前で言ってしまった事がある。その時は「どうせ00観てないで言ってるんだろうけど」と相手を怒らせてしまった。確かに劇場版にそういう人物は出ていないか勝手想像だし、怒らせてしまたこっちの言い方が悪かった。話に水を差してると受け取られても仕方がないと思う。

グラハムが主演が務める続編では、ガンダムマイスターとしてソレスタルビーイングに加わったグラハムエクシアの改修機に乗り「空白の50年」を戦うと予想されている。ああやっぱり00の続編早く見たいですね!もう楽しみで仕方ない。

追記

ソレスタルビーイングは「人類がやがて宇宙に飛び立った時に宇宙火種にならないように」というイオリアの壮大な願いを実現するための組織…と考えてもいいのかな。実は本編前から結構怖い事もやっていて、ガンダムに搭載するためのGNドライヴは一期が始まる90年くらい前に完成していたんだけど、木星圏で20年以上かけてGNドライヴを作り上げた技術者達を機密保持理由に皆殺していたり…08MS小隊ギニアス兄さんもやってたけど、悪役っぽいかな。

ところで僕はガンダム00の悪役だとチームトリニティ長男「ヨハン・トリニティ」とイオリア計画を捻じ曲げていた黒幕リボンズ・アルマーク」が好きだ。この二人は計画の一部としてやがて死ぬ事が決定されていた。ヨハンは任務以外の何にも興味を示さず狂暴な弟や妹をろくに諫めない人だったけど、ガンダムマイスターとして与えられた使命には誰よりも忠実でストイックな人だったしあの最期にはどうしても同情を禁じえない。リボンズイオリア計画を円滑に進めるために生み出された人造人間だけど、使い捨ての駒として終わるのが嫌だったか計画を乗っ取って自分支配者側になる事を目指すという…冷ややかな性格に見えて実は創造主への反骨心が原動力だったって所がとても良いと思う。

ソレスタルビーイング計画って人類全体の事を考えてはいても個人の事は全く考えてないんだろうなと思うからGNドライヴ製作に携わった人達もチームトリニティプトレマイオスチームもイノベイドも死んで人類のためになってねって扱いなのは正直怖い。だから使われるのではなく自分が使う側になってやるんだってリボンズは悪役だけど「ただ計画に従うだけで終わってたまるか!」ってガッツを感じるのが好きなのかな…と書いていて思った。やってる事は悪役だけど。

ところで機動戦士ガンダム00には「in those days」というキャラクター原案を担当された高河ゆん先生による各キャラクター内面について掘り下げられた漫画作品があるけれど、僕はこの漫画で描かれたリボンズ解釈が大好きだ。ソレスタルビーイングスポンサーでもある国連大使アレハンドロ・コーナー」の小姓をリボンズ結構楽しんでやっていて大使が亡くなった事を本当は少し残念に思っていたり、計画がどんどんズレて次々修整せざるを得ない状況に内心殆ど余裕がなかったり、実は親であるイオリア人間ばかりを見て子供である自分の方を見ず愛してくれなかった事に大変なコンプレックスを持っていたり…アニメの冷ややかな悪役という雰囲気も良いけど、この漫画の実はとても繊細な内面打たれ弱いリボンズ人間臭くて「これはこれでとても良い!」と僕は思うアニメ世界でもリボンズが改心すればまた彼は肉体を作り直して復活できるのだろうか?実際にグラハムは復活したので少しだけ期待しても良いかな。

もしかしてイオリアという人は大切に思える誰か特定個人が居なかったかあんな壮大な計画を思い付き実行出来たのかな?と少し思う。もし居たとしても「世界を良い方向に変革したい」という使命感が勝ったのかもしれないけど。

00の感想を書いている内にやっぱり僕は00が好きなんじゃないだろうか、という気がしてくる。「やっぱり好きな方なんだろうなあ」というこの距離感で00とは末永く付き合っていきたいなあ。

2017-12-06

[] #43-5「親の資格

≪ 前

この話を思い出す度、俺はセンセイとした、とある話も思い出す。

「マスダ、ちょっとしたクイズだ。組織崩壊させるトップには、どんな条件があると思う?」

「そりゃあ“無能”でしょ。トップ無能じゃ何もできない」

「それじゃあマルはやれても、花マルはやれないかな。トップ無能でも、部下が有能であれば意外と組織機能する」

「えー……うーん、じゃあその有能な部下たちの足を引っ張る?」

無能行動派トップいいね、二重マルだ」

「それでも花マルじゃないんですか!? うーん……もう思いつかない、降参します」

「惜しかったね。最後の要素は“偽善者”だ」

「“偽善者”……それはまたどうして」

理念のものは崇高だから。故にトップも何が間違っているか気づかず、部下も指摘しにくい。美辞麗句で誤魔化すもの現実とのギャップ差を埋められず、どこかで帳尻が合わなくなって最終的に破綻する」

偽善ダメってことですか。でもよく言うじゃないですか。『やらない善より、やる偽善』って」

「ははは、そりゃその理屈も間違ってはいないよ。でも、それはその行動によって、具体的に救われる対象がいること前提だ。飢えた人にその場しのぎのパンを与えることは“やる偽善”。愚かな偽善者は『そんなパンを食べさせるな』といって取り上げる」

「へえー、偽善にも色々なものがあるんですね」

「つまり行動派”で“無能”な“偽善者”は周りを犠牲にしながら、漠然とした善行に猛進するからダメってこと」

この話を思い出すのは、俺が市長のことを“行動派無能偽善者”だと思っているからだろう。

そんな市長がなぜ今なお市長でいられるのか、その話はまた別の機会にしよう。


…………

「今回の政策は取り下げとなったが、この決まり自体が間違っているとは思わない。法の整理や、システム部分を改良すればよい結果を生むはずだ」

免許制度の取り下げ発表時に市長が言ったセリフだ。

俺たちはその様子を溜め息混じりに眺めていた。

その溜め息の理由は安堵が半分、市長に対する呆れ半分といったところだ。

「まったく、バカみたいだ。あの市長は相変わらず自分政策を失敗だとは認めない、事実上失敗しているのに。システム部分を改良だの整理だの言っているが、それがままならないから取り下げたって話なのに」

市長投票した父ですら、今回のことはほとほと呆れ果てていた。

「なのにあの市長観念的なことばかり言って現実に寄り添おうとせず、それを捻じ曲げて矯正する。モノ捨てられない人間と一緒だ。使い道はあるって持て囃しながら、その実は扱いきれないものをため込んでいるだけ」

父はああ言っているし、俺たちにとっても助かりはしたものの、正直なところ今回の制度がやりたいことは分からなくもなかった。

俺は答えがあるかも分からない、何らかの答えを求めて母に疑問を投げかけた。

「母さん、免許ってのはいらないものなの?」

一口には言えないけど……必要だとしても、それはあくま可視化された証として。“本質”はそこにはないってこと」

「“本質”って?」

そう尋ねると、母は俺と弟をそっと抱きしめた。

「おい母さん、小っ恥ずかしいからやめろって」

母の機械の体によるものなのか、俺と弟によるものなのか、妙に熱っぽかったのを今でも覚えている。

(#43-おわり)

2017-09-06

性癖ネタにするなっていったら

https://anond.hatelabo.jp/20170904181052

やっぱフェミが湧いて女性の権利を主張しやがる。

この増田に「真空パックAVがなくなったら困る」とか「真空パックAV理解を示せ」とか書いたか?書いてねーだろ。

どこをどう斜め読みしたらそんなこと書いてあるんだよフェミニスト共が。

書き方が悪かったのは重々承知するが、私が言いたいことは端的に3つ

真空パックAVネタにするな。それで性欲発散(=本来の生み出された目的)している人もいる。

真空パックAVはいわゆる普通性癖から変化してくるもので突発な性的趣向ではない。(個人の感想です。)

真空パックAVキワモノなのは理解しており、迫害される対象からこそ、そういったネタ反論できない。

例えば世間的には受け入れようとする動きがあるゲイは、はっきりいってネット界隈ではネタにされている。

その最もたる例が淫夢厨なわけだが、あぁいうゲイAVだって需要があって、行動派じゃないゲイのためのものだろ。それを淫夢厨は踏みにじってると私は感じるわけ。まぁ、ニコニコなんかだと、濡れ場のシーンではなくそ前後ストーリーを作る部分をバカにしているけども、それでもやはり気分がいいものではない。

そうなることを恐れて書いた記事(なので基本は性癖解説をしており、女性弁護士がどうたらこうたらは最初は書いてない)であり、ターゲットネットユーザー全体で、フェミニストや例の女性弁護士を狙い撃ちした記事でもない。

まぁ、こんなこと書いても本文読まないやつにはしかたねーけどな。あいつら感情で人を批判するもの

ま、今はもうみんな忘却の彼方っぽいので私の杞憂でよかったが。いらすとやあたりが「真空パックにいれられる人のイラストです」とか描いたら危なかった。

2017-07-03

話題になってるバニラエアの件

車椅子なら100%断っているわけではなくて断らないケースの方が多いのだから事前連絡すると断られるというのはデマっていうのを見かけたんだけど、

車椅子ユーザーっていう大雑把なくくりで断らないケースの方が多いとしても、件の人みたいな状態の人であれば断るケースってことは、この人が連絡すれば100%断られるわけだよなあと。

もちろん事前連絡はあった方が準備とか安全問題とかあるだろうしサービス側が連絡欲しいというのはそりゃそうだろうけど(ふつうに予約の段階で申告が終わればベストだし)、

それをおいといてだよ、現状においての個人の行動として考えると全体で断られないこともあるとか全然関係ないんじゃないかと思うんだけど。

事前連絡することでむしろ不利益が多くなる状態の人が連絡なしで行動するようになるのは当たり前じゃないのかな。行動するのがやたら難しくなるじゃん。推奨はできないけどそこを責められないんじゃないの、と。

制止を振り切って乗り込むのがありえないってのはそこだけ考えたらそうだけど、安全上の問題があるなら行きが乗れちゃってるのがどうなのっていう。連絡なしで来た時点で安全を確保できないから断固乗れませんってならんの。

そりゃ、ふつうに乗って来たのに帰りに飛行機に乗り込む段階になってから行きの判断ルール違反で、乗れませんって言われたら怒るよ。他に移動手段がたくさんある環境でもないし。

制止されたのに這って乗ったのはもちろん推奨はできないだろうけど、介助者がいるのにあらゆる選択肢を封じられた結果だし、そこまで責められることに思えない。そもそも航行に支障あるほど安全問題が大きかったらなんでそのまま乗れてんのかな。危ないから乗り方は本当推奨はできないよそりゃ。

あとトイレ問題かなあ。座席で排尿を済ませるっていう話があったけど、肢体不自由な人のトイレの面倒さを健常な人のレベルで考えたらだめだろうし、自分にはこれは判断ができない。うちの家族はぎりぎりなんとか歩けるけどトイレに行くのはかなり大変だし、必ず補助が必要オムツ状態によってはかえって大変なこともある。少なくともありえないってすぐ言えるようなことではないな。

とにかく見てると推奨はできないけどその状況で責められないってことばっかりなように思うんだけど。一般マナーを厳格に守ってたら障害者にだけやたら大きな負担がかかるじゃん。

それに、HP見てると単に行動派マッチョ旅人じゃね?完璧配慮を求めるタイプにまったく見えないし、バリアフリーはできることをできる範囲で最小限に、やれることは自分でやるっていう主張の人なんでは?

2017-04-09

ポイントクリックゲーム (脱出系)「Chasm (峡谷)」オープニング翻訳

https://jayisgames.com/games/chasm/

カモノハシのジョー君です。みんなのリーダー行動派の頼れる奴、モットーは「何でも俺に任せとけ!」…

なんてことは全くなくて。

そろそろ午前11時なのに起きる気配なし。もっとも、ここらあたりは「どうしても起きなきゃ」ってほどの事件もないんですけどね。一日寝ててもどうってことはありません。

これがジョー君の住んでいる町キャズムトン(峡谷町)、どこからも遠い町です。家が8軒、果樹数本、居酒屋が1軒。

そしてもちろん、峡谷。

谷町は峡谷がなければやっていけません。町を潤す水は峡谷の奥深くのダムから運ばれてきているのです。

作物を育てるにも水がいります

発電機ダムからの水を使って町の電気を起こしています

ところが谷の上流の水道管に問題発生。落石でしょうか。峡谷町は断水してしまいました。

水がないと作物は枯れてしまます

タービンを動かす動力がないと発電もできません。

電気がないとテレビ冷蔵庫も使えません。つまり谷町住民今シーズン決勝戦が見られずぬるいビールを飲まなきゃいけないってこと。

集会所兼居酒屋

緊急集会招集。全員が集まりました。(ただしジョー君は寝ていたので出そこねました。)

そして投票が行われました。峡谷までの命を賭けた危険な旅、水道の復旧、誰がそれをやるのか。

満場一致で決まったのは…

ジョー君でした。

住民たちは決めました。ジョー君を待つ間、残された者たちは全力を尽くして、ぬるくならないうちに町中のビールを飲み干せるか、しっかり見届けようと。

峡谷は危険場所。慎重に行動しなければ怪我をするか、悪くすると命を落とすかも…

だとしても、6時の決勝戦の放映に復旧が間に合わなかったら住民が何をしでかすか…それを思えば大したことじゃありません。

急げ、ジョー君!

2016-11-27

有名な人ほど、とんでもねぇわけの分からんアンチが付くんやな…。

大変だろうけどバロメーターみたいなもんか。

まぁ、とんでもねぇアンチでも単なる臆病もんなら問題にならんけど

妙に行動派とかだったらこえーな。

2015-10-23

目的を達成するためにはそれに至るまでのプロセスを考えなければならない

例え考えるまでに行動!というタイプ人間であったとしても

解決能力のある行動派は解決に結びつくかもしれない実験

ひらすらトライエラーを繰り返しながら軌道修正していく。

まりちゃんと細かい結果から考えて次の行動に移す、

考えるスパンが短いがきちんと考えて行動しているタイプだ。

だが、シールズはどうだ?

行動派か?

違う。

何も考えていない。

解決に結びつこうにも、まず問題提起ができていないし共有もできていない。

解くべき問題明確化されていないために、答えは永遠に手に入らない。

ただの暴徒だ。

悪く言えばテロリスト

シールズは決して行動派ではない。

騒ぐことが目的のただの暴徒であり、反知性主義者の勢力だ。

まさに左翼シンボルマークである

2015-08-16

情熱が立ち消える。

行動派な方なので何か新しい事をしようとするととてもワクワクして、念入りに調査をしたり計画を立てたり準備をする。

たとえば旅行の計画をしていると物凄く楽しい毎日決行日が楽しみになる。あそこに行きたい、ここに寄りたい、時間が許せばここも回りたい。

同行者とのスケジューリングも綿密に織り込んで、アイツはここに連れて行くと喜びそうだ、コイツにはこれを食べさせたい。

だが旅行の2日前位から急に全く興味が無くなる。

最終的な荷物のパッキングなんか当日の出発前にやる事が殆どだ。

日天候や道路の混雑などアクシデントが発生してどうしようか、という時だけ妙に元気が出る。

旅行に限らず、仕事でも遊びでも、恋愛でもそう。

好きな人が出来て落とそうと権謀術数を尽くしている間は楽しいのだが、イザ状況が整うと途端に立ち消える。

計画を頑張りすぎて燃え尽きたとかではなく、前触れも無くふっと吹き消すように興味が失せる。

これはもう何かの病気なのかね。

2014-01-13

行動派で、動いては失敗して謝ることばかりしてる人がいる

謝るのが得意で、いつも謝ってばかりいるがそれもどうなのと思う

過去に上手く謝れたことでうまくいった成功体験でもあるのかも知れないが

謝るようなシチュエーションばかり招くのは無能と言うのではないか

2014-01-11

人事部採用かい企業ゴミ部門

なにあれマジでいらないだろ。

特殊技能があるわけでもない薄っぺらい笑顔浮かべるだけの行動派バカがあたか特殊部署に務めているかのように企業ビジネス実態からかけ離れた採用業務やってる。得意分野があるとすれば上役へのゴマすりと採用担当した社員への先輩面。特に最悪なのが「入社して1年以内に人事部採用付けになった自社の業務をほとんどやったことのないつら構えとハキハキしたお喋りを買われた女」でこういうカボチャ頭が面接なぞ担当した日にゃ自分は山といる新卒を選別する選ばれた人間なのだというサイコ臭い選民意識を植え付けられてて超ウザい。

てか何ほんと若いちゃんねー人事に据えるの流行ってんの???女性蔑視なの?ヘテロ男性何とかなの??セックスマシンガンズなの???意味分かんないなんか「採用活動ちょっと見てくださいよ」とかうちの年増カボチャが言うからグループ増設する部署部長としてちょっと合同説明会とか覗きに行ったらカボチャカボチャカボチャ見渡すかぎりのカボチャ幼稚園のお遊戯みたいな口調で「みなさんしってますか~~~?」とか「そうなんですよ~~~」とかなんだこりゃあああああああああああああああああああああああああああああああ死ね

大体新卒採用エントリーだの第一面接なんぞ齢22を数えんとする知的障害者を除去するだけの単調作業なんだからさっさとアウトソース出来る仕組みを作れよ。池沼除去作業の前に業界研究だの企業説明会だのやってるから自社で上記のようなゴミ部門コストかけなきゃならんしゴミ部門から定着率下がるし定着率下がるからゴミ部門コストかけざるを得ないとか言って新卒池沼採用担当にするからゴミ部門池沼拡大再生装置と化すんだよやる気あんのか。

あれだろ新卒採用の時期がなんか遅くなんだろ?就活サポート企業とやらは学生からカネとって1月までに面接代行して一次選別済ませとけやそんで優良な奴らに面接パス渡しとけ。パス貰った奴らはそこから企業説明でもなんでもやりゃあいいんだよそんで志望理由と専門分野だけカチッと来た企業があれば即実務レベル人間面接。個別企業にとっては超コストダウンだし学生にとっても間口広がってハッピー就活サポート企業ビジネスの裾の広がって万々歳。オナニー集団人事部採用死滅しろ

2013-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20131211233419

いやいや、人間関係トラブルはつきものだし、その程度のことで迷ってるなら辞めたほうがいいよ。

だいたい、普通サラリーマンだってトラブルは頻繁に起きるじゃん。

しろトラブルクレームなんかは、上手くいってる証拠でもあるからね。

うちの会社趣味副業やってる人が結構いるんだけど、

自動車の修理工をやったり、バイク指導員やったり、ネット広告代行とかやってるみたい。

俺は転売

あくまでも利益目的ではないことが大事だね。

利益目的じゃなくて、ただ趣味の延長で「お金になればいいな~」くらいな気持ちでやってるよ。

まあ、それでたまたま上手くいったら、独立意識してもいいんじゃん?

あと、知り合いだけど、会社辞めて東南アジアで水を売ってるやつがいるわ。

そんな行動派じゃなくていいと思うけど、そいつ海外旅行趣味だったからね。

2013-05-31

社会人2年目。自分を変えたい。

社会人2年目。

年度末の繁忙期を何とか乗り越え、ひと段落

6月を迎えようとしている今。

仕事へ行くのがつらい。

夜中何度も目が覚め、寝付けない。

ぐっすり眠れないから疲れがとれず、仕事ミスが増える。

週末は引きこもり、ほぼ寝たきり。

そんな状況を親に救い出された。

完治しかけていたうつが悪化したとの診断で、SSRIの量が一気に増え、導入剤も飲むようになったおかげで、なんとか休まず出勤している。

でも、覇気がない。

部屋はぐちゃぐちゃ。

週末は人に会うのがつらく、風呂に入るのさえ面倒でずっとベッドにもぐって寝ている。

職場病気相談できる人は誰もいない。

隠し通すしかない。

近頃、ガチ孤立しはじめて焦っている。

飲み会に誘われない。

雑談の輪に加われない。

ランチはだいたい一人。

仕事終われば直帰。

いつからこんな毎日になったんだろう。

こんなはずじゃなかったのに。

入ったころは大好きな職場だった。と思う。

いつから歯車が狂っってしまったのか。

周りの2年目たちは、仕事に慣れ、職場にも慣れ、同期・同僚同士でどんどん仲良くなっている中、

ひとり取り残されている自分

焦る。

でもどうしたらいいのかわからない。

自分の中の「二年目のジンクス

新しい環境になって2年目からおかしくなる。

中学も高校も大学も、全部そうだった。

新しい環境になるたび、今度こそと思って頑張るのだけど、

やっぱり2年目には思うようにいかなくなる。

今度こそ、うまくいくはずだった。

社会人1年目のスタートは、良すぎる程良かった。

係長はいつも私に声をかけてくれ、先輩たちも手取り足取り。

専属トレーナーさんもついていて、とても心強かった。

私の唯一の長所は、人見知りをしないところ。

なので、最初からがんがん飛ばしていけた。

200人近い同期にも積極的に話しかけた。

係にもすんなり溶け込めたように思っていた。

同期の誰よりも組織に馴染めているような錯覚さえしていた。

一方、同じ係に一緒に配属された年下同期は、かなりの人見知りで、最初は私以外とはほとんど話せない位だった。

いまではまるで逆転だ。

あれほど人見知りだった彼女が、いまでは係のアイドルである

彼女の周りには係長も先輩もみんな集まる。

私の周りには、人がこない。

彼女がいると輪に入れてありがたいなんて、本当に情けないけど事実からしょうがない。

仕事以外で、上司や先輩からしかけられることはほとんどない。

同期とはかろうじて話す程度だ。

別に仕事に支障はそれほどない。と思う。

あいさつ・報連相・お礼といった当然の行動派きちんとしている。

いやがらせをされたり、いじめられたりしているわけでは勿論ない。

表面上は和気藹々としているように見えるかもしれない。

でも、周りとくらべて私に対する態度はみな少し、とげがあって冷淡だ。

小さなミスでもここぞとばかりに注意される。

仕事最後まできちんと教えてもらえない。

新しい仕事はまったくさせてくれない。

そもそも話しかけられない、これが一番つらい。

仕事が多い日はいい。

余計なことを考えずに、ただ目の前の仕事をこなすだけでいいからだ。

から繁忙期はまだ良かった。

これから秋まで、毎日、針の筵かと思うと絶望する。

雑談は小さいこから苦手だった。

相手の言葉自分なりの反応を返すのだが、「?」という顔をされることが多い。

感覚がずれているという自覚はある。

集中すると自分しか見えなくなることも多い。

自己なのだろう、と思う。

でも人の話は積極的に聞くようにしているし、

笑ったり、うなづいたり、笑顔あいづちもうっている。

ウマが合わないだけじゃないか?とも思った。

特に、定年間近の大先輩♂とはことごとくうまくいかないので、これはもう

相性だから仕方ないかな、と。

けれど、うまくいかない相手が明らかに多すぎる。

特に、50代の♂先輩方と、うまくコミュニケートできない。

嫌われはしていないにしても、好かれてもいない。間違いなく。

係長課長部長といった、組織の実権を握る彼ら世代に、

嫌われはしないまでも、「好かれにくい」体質の私は本当に損。

なんとかならんものか。

横柄な態度なのか?

自分がどう思われているのかまったくわからない。

仕事プライベートを割り切れば、それは楽だと思う。

でも、そこまでドライにはなりきれず。

もっと好かれたい。

もっと周りとの距離を縮めたい。

職場の人たちに会えるのを楽しみに、毎日仕事にいけたらどれだけ素敵だろう。

そうなるはずだったのに。

原因は自分にある。

会話、というか、トピックがとびとびに移り変わり当意即妙な返答が要求される雑談が私は本当に苦手なのだ

いつもこのパターンを繰り返してきた。

内気で一人が好きな自分のすべてを根元から変えることは、多分できない。

でももう少し楽になりたい。

雑談への苦手意識

・壁を作らない

・ずれた感覚ごまかそうとしない(どうぜばれる)

ひとりランチさびしくてしかたないのに、平気なふりをしない

光を求めて、

自分の小さな箱から脱出する方法」を読んでいる。

認知の歪みを治す、認知行動療法の本も。

すぐ死にたがるくせに、あきらめきれない往生際の悪さ。

今が正念場。

もう少しでいいから楽に生きたい。

 
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