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はてなキーワード: 苅谷剛彦とは

2020-11-03

anond:20201026003439

似たような境遇で生まれ育ち、都会の大学を出て現在東京で働いている身として心の琴線に触れる内容だった。

入社たころ、東大出身の同期に「どうやったら東大に入れるの?」と聞いたところ、

都内進学校ではどの塾に行ってどの参考書を読めばいいか情報が共有されているからそのとおりやれば簡単だよ」

と言われて、ああこれが格差か、と思ったことを思い出す。

社会学者苅谷剛彦氏が、日本社会を評して「学歴以前のカテゴラルな条件づけによってあらかじめ序列化されている社会」と

述べているとおり、都会のごく限られた一部の者と、田舎に住む者との間の断絶はもう埋められないところに来ていると

強く感じる。

2019-11-03

アンチフェミのための本当の社会構築主義入門

 以下では、フェミがオタク叩きをする根幹思想”社会構築主義”とは?における主として次に挙げる2ツイート問題点の指摘と、関連して宇崎ちゃん献血ポスターについての議論を行う。

そもそも

社会構造ってなに?

どこにあるの?

どうやって見つけるの?

それは反証可能性あるの?」

って、どの研究書を読んでもまともに書いてない。ただ、「ある」ってことを前提にして話をしてる。

そもそも社会構築主義」に限らず、社会学において、社会構造人間行為関係は、最も根本的なところでまったく解明されていない。

人間社会構造を作り、その社会構造人間規定するというのがどういうことなのか(ミクロマクロリンク問題)、社会学出来てから100年以上全くわかってない。

 この文章を書いた理由としては、上記Togetterがあまりに「社会学」についてのひどい誤りを書き散らしているにもかかわらず「参考になった」的なコメントが多くついておりヤベえと思ったためです(「ジェンダー論」についても誤りがありそうだけど詳しくないのであまり触れませんでした)。また、それはそれとして献血ポスター批判側にも「社会学」(同じくたぶん「ジェンダー論」も)を誤解していたり、受け手を誤解させかねない振る舞いが多く見られるのでその点についても指摘しています

 以下では最初に「反証可能性」についての話をした後に、次に「社会構造」の話をし、最後に宇崎ちゃんポスターの話をします。

 まず、反証可能性という用語を真顔で使っていいのは高校生までです。科学哲学(「なにが科学か」「そもそも科学とは何をしているのか」についての哲学)に詳しくない人のために反証可能性について一応説明しておくと、「それが間違いであると認められる可能性が無いもの科学ではない」という理論です。たとえばオカルトに対しては結構これが有効で、やつらはこれを買うと病気が治るとか言って壺を売りつけてくるわけですが、当然買っても病気は治らない。それで苦情を言いに行くと「あなた信心が足りないからです」とかなんとか言って「仮説:買うと治る 実験:買った 結果:治らなかった→仮説は棄却される」という「反証」を受け入れてもらえない。こういう状況を反証可能性が無い、といい、その状況と「まっとうな科学はすべて反証可能性を持っている」という前提からオカルト科学ではないと結論されます

 しかし、であるオカルト科学ではないのはいいのですが、すべての科学反証可能性を持っているかというと怪しい。化学物理学最先端研究だと、現状そこの施設しか営利企業だったりする)でしか検証できない実験結果がネイチャーかに載ってたりする。あれはいいのか、という話になる。「いずれ反証できる『可能性』があるからいいのだ」という人がいるかもしれないが、いまこの瞬間はまだ反証可能性が無いのにネイチャーかに載っちゃうのはどうなのそれは本当に科学なのということはまだ言える。というかそれでやばいことになった事例もあるわけで(ヘンドリック・シェーンSTAP細胞など)。まあ「可能性がある(実際先の2つは実際反証されたやろ[STAP細胞が無いと証明した人が居ないのに反証されたと言っていいのかとか問題もあるのだが省略!])」というところでそこは押し切るとしても、更に根本的な問題がある。

 反証可能性理論から出てくる規範として「科学者ならば反証された仮説にこだわっていてはならない」というものがある。例えば「STAP細胞はありまぁす」とかほざいた奴に対する科学コミュニティからまなざしを思い出してみるとまあわかる話でしょう。しかしそんないさぎよい態度が歴史上とられたことがあっただろうか。例えばニュートン万有引力を「ありまぁす」と言ったわけだが、当時の科学者(とか錬金術師とか哲学者とか、ようするに当時のインテリほぼすべて)から袋叩きにあった。ほぼ1人vs全世界の構図なわけで、それだけの物量の「反証」が寄せられると中には正しいものもあったりする(たとえばニュートンは「エーテル」を存在するものとしていたが、そんなものはない。あるいは単純な計算ミスもあっただろう)。さて、正しい反証を示されたニュートン万有引力という仮説を撤回しただろうか。皆さんご存知の通りしなかったのである。なんと卑怯にも奴は後出し理論マイナーチェンジを続けて「ありまぁす」と主張し続けたのである。壺を売ったあとに「壺は仕事をしたが信心が足りなかった」と言う宗教家と何が違うのだろうか。というのは流石に極論であるにしても、反証可能性という概念が当初思ったほど切れ味の鋭い概念では無いことは理解してもらえたと思います

 そういうのをコミコミで、普通反証可能性」という用語を教わるときは「という便利そうな概念があるけどそこまで便利でもないよ、だから次のパラダイム論が出てきて、それも思ったほど便利じゃなかったので…」というところを必ずセットで教わると思う(ので真顔で使っていいのは高校生まで)のですが、件の人は一体どのような教わり方をしたのでしょうか。

 この時点でこの問いがどうかしていることは明らかなのですが、「社会学が専門」と言った上で「社会構造ってなに?」という問いはまして頭が痛いです。

 社会学史のおさらいをしましょう。なぜ社会学なんて胡乱な学問が成立したのかと言うと、それが必要だと当時の人たちが考えたからです。どういうことか。一般的社会学の成立は、19世紀前半~中盤に活躍したコントスペンサーという人たちから19世紀後半~20世紀初頭に活躍したデュルケームウェーバーという人たちあたりが成立させたと言われています。以下ではコントデュルケームという2人の流れを説明します。スペンサーウェーバーも偉いのですが、「実証的」とか「科学的」とか言われる社会学を作ったのはやはりコントデュルケームだと思うからです。あとぶっちゃけスペンサーウェーバーには筆者が詳しくないという理由もあります

 さて、時代19世紀初頭、フランスコントという人がいました。大抵の社会学史的な文章にはこの人の名前が出てきます。逆に言えばたいてい名前しか出てこないのですが、その理由はおそらくデュルケームと比べるとぶっちゃけまりに見劣りするからです。それでも名前が出てくるのは、彼が今の意味での「社会学」という言葉を初めて使ったからです(正確に言えば彼が提唱したのは社会物理〉学でしたが、ここでの物理学physicsは明確に形而上学meta-physicsと対比される形で使われており、社会形而下学とか、社会についての実証的な学問とか、まあ要するに社会学のことでした)。19世紀初頭のフランスといえば、フランス革命の余波も大きく、社会しっちゃかめっちゃか状態でした。偉かった教会とか王様とかの権威が失墜して、ナポレオン独裁して、また昔の王朝に戻ったりしてました。多分一年ごとに自民党共産党政権を交代してもここまでの混乱はしないんじゃないかってくらいの混乱だったんだと思います。そういう中で生きてると不安になるわけです。幸せになれないわけです。じゃあどうすればええねん、と考えた人がコントでした。彼は「社会学」という言葉を初めて用いた『社会組織必要科学作業プラン』の中で次のように述べています。昔は王様とか宗教とかが社会をまとめあげてたよね。で、今もそれを復帰させようとしてる人がいる。気持ちはわかるよ、でも一度変わってしまったものは元に戻らないわけで、そういうのは無意味。新しい社会には新しいまとめあげの方法必要だよね。そのための方法社会についての実証科学を創設してみんなにそれを教育するということです!なぜならそれによって、社会のみんなで同じものを見て確認するということが可能になり、それでまたみんなの団結が可能になるからです!と。今の意味での「社会学」を全員に教育するべきかはともかくとして、社会についての科学的知見を皆が持つべきだ、というのはなんとなくわかる気がしますよね。というか200年経ってもまだ未達成なプランじゃないかと言う気がしてきますよね。「身の丈」とか言ってる人にはコントの遺灰を煎じて飲ませたいくらいじゃないでしょうか。正直天才の発想だと思います。ここで大事なのはコント王様教会権威(当時は王様神様みたいなものでしたからようするにまとめて「神学」でしょう)の代替物として、「社会学」を構想したということです。にもかかわらず「社会学は神学も同然だ!」と鬼の首を取ったように繰り返してるあたりで、ああこの人は歴史を知らないんだなと思ってしまますが、まあ確かにいまどきハンショーカノーセーのない神学のままではよろしくない。

 それをどうにかしたのがデュルケームでした。彼は19世紀末に『自殺論』という本を著しました。一般教養講義などで社会学を取ったことがある人なら聞いたことはあるはずです。この本の意義は簡単で、社会しっちゃかめっちゃかになると自殺が増えるということを統計的に明らかにしたという点に尽きます。まあわからんでもないけど何がそこまですごいの?って思いますよね。デュルケームがすごいのは統計学が未発達(というかほぼ存在しない)なかで、しかも「社会個人に影響する」という概念自体存在しないなかで、自殺という究極的に個人的だと思われた事柄と、季節や宗教といった普遍的社会事柄統計を用いて結びつけた点にあります。それまでも人の死についての統計は無いわけではありませんでしたが、それは保険のための年齢別の死亡率表のようなもので(それも当時としては画期的だったのですが)、社会と死(それも病死戦死ではなく自殺)が結びつくという発想はまったく存在しませんでした。どれくらい革新的だったかというと、「『社会がこうなると自殺が増える』って書いてるけど、自殺してないやつのほうが多いよね?」「てか社会がそうじゃなくても自殺してるやついるよね?」みたいなクソリプ殺到するほどでした。それほどに統計というものが未知のものだったのです(今でもたまにこんな人いますよね)。かくしてデュルケームは、自殺というものすごーく個人的な(と思われている)ことと、社会構造との結びつきを発見しました。現在に至るまでその後のすべての社会学は、このデュルケームの発想の上に成り立っていると言っても過言ではありません。別に学問的なものでなくても、たとえば「社会をよくして自殺率を下げるべきだ」とわれわれが当たり前に考えているのも、デュルケーム社会自殺関係を明らかにしなければありえなかったことでしょう。あるいはより学問的なことを言えば「身の丈」発言があれだけ叩かれたのも、「貧困家庭の子供の大学進学率は低くなりがちである」「大学に進学しなかった場合は、進学した場合よりも収入が低くなりがちである」といった、日本社会学がこの30年ほどで明らかにしてきたことが人口膾炙したためであると思われます(ちなみに教育社会学を専門にしている先生[竹内洋苅谷剛彦だったと思う]が公民館で講演したところ「先生のおっしゃってることって、魚屋の息子が魚屋になるってことですよね?そんなのみんな知ってますよ」と言われたというエピソード個人的に好き。みんな知ってることを統計的確認するのが大事なんです)。

 このデュルケーム研究ひとつとってみても、あるいは「身の丈」発言に怒れるようになった日本人をとってみても、「社会構造存在する」というのは科学的に正しいし、世間的にも常識となっているとみてよいのではないでしょうか。それを否定するのは、Twitterなんかではなくそれこそ論文を世に問うことによってぐらいでしか可能にはならないでしょう。そのためには社会学の100年以上の歴史通暁していなければならないでしょうが、「反証可能性」を錦の御旗のように用いている人がそうであるとはとても思えません(社会学はその歴史最初からかなり頻繁に科学性を疑われる学問ですから何度も科学哲学の成果を吸収したりそれに反発したりしてきました)。

 まあ、件の人のおっしゃりたいことも部分的にはわかりますよ。社会構築主義うさんくさいって。まあそもそも社会構築主義というものがほぼ定義不能こんにゃく理論なのでそれに反発してもなあって感じもしますが。知らない人のために大雑把に説明しておくと、広義の意味での社会構築主義とは、何か(大抵は個人的で意外なもの)が社会的に構築されていると主張することの総称です。その意味ではデュルケーム自殺社会的に構築されているという社会構築主義者ですし、おそらくフェミニストであろうがなかろうがすべての社会学者がそうです。狭義の意味では現象学的な理論が語用論的展開の中でエスノメソロジックになんちゃらみたいなのがあるようで、一部フェミニズム的な社会学者はこの立場を取っているようですが、この書きぶりからもわかるように筆者は詳しく知りません。こんな曖昧概念を「ラディフェミ(≒社会構築主義)」と書いてしまえる胆力には脱帽しますが、その後社会学全体が神学だみたいな話もしているのでそもそもよくわかっていないのでしょう。

 それとは逆に「よくわかっている」人が社会構築主義批判した例として、イアン・ハッキング『何が社会的に構築されるのか』『何が社会的に構成されるのか』(誤字指摘感謝Twitterで「社会構築主義」と「社会構成主義」の違いを尋ねていた人がいましたが、場合によって一緒だったり違ったりします。ここではルーズにごっちゃにしていましたが流石に書名はだめですね)を挙げておくことは有用でしょう。この本は社会学を好きな人も嫌いな人も読むべき本だと思いますハッキング学者たちによって「Xの社会学的構成」とか「Xを構成する」とか言われているものリストをわざわざ並べ立てます。いわく「著者という存在、義兄弟子供テレビ視聴者感情事実ジェンダー同性愛文化、病、知識、読み書き能力、『要治療』とされた移民自然口述歴史ポストモダニズムクォーク現実連続殺人工学システム、都会における学校教育人口統計女性難民若者ホームレス現象ズールー族ナショナリズム」などが社会的に構築されるのだそうです。まあ、「若者ホームレス現象」とかは確かに社会的に構築されてそうだな、と思うけど、「クォーク社会的構築」とか「ポストモダニズム社会的構築」とかはさっぱり意味不明である。また、その種の中には「実験器具メーターを社会存在(つまり人間である)が社会の中で観測しているのだから科学社会的に構築されている!」みたいなものもあるようで、そこまで行くと「万物は流転する」みたいな悟りレベルに達してそうですげえなと思わされます

 ハッキングは中でも「ジェンダー社会的構築」について着目します。いわく、「ジェンダー」って概念そもそも生物的性」に対するカウンター概念としての「社会的性」だったのだから、「社会的性の社会的構築」と言っていることになり意味なくね、と。まあフェミニズムの側にも言い分はあってハッキングはそれも紹介しているのですが、詳しくは本を読んでください。最初20ページくらいまででまとまっているので。

長すぎたので続きます

https://anond.hatelabo.jp/20191103164229

(2021/2/7追記)書きました anond:20210207093448

2019-08-22

知識人読書量・知識ランキング

SSクラス 江藤淳柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎谷沢永一村上泰亮中村元

クラス 小室直樹浅田彰福田和也渡部昇一、呉英智蓮實重彦永井陽之助中村雄二郎すが秀実佐伯啓思高澤秀次筒井康隆小谷野敦菅野覚明養老孟司 見田宗介佐藤誠三郎大森荘蔵西部邁

クラス 丸山眞男吉本隆明長谷川三千子丸山圭三郎橋本治村上陽一郎佐藤優松岡正剛伊藤貫、猪木武徳坂部恵坂本多加雄大澤真幸中川八洋永井均野矢茂樹小浜逸郎飯田隆河合隼雄片岡鉄哉鎌田東二梅棹忠夫竹内洋山本夏彦山口昌哉、入江隆則

クラス 猪瀬直樹坪内祐三中沢新一御厨貴橋爪大三郎鷲田清一北岡伸一池田清彦中西輝政立花隆山本七平宮台真司桶谷秀昭宮崎哲弥司馬遼太郎古田博司市川浩東谷暁苅谷剛彦秋山駿関岡英之加藤尚武浅羽通明松原隆一郎東浩紀

クラス 中島岳志鎌田哲哉兵頭二十八内田樹森本敏村上龍西尾幹二仲正昌樹大江健三郎齋藤孝森岡正博富岡幸一郎小泉義之井沢元彦、桝添要一、中西寛中島義道鄭大均山内昌之村田晃嗣山形浩生林道義松本健一

クラス 斎藤環福岡伸一副島隆彦榊原英資梅原猛寺島実郎佐藤健志大塚英志五木寛之笠井潔潮匡人高橋源一郎岸田秀山田昌弘竹中平蔵池田信夫萱野稔人大川隆寛、大森望櫻田淳上田紀行手嶋龍一和田秀樹藤原正彦中野剛志

クラス 佐々木中村上春樹三橋貴明田原総一郎木村太郎池上彰竹田恒泰切通理作島田雅彦酒井信、夏野剛苫米地英人上野千鶴子姜尚中、鷲田小爾太、竹田青嗣小阪修平佐藤亜紀

クラス 糸井重里加藤典洋中上健次勢古浩爾北田暁大藤原和博小熊英二佐々木俊尚西條剛央玄田有史城繁幸茂木健一郎岩田温千葉雅也、岡田斗司夫

クラス 小林よしのり宇野常寛勝谷誠彦荻上チキ鈴木謙介勝間和代伊坂幸太郎濱野智史赤木智弘坂本龍一いとうせいこう上杉隆酒井順子

クラス みのもんた久米宏古舘伊知郎ハマコー太田光水道橋博士テリー伊藤、リリー・フランキー、コシミズ、香山リカ森永卓郎、ホリエモン、津田大介ひろゆき中村うさぎ雨宮処凛桜井誠

2014-08-08

知識人読書量・知識量ランキング

SSクラス 江藤淳柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎谷沢永一村上泰亮中村元

クラス 小室直樹浅田彰福田和也渡部昇一、呉英智蓮實重彦永井陽之助中村雄二郎すが秀実佐伯啓思高澤秀次筒井康隆小谷野敦菅野覚明養老孟司 見田宗介佐藤誠三郎大森荘蔵西部邁

クラス 丸山眞男吉本隆明長谷川三千子丸山圭三郎橋本治村上陽一郎佐藤優松岡正剛伊藤貫、猪木武徳坂部恵坂本多加雄大澤真幸中川八洋永井均野矢茂樹小浜逸郎飯田隆河合隼雄片岡鉄哉鎌田東二梅棹忠夫竹内洋山本夏彦山口昌哉、入江隆則

クラス 猪瀬直樹坪内祐三中沢新一御厨貴橋爪大三郎鷲田清一北岡伸一池田清彦中西輝政立花隆山本七平宮台真司桶谷秀昭宮崎哲弥司馬遼太郎古田博司市川浩東谷暁苅谷剛彦秋山駿関岡英之加藤尚武浅羽通明松原隆一郎東浩紀

クラス 中島岳志鎌田哲哉兵頭二十八内田樹森本敏村上龍西尾幹二仲正昌樹大江健三郎齋藤孝森岡正博富岡幸一郎小泉義之井沢元彦、桝添要一、中西寛中島義道鄭大均山内昌之村田晃嗣山形浩生林道義松本健一

クラス 斎藤環福岡伸一副島隆彦榊原英資梅原猛寺島実郎佐藤健志大塚英志五木寛之笠井潔潮匡人高橋源一郎岸田秀山田昌弘竹中平蔵池田信夫萱野稔人大川隆寛、大森望櫻田淳上田紀行手嶋龍一和田秀樹藤原正彦、中野剛志

クラス 佐々木中村上春樹三橋貴明田原総一郎木村太郎池上彰竹田恒泰切通理作島田雅彦酒井信、夏野剛苫米地英人上野千鶴子姜尚中、鷲田小爾太、竹田青嗣小阪修平佐藤亜紀

クラス 糸井重里加藤典洋中上健次勢古浩爾北田暁大藤原和博小熊英二佐々木俊尚西條剛央玄田有史城繁幸茂木健一郎岩田温千葉雅也、岡田斗司夫

クラス 小林よしのり宇野常寛勝谷誠彦荻上チキ鈴木謙介勝間和代伊坂幸太郎濱野智史赤木智弘坂本龍一いとうせいこう上杉隆酒井順子

クラス みのもんた久米宏古舘伊知郎ハマコー太田光水道橋博士テリー伊藤、リリー・フランキー、コシミズ、香山リカ森永卓郎、ホリエモン、津田大介ひろゆき中村うさぎ雨宮処凛桜井誠

異論がある人は修正版をトラバでどうぞ

2009-03-02

学習意欲と社会階層には相関がある

日本人には個性がない」(丸山真男~今の知識人の言説)

ゆとり教育イデオロギー

自己責任」「個性主義」→「生きがい」を自力で発見→「自己実現」→「個性

新自由主義で「自己責任」が逆回転

共通一次AO, 推薦入試個性重視)→学力低下

国立大学学費上昇→学力低下

大学

  • 公共性の不在
  • 長期的視点の不在

中央公論2009年3月号 内田樹x苅谷剛彦対談

2008-07-19

[]TOPはてなーの約70%が東京大学出身者

を見て。実証ソースも何もなく、感覚的なネタだけど。

ホッテントリ常連のトップはてなーって、70%位が東大出身(もしくは現役学生)…は言い過ぎにしても、↓に挙ってるような大学出身だよね。id:kokoroshaもどさくさに紛れてしれっと明かしてたし、おおっぴらにしてなくてもやはり相当数が東大もしくはその類似なんだろうな。なんだかなー。

苅谷剛彦氏の「大衆教育社会」論

苅谷氏は『大衆教育社会のゆくえ』の中で、「SSM調査(社会階層社会移動全国調査)」において、

尾嶋史章氏が1990年にいわゆる一流大学旧帝大東工大一橋大、神戸大、東京外大大阪外大早稲田大慶應大)の親の職業を調査し、

上層ノンマニュアル医師弁護士大学教授などの専門職や、大企業官公庁管理職、および中小企業経営者など)の出身者がどれくらいか分析した調査結果を紹介し

http://anond.hatelabo.jp/20071012053110 より

2008-04-09

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子



所得が1500万円以上の世帯で、子どもが東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関大に入学しているのは40.9%。この値は400万円~600万円世帯に至るまで下がり続け、400万円~600万円世帯では6.3%である

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子弟 shift-jis

専門・管理職としてくくられる上層ノンマニュアル医師弁護士大学教授などの専門職や、大企業官公庁管理職、および中小企業経営者など)と呼ばれる階層出身者の割合が、

すでに1970年代から一貫して、ほとんど大きな変化もなく、高い値を示していることである

この20年間に、公立高校から東京大学に入る者の割合は、70%から50%へと大きく変化した。

かわって、私立高校出身者は、30%から50%へと大幅な増加を示す。

しかしたとえ、どのような高校を経由してこようとも、もともとの出身階層の構成比率自体にはこの間ほとんど変化が生じなかったということである

・・・東大入学者は、私立高校出身者の寡占状態を生み出すずっと以前から、すでに特定の社会階層出身者の寡占状態となっていたのである

成績と父親の職業中学2年生)

成績と家庭の年収単位:万円)(中学2年生)

成績と母親学歴中学2年生)


苅谷剛彦氏の「大衆教育社会」論

苅谷氏は『大衆教育社会のゆくえ』の中で、「SSM調査(社会階層社会移動全国調査)」において、

尾嶋史章氏が1990年にいわゆる一流大学旧帝大東工大一橋大、神戸大、東京外大大阪外大早稲田大慶應大)の親の職業を調査し、

上層ノンマニュアル医師弁護士大学教授などの専門職や、大企業官公庁管理職、および中小企業経営者など)の出身者がどれくらいか分析した調査結果を紹介し、次のように分析している。

 戦後生まれの若い世代である第三コーホート(四六~五五年生まれ)と第四コーホート五六~六五年生まれ)の比較である

入学からすれば、第三コーホートの多数は、いまだ私立の六年生一貫校が隆盛をきわめる以前の、公立高校優位の時代に入った世代といえる。

(中略)この世代と、私立高校が有力になっていく次の世代とを比べると上層ノンマニュアルの親をもつ割合は、ともに七五%とまったく差がない。

まり東大だけではなく、それより範囲を広げた「有力大学」への入学チャンスをみても、私立高校が有力になる以前から特定の階層出身者が入学者の四分の三を占めるという「寡占」状態が存在していたのである


家庭が裕福なほうが高学歴を得やすいという話をしているのだが?

単純に進度が速いのだ。

公立高校生が3年間一杯一杯で学習するまでの内容を、多くの有名私立高校では2年の終わりか3年のはじめで終了させてしまう。

単純に早く終わるというだけでも、ぎりぎりまで受験範囲の学習に追われるよりもアドバンテージはあるし、

さらに、その結果生まれたゆとり時間を使って、演習などの受験対策も行なってもらえる。


自堕落生活…勉強本当にできない…

吉川徹の「学歴格差・不平等」という本

1親が中卒の場合子供大卒であるのは13.9%

2親が高卒場合子供大卒であるのは38.9%

3親が大卒場合子供大卒であるのは66.4%


[上層ノンマニュアル][階級][文化的再生産]裕福な家庭の子が進学で有利

【受験】学歴【勉強】

夫の学歴が高卒で、妻の学歴が大卒、結婚の同類婚指数は0.19

大学および短大は52.3%、大学に限ると42.4%

2007-10-12

[][][]裕福な家庭の子が進学で有利

20~49歳までの未婚者のうち、年収400万円未満の男性は83.9%

結婚を希望する女性の八割は年収400万円未満の男性と結婚するしかないのです。

すでに41%の世帯が年収300万以下

所得上位62人の資産が下位36億人と同じ NHKニュース

「たった62人」の大富豪が全世界の半分の富を持つ〜あまりにも異常な世界の現実 ピケティ、クルーグマンも警告

衝撃! 貧乏な子どもがいくら勉強しても遊んでる金持ちの子より成績が悪いとの驚愕データが

【科学】米国で実証された「金持ちの子供は頭がいい」 ―年収300万円の家の子は、富裕層の子より大脳皮質が6%小さかった

家計収入によって脳の構造が変化して学業成績に影響することが明らかに

【海外】学費世界一(年1650万円)、大金持ちの子女が集うスイスの学校「Le Rosey」、その中身は?

結婚セミナー『男性の結婚適性収入は、月給36万、ボーナスで夏冬それぞれ月給の2〜3倍、70〜100万です。それ以下の男性はいわゆるワーキングプアと呼ばれる貧民層で、悲惨な結婚生活

4歳までに、専門職家庭の子どもなら自分に対して発せられた言葉を5000万語、聞く。労働者家庭の子どもは3000万語、福祉家庭の子どもは1200万語だった。すでに3歳の時点で、専門職家庭の子どもは福祉家庭の両親よりも多くの語彙を持つ。

Amazon.co.jp: 頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か: リチャード E ニスベット, 水谷 淳: 本

Amazon.co.jp: 人間の測りまちがい 上―差別の科学史 (1) (河出文庫 ク 8-1): スティーヴン J.グールド, 鈴木 善次, 森脇 靖子: 本

中三で高一の課程を終え、高二で高校の課程を終了

灘中って1年の一学期で中学の1年の教科書全部終わり、二学期で2年、三学期で中学の勉強全部終わるの。中2からは高校の勉強。

進度の早い進学校(ID:3351171) - インターエデュ

高校履修の数1~数3は何年間で勉強していましたか? : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

速報!東大合格者数ランキングと「塾歴社会」 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン

家庭が裕福なほうが高学歴を得やすいという話をしているのだが?

単純に進度が速いのだ。

公立高校生が3年間一杯一杯で学習するまでの内容を、

多くの有名私立高校では2年の終わりか3年のはじめで終了させてしまう。

単純に早く終わるというだけでも、

ぎりぎりまで受験範囲の学習に追われるよりもアドバンテージはあるし、

さらに、その結果生まれたゆとりの時間を使って、

演習などの受験対策も行なってもらえる。

孟母三遷の教え(モウボサンセンノオシエ)とは - コトバンク

図録▽高校・大学進学率の推移

データえっせい: 都道府県別の大学進学率

大学および短大は52.3%、大学に限ると42.4%

大学の休みが1年間で半年もある件について

高校時代は「220人中200位」の劣等生 => ハーバード大学ケネディスクール => 東大教授

私は高校を卒業するまで一度も勉強した思い出がありません。

全然勉強をしないものですから、高校時代は大変な落ちこぼれで、同級生220人中200番台の成績でした。

私の高校時代の姿から、誰も私が東大教授になるとは思わなかったでしょう。

私が学問に目覚めた時 法学部教授・蒲島郁夫

Amazon.co.jp: 逆境の中にこそ夢がある: 蒲島 郁夫: 本

父親中卒トラック運転手、東大合格、司法試験合格

Amazon.co.jp: 総理のコーラ 亡き父との乾杯: よこくめ 勝仁: 本

東大生の1割は貧乏家庭、教育格差に絶望はない - 本山勝寛ブログ: BOYS, BE HUNGRY!〜世界を愛する学び録

「画家の名前を知ってるだけ書きなさい」

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/Puku_Pukuro/status/696873596522631168

https://twitter.com/ponkotufukurai/status/625626090904551424

https://twitter.com/BOHE_BABE/status/621645501163663360

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/twit_shirokuma/status/655008451211345921

https://twitter.com/iida_yasuyuki/status/529447178368856065

夕食は「おにぎりパーティー」 子どもの貧困6人に1人 - 選挙:朝日新聞デジタル

首都圏ネットワーク「貧困連鎖」| プロジェクト2030

視点・論点 「貧困の連鎖を断ち切るために」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK

2012年には人口全体の16.1%の人々の所得が、この122万円という貧困基準を下回っていました。

1986年にこの調査が始まってから、最悪の数字です。

18歳未満の子どもで、貧困基準以下の世帯に暮らす割合は16.3%。

これも過去最悪でした。

16%というのは、約6人に1人、40人のクラスなら6.5人です。

貧困線 - Wikipedia

止まらぬ「貧困の連鎖」、子供の教育機会に格差

ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所

衝撃! 貧乏な子どもがいくら勉強しても遊んでる金持ちの子より成績が悪いとの驚愕データが

【科学】米国で実証された「金持ちの子供は頭がいい」 ―年収300万円の家の子は、富裕層の子より大脳皮質が6%小さかった

ミニマリストが文化資本を捨て去るとき / ミニマリズムと貧困・格差・階層化の罠 - アーキペラゴを探して

格差と想像力

僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった

ひそかに進む日本社会の「階層化」 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

Amazon.co.jp: 学力と階層 (朝日文庫): 苅谷剛彦: 本

Amazon.co.jp: 階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会(インセンティブ・ディバイド)へ: 本: 苅谷 剛彦

ハマータウンの野郎ども 労働階級の文化が既存の社会体制を再生産

Amazon.co.jp: 貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現: 橋本 健二: 本

NHK平均年収が約1780万円(サラリーマンの4倍)と報じられ問題視! ネットの声「よくまあ格差社会だ増税だと題した番組ができるよね」 | ロケットニュース24

子ども2人の教育費、平均で「年収の4割」 負担高まる:朝日新聞デジタル

貯蓄ゼロ世帯が過去最悪の28.6%!

平均給与は、409万円

年収に占める教育費、低年収世帯ほど負担重く 400万円未満では4割近くに

20~49歳までの未婚者のうち、年収400万円未満の男性は83.9%

結婚を希望する女性の八割は年収400万円未満の男性と結婚するしかないのです。

すでに41%の世帯が年収300万以下

平均給与は、409万円

年収分布統計から世の中を読んでみた

年収1000万円以上男の「結婚の条件」

ビリギャルの「努力」と駅前トイレで寝泊まりするトリプルワークの女子高生の「努力」する前提すらない貧困

【話題】慶応大学に100%進学できる、慶応義塾ニューヨーク学院、初年度の入学金、学費、寮費込みで、年間4万5000ドル(約450万円)超

【海外】学費世界一(年1650万円)、大金持ちの子女が集うスイスの学校「Le Rosey」、その中身は?

東大生の家庭と一般家庭の年収をグラフで比較したら「教育はどれだけ課金したかで決まるソシャゲと同じ」ということが分かった

2007年の東京大学の学生調査によると、東京大学生の親の年収950万円以上の割合は52.3%を占めている

東大法学部生の親の平均年収1200万円 努力ではどうにもならない壁 どこで生まれるかで決まる人生

データえっせい: 東大生の家庭の年収分布

データえっせい: 東大生の父母の職業

スーパーリッチの子どもが歓迎される名門大学ベスト10

ペーパーテストをやめたら大学は崩壊する

レガシー・プログラム

「コネ」が横行するアメリカのエリート大学

アジア系学生の入学制限で提訴された米名門大学 背景にある「人種枠」とは?

「ハーバード大学が増えすぎたアジア系だけ合格ラインを難しくしているのは人種差別?」海外の反応いろいろ

「大学前」で決まる超・学歴社会 | コリン・ジョイス | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

イギリスのエリート企業は新卒採用で「上流階級テスト」を実施する

「つながり格差」が学力格差を生む

Freshman Survey Part II: An Uncommon App | News | The Harvard Crimson

ハーバードの学生の親の平均年収

ハーバード大学でも、学生の親の平均年収は約5000万円。

Amazon.co.jp: 学歴の値段 ~集金マシーン化した米大学の真実~ (字幕版)

可哀想という感情論だけで安易に手出しできないフィリピンの強烈な格差社会 : 市況かぶ全力2階建

家計収入によって脳の構造が変化して学業成績に影響することが明らかに

江戸時代の武士の子孫、今も日本社会で優位―米大学研究 - Japan Real Time - WSJ

フィレンツェ最富裕層、600年前と変わらず - WSJ

データえっせい: 家庭環境と学力の関連

「所得格差」が「教育格差」を生む冷酷な現実

日本の教育制度は、格差社会の上のほうにいる人に有利なように作り変えられつつある « 東大法卒41歳ママ日記

優秀な遺伝子も打ち負かし得る貧困―知能を左右するのは環境 - WSJ.com

Vol.011 社会階層の移動を決定するのは教育なのか? - 谷本真由美(@May_Roma)の「週刊めいろま」 - BLOGOS(ブロゴス)メルマガ

はてなブックマーク - 親の年収多いほど高い学力 文科省、初の全国調査:朝日新聞デジタル

はてなブックマーク - 「東大までの人」と「東大からの人」大切なのは「出身高校」というブランド  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

AO入試に特化した予備校「AO義塾」に注目 東大推薦入試、合格者の6人に1人を輩出 : J-CASTニュース

【悲報】東大初の推薦入試は合格者77名中13名がAO義塾の生徒で、早くも受験テクニックで攻略される | netgeek



AOや推薦合格者の卒業後所得は低いというデータも!国公立大入試の「人物評価重視」は正しいか?

名門女子高から医学部にきた美少女──人物重視入試に異議あり

3人に1人以上が推薦AOの国公立大学医学部医学科 2015年度

面接入試はなぜ駄目か?

日本のAO入試はなぜ上手くいかないのか : 人類応援ブログ

「学歴」も「いい就職」も今後ますます入手困難になると思う | sociologistdiary

【AO入試ビジネスの闇】

AO入試偏重は技術立国の自殺であり階層を固定する

しょせんAO入試は問題だぞ、アメリカだってな

基本的には高校時代の成績とSATを元にしたスコアだね。

AO入試は学力だけでは測れない…つまりは出身中高の良し悪しや家庭・両親の文化資本で合否を決める入試.生まれと育ちが合否を大きく左右する制度

ブルデューの文化資本の考えに立つと、人物評価で選抜される生徒には家庭環境が大きく影響しそう。社会階層の再生産の傾向が強まっちゃうんじゃないかな。 / “<国公立大入試>2次の学力試験廃止 人物評価重視に (毎日新聞)

誰が医者になるのか : 医学部入試選抜システムと文化的再生産についての社会学的考察

Togetter - 「医学部入試の文化資本論 ~ 医学部の入学選考はいかにあるべきか」

オックスフォード大、公立高の才媛を拒否 ハーバード大は奨学生で歓迎

ハーバードに入るには?

「大学前」で決まる超・学歴社会 | コリン・ジョイス | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

約800人の子どもの中で、低所得の貧困層の家庭で生まれたにもかかわらず高い収入を得るようになったのはわずか33人で、また、貧困層に生まれて大学の学位を得たのは28人に過ぎなかったそうです。

「子どもが成功するのに必要な要素」が800人の子どもを30年に渡って追跡した結果判明 - GIGAZINE



原告の男性は家計を助けるため、中学卒業とともに町工場へ就職しました。

60歳となった現在も トラック運転手として働いています。

一方で、本来B家にいるはずが、裕福なA家の長男として育てられた男性は対照的な人生を送ります。

自宅は庭に池がある豪邸。両親が教育熱心だったこともあり、大学進学時まで家庭教師がついていました。

A家の4人の子どもは、いずれも私立高校を経て大学、または大学院に進学。

【裁判】 赤ちゃん取り違えで真反対の人生に…貧困家庭で育った男性「病院は謝罪してくれなかった」

訴状によると、男性は1953年、産湯の後、別の母親の元に戻された。

2歳で戸籍上の父を亡くし、工場で働きながら定時制高校に通った。その後は運送会社に勤務した。

一方、男性の生みの母親に渡された新生児は大学まで進学した。

【社会】1953年、新生児取り違えで提訴…「約60年にわたり人生を狂わされた」

男性の戸籍上の父親は55年に死去。生活保護を受け、兄2人とともに母親に女手一つで育てられながら中学を卒業し、町工場に就職した。

働きながら定時制工業高校を卒業し、今はトラック運転手をしている。

 一方、男性の実の両親(いずれも故人)は経済的にゆとりがあり、誤って引き取られた子も含めて、兄弟計4人はいずれも私立高校から大学に進学した。

60年前の新生児取り違え、病院に賠償命令 苦痛認定:朝日新聞デジタル

親子関係不存在確認等請求控訴事件(東京高等裁判所判決平成22年9月6日判決)

遺伝か、環境か?「赤ちゃん取り違えの悲劇」から考える人間の能力

質の良い文化的財は、ただそこにあるだけで「全般化されたアロー効果」(ブルデュー)を発揮する。「アロー効果」とは、アメリカ計量経済学者ケネス・ジョゼフ・アローの言葉で、ブルデューはこれを以下のように解釈している。

「絵画、記念物、機械、製作物などの文化的財の全体が、そして特に、生まれた家庭の環境を構成している全ての文化的財が、ただそこに存在するだけで教育的効果を及ぼすという事実」。

ブルデュー社会学の基礎概念/最重要用語集

ピエール・ブルデュー - Wikipedia

単に裕福な家庭の子が進学で有利というだけでなく、

文化資本(上品で正統とされる文化や教養や習慣等)の保有率が高い学生ほど高学歴であることを統計的に証明した。

またその子供も親の文化資本を相続し、同じく高学歴になることも統計的に証明した。

彼はこれを文化的再生産と呼んだ。特権的文化の世代間継承と、学校がそれに果たす役割を解明。

社会構造が再生産され変化するメカニズムについて考察し、現象学的主観主義を発展させることも目指した。

これらの研究は、自己を他者から区別する「卓越化」が構造化される過程の分析から、

階級闘争まで触れた著書『ディスタンクシオン』としてまとめられた。

文化資本 - Wikipedia

「客体化された資本」(家庭の中にある文化的なもの、本、楽器、美術・骨董品、蔵書等)、

「制度化された資本」(親の「学歴」、各種「教育資格」)、

「身体化された資本」(ハビトゥス;慣習行動を生み出す諸性向、「構え」「ふるまい」)

の3つの客体がある。

asahi.com:フランスの学歴インフレと格差社会―能力主義という幻想

管理職の父親をもつ男子の53%が管理職に就いたのに対して

労働者の父親をもつ男子では11%に留(とど)まっている。

国家貴族になる学生は、実は統計学的に両親の学歴資本、文化資本、経済資本、社会関係資本が高いことが挙げられる。

4歳までに、専門職家庭の子どもなら自分に対して発せられた言葉を5000万語、聞く。労働者家庭の子どもは3000万語、福祉家庭の子どもは1200万語だった。

就業人口の4割近くを占めるはずの生産労働者は美術館の観客全体の4%でしかなかった

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子弟

所得が1500万円以上の世帯で、子どもが東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった難関大に入学しているのは40.9%。この値は400万円~600万円世帯に至るまで下がり続け、400万円~600万円世帯では6.3%である

東大生の親の年収 950万円以上が51.8% 教育格差は中学受験から始まる? 〈AERA〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)

東大の「学生生活実態調査」(12年)によると、親の世帯年収が1050万円以上という学生が38%と4割近くを占める

東大法学部生の親の平均年収1200万円 努力ではどうにもならない壁 どこで生まれるかで決まる人生

全国で学力がトップレベルの高校生を、親の収入で4段階に分類してみたら、親の収入が一番多い方から順に、34%、27%、22%、17%だった ちなみに、この記事の「学力トップレベル」とはトップ4%。

4年生大学における貧困層の子弟の比率は29%から28%と僅かに減っている一方、富裕層の子弟の比率は55%から66%に大きく伸びている。

マレーは、世帯所得と学歴の平均が上位5%に入る居住地域を「スーパージップ」と名付け、詳細にその特徴を分析していく。

Amazon.co.jp: 階級「断絶」社会アメリカ: 新上流と新下流の出現: チャールズ・マレー, 橘明美: 本

ハマータウンの野郎ども 労働階級の文化が既存の社会体制を再生産

Amazon.co.jp: 学歴と格差・不平等―成熟する日本型学歴社会: 本: 吉川 徹

貯蓄ゼロ世帯が過去最悪の28.6%!

平均給与は、409万円

【話題】慶応大学に100%進学できる、慶応義塾ニューヨーク学院、初年度の入学金、学費、寮費込みで、年間4万5000ドル(約450万円)超

[フィンランド教育][ゆとり教育][詰め込み教育][つめこみ教育]

[教育][三つの教育][モンテスキュー]

上層の出身階層で育った子弟は、その家庭環境からして教育を受けることをはじめとして、

仕事においても努力をする意欲を強く持つのに対して、

低い階層の子弟ではそれが弱くならざるをえない。

学校外での学習時間は、低い階層の子弟ほど少ない。

「落第しない程度の成績でよい」と考えている比率は、低い階層の子弟ほど高い。

図録▽高校・大学進学率の推移

データえっせい: 都道府県別の大学進学率

大学および短大は52.3%、大学に限ると42.4%

私は短大のときの私と何か変わった訳でもないのに、扱いが変わる

[書評]私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵): 極東ブログ

本当に食べていくだけで精一杯だったんです。そんな鼻つまみ者扱いが、

大学が決まっただけで「あ、早大生なんですね」って周囲は好意的に受け入れてくれるようになったんです。

 決して「早稲田大学日本一の大学です!」、「学歴がすべてです!」なんて思っているのではなく、

ある程度の大学にいるというだけで、社会的な信用度が大きくなり、

有名大学って入ってみるとお得な身分だなって、つくづく思います。

 それまでの「え、○○短大卒なの?」って眉をひそめられていたのとは違う現実を突きつけられる。

 社会って、不思議な世界で、私は短大のときの私と何か変わった訳でもないのに、大学の看板があるだけで扱いが変わるんですね。

 「社会は、人々に機会を均等に与えるべきだ」という理念があるはずなのに、現実はまったく違います。

 でも、大学の看板ひとつで、今まで得られなかった幸運やチャンスが巡ってくるなら、有名大学に行くのって悪くありません。

生まれた時代や、環境、性別から生まれる差は、自分の努力だけでは乗り越えられないものかもしれないけど、

受験は努力と運でなんとかなるから。

自堕落生活…勉強本当にできない…

吉川徹の「学歴と格差・不平等」という本

1親が中卒の場合、子供が大卒であるのは13.9%

2親が高卒の場合、子供が大卒であるのは38.9%

3親が大卒の場合、子供が大卒であるのは66.4%

YamaguchiJiro.com | 希望格差社会の現実

7月23日NHKニュースは、

約10%の高校生授業料免除を受けており、

首都圏の高校では新入生の半分が学費を払えないために退学するところもあると報じていた。

生活保護 - Wikipedia

asahi.com(朝日新聞社):地デジ受信機支給へ 生活保護107万世帯に - ビジネス

足立区の小中学校に通う児童生徒の成績は、いずれの教科でも東京都全体の平均点を下回り、都内23区中最低ラインだった

同区の生活保護所帯は1万1000所帯。

これは、東京23区生活保護所帯の1割以上、日本全体の約1%だという。

家庭の生活苦は最終的に、子どもたちの学力低下に結びつく。

有名大学付属校ライフ、トータルでおいくら? お受験ブランド校・学費比較!

慶応

16年間

1700万円

ゴールドマン・サックス・グローバル・リーダーズ・プログラム

下記大学の2年生であること。

京都大学慶應義塾大学国際基督教大学上智大学

東京大学東京工業大学一橋大学早稲田大学

慶應義塾幼稚舎 - Wikipedia

幼稚舎出身の著名人

子供を幼稚舎に通わせた著名人

【教え育てる】慶応義塾幼稚舎

幼稚舎教育の大きな特色に、「6年間担任持ち上がり制」があります。

入学から卒業までクラス替えがなく、基本的には担任も替わりません。

担任は児童一人一人の成長と発達を6年という長い目で見守り、理解していきます。

つまり児童にとっては幼稚舎の6年間、担任は1人だけ。

SFC 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス - おかしら日記

「幼稚舎の歌」  

  福澤の 大先生

  お開きなさった 慶應義塾

社会学理論・研究ノート-大昔の偉い人は何を考えたのかー : ブルデューの文化的再生産論

大学以上の高等教育機関への進学者において、

中産階級の子供たちと労働者階級の子供たちとの間に明らかな階級間格差が生じている現実を指摘する。

東京大学入学者の70%以上が上層ノンマニュアルの子弟 - shift-jis

専門・管理職としてくくられる

上層ノンマニュアル(医師、弁護士、大学教授などの専門職や、大企業、官公庁管理職、および中小企業経営者など)と呼ばれる階層の出身者の割合が、

すでに1970年代から一貫して、ほとんど大きな変化もなく、高い値を示していることである。

この20年間に、公立高校から東京大学に入る者の割合は、70%から50%へと大きく変化した。

かわって、私立高校の出身者は、30%から50%へと大幅な増加を示す。

しかしたとえ、どのような高校を経由してこようとも、もともとの出身階層の構成比率自体にはこの間ほとんど変化が生じなかったということである。

・・・東大入学者は、私立高校の出身者の寡占状態を生み出すずっと以前から、すでに特定の社会階層出身者の寡占状態となっていたのである。

成績と父親の職業(中学2年生)

成績と家庭の年収(単位:万円)(中学2年生)

成績と母親の学歴(中学2年生)

家庭の所得が高いほど、また親の学歴が高いほど、子どもの成績がいい

東大入学を有利にしているのは、「上層ノンマニュアル」の財力だけではない。

先の調査で示した20年間に、公立高校から東大へ入学する者の割合は70%から50%に減少した。

一方、私立高校の出身者は30%から50%へと増加した。

つまり、東大入学者の出身校が教育費の安い公立から高い私立へと移行しても、保護者の職業構成は全く変わっていないのだ。

これは、財力以上の文化力、すなわち、眼に見えない「階層」が、そこに存在していたことを示している。

苅谷氏によれば、「家庭の所得が高いほど、また親の学歴が高いほど、子どもの成績がいい」という事実は、学者の間では一種の「常識」だったという。

しかし、そうした事実は、高度成長が始まる直前の1950年代後半から90年代後半まで、まるで存在しないかのように無視され続けてきた。

東京大学の学生の親の年収は、どこの大学の親の年収よりも高く

稼ぐが勝ち / 堀江 貴文 : 2006年 読破した本紹介

東大は

早稲田や慶応より

お金持ちが多く、

お父さんが社長とかの子供が多く

東大入学者の保護者の職業構成を、「東京大学生活実態調査」に基づき、20年にわたって調べたデータが紹介されている。

これによると、保護者の職業は1970年代から90年代まで、

医師、弁護士、大学教授などの専門職や、大企業・官公庁管理職、および中小企業経営者などの

「上層ノンマニュアル」が約7割を占めている。

苅谷剛彦氏の「大衆教育社会」論

苅谷氏は『大衆教育社会のゆくえ』の中で、「SSM調査(社会階層と社会移動全国調査)」において、

尾嶋史章氏が1990年にいわゆる一流大学(旧帝大東工大、一橋大、神戸大、東京外大、大阪外大、早稲田大、慶應大)の親の職業を調査し、

上層ノンマニュアル(医師、弁護士、大学教授などの専門職や、大企業、官公庁管理職、および中小企業経営者など)の出身者がどれくらいか分析した調査結果を紹介し、次のように分析している。

 戦後生まれの若い世代である第三コーホート(四六~五五年生まれ)と第四コーホート(五六~六五年生まれ)の比較である。

入学者からすれば、第三コーホートの多数は、いまだ私立の六年生一貫校が隆盛をきわめる以前の、公立高校優位の時代に入った世代といえる。

(中略)この世代と、私立高校が有力になっていく次の世代とを比べると上層ノンマニュアルの親をもつ割合は、ともに七五%とまったく差がない。

つまり、東大だけではなく、それより範囲を広げた「有力大学」への入学チャンスをみても、私立高校が有力になる以前から特定の階層の出身者が入学者の四分の三を占めるという「寡占」状態が存在していたのである。

2002年度の東京大学の第52回学生生活実態調査では、

入学者の保護者の年収は、高所得者の割合が多い

(450万未満が10.1%、450万以上~750万未満が18.2%、

750万以上~950万未満が15.2%、

950万以上~1050万未満が22.6%、

1050万以上~1250万未満が12.8%、

1250万以上~1550万未満が10.6%、

1550万以上が10.6%)また、

平均年収では1014万円となる。

注4)飛びぬけて年収が多い層があるため中央値はもう少し低いと思われるが、それでも

同じ年の1世帯ごとの平均年収が589万円

注5)であることを考えれば、倍近い格差がある。

【東大生≒富裕層】中高一貫私立出身が半数以上、親の年収高水準 東大の学生実態調査★2

東京大学の学生のうち、中高一貫私立校の出身者が初めて半数を超えたことが、同大が実施した

2002年の学生生活実態調査で分かった。親の平均年収は相変わらず1000万円以上の高い水準だった。

調査を担当した市川伸一教育学研究科教授は「公立高校出身の学生も大勢おり、

中高一貫私立校に行かなければ東大に入れないというわけではない。親の年収にもばらつきがある」と 概観しているが、

「(親の年収が高いことが東大入学に)何らかの形で有利に働くことはあると思う」と 分析した。 

格差云々よくわからんけど、学力的に難しい大学にはやっぱり金持ちな家の..

格差云々よくわからんけど、学力的に難しい大学にはやっぱり金持ちな家の子が多いのは最近感じるようになった。

今、ボクは大学生でそこそこ入るのが難しいような大学に入れたと思ってる。これは個人的な感覚だけど。

勉強ができない人・成績の悪い人 - Slow Jamz

夫の学歴が高卒で、妻の学歴が大卒、結婚の同類婚指数は0.19

学歴と結婚と階級社会

母親が高学歴の男性、結婚相手の学歴も高い傾向=米調査

階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会(インセンティブ・ディバイド)へ : 苅谷 剛彦 : 本 : Amazon



裕福でないと大学にいけないという幻想 - odz buffer

ところがその階層は決して上流じゃないという現実

上を見ればきりがない

格差と想像力

努力すれば格差を乗り越えられる、なんて思いつかなかった

ネクスト・ソサエティは知識社会である。ドラッカー

http://anond.hatelabo.jp/20110816094649

http://anond.hatelabo.jp/20130603101503

http://anond.hatelabo.jp/20120111092149

http://anond.hatelabo.jp/20130809115823

http://anond.hatelabo.jp/20131014005616

http://anond.hatelabo.jp/20131210194724

http://anond.hatelabo.jp/20140510001625

http://anond.hatelabo.jp/20140704205502

http://anond.hatelabo.jp/20091204003809

http://anond.hatelabo.jp/20150807030106

http://anond.hatelabo.jp/20150819170835

2007-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20070701023601

社会階層までは直結しないけど、

苅谷剛彦が、東大に通わせられる親の階層が

都立高校が主流の時代と今の時代とでは

さほど変わりはないというように言っていたね。

だから、階層の再生産に近いものが昔からあったのは確かなんだろうね。

顕在化してきたのが昨今なのであって。

ただ、希望格差の問題はまさに現代特有なのかな

 
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