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はてなキーワード: 精神主義とは

2024-02-27

anond:20240227160038

「楽をするため/効率的にやるための投資なり学習」し得た成果(企業個人)に対して素直な賞賛が無い

これは思うわ。18世紀産業革命でなくて精神主義的な勤勉革命なんぞやらかし弊害かね。

2023-11-30

anond:20231130085829

頭悪い根性論者が話しかけてくんな

大谷翔平ですら目的タスクをめちゃくちゃ細分化するマンダラとかノートとか作ってただろ

人間目的に向かって行動するのが難しいからそういうノウハウがある

今まさにそれで悩んでる人に俺は実践的なノウハウ説明してる

頭の悪い精神主義効率の悪い根性主義はお前が勝手にやってろよ

2023-10-14

anond:20231014171807

いやその精神主義ダメに決まってるだろ。

ハマスに流れた武器って、間違いなくウクライナから来ているんだわ。MTGが調べているのはそういうことだ。

さらに、それを改良した疑いがある。

からユダヤ人であるゼレンスキーイスラエルユダヤ人を殺しているわけ。

さらに、ハマス西側武器だけではなくロシア製も使っている。

よって、イスラエルは初戦においては敗北を喫した。

2021-11-23

anond:20211123055903

このとおりだよ。

みんなも苦しんでるんだからお前も苦しめ

やっている態度だけでも示せ

という不毛精神主義が30年間経済成長できないこの国の病巣の根幹だよ。

2021-07-22

日本コロナ対応ダメさは米軍が80年前から見抜いてた

米軍昭和二十一年四月、『日本陸海軍情報部について』という調査書を米政府に提出している。その結言のなかの一節をまず紹介しておかねばならない。

「結局、日本陸海軍情報は不十分であったことが露呈したが、その理由の主なもの

  1. 軍部指導者は、ドイツが勝つと断定し、連合国生産力、士気、弱点に関する見積りを不当に過小評価してしまった。(註、国力判断の誤り)
  2. 不運な戦況、特に航空偵察の失敗は、最も確度の高い大量の情報を逃がす結果となった。(註、制空権喪失
  3. 陸海軍間の円滑な連絡が欠けて、せっかく情報を入手しても、それを役立てることが出来なかった。(註、組織の不統一
  4. 情報関係ポスト人材を得なかった。このことは、情報に含まれている重大な背後事情を見抜く力の不足となって現われ、情報任務日本軍では第二次任務に過ぎない結果となって現われた。(註、作戦第一情報軽視)
  5. 日本軍の精神主義情報活動を阻害する作用をした。軍の立案者たちは、いずれも神がかり的な日本不滅論を繰り返し声明し、戦争効果的に行うために最も必要な諸準備を蔑ろにして、ただ攻撃あるのみを過大に強調した。その結果彼らは敵に関する情報盲目になってしまった。(註、精神主義の誇張)」  

と結んで、これが米軍日本軍の情報活動に対する総評点であった。  

まりにも的を射た指摘に、ただ脱帽あるのみである。以上の五項目は、戦後四十年経った現在でも、まだ大きな教訓的示唆を与えている。

(堀栄三「大本営参謀情報戦記 情報なき国家悲劇」より)

…読んだときぐうの音も出なかったわ。

2020-02-22

anond:20200222082630

岩田氏への人格攻撃は愚かで無意味だと思いますが、私が尋ねた内容には関係ありません。

日本人精神主義的傾向を揶揄するために言ったとのことですが、何の為に言ったかにも言及しておりません。

例えば「バンザイ突撃の頃から変わらない」とかなら意味はわかります

「竹槍で飛行機落とす大本営発表」とは一体何ですか?

2019-07-21

anond:20190721110225

「偉そうなことを言うならお前が」

「使命感」

ブラックで頑張ってる」


こういう論理性の欠片もない場当たり精神主義バカ右翼みたいな奴等のことだろ

30年日本ダメにしてきたやつってのは

いや30年どこじゃねーか

2018-10-01

あなたはどの立場

国籍主義国籍アイデンティティを決める

人種主義:肌の色でアイデンティティを決める

血統主義血統アイデンティティを決める

精神主義日本人的な精神を持ってるかどうかでアイデンティティを決める

言語主義日本語がある一定ラインできるかどうかでアイデンティティを決める

自己主義:他要因に束縛されずアイデンティティは「吾思う故に吾あり」


大抵はこれらの要素を複数用いて「日本人らしいかどうか」を無意識に決めてます

日本ではこの辺のコンセンサスが全く取れていないのが混乱を極める要因にあると思われます


フランス国籍

アメリカ人種言語が重視されがちですね。

日本では精神言語主義結構重要視される。

まぁ「日本人らしい精神」とか主観的すぎて俺は全く合わないけど。

一番混乱する原因の一つだったりするし。

2018-09-10

うんざり

セリーナ表彰式でスピーチをしてブーイングを鎮めたから素晴らしいって?

そもそもてめぇの異常な抗議で会場中を巻き込んだ上に、大会運営委員はセリーナが勝てなくて残念とか言ってんだぞ。

完全にマッチポンプ状態のクソじゃねぇか。

自分権力の強さ自覚してんのかセリーナは。

そしてそれを擁護するはてな民のクソさ。

アメリカは良い国だって擁護したいからってあれは擁護できねぇよ。

チャンピオン誕生の場でずっとセリーナ優先してブーイングし続けてる時点でクソ過ぎる。

アメリカSNSとか掲示板見てみろよ。

擁護してる奴滅茶苦茶少数派だぞ。

なんで日本人擁護してんだよ。

アメリカ擁護 or 左派の癖してうさんくせぇアメリカナショナリストに餌与えんなよ。


あと前から思ってたけど、最近の「一部の人間の行為日本人全体に拡大する手法」にはうんざりする。

もちろん日本純血主義者や差別主義者がたくさんいるのはわかるが、皆が賞賛してる中で必死に一部の差別的ツイートを拾ってきて、日本差別主義者の糞野郎とかあげつらうののどこが差別に対する対抗なんだよ。

4chanのクソレス拾ってきて「アメリカ人は史上最強レイシストの糞野郎」って言ってるのと同義じゃねぇか。

黒人犯罪者ばかり、朝鮮人犯罪者ばかりとか言ってるのと何が違うのか。

どんだけ馬鹿行為してるのか自覚しろよ。


血統主義、出生地主義挙句の果てには、日本語が上手くできてるかどうかで決める言語主義精神日本人かどうかで決めるというわけのわからない精神主義まで出てくるコンセンサスの無さ。

全員お互いに差別主義者と罵り合ってる。

もう、うんざり

2018-01-02

日本の没落を阻止するたった1つの方法地方分権による「連邦国」化ではないか

立憲君主制存続問題でもわかったように、日本ってもう一政府構造を維持するのは困難になっているんだと思う。それが政治の面で発生しているのが天皇制廃止運動だ。国際化を通じて学術欧米に、文化韓国に、経済中華に吸収されるだけだ。では没落を防ぐ方法はなにがあるか。

それは連邦国化させることではないか。つまり日本を2つの「国」にするのである。仮にもし立憲君主国が日本の大半を占める日本共和国から切り離されたとしても、イタリア的な分離なので、けっして無理があるスケールではない。

韓国台湾日本より将来性があるのは、共和制と言う最先端政治システムがあり、なおかつ経済的な発展もあって、日本を抜かす可能性があるからだ。もし日本韓国台湾連邦的な同盟を結べばかなりの活気にある。

私の先祖ひとつ韓国だが、その子ものから既に韓国には発展の余地があり、西側諸国的な社会があったという。なぜ韓国今日までに輝いているのかと言うと、それは韓国大統領制だったからだ。

朝鮮半島台湾がもしいまだに日本領であれば、朝鮮台湾の発展は現実通りになれないどころか、日本を越える規模にもならず、東南アジアレベル限界だったと思う。その代り、北朝鮮は低迷しなかったかもしれないが…

もし日本最初から2つのからなる連邦国だったらば、「立憲君主制存在する政府」はイタリアバチカンのようになっただろう。人口も面積も大幅に減るかもしれないが、それでも社会の安定はそこそこので、状況はイタリアよりマシになったはずだ。

そして共和制日本の中心は、福岡大阪ではなく東京のままである連邦制にすることにより、それぞれが面倒ごとに悩まされずに成長できるので、日本社会民主主義韓国台湾並みになれたかもしれないぞ。

連邦制地方分権を受け入れることが、全体を豊かにして、分散型の繁栄を遂げることができるというもの。今の日本は国そのものが急速に没落していて、都市疲弊の原因にもなっている。

日本を2つのからなる連邦国化して、ひとつ共和制にする。そして立憲君主制度は都市国家に引き継ぐ。マレーシアシンガポールの分離の逆バージョンのように一島内に別の社会を成り立たせるようにした方が、日本社会の再建の面でも、天皇制の持続可能性においても重要だと思う。

そしてどうしても天皇制日本に維持したいなら、その都市国家飛び地的に設置すればいいだろう。国境バチカンイタリアのそれみたいにしたらいい。アジアって土着の文化近代化したりしているから、「精神的な近代化」に慣れてるだろ?その方が良い。

日本精神主義から精神が変われば社会が変わる。その土地の世の中の構造人間の考え方や常識文化などが変わる。台湾中国朝鮮の違いは誰もが知ることで、香港だってシンセンとの違いは大きいのだが、なぜか日本はその存在のものが脚光を浴びることがないので、別世界であるという点まで注目されない。

日本立憲君主制をいっそ辞めたほうがいいのも、それと同じこと。大日本帝国時代から続く当時の社会統治システム残滓しかない。イギリスオランダと同じ政治環境東アジアで一番アメリカ化の進んだ日本には絶対通用しないし現に成り立ってない。違う世界なんだからしょうがない。現代化こそ必要

2017-11-17

*[サバゲー]【S&T三八式歩兵銃記念】旧日本陸軍下士官兵軍装に関する備忘録サバゲーでの運用考察

長らく日本人サバゲーマーでは羨望のアイテムだった?三八式歩兵銃のエアガン海外メーカーの雄、S&Tから比較的手ごろな価格

発売され大いに盛り上がっていますが、その一方で旧日本軍についてあまり詳しくない人からは「『輜重部隊兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち』 などと言って補給を軽視していた」だとか

日本刀を振るっている精神主義固執した軍隊だった」「巻脚絆がダサい」等々誤解が未だに蔓延っているのも事実なのでそうした誤解を解消する一助になれば……と思いこうして

筆を起こしてみました。

※調べていない点もあるので下士官兵に限定した内容です。将校准士官は除外されるものと思ってください。

※古い時期では下士官兵を「下士卒」と呼称しますが「下士官兵」に統一します。

徒歩本分者と乗馬本分者

当時の旧日本軍(恐らく同時期の各国軍も)歩兵代表される徒歩移動が主の「徒歩本分者」と騎兵等の「乗馬本分者」に分かれており

下士官兵はそれぞれ適した被服が与えられました。

すなわち

・徒歩本分者→「銃剣」「長袴」(九八式では短袴に統一)「巻脚絆」「編上靴

乗馬本分者→「軍刀」「短袴」「長靴」または「官給型革脚絆と編上靴

となります

また、騎兵であれば二等兵でも三十二年式軍刀(甲)を、それ以外の兵科では刀身の短い三十二年式軍刀(乙)後年では九五式軍刀を装備します。

……あれ?同じ日本軍の同じ兵隊でも乗馬本分者の方が軍刀を帯びてブーツを履くのでとても「カッコいい」スタイルですね(偏見

※いや巻脚絆の効能は知っていますが……

本部下士官では例外なく乗馬本分者扱いのようで将校准士官と同じ革脚絆を巻き、軍刀を帯びるようです。

平時は上記のような塩梅でしたが戦争の推移で末期戦の悲哀からか、小銃不足で軍刀配備率が上がって末期では伍長でも軍刀を携えていたみたいです。

また、大雑把に区分すると

歩兵……徒歩本分者

騎兵……乗馬本分者

砲兵……徒歩本分者、乗馬本分者(※徒歩移動と乗馬移動双方がある為、但し一定の者(本部下士官?)以外は乗馬本分者でも軍刀に変えて銃剣を携行する模様)

工兵……徒歩本分者

輜重兵……乗馬本分者

憲兵……乗馬本分者(※徒歩移動がある場合は徒歩本分者と同じく巻脚絆と編上靴を用いる模様)

……という風になります

……あれ、輜重兵の方がかっこよくない?(偏見

昭和期になると機械化、自動車化による改変で装備が変わった可能性(馬に乗らなくなくなる)があるのであくまで目安。

※徒歩本分者/乗馬本分者以外にも帯剣本分者とか執銃本分者とか帯刀本分者とか色々用語があるらしいけど、流石にネットだけじゃ調べ上げるのは無理だった……

輜重兵と輜重輸卒

冒頭に上げた『輜重部隊兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち』は正しく言うと「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち」で

実は輜重兵と輜重輸卒は別物だったのです!

具体的に言うと

輜重輸卒→専ら荷役や輸送作業等に従事(当時は人力が主)銃は持たず銃剣のみ装備。

輜重兵→輜重輸卒を統率し管理する。(なので二等兵でも乗馬しながら輸卒に指示を出したりする必要があった)騎銃と軍刀を装備。

……なので「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち」は正しく解釈すると「銃も持ってない奴が兵隊ならば、蝶々トンボも鳥のうち」ということになります

そして輜重兵は歩兵と違って騎兵とほぼ同一のカッコいいスタイルなんだ!?偏見

こうして俯瞰すると旧日本軍における軍刀ポジションが見えて来ましたね。

まり乗馬戦闘で用いる役割と指揮棒的な役割と見栄えを整える役割が有ったんだけど、

丁度過渡期な戦争日中戦争太平洋戦争で「前時代的な刀を振り回す日本軍」と後世に脚色されて伝わったんでしょうかね~?

※ただ、かつての武士を重ねていたという要素はあるかと思います

本題の三八式歩兵銃を用いる装備

さて、(サバゲー的な見地による)三八式歩兵銃を用いる兵科となると以外に少なく

歩兵工兵(一部)しか該当しないようです。

騎兵は四四式騎銃、その他の兵科は三八式騎銃を主に用います

(※九九式小銃、短小銃登場後は九九式短小銃事実上統一されました)

また弾薬盒はレプリカでお馴染みの前盒二つと後盒一つのもの使用しますが、

工兵場合前盒一つだけの模様。また任務の状況などで弾薬盒を減らしたりして臨機に対応するようです。

※一時期後盒が廃止され前盒だけの時期もあった模様。

騎銃は弾薬盒は専用のもの一つを使用します。

余談ですが騎銃用の弾薬盒は乗馬本分者用と徒歩本分者用で別れていて乗馬本分者用は専用の負い革ベルトが付属するようです。

サバゲー日本軍恰好をするには?

三八式歩兵銃を基幹にするとして

ヘッドギア→軍帽(四五式軍帽)または略帽と鉄帽

軍服上下→四五式、昭五式、九八式……と様々あるので徽章類の組み合わせに注意しつつ好みをチョイス

※個々の解説については膨大なので省略

※とりあえず歩兵無難そう

・腰回り→革帯、弾薬盒、剣差、銃剣サバゲー主体ならば危ないので銃剣は無くてもよい)

・靴→編上靴茶色で踝に膨らみが無いスエード調の物、なるべく鳩目が五つのものを探す)巻脚絆(カーキ、国防色

・その他→雑嚢(なるべく軍服年代を合わせる事)、水筒(昭五式とか九四式と言われるタイプ明治三十年採用の徳利水筒

……ここまで揃えれば『うるさ型』な軍装マニアもニッコリ???(逆に今度は「背嚢も買おうよ~」とか勧誘が激しくなりそう)

サバゲーで勝つにはどうしよう……?

どう足掻いても電動ガンには勝てないので頭を使うこと。

いくらなんでもバンザイ突撃ごっこばかりじゃツマラナイ

一、味方チームと連携を保ちつつ前進すること。

二、軽機班(フルオートができれば89式でもM4でもなんでもいい)を編成して共闘できれば当時の雰囲気が出て盛り上がりそう。

三、侵攻予想地点に待ち伏せして影から狙撃する戦法に徹する。

2017-09-05

https://anond.hatelabo.jp/20170905225424

国は違えど…っていうか。

メンタリティーほぼ一緒じゃん? やることも、たぶん思考も。欧米テイストをどのくらい取り入れてるか…って部分の違いだけで、兄弟のように似てる。

たぶん、一番まじめで原理主義的で融通のきかない長男が北

マイペース自分勝手感情豊かな次男が南

能天気な可愛がられ末っ子気質で人まねが好きなお調子者が日本

て感じ。でも、根っこのとこでは発想が同じぽい。だから何となく分かる気がする。

自分のついた嘘に酔い始めたら、あれは行くところまで行く。

冷静にしたたか交渉する気だ、とかいう人は、極東メンタリティ

いかぶってるか舐めてるか、どっちにしろ見誤ってる。


信じられないような理屈で非合理的馬鹿をやる、そしてそれが美徳だと思っているから始末が悪い。

悪しき精神主義。それが極東イズムだよ。みんなも好く知ってるだろ、そーゆーの。

2017-08-12

https://anond.hatelabo.jp/20170812104619

捕虜虐殺なんて物心に余裕のない軍隊はどこでもやってるし、全滅するまで戦うのもよくあることだ。ただ程度の差はある。

日本軍では降伏撤退ゲリラ戦とかを選ばずに得るものもなく戦って玉砕するのが常態化した。

どうせ結果は死だからって、すぐに玉砕する必要別にない。玉砕を選んだのは日本軍精神主義だよ。

もちろん撤退支援できないし戻っても食わせる飯がない、ゲリラ戦なんてするノウハウがない、っていう戦略事情もあるけど。

2017-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20170228123701

肉体主義動物が憐れむんじゃねぇ

俺達童貞は高位の精神主義の極地にいるんだよ

2016-10-09

長時間労働労働生産性

電通過労死事件長時間労働問題だ、という意識が高まり労働生産性についての議論Webで行われている。だけど、どうも「労働生産性」という言葉を素朴に受け取りすぎてて、議論が迷走してる(というか入口にたどり着いてない)ことも多いようなので、いくつかの点をメモするよ。

労働生産性って何なのさ?

辞書的に言うと「就業者一人当たりが働いて生み出す付加価値割合」がその意味となる。どうやって労働生産性を算出するの? について、すごいざっくり計算方法をまとめると「その会社粗利益就業者の人数」したものだ。細かく言えば粗利定義が同行とか、長時間働いた人と短時間の人がまざったらどうすんだとかあるんだけど、それは詳しい人に任せるとして、要するに「一人あたりにあげた利益だ」って思っておけば、とりあえずはOK。

しかし、その理解(つまり、一人あたりにあげた利益)を表面的な理解しかしていないと、「日本労働生産性が低い」と言われたときに「日本人無能なのだなあ」と思ってしまう。事実マスコミWebではそういう論調の人も少なくない。それは事実なのだろうか?

農民増田の話

ある村に農民がいたとして、彼は大根を一人で作っている。一人で作っているので、この場合粗利労働生産性だ。ある年度、彼は非常にまめに働き、好天にお恵まれて、大根が2倍とれた。(市価を考えなかったとして)つまりは2倍の利益になった。労働生産性も2倍だ!! 労働は美しい、勤勉と努力生産性を上げる――これはそういう話として理解できるし、原始農業で考えた場合にはさほど間違ってもいない。

しかし、現代的には間違いだ。農業増田があるときから2倍の生産性を手に入れたとするならば、それはトラクターか何かを買ったからだろう。

この話をすると不機嫌になる人がいる(とくに左翼の人はすごく不機嫌になる)けれど、それでも正面から言うならば「日本労働生産性ほとんどは、人間が稼いでるわけではない。機械が稼いでいる」のだ。

たとえばトヨタ工場で車がバンバン完成しているとき、その利益の大部分は機械が稼いでいる。「いいや、人間操作しないと機械は動かないだろう」とかいコメントがつくかもしれないけれど、そういう話ではない。「機械ゼロで同じ利益を上げようと思ったら、人間を何人増やせばいいのか?」「そしてその増えた人数で割り算したら一人当たりの利益(=労働生産性)はどうなるのか?」という問題なのだ

労働生産性をのうちわ

そんなわけで、ある労働生産性のうち、その手柄としては「個人努力労働)」よりも「機械設備)の割合が大きい」というのは説明できたと思う。では「個人労働能力」と「設備の力」だけで労働生産性の功績評定は終わりかというと、そうでもない。そのほかにも「組織ノウハウブランド」「ビジネススキーム」などがある。

例えばバッグを作ってる会社が二つあり、「個人労働能力就業者能力の総和)」と「設備の力」と「ビジネススキーム」がほとんど同じなのに片方だけが大きな利益を上げている場合、そこにある差はブランドだと理解できるだろう。

個人労働能力就業者能力の総和)」と「設備の力(資本力でもいい)」と「組織知名度ブランド)」が大体互角な2つの企業があり、片方が新事業に切り込めて片方がそうでないのは「ビジネススキーム」の構築で差がついたからだ。

何が言いたいかというと、「労働生産性」といったときじつは労働者能力に由来する部分は少ないということだ。「労働者一人当たりの利益」だなんて、労働者が主役のイメージがあるので誤解しがちだが、労働生産性という概念において、その主役は労働者ではない。その何割がどんな要素に由来するか? を考えれば「個人労働能力労働時間」なんてものは、実はたいした影響力がないのだ。

からこそ資本主義において資本家尊重されている。つまり利益の手柄のうちかなり大きな部分が設備投資から得られたのだから利益のうち大部分を得てもよいはずだ、という理論だ。

電通の高い労働生産性

電通2014年度の利益は1323億円で社員数7261人だそうだからざっと調べただけなので間違いあったら指摘お願いします)、労働生産性は1822万円であって、日本人労働生産性の平均700万程度と比べて低いわけではない。そこまで業種別に詳しく調べたわけじゃないけれど、これはかなり高いんじゃないか

この高い労働生産性(というか、ぶっちゃけ利益)はどこからもたらされているかというと、社員モーレツな頑張りからではなくて、業界の寡占(ノウハウブランド一種といえるのか。あんまり言いたくないけれど)とみなすの自然だ。

まり労働生産性が低いか長時間労働をしなければならない」というのは全くの虚偽で、そんなに長時間働かなくても電通利益をおそらく落とさない。

んじゃなんで長時間労働があるのか?

というと、これは企業文化問題や、報酬体系(基本給を抑えて残業代生活費支給している)や、マネジメント能力問題がある。

特にマネジメント問題は大きい。日本会社組織伝統的に人員管理業務を非常に低く評価してて、昇進して中間管理職になった場合、部下の管理を行う業務は増えるが、現場の(つまり自分自身の)仕事は減らない。「人員管理して適切にマネジメントをする業務は片手間でできるものだ」と考えられている。

中間管理職視点で見た場合マネジメントを省力化するためには「人を増やさない」「教育をしない」「マネジメントを部下に丸投げする(仕事が終わるまで無償労働をさせて帳尻を合わせることをを要求する)」などといった手法伝統的にとられる。

これは何も中間管理職に悪意があるからそうというわけではなくて、人員管理業務のための十分な時間教育リソースを上が用意してくれないので、中間管理職本人だっていいとは思ってないけれど、そうせざるを得ないという形が多いはずだ。今回の電通過労死事件新人だったけれど、「中間管理職になれば自殺が減る」というデータはない。というかいっぱい死んでる。

電通に関して言えば先にあげたように利益は出ている。残業代だってごまかしはあるだろうが、出ているし、出せないってことはない。つまり、本当にこなせないほど業務があるなら人は増やせるし、そういう風に解決すべきだ。しかし、そういう問題ではない。企業文化問題で人を増やす発想がない、増やした以上に無償労働を増やしてしまう、管理リソースがない。だから長時間労働が発生している。

残酷に言ってしまえば「長時間労働常識なので長時間労働をしている。意味効果はない」。

長時間労働労働生産性

というわけで「労働生産性が低いから(つまり労働者能力問題があるから長時間労働をしなければならないのだ」ってのは嘘だ。

しろ逆で「なんらかの不思議なチカラ()の結果、労働者長時間労働をしてるので、結果として数字労働生産性が低く見える」が正解だ。

不思議なチカラについてはいろいろある。ただの慣習とか、上層部精神主義とか。ただし「お金がないから人が雇えない」というのは、少なくとも100人以上の企業場合眉唾だ(非常に少人数の企業場合はありえる)。

なんにせよ、労働生産性労働者問題として引き受けるのは間違いだ。それは主に経営者経営能力とか資本家投資問題でだ。また、長時間労働企業文化マネジメント問題新人とるのが面倒くさいとか教育するの面倒くさいというのが問題の中心だ。こっちは生産性とはあんまり関係ない。

もちろん日本場合起業することとか管理職になることに対して、全体的な忌避感があって、その結果有能な経営者管理職が増えないというのは、可能性として高い。日本労働生産性が低いのは、経営者管理職になって合理的経営をするインセンティブが低く、そういう人材がいないことが一番の原因かもしれない。

2016-09-24

よく考えたらスターウォーズ世界観ってはてな住民の最も憎むべきものじゃないの?

今更な指摘かもしれんが、エピソード4-6の反乱軍って、戦前日本軍とか現代ブラック企業にそっくりじゃね?

戦力としては量的にも質的にも帝國軍に対して劣ってるんだけど、フォースかい得体の知れない精神的なものにすがりながらデススター特攻を仕掛けるという、

これははてなの人たちが最も嫌悪する旧日本軍現代ブラック企業精神主義と全く同じ構図ではないのか。

そこら辺どう思うの。

ちなみにはてなには右派左派もいるけど、精神主義を憎む、という点ではどっちも共通しているという認識

2016-01-12

デブから言わせてもらいたいこと。

http://anond.hatelabo.jp/20160111163333

デブから元増田その他へ謹んで申し上げたいことがございます

俺は100キロオーバーデブだったのを食事制限をして平均体重まで落とした元デブである、その経験を踏まえて効率的ダイエット法などをうんぬんするつもりもないし栄養学にも明るくはないのでそういった実践的なことをこの増田に期待しないでほしい。極論食わなきゃ痩せる以上。言いたいのは心構えの話だ。

デブに対して二言目には「自己管理ができていないからそのように醜く太るのだ」と言う意見が何の遠慮も注釈もなく雲上からデブに投げつけられてはデブの心を打ち拉ぐものだが、それは真だろうか?

デブは大食なのか?まあこれはイエスだろう、何も食べずに太る奴はいない。しかしそれは過度な精神怠惰からくるものでは断じてない。

デブに投げかけられる言葉ナイフは以下のようなものである運動をしなさ過ぎで」「甘いものを食べ過ぎている」「間食を取り過ぎ」「栄養バランスが悪すぎる」「結局一日の接種カロリーが多すぎて」云々、どれも一面的には正しいのだが、これらを言われたデブはまず落ち込む「そうか自分は異常なのだしかしこのとき用いられている「過ぎ」という言葉には何かとの比較問題が潜んでいるのだということに鈍感でいられるデブは少ない。やがてデブは周りを見渡してはたと気づくのだ「ん?でも周りの非デブの食習慣って全然健康的じゃないぞ?」と。

そう、デブのことを嘲り眼差しで冷笑してくる非デブたち(被害妄想が多分に含まれている可能性があります)の食習慣はデブと同等にデブ的なのである


識者は言う「一日1800Kcal以内に抑えなければならぬ」と、デブは思う「じゃああの30代で一切運動もせず毎日スナック菓子夜食に二袋食いながらコーラを2L飲み干している人はなぜ太らないの?」

ケーキバイキングに足しげく通いながらまったく太らない女性飲み会に行けば小腹がすいたなどと言って+αでラーメンだのピザだのを注文しバクバク平らげているおっさん。そんな人々を見たことがないだろうか?いやさ、そんな人たちこそ痩せマジョリティではないだろうか?勿論日々の食事にものすごく気を使っている人もいるが、大抵は元デブである

結論デブがなぜ太っているのか」の最も大きなファクターは「そういう体質だから」ということに他ならないのであり、けして「常人よりもはるか精神的に怠惰で卑しいから」ではないのだ。このことは力強く主張しておきたい。


勿論痩せるにはやはり食事量を抑えなければならない、これは純然たる事実である。そしてそういう体質だから太っていていいのだとも言っていない、太っていることには様々なデメリットが付いて回る。だが、いざ痩せようと志したとき精神主義的に「甘えた自己を叩き直そう!自分惰弱を見つめなおそう」などと言う様な自罰的な感情をモーティベーションにするのは間違っている、だって別にそんな怠惰さはデブの中のどこを探してもありはしないのだ。そのような嘘を前提として過激ダイエットを敢行しても上述した様々な矛盾に囚われてしまうのがオチだ。

自分は太りやすい体質だから兎に角食べる量を減らそう」これだけが絶対真実で、嘘と無理のない自然なモーティベーションであると私は思う。自虐逆効果である

デブを詰るな」言いたいことはそれだけである

2015-12-29

読むに値しないコメント

1. 恫喝系語尾や煽り系語尾、嘲笑系語尾などで強そうな自分を演出、印象操作

「だぞ」「だろ」「だな」「しろよ」「しとけ」「だろうがよ」「かよ」「すっぞ」「だよな(無意識に仲間の同意を求める)」「じゃね?」「~?(実際には聞いてない。煽る)」「!」「www」など。

2. 罵倒系の人称を使う

「こいつ」「そいつ」「お前」「てめえ」「こいつら」「きさまが」「野郎」「○○なんとか(うろ覚えを装う)」など。

3. ネットスラングの使用

悪ノリやイジリ、煽りに使われる事が多い。「www」「お前ら」「そっ閉じ」「あっ・・・(察し)」「ファッ!?」「モニョる」「火病る」「本当に○○でした。ありがとうございました」などで何か言った気になる。

4. レッテル貼り差別、ただの悪口

マスゴミ」「ネトウヨ」「サヨク」「ブサヨ」「○○厨」「○○信者」「DQN」「キモオタ」「キチガイ」「アスペ」「在日」「反日」「朝鮮人」「ジャップ」「売国」「クソ」「ブサイク」「死ね」「暇人」「ガイジ」「ニワカ」「オワコン」「生理的に無理」「お花畑」「○○ガー」「○○が大量に湧いてるな」など。

5. 主語をでかくして対立を煽る

「男は~」「女は~」「老害が~」「団塊が」「バブル世代が~」「ゆとりは~」「さとり世代~」「理系は〜」「文系は〜」「左翼は~」「田舎は~」「都会は〜」「東京は〜」「地方出身者は〜」「低学歴が」「コミュ障」「底辺」「低学歴」「 ニワカ」など。またコメントに個別に反論するのではなく、あたかも敵集団の代弁者からのコメントであるかのように大雑把にすりかえて攻撃し始める。「これだから○○は(勝手な○○認定)」「○○信者乙」など。

6. 当人の思い込みや、相手がやってないことをさも事実であるかのように語る

「○○なやつにかぎって××するんだよな」「どうせ~するんだろ」「裏で○○してそう」「こんどはいつ○○してもおかしくない」「こういう人って○○が××しなかったら△△したって言い出しそう」「すぐに○○するだろ」「○○まったなし!」「こういう○○するやつがいるんだよなあ(実際には○○まではしていない)」「やましいことがあるから反対するんだろ?」「火のないところに煙は立たない」「○○って思ってそうなとこが苦手」「○○は将来的には××するんだろ」「○○才過ぎても××な△△は□□する」「○○『××して何が悪い?』」など。

7. 勝利宣言や逃亡認定

「はい論破」「○○が××を喝破」「顔真っ赤だな」「涙目」「長文乙」「連投乙」「逃亡」「必死だな」「くやしいのう」「ざまあ」「メシウマ」「笑える」「こういう○○するやつにはなりたくないよな」「ブーメラン」「図星だろ」「頑張って書いた反論がそれかよw」「まだ悪あがき?」「寝言かよ」「くやしけりゃ○○してみろよ」「今頃あわてふためいてるw」「予想通りw」など。

8. 釣り釣り宣言

あと付けでネタや冗談ジョークだったと弁解する。「釣りだろ」「今日も大漁」「コピペマジレスかよ」「ただのジョークだろ」「なにマジレスしちゃってんの?」「マジレスかっこ悪い」「つまんないやつが増えたな」など。

9. トピックへの理解を深めるのでなく人格攻撃コメントの動機になっている

主にメタ視点でけなす。「でもこいつ目立ちたいだけだろ」「売名ウゼー」「かまってちゃんウゼえ」「自己顕示欲」「ここに書き込んでる時点でお察しだな」「ネットに長文書き込むのは馬鹿」「自分のこと賢いって思ってそう…」「ヒマだな」「こんな時間に書き込みしてるって…」「○○が一生懸命考えましたって感じ」「○○代かな?××臭がする」「○○言いたいだけだろ」「最近覚えた○○使ってみたかったのかな?」「コンプレックスの裏返し」「ルサンチマン」「拗らせてるなあ」「同族嫌悪なんだよなあ」「へえ、○○の結果がこれなんだw」「寒い」「うざい」「壮大にすべってる」「粘着きもい」「この人怖い」「コピペかな?」「 コメが絶賛ばっかで気持ち悪い」「こんなのありがたがってんの?」「リアルでは相手にされなさそう」「こういう○○って生きるのがつらそう」など。

10. わざわざ出来の悪いコメントを抜き出して叩く。特殊な例で印象操作する

明らかにツッコミどころ満載のおかしな発言のため、背景知識がなくても批判できてしまう。そのため質の低い、右ならえのコメントが増えやすい。まとめサイトにとりあげられたり、注目エントリーに入る率が高い。「○○とか、やっぱ頭おかしいな」「こんなのがいるなんてやっぱり○○はクズだな」「まだ○○信者はまだこんなこと言ってるんだなw」「私の知ってる○○は××といってゆずらない。本人は本気でこれを言ってるらしい」「○○な私は普通に生きていく資格もないってことですか?だとしたら悲しすぎます(と言って義憤を煽る)」「一部では○○と主張するやつもいて腹が痛い」など。

11. デマを流す。人の発言を曲解・歪曲して広める

「○○は××と発言」「○○は××のとき△△していた」などの直接的なデマのほか、「○○は××ではもう相手にされてないよ」「○○は××ってことで片がついてる」「○○ではもう××はバレてきてるみたい」「○○が通用するのは××だけ」「いまだに○○なんて言ってる人がいて呆れる」など間接的かつ誘導的なデマ印象操作もある。

12. 反対する個人や集団を根拠なしに、評価の低い別の個人や集団に結びつけようとする

「やっぱり○○は××にそっくりだわ」「○○と××はつながっている」「○○も××も似たようなものなのにね」「○○は××出身か、どうりで」「○○は××と組んでから凋落の一途」「○○は××の巣窟」「○○の裏には××がいるから」「○○は××に乗っ取られてんじゃないの?」「さすが○○が支持するだけの事はある」など。

13. 関係のない話題でも、ところかまわず揶揄・嘲笑したいターゲットの話題を持ち出してくる

「○○のこと?」「○○かな?」「これ何て○○?」「○○定期」「安心しろ○○はもっと××だから」「だからといって○○の評価が上がる事はないけどな」など。

14. 反対する個人や集団に粘着攻撃している

「○○の平常運転」「またこいつらか」「○○撲滅」「○○消毒」「○○は出て行け」「○○の洗脳」「○○に気を許すな」「これですむと思うなよ」「○○くらいで被害者ぶるな」「エセ○○」「○○様はいいご身分ですね」「○○は優遇されている」「震えてろ」「電凸した」「あいつらのやり口」「日本はいつから○○になったんだ?」「○○が反対ってことは××はいいってことだな」など。また反対する集団に関する不幸なニュース継続的に喜んで取り上げる。

15. 一見、中立を装いつつ、発言者自身が差別や偏見を助長する

「○○は差別されているからなあ」「○○差別なんてネットじゃいたるところで見るわ」「でも○○は不利益になることは知っておいたほうがいい」「でもやっぱり自分の○○には××させないと思う」「自分は違うけど周りの○○には××に偏見持ってる人はけっこういるな」「本人はよくてもまわりは気にするだろうな」「せめて○○くらいさせてあげないと周りから変に思われる」「○○にもまともな人はいるんだな」「○○人にもいい人はいますね」「○○は××さえなければなあ」「○○みたいなタイプは年長者から可愛がられない」など。

16. 犯罪者やならずものの威を借りる

「○○の前に行ったらビビってだまるくせに」「こいつ○○に行ったら速攻フルボッコにされるわ」「じゃあおまえが○○にいってこいよ」「こいつら本物の○○をしらないからいきがってんだろ」「○○つええ」「○○無双w」「本職のおでまし」「やっぱ本物の○○は迫力が違うわ」「ついでに○○もボコボコにしてほしいわ」など。

17. ダブルスタンダード

自分が反対する集団がやったことは口汚く罵るが、同様のことを自分の支持する集団が行った場合には反応せず無視する。または「○○(反対する集団)がすげえ喜んでるな」「○○がよろこんで××ってコメントしそう」「(コメント欄に)○○がおしよせてくるぞ!」などとコメントする。

18. 常識・伝統・文化などを免罪符にして議論を切り上げようとする

何が常識かは本人次第で、伝統・文化などの線引きも恣意的。「○○するのが常識」「普通は~」「○○することになっている」「○○も知らないの?」「常識があれば~」「通常なら~」「普通の感覚なら~」「きわめてまっとう」「正論」「○○は伝統」「○○は文化だ」「○○するのが自然」「昔からやってる」「○○はもう古い」「○○は時代の流れにあわなくなった」「日本固有の○○の美風」「○○するのが国際常識」「まだ○○でないのは日本だけ」など。

19. 具体例を挙げないで個人や集団を断定的に評価する

「○○は諸悪の根源」「○○衰退の犯人××」「○○は無責任」「○○は××なんてどうでもいいと思ってる」「○○は弱いものいじめ」「○○は反対ばかりする」など。発言者の頭の中には該当事例の積み重ねがあるのかもしれないが、判断できる文脈を離れて突然評価が始まる。「○○は××(例1)や△△(例2)をしたから□□だ」などのように例示しない。また具体例をあげていても、飛躍しすぎて誘導的な場合も多数見かける。「××(例1)」をした場合はその「××(例1)」の問題点だけを具体的に指摘したほうが建設的である

20. 善悪が問われている場面で「前からこうだった」と事情通・古参風に切り返す。

こういう芸風だから、ずっと前からこうだった、この場所ではこうだ、などですませようとする。業界人事情通コメント。「○○さんはずっとこういう人でしょ」「前からこうなのしらないの?」「○○界隈じゃこれが普通」「○○じゃみんなこうしてるけど?」「○○はもっと××なんだけどね」「なんで今さら話題になってんの?」「じゃあ○○は当然知ってますよねw」など。

21. 新情報・新視点がないのに既出のものと変わらない意見を臆面もなく書き込む

「ほんこれ」「まさにこれ」「それな」「正論」「真理」「これはひどい」「激しく同意」「知ってた」「なにをいまさら」「当たり前のことしか言ってないな」「大したこと言ってなかった」「知ってた速報」など。

22. つっこまれると「完璧な○○はない。」「100%○○っていうわけ?」など、極端なものを持ち出して煙に巻こうとする

「じゃあ一切○○しないんだな」「××っていっても○○ほどひどいわけじゃねーだろ」「××っていっても○○とくらべたらまし」「昔の○○はもっとひどかっただろ、今はまだマシ」「○○は聖人じゃないといけないわけ?」「○○したことない者だけが石を投げなさい」「いちいち○○してたらきりがない」「○○も一枚岩ではない」「純粋な○○なんてない」「○○は××しちゃいけないの?」「じゃあ○○は無駄死にしたっていうのかよ」「ずっと同じ意見のやつなんていない」「とにかく何でも変えればいいというものではない」など。

23. 自分に都合のいいときだけ議論マナー違反の指摘で話題をそらす、または劣勢を挽回しようとする

「ただの揚げ足取り」「失礼な言い方」「めんどくさい奴だな」「頭悪いな」「その言い方は反感買うだけだよ」「そんなこと言ったら何も言えなくなる」「ただ~しただけだろ」「そんなの屁理屈だろ」「理屈ばっかり」「理屈じゃ人は動かない」「いやなら見るな」「議論する気あるの?」「ケンカ売ってんの?」など。

24. 議論切り上げのための相対主義。無知を隠し正当化するための相対主義

「正義の反対はまた別の正義である」「絶対的ものはない」「十人十色」「どう思おうが個人の自由だろ」「こっちはそう思っただけ」など。相手や対象をくわしく知るための相対主義ではなく、自分だけに都合の良い議論の切り上げに使われる。自分の言い分は聞かせようとするが、自分とは異なる意見を聞こうとはしない。もちろん一方的議論第三者仲裁のために使う場合はこの限りではない。

25. 自分の境遇を特権的に語るために、当事者でなければ理解できないと決めつける

「○○してはじめて理解できる」「○○になってはじめて××のことが理解できる」「○○するまで××のことは分からない」「本人にしかこの痛みは分からない」「理解ぶって」「あんたにはわかんないだろう」「わかった気になりやがって」「○○から見える景色は全然違う」など。

26. 誤字誤用・文章マナーを指摘で相手を見下そうとする

すべからく」「的を得る」「改行が」「漢字ばっかりで固い」「全角数字が」「為に」「する事」「○○が気になって内容が頭に入ってこない」「○○も書けないの?」「日本語でおk」など。

27. 実際の行為や言葉ではなく、語り手の心情や意図に悪意がないから、と弁解しごまかす

「するつもりはなかった」「(表現が)誤解をまねいた」「真意とはことなる」「○○という認識がなかった」「実際は○○はしたくなかった(が押し切られた)」「○○は××には(心情的には)反対だった」「純粋な気持ち」「こころを入れかえて」など。

28. 開き直り

善悪の基準を自分では示さないで正当化しようとする。または意図的議論の焦点をずらして、別の基準に合致しているか問題ないとごまかす。「それのどこが悪いの?」「何が間違ってるのかわからない」「文句があるならわざわざ見るなよ」「こういうの気にしてたらストレスたまりそう」「本人が楽しけりゃそれでいいだろ」「個人の自由だろ」「盛り上がればそれでいいだろ」「外野からはなんとでも言える」「言うだけならは簡単だ」「○○しただけだろ」。

29. どの立場にもあてはまるため、削除しても問題ないフレーズを多用して弁解する

「○○しただけ」「○○を必要としている人がいる」「○○も信じている人がいる」「○○も生きていかなくちゃならない」「生活がかかってる」「○○だってがんばってるんだよ」「○○も一生懸命なんだから」「こっちは本気なんだよ」など。別の立場からも「××しただけ」と言えたり、「××も必要とする人はいる」と言えてしまう。

30. 違和感を表明するが具体的な指摘をせず口を濁す

違和感がある」「うーん」「むずかしいな」「どうなんだろう」「なんともいえない」「何かモニョる」「ムズムズする」「ほんとあれだな」「スッキリしない」など。

31. 中立ポーズで懸命な判断を装い、具体的な検証を怠る。

どっちもどっち」「喧嘩両成敗」「どうでもいいわ」「くだらん」「平和だな」「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」「選択肢がない」「まともな対立候補がいない」「右も左も同じようなものだな」など。

32. 自分の求める答えしか求めてない、形だけの疑問文

「これって私だけですか?」「○○は××ってうわさがあるけど本当ですか?」「○○が××な理由を教えてください」「○○は××しかしないなんてズルくないですか?」「○○だってことわかってます?」「(悪口を言ったあとに)これであってる?」など。

33. 具体的でない議論を続けようとする

主張に理由を書かず字面で自分流に判断してお互いに反発し合う。抽象的な命題に具体例をあげず各自が拡大解釈して収拾がつかなくなる。「なぜ日本人は○○なのか」「なぜ最近の○○はつまらなくなったのか」「○○はもう終わったのか」「○○は日本人に本当に必要なの?」など。

34. 精度の低い予言者

「○○しないと××は崩壊する」「終わりの始まり」「もう○○は終わった」「○○崩壊へのカウントダウン」「○○が××したらヤバくね?」「○○はオワコン」など。

35. 何かを言った気になる造語・キャッチフレーズ

「○○力」「○○脳」「○○化する日本」「○○すぎる××」「マイルドヤンキー」「ダサピンク」など多数。

36. ビックリ話法

話し手が勝手にビックリしているニセの新情報。実際は凡庸なものや、つまらないものまで誇張して面白そうに見せる話術。とっさの責任回避にも使われる。「実は…」「びっくりしたんだけど」「あまり知られてないけど」「意外に知られてないのが」「いままで誤解してたんだけど…」「今知ったんだけど」「今気づいたんだけど」「とんでもないことに気づいた」「なんと!」「うわー!」「えーっ!?」「げっ」「~ってマジかよ」「○○マジやばいんだけどマジうける」「えっ、○○って××なの?」「従来の○○にはなかった」「学校では教えていない○○」「○○の隠された真実」「○○の正体とは」。など多数で応用例も広い。この変種に、実力のないエッセイマンガウンザリするほど多用される白目を剥いてビックリした顔がある。

37. 無意味で大げさなタイトル

「○○が××した結果wwwwww」「○○に世界から賞賛の嵐」「○○が××した驚きの結果とは?」「○○だった俺が××してたら△△できた」「○○したら人生変わったwww」「こういう○○してるやつwww」「××、○○過ぎワロタwww」「偏差値○○から××合格、驚異の△△とは?」など。

38. 筆者が思いつきでならべた意味のないランキング

サンプルが適当ランキング。「百年の恋も冷める恋人のひとことベスト10」など。

39. あいまいな心情主義的フレーズ

具体的なアドバイスや、そのつどの感謝ではなく、あいまいな心情主義的フレーズ自分を美化し、これに合致しない相手の言動を牽制しようする。我にはあり、彼にはないという形をとる。これを身につけていないと恥ずかしいと思わせる。「大人になれ」「ガキじゃないんだから」「社会人一般常識」「まごころ」「日本のこころ」「おもいやりが足りない」「感謝のこころを忘れずに」「おかげさまの気持ちを忘れずに」「にごりのないこころ」「純粋なきもち」「気が利かないやつだ」「おもてなし」「マナー」など。

40. 集団主義の美化

目的を検討せず、それ自体が目的となってしまっている集団主義の賛美。「力をあわせて」「一致団結」「一体感」「こころを一つに」「みんなでひとつのものを作り上げるよろこび」「声をひとつに」「協力するのはいいことだ」など具体的でない標語で必要のない集団行動まで強要し美化する。

41. 具体的な法案や数値目標を明示しない政治の話

空疎なスローガンイメージなどで政治を語る。「安心して暮らせる」「人に優しい」「希望の持てる」「安定した社会」「着実な成長」など。

42. ネット上で親しまれている政治社会に関する俗論・俗説、俗流解釈

そのほとんどが相手の発言を封じる「だまれ」や、責任回避の「 自分は悪くない」に言い換え可能。議論の切り上げに使われる場合が多い。「自由には責任が伴う」「権利には義務がともなう」「多数決民主主義の原則」などは抑圧的な「だまれ」に、「日本人トップ無能現場は優秀」「自分にも表現の自由はある」「差別区別はちがう」「戦争は政治の延長だ」などは「 自分は悪くない」に言い換え可能。

43. 例え話で説明した気になり、本題の具体例や問題点などに踏み込まない

例え話のディテール整合性などに議論の焦点がうつってしまう。インフォグラフィックスにもトピック理解をかえって妨げるものが多数あるように思われる。

44. 匿名のはずがなぜか自己紹介をはじめて、物語を語りだす

「○○代、既婚子なし。このあいだ同僚が~」「○○生まれ。学生の頃は××で△△していて結構□□していた~」など。「友人が~」「知り合いの~」「マック女子高生」「戦争帰りの祖父」「姉の描いた絵が見つかった」などの前置きは、伝聞話法でそれらしく聞こえるようにする作り話率高し。または「女だけど~」「男だけど~」「おっさんだけど」「十代だけど」など予防線を張ったり、特別に注目してもらうための意味のない前置き。「○○の俺が○○した結果www」「ちょっと聞いてくれ」「すこし話は長くなるが~」「~で、それが今の嫁なんだ」などもほぼ創作。

45. 私生活の切り売り

周囲との会話やエピソードを使ってネットで注目されるために、本人が見たら嫌であろう事も、評価も含めてくわしく書き込む。「出来ない○○を相手にしている。××だがやる気はなく、何度言っても変わる気はないようだ。結局○○することになるだろう」「○○で××を見かけた」など。注目してもらうために話を盛ったり、創作にはしる場合もある。

46. 該当者のプロフィールをほとんど特定できないのに自信たっぷり出羽の守

いつの時代、どの場所で、どのような発言主の、どんな文脈から得た知見なのかが不明。「外国では~」「アメリカじゃ」「ネイティブは~」「アフリカ人は」「江戸時代日本人は」「戦前の国民は」「○○人に日本の××を見せたら『△△』だって。日本ってやっぱり□□みたい」など。

47. 自分の宣伝のために他者を悪くいう

「○○くらいは常識で、××がないとこれからはやっていけない」「○○ぐらいで自慢できる時代は終わった」「まだ○○を使ってる人はかわいそう」「まだ○○で消耗しているの?」「○○が大したことないという人は、せめて○○してから文句を言ってほしい」など。

48. 露悪趣味で注意をひこうとする

排泄、生殖器、残酷な行為、変態行為などの話題を場所をわきまえないで書き込む。

49. 勝手に診断をはじめる

勝手な病気診断。精神科医もどき)が個人・社会を印象で語る。俗流心理学者。「なぜ未熟な○○が増えたのか」「大人になれない○○」「○○は狂ってる」「現代社会の病理」「○○を蝕む××」「○○先生案件」「お薬出しときますね」「プリントアウト案件」「人の印象は見た目が○○割」「声が印象の○○割」。「何気ないしぐさでその人の心理がわかっちゃう」など。

50. いつも抽象的な自己啓発文を綴っている

具体的な問題解決や実践的なアドバイスではなく、精神主義的な心構えに終始。

51. 自己言及ネタへの過剰反応

「○○ユーザーって××ばっかり」「○○利用者の特徴」などに反応して内輪向けのコメントを残す。

52. 大喜利を始める

本題とは外れたところでうまい事を言って注目を浴びたいコメントのこと。

53. ダジャレをいう

本題とは外れたところでうまい事を言って注目を浴びたいコメントのこと。

54. 自分テーマを掘り下げない万年素人主義の書きもの全般

研究レベルでなくとも、好きレベルであっても自分感覚を頼りに自分テーマを探求している人の話のほうが概して面白い


自分の場合はこういうのが非表示ブロックスルー・読まない基準になっている。項目によってはあまり重視しないものもあるが、上記コメントが多い場所には近づかないよう心がけている。たまたま好奇心に負けて引っかかっても、「ああ、またやってる」と素通りすることにしている。雑コメントに時間をとられず、義憤を無駄遣いせず、時間を有効に使いたい。

2013-05-15

はしもとのあれ

追記:

先に書いておきますが、前半部分の数字がついてるのは「はしもとのあれ」です。

で、その周りに書いてあることは、みなさんから反応をもらう前に私が思っていたことです。

色々反応を頂いて、自分なりに理解できたつもりにはなったので、そのまま残しておきます

#いや〜自分ブログでやらなくてよかった...(笑

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よくわかんないので整理

まず、従軍慰安婦に関する見解

1-1, 個人の意思に反して従軍させられた慰安婦がいたとしたら、周辺諸国に謝罪すべき

1-2, しかし、2007年閣議決定で個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」ということになっている。

1-3, 閣議決定は、政府の公式見解政府の公式見解は、日本の公式見解

1-4, にもかかわらず、諸外国から従軍慰安婦の件で、過去反省しないレイプ国家との謗りを受けている状況は国益に適わない。

これ、自分認識ではただの正論だと思うんだ。

特に1-2が閣議で決定されているわけで。外野がわやわや言おうと、閣議で再決定なり覆したりしない限り、日本見解は変わらないよね。

もし、間違いなのだとしたら、閣議なり国会なりで信頼できる証拠、少なくとも国内では確実なものだと言える証拠を提出して議論すべきだよね。

で、件の風俗発言だけど

2-1, 昔は、強制でない買春はどの国にでもあった

2-2, ここでいう買春は国が管理しているものではなく、民間業者や個人

2-3, 買春は当時の感覚では、今ほど拒絶されているものではなかった

2-4, それを戦勝国からと言って、敗戦国で当時行われていた買春だけを責めるのはアンフェア

そして、アメリカの話

3-0, 米軍による性犯罪関係する問題

3-0-1, 古くはGHQ時代から買春が個人によって行われていた

3-0-2, 沖縄米軍基地の周辺でレイプ暴行事件が後を絶たない。つい最近もあった

3-0-3, ベトナム戦争でのアメラジアン問題

3-0-4, グァンタナモ収容所問題

3-0-5, 米軍女性兵士レイプ経験があるのは30%に達するとの報告があり、問題解決に取り組みはじめたところ

3-1, アメリカは軍の性犯罪問題に真正から取り組むべきだ

3-2, 例えば日本風俗産業を利用するとか(提案)

3-3, 日本法律で認められた風俗産業では買春は認められていない

まとめると、

1, いま、諸外国から責められている、国が管理する従軍慰安婦問題は、少なくとも日本の公式見解として存在しない。

2, 昔は一般的だった問題で日本けが責められるのはアンフェア

3, アメリカは今までに色々問題起こしてるよね。日本を責める前に問題に真正から取り組んだら?

ということで。うん、至極真っ当な気がする。

タダの正論だと思うんだ。

で批判だけど、

1, 女性人権ガー

1-1, 人権云々が「管理売春」の話であれば、大戦時も今もない(ことになってる)ので的外れ

1-2, 性風俗に従事する人たちの人権が、というのなら自由意志でやっていることなので的外れ

1-3, そもそも性風俗に従事している人の人権が、というのならそれは別の問題

2, 風俗産業必要悪必要悪は悪

2-1, 主張としては正しいと思うけど、じゃあ対案は?3-0-5とかひどいもんじゃない

3, 国益を損なう

3-1, うん、安い挑発過ぎるね

4, 維新の会への印象が悪くなる

4-1, うん、そうだね

5, タブーに触れるのはよくない

5-1, なぜ?

6, 政治家の発言として軽率過ぎる

6-1, 3に関わる話なら分かる

7, メディアつまみ食いするの分かってるんだから、もう少し要点をはっきり話せ

というところで。正直、国益を損なう発言であるという以外に問題が見当たらない。

その他の批判はポジショントークだったり、メディア勝手に切り取った話をつまみ食いしてるだけで。

7が一番の問題な気がするんだけど、それはメディアの問題で。

で、何が、本質的な問題なの?

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id:what_a_dude

1-3から明確な誤りですね。07年3月閣議決定は辻元氏への答弁で、「いわゆる強制連行」を示す根拠がなかったとはしているが、93年8月の「いわゆる従軍慰安婦問題について」を踏襲することが明言されているもの

「個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦がいたこと」は政府が公式に認定しているところというのが2007年閣議決定の内容ですよ。

調査結果中には「業者らが或いは甘言によって、或いは畏怖させる等の形で本人の意向に反して集められるケースが数多く、更に、官憲等がこれに直接加担する等のケース(白馬事件)も見られた

発言では

証拠が出てきたらね、それは認めなきゃいけないけれども、今のところ2007年閣議決定では、そういう証拠はないという状況になっています。先日、また安倍政権で新しい証拠が出てくる可能性があると閣議決定たから、もしかすると、強制的に暴行脅迫をして慰安婦拉致したという証拠が出てくる可能性があると

と言っているので、明らかな間違いがあるってことですね。ありがとうございます

で、まぁ

「当時は必要だった、お前らもやってただろ」と「俺たちが悪かった、でもお前らもやってただろ」の前者を選んだ時点で価値観が露呈。

だし、

http://anond.hatelabo.jp/20130515145914

下市長はこの問題に全く関係ない。 別に大阪市長として何らかの政治判断を求められてるわけでもない。 だったら別に答えなくても良かったのに。

が結論かな。

あざっした。

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id:ncc1701

後半の雑さが全体の説得力を著しく下げている。両論併記もっと真面目にやるもの

途中で飽きました。すみません...

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id:yoko-hirom

正論』か。論理ばかりで,倫理の無い人が増えているのだな。倫理観の無い人間は参加する資格のない議論だよ。 」

それはわかるんだけど、きれいごとで世の中が変わるのなら世話ないというのもありますよね…

当事者倫理観がないかレイプが発生するのだから、というのは論点のすり替えか。

うーん。

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http://anond.hatelabo.jp/20130515154352 が紹介してくれた、

http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/01/post-514.php

って記事、

日本での慰安婦問題に関する論調にある「狭義の強制連行はなかった」という主張は、裏を返せば「当時の法制や慣行に則した広義の強要はあった」ということであり、要するに「やっていたと堂々と認める」という話に他なりません。これは大変に異様なことです。20世紀に起きた「交戦地帯における兵士相手の管理売春強要」を21世紀国連加盟国の政府が「狭義の強要よりは反道徳的ではない」と主張する、それも「大っぴらに主張する」というのであれば、理解される可能性は限りなくゼロに近いと考えるべきでしょう

がかなり腑に落ちた。

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id:cnmkn

BBCの記事では「慰安婦必要だった」という歴史認識と「慰安婦への配慮は言葉でいい」という部分が問題視されてたと思うけど。このまとめは的はずれじゃないかな。

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-22519384

Japan WWII 'comfort women' were 'necessary' - Hashimoto

...

Some 200,000 women in territories occupied by Japan during WWII are estimated to have been forced to become sex slaves for troops.

...

He acknowledged that the women had been acting "against their will". He also claimed that Japan was not the only country to use the system, though it was responsible for its actions.

...

"It is a result of the tragedy of the war that they became comfort women against their will. The responsibility for the war also lies with Japan. We have to politely offer kind words to [former] comfort women."

訳されて、中国の反応を付記してるだけで、かなり中立的な気がするけど。

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id:tokoroten999

「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」と「個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」は全然意味が違うんですがそこは大丈夫なんですかね…

安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問主意書

質問辻元清美http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166110.htm

答弁(安倍晋三http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b166110.htm

これって国会答弁だけど、閣議決定ってどれなんだろう。

なお、「いわゆる従軍慰安婦問題について」は以下

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/pdfs/im_050804.pdf

従軍慰安婦についての本当の話」

http://www.geocities.jp/ianfu99/

によると、

新聞雑誌を読むと激しい論争があるように思いますが、では研究者はどう見ているのでしょう?実は慰安婦研究している人で慰安婦職業的な売春行為だとしている人はほとんどいません。最初に資料を発見した代表的な研究者である吉見義明と異なる立場をとる研究者は、実際上秦郁彦1人だけです。研究者の間では慰安婦旧日本軍による犯罪誘拐監禁強姦による性暴力であることに異論はありません。

とある

この文章の信憑性がどうとかいう声があるけど、

今日(2013/5/15)の段階で(どうせリンク切れになるのでタイトルのみ)

っていうことになったので、

1-3「しかし、2007年閣議決定で個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」ということになっている。」

ってありえない発言(要約が正しいとすれば)だな。と理解。

談話は以下。

戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html

慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html

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はしもとのあれに関しては、もう飽きたのでいいとして、あずまさんのTweetみててあーこれだなと思った。

性風俗ポルノさえ撲滅できない世界で、なぜ慰安婦すなわち兵士対象の売春行為が撲滅できるのかぼくにはよくわからないので、そんなら最初からその前提のうえで話したほうがいいんじゃないですか、ってのがぼくの言いたいことです。慰安婦日本政府が絡んだかどうかってのはぼく話題にしませんよ。

@hazuma 5月13日

小学生でもわかるように書くけど、個人が性欲をコントロールすることと、集団が性欲をコントロールすることはまったく別。そりゃ個人では禁欲する男もいくらでもいるし、一般市民普通コントロールしてるさ。でも集団になると必ず一定確率コントトールできないやつが出てくるんだよ。

それで、戦争とかで若い男性たくさん一箇所に集めたら、そりゃ性処理問題は出るでしょうという話で、それは基本的に通勤電車があると一定確率痴漢でるとかと同じ。これがどうして「野獣としての男を肯定するマッチョな話」になるのかさっぱりわからん

要は、若い(中高年も?)健康男性を多数管理しようとすれば、現実問題として彼らが抱く性欲は考慮しなければならず(会社だって同じでしょ)、そこで各人の禁欲なんかに頼っても暴発は不可避なので精神主義に頼っても意味がないという話なのに、なんでこんな炎上するのかね。よくわからんよ。

@hazuma 5月14日

(1)軍には男性が多い、(2)交戦中の軍は構成員に異常な心理状態を強いる、(3)その結果はしばしば性欲の昂進として現れる、(4)それを目的売春行為を扱う業者も出現する、(5)以上の(3)および(4)を非倫理的で阻止するべきだと思うのであれば戦争をやらないほうがいい。以上。

@hazuma 5月14日

あと従軍慰安婦問題だけど、これは調べれば調べるほど込み入っている問題でして、ぼくはぶっちゃけ不可知論というか「専門家でもないしよくわからん」という立場です。それは無責任と思われるかもしれないけど、ぼくからすればよくまあみなさん断言できるなという感じ。

そういう認識のうえで、ぼくは、「従軍慰安婦性奴隷でもなければ招集に政府も関与しないと橋下氏が信じているのであれば、軍と性の必然的な関係について述べた彼の発言自体は問題とするに価しない」と言っているにすぎない。

@hazuma 5月14日

もはや事態は「本当のことでも言っちゃいけないことがある」的なかなりくだらないレベルに落ち着いたようだな。

@hazuma 5月14日

か。うん。納得。しか実名でやるんだもんなぁ。マッチョだなぁ。

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id:temtex

別に議論したいわけじゃなくて、はしもとの問題って「ただしい」ってのがどれだか分かんなくて。

なんか書いたらみんながレス付けてくれて、理解できるかなって思ったのでまとめました。

これを実名でやるほど肝が太くないんです

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おそらく理解してくれないと思いますが、いちおうちゃんと書きます。ぼくが最初高橋哲哉名前を出したのは、ぼくのこの歴史認識についての「いいかげん」な不可知論的立場デリダについてのぼくの研究(と高橋氏の研究の差異)と理論的に繋がっていることを示唆するためです。

20世紀半ばの哲学者たちはおしなべて、世界真実はない、ものごとは解釈でいくらでも自由になる、と主張してきました。それが行きすぎてソーカル事件が起きたのはご存じのとおり。1990年代からは一気に風向きが変わり、「確かな真実は疑い得ない」がトレンドになります

デリダといえば脱構築ですが、そんな彼も90年代には新しい方向で再解釈されました。けれどもぼくはその流行に抗して、むしろテキストだけではなにも決定できない」という古い主張を擁護した。それがぼくの博士論文ですが、その立場歴史認識問題へのぼくの立場は密接に関わっているのです。

ぼくは別に真実が複数あると言っているわけではありません。真実ひとつです。しかし、真実に近づく方法が文書資料しかない場合、そこにはつねに複数の解釈可能性があって、その差異は合理的討議では決して回収できない。これは理論的問題であり感情的問題ではない。

そしてこの問題はネットの出現で深刻になっている。なぜならネットとはなによりも文書の場だからです。ある事件について資料が公開される。そこまではいい。しかしその解釈は、資料が多ければ多いほど拡散し複雑化して、結局肝心の真実は闇に包まれる。歴史認識問題で起きているのはそういうことです。

@hazuma 5月15日

というわけで、お腹いっぱいなので、もう追記をやめます

反応をくださったみなさんありがとうございました!

2012-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20120712110102

補論の補論のそのまた補論みたいな発言になってしまうが。

"体育会系"というネーミングを再考するべきかも、と思う。

あなたが言いたい"その種の人たち"を指し示すのに、長年使われているし、

なにより、おそらく他のどのネーミングよりも適切なイメージが沸くので、もったいないけど、

"体育会系"という言葉から、短絡的にバスケ野球サッカーを厳しくやっている集団出身者、と

受け取る(あるいは、カラむために意図的に曲解する)人も居ると思う。

ひたすら良いパフォーマンスを追及している本当のスポーツマンは、プロ/アマわず

もっと内省的だったり、オープンマインドだったり、個人主義者だったりする。

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ちなみに、演劇部とか吹奏楽部クズクラブは、体育会系クズのものだし、

あろうことかオタ系サークルでも、「俺たちは馴れ合いクラブじゃない!」とか

マジで標榜していて、イベントとか創作活動の段取りの良し悪しにダメ出しをして、

新入生をしごきまくるサークルもある。

驚いたのは、MMORPGで、「仕事があるからログアウトしたい? 甘ったれんな!!!!!」

なんて発言が飛んでるって聞いたとき

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集団主義精神主義上下関係押し付け。不合理な文化の固守。シゴキが大好き。

からこそ序列を這い上がろうとして他人を蹴落とそうとする。

序列が下の人間を確保して囲っておこうとする。

あと、硬派とか筋肉質とか、そんな自己像。

自分なら、そうだな。"軍隊式"、"スパルタ式"、"旧日本軍式"とか。

どれもしっくりこないな。

やっぱり、"体育会系クズ"しかないのかなぁ。

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あと、ここまで飛び交った社会人の類型は体育会系文系理系の3つだけど、

体育会系文系クズは一緒にして良いと思う。

上の二つは人間関係指向で、理系事実現実指向してる。

前2者は、「最後にモノを言うのは政治力だ」と思ってるから

群れる、シゴく、ハブる、侮辱する、みたいなコミュニケーション的な意味迷惑

文系が策謀をめぐらせる下で、その手先として体育会系下士官というか鬼軍曹をやってる感じ。

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理系クズは、前2者を馬鹿扱いして、対話を放棄した挙句

不作為とか、相手の知識不足を利用したトラップとかで、地味に

嫌がらせをしてくる感じ。

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ちなみに自分理系クズで、ただし最低限のルールというかモラルとして、

専守防衛に徹している。先制攻撃はしない。

理屈並べてねぇで、黙ってやれってんだよ!」とかドヤされたら、

「それをやると機械が止まりますけど、いいですか」とか注意を喚起しないで、実施ちゃう

結果として大トラブルになったら、「ご指示に従ったまでですが、何か?」とか。

ヘルプアドレスメールをよこさないで、「俺がやれってんだから、今すぐやれよ!」とか

椅子を蹴飛ばされたら、超最低限の応急処置だけして、問題がおきたら、

「いや、自分が何をしたか記録が残ってないんです。メールのやり取りがログを兼ねてるもので、

 それが無いとなると、自分としてはいかんとも……」とか。

それでも学習しない体育会系の超クズ上司になったら、

どんなレガシーシステムがあろうと、ブラックボックスがあろうと、

使い捨てスクリプトが山ほどあろうとも、要求されただけの引継ぎだけして、

とっとと転職ちゃう

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……というわけで、最終的に何が言いたいかというと、

 1)社会人だったら誰でも、1人の中に文系理系体育会系の要素が混在していて、

  ただ、大抵はどれかが突出して表面に出ている。

 2)どの系にもクズは居る。

  クズと非クズ境界線は"対話の拒否"と"多様性を受け入れることの拒否"である

 3)そして、まことに残念なことに、部活動の段階からして、体育会系には

  クズを育成、量産するシステム制度として出来上がってしまっている。

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こんなところかな。

自分の考えを整理する機会になった。ありがとう元増田

2012-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20120714011138

良く読めば全然正論じゃないぜ。

いじめを絶対許さないという覚悟が足りなかった」だもん。

ソリューションじゃなくて「根性足らんのや」しか言ってない。

この人ほんと全部精神主義なんだよな。

実装されるとひたすら過労働になる。

2011-07-12

日本赤軍は何故あんなに精神主義的・反知性的な末路を辿ったのだろうか。

最近彼らの行跡について何冊か本を読んだが

調べれば調べるほど帝国陸軍を悪質劣化させたような体質の集団に成り果てていたのがわかる。

浅間山荘事件のときなど「みんなもっと私達みたいにバカになっちゃいなよ」といった構成員の発言すら出てくる。



日本赤軍の末路の惨状は、

あれは、

思想の質が悪かったのだろうか、

実行する人間の質が悪かったのだろうか。

2011-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20110622101736

女向けアドバイスはもっと即物的小細工のススメがメインな気がする。

男向けアドバイスはもっと曖昧で、人格否定から入る精神主義や根性主義が多いような。


まあ別にここはどうでもいいので間違いならすまん。

2011-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20110127214807

初心者パワースポット巡礼

明治神宮の井戸みたい首都圏だけじゃなく

四国たい国内だけじゃなく

ハワイとか世界中いろんなとこにスポットがある。


そのうちヒーリング

段々修行が深まってくるとやっぱり自分癒し手側として鍛錬を積むようになる。


親戚の独身女性が元外資バリバリキャリアウーマンなんだけど今ではヒーラーやってる。

あの手のものは大抵アメリカ人教祖なので(反動としての精神主義先進国から

その人はキャリアウーマン時代の行動力と英語力で通訳や渉外をして

本人も熱心に勉強や訓練をしたので

ある流派の高名なヒーラーの日本で第一の高弟のようになっている。

楽しそうだし交流や顧客も多いみたいだ。


ただやっぱりこういうのはどうしても新興宗教カルトが隣接するので

あなたスピリチュアル趣味を持つとしても

ぶっとんだ高額の料金を求められたり

反社会的な教義や気風があったり

個人の生活まで踏み込むような制約があったり

個人崇拝の気があったり

ということがあれば、その集団を見抜いて即撤退する賢明さが必要になる。


結局常識のセンスと知性が重要だよ。

科学医療を否定するとか

習い事じゃすまない金銭的時間的負担を強いるとか

人間関係が不健康とか

そういうのは常識のセンスさえあれば感じ取れるから

感じ取ったらそっちを優先すること。

2010-09-12

今の時代のトレンドが分かった

「知らない知識」だ。まさにこれ。

たとえば、「○○業界で働いている俺のひとり言」的なものがやたらとブクマ数稼いでるのはそういうことなんだろう。

誰も知らないような業界であればあるほどみんな注目する。自分の知らない世界の知識を求めているんだな。

そこにあるのは純粋知的好奇心。それ以外の何物でもない。それが実利に結び付くようなアドバイスが注目されることはあるけど、結局だれも実行しない。重要なのはそういうアドバイスの内容であって、それで自分が成功するとか失敗するとかには全然関心がないんだろう。

池上彰が人気なのも、Qさま平成教育委員会世界一受けたい授業みたいな番組ゴールデンにあるのも、全部この知的好奇心キーワードになっている。

今は知的好奇心が満たされるのが最高の幸せという時代にきたんだろう。

もちろん、そこで満たされる知的好奇心レベルは非常に低い。はっきり言って失笑レベルの知識、というか雑学

だけど、それをもはや雑学とは言わない。知識と堂々と言っていることが分かった。平和が進むにつれて、どうでもいいことであっても知識でありそれをどんどん取り込むことが幸せという気持ちが高まっていったんだろうと推測する。

それを確実にあらわしているのが、メディアが大好きな「若者の○○離れ」現象だ。

○○離れ現象とはすなわち、既存の価値観を若い世代(新たに社会を作っていく中心世代)が否定しているということを示している。

車離れを例にあげると、車が高いからといった理由よりも、「車を持っていても特に意味がない」ということに気付いたからだ。

田舎のような場所では車は必須だから、車離れと言えばネットではそんなことはないという意見が出たりする。あくまでも一部の世界の話なんだよな。

車を持っていても意味がない理由は、飛行機バス電車などの公共交通機関が発達しているから。でも、昔だってそれらのものはあった。

じゃあなんで昔はみんな車を書いたがったかと言えば、当然それは「車を持っているとカッコイイから」だ。その価値観若者が否定したということ。

すなわち物質主義から精神主義、というか知識主義へと世界が変わろうとしている。

彼らは普通がいいというが、普通とは物質主義社会が生み出した「繁栄の結果」にしか過ぎない。彼らはそのことに気付いていないのだろう。

若者自分若者だが)が何かにつけて普通の生活と言うたびに、お前らの普通は原始人の普通とは違うんだよと突っ込みをいれたくなる。なんて幸せでそして愚かな世代なんだろう。

で、知識主義の時代とはまさしく冒頭で説明したようなこと。しかしこれは物質主義とほとんど何も変わらない。

単に金のかかるものが金のかからないものに置き換えられただけ。ヴィトンのバッグをありがたがるのと同じ。

物質主義時代のブランドという概念は、知識主義時代では「珍しい知識」に置き換わる。珍しい知識を知っている人間は注目を集める、そしてブクマ数が伸びる。

それはまさに、ブランドものの商品を見てきゃーきゃー騒ぐ人間たちと全く同じ。

なぜかといえば、彼らの求める知識は底が浅いからだ。単独で成り立つ、それこそ小石のようなものに過ぎない。

知識とは様々に絡み合って複雑な様を見せる非常に高度なものなんだが、知識主義時代で求められる知識はお手軽に消費してお手軽に忘れられる暗記した知識みたいなものだ。だから下らない。

池上彰はとても知的な人物だろう。しかし、彼から発信されたものを受け止める人間たちはまったく知的ではない。

彼の言葉断片化して「知識」として消化するだけの豚に過ぎない。

トレンドとはそもそもそのようなものなのだから嘆いてもしょうがないことは分かっている。

底辺の人間までもが取り込まれるのがトレンドなのだから、複雑な価値観が受け入れられるはずがない。物質主義のように「商品が高いか安いか」という価値基準はとてつもなく分かりやすい。

知識主義ではそれが、「珍しい知識かどうか」になっただけ。これも分かりやすい。珍しい知識は少数の人間が知っている知識だ。主婦が知っている知識ならたいしたことはないが、総理大臣しか知らない知識となるとレア度は跳ね上がる。馬鹿でも分かる世界観だな。

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