「神経の疲労」を含む日記 RSS

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2016-10-13

会社をクビになってSEを辞めようと思っている

プログラマSEになって8年。

プログラマの時はLinuxカーネル書き換えたり、Windowsオリジナルインストーラ作ったり、Pro*Cやったり、まぁとにかく時流に乗って色々やった。

SEになって、いきなり最上工程やらされた。どんな人間でも1年はマニュアルと睨めっこするような複雑なサーバ運用ルールを決める仕事会社同士のぶつかり合いを見た。地方出張する楽しみを知った。某オープンソースサーバアプリを調べろと言われ、オープンソースな上にプログラマ経験者だからバグ解消までさせられた。一人で殆どの面倒を見たそのサービス島耕作宣伝してくれるまでになった。

去年、パワハラ適応障害になった。「使えねぇヤツと判断したらオレはすぐぶっ潰すんだ」と常日頃から言い切る定年間際の大手IT企業出世せず現場に居座るオッサン、と言えば大体想像出来るだろうか。そんなのと対面させられ、間違った知識を正したら逆に「使えないヤツ」扱いされ、酷い扱いを受けた。

2ヶ月会社を休んだ。

それから社会復帰して、銀行システム仕事をした。常に10個ぐらいの仕事が振ってくるような場所で、頑張った。SEじゃない会計仕事なども回ってきた。今までに無い知識を次から次に求められた。仕事中にインターネットが出来ないので、電車の行き帰りでスマホ勉強しながら仕事した。

どんどん仕事が増えて、朝7:30から夜21:30までが常態化して、身体を壊した。

気持ちばかりの慰労金を貰って、2日前、会社をクビになった。

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クビになったその足で、前のプログラマだった頃にいた会社に行った。社長アルツハイマーになって3年目、よろよろになりながらも、社長業を続けていた。中小IT企業地獄だと思った。例え社長になったとしても、そこまで働かないと会社は成り立たないほどになっていた。

派遣法改正からもう、IT派遣は美味しくないよ、早くスピンアウトした方がいい」

社長は首を叩きながら言った。アルツハイマーの症状が首に出て、首が辛くて辛くてたまらない、との事だった。

「オレなら農業オススメするよ。地方の、援助金が出るような所に行ってさ、楽に作れるような野菜だけ作って、それで暮らしていける」

まり真に受けずにおこう、と思った。自分の将来は自分で決めるしかない。

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今月はもう働かないと心に決めた。

労働で壊した身体を治さないと。精神の疲労、肉体の疲労、神経の疲労。それぞれ別で、それぞれ抜かないと大変な事になる。それは前回の適応障害の時に学んだ。

プログラマときにも適応障害になったから、生涯3度目の適応障害。慎重に行動したい。

次は何をするのか、今の時点で全く決めていない。

知り合い連中には「文章を書く仕事をしなよ」と言われた。「自分文章作法等、文章を書く仕事に求められる基本知識が全くない」と言ったところ「文章に力があるから、そんなの要らないんじゃないか」と言われた。自分の事ではない他人事なのだから適当で当たり前、仕方ないなと思った。

漫画を描いてコミケでまだ現役サークルで頑張っているが、創作で食っていくのは難しい事を知っている。

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さて、次は何をしようか。

漠然と考える。

こんな文章を書くぐらいの暇はある。色々な事に挑戦してみたい。

サークルもっと頑張って売上を伸ばしたところで、多分、生活できるほどには成長しないだろうし、同人ジャンルに引っ張られる上に売れ筋ジャンルは読めないし、そもそも好きでもないジャンル同人をやりたくないしで、同人生活する、というのは無理だろう。

今時個人で開発したスマホアプリ収入を望むのも難しいだろう。

農業は奥さんに止められた。

今までの自分には無い、新しい事に挑戦した方がいいのかも知れないな、とか色々思っているが、何しろ会社をクビになって二日目。状況がまだ自分の頭の中でまとまりきっていない。既に辞めたのに、職場のアレコレが気になってしまったりする。既に辞めたのだから関係ないはずなのに。

まだ、今の自分には休養が必要なんだと思う。

家族理解さえあれば、少しの間、休みたい。その家族理解がどこまで期待できるかなんだけど、まぁ3度目なんだから、いい加減、判ってくれているとは思うんだけど、うーん、判っていないかも知れない。

 
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