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2015-07-12

京都市自転車政策について

http://anond.hatelabo.jp/20150711002502

昨日このエントリを書いたが、一つとても重大な不満を忘れていた。

既に何人もの人が書いてくれている通り、「自転車」は京都市内において最強の移動ツールである

街には南北の非常に緩やかな傾斜がある程度で目立った坂はなく、渋滞に巻き込まれることもない。

環境にも財布にも優しい。市民の足は自転車バスだ。

外国人観光客家族レンタサイクルを使って観光している姿はもはや見慣れた光景である

http://travel.cnn.com/explorations/play/asias-most-bike-friendly-cities-982373

このような記事存在する程度には自転車利便性が高い都市なのだ

残念ながら日本人観光客には一種の公共交通信奉があるのか、あまり乗っていないように思えるが。

それはともかく、この自転車と言う移動ツール行政側が疎んじているようにしか思えないのが京都市だ。

四条通河原町通繁華街部分では自転車通行が禁止されているし、その周辺の駐輪場日中ほとんど常に埋まっている。

駐輪場が埋まっているからといってその辺りに停めてはいけない。瞬く間に撤去されて受け取る際には2300円が徴収されるのだ。

ちなみに僕が知る限り、とある撤去自転車受け取り場所には支払証明書券売機が2台設置されているが1台は全く使われていない。

民間駐輪場も増えてきてはいものの街中では全く足りていない。

「料金がかかっても停めたい」という人も停められないのが現状である

しか京都市は今年7月1日より「自転車撤去強化区域」の範囲を市内ほぼ全域に拡大した。

京都市建設局自転車政策課曰く、「マナーが先、駐輪場整備はそれから」だそうだ。

なかなか笑わせてくれる。

河原町御池で、烏丸今出川で、有料駐輪場に停めようとして停められなかった自転車がどれだけあるか。彼らは知っているのだろうか。

どうにもならない交通事情をなんとか成り立たせているのが自転車自由度だというのになぜ自転車の使用を萎縮させるような政策を取るのか疑問で仕方がない。

念の為に言うが京都にはとても愛着がある。不便以上に得るものがある場所であることは間違いない。

歴史文化といった観光的な面ももちろんそうだが、いかにも日本的組織絶対主義と一線を画す社会こそ何よりも体験に値すると思う(異論は認める)。

日本政府出展しないような旅行博覧会への独自出展産官学連携の分厚さなど、京都市戦略性には感心する部分が多い。

からこそ、この点で不満は大いに募る。

本当は悪い点を論ってホッテントリ入りなんてしたくは無かった。ある意味不本意です。

 
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