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はてなキーワード: 津波とは

2024-02-28

anond:20240228150901

2024-02-16

anond:20240216125030

地震のもので倒壊しなくてもその後の火災で焼失だったり津波で流されたり怖くね?

こういうの見てると怖くて踏み切れねぇよ

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1021571.html

2024-02-09

よもやま@kokkai_kengaku

二階先生から当該年度に津波に関する書籍をいただいているワイ、沈黙を守らざるを得ない。

午後1:22 · 2024年2月9日

ちゃんと本買ってる可能性が微レ存

2024-02-07

誰かを救いたくなる気持ち


昨年秋のことだ。会社の先輩に遊びの誘いを受けた。先輩の家で面白いことがあって、お金はかかるけど、いい体験ができるって。俺の知り合いも最低2人は来るということだったので行ってみることにした。

「料金はちょっといかも。小遣いから払える金額くらい」としか教えてくれなかった。あとはお楽しみらしい。思えば、ここで意思確認をしてたんだろうな。

先輩の家に行ったのは夕方だ。ごく普通住宅だった。今時な感じの設計意匠の。地震の時の津波とか、大規模な土石流で頻繁に流されてるイメージがある、あの六面体っぽいサイコロの家だった。

先輩に案内されて2階にある部屋に入ると、俺以外に来客は3人だった(同じ会社の知り合いが2人)。絨毯の真ん中に敷布団だけがあった。

一緒に待ってると、部屋の入口の襖を叩く音がした。部屋に入ってきたのは女の子だった。上はセーターを着ていて、下半身下着だけだった。

この部屋には、俺を含めて5人いる。自分と同年代だった。俺の年は増田ユーザーの平均ほどだと思ってる。先輩は、「俺の子どもな」とだけ言った。娘さんは部屋の真ん中に立つと、先輩の目配せの後で服を脱ぎ始めた。

けっこう大きい子だった。何歳かはわからないが、12~14くらいだと思う。俺以外の会社の同僚は、何回目だったんだろうな。脱いでる最中のその子ベタベタ触っていた。「発育いいね!」とか言ってた。



それからは、もみくちゃにされていた。その娘さんを抱き寄せてキスする人もいれば、胸を揉んだり、脚を撫でまわしたり、ここで書くと運営が削除してNotfoundになるようなこともしていた。娘さんは涙目だった。何度もこういうことされてるんだろうな。そりゃ怖いだろ。

参加者の男達は、「泣いとるやんけ!お前の触り方が雑やから」「あんた。もっと優しくするのが常識とちがうやろか?」「堪忍。もっと優しくするわ~」とか言ってた。みんな普通に笑ってた……。

先輩は何もせずに見守ってたけど、ある時だった。

「ここからが本番。1回1万円な。増田君は初めてだから5千円。ほな、集めるよ」

みんな、お金を入れた封筒を先輩に手渡していた。

先輩は、「1時間は好きにしていいけど、もしなんかあったらわかってんな?」と言って部屋を出ようとしてた。娘さんは、出ていく先輩のことを目で追ってた。不安そうな後ろ姿だった。父親のこと、まだ信じてるんだろうか。助けてくれるかもしれないって。



それからは……やっぱり"もみくちゃ"だった。

一応増田の場だけど、できるだけ具体的に書く。その子AVみたいに頭を押さえられて喉の奥に入れられたり、お尻の穴を開いて指とか入れられたり、胸を揉みしだかれたり、体の各所を触られていた。さすがに全員コンドームはしていた。

1時間が経つのは早かった。いや、これは遅かったのか? わからない。時計を見ると、残り時間は5分だった。俺が使ったゴムはふたつ。意外と勃たないんだなあって、そう思ってた。4つ使ってる人もいた。

娘さんは、敷布団の上でぐったりしてた。コンドームが周囲に散らかっていた。俺はさすがに悪いと思って、みんなが部屋を出ていく時にティッシュ越しにコンドームを集めて、娘さんの近くにまとめて置いた。

娘さんは、ボーっとした感じになってた。レイプ目、みたいな表現がその界隈ではあるじゃん。あれって、最初にその表現をした作家って、やっぱりわかってたんじゃないかな。この子は、心を殺してる。そう思った。

この部屋の掃除って、多分この子がするんだろうな。どんな気分で片付けるんだろう。こっそり近所の山とか川に捨てたりするんだろうか? そうであってほしい。誰かが気付いてくれるかもしれない。

それから飲み会に行った。参加者は俺と残り3名だった。まあ、普通に楽しかったよ。あの子のことを除けば。普通飲み会だった。穴兄弟という言葉は知ってたけど、リアル穴兄弟と酒席を囲んだのはこの時が初めてだ。不思議な気分だった。居酒屋ではその子の話も出たけど、直接的な表現はされなかった。

それから、先輩が俺を誘うことが一度あったけど、断った。すると、誘われることはなくなった。



増田の人、ブクマカの人でもいいんだけど。俺、どうすればいいんだろう。俺犯罪者かもしれないんだけど、警察通報した方がいいんだろうか。頼む。教えてくれ。どうすればいいのかわからないよ。

俺に勇気をください。

2024-02-06

まだ早いが仮に能登半島地震の教訓を活かすとしたら

早いとこパワードスーツ実用化して、普段業務で使う人をバンバン増やしておくことなんじゃないかと思う。

非力だろうが女性だろうが年寄りだろうが、その場に居る被災者自身が救助活動の戦力になるような機材が必要なんじゃないだろうか。

パワードスーツが無理なら小型の重機を扱ったり、油圧ジャッキを使ったりして瓦礫をどける訓練を普段からやるとかだろうか。

でも重機とかよりはパワードスーツだと思う。

バッテリー問題とか地震津波パワードスーツが壊れるケースも多いだろうけど、全部が全部ダメになる訳ではないだろうし。

地方マンパワー不足が災害時にはより鮮明になるって事が分かったんだからパワードスーツの様なマンパワー不足を補えそうな機材への投資災害対策意味でも重要なんだと思う。

2024-02-05

anond:20240203140716

「こんなに眠くなるなんて、薬物使われた可能性もあるのでは」

勝手憶測誹謗中傷してるやん。可能性を言うなら女側が虚偽告訴してる可能性もあるのに、それに触れないってのがきしょい

可能性の話をしただけで、誹謗にも中傷にも当たらないのですが。

仮に誹謗中傷だとして、誰に対する誹謗中傷なのですか。

文字通り「薬物使われた可能性」について言及しただけであり、薬物を使った人や強要の有無には何の言及もしていないのですが。

それと可能性についてですが、世界にはありとあらゆる可能性が考えられる訳であって、富士山噴火する可能性だったり、津波日本列島沈没する可能性だったり、総理大臣暗殺されて内閣総辞職する可能性だったり、トヨタ自動車破産する可能性だったりが、今日にでも実現することはありえますが、どのような可能性に触れるのかは各人の思想信条自由範疇であり、「それに触れないってのがきしょい」などと「きしょい」という文字誹謗を明らかにしているあなたの方に非があるのは明らかです。

名誉毀損として訴えやすくなるように発言内容と発信者リスト化してる

他人名誉毀損にとやかく言うくらいなら、自分発言客観的に鑑みてはいかがですか。

適当誹謗中傷してる奴らの記録残してます

記録には、あなた自身投稿も含まれるべきですよね。

とはいえ、「奴ら」などと下賤な言葉遣いをしている時点で、あなた自身自覚がなさそうで残念ですけどね。

2024-01-31

能登半島地震直後の広島大学教授によるSNS書き込み

https://twitter.com/maro_machizawa/status/1742177725979476189

”Literally zero tsunami. Thousands or more unnecessarily evacuated. I hope experts n media swiftly interpret the condition and deliver accurate info. Quake, collapsing houses and fire were the major damage this time. The warning was effective if the call for tsunami was correct.”

"文字通り津波ゼロです。数千人以上が不必要避難した。専門家メディアが速やかに状況を解釈し、正確な情報を伝えてくれることを願っています。今回は地震家屋の倒壊、火災が大きな被害でした。津波警報が正しければ、警報有効だった" ( グーグル翻訳)

今まで訂正も何もなし。ひどくないですか。脳科学者か。教授なら広島大も処分とかしないのかね

実際は津波で甚大な被害がありました

https://mainichi.jp/articles/20240130/k00/00m/040/275000c

2024-01-30

かつて人はみな同じ言語を話していた

大昔に地球上の陸地が一つの大きな大陸だった頃、人類はみな同じ言語を話していた。

言語が違っても意味と音が似ている単語があるのはその名残である

道路」と「road」、「社印」と「sign」、「名前」と「name」、「津波」と「tsunami」などはその代表である

今回の漫画家自殺個人的キツイ

例えばごく一部の攻撃的な人になんか言われて自殺したとかならよくあるんだけど

今回は炎上のものトリガーになってるっぽくて

その炎上に加担してる人らは未だにその認識がないようで

何なら更に攻撃を増してるみたいで

これはもう津波を目の当たりにしたときのようなやるせなさがあるんだよな

似たような視点を持ってる人もはてなとかSNSにも居るけど、せいぜい1,2割かな

そもそもそういう視点を持ってる人ほど行儀よく触れないから、結果サイレントマジョリティ化する(逆か、騒いでるのがノイジーか)

メディアは当然前者に加担してるしな(それはいつもだからいいんだけど)

2024-01-27

anond:20240127192824

志賀町能登中核工業団地などに代表されるように、

石川県県内あちこちで進めてきた企業誘致北陸新幹線建設など、

産業観光振興への投資をしてきた。

一方、災害リスク軽減に向けた計画づくりは産業振興にブレーキをかけることになるからペンディングにしてきた。

今思えば07年後の耐震診断くらいはしないといけなかったな。

防災投資を暗黙の裡に手控えなければ進められないという平時政治メカニズムが、

この国の災害脆弱性を増大させている一面はありそうだ。

この平時復興期の政治の動きは表裏一体。復興期の動きのなかでは、二つの政治的な動き方がありうる。

ひとつは、地域経済産業災害前の同じ状況に迅速に戻そうという動き。

観光地であれば、訪問する外の人々に災害を早く忘れてもらったほうがいいし、

曲突徙薪の故事でいえば政治家が災害後の復旧でヒーローになる手っ取り早い発想だ。食べて応援!みたいな流れもそれに近い。

2004年インド洋津波被災したリゾートアイランドでは、

ビーチ沿いのせまっくるしい土産ストリートで人があふれ逃げ遅れたという教訓があるにもかかわらず、

復興過程はいち早く観光産業再生し、政治家は避難施設への誘導標識をつけたり訓練をしたりすることすら嫌がり、防災対策としてはあまり何もしなかった。

結果、全く同じショッピングストリートが出来上がった。そして同じ規模の津波がきたらきっと同じことが繰り返される。

もうひとつの動き方は、災害で失われた生命財産に対するバックラッシュ

東日本大震災復興過程では、生命安全をなにがなんでも守るという災対法の理念を忠実に実現しようとした。

平時では合意形成が難しく、とても実現できないことを復興期にやれるのは強味ではある。

浸水地域ではもう人は住むな、といって一世帯あたり3000万くらいかけて高台をつくり、巨額の復興予算海岸は大量のコンクリート防潮堤建設した。

しかし迅速な復興を目指したあまり復興計画への住民合意形成拙速になった。

結論を急いだ結果、家を失い生計を失って自分自身生き方を迷っていた多くの地域の人たちが結果的地域を出ていき、地域に残りたいというのは

そこで人生を終えたい高齢者だけになった。以前にも増して限界集落となって投資したコンクリートを誰も住まない地域に残した、という教訓がある。

山本一郎復興のあり方に懸念した文章みたけど、それってこのあたりの課題に重なる。

ただ、じゃあ徹底的にB/Cで思考しろって話でもない。

行政が介入した瞬間から参与観察になって地域に影響を与えることを覚悟しないといけなくて、費用便益を事前に計画客観化できるというのはうそだ。

復興過程での政治行政主導が住民レジリエンスを阻害して、結果的投資釣り合わない結果になったかもしれないという部分を考察しないといけない。



どちらか一方しか選べないのだとしたら、前者のほうがマシだと最近思うようになった。

ハード的には不十分な復興というぐらいがちょうどいいんじゃないかと。

anond:20240127080200

津波予測自体は当たってて、地盤が隆起したから地上の波の高さが低くなったとか、今までと同じ感覚で考えてはいけない部分多いし…

2024-01-25

anond:20240125084627

避難生活でのストレスは4つに分類できるかも。

ひとつは、生命身体安全が脅かされる不安

着の身着のまま避難してきた人のなかには、持病の薬が倒壊した自宅にあって取りに行けない、という人もいるはず。

とりあえず地震の揺れや津波から脱出したけれど、高齢者など災害弱者にはつらい状況。まだまだ生命危機を脱していない。

二つ目に、脆弱生活インフラに対する疲れ

特に発災直後の避難所は水も電気トイレもない、みたいな状況。公共インフラが乏しく生活必要基本的ニーズさえ十分じゃない。

プライバシー物理的に確保されていない。

3つ目は、生計生業に対する不安

日常生活が突然遮断され、切り離されたとき仕事先も絶望的な状況であったり地域経済がめちゃめちゃになっている、という真っ暗な情報以外に明るい情報がない。

4つ目は、情報社会ネットワークから切り離されている不安

今回の能登でも避難所では通信環境が悪く、地域で何が起こっているのかすら情報を得られないということがあったみたいだ。

また、平素の何気ない地域社会コミュニケーションが、交通インフラの寸断やバラバラ避難環境というなかで阻害されている。

被災者からヒアリングするときは、当事者混乱状態のなかで、いろいろなストレスが切実なつぶやきの形で語られるけれど、

支援者は、それなりの視点をもって一緒に整理していくことが大切なんじゃないかな。上記区分は単にぱっと思い付いたところだけど。

専門家もっと因数分解できるんじゃないかな。

区分してみるとわかるのは、それぞれ解決に要する時間スケールも違うし、支援ジャンルも違う。

適切に支援リソースを配分するためにも避難所のストレスって何かを考えるって重要に思う。

anond:20240124121816

すぐに全てを代替させるのは無理でも、エネルギー関連の科学技術もっと重点的に予算人材を割いて、地道にエネルギー源を切り替えていくべきなのでは。このまま旧来の原発に頼っていたら、いずれは地震津波噴火戦争等で原発が吹っ飛んで破局被害が生じるのもまた自明

2024-01-24

レズの淫語物の当たりって少ないよな

あはははイッちゃうの?ほらーどうしたの?」みたいな明るいやつばっかり

・・・この変態女。イケ変態臭いマン汁出しながら『ごめんなさい』って謝ってイケよほら」的な

陰湿な淫語を耳元でネチネチと責め続けるレズ淫語物ってないのかね

100歩譲ってテンションを上げるなら罵声浴びせるくらい強めの言葉を投げてほしいわ

酷いのになるとタチとネコが入れ替わったりするじゃん。さめるわー

特にレズエステ物になると一緒に気持ちよくなろうと裸になったりして、どっちがどっちかわからなくなる

タチはタチらしく最後までネコを責め続けろよ

汚れた下着を脱がせて「なに、この茶色いの?オリモノ?小便?マン汁?どの部分が何なのか自分説明しなさい」的な

羞恥心をくすぐるようなタチの淫語が全く見当たらない

「イクときは毎回嗅がせてやるわ。この匂いがないとイケない体にしてやるから覚悟しなさい」と責めたり

「ボクはレイプされないとイケない変態女です。レイプ大好き。臭いおまんこの匂いを嗅いで罵ってください」って言わせたり

陰湿さが足りないんだよ。VHSの頃はそういうレズ淫語がいろいろあったのに、津波で流されて全部なくなった

俺の欲を満たしてくれるレズ淫語のオススメを教えてくれ

2024-01-22

パルワールドによりキメラゲーのカンブリアが来ますぞー!

皆がインターネット妄想として書き殴ってきたキメラゲーのアイディアが実現する時代の到来じゃ!

今、日本中の、世界中の、全宇宙ゲームデザイナーが半ばあきらめていた「名作+名作×名作^名作=超名作」のゴチャゴチャ合体ゲーの企画書を「パルワールド!パッパパパパパルルルルルワワワワワワワアッワーーーーーーー!!!!!!!」で押し通そうとしていることだろう。

パルワールドというビッグウェーブが単発に見えるかい

巨大な津波ほど、周期がデカイんだぜ?

1年後、2年後、きっと来る。

「あっ……パルワールド成功しちゃったか企画書通せちゃったやつだな……」となるゲームの数々が!

うご期待だ!

ぼぼぼぼぼきは!SEKIRO+ブルアカ×ガンダムVS^サモンナイトがやりたいんだな!

自分で言ってて何をどうすればいいのか分からないけど頑張れよゲーム業界

2024-01-21

anond:20240121102900

壊された自販機は3つね。

当日は、5メートル津波が来るってAMラジオでやってて、家に戻ることが危険視されている状態でさ、

本来備蓄のある避難所に行く道路がけ崩れで塞がれていて、仕方なく、何もない学校避難したわけよ。

ここに避難しています。という連絡すら出来ない状況で、

皆が水不足栄養不足で倒れるのを待ってから自販機を壊して何かを飲み食いするなんて悠長なことは言ってられんでしょ。

暖房設備が無いなか、4時間も待ったのは十分だとおもうよ

2024-01-20

anond:20240120143701

避難所で略奪をするのと津波から逃げるのなんか関係あるの?

anond:20240120143549

おまえに取ってはね?

ちなみに津波から5分逃げ遅れたら死ぬ

anond:20240120142654

翌日には家から食料を持ち出して炊き出しができたのは、結果論だよ。

報道では5メートル津波で家は流される想定だったじゃん。

たまたま、地面が4メートルも隆起したお陰で、津波が届かなかったから、食料の持ち出しができただけ。

2024-01-17

anond:20240115234918

この方を大雑把に「防災研究第一人者」として、しかも御本人は「これから指摘することは、私の責任でもあります。」と述べているにもかかわらず見出しでは「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」とするのは、世論ミスリードしたい気持ちが見え見えで憤りを覚える。

記事を読んだとき石川県防災アドバイザーとしての自分自身反省と読めたのでミスリードしているとは感じなかった。

室崎さん記事に対する一連の批判は、発災直後から報道が、今回の地震津波被害想定外だとする世間の印象を色濃く反映しているように思える。

例えば、asahi記事に対するこんなブコメ

blueboy まったくトンチンカンだな。問題は初動でミスたことじゃない。初動のミスのあとで修正できなかったことだ。大量の一般車両交通渋滞させたのだから車両の選別をして、渋滞を解消するべき。今も。

初動というのは、実のところ、災害時の緊急対応計画にかかれた想定シナリオ以外に動くのは難しい。発災直後の行政の状況というのは情報洪水であり、いちいち判断をしている人的・時間的な余裕はない。だからこそ計画重要なのであり、初動は行政各部署が被害想定を部署別のタスクとして平素からいかに予習しているかにかかっているのだ。

したがって交通渋滞という点での初動のミスは、交通規制計画にかかれていなかったことなのであって、あとで修正できたかどうかはほんとリーダー資質によるという話でしかない。室崎さんの指摘は、現場での判断ミスではなく、計画の欠如という点にフォーカスしているということはまず抑えておきたい。そのうえで室崎さんは前例にないことが起こってしまたことに対する対処提言をいろいろしている、というふうにみるべきじゃないかと思う。

室崎さんの指摘で、情報発信の在り方もそのひとつ

例えば奥能登へは入らないように、としたが、石川県全体に入らないように受け止められたのではなかったかもっと良い周知の仕方はなかったが、など。

増田がいうように、情報発信に問題があったという指摘は重要だ。

石川県能登方面への不要不急の移動は控えてといっているし、個人から支援物資は、受け付けないといっているし、不通や片交だらけの道路で緊急車両邪魔になるとわかって、一般車両の通行禁止が始まった、みたいなニュースもみる。こんな形で「やれないこと」ばかりを伝え、やれることを伝えない報道の仕方も、一般人にはできることはない、というムードを作っていると思う。この点では室崎さんの指摘に同意せざるを得ないと思ってる。

その一方で、増田が以下にいうように

ボランティアによる大渋滞阪神・淡路大震災でも発生したが、それが大きな問題でありコントロール必要があるとされたのは東日本大震災震災以後。被災地に向かう車両許可証を貼っていたのを覚えておられる方もいるだろうと思う。

そのように議論が進んでいる中、室崎先生のこの考えを支持する研究者や行政担当者ほとんどいないと断言できる。

これはその通りだと思う。また、数日前、鍵屋一さんもNHKで、一般の方々、今は待つときです、と強調していた。

しかし、では、肝心のボランティアコントロールって、報道の側面ではどうですか。また行政はそれを明確に示してるだろうか。

どう活動すればいいか、があまり報道されないし、情報提供もされていないのが現状でしょう。

待つことばかりが印象づけられ、実際にいち早く現地入りして活動しているNPOなどもいるのにあまり報道されない。

1日の発生以来、自分がかつて泊まった宿などが心配で、関心を強く持っている一部地域の宿やお店などのSNSをずっとチェックし続けていたのだが、

一週間くらいすると、XXNPO支援を受けて頑張ってます!みたいな投稿がちらほらみられ始めた。

なかには、発災から驚くべき速さで準備を整え、現地入りし、ニーズ調査を開始、物資を届けているNPOもあった。世の中には山岳救助なみの準備が必要とされそうな事態でも迅速に駆けつけるNPOがいると知ったのは個人的には希望だった。実績の多い「震災がつなぐ全国ネットワーク」や「RSY」だ。また被災者SNSで偶然「MAKE HAPPY」という団体を初めて知ったが、世の中、いざ鎌倉みたいに駆け付けられる団体がけっこうあることを心強く思った。

これらの活動たまたま能登半島の特定被災者(以前、北陸旅行宿泊したことのある宿や酒蔵)に関心をよせていたから知りえたのであって、報道だけをみていたらわからないことだった。能登町や穴水町などで数多くのNPO支援団体活躍が聞かれる一方で、奥能登まではまだまだ悪路でごくわずかの団体しかいけていない、という具合に、どのあたりに今現状、支援が進んでいるか、全く進んでいないかぼんやりとしたイメージみえてくる。

苦しんでいる被災者を目の前にして、「道路渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした。

という室崎さんの考えは、災害対応コントロールという観点からは暴論にみえるかもしれないが、一理あると個人的には思っている。情緒的な言い方をすれば、公けではない活動による突破ブレイクスルーの側面を信じているし、実際そのインパクト無視できない。

いや、むしろ日本防災理念というのは、法律上も公けというのは、自助、共助を補完するものなので、公助が整うまで待てという理屈は実はいびつだ。

ただ、室崎さんが指摘している処方箋が筋が悪いという指摘も確かだ。例えば

 どんな被災地にも、スタンドプレーのように目立とうとする迷惑ボランティアはいます。そういう人たちに向けて、ブレーキとしてのメッセージ必要なのは分かります

 しかし、今回は「控える」の一色になったことで、被災者にとても厳しい結果を招いたと思います交通渋滞問題ならば、例えば緊急援助の迷惑にならない道をボランティアラインとして示す方法もあったのではないか、と思います

というとき、このボランティアラインというのが、どうにもその場の思いつきっぽく響いてくるのも確かだ。

かりにも室崎さんが防災アドバイザーであったのなら、すでに計画の中において方法論が確立され、いざというとき判断をしなくていいように、ボランティアコントロール行政タスクとして、緊急対応計画タイムスケジュール表に記載すべきだったと思う。それを例示としてしか示せないのは計画性の欠如だと思える。

そもそも阪神の教訓というのは、発災直後の、行政部署別の個々のさまざまなタスクタイムラインがなんらかの被害想定をもとに明確に決まっていなかったから初動が遅れた、という問題意識だったはずだ。目標管理型のタスク管理、これが阪神以来、災害関連死が問題となった中越を経て、東日本熊本へとずっと教訓として積み上げられてきたはず。膨大な情報洪水忙殺される発災後リーダーシップには限界がある。現場判断時間をとられ過ぎてはいけない。だからこそ、刻々と変化する現場ニーズ翻弄される前に、計画において予め想定する事態ニーズ)とタスクと何日後までに達成するという目標を明確にする、というノウハウが蓄積されてきた。例えば避難場所トイレ整備ひとつとっても、発注から目標個数まで細かいスケジュールをあらかじめ想定しているのが防災計画だ。

室崎さんが、インタビュー記事の数日前、自身SNSで以下のような提言をしているのは、まさにそういうところだ。

(2)課題解決必要な専門支援者を率先的に受け入れる

 支援あるいは復興では、「残心補填」で先を見ながら必要資源の事前確保をはかることがかかせません。救命救助のニーズが一段落した段階で、大量の消防隊が1週間後の今になって投入されているが、後手に回っている典型例です。今、何をしなければならないのか、3日後に何をしなければならないのかを考えて、必要人材資源を早めに送り込まなければなりません。孤立を解消する活動震災関連死を防ぐ対応瓦礫撤去整理の活動被害事態を明らかにする活動住宅再建に向けた判定と相談業務などが急がれます

 この段階で、「一般」の定義上から目線でされているのが気になるのですが、「緊急部隊邪魔になるので、一般支援者やボランティアお断り」というメッセージが、声高に叫ばれています。その結果として、劣悪な避難所の支援や隅々まで物資を届ける活動が疎かになり、再建や復興相談に乗ることも疎かになっています。ようやく、昨日から自衛隊食事提供が始まりましたが、避難所のケア被災者相談自衛隊消防隊にしていただけるのならいいのですが、・・。

 保健衛生、瓦礫撤去物資配送被災相談などの対応をはかるには、経験技能を持った専門的ボランティア積極的かつ戦略的に受け入れる必要があります。いまこそ緊急援助隊のみ優先の発想を切り替える必要があります

この点では、初動の遅れ、というのは計画必要タスクを想定不足だった、ということだ。緊急対応計画の不備という問題に跳ね返ってくる。

室崎さんが阪神の教訓がゼロになった、と自省するとき、それは室崎さんが指摘する初動における情報収集体制のみならず、ボランティア活動コントロールについて計画面での想定の甘さも検証される必要があるのだろうと思う。しかしながら、指摘されていることは至極真っ当なことだし、経験に裏打ちされたことばかりだ。

しかし、問題は室崎さんの自省として書かれたからどうだとか、室崎さんが第一人者かそうでないか、なんてことではない。

死ぬほどどうでもいいことだ、と思っている。ああこれはないな、とおもうところはあっても室崎さんの言葉から光るエッセンスをくみ取れば十分なんだよ。

2024-01-16

ラグラの実はこの先活躍できるのか

頂上戦争編の時は東日本大震災の前だから良かったが、

あの後ティーチは出番がめっきり減った。

地震津波自粛ムードになったからそのせいだと思うが、

あれから干支が一巡してそろそろ活躍し始めたタイミングでこれだ。

ここでティーチが地震やら津波やら起こしたら、不謹慎厨がグダグダの実を食ったグダグダ人間になって難癖つけに行くのは想像に難くない。

ティーチの出番は再び遠のき、ワンピースはあと10年完結できなくなるのではないか

anond:20240116164941

おもっくそ 国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」がそれ https://www.tecforce.jp/

災害発生時には、道路港湾空港鉄道河川ダム使用可能状況を確認して、自治体職員に復旧作業アドバイスをしてくれる

能登には500人程度のTEC-FORCEが入ってる

今回は、TEC-FORCEじゃなくても国土交通省職員自衛隊より先に現地に飛び込んで幹線道路の破損や港湾津波被害確認してる

能登までの幹線道路も復旧させてるのは自衛隊じゃなく国交省石川県な? 自衛隊は奥能登海岸へ抜ける県道の一部を直してる

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