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2020-09-22

東方ガチャの今

ノックノート求人サイト東方Project関係案件をやってるとおもらしした。書いていることが東方乗っ取りにも見える案件なので、色めき立った。

だけど、この裏で起きているのは東方ガチャバブルじゃないかノックノートクラスのそこまで体制が整ってない会社大金持ってうごめいちゃってるのじゃないか

どうもロストワード大成功したらしい。2020年5月に5億円売り上げたという話だ。その後売上は9000万円まで落ちているがロストワード進出時の想定を考えると元は取れてる可能性はあるだろう。

緊急事態宣言かぶった時という幸運さもあるかもしれない。

とすると二匹目のドジョウ狙いがあらわれる。その一角ノックノート案件だ。20億円を誰かが出したのだろう。非公開だから、他にも案件があるかもしれない。

そして、東方音楽アレンジや、イラストを書いている絵師に非公開で仕事が回ってるのかもしれない。裏で色めき立ってるのだろう。非公開だからみんなだまってるが。

だけど巨大案件が大量に発生しても儲からない。金はかけているから綺麗なイラスト音楽であふれるだろう。

出てきた案件投資を回収できずほぼみんな短期終了だろう。そもそもガチャ自体大量に案件作っては短期終了の流れになってしまってる。

投資回収できたロストワードだけうまく泳ぎきればなんとかぐらいか。ただそうなるとロストワードけが生き残るからロストワード公式に見えるかもしれない。

アニメ化すると一気にバブル化して、それが去ったら衰退したかに見えるという話があった。ブームが一気に起きて去るというのがガチャで起きるかもしれない。

まあ、ノックノートを口実に以降ガチャ案件は許諾を出さないほうがいいと思う。

ノックノートゲームの完成が近づいてきて表に出たとしても東方乗っ取り懸念が発生しちゃったし、公開時に炎上する可能性が高い。だからノックノートが表に出た段階で許諾を出さないと転ずるようにしてもいいかもしれない。

いや、ノックノートが表に出たときは熱病に冒されて、3匹目のドジョウ狙いが現れるやもしれん。やっぱりもう今日以降新規ガチャ案件に許諾を出さないほうが一番タイミングが良いか

早めに手を打っておけばまだまだ東方サブカルの端っこで生き続けるでしょう。あまりに長く続けてしまうと東方アレンジ屋やイラスト屋も毒にやられて、バブルが去ったら東方アレンジ屋やイラスト屋も去るみたいになるかもしれないが。

バブルバブル崩壊が去ったあと、それをネタ東方新作を作ってもいいかもしれない。

、、、、、でもねぇ、今回の案件大手サークルを中心に東方音楽アレンジ屋や、東方イラスト屋もだいぶバブルで大儲けしてる感じだから、あまり揶揄するようなネタだとそれはそれで炎上する可能性もある。

追記

利用に見せかけて、権利譲渡をしたという手口が一番怖い。あるいは、ノックノート東方のほうが公式のような振る舞いをするとか。

ノックノートも今回は公開情報から東方名前を消すということを選んでまあそれで一旦仮の終結だろう。

再び表に出てくるときに「ノックノート東方」みたいな言い方をしたら一発で許諾を取り消すぐらい強くでないとならない。

一見ミスったみたいな言い方をするかもしれない。だが呆けて20億円で東方権利を取れるなら安い買い物だろう。裏にどんな悪知恵働いている連中がいるかわかったものじゃない。

また、そういう手口があるし、ノックノートは悪意がなかったとしても、次に許諾を求めてくるやつが悪知恵働くやつじゃない保証はない。ガチャのこれ以上の新規の許諾はもうやめたほうがいい。

2020-08-07

anond:20200806134259

弾幕アマノジャク東方Project

シューの皮をかぶったパズルゲーなので頭で解きながらSTGうまくなった気分になれるよ

ハマったらそのまま本家東方Go

2020-08-04

世界ドラゴンボールハンターハンター

前回「作者の発言公式設定なのだろうか」というエントリをアップした。今回の日記はそれの続きというか補足になる。


まず、前回のエントリの内容を一言でいうと「東方Projectで最強議論したけど話が噛み合わなかったよ」という話だ。

すこし前、とある掲示板で「東方Project」で最強は誰かという議論になった。

私は永琳というキャラを最強だと主張した。

相手はヘカーティアというキャラを最強だと主張した。

お互い譲らず議論平行線をたどった。それ自体別にどうでもいい。最強議論なんてそんなものだ。ただ、私にはこのわかりあえなさそのものが興味深かった。


なぜ我々の議論は噛み合わなかったのか。

おぼろげながらその理由がわかったので、ここに書き残しておく。

なお、永琳とかヘカーティアとか何だよ、知らんわ、キモって人もいると思うが、以下の文章にはまったく関係がないので安心してほしい。

結論からいえば、我々がわかりあえない根本的な原因は、世界の捉え方が違ったかである

議論の土台部分にあたる各々の世界観が異なるために、話が噛み合わないのである


それでは、彼(もしくは彼女)に見えている世界、私が見ている世界とは、それぞれどのようなものか。

端的にいえば、彼は世界ドラゴンボール的に捉えていたし、私はハンターハンター的に捉えていた。

このように書いても何が何だが意味不明だろうから、以下で詳しく述べる。


さて、話は急に変わるが、全盛期のマイク・タイソンと私が喧嘩したらどちらが勝つだろうか。

「そんなのマイクに決まってるだろジャップボーイ!HAHAHA!」

という意見が圧倒的に多いと思われる。

ところが私はそうは思わない。勝機は充分あると思っている。

もちろん、ボクシング試合なら私はタイソンに勝てない。1万回やって1万回負けるだろう。

でも、真剣勝負なら話は別だ。例えば「タイソンを車でひく」とか「タイソンの飲んでいるコーク青酸カリ入れる」とか「タイソンが寝たところで家の周りにガソリンをまいて火をつける」とか、やりようはいくらでもある。

ガチの殺し合いなら私でもタイソンに勝てる可能性があるのである

まり、これは勝負というもの試合という感覚で捉えているかサバイバルとして捉えているかという違いだ。前者をドラゴンボール世界観、後者ハンターハンター世界観と表現することもできる。


ドラゴンボール世界では勝負とは殴りっこである勝負は単純な「殴る、蹴る、手からだしたボールをぶつける」といった手段によって争われる。

ここではパワーこそジャスティスである。よりスピードの早いものが、より強いパワーで相手をぶん殴って破壊する。基本的にはそれがずっと繰り返される。

ここでは格下が格上に勝ったりはしない。戦闘力が低い者は戦闘力の高い者には勝てない。そういうシンプル世界なのだ。勝ちたければ修行するなり、変身するなりして相手より高い戦闘力を手に入れるしかない。


対してハンターハンター世界はそうではない。

ここでは能力というものが非常に大事になる。一人ひとりに個性的能力が与えられていて、それをどう使うかが勝負の分かれ目になる。

能力は一撃必殺のものも多く、ハメさえすれば格下が格上に勝つこともある。

例えば、シャルナークというキャラは針使いだが、針さえさせば相手がどんな強者でもその時点で勝ちであるフクロウというキャラ風呂敷に包めばどんな強い相手でも無力化できる。

からハンターハンターでは「相手いかにして罠にはめるか」が非常に重視されている。

ロロという作中で最強クラスキャラとして描写されている者でも、主人公たちの罠にはめられて無力化されてしまうという場面がある。

そういうシビア世界から相手を罠にはめる発想力と同じくらい重視されているのが用心深さである。実際にハンターハンターでは強者であっても決して油断せずに常に神経を尖らせている。作中人物は自分能力ペラペラ相手にしゃべったりしない。

要はハンターハンター世界は、試合ではなくサバイバルなのである。先程、述べた「タイソン毒薬飲ましたら勝ち」みたいな世界なのだ


ドラゴンボールハンターハンター、それぞれの世界観を簡単にまとめるとこんな感じになる。

ドラゴンボール世界重要もの

パワー、スピード、頑丈さ

ハンターハンター世界重要もの

パワー、スピード、頑丈さ、能力、発想力、用心深さ、対応力、その日のコンディション、メンタル知識相手との相性……などなど


私は後者ハンターハンター世界観をもって世界を捉えている。

私の考える最強キャラというのはサバイバル勝負して最後に生き残るやつのことである。パワーとか火力が一番のやつ=最強ではない。

最強とは「パワー、スピード、知力、用心深さ、能力の強さ、能力の多彩さ、観察眼……」といった諸要素の総合点が一番高い者と言い換えても良い。

逆にヘカーティア最強説信者には、「最強」という言葉に、ドラゴンボール的なマッチョ世界観を思い描いている方が多いのではないかと思われる。

このような世界観の違いが、永琳派とヘカ派との間に横たわる深い溝の根本原因ではないかと考えた次第。


まり何が言いたいのかというと東方で最強は永琳だということだ。

私が言いたいのは結局のところその一点である

永琳最高!永琳最高!イェイ!イェイ!


【補足】

変な勘違いするやつがいたら嫌だからあらかじめ書いておくが、私は「ハンターハンターのほうがドラゴンボールより優れている」みたいなことは一切思っていない。マンガとしてはドラゴンボール無茶苦茶おもしろい。ハンターハンターより好きなぐらいだ。

私がここで主張していることはどっちが上とか下とかそういう問題じゃない。ただ、世界観に違いがあるということだ。

作者の発言公式設定なのだろうか

すこし前のことだが、とある掲示板で論争というかレスバトルになった。

議論テーマ一言でいうと「東方Projectで一番強いのは誰か」だ。

うん、まあなんだ、いい年した大人が顔真っ赤にして、バトるようなテーマではない。自分でもわかっているので、とりあえず、それは置いておいてほしい。

その議論において私はとあるキャラを最強だと推し相手は別のキャラを最強だと主張した。ここでは、その二人のどっちが真に最強か、とかそういうのはどうでもいい。私はここで最強議論をやりたいわけじゃないし、自分の思う最強キャラ推したくてこのエントリを書いたわけでもない。


私がひっかかったのは相手の主張のとある部分だ。

私には彼(あるいは彼女)の主張する最強説は根拠曖昧に思えたので、そこを突いた。彼はすぐさま反論した。曰く「ZUNがそう言ったから」と。

その後、いくつかレスが続いたのだけれども、彼が何をもって自分の推すキャラを最強と信じているかというと、要は「ZUNがそう言ったから」ということに大部分を拠っているようだった。


知らない人のために説明するとZUNというのは東方Projectの作者である

ZUNラジオかなにかのインタビューで、とあるキャラクターのことを「いままでのキャラよりずっと偉い。はるかに高位の存在」みたいなことを言っていて、それが彼らの根拠となっているようだった。


そのインタビュー自体は私も知っていた。

だが私はそれは根拠にならないと思っていたので「作者の言ったことは公式設定ではない。あくまゲーム公式書籍から読み取れることを根拠議論すべきだ」と書き込んだ。

そうすると即座に「なにを馬鹿なこと言っているんだ。作者の言っていることは公式設定に決まっているだろう」という反論が多数寄せられた。


最初レスバに勝ちたいからそう言っているのかと思ったけれど、どうもそんな感じでもない。

どうやら、彼らは本気で「作者の発言したこと公式設定」と信じ切っているようだった。

世の中には「作者の発言公式発言」と思っている人間が、思った以上に多いということである。私はなによりもその事実に衝撃を受けた。

しかし、そう思うのは勝手だけど、それを否定されたからといって自分馬鹿にされたかのように怒るのは意味わからん。なぜかこの私への反論レスはほかと比べても感情的になっている人が多かった)


はたして作者の発言公式設定なんだろうか。


私はそうは思わない。

作品の持つ価値とか主題かいったもの作品自身から読み取るべきであり、作者の発言はそこに含まれない。

はっきり言えば、作者が作品外で発言したことは、一個人発言と変わらないと思っている。参考資料ぐらいの扱いがせいぜいだろう。


仮に村上春樹が「『ノルウェイの森』は核兵器の廃絶をテーマにして書いた小説だ」と発言したら、その日からノルウェイの森』は核兵器廃絶がテーマ小説になるのか?

夏目漱石日記が見つかって、そこに「『坊っちゃん』は自然保護をうったえる小説だ」ってあったら、坊っちゃん環境保護小説になるのか?

いやいや、そうはならんでしょう。

だって作品内にそんなこと書かれてないもの


作者は作品の中で自分の主張なり、美意識なり、好き嫌いなり、といったこと、要は全てを表現しないといけない。

作品内でそれが表現しきれていないのに、別の場所で「あれは実はこれこれでね~」とか言ってもしかたがないんじゃないか

いや、別に言うこと自体はかまわないし、私もそういうの聞くの好きだけれど、それを作品の正当な解釈として扱うのは違う。


「作者の発言から」とそれを絶対的ものと考えるんじゃなくて、「ふ~ん、この人はこういう解釈なんだ」と、あくま解釈ひとつとして、相対的に扱うべきではないだろうか。

少なくとも私は、たとえ作者の発言であっても、それが作品から読み取れないことであったらノイズしか思えない。


無論、作品を産み出してくれた作者には敬意は払う。尊敬もするし、作品というのは作者のものだとも思う。しかし、それと「作者が作品外で発した発言を、その作品の一部とすること」は別問題である

追記

公式資料集は個人的には重視しない。ああいうのってたいていむちゃくちゃだし。作者のチェックなんかほとんどなしで編集者勝手に作ってるだけでしょ。

仮に作者ががっつり関わっているとしても、それが「作品から読み取れること」を補足するための資料足り得るのかどうかは物によるとしかいえない。

あくま重要なのは作品のものから読み解く」という姿勢であって、別に作者の発言公式資料集を否定しているわけじゃないのよ。「作者の意見は一個人解釈にすぎない」という前提さえ理解してくれるのであれば。

作品を読み解くにあたり有用だと思えば作者の発言も(参考資料として)採用すればいい。ただ問題は、そういうレベルで作者の発言を捉えている人間は少なくて、彼らは「作者の発言作品のもの」って思っているってことなんよ。

2020-06-28

anond:20200627193024

東方Projectなんてまさにそのへんのネタをずっとやってるじゃないか

漫画ではないけd

2020-06-12

[]ピチューン(ピチュン)

東方Projectシューティングゲームにおける自機の撃墜音。それが転じて心などが削られることや死ぬことを表すようになった。

ピチューンする、ピチュるという形で動詞として使われることもある。

他にGuitarFreaksDrumManiaというゲームでも同様の意味で使われているようだ。

2019-07-03

anond:20190703210743

今まさに子育て中なんですけど、さっきのリストのなかで女子小学生に人気があるのは

意外や意外、ゆっくり(東方Project)でした!みんなマイクラ実況とかで見てるんですね

2019-05-13

夢見りあむのせいで人生メチャメチャだよ。

これはデレマス多分お気持ち表明というやつ。新参なので誤用してたら申し訳ない。

なにせ、夢見りあむに出会うまで、推しと言う概念理解していなかった。

 

夢見りあむの事は2019年2月実装で一旦ツイッタータイムラインを賑やかした時に

「おっ、面白いキャラだな! あと髪の毛の配色が今時で最高だな!」

くらいに感じただけだった。

3月下旬頃にはSEKIROでSHINOBI EXECUTION…とかやっていて完全に頭から抜けていた。

 

来たる運命の夢見りあむデレステ実装時。

まだ私は推していなかった。

おっ、面白キャラおるやんけ、見にいったろ! くらいにしか思っていなかった。

それにしても知らん間にめっちゃ曲増えとるな〜〜。

とりま、りあむをセンターにして、難易度proのはにかみdaysプレイ

 

愕然とした。

この夢見りあむ、顔がいい。表情がいい。体型がいい。

普段から見慣れているプレイヤーにはピンと来ないかもしれないが、

デレステ2015年サービス開始当初から進化したMVへの拘り、

モーション、徹底された表情とキャラクターディレクションに圧倒された。

 

夢見りあむの顔の良さと表情芸は、楽曲の特徴を選ばなかった。

なにを歌わせても、似合う。子供らしい曲、大人らしい曲、悲しい曲、激しい曲。

MVの色合いの都合でりあむの個性的な配色の髪にはちょっと苦しい曲もあるが、

コーデで誤魔化したり、他メンの髪の色で調整できる範囲だ。すごい。

 

まだ推してなかったと思う。興味のゲージは振り切った感じはあったけれど。

 

なにせ課金した後のアカウントを削除した後で完全にデレステモバマス引退していた。

元々アケマスを稼働初期にやり込んだ以外、アイマスというコンテンツ全体と特に接点がなく、

筆者はファンタジーや非現実種族を非常に好んでいるため、アイドルものに全く興味がなかった。

 

密度を上げて、特訓をし、いくつかのセリフをみた。

何者でもない自分下りから、チョロいなオタクの流れだ。

 

ここで推さなければならない、という意思が芽生えた。

モバマス原作セリフ確認しに行ったり、情報を集めたりした。

そして総選挙期間真っ只中だと気づき投票券の回収も始めた。

いつ夢見りあむがイベントガチャに出てきても良いように課金し、アカウントの戦力状態を整えていく。

デレステではトレチケタイムをブン回し、イベントをブン回す。

モバマスでは、最低限の投票券ラインを叩けるようにトレーナーをぶっ込んで行く。

幸いskypeにはアイマス詳しい友人がいた。色々教わった。

 

繰り返すが、筆者は人間推しなどまるで一切の興味もないどころか

「えー、ただの人間〜?」と言いだすくらいのマイナス印象すらあった。

人間推しなど伴侶さえいれば問題ないし、申し訳ないがつい先日まで

推しを推すより伴侶を推せよ」と思っていた節があるがその節は申し訳ない。完全撤回ですわ。

推し推しだわ。推しのことを考えるのは健康にいい。

今もツイッターで5分に一回「りあむ」で検索をかけて色々楽しんでる。

Twitter検索障害が起きてるのに気がついて初めてわけわからんくらいサーチしている。

 

推しができるとそれまで全く興味がなかったデレマスアイドルたちの個性や顔が急に鮮明になり理解できるようになっていく。様々な個性が混在しライブ営業にと走り回るプロダクションの様子が鮮明にイメージできるようになっていく。

GW最後は友人宅で、2ndライブブルーレイを全部見たし、3rdブルーレイは借りた。

暇を見て全日通しで見るが、Hotel MoonSideだけは先に見たごめん最高だった。あとで自分で買い直す。

 

初めての総選挙の様子も、気が気でないPの方もたくさんいらっしゃる不謹慎だと思うけれど、めちゃめちゃ楽しい

歴史の重みでいろんな匿名お気持ち拝読したし、過去総選挙プレゼンイラストなど、

愛と力がこもっていて二次創作として見ていて気持ちいい。

 

推し燃え上がってるし、最高だった。

 

夢見りあむの得難い魅力の中に「嫌われても良い」と言うものがある。

当然個人差はあると思うが、普通推しや好きなキャラに限らず、

自分が大切にしているなにかを誰かに貶されると言うのは、心に来やすい事だと思う。

そうでなくても、悪口や見下されたりされたり、

石を投げつけられたり人格否定するような文字列を見たら、げんなりしかしないと思う。

しかし、夢見りあむに限っては、それが

「はっはー! よう燃えとるな夢見ィ!!」

って感じでハイアッパーな受け止め方ができる。

 

これは筆者にとっては本当に救いだった。

筆者は仕事柄どうしても、人と人の争い、主義主義のぶつかりを調停したり、

我慢したりしなければならない職務についている。

正直、先月はだいぶ辛かった。

締め切りには追い立てられるし、アーティストワガママだしで

なんでこんな仕事についてるのかも正直よくわからなくなってきた所に夢見りあむと出会えたのだ。

 

彼女の前ではバカをやっていていい。

不謹慎と叫ばれる事も節度を守れば「りあむのオタクは無理」と言われるだけで済む。

こんなに安心して推せる推しはなかなかいないと思う。多分。

……ごめん人生初めての推しからやっぱわかんねーわ。

 

こんなに楽しいことになるとは全然思ってなかった。

毎晩デレステラブレターとはにかみdaysをりあむセンター

MV流してニコニコするなんて30日前の自分に言っても信じないと思う。

 

で。

 

総選挙を終えつつある今、ふと気がついた事があります

 

筆者が夢見りあむに出会えたのは、シンデレラガールズという作品総選挙第8回という長きに渡り休まず作品更新続けられた、運営し続けられていたからです。

この事実職務関係で、凄さ人一倍実感しています

デレマスが動き続けている間に一体どれだけのゲームが始まり、そして終わったでしょうか。

そう考えると、ここまで辛かった人生に夢見りあむという光を与えてくださった世界無性に感謝したくなってきました。受け取りたくない方もどうでもいいという方もいらっしゃることと存じます匿名ブログである事をいいことに一方的感謝します。

 

今尚ゲームプレイされている方々、特にデレステはきゅんきゅんマックス10,000位以内取れた筆者ですが、無重力シャトルでは全然話になりませんでした。ハイスコアに至っては天井叩いてSSR揃えたのに(育成が終わってなかったとは言え)全然5万位も切れなかったのは、皆さんが作品を愛し続けていたからだと思いますありがとうございます。夢見りあむイベント来たら万障繰り合わせて丸々有給取るんで勝負していただけると嬉しいです。たぶん2000位逃して発狂するか、無事2000到達でイキるかのどちらかは100%します。

 

ライブへ足を運ばれている皆様、ライブ運営、参加する皆様、関係者皆様、友人にブルーレイを色々見せていただいています。力と気合の入った舞台構成、観客の一体感も含めて圧倒されました。大きくても2,000の箱までしか行くことのなかった自分には輝かしい世界でした。次のチケット争奪は筆者も参戦しますのでイープラスさんも申し訳ないですが文句言うかもしれません。ごめんなさい。

 

二次創作ネット即売会同人書店頒布したり、公開している皆様、web小説掲示板に書かれている皆様、界隈の勃興を色々見てきた身からすると、油断すると10年に達しようかと言う界隈が一定規模から廃れていないのは、筆者の経験では東方projectくらいだと思っています

圧倒的な熱量継続力、創作意欲に心から敬意を評します。

 

制作している運営スタッフ様、これだけの更新頻度を維持するのにきっと誰かがすごい苦労をしているはずです。お疲れ様です。楽しませていただいております。記念にフェス天井叩かせて頂きつつ、りあむにちょっとやばいくらいの票をブッ込みましたので運営の足しにしていただければ幸いです。

 

そして何より、課金してコンテンツを支えていらっしゃる皆様、思うところが多すぎる上にむしろ「夢見りあむみたいなのを産むために課金してるわけじゃねぇから」と怒られる気がしますが、Twitter上で以前見かけた「俺たちの課金で城が建った」の誇らしげさが今でも記憶に眩しく焼きついています

少なくとも、課金者がこれだけの規模で存在しなければ、結局ゲーム企業会社としての宿命から逃れる事は出来ません。サービスは終わっていたでしょう当たり前ですが。

なので、一方的ではありますが、心よりお礼申し上げます

 

夢見りあむという顔の良い推し炎上しても嫌われても笑顔推し続ける事ができる推しを産み出してくださった世界すべてに感謝します。

新参Pで、夢見推しが煙たいとは思うけど、これからちゃんと金をドカドカ落としながらコンテンツを愛していこうと思うので許して欲しい!

 

は〜〜、夢見りあむの顔が良すぎる〜〜〜〜!!!!!

筆者も二次創作絶対手が込んだやつ出すぞ〜〜〜!!!!!

 

トレチケ時間取るために仕事効率よく手をつけて、課金しまくるためにもっと稼いで、創作のための時間ちゃんと取らなきゃ……!!

 

あーもう夢見りあむのせいで人生メチャメチャだよ。

2019-01-06

東方Projectほとんどのキャラクターロリなのに二次創作を見てると全くそんな気がしなくてとても残念な気持ちになる

2018-09-05

東方プロジェクトって思い出の中に消えたよね

アラサーぐらいの人が語る思い出、デジモンミニ四駆ポケモンニコニコ・2ch・オンラインゲーム・型月・葉鍵深夜アニメRPGツクールFLASH黄金時代、そういった中に東方Projectはもう存在しない。

東方プロジェクトは一時期あれほどまでに盛り上がったのに、燃え上がりすぎて燃え尽きてしまった。

完全に燃え尽きて、思い出の中でもボンヤリと霞がかっている。

思い出そうとしても、何だかうまく映像が出てこなくて、それなのに今でも世界のアチコチには残滓が残っている。

不思議ポジションだ。

今でもまだブームはどこかで続いているはずなのに、その姿は時折見かけるかどうかだ。

多くの人が思い出の中にある東方を語る。

今でもまだ誰かが同人誌同人ゲームを作っているし、本編だって続いている。

それなのに、世界はまるで東方がかつてあんなに流行っていたことなんて忘れたみたいに回る。

その曖昧さが、幻想郷らしさなんだと、思うよ。

なんて言っておけばブクマがつくってけーねがいってた。

2018-05-20

日常ミステリ好きが【少女秘封録】を読んでもいいいくつかの理由

日常ミステリを好む方でも、2009年から足掛け10年、既刊19作にわたって続く『少女秘封録』(浅木原 忍 著)という作品を知っている方は、そう多くはないかと思う。

それも当然、これは東方Project二次創作として制作頒布されている同人誌であり、一般的知名度があるわけではない。

おっと、東方に興味はないとかいう方も、もうちょっと目を通してくれ。

詳細は後からゆっくり語るが、この作品。すこし特殊立ち位置なのだ。なにしろ、「東方Projectに関する前提知識は、ほとんど必要がない。」

どのくらい必要がないかというと、「東方はよく知っているがミステリ小説は読まない」人よりも、「東方はまったく知らないがミステリ小説はそれなりに読んでいる」という人のほうが、作中で語られるネタについて、より深く楽しめるだろうと思えるくらいだ。

ちなみに19作とはいっても、ストーリーの大きな流れはあるものの、ほとんどが連作短編集、たまに長編といった形で、各エピソードもほぼ独立していて、わりと気軽に手を取れることには言及しておく。

少しでも興味がわいたのなら幸い、もうちょっとこの語りを読んでいってほしい。

東方Project知識が(ほとんど)必要ない

さあ、まず、ここを説明しなければ始まらない。

まず、この作品は、東方の中でもやや特殊な「秘封俱楽部」の二次創作、という立ち位置であるそもそもこの「秘封俱楽部」、東方の主な舞台となる「幻想郷」とは切り離され、現実世界ベースとした世界設定になっている。

でも二次創作には違いないし、キャラも知らないし? 心配はいらない。導入となる第一作では、キャラクターを一から構築するのと変わらない丁寧さで、主役となる二人の背景をきちんと描いている。端的にいって、事前情報必要ない。

また、このシリーズの最大の特徴として、各エピソードは主役の女子大生二人と、「ゲストキャラクター」との絡みによって紡がれる。この「ゲスト」は、幻想郷の住人の「そっくりさん」ではあるが、あくまで作中の世界を生きる人々である

たとえば、「図書館魔女」が「図書館司書」だったり、「姉妹の騒霊楽団」が「姉妹バンド」だったり、「虎の妖怪」が「タイガースファンのお姉さん」だったりするアレンジのやりかたを楽しむくらいしか原作要素はない。

(もともと現実世界キャラである東風谷早苗がどういう扱いになるか気になる人は、『ヘビガエル・サナトリウム』を読むのだ)

大事ことなので繰り返すが、『少女秘封録』を読むにあたっては、東方Project原作の前提知識は、まず必要にならない。

ミステリ好きにはたまらない会話

「秘封俱楽部」を原作にしているとはいえ、それを「少女秘封録」という二次創作キャラクターとして肉付けするにあたって、もっとも大きなものは、「主役ふたりを、現代ミステリ小説マニア」にしたことだろう。

第一第一話『桜並木の満開の下』の冒頭で、語り手が手にしているのは、島田荘司『異邦の騎士』だったりする。

三月は深き紅の淵を』の感想から恩田陸論をたたかわせる女子大生ふたりとか、ちょっとゆっくり観察したいとは思わないだろうか。

探偵事務所」といわれて連想するのが巫弓彦の名探偵事務所だったり、カラット探偵事務所だったり、真備霊現象探求所だったりする会話は微笑ましくもなるだろう。

こればかりというわけでもないが、こんなふうに、マニアックになりすぎない程度に「ミステリ好き」を全面に押し出しミステリ小説、というのもちょっと貴重かもしれない。

良質な「日常の謎」

背景設定が設定だけに、物語全般としてはオカルトSFが入り混じる世界観になっている。しかし、ミステリとしてのパートはそのほとんどが「人の想い」のすれ違いによる、どこにでもある「日常の謎」である

そうやって生まれる謎に対して、主役のひとりはまっすぐ他人の心を思いやり、もうひとりは探偵の目をもって冷徹に、挑もうとする。しかしそれはどちらも、謎を解明することで、その謎を抱えるひとを幸せにしようとし、一貫している。

ひとの気持ち一筋縄はいかない。だからこそ、それに逃げずに、「探偵」として「助手」として、謎に、人に、向き合う。これは、そんな「日常の謎」の物語なのだ

手に入れるチャンス

そもそも、なぜ、このタイミングでこんな語りをしているのかといえば。

忘れてはいけない、この作品同人誌一期一会をつかみそこねたら入手が困難……

なのだが、ちょうど、ほぼ全巻の再販がかかったということで、この機会を逃すとほんとうに手に入らなくなるかも、しれないよ?

https://twitter.com/asagihara_s/status/997845336977625089

ちなみに、短編のうちいくつかはネット公開されているので、合うか合わないか、くらいの参考にはいいかもしれない。

http://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/80/1247237593

http://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/83/1249505488

http://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/84/1250764821

2018-02-14

東方バー」騒動は一体何が問題だったのか

そもそも事の発端は、東方ファンの一人が

『「東方バー」が無許可で当然のように営業されている事に皆が疑問を持って欲しい』

という内容の発言複数Twitter上でつぶやき、それが拡散されたことによる。

元のツイートはより感情的であり、それが余計に状況の深刻さを演出してしま

結果「無許可東方バー」という言葉けが独り歩きしてしまった事は否定できないが、

それでも当初は堂々とキャラクター使用したサイトデザインや誤解を招く店側の発言

問題となる前に訂正するよう店側に求める声が多数見受けられたし、

店側はファンからの助言通り、版元である上海アリス幻樂団使用許可を申し入れた。

(これについては悪手であるが 理由は後述)

これだけであればまだ謝罪文一つ出せば済むような話であったのだが、

なんとバーの店長は、店の問題点について指摘してきたファンに対して「何が悪いのか、他所もやっている」と開き直るような態度を取ったのだ。

またガイドラインに反しているとの声が多くなると、「東方バーではなくオタクバー」「なら東方要素は一切無くす」と

それまで「東方バー」として宣伝していたにも関わらず掌を返すような態度を取り、

一層反感を買う事となった。

まず勘違いされがちだが、東方Project著作権放棄されていない。版権フリーでは無い。

本人の承諾無しにキャラクター名称使用してはいけない。

そしてもう一つ勘違いされがちだが、著作権法親告罪であるため

無断で使用しても著作者が訴えを起こさない限り違法とは言えない。

殆ど同人誌がグレーとして存在している)

まり、たとえ明らかに著作権侵害であり尚且つ著作者実態を知っていたとしても、

訴えを起す気がなければ見逃される。

仮に製作者側が定めたガイドライン違反していたとしても、

最終的な判断基準著作者であるのだから部外者がとやかく言えることではないのだ。

勿論、見逃されていたが何か問題を起こして著作者不利益をもたらし、

何らかの法的手段を取られるという事は十分ありえるので、

覚悟の上での無断使用という事になるが。

また、版元に使用許可を問い合わせる事についてだが、悪手であるといえる。

実績のない個人事業相手場合

版元にメリットがないどころか、万が一の場合イメージダウンに繋がるため

まず許可下りないだろう。

加えて今回の場合使用してからの事後報告であり、印象が良いとはいえない。

そして版元から公式に「使用はしないで欲しい」と言われてしまえば、その時点で従わざるを得ないし、

版元も聞かれたからには答えざるを得ないだろう。

ここは使用許可の有無について問われても最初から

現在では問題あるとは思っていない。

今後版元の申し入れがあれば対応する」の一点張りでも問題はなかっただろう。

ファンからの印象は間違いなく悪いだろうが。)

仮に版元に考慮するのであれば、もっと表現抽象的にするべきだっただろう。

例えばゲーム名に直結する「東方バー」ではなく「幻想バー」として売り出すとか、

キャラクター名は出さずシルエットやパーツ程度にするとか、

神主が言う「うまい具合に」収める方法などいくらでもあるのだ。

だが、人に言われるがまま版元にあっさり問い合わせをしてしまった事を考えると、

店側がこのような著作物に対しての対処法や理解を持っていたとは言い難い。

結局のところは、店側が作品を扱うにも関わらずあまりにも著作権無知であり

危ない橋を渡った所がすべての元凶であり、

遅かれ早かれその経営スタイルに対し批判の声は出ていたのではないだろうか。

今回の件で、一番最初注意喚起したファン営業妨害だ等と批判する声もある。

かに穏便な方法ではなかったし、ファン反省すべきだろう。

しかしかと言って糾弾される筋合いも無いだろう。

ファンからの指摘を受け、版元に問い合わせるもその返事を待つ前に店を正式オープンさせるという行為は、全く筋が通らない。

問題を感じたからこその問い合わせであるのに、何故それを軽視するのか。

そしてそれをおかしいと感じる人間が現れることは、至極当然ではないのか。


今の状況から立て直し、挽回することはまだ可能ではある。

バー、店長ツイートには、リプライを除いて謝罪に関するツイートは一切ない。

先ずは店側が「お騒がせして申し訳ない」と客に言葉を掛ける所からではないだろうか。

この一言の発表が長引くほど、客足は遠のくだろう。

少なくとも、私はあれ程楽しみにしていたこの店に、一切行きたくなくなってしまった。

2018-02-13

俺が嫌いなオタ&ネット文化

俺は昔から嫌いなものが多い。
型月作品東方Projectが嫌いだ。
東方から出てきた同人サークル全員滅べと思ってる。
あとニトロプラスも嫌いだし、虚淵が話書いたのとか吐き気がするレベル
うそう、ボカロ歌い手も嫌いだな。
アイマスダメだ、殺意が湧く。
ネット有名人気取ってる芸人崩れも死んで欲しいね

ここで今のネット同人界隈を見てみよう!

型月はFate/GrandOrderが良くも悪くも流行って空前のFateブーム
東方は相変わらず同人勢力最大級原作者がよりオープン許可出したか商業ゲームにもゲスト出演してる!
夢喰い○リーポプ○ピピック東方同人描いてた人原作だね!
アイマス派生沢山だね!また増えるんだって
ボカロ人権得て引っ張りだこで、元ボカロP歌い手歌手としてメジャーになってたりしてる!東方アレンジ歌ってたのもだな!
トロも色々手を出すし虚淵はすっかりエロゲ以外の脚本も書くようになっちゃったちょっと前の仮面ライダーにも関わってんだぜ!
あとなんかYouTuberから派生してVYouTuberとか出てきたね!すげえよあの流行りっぷりは!

俺にとって最悪の世界なっちゃったよまじファック

2017-11-18

日本ってインディーズゲーム弱すぎじゃね?

こういう話すると未だに「東方Projectガー」「ひぐらし忘れたかー」「型月は元々はー」って話になる。

日本インディーズが弱くないって反論しようとして口にされる言葉がそのまま弱さを物語ってるよね。

「俺将棋めっちゃ強いよ?なんてたってアマチュア5級持ってるもん」みたいな?

2017-10-31

日本二大STG

FPSTPSを除くなら、いまや東方Projectとゴ魔乙しかない。

2017-10-18

同人ゲークリエイターになりたいならDTMから始めるのが最強と気づいた

ソース東方projectとUnder tale。

これでもまだ反論する元気が残っている人間は元気があってよろしい。

何がどう反論する意欲を削ぐようなソース提示なのか理解できない人間は今すぐUターンしろお前には高尚すぎる。

2017-10-14

弱者男性にとってお姉さんキャラが最高である理由

1 弱者男性とは

 1.1 機会不平等

 1.2 経済性なし

 1.3 利己

2 弱者男性にとってお姉さんキャラとは

 2.1 利他

 2.2 姉弟

3 ツンデレキャラVSお姉さんキャラ

 3.1 ツンデレキャラに好かれる男性

 3.2 VS

4 お姉さんキャラの超越

 4.1 姉弟愛の超越

 4.2 お姉さんキャラ利己

5 まとめ

 5.1 お姉さんキャラのススメ

  

1 弱者男性とは

1.1 機会不平等

機会とは与えられるものではなく、得るものであると思う。

機会平等の仕組みであるクラウドファンディングでさえそうなのだ

機会は平等であってほしいと私たちは思っているが、機会は平等に与えられることは

何か違うような気がする。

堕落生活を送っているもの千載一遇がやってくるわけがないと思っているし、

そんな者にチャンスがやってくることこそ機会が不平等である証拠として私たちは受け取る。

それか自堕落生活を送る者に何か人とは違うものを求め、実は機会を得るのに相応しい人物であることを見つけようとする。

弱者とは機会を得ることができない者であるが、それは弱者弱者たるゆえなのだ

機会を得ることができるような人生を送っておらず、また恵まれないていない、余裕もない。

弱者男性にとって機会とは他者が必ず勝手に取っていくものであり、恨みの対象である

1.2 経済性なし

お金がないこと弱者男性にとってひとつ属性である

現代においては、お金がないことが弱者象徴するものではなくなった。

人とのつながりがあれば、支援者を見つけることもできるだろう。

信頼性があれば、仕事を得ることができる。

しかし、その日暮らしをしているもの

長期的な思考はできず、未来を考えることがあまりできない。

お金という物に縛られている弱者男性は、容易に操られてしまう。

操られた結果は悲惨であり、お金存在弱者男性にとって恐怖対象である

1.3 利己

弱者男性にとって、余裕のなさは当然のことである

そして余裕のなさは利己であることを合理化する。

その日のお金を稼ぐことに人を蹴落とし、自分が恵まれていない状況を短期的に打破しようとする。

弱者男性にとって利己的は合理化されているが、常に利己的に振舞うことはできない。

なぜなら人を蹴落とす際に逆にやられてしまうのは弱者側だからである

心理的には利己的でありながら、対面では利他的のように振舞い

強者には呪詛を投げかけるしかできない。

そして利己であることを拒絶される世界において、利己であることを合理化してくれる他者を求める。

2 弱者男性にとってお姉さんキャラとは

2.1 利他

弱者男性にとってお姉さんキャラとは、利己である弱者男性を包んでくれ、

(本来はお姉さんキャラが得たものである)機会を与えてくれるものであり、お金という恐怖を跳ね除けてくれる存在である

弱者男性にとってお姉さんキャラユートピアである

それができるのもお姉さんキャラによる利他性ゆえである

2.2 姉弟

姉にとって弟とは庇護しなければいけない存在である

弟はその庇護を受けるか、また跳ね除ける。

庇護する対象がいるということは、利他的であらねばならない。

その利他性は無条件の愛に近い。

弱者男性を弟のように庇護してくれるのはお姉さんキャラだけである

3 ツンデレキャラVSお姉さんキャラ

3.1 ツンデレキャラに好かれる男性

ツンデレキャラに好かれる男性とは、利他的であることが条件に入るだろう。

男性にとって利他的であることは、すでに恵まれ状態にあり、やっと他者に分け与えられる状態になったということである

まり強者男性の証であるツンデレキャラがそのことを理解好意を寄せているわけではないだろう。

そして弁舌がたち、人心掌握術に優れ、コミュニケーション強者でもある。

彼らの弱点としては肉体面であったり、一般的学問には疎いというのがあるのだが、

弱者男性とは一線を画する存在であることは間違いない。

ツンデレキャラに好かれる男性利他的である証拠としてエヴァンゲリオンアスカというツンデレキャラ存在である

作品主人公利己的な考えを露にした際に、発する言葉が「あんバカァ?」である

弱者ゆえの利他性が剥がれ落ち、主人公が一気にツンデレキャラに嫌われた、これが証拠になる。

シンジというキャラ弱者男性に近いだろう。

ツンデレキャラアスカと本当に付き合うなら強者男性になるしかない。

3.2 VS

お姉さんキャラツンデレキャラが衝突する時は悲劇しかない。

お姉さんキャラにとってみれば、弱者男性応援し、ようやく実ってきた男性

ツンデレキャラに好かれる属性を持ち出すというのは皮肉である

ツンデレキャラ収奪者のようにしか見えないだろう。

この状況で弱者男性道理を通すなら、お姉さんキャラを選ぶべきだが

弱者男性がまだ移行期の状態なら、半弱者男性道理を求めるのは不可能のように思える。

そのためお姉さんキャラも次の状態へ移行する必要がある。

弱者男性強者男性になるようにお姉さんキャラもお姉さんキャラを超越する。

4 お姉さんキャラの超越

4.1 姉弟愛の超越

弱者男性にとって姉弟愛を超える状態になることは本望である

それは姉による庇護を拒絶する弟とは当然別物であり、利己的であった弱者男性

お姉さんキャラに利を分け与える状態になったことを証明するものである

今までは極めてか細い希望に、それも極めて利己的であって

傲慢希望をかなえ様とする弱者男性に、手を差し伸べる、または背中を押してあげるだけでよかった。

その状態からお姉さんキャラは脱し、無償の愛から有償の愛へと変貌しなければならない。

弱者男性は(もはやその状態であっては弱者でもないが)当然、それに答えられる。

そうなったとき姉弟愛という状態を超越し、お姉さんキャラも超越する。

4.2 お姉さんキャラ利己

お姉さんキャラ利己的あることはない。

それは利己的であれば、姉弟愛も成り立たず、弱者男性もそれに答えられないかである

だが、お姉さんキャラを超越するとき利己心を持たなくてはいけない。

お姉さんキャラというのは超越することを必然とするなら、

お姉さんキャラ利己心を未来的に持っているといえるが、

その利己心は、次のステップに進む可能性のある弱者男性に影響しており、

弱者男性がそのままならお姉さんキャラ利己心を持たないだろう。

5 まとめ

お姉さんキャラのススメ

そんなお姉さんキャラ現実には存在しない。

まさにそのとおりだ。

そもそも弱者男性は数が多すぎるし

存在認知できない。

だが、二次元なら話は別だろう。

そこでおすすめしたいのは東方project

東方とはソシャゲのように思えるだろうが、PCゲームで縦シューティングゲームなのだ

そしてステージ制をとっており、各ステージごとにボスを配置している。

このボス一般的に、他のボスと何らかの関係を持っていることが多い。

そしてシューティングゲームという特性上、勝ち負けがあって、キャラクターに強弱が存在しており

基本的弱肉強食世界である

いうまでもないが、キャラクター女性のみである

そして東方の謎ではあるが、ツンデレキャラ存在しない。

これはもうどういうことかというと、お姉さんキャラ優位の世界観なのである

キャラクター名をあげれば、きりがないレベルではあるが、

十六夜永江、八意などなど。

キャラクター数(124人:http://lineq.jp/q/18378763)にしては、お姉さんキャラの宝庫の東方だが、注意点としては

東方二次創作による影響が強いため、今後どうなるか不明な点である

お姉さんキャラ原作にも雰囲気はあるが、過度に強調されている。

私の東方キャラクター観は二次創作の影響を受けている。

東方二次創作が下火になり、さら東方公式活動がやや活発化しているため

今後は原作設定が優位になるだろうと思われる。

そして、二次創作ゆえに、設定が安定しないのでキャラクター観などフリーダムに近い。

書いていて思ったが、弱者男性がお姉さんキャラに埋没するとき

永遠に弱者男性のままという恐怖

2017-10-07

途中で別のゲームになるのやめろ

突然のコマンド入力かいらんわ

スロット回すのが楽しいと本当に思ってらっしゃる

なんで俺はRPGをやってたはずなのに東方Projectを遊んでるの?

2017-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20170602035415

音楽を買いたがっている人はいるんだよ、いる場所には。

CD化まだか!」とかいう声があふれてる場所がある。

ゲームアニメ舞台ライブ

そういったストーリー消費に熱中している人たちはすごい熱量をもってる。

ファン作品に対する愛や思いを音楽の購入に際限なくぶつけてくれる。

そういうのと従来の「音楽」の違いは、

まず先に「添え物としての音楽」に触れて、音楽ではないコアコンテンツの方に心酔していることだね。

東方ProjectZUNさんは、自分の作った音楽を聞いてほしいか

プログラミングをしてSTGゲームを作ったのがきっかけだという。

こういうアプローチ現代における正解なんだろうね。

曲つくってみました!聞いてね!曲単体で評価してよ!というのはもう無理なんだよ。

誰も興味を示さない。まあそれでもアイドルとかバンドみたいな、

本人自体がすでにコンテンツであるような人気者だったら別だけども、

それもある意味、「添え物としての音楽」のいち類型なわけで。

結局、「音楽」なんて崇高ぶらずに、複合的なエンタメのワンパートとして音楽を売るべきなんだ。

音楽」だけで魅せようとするのは、もはや怠慢だよ。

2017-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20170419111942

自分はべつに他人の楽しみ方は好きずきだと思うし、半端な知識創作するのも別に構わないと思う。

なぜならそれは私にとって、東方で通った道だから

東方Project二次創作をしているうち、原作ハードコア弾幕STGについていける人がどれだけいるだろう?

実際それほどいないと思う。それでも原作プレイな人たちも含めて立派に同人を支えている。

なぜそれが可能なのか、お察しのとおりだけれども、

最近ネットコミュニケーションの発達で、未プレイ未到達でも、

十二分にストーリー性やキャラクター性のエッセンスを感じ取ることができる。

から原作のコアな部分を見ていなかったとしても、あながち見当ハズレとも言い難い創作アウトプットできる。

それは、実はけっこう面白い現象なんじゃないかと、私は好意的にとらえるようにしている。

エッセンスを掴んだ状態で、だが公式の描き出した「結論」に因われていない状態からこそ描けるものもあるんじゃないかな。

もちろん逆に、増田の言うように、半端な知識から細部も半端になることも多かろうが、まあ彼らは好きで書いて見せてくれているものから

製品クレームを入れる時のような感情を抱く道理もない。自分のお眼鏡に適わなければ、以後ご遠慮するだけの話で。

同人作家一人を見続けるという悪趣味なことをすれば、いつまでも原作のコアに手を伸ばさないなぁという人は確かにいる。

そういうのを見つけると、原作に対する敬意やなんやらを欠いているだとか自己表現のためだとか思えるかもしれない。

でも今の時代ほとんどの人はいくつもの作品を同時並行的に楽しんでいるわけで。

作品の「深さ」を完全に網羅していくほどの時間的精神リソースが割けないのだろう、と思うようにしている。

同人作家に対して悪意的な見方をするようになっても自分は何も得をしないしね。

そもそも自分を振り返っても、二次創作を楽しませてもらった作品ぜんぶをそこまで熟知してフルコミットしていたわけじゃない。

ハマったと自負する作品でさえ、もっとコアな人はネットを漁ればすぐに見つかる。ほとんどの人がそうだと思う。

から、ニワカを許容できるほうが、自分にとっても他人にとってもオタク活動を気軽に展開できて、楽しみを最大化できるはず。

そう思えるようになると、自己表現のために人気作品を利用しているような人の生き様も、共感はしないまでも可愛いものだと思えてくる。

そんな人の創作でも、いいものがあれば素直に読めるようになるし、なんなら尊敬もできる。消費専門の自分にしてみたらね。

あとは原作至上主義的にならなくなるから東方でいうと大沖チルノみたいな、

二次創作が独り歩きして生まれたような原作とかけ離れたキャラも楽しめるようになってお得だし。

いい意味で「意識の低い」もの跋扈していられるからこそ、敷居が下がって一大コンテンツになれるほど盛り上がるんだと東方を見て私は学んだよ。

因果は逆かもしれないけど、この構図はその他の大ヒット商業コンテンツでも同じことだと思う。

もう、自然の摂理として、“「深い」ものほど「浅い」ところでヒットし、その深度差が渦を巻き起こして大きくなる”とでも言ってしまおう。

そんなカオス様相が、私はけっこう好きだ。

2016-11-24

艦これ二次創作の動向分析

半年ほど前、ブラウザゲーム艦隊これくしょん」(以下「艦これ」) の人気動向について、

  ・艦これ権利を持つ版元が直接関与する公式関連

  ・ファンが中心となって活動する二次創作関連

の双方の観点から分析を行った。

その際は大雑把にいえば「公式関連の人気は今だ根強く、二次創作関連の人気はやや下落気味の傾向が見られる」という公式二次創作の人気の乖離について言及したが、今回二次創作関連に焦点を絞って改めてその動向を調査したところ、艦これ」における二次創作活動規模は明確に縮小しているという事実が明らかとなった。

最近公式関連の動向やコミックマーケットの動向を見ていると、この結論に疑問を呈する方は多いのではないかと推測する。

前回の報告では二次創作人気の下落について明言を避けたが、今回はその点も含めて何故このような結論に至ったかについて、調査によって得られた数字を元に出来る限り客観的に述べていこうと思う。


大前提としての注意事項

本稿を読み進めるにあたっては、まず大前提として以下の点を必ず理解いただきたい。

  ・あくまで「艦これ」の二次創作の動向に関する分析であり、公式関連の人気とは直接的には関係しないこと 重要

  ・出来る限り、調査で得られた数字という客観的かつ定量的指標をもとに説明するように努めていること

  ・しかしながら人間が書いている以上、常に何らかのバイアスがかかっている惧れはあること ← とても重要

  ・比較対象として他ジャンルの動向を示すことがあるが、あくま特定の条件下での比較であり、対立を煽る意図はないこと


艦これ二次創作の規模縮小を"明確に"述べるに至った判断基準

本稿を読み進めている方の最も気になっている点がこの判断基準ではないかと考える。

これは次節から述べる各指標調査結果から総合的に判断したものであり

  ・短期間のゆらぎを除いて上昇基調に反転した指標がないこと

  ・下落継続期間が相当の長期に亘っていること (約2年間)

  ・下落後の安定期というものが未だ現れず今なお下落基調が続いていること

の3点が核となっている。

以上の点について、次節から指標の動向を定量的に述べていく。


下げ止まらない二次創作コミュニティでの投稿数・閲覧数

二次創作活動を行うためには、それを行うための「場」が必要となる。

特に艦これ」の場合サービス開始とともにインターネット上で爆発的に人気を博した経緯から二次創作活動においてもインターネット上のコミュニティがそういった「場」の大きな一角を占めている。

まず初めに、それらの中でも特に影響力の強いいくつかのコミュニティについてその動向を述べる。


pixivにおける「艦これ二次創作の動向

以前も述べたとおり、二次創作においてpixiv投稿数とサークル数の間には強い相関があり、pixiv二次創作活動において今なお大きな影響力を持っている。

投稿数の推移は、


○週間平均投稿数:

 ・2014年10月12月:3,632枚

 ・2015年1月3月 :4,111枚 (最大値:5,214枚 2/16週)

 ・2015年4月6月 :3,762枚

 ・2015年7月9月 :3,558枚

 ・2015年10月12月:3,091枚

 ・2016年1月3月 :3,357枚

 ・2016年4月6月 :3,064枚

 ・2016年7月9月 :3,002枚

 ・2016年10月11月:2,435枚 (最小値:2,004枚 10/17週) ※集計中


で、約2年間一貫して下落トレンドが続いており、下げ止まる気配は一向に見られない。

2015年2016年ともに特に10月投稿数が落ち込む傾向にあるが、中でも去年10月は初めて週間投稿数が2,500枚を切り、今年は2,000枚を割り込む寸前まで減少した。

pixiv自体利用者数の減少ということも考えられるが、2014年の段階でほぼ同規模であった東方Project投稿数をバックグラウンド値として比較すると


○【参考:東方】週間平均投稿数:

 ・2014年10月12月:3,712

 ・2015年1月3月 :3,662枚

 ・2015年4月6月 :3,918枚 (最大値:5,130枚 5/3週)

 ・2015年7月9月 :3,635枚

 ・2015年10月12月:3,733枚 (最小値:3,037枚 12/3週)

 ・2016年1月3月 :3,651枚

 ・2016年4月6月 :3,719枚

 ・2016年7月9月 :3,520

 ・2016年10月11月:3,420枚 ※集計中


とこちらは極めて安定的な推移を見せていることが分かる。

その他、比較的長期のジャンルであるアイドルマスター」や普遍的な「オリジナル」「創作」などのタグでも投稿数は安定的に推移しており、pixivから投稿者の大幅な流出が起こったとは考えにくく、pixivにおける「艦これ」の二次創作は底の見えない規模縮小が続いていると判断せざるを得ない。


指標としてはやや劣る閲覧数は、以前も述べたように2015年6月初頭にpixiv側での集計仕様に変更があり、その前後での単純比較及び他ジャンルとの絶対数比較が困難となる。

そのため仕様変更以降のみを検討するが、2015年8月には週平均で3,000万近い閲覧数があったのが、2016年1月には2,700万まで低下し、同年6月には約2,400万に、直近の10月には約1,700万まで落ち込んでいる。

ただし、2016年10月以降の閲覧数が大幅に落ち込んでいるのは、すでにTwitter匿名掲示板で指摘されているとおり、2016年9月4日からpixivの閲覧仕様変更により閲覧中心のユーザーが離れたことが原因であると推測される。

(他のジャンルでも直前の3ヶ月と比較して約25%閲覧数が減少している)

しかしながらその要因を考慮した上でもなお艦これ作品の閲覧数が減少傾向にあることは、長期トレンドの推移からも間違いない。


ニコニコ動画/静画の傾向

ニコニコ動画には、2016年10月現在で週平均約300~350程度の艦これ動画投稿されている。

これは2016年3月頃の投稿数と同程度であり、一見すると投稿数の減少は収まったかのように見える。

しかしながらその内訳を見ていくと、「MMD艦これ」に代表される二次創作作品割合が低下してきており、艦これ二次創作作品実数は未だ減少し続けているのが実態となっている。

直近の11月公式関連の本編ゲームイベントなどもあり投稿数が約800前後と大幅に増えているが、その増加分はほぼ全てがゲーム内ボイスの転載といったゲーム本編関係動画となっており、二次創作の増加の気配は見られないのが現状である


ニコニコ静画の動向もpixivのそれに近い状態であり、艦これ二次創作作品投稿数減少に歯止めがかからない。

2016年1月3月の段階では週間平均で約1,500枚の投稿数があったにも関わらず、同11月では約950枚とついに1,000枚の大台を割り込んでしまった。

未だ投稿数の底が見えないこともあり、減少傾向は今後も続くものと推測される。


Twitterの動向

最近よく耳にするのが「二次創作活動の場はpixivニコニコ動画からTwitterに移っているのではないか」という疑問である

Twitterはその仕様上、二次創作に限った検索投稿されたイラストの全数調査という手法が困難であるが、昨年末から試験的にいくつかのキーワード指標を設定してTwitter上での二次創作活動推移の定点観測を試みた。

結果的には設定した全ての指標で減少、あるいは横ばいという傾向が見られたが、これらは公式関連の動向による攪乱を受けてしま懸念を完全には排除することができず、今しばらくの検討必要であると考えている。

その中でも比較安定的指標と考えられる艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」(いわゆる艦これワンドロ) の動向を示すと、日毎の変動はやや大きいものの、昨年末調査開始の時点で日平均約220枚程度の投稿があったものが直近1ヶ月では約140枚前後まで減少している。

このような減少傾向はpixivニコニコ動画といった旧来のコミュニティの動向と大差なく、結果を総合的に判断すると、現段階ではpixivなどからTwitter活動の場が移ったと解釈するのはいささか困難であると言わざるを得ない。


集約化の進む「艦これ同人誌即売会

前回に引き続き「艦これ」が関係する同人誌即売会の動向を調査した。

いくつかのイベントを例に直近の動向を調査すると


 ・コミックトレジャー(オールジャンル):381(第25回)→372(第26回)→319(第27回)→361(第28回)

 ・蒲田鎮守府:243(第2回)→59(第3回)→以降開催なし

 ・海ゆかば:133(第3回)→47(第4回)→54(第5回)

 ・西海ノ暁:50(第5回)→63(第6回)→33(第7回)→55(第8回)→56(第9回)→14(第10回) ※第9回は併催の艦これオンリーを加えると114サークル

 ・駆逐してやる!~なのです:65(第4回)→32(第5回)→16(第6回)→46(第7回)→34(第8回)→17(第9回)→27(第10回)

 ・我、夜戦に突入す!:375(第2回)→312(第3回)→287(第4回)→115(第5回) ※第5回は併催イベント共々募集規模が小さい

 ・砲雷撃戦!よーい(東京):1010(2015年9月開催)→686(16年1月開催)→945(5月開催)→834(9月開催)


となっており、各イベントとも多少の増減はあるものの規模は比較固定化してきたように見える。

その一方で「蒲田鎮守府」「鎮守府に着任しました!」「艦娘まりんふぇすた」など、休止した即売会も規模の大小を問わず多く存在しており、即売会の統廃合が急速に進んでいることが伺える。

特に艦これ同人誌即売が群雄割拠した2014年比較して2016年個別開催数が約半数までに落ち込んでいることを踏まえると、現在継続して開催している即売会が規模を維持できているのは、集約化による影響が大きいと考えられる。


即売会の規模について簡単に触れておくと、現在継続して開催されている即売会には、最大規模の「砲雷撃戦」の他、「我、夜戦に突入す!」「西海ノ暁」「駆逐してやる!~なのです」「絶対海域」などが存在するが、「砲雷撃戦」と「我、夜戦に突入す!」を除けば全て参加サークル100未満の小規模即売会となっている。

比較的小規模なまま推移しているのは、おそらくは艦これ即売会基本的に他ジャンルとの併催で行われることが多く艦これ単独での規模が抑えられがちになる点、キャラクターオンリー即売会などが発達せず即売会同士の差別化が多分に地理的要因に起因している点が原因ではないかと推測している。

このような要因によって艦これ同人誌即売会を取り巻く環境は今なお厳しく、集約化はこれからも間違いなく進んでいくものと考えられる。


サークル当選数」が隠すコミケの動向

最後コミックマーケットにおける艦これ二次創作サークル数の推移を見て行きたい。

2013年冬のC85以来、コミケにおける艦これ二次創作サークル数は常に増加してきた。

今冬のC91では艦これサークル数は2153サークルとなっており、前回を91サークル上回った。


しかしながら、コミケは参加申し込みが他の即売会比較して圧倒的に多いため抽選制を取っており、基本的落選がなく申し込み数=当選数となるオンリー即売会のように「(当選)サークル数」の推移を見ただけでは傾向を掴むことはできない。

そこで、艦これ専用のジャンルコードが設けられたC87以降の艦これジャンルの (当選数, 申し込み数, 当選率 [当選数/申し込み数]) を確認すると


 ・C87=(1840, 2295, 80.17%)

 ・C88=(1846, 2230, 82.78%)

 ・C89=(2062, 2425, 85.03%)

 ・C90=(2062, 2360, 87.37%)

 ・C91=(2153, 2364, 91.07%)


となっており、当選サークル数が毎回増えているのは当選率が毎回上昇しているためで、申し込み数のピークはC89であったことが判明した。

特にC91ではC90と申し込み数がほとんど変わっていないにも関わらず当選率が3.7%上昇しており、結果的過去最大のサークル規模を達成する直接の原因となった。

これだけの規模のジャンル当選率が9割りを越えることは非常に珍しい。 (コミケでの規模が第2位の「東方」は (1582, 1780, 86.87%)、同第3位の「アイドルマスター」で (1231, 1428, 86.20%) 、また「東方」が今回の艦これと同程度の当選数だったとき当選率は C85=(2246, 2848, 78.86%))

この原因はおそらく同ホールに配置された他ジャンルとの兼ね合いでの端数調整に起因するものと考えられるが、より規模の小さなジャンルに端数分を振らなかったことにはやや疑問を覚える。(無論、艦これファンとしては当選サークル数の増加は嬉しいことではあるが)

これまでの分析では、集約化によって減少した艦これオンリー即売会の穴を埋めるようにコミケへの参加者の集中が起こっているものと考えられていたが、検証結果を見る限りでは実体としては「コミケへの集約化は思ったほど進んでいない」あるいは「集約化は進んだがそれ以上のペースで艦これサークルが減少している」のいずれかが起こっているものと考えられる。

いずれにせよ、コミケ以外の場における強い二次創作の減少傾向が存在することからも、今後のコミケにおける艦これの動向は決して明るいものではないと予想される。


艦これ二次創作の今後

以上から艦これ二次創作を取り巻く現在環境は非常に厳しく、今後も現在の傾向が続いていくことになると予想される。

ジャンルの動向を見ても、ここ半年からガルパン」の二次創作が爆発的な人気を博しており (6月のSDFスペシャル9月の砲雷撃戦に参加した方は、併催のガルパンオンリー即売会にむしろ艦これ以上の人数が集まっていたことに気付いたことと思う)、加えて東方の人気が再び戻ってきたという話も最近はよく耳にし、アイドルマスターも未だ徐々に規模を拡大しつつある。

今後、仮に二次創作が再び増加に転じることがあるとすれば、それは公式関連の劇場版が多くのファンから好評を得た場合である

というのも、書籍映像作品二次創作に繋がるような要素を多く含み得るものであり、また過去にも賛否割れアニメの放映後に実際に二次創作活動が最盛期を迎えたという実績もあるためだ。

公式関連の人気が今だ根強いことは、この記事を書いている今ちょうど話題になっている百貨店三越」とのコラボ商品を求めて多くのファン店舗に集結したことなからも伺える。

そして、コラボグッズと映像作品、どちらがより二次創作に影響を与えるかということを考えると、物語性の強い映像作品に軍配が上がることは簡単に予想できる。

しかしながら、以前に実施したコラボと内容の近いなか卯コラボローソンコラボ第2段がやや不発気味だったことを考えると、同じ映像作品であるアニメ放映後の劇場版にどれほどのインパクトがあるか、それによって二次創作人気の下落は底を見せるか、反転後の上昇はどの程度まで達するか、などが重要となってくる。


長々と検証を述べたが、艦これ二次創作の規模は明確に縮小しているという現実を知った上で、その事実に抗って跳ね返すくらい活発な二次創作活動が今後増えてくることを期待している。


(了)

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