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はてなキーワード: 朝陽とは

2024-03-13

家の周りに畑があった。生計の足しになってんだか、税金対策趣味レベルなのか、微妙分からんレベルの規模のやつが。

繁華街にほど近い都心部で生まれ育った連中から田舎と言われそうな、トーキョーといえば全部大都会だと思ってるような田舎から全然文明のある方だろと言われそうな東京西部郊外だ。

道路を挟んでウチのマンションの目の前にその畑の直売所があった。ガキの頃よくお遣いで行かされて、毎度オマケを持たされた。おれが通い始めた時はウコンとかよう分からんものを貰ってきて、姉におまけの豪華さでマウントを取られ大変不快な思いをした。曰く、自分が行けばトマトとかもらえるのにお前はウコンなんぞもろてきてどう食うねんと。

それでも通っていくうちにインゲンとか枝豆とか、トマトさえも貰えるようになってきた。ある日目当てのものがなくて手ぶらで帰ろうとしたところ、タダで数種の野菜を袋に詰めて持たされたのを割とよく覚えている。

そんな光景中学になれば無くなってきた。直売所が閉じたからか、おれが自我を持ち反抗期を迎えたからかは忘れた。

今やその手の地域ヌクモリティ的なものも煩わしいなと思う。事あるごとに「昔は素直で優しかったのにねえ」と言う母にイラッとして、人間は変わるもんなんです〜〜〜変化を否定すれば成長をも拒んでしまうんです〜〜〜いつまでも自我がなくて可愛かった子供記憶に縋りついててウザいです〜〜〜と反抗期のおれは心の中でそう思っていた。今でも全然思う。それでもやっぱり他人の親切に素直にあやかっていた時期もあったんだよなとも思う。

お遣いには行かなくなっても畑は以前在る訳で、家の周りの光景として、原風景の一つとして心に刻まれてる。好きからいかはともかく。

中学高校の頃、さっさと家を出たいという気持ちが常に頭の半分以上を支配していた時によく夢を見た。家の庭のフェンスによじ登って、夢特有のフワフワとした跳躍で畑を超えて行く夢だ。

逃げた先に何があったかは覚えてない。何もなかったかもしれない。少なくとも天国ではなかった。でも逃げる事に意味があった。

夢なんて大体理不尽不条理で謎の存在に謎に追っかけ回されるばっかりだし、脳のウンコしかない。示唆的なものがあるとかユングの類は全部まやかしだと思ってる。それでも家の裏の畑ばっかりは固有のモチーフとして何度も何度も出てきた。ウンコでも健康状態を知るのには役に立つのかもしれない。予知夢とかは全部嘘か偶然か思い込みだと思う。

夢に限らず、100mほどの畑沿いの道を歩くのは好きだった。夜中にひっそりと家を抜け出して、音楽聴きながら畑越しに見える団地電波塔送電塔みたいなデカ建造物をボーッと見てるとナイトホークスでも鑑賞してるような気持ちになれた。都会のダイナーには行けないけれど、郊外には郊外なりのものがある。

住宅街には住宅街の良さがあるとか言う人いるけど、おれは人の生活の息づきとかには何の魅力も感じない。人様の生活勝手に思いを馳せて勝手に感動するステーションバーめいた行為をおれは下品とすら思う。だから住宅街の静かな畑の特にまり返った夜中が好きだった。公園も悪くないけど、浮浪者とかおれの同類みたいな陰気ティーンや騒いでる学生風の集団がいたりしておちおち黄昏ぶってられない。

そんな畑もおれが高校卒業する手前辺りで、なんぼかを残しつつ潰されて家の建設が始まった。噂じゃ畑の持ち主はマンションを持ってて不動産収入があるらしい。やっぱり畑は本格的な仕事ではなかったんだろうか。

大学入って暫く経ってから一人暮らしを始めて、都心へよく行くようになった。今までは交通費も覚束なくて両手で数えられる程度しか行けなかった都心に。バイト先もわざわざ遠くの都心を選んだ。人の金で行けるのだから美味しい話だ。駅から駅の間を歩いても途切れる事なく繁華街が続く光景には心踊るものがある。夜中でなくとも歩いてて楽しい。夜中だと尚更楽しい

それでも人のいない静かな場所で過ごすのは変わらず好きだった。聖蹟のゆうひの丘までよく1時間かけて歩いて行った。カップルが多かったりしてちょっと落ち着かないけれど、高台から見下ろす夜景は畑越しに見える景色と通ずるものがあった。終電で行く冬の鵠沼海岸も夏の芋洗い状態が嘘みたいに人がいなくて趣深かった。多摩川もいい。場所さえ選べば人がいなくて、トランペット担いで行って一応ミュートつけて練習してみたりたした。「河原トランペットを吹く青年」を自分がやっている状況に興奮を覚えた。夜釣りと称して魚がいるか分からん場所で竿を振り回したりもした。ボウズのまま迎えた朝陽マジで綺麗だったし、なんか何かを急かされてるような気もした。この頃にはもう家の裏の畑を飛ぶ夢は見なくなっていた。

大学で色々あって最近また実家に戻ってきた。近所の景色マイナーチェンジはありつつ、まあたかだか数年の事なのですぐ目に馴染んだ。

畑の跡地の住宅地は、おれが出ていく前はほとんど更地だったのが割と家の形になっていた。家の骨格越しに電波塔が点滅する景色はなんだかディストピアめいた味があって、これはこれでちょっと好きだった。

施工は日々進んでいって、人気のない家の殻が出来上がって来る頃にはもう遠くの景色は遮られて見えなくなってくる。新しい住宅地の中には公園と称した小さなスペースも出来ていた。空き家に囲まれたそこで夜にタバコ吸いに行くのがなんとなくルーティンになっていた。

カーテンも張られていないガラスから工事用?の照明が付けっぱなしなのか、ほんのりと照らされるもぬけの空の部屋が見える。それを見ているとガラスをブチ割って土足で座り込んでタバコでも吸ってトレインスポッティングを気取ってみたい気分になってくる。廃墟どころか新居だし、そもそもそんな度胸はないので妄想まりだけれど。

つい最近からその住宅街にも一挙に人が棲み着き始めて、夜中に歩いていても家々から放たれる息づきからなんだか圧迫感のようなものを感じる。

件の公園日中はすっかりガキの遊び場になっているのを目にする内、なんとなく足が遠のいた。自分だけの場所地域の(幼い子供を持つ家庭の)共有物となってしまったような気分だ。元々おれの場所などではないのだけど。

それでも時々ベンチにストロング系のロング缶が置いてあったりして、なんとなく捨て主にエンパシーを感じたりする。

平成狸合戦ぽんぽこで描かれたような再開発へのメッセージとはまるで別種だろうし、開発といってもごくごく小規模なものだけど、おれはおれなりのイヤさを感じているのかもしれない。

おれは地域ヌクモリティがさァ!文化資本がさァ!とかそういう話がマジで嫌いだ。ネットでその手の話題が露悪的に語られがちなのもあるけれど、土地がどうあろうが各々の生き方次第だろって思うから。おれは構造主義より実存主義が好きだ。

そうは言っても都会なら都会なりに、田舎なら田舎なりに土地が育む心の特定の部位みたいなのはあるのかもしれんなって思った。

2023-11-20

おはよう。増田です。

朝陽がまぶしい。

今週もがんばりましょう!

2023-09-19

はてなーの見てるYouTube教えて

好きなYouTubeチャンネルもしくはユーチューバー教えて

自分の好きなのの中の好きなの↓

リンク貼りすぎて弾かれるから最初にhいれてね

サンダードラゴンクック

ttps://youtube.com/shorts/8dmKFPFhw7s?si=mnjvf_gK2mnYXlN2

海外ライフハック動画コメント付けてるだけだけど、疲れてる時にめちゃくちゃ楽しい

しのけん大食い

ttps://youtu.be/xAqo2ljVsN8?si=2o1sq-wQfGG9g416

咀嚼音ないしナレーション2倍速で聞くの楽しい

和泉朝陽のわくわくぱ〜く

ttps://youtube.com/shorts/5CqN4duBDBM?si=oBFXMzTdJzUmY9dR

ネットだけじゃなくて、トム・クルーズとか階段とか高い身体能力とすごいカメラマンで作られてる動画達でほんとすごいとしか言いようがない

バサシレンコン

ttps://youtube.com/shorts/7if8WW4GqYs?si=YN97hncvvPl_3J37

平成顔で平成ライダーとかのモノマネやっててめちゃめちゃ平成

ジオチャン〜生物紹介ch〜

ttps://youtube.com/shorts/_zRepPSgg9I?si=fnaxbE4apAEfLa8-

最近地球の化け物って言われてて可愛い

教室隅の男・その名はジャック

ttps://youtube.com/shorts/EiB3-c1ekAI?si=2ATNgaxb24502oui

社会風刺とか孤独かいろいろ詰めてるのに笑えるし、すごい

アニメ制作してるらしい

はらふみ

ttps://youtu.be/bGkBZ0KttW4?si=EMYKHTxf5qDNQ3JF

日本各地のB級レトロ的なところに行ってるチャンネル

↑は怖くないやつだけど、お化け屋敷もたくさん撮ってて怖いやつはこっち↓

ttps://youtu.be/tuhXx_fCcOw?si=24Ti5q60K4jM8R_x

コスメティック田中

ttps://youtu.be/Jbi_0PHyWyA?si=HlTO25ajV3p8gaLD

かつて陰キャ界の帝王って呼ばれてたらしいけど、今は陰キャ界隈とは距離とってるらしい

陰キャ関係なく佇まいが面白いし、企画個性的面白い

たけペットライフハックch(黒猫スピ)

ttps://youtube.com/shorts/eeOR5KUKowE?si=j1wER02DOYEs-_op

黒猫可愛い

2023-09-06

さっきみた夢

地元の友人に「帰ってこねーの?」ってしつこく聞かれて

「ああ、帰ったところで仕事もないし金だってないし」と答えたら

コレット使ってないの?」と常識ぶった態度で言われ、腹が立った。

コレットというのは新幹線の割引サービスらしい。簡単解釈すれば回数券システムなのだが、それを利用すれば切符代をなんと通常の6分の1まで減らせてお得なんだそうだ。また、そのおまけ(返礼品?)として高級カレーとか高級肉が届く。

友人からそんな説明を受け、そのしたり顔がムカつくなあと思いながら半信半疑で駅に向かうとたしかサービスの受付があり「何で今まで知らなかったんだろう」と不思議に思った。

いやでもあまりにも都合が良すぎないか?罠なんじゃないか?という懸念がぬぐい切れないまま、朝陽がまぶしくて起床。

あーあすぐに夢だと気づいていれば明晰夢として好き放題できたのになあ。

2022-10-11

下の毛剃って抜いたら快適すぎた

下品な話で申し訳ない。でもこの感動を誰かに伝えたかった。

暇を持て余して下の毛をセルフでやったんですよ。

まずはハサミで短くして、ソープ付きの四枚刃だかでザックリ削ぎ落として。

湾曲してるところはカミソリ上手く滑らないから眉剃り用のほっそいカミソリで、肉とヒダを広げてチミ…チミ…と。

終わった後すーんごいヒリッヒリするからフェミニーナ軟膏塗りたくった。フェミニーナ軟膏すごい効く。

とりあえずその日は終わり。問題は次の日。

人間というか毛の生命力ってすごいよね、一晩もしたらなんかチクチク生えてきてるの。どうしてこうも無駄毛は伸びるのが早いのか。体のその部分を守るために生えてるというのはわかってるけどさすがにね、ジャングルレベルに生やすことはないじゃない?

話を戻すんだけどもいつもならまた剃りゃあいっかあで流すんだけど、なんとなく全部抜いてみようと思った。

座椅子腰掛けていい年した女がM字開脚して、自分の陰部引っ張って一本一本ピンセットで抜いた。アニメ見ながら痛くてオフフフフって声出して泣いた。

体感だけど皮膚薄い尻の方と、恥丘のあたりは抜く時叫ぶぐらい痛かったです。ヒダの真横とかは肉めっちゃ伸びるし抜きやすいしで全然痛くない。

毛は全てが同じタイミングで生えて伸びてくるわけでなく、何ヶ月毎の周期?で生えてくるそう。脱毛も一回や二回じゃ終われないのはそのせいらしい。

もう無心で抜いたよね。いつのまにか流してたスパイファミリー全部見終わっててびっくりした。自分股間しか見てないから画面見たの最初の2分ぐらい。今度ちゃんと見返します。

表皮からポツッと出てきてる1mmもないであろう陰毛は、引っこ抜くと意外と長くて面白い。4〜5mmぐらい?測ればよかった。

そんなこんなでワンテンポツーテンポ遅れて芽吹いてきた陰毛も、数日かけてチミチミ抜いていて。そして今日の朝5時ぐらいに終わった。念願の、文字通りのツルツルを手に入れた。

恥丘に反射する朝陽は今までの人生で見たものの中で一番眩しかった。

2022-01-21

もの凄く雪が積もった日の増田酢魔の非タッ持つ牡蠣ゆくゴスのも(回文

おはようございます

雪積もっちゃって

から歩くの大変よ!

事務所あたりここ久しくこんな積雪はなかったんじゃないかしら?

20センチメートルとまではいかないけど、

なんかそのぐらいの勢いというか寒いので雪のカサがいつもより多く見えるわ。

それにうんと寒いし。

から今日運動靴でしっかり歩けるようにしなくちゃって意味合いも込めて、

ひょっこりひょっこりペンギンさん歩きとかマジ冗談で言えないぐらい

滑ったら痛い目に遭うので、

よりいつもよりペンギンさん加減を増しつつ、

慎重に歩かなくっちゃって思うのよね。

新雪なら歩きやすくてキュッキュ!って音が雪国じゃない暮らしている人の

おまえら雪を舐めてるだろう!って言われそうなほど

少しウキウキする音なんだけど、

ワンちゃんとかって本当に雪嬉しいのかしら?

自分から雪山にツッコんでいくスバルの車みたいに

ざくざくなにも臆することもなくずんずんいくのよね。

ネコちゃんはいざしらず

玄関の前で出してくれ出してくれってワオーンってニャオーンってもうどっちか分からないような声上げて

外に出たいんですけどって切願されて出してあげるもの

瞬く間に雪にたじろいで戻ってくる様が

なんともネコらしいというか、

そういった感じなんでしょ?って

すいません、さっき出たいって言ってましたけどもう家に入ります、ってしゅんとしているわ。

ちょっとさー

デモマジでここのところの寒さ厳しい折、

暖房が効かないのよね

効いているけど効きがあまりの外気の寒さ厳しすぎて鬼気迫るものがあるわ。

28度設定にしても本当に暖かい常夏の夏とは違って

春先のポカポカよりもちょっと肌寒い感じなのよ。

灯油もさ高いけど、

これはちょっとマジで石油ファンヒーターの出番かしら?って。

案外加湿しながら暖房してくれるので、

それはそれで潤うとともに

やっぱり温かさの一つの要素で湿度ってのも有るから

ある程度湿り気がないとから寒いのよね。

そう!それでよ

今日はもうずっと寒いから食料もたんと買って備えて置いたんだけど、

瞬く間に昼の間に雪は溶けちゃって川になって流れていってツクシの子が恥ずかしげに顔を出しつつそうしているうちに春がやって来る松たか子さんってところで

1日外に出られない外出禁止かと思っていたのよね。

だけどあっと言う間に溶けてしまって、

もう道はアスファルトタイヤに切りつけられた痕がくっきりあらわになっていて

あーこないだあったビルボード小室哲哉さんのライブ配信があるから見てみたいなと興味津々中の津で、

あいった人の

どちらかと言うとスタジオに籠もってそうな人ってどういったパフォーマンスルするんだろう?ってだけで見たい気もするし、

そんなことを言っているうちに

やっぱりもう雪は全部溶けちゃって

雪国マイタケどころの話ではないのよ。

春が来る松たか子さんの話しで思い出したけど

シールを集めてもらえる白いお皿のテーマ曲でもあるとともに

残念ながら私の事務所の近くにそのシールの貼ってあるパンは売っていないのに

おにぎりにはパン祭のシールが貼ってあるという、

手に取った途端私も二度見してしまうレヴェルで

そのお店がなくなっちゃって

もうシールどころの話しではなくなってしまったんだけど、

でもその代わりに餃子食べてためるスタンプ

ラーメン鉢をもらったか

それはそれで松たか子さんじゃない?

だけどこのラーメン鉢は特殊な材質では無いらしいので

2階から落っことしたらちゃん割れラーメン鉢みたいで

パン祭のお皿とは随分耐久性が桁違いに違うらしいのよ。

から2階からラーメン!って

ヘイ!お待ち!って二階からラーメン提供する大将モノマネも出来ないしラーメン鉢に入れる親指も無いところだし

2階からラーメンを地でいけると思ったけど

やっぱりそう言うことは2階だからこそ文字通り意識高いラーメンの具少な目の

私的にはモヤシ以外のお野菜をたくさん増やして欲しいんだけど、

意識高くラーメンに挑んでいる人たちは

味集中システムに囲まれつつ具の少ないと言うか、

ほんとキクラゲしか入っていない、

そこで野菜補給地点として、

マラソンで水補給ポイントラーメン鉢でラーメン差し出されたら、

たぶんランナーの人はあまりの喉の乾きに、

給水ポイントでお水をもらうカップ条件反射でそのラーメン鉢も条件反射で受け取ってしまって、

マラソンランナーの人は自分でもそれがラーメンだってことに気付いているけど、

喉の渇きと給水ポイントのあの条件反射でよだれが出る犬の実験の結果みたいに、

そこで冷たいドリンクがドリンキングできる!って思い込み

絶対ラーメン鉢を手に取ってしまうのよ。

それでさらにタチが悪いのが

ラーメンだって気付いているにもかかわらず、

ゴクゴク飲みたくなるからラーメン鉢に口を付けてしまうの。

豚骨成分だけしか摂取できないと知りながらよ。

それで口元に少し豚骨成分を含んだ瞬間に

熱っ熱のラーメンやないかーい!って

半分気付いていながら気付かなかったかの如くそツッコミ入れてしまうのよ。

それでラーメン鉢をそれはそれは勢いよく地面に叩きつけたしまいには

マラソンの給水ポイント

ラーメンを振る舞っていたお婆さんには申し訳ないって良心の呵責に苛まれるの

お婆さんゴメンなさい!って

でもそのお婆さんはお婆さんで

そんなこと走りすぎるランナーがそんなことしてても

から次に来るランナーラーメン供給し続けなければいけない役割があるので、

意外とお婆ちゃんは酷いことしたな!って思っていても案外そう思ってないのよね

ラーメン提供するのに忙しいから。

でも中にはラーメンに対してもマラソン走るに対しても両方意識の高いラーメンランナー

ラーメン鉢をもったままゴールを迎えて

最後ウイニングラーメンを食べきるところが

ラン42.195キロメートル

ラーメン1杯とか何杯かを食べきる

トライアスロンラーメン版とでも言うのかしら

その競技でこそ

走りながらラーメン最後食べるってところが

まさに鉄人レースたる所以なんだなーって思ったわ。

私はそんなに意識高くないから、

普通にランナーが水分補給かと思って立ち寄るラーメン補給ポイント

ラーメン食べたいなって思うぐらいの意識でいいんだわって。

だけどもうちょっと私的にはラーメンには野菜たっぷり入れて欲しいと頃よ。

そこがラーメンに対する意識の低さたる所以でもあるかも知れないわね。

なんだかラーメン食べたくなっちゃったわ。

ずんっちゃずんちゃ!

ずんっちゃずんちゃ!

あ!これご機嫌でビート刻んでるんじゃなくて湯切りする音ね。

うふふ。


今日朝ご飯

雪でさ歩くのに時間がかかって

朝ご飯食べる時間がなくって超ショック!朝食だけにってわけではないけど。

でもカフェオレだけはミルクたっぷりでいただいたわよ。

雪雪雪!って本当に街中隣のお姉さんが言っていた今夜8時になればサンタさんがやって来るって曲でもちきりだわ。

あんなの絵本の中の話よね。

デトックスウォーター

寒いので熱めのストレート白湯ホッツウォーラーです。

朝陽が暗いと目覚めにくいわー。

温めて身体を起こすわよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-11-17

大阪モノレール豊川まどかさん

女だけど結構好き

大阪モノレール通勤してるんだけど

鉄道むすめコンテストで3位になりました!ってポスターが貼ってあって

ええ!?1位じゃないの?こんなに可愛いのに…と思って調べたら

1位は長野電鉄朝陽さくらさん

かに凄い可愛い

2021-06-28

千葉県子育てするのって難易度高すぎない?

今日事件

小学生の列にトラック 2人意識不明3人重傷 千葉 八街

八街八街路上トラック小学生の列に突っ込みました。

消防によりますと、このうち2人が意識不明の重体で、このほか6歳から10歳の児童3人が重傷だということです。(略)事故にあったのは現場から直線で1キロほど離れたところにある市立朝陽小学校児童だということです。(略)

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210628/1000066399.html



2016年事件

児童の列に車突っ込む、4人重軽傷 千葉八街

 2日午前7時10分ごろ、千葉八街(やちまた)市文違(ひじかい)の国道409号で、2トントラックが登校中の児童の列に突っ込んだ。県警佐倉署によると、近くの市立朝陽(ちょうよう)小学校3年男児(9)が頭の骨を折る重傷、2年男児(8)と3年男児(8)、5年女児(10)が軽傷を負った。

https://mainichi.jp/articles/20161102/k00/00e/040/164000c



同じ小学校の生徒が被害に遭ってる。信頼できる地元筋の情報によると、今回の事件は前回の事件から500メートルほどしか離れていないピーナッツ畑が延々と続く一帯で起きたそうで、普段からこのあたりを通るクルマは速度を出しまくっているらしい。千葉特有環境が生み出した事件と言える。

子供よりもピーナッツを選んだ街に未来はない。

2021-03-06

プリキュアって大人から過剰に期待されすぎて気の毒だなって思う

放映のたびに子どもたちへのメッセージ性がどうのこうのとかポリコレがどうのとかで語られるのほんと大変だよなぁって思ってる。

他の女児向けアニメではここまでいかないよね。

もっとミュークルドリーミーで朝陽くんが男の子だけどぬいぐるみパートナーの一人として平等に扱われてることとかハイテンポコメディなのに意外と筋の通った教訓が込められてることとか、アイカツプラネット女子制服スカートパンツで選べるようになってることとかアバターという設定によって自己解放というテーマ自然と描かれていることとか、もっと褒めていいのよ?

いややっぱ褒めないでくれ。来ないでくれ。

プリキュア見てると、視聴者側も制作側も社会的責任というか使命感みたいなのをものすごく感じてるように見えて、ちょっと窮屈だなと思うことがある。

2021-02-20

南川朝陽クロコダインに見る男らしさとしての献身ヒロイン

私はタイトルを書いて満足したけど

バレンタイン回でゆめちゃんバレンタインを守るためにモテない男子女装して和菓子を配る朝陽くんと

かつて敵だった者ものと闘う誇り高き、武人クロコダインとバダックさんの有名なやりとりに色々ときめいてしま

男性論・メンズリブ的にこういうことを大真面目に語る社会学者が出てくるのかなあ

2021-01-29

ここ最近AV、復帰する女優が目立つよなあ。水野朝陽とか麻里梨夏とか白石茉莉奈とかなあ。

2020-10-25

KING Cover(VTuberレビュー たくさん見て聞いたので序列を付ける。

2020/12/29 16:02追記 274曲聞いた 更新終了)

バーチャルYouTuberKINGカバー評価一覧

選出基準

※歌配信やその切り抜きは除外

評価基準
修正について

敬称略、各枠内での並びは順不同

再生リスト(★4以上)

https://www.youtube.com/playlist?list=PL7zJKCZCIu37pRAs1IQxUto2mld6-oyq9

王者

  • 鷹宮リオン
    • ずば抜けた高い歌唱力があるわけではないが声質と息を最大限に生かしたMIX表現力はまさにKING音源としての完成度が最高

★★★★★

★★★★☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

☆☆☆☆☆

番外

除名

  • 紅柏トヲリ

追記

タイトルにオレオレ基準序列つけるってかいといてほしいやつ

書くまでもないことは省略します。オタク自分感性が全てです。

追記 2020/11/10 1:31

追記 2020/12/09 12:16

  • 今更だけどこんな感じで分類している
    • ☆5:聞くに耐えない、★1:趣味じゃないもしくは技量が低い、★2:趣味じゃないが技術はあるもしくは趣味だが技術が低い、★3:すきもしくは技量がある、★4:すきかつ相応の技術がある、★5:直撃もしくは卓越、★王者★:この曲を歌うために生まれてきた存在マッチングしかみてないので技量は関わらず)
    • 技術★と感性★が混在している。両方加点も減点もある
    • 直5段階だと足りなかったし星の数で表すのは不適切だった。気づいたのは90曲聞いてからなのでもう手遅れ。ではな~
  • Aメロの難しさ
    • 難しい導入部分で躓いて世界を作れていない楽曲がとても多い。惜しい

ID:pmint これ「解釈違い」を不正解という意味だと思っているんだろうな。

追記 2020/12/28 20:13

YouTube再生リスト作った

https://www.youtube.com/channel/UCtL4YVGDSz3d9btmDLfMhfQ

2020-08-17

百合好きが野郎キャラヘテロババアお気持ち表明。の続き

腐女子に倣って百合好きが野郎キャラヘテロババアお気持ち表明

https://anond.hatelabo.jp/20200717180056

バズったやつにリンクたからか、一か月前に書いたエントリが浮上してたので続き。

俺は〇〇が女だったら全てを許す派です。性別が悪いよ性別が。

これがもし、もし某アイドルアニメ最初からプリリズADミュークルみたいにちょっとのラブをミックスさせていたら、彼の存在も許していたのかもしれない。

これ本件とは全く関係ないんだけど、フォトカツ!で彼をステージに上げられたらしいじゃないですか。らしいってのは俺かえユリウェディング辺りで辞めちゃったので実際に上げてない。

凄いよね、こういうifを体験できるのがゲームのいいとこですよ。是非は置いといて。

フォトカツ!はいちあおとかえユリ結婚させた(個人の感想です)から一方的に悪く言えねぇ。パシフィコのロビーに設置された巨大モニタに初出しのウェディングかえでが映し出された瞬間エリアス軍曹(プラトーン)になったよ。

おと蘭あかスミひなジュリみくみづも結婚した(個人の感想です)し、エイプリルフール企画ヒカリリボンは幼少期に蘭から仲直りの印として贈られたものと発覚っつークラスター級のバクダン投下してきたので悪く言えません。

ゲーム中毒性なかったけど要所要所では評価出来るぞ、フォトカツ!は。次出るときはDCDのモデリング使ってくれや。

以下トラバ返し。読むのも書くのも楽しい増田感謝感謝

srpglove これは煽りではなく純粋な驚きなんだけど、男女問わずせなあか祝福しないカツの者って存在したんだ……

おかしいんじゃねーのこいつ。何でもかんでも「煽りではなく」「純粋な驚き」入れりゃ免罪符になるってもんじゃねーぞ。

こういう「ヘテロCPはどのジャンル媒体作品でも祝福されるべきだよね!!嫌ってる奴はバカ陰キャ!陰の者!」みたいな驕り昂ぶりはなんなんかな。そういう態度だから百合寄り作品(個人の感想です公式ではありません)で暴れるヘテロババアは嫌われるんだぞ。

なーにがカツの者じゃ。ドマイナー略称使う奴なんてろくなもんじゃねぇよ。一部界隈でしか使われてない名称他所に持ち出すな。消えなさい(皇后)

※なお大体の内容は百合豚にも当てはまる模様

miruna 田丸篤志キャラは魂が乙女なのでなんでも許せる。結城すばる香澄朝陽テメーらはダメだ。 結城すばるは脈がなくて不憫な奴(メイドインアビスでいえばナット)扱いされる分には良い。

名前ググって名前言ってはいけないあの方が出てきて吐いたんだが。俺の中ではあいつはヴォルデモート卿なんですよ。

それは置いといて、妹の目の前で妹の友達欲情する、プリリズADワタルになり損ねたキャラはともかくすばるは許したってくれんか…まぁ初期の言動はアレだし最後の方までゆめが嫌がってるゆでだこ呼ばわりはお前そりゃねーよと思うが、雑過ぎるフラれ方は見てるこっちが悲しくなったぞ。ざまぁなんてとてもじゃないが言えん。

というかM4脚本犠牲になった感あるのがな…メガネもとりあえずあこちゃんが時々思い出すレベルだったばかりにきららに完全敗北したし、すばるとゆめとの三角関係ポジになる予定だった奴(名前知らん)も本編から消滅したし…2クールも持たなかったよな?

これでこのシリーズにそういう要素いらねぇってのが制作側にも伝わったと思うが、もうちょいキャラを大切にしてやってくれ。いや、出番増えたら増えたで百合豚的にはイヤだが。

ナット扱いはよく分かる。あそこでリコ追いかけられんかった時点で負けなんだよなぁあいつは……。

inaoxxx 涼川さんだっていたじゃん……

これはコメにも書いたんだけど涼川さんはアイドルから一歩も二歩も離れた立場で助言したり行動したりしてるのでセーフなんですよ。大人枠なのね。

〇〇は違うじゃん。背中合わせだし隣同士だろ?立場的にまぁしょうがないんだけど、百合目線だと"無害"じゃないんだよ。ヘテロ好きには申し訳ないが。それが〇〇との決定的な違いなんだと思う。

ethyl_acetate_h 大丈夫十分お気持ち表明になってるよ…。すごいな、百合界隈もこの手の同人オタク過激言葉のチョイスが流行ってるのか……一緒じゃん…区別つかない…

結局腐女子百合豚も同じなんだよ。穏健派過激派もなんでもいる、一枚岩じゃない。

増田元増田みたいになるな。俺はリバOK百合穏健派だが可能性を生み出す野郎一人入るだけで警戒する。

newwaytodie アイマス2ときの荒れっぷりを思い出した。

実際当時の心境はそれだったよ。9.18事件の時アイマスに手出してなかったかゲラゲラ笑ってたけど実際自分とこでやられると凹むね。

アイマス無印がPドルなんで俺はPドル百合も許容してんだけどヘテロ寄りのMマス越境(あんのか?)と武内P絡みのCPちょっと苦手。武うづはマジで無理、勘弁。泣きながら許しを請う。

nicht-sein 百合オタが主人公女の子が同年代男子とくっつくの祝福すると考えるのちょっと甘くない?男子性格いからとかストーリーとかはこの場合関係ないすよ/可能性がある時点でNGってのは9.18事件でも言われてたなぁ

うん、ちょっと考えが甘いよね。まぁ煽ってんだろうけど。

百合豚という前提があってあの発言だったらマジに〇んで欲しい、どの口がほざいてんだって

閣下動画はフルで見たことないけど完全に解釈一致なんで使わせてもらいました。

ysksy 気持ち悪いと思いつつ、自分もやが君で槙くんに尋問されてたとき心臓バクバクしてたか気持ちはわかる

槙は生徒会室でキスしてんの見ちゃってからの一連のシーンで相当警戒したけど作者がほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとに分かってる人だったんでセーフ。終盤侑を突き放すとこも完璧。こういうのでいいんだよこういうので。

角川が百合作品なんて出せんのかよってヘラヘラしてたらアニメ見て手のひら返し原作読んでその勢いのままトンネル掘りました。

asitanoyamasita 『分かるんだが……巣(この場合の巣とはジャンル島でなくテメーの脳内)から出てこないでくれ頼む~~~』←だが断るッ!あらゆる二次創作を許し合う場があるからこそ、素晴らしい百合同人だってまれるのだから

これは分かるんだよ…リビドーって抑えられんもんな…お前の好物は誰かの地雷ってのは常に付きまとうものだし……。

自身同人やってるからダブスタなんですよ……原作厨だしどこに地雷あるか分からんからジャンル違うけど……嫌なら自衛するしかない。俺は特定解釈違いは許せんので黙って去る。

tori_toi せなあかダメな人はダメだろうなあとは当時思ってた。男子キャラ恋愛ない作品だと思ってたから。当時特に難なく好意的に受け止められてて、けっこう意外だった まっぴー百合SSにキレてる人も当時見たよ

百合豚にとっては特大地雷からねー情報出た瞬間脳がシャットダウンした。

好意的に受け止める人って特に拘りないか多分少女漫画好きなんだろうな。そりゃ女の子向け作品なんだからそうなんだが。自分でもバカなこと言ってると思う。

あーやっぱいたんだ。ただそれって作品私物化してることに対する怒りの方が多そうよね。まっPよぉ、うちんとこの同人誌買ってくれよ。感想くれ。

renos 次回、増田のTLに推し絵師のカプ絵が急襲!増田死す!

元増田殺すならヘテロ絵送るだけで即死するんでオススメです。いやほんと止めてね、マジで泣くから

製作側描いたアイドル同士のファンアートならオッケーです!!!!!!!!!フレンズキャラデの方が描いたあお蘭自撮りで5372716回は死んでる。

moonzkk101 "時に切磋琢磨時にキャッキャウフフ"っていうフレーズが気に入った。/女性キャラが視界に入るだけで不快、というタイプ腐女子も昔は結構いたなあ。

女性ウケる作品って夢女と腐女子共存してる怖い世界イメージ。二組は常に手斧を投げ合う仲。恐ろしい。

amikonds スタッフツイートはだめだな。それ以外はあん共感できないけど

共感出来んくていい、そのままの増田でいてくれ。一度百合豚に身を投じれば生涯余計なフィルターを通して作品を見ることになんのだから

ヒで流れてきたの見ちゃっていっけな~い殺意殺意♪だったよ。お前ほんとふざけんなやと。

今日アイカツ!は私のコンテ話数です。一言で内容説明するなら...」でググれば出てくるから自己責任で。

実際あの回は女性スタッフの間ではウケがよかったみたいでシナリオ出来た段階でざわざわしてたんだと(ソース監督のヒ)。ただ残念だったな、あかりちゃんベストパートナーは___だぜ?

問1 空欄に入る選択肢を選べ。 50点

いちご

スミレ

③ひなき

ジュリ

⑤ユウちゃん

まどか

early48 百合好きも腐女子所詮同じ穴のムジナなんですよ…/百合好きもこんな感じなの!?って驚いた人はバンドやってる某ゲームの弟問題についてもぜひお調べしてみてください!

バンドゲーは宗教上の理由(木谷に金払いたくない)でやってない為よー分からんのですが、まぁまぁ気持ち分からんでもない。

同じポジションのらいちはCV瀬戸さんなのであの奇行(誉め言葉)が全部許されてる感ある。逆に成長したので瀬戸さん降ろして野郎声優使いますってなったら手のひら返しそうで怖い。でも俺らいち普通に好きだよ。可愛いし見てて面白いよらいち。ていうかまぁ…こいつ苦手な人ってあんまいないと思う。思いたい。いちご姐さんがそういう関係になって、「姐さん」が「義姉さん」になった時彼はどうなってしまうのでしょうね。

瀬戸さん繋がりで「放浪息子」見てくれよな!

2019-03-25

俺が読みたい食戟のソーマ最終巻

ソーマ・えりな敗北

実は勝ち上がっていた美作

美作クロスイブズをトレース

クロスイブズにクロスイブズをクロスイブ

クロスイブズを繰り返しつつ遠月中から集めた調理道具をクロスイブ

   /\    

  /\ 異能A

 /\ 異能B  ←こんな感じで無限に枝を増やせる

/\ 異能C

遠月学園のパワーを結集して撃破

美作「お前を倒したのは俺のパーフェクトレースでも、お前のクロスイブズでもねえ」

美作「遠月の地で育まれてきた食戟によって料理人同士が切磋琢磨し分かり合う文化

美作「そして、食戟を通じて俺たちに料理の楽しさを伝えてくれたある男」

美作「ソイツと一緒にいると何故か皆がいつの間にか1つの目標に向かっていっちまうんだ」

美作「お前を倒したのは、『食戟』×『ソーマ』の組み合わによって生まれた俺たちの思い出」

美作「『食戟のソーマ』!それがお前を倒した異能名前だ!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「お粗末!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

才波朝陽爆発四散

ソーマの墓前に華を添える遠月学園の皆

最終話タイトルDREAM(夢)」

tosh先生次回作にご期待下さい!

2018-12-18

anond:20181218103629

微塵も満足してないけども?上も下もクレクレしか言っとらん

臣民しぐさ」 と 「自身で得ようとはせずヤクザ発言(他者危害を加える発言) 」って

甲乙付け難い地獄みある

朝陽夕陽ものんびり眺めながら自分人生主権を取り戻すと良いと思う

2018-02-23

https://anond.hatelabo.jp/20180222152509

午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル赤イ朝陽ヲ集メテ

午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行クユレル夕陽ノ誘惑

2017-05-19

山本常朝

山本常朝

山本常朝の墓(佐賀市

山本 常朝(やまもと じょうちょう、万治2年6月11日(1659年7月30日) - 享保4年10月10日1719年11月21日)は、江戸時代武士佐賀藩士。『葉隠』の口述者。「じょうちょう」とは42歳での出家以後の訓で、それ以前は「つねとも」と訓じた。通称神右衛門、俳号は古丸。

目次 [非表示]

1 略歴

2 隠居晩年

3 史料

4 参考文献

5 関連項目

6 外部リンク

略歴[編集]

万治2年(1659年)に、佐賀城下片田江横小路現在佐賀市水ヶ江二丁目)で、佐賀藩山本神右衛門重澄の次男として生まれた。母は前田左衛門女。

常朝が自分の生い立ちのことを語っている項が『葉隠』・聞書第二にあり、それによると、自分は父70歳のときの子で、生来ひ弱くて20歳まで生きられまいと言われたので、塩売りでもやろうと父は思ったが、名付親の多久図書(茂富、重澄の大組頭)の「父の血を受け末々御用に立つ」という取りなしで、初名を松亀と名づけられ、9歳のとき鍋島光茂(佐賀藩2代藩主)の小僧として召し使われたという。

11歳で父に死別し、14歳とき、光茂の小々姓(いわゆる児小姓・稚児小姓)となり、名を市十郎と改める。延宝6年(1678年)20歳元服して権之丞と改名、御傍役として御書物役手伝に従事する。この年に、田代陣基が生まれている。

この間、私生活面では20歳年長の甥・山本常治に厳しい訓育を受けたが、権之丞が、若殿綱茂の歌の相手もすることが光茂の不興をかい、しばらくお役御免となった。失意のこの頃、佐賀郡松瀬の華蔵庵において湛然和尚仏道を学び、21歳のとき仏法血脈けちみゃく(師から弟子に法灯が受けつがれること)と下炬念誦あこねんじゅ(生前葬儀の式、旭山常朝の法号を受けた)を申し請けている。

葉隠』で慈悲心を非常に重んじている素地はこのとき涵養されたといえよう。さらにこの前後、神・儒・仏の学をきわめ藩随一の学者といわれながら下田現在佐賀県大和町)松梅村に閑居する石田一鼎を度々訪れて薫陶を受けた。このことも後の『葉隠』の内容に大きな影響を与えている。

天和2年(1682年)24歳のとき6月山村六太夫成次の娘と結婚、同年11月御書物役を拝命。28歳のとき江戸で書写物奉行、あと京都御用を命ぜられている。帰国後の33歳のとき、再び御書物役を命じられる、命により親の名“神右衛門”を襲名した。

5年後の元禄9年(1696年)、また京都役を命ぜられ、和歌のたしなみ深い光茂の宿望であった三条西実教よりの古今伝授古今和歌集解釈の秘伝を授かること)を得ることのために、この取り次ぎの仕事京都佐賀を奔走した。古今伝授のすべてを授かることは容易ではなかった、が元禄13年(1700年)ようやくこれを受けることができ、隠居後重病の床にある光茂の枕頭に届けて喜ばせ、面目をほどこした。

隠居晩年[編集]

同年5月16日藩主の光茂が69歳の生涯を閉じるや、42歳のこの年まで30年以上「お家を我一人で荷なう」の心意気で側近として仕えた常朝は、追腹禁止により殉死もならず、願い出て出家した。5月19日藩主菩提寺たる曹洞宗高伝寺の了意和尚より受戒、剃髮して名を旭山常朝と改めた。7月初旬に佐賀城下の北10キロ山地来迎寺村(現在佐賀市金立町)黒土原に朝陽軒という草庵を結び、「尋ね入る法のりの道芝つゆぬれてころも手すずし峰の松風」と詠じて隠棲した。

田代陣基が、常朝を慕い尋ねてきたのはそれから10年後、宝永7年(1710年3月5日のことである。『葉隠』の語りと筆記がはじまる。

のち、朝陽軒は宗寿庵となり、光茂の内室がここで追善供養し、自分墓所と定めたので、常朝は遠慮して、正徳3年(1713年)黒土原から西方11キロの大小隈(現在佐賀市大和町礫石)の庵に移り住む。正徳4年(1714年)5月、川久保領主神代主膳(光茂七男、のちの佐賀藩五代藩主鍋島宗茂)のために、藩主たる者の心得を説いた『書置』を書き、翌5年、上呈する。

享保元年(1716年)9月10日田代陣基が『葉隠』全11巻の編集を了える。山居すること20年、享保4年(1719年10月10日、61歳で没した。翌日、庵前において野焼、墓所八戸龍雲寺。

辞世の歌:

重く煩ひて今はと思ふころ尋入る深山の奥の奥よりも静なるへき苔の下庵

虫の音の弱りはてぬるとはかりを兼てはよそに聞にしもの

2017-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20170214062759

私は日本語の東と西すら パッとわからなくて

バカボンの「西から昇ったお日様が東へ沈む」を頭の中で歌って、頭の中でひっくり返して、朝陽が昇るほうが東だ! ってのを毎回やってる。

2017-01-14

からウンコ漏らした

彼女との結婚を前提にした同棲を控え、どうせならと少々の夜遊びをすることにした。

といっても風俗行ったりとかではなく、満喫で朝まで一気読みして朝陽を浴びながら帰路につく程度の子どもっぽい贅沢。

一夜を明かし、駅へと続く道を歩いているとたくさんの高校生とすれ違い、あぁそういえば今日センター試験だったなと気が付いた。

10年以上前自分とその姿を重ねながら僅かなエールを送っていたその時だった。数ミリ秒前に処理した放屁から想定以上の熱量を検知。

やってしまった。近くのトイレめがけて尻を強張らせながら早足で駆ける。これから人生の試練の1つに立ち向かう高校生たちを横目にトイレに駆け込みパンツと尻を洗う。これもまた君たちの人生の先に待ち受けている未来の形だ。

でもこのパンツは新居には持っていけないなぁ。

2016-02-15

漫画を読んだ。

ボロボロ泣いた。

何回泣いたか分かんないくらい。

自分の中にこれだけ感情の起伏が生まれるのは喜ばしいことだなと。

いつか僕の心は死ぬんだろうか。

願わくば、肉体の死よりも先にそれが訪れませんように。

もっと衝動で生きたい。

自分の内なる感情に突き動かされながら生きたい。

毎日登る朝陽の美しさに心を揺らされたい。

たぶん、準備はもうとっくにできている。

美しいものを見て美しいと思える心は既に持てている。

ただそれを見ようとしていないだけ。

悲しいけど悲しくないよ。

2015-10-22

ヌイた女リスト(随時アップデート

次元(非AV)

篠崎 愛 井上 和香 釈 由美子 小池 栄子 佐藤 江梨子 深田 恭子 優香 真鍋 かをり MEGUMI 広末 涼子 ほしのあき 長澤 奈央 浅尾 美和 桜庭 あつこ 藤原 紀香 雛形 あきこ 深津 絵里 熊田 曜子 吹石 一恵 松金 洋子 叶 恭子 叶 美香 乙葉 安 めぐみ 原 幹恵 さとう珠緒 菅野 美穂 

次元(AV)

高井 桃 北原 多香子 めぐり藤浦めぐ) 春菜 はな 白石 茉莉奈 沖田 杏里 川上 ゆう 篠田 ゆう 入江 愛美 紗倉 まな JULIA 琴乃 麻美 ゆま 水野 朝陽 澁谷 果歩 神咲 詩織 

次元ゲーム

ピーチ姫 ローラ姫 ムーンブルクの王女 女僧侶 女賢者 女剣士 女武闘家 女遊び人 女勇者 女魔法使い マーニャ ミネア アリーナ ロザリー シンシア ネネ アレクスの妻 アッテムト付近のほこらで雷に打たれて死ぬシスター ビアンカ フローラ マリア サンタローズで跳びはねるシスター ターニア ミレーユ バーバラ サリィ カガミ姫 ジュディ サンディ シスターアンナ ディーネ ユリナ マウントスノーで凍っているシスター アイラ エイミ カヤ グレーテ コスタール防具屋の妻 ニコラのメイド パミラの弟子 フォズ ライラ ゼシカ メダル王女 ミーティア シセル マリー ミリー ムリー メリー ユリマ 赤坂 美月 セシリア エルミナ レディ・ハーケン エマ博士 マリエル リルカ リルカの姉 カノン アルテイシア ケイト エイミー モモ リンダ アンテノーラ マリナ コレット ちょっとえっちなおねーさん ヴァージニア マヤ ミレディ ベアトリーチェ ユウリィ ラクウェル ファルメル ベリエール フィオレ アーシア エニル カスミ ナツメ エリカ アンズ アカネ ミカン ツツジ アスナ ナギ スモモ メリッサ スズナ カミツレ フウロ ホミカ ビオラ コルニ クリス フグリ ハルカ ヒカリ セレナ メイ トウコ ベル アズサ アララギ博士 ジョーイ ジュンサー カンナ カリン プリム シロナ カトレア シキミ パキラ ドラセナ ふりそでのキリカ ふりそでのシオネ ふりそでのカレン ふりそでのアサミ OL アイドル アロマなおねえさん イタコ ウェイトレス うきわガール オカルトマニア おじょうさま おとなのおねえさん カウガール きとうし スクールガール せんせい センパイとコウハイ テニスプレイヤー ナース バッドガール バトルガール パラソルおねえさん ビキニのおねえさん ピクニックガール フシギしまい ふたごちゃん ふりそで ベーカリー ほいくし まいこはん マダム ミニスカート メイド メルヘンしょうじょ リポーター エリートトレーナー サイキッカー スカイトレーナー ベテラントレーナー ホープトレーナー ポケモンブリーダー ポケモンレンジャー ラブラブカップル ロケット団のしたっぱ アテナ マグマのしたっぱ カガリ アクアのしたっぱ イズミ ギンガ団のしたっぱ マーズ ジュピター プラズマ団のしたっぱ フレア団のしたっぱ コレア アケビ モミジ バラ 

次元漫画

2009-11-16

徒にスクロールバーを長くさせるだけの迷惑極まりない掌編

ぱがん、と、乾いた音が耳を突いた。まどろみに埋もれていたわたしの意識が、急速に引き上げられていく。気だるげに開いた眼は、薄暗く静寂に沈んだログハウス天井を視界に捉えていた。

ぱがん、と、乾いた音が再び聞こえてくる。のっそりと上体を起こしたわたしは二段ベッドの上から室内を見渡し、まだサークル仲間の誰も彼もが目を閉じたまま微動だにしない様子を確認すると、がりがりと寝癖のついた頭を掻いてしまった。

もう一度眠ろうかと考えた。予定では、今日は引率している野獣の如き子ども達を宥めてオリエンテーリングに向かわせなければならなかった。下手に寝不足のまま参加してしまえば足手まといになってしまうだろうし、やつれて無駄に疲れてしまうことが目に見えて明らかだった。

やっぱり眠ろう。決めて身体を横たえて瞳を閉じる。小さく、仲間達の呼吸が小さく聞こえてきていた。意識はじゅんぐりと眠りの海に沈み始める。布団を引き寄せて、身体を小さく抱え込んだ。温もりが再度まどろみに沈んだ身体にとても心地いい。

ぱがん、と、三度あの音が鼓膜を振動させた。瞬間、わたしの瞼は何者かに支配されたかのように勢いよく見開かれる。まだ浅いところで引き上げられてしまったせいで、とうとう完璧に目が冴えてしまった。こんな朝っぱらからうるさいなあと少し腹が立ったわたしは、仲間達を起こさないよう静かにベッドから降りると、懐中電灯を持ってひとりログハウスの外へと足を向けてみることにした。

「……すごい」

扉を閉めると同時に、立ち込めていた噎せ返るような濃霧に、思わず呟いてしまっていた。少し息が苦しいような気がする。まるで水底に立っているかのようだと思った。山間だというのに立ち並んでいる木々の姿さえも確認できない。濃密な霧の姿に、わたしは途方もなく圧倒されてしまった。

霧はまだ陽も昇っていない早朝の薄闇の中、心なしか青白く色付いているように見えた。纏わりつく気配の中手を動かすと、水流が生まれるかのように顆粒が小さな渦を巻く。懐中電灯がなければとてもじゃないけれど踏み出せそうにはなかった。霧のせいで迷子になってしまう恐れがあったのだ。ともすれば壁だと錯覚してしまいそうなほどの密度を持った濃霧は、その奥底に圧倒的な幽玄を潜ませながら、音もなくキャンプ場を覆い尽くしていた。

そう。本当にあたりには何も物音がしなかった。鳥の鳴き声も、梢の囁きも、虫の音までも、一切が外気を震わせていなかった。空間を満たしているのは、どこまでも深い霧ばかりだ。昨日来たときには煩わしいほどに感じられた生き物の気配は、どれだけ耳を研ぎ澄ませてみても拾い上げることができなかった。

先ほどの言葉でさえも、口にした途端に濃霧に絡め取られてしまったのだ。生き物達の振動も、片っ端から霧に呑まれて分解されているのかもしれないと考えた。

ぱがん。辺りにまたあの音が谺した。随分近くで。あるいはとても遠い場所から。あの音だけは、やけに周囲に響き渡っている。まるで、霧があえて分かりやすくしているかのように。わたしは音がした方向に向けて懐中電灯の心細い光を放つ。

「誰かいるんですか?」

返事の代わりなのか、しばらくしてから再びぱがん、と音がした。導かれるようにして、わたしは濃霧の中に一歩足を踏み出す。一定の間隔で聞こえてくる音だけを頼りに、見通しの悪い、すでにどこにログハウスがあるかも分からなくなってしまった霧の中を進んでいく。

唐突に、光の円の中にひとりの老人が浮かび上がった。

思わず息を呑んで立ち尽くしたわたしの目の前で、どこか古めかしい翁のような雰囲気を纏った老人が手にした斧を大きく振り被る。耳に張り付いてしまったあの音を響かせながら、刃が突き刺さった丸太はぱっくりと左右に割れて落ちた。

「お早いのう」

こちらに振り返ることもしないで黙々と薪を割っていく作業を続けながら、老人が言った。

「音が聞こえましたから」

「ああ、そうじゃったか。……もしかして起こしてしもうたかな?」

言いながら老人は斧を振り被る。ぱがん。薪が割れる。

態度に少し気分を害したわたしは不機嫌を装って返事をした。

「まあね。うるさかったから」

「そうじゃったか。それは申し訳ないことをした」

と、老人はまったく反省したような素振りを見せずに口にする。なんなんだ、この人は。思ったわたしは口を噤むと思い切り睨みつけてやった。友達から、怖いと評判の眼差しだった。止めた方がいいよと。

けれど、老人は意にも介さない。丸太を立てて、斧を振り被って、割れた薪を横に積み上げていく。

漂い始めた沈黙と続く変化のない作業に、先に耐え切れなくなったのはわたしの方だった。

「あなたは、この辺りに住んでいるの?」

「ええ。長いもので、かれこれ三十年近くになりましょうかね」

「こんな朝早くから薪を割りにここまで昇ってくるんだ?」

今日はちょうど薪を切らしてしまっていての。寒いし、こりゃあ大変だということで、急いで準備に取り掛かったんじゃよ」

「でも、この霧だと大変じゃなった? よくここまで来られたわね。住み慣れた経験がものを言ったのかしら」

少し嫌味っぽく言うと、老人の口許に淋しそうな笑みが浮かんだ。その表情に、わたしは思わずどきりとさせられてしまう。老人は一度作業を中断させると、腰を伸ばしてから額に浮かんだ汗を拭った。

「深い、とてつもなく濃い霧じゃからなあ。あなたも驚かれたんじゃありませんか?」

「え、ええ。まあ」

「息が詰まって、溺れてしまいそうだと思った」

発言に、わたしは無言のまま頷く。老人は初めてこちらに目を向けると、とても柔らかく微笑んだ。穏やかな、それでいてどこか影の差し込んだ微笑だと思った。

「私も、初めてこの霧を経験した時にはそう思ったもんじゃからなあ。とんでもない霧だとな。けれども、いい場所だとは思わんかね。神聖な気配が満ち溢れているような気になる」

「神聖?」

突飛なキーワードに思わず声が口をついて出てしまった。

「ええ。ええ。そうじゃとも。この辺りには神聖な気配が満ち満ちておる。とりわけ、こんな濃霧の日にはの」

言って、老人は濃霧の向こう側を、その奥底を眺めるようにそっと目を細めた。

「……辺りを少し歩いてきてみたらどうですかな。きっと、とても気持ちがいいはずじゃよ」

しばしの沈黙の後、再びわたしの方を向いた老人は穏やかに微笑んでそう提案してきた。

「それに、もしかすると今日不思議なことが起きるかもしれない」

不思議なこと?」

繰り返すと、老人はこくりと頷いた。

「ええ。まあ、噂にすぎないんじゃがね」

そう口にして苦笑した老人に、わたしは最早当初抱いた不快感を消し去ってしまっていた。この人は少し仕事に集中していただけで、本当は親切ないい人なのだ。そう思うことで、優しくなれるような気がした。

「あんたなら、あるいは出会えるかもしれん」

口にした老人に、ありがとう、と礼を言うと、わたしは言われたとおり少し辺りを散策してみることにした。依然として先の見えない濃濃密密たる霧には変化がなかったものの、どういうわけか迷子になって帰られなくなる、といった不安は感じなくなっていた。ぱがん、と背後から断続的に薪割りの音が聞こえてきたからなのかもしれない。わたしの足はずんずんと霧の奥へと進んでいった。

どれほど歩いたのか、濃すぎる霧はわたしから時間感覚を奪ってしまったようだった。ぱがん、と聞こえる音の回数も、五十を過ぎたあたりから数えられなくなっていた。

一体、ここはキャンプ場のどの辺りなのだろう。どこをどう進んで、どこまでやってきたのかが分からなかった。劣悪すぎる視界は距離感覚も曖昧にさせてしまっていたのだ。加えてどういうわけか聞こえてくる薪割りの音はいつも同じ大きさだった。遠くもなることも、近くなることもないせいで、同じ場所をぐるぐる回っているような奇妙な感覚に陥ってしまっていた。

先の見えない霧の中、疲労にがっくり項垂れたわたしは、とうとうその場に屈んで、膝に手を置いてしまった。上がった呼吸を整えながら、もうそろそろあの老人の許へ帰ろうかと考えた時だった。

幼い笑い声が耳に届いた。

驚き、わたしは素早く顔を上げる。聞き間違いじゃないかと思ったのだ。引率してきた子ども達がこんな時間に外出しているはずがないし、そもそもその声がこの場所で聞こえるはずがなかった。

わたしは膝に手を突いたまま硬直して、こんなことはありえないと念じ続けていた。目の前にいる何かを幻だと理解しながらも、どこかでそうではないと信じていたかった。

再び笑い声が響く。たった三年だったにも関わらず耳馴染んでしまった、最後に息を吸う特徴のある、誰が笑っているのかを知っている声が谺する。

視界に映った霧の中で、その影は確かに楽しそうに口角を吊り上げていた。

「七恵なの……?」

呟くと、ひらりと身を翻して小さな子どもの姿をした影は霧の奥へと駆け出してしまった。

「待って!」

叫び、わたしは全力で影の背中を追う。疲れた身体の都合など知ったことではなった。実際、膝はすぐに悲鳴を上げ出し、やがて横腹も痛みを訴え始めた。いつの間にか木々の間に入ってしまっていたらしく、足場が安定しないのも苦しかった。

けれども、それでもわたしは身体に鞭を打った。影を追わなければならなかった。ここにいるはずのない、ましてやこの世に存在しているはずのない妹が、いま目の前を走っているのだ。どうして追わないことができよう。彼女に伝えなければならない言葉をわたしはずっと胸のうちに秘め続けていた。

掠れ始めた呼吸音と、立ち込める霧そのものが発しているかのように響く七恵の笑い声を耳にしながら、わたしはあの一日のことを思い出していた。決定的に何かが失われてしまった、手を離すべきではなかった日のことを。

あの日まで、わたしはお姉さんだった。三歳になったばかりの七恵を、監督し守ってあげなければならない責任があったのだ。

なのに。

先を行く七恵の影は、どうやら現状を鬼ごっこか何かと勘違いしているらしい、奇声のような歓声を上げながらするすると木々の間を縫い進んでいく。

「待って……待って、七恵」

もう手放さないから。絶対に、必ず握っておくから。

――だから、もうどこへも行かないで……!

ぎゅっと閉じた瞼の裏側に、あの日の光景フラッシュバックする。病床に臥していた祖母のお見舞いに向かっていたのだった。病室でわたしは暇を持て余していた。近くにいるように母に言われていたのに。七恵を連れて院外へ出てしまった。

近くにあった商店街。立ち止まり見惚れてしまった文房具店。陳列されたいろいろな文房具は、小学生になったばかりだったわたしの目に、キラキラ光っているように見えた。どれもこれも可愛くて、熱中してしまた。

握り締めていたはずの七恵の小さな掌の感触。いつの間にか、なくなってしまった感触。

生々しく思い出せるが故に、後悔は杭となって打ち込まれていく。鈍痛は、いまなお血と共に滴り続けている。槌を振るにやけ顔の罰は、愉快そうにこう告げてくる。

「おいおい、なにを寝ぼけたことを言ってるんだ。それだけじゃないだろう。お前の罪はそれだけに留まらなかったはずだ」

そうだ。そのとおり。文房具から目を上げたわたしは、隣に七恵の姿がなかったことをかなり早い段階で認識していた。その時点でわたしが探していれば、もっと違った現在があったかもしれなかったのだ。

幼かった七恵。まだ三歳になったばかりだった。生意気で、なんでも真似して、両親の愛情まで奪っていって――。わたしは邪魔だったのだ。幼い独占欲は、妹の存在をうっとおしく思い始めていた。

わたしはあの時、本当は喜んでいたのだ。疎ましい七恵がいなくなったと。人通りの多い商店街の中で、これでようやく好きなだけ文房具と向き合えると思ってしまっていた。

失った感触。温かくて柔らかくて、小さかった脆弱な掌。

両親は血相を変えてわたしたちを探しに来た。どうして急にいなくなっちゃったの、と、鬼のように母さんに怒られた。それから、父さんが言った。

「七恵はどうした」

ななえはどうしたななえはどうしたななえはどうした……。

わたしは言葉を何度も頭の中で転がした。意味を理解しようと努めた。そして、同時にかっと全身が暑くなって、唇が動かなくなってしまった。

「ねえ、七恵は。七恵はどこに行ったの?」

怒ったままの鬼の母さんまでもが々ことを口にする。わたしは俯いた。父さんは周りを見渡しながら困ったなと呟いたはずだ。探してくる、と駆け出していったから。

「どうして勝手に抜け出したりしたの」

母さんはヒステリックに叫んでいた。思えば、あの時すでに最悪の事態を予想していたのかもしれない。当時、近くの町で未解決の誘拐事件が発生していたのだ。高圧的に、そして混乱しながら怒鳴り散らす母さんの声を、わたしは俯いたままぐっと唇を噛んで耐え忍んでいた。

罰が愉快そうに口にする。

「そうだ。思い出すんだ。お前の罪がなんなのか。本当に最悪ないことはなんだったのかを」

母に怒られながら、しかしわたしは七恵の手を離してしまったことを後悔していたわけではなかった。むしろ、七恵を恨んでいた。勝手にいなくなって、そのせいでわたしが怒られてしまったのだと、やっぱりいらない奴だと考えてしまっていた。

だから、わたしは泣かなかったのだ。いくら怒られても、いくら詰問されようとも。そして、時が経つにつれて本当に泣くないようになってしまった。

記憶は正確に当時の状況を把握し続けている。行き交う人波の中から戻ってきた父の表情。分からない、との呟やきを耳にした後の母のパニック。宥める父と泣き崩れた母の姿。ようやくわたしにも事態の深刻さが理解できかけてきたのだった。両親が人目も憚らず取り乱す姿なんて後にも先にもこの一件以外に見たことがなかった。

警察への連絡、掴めない足取り、過ぎていくだけの日数、憔悴していく両親。わたしは何も言えなかった。言えなくなってしまった。そもそも言う権利など、端から存在しなかったのだ。

誘拐事件への疑い、寄せられた怪しい人物の目撃情報。七恵は、商店街の出口付近で、若い男に手を引かれていたのだという。

そしてその翌々日。

七恵は、近くの池に浮かんでいた。寒空の下、下着姿でぼんやりと漂っていた。性的暴行を受けた末に、死体の処理に困った犯人に投げ捨てられたのだった。その後、連続誘拐犯の若い男は逮捕され、死刑が決まった。

けれども、もうなにも蘇らなかった。わたしのせいでわたしは、わたしの家族は、そして七恵は、どうしようもなく損なわれてしまった。もう二度と元へは戻れない。失われた存在の代償など、七恵本人以外にありえるわけがなかった。

足がもつれる。転びそうになってしまう。前を向いて、歯を食いしばり、泣き腫らしながらわたしは走り続けている。影に追いつかなければならなかったのだ。あの掌を握り締めることだけが、わたしにとって可能な唯一の贖罪だった。

唐突に影が急に立ち止まる。限界を通り越した身体で追いすがるわたしに振り向くと、にこりと微笑んだ。表情など見えないはずなのに、なぜか笑っていると理解できた。同時に、迎えなければならない別れの予兆も感じ取れた。

「な……なえ……」

息も絶え絶えにそう呼びかける。七恵はどうしてわたしが苦しみを抱いているのか分からないといったような顔をして、首を傾げる。

「ごめん、ごめんね、七恵。わたしが手を離したばっかりに、わたしはあなたを死なせてしまった」

そう、全てわたしのせいなのだ。幼いわたしの自分勝手な考えが、全てを反故にしてしまった。用意されていたはずの七恵の未来も、温かな家族の団欒も、些細な笑い声さえも、残された家族から損なわせてしまった。

崩れ落ちるようにして膝を突き、両手で落ち葉を握り締める。瞑った両目からは、涙が零れ落ちていった。

「ごめんなさい。ごめんなさい」

この言葉しか口に出せないわたしの肩に、そっと手が触れたような気がした。

顔を持ち上げる。霧の中で七恵は満足そうに笑っている。影の腕が動いて、大きく左右に振れた。口が動いたのが見えなくても分かってしまった。

さよならの合図だった。永遠の別れ。奇跡は二度とは起こってくれないだろう。

焦ったわたしは手を宙に伸ばす。待って。行かないで。もうどこにも。この手から離れないで。そうじゃないと帰れなくなってしまう。あなたは二度と帰られなくなってしまう。

膝を立てて懸命に、力の入らない足を遠ざかりつつあった影に踏み出そうとした瞬間だった。霧の向こう側から、鋭い陽光が網膜を貫いた。

そのあまりの輝きに堪らずわたしは目を閉じる。瞬間、周囲を穏やかな風が通り抜けていった。柔らかな、優しさに満ち溢れた風だった。

ゆっくりと瞼を開く。あれほど濃密で深かった霧がすっかりと薄くなり始めていた。見れば、手を突き出した先の地面は、すとんと途切れてしまっている。山の断崖に出ていたわたしは、昇り始めた太陽に照らされた雲海を、裂け分かれていくようにして音もなく消えていく霧の姿をじっと目に焼き付けることとなった。

壮麗な光景言葉を失っていた最中、そよいだ風の合間に幼い声を聞いたような気がした。バイバイおねえちゃん、と聞こえたその声は、紛れもなく妹のそれであり、もう決して届かなくなってしまった彼女のことを思ってわたしは再び涙を流した。

泣き疲れて適当に歩いていたせいで、どこをどう帰ってきたのか分からなくなってしまった。気がついたとき、わたしは再びあの老人を視界に捉えていて、何かに操られるかのようにして近づいていったのだった。

老人は相変わらず薪割り続けていた。

「どうじゃった。なにか、起きたかね」

斧を片手に顔を上げないまま、そう口にする。如実に現実感が蘇ってきて、わたしはついさっき体験した出来事を思い出し、それからそっと笑顔になって口を開いた。

「ええ。とても素敵な出来事でした」

もう二度と合えない相手と、たとえ影だけだったとしても会うことができたのだ。伝えられなかった想いも、伝えることができた。一方的ではあれど、わたしにとっては確かに素敵な体験だったのだ。

「……前を向けそうかね」

老人の問い掛けに、やはりこの人は霧の山で起きていることを正確に把握しているのだなあと理解した。わたしはくしゃりと表情を崩して、どうでしょうと口にする。

「また会いたくなってしまうかもしれません」

言葉に、老人は少し困ったような笑みを浮かべた。ぱがん、と薪が割れる。

「あんたも過去に囚われてしまいますか」

わたしは何も答えない。額を拭って、老人は斧を振り下ろす。ぱがん、と薪が割れる。沈黙が二人の間に染み込んでくる。

「かく言う私も、この山の霧に魅せられてしまったひとりでね」

不意に口にして、薪を割る手を休めた老人は恥ずかしそうに頭を掻いた。

「失った日々を前にしてからというもの、ここから離れられずに、こうして樵のような真似事をしておるわけなんじゃよ」

「ご家族の誰かを?」

自嘲気味に笑った横顔に、失礼とは承知で訊ねたわたしに対して、老人は素直に頷いて答えてくれた。

「妻と娘をね、冬場の火事でいっぺんに亡くしてしまったんじゃ。あの冬はとても寒くての、ストーブは欠かせなかった。今思えば不幸なことに違いないのだろうが、ちょうど私は出張で家を離れていてのう。事のあらましを聞いて駆けつけてみれば、二人は見るも無惨な姿に変わり果ててしまっていた。面影すらなかったんじゃ。熱によって筋肉が収縮したんじゃろうなあ、口だけぽっかり開いていて並んだ歯が見えるんじゃよ。でも、それだけじゃ。身体は顔も全身も真っ黒に焼け爛れてしまっとってな、まさしく消し炭で、私は一瞬妻と娘じゃない、他の誰かが死んだんじゃないかと思ってしまったんじゃよ」

進んで訊いたくせにどうとも反応することができず、わたしは目を伏せて小さく頭を下げた。老人は遠く、消えつつある霧が覆い隠してしまった妻子を見つめるかのようにして目を細めた。

「この山はの、異界と繋がっているんじゃよ。もしくは、壮あって欲しいと心のどこかで願う者に山が望むものを与えてくれる。けれども、だからこそあまり長居をしてはならないんじゃよ。私は運よく山に管理者として認めらはしたが、私以外にここで長居をして無事にいられた者は他にはいないんじゃ。皆、山に呑まれてしまった。霧の奥へと誘われて、とうとう帰ってこなかった」

その淋しそうな物言いに、わたしは抗うようにして微笑を湛えた。

「それでも、またいつかこの場所に来てもいいでしょうか?」

驚きに目を見張って振り返った老人が、わたしの表情に何かを見たようだった。柔和に顔をほころばせるとそっと口を開いた。

「……いつでも来なさい。ここはどんな時でもちゃんとこのままであるはずじゃからのう」

「はい」

確かな返事をして背後に振り向く。木々の間を縫って差し込んできていた朝陽に目を細めた。鳥が羽ばたいて空を横切っていく。甲高い鳴き声が響き渡る。存外近くにあったログハウスの中から、いなくなったわたしを心配したらしい大学サークル仲間達が顔を出し始めていた。

「行かなくっちゃ」

呟きに、老人は力強く頷きを返してくれる。

「またいつか」

「ええ。またいつか」

言うと、老人は割り終えた薪をまとめて背中に担いだ。木々の間に分け入っていく背中を見えなくなるまで眺めてからわたしは踵を返した。

帰るべき日常へ、あるべき仲間の場所へと、わたしは歩を進めた。

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