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2024-02-15

anond:20240215110850

制吐作用適応追加については2017年12月承認されてるので、Wikipedia情報が古いまま更新されてないだけかと。

ジプレキサ抗癌剤による悪心・嘔吐適応追加 - 日経メディカル

抗精神病薬ジプレキサ一般名オランザピン)に「抗悪性腫瘍剤シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」の適応が追加されました。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/sako/201801/554420.html

2023-03-02

コロナ診療報酬がまとまらいね

「5類」移行後の診療報酬のあり方については未だに議論中なんだよね。

コロナ病棟で働く、しょっぱくて頭の悪い看護師の一人としては、方針が決まらないと自分立ち位置が明確にならんからマジで困る。

病棟継続するかしないか死活問題なのよ。具体的には部署が閉鎖するかどうかって話。

ちなみに全体の感染者が減っている割には、未だでワクチンを打ってない高齢者は、入院してくるとポロポロと亡くなっているよ。

重症化率が低下している感はあるけど、当たり前だけど、かかって行動制限をされている高齢患者さんはADL結構下がる。

「なくなるから新しい役割病棟を立ち上げて!」っていってもそんなのすぐには出来ないんだよね……

3月1日の中医協の話し合いでは下記のような感じだったらしい。




現在意見対立について>

医療

高齢者がかかって死亡者数は増えてるよ。特効薬が無いし。特例が続かないと精神的にも体力的にも持ちこたえられないんすけど……」

「5類相当に変更すると再拡大するかもよ。『広く発熱者の対応を求める』と言っても、特例をなくしたら、誰もやらなくない?少しずつ緩めていく段階的対応必要じゃん?」

「病床確保料等が無くなったら、急性期医療では感染者を受け入れるか、不安じゃない?」「類型を見直すと保健所が介入しなくなるだろうから入院調整とか転院調整とかどうするの?全て対応するには相当な労力だよ?まず様子見が必要でしょ?」

反論

外来でも発生届の簡略化とか、発熱外来も慣れてきたでしょ?」

重症化率は下がったでしょ?」

半年間では約1000億円になるし、お金かかるんだよね」

患者への指導入院調整は医療機関の本来業務でしょ?」

特例措置は役目を終えたっしょ。即時廃止でよくない?」



……で、こんな中で3月上旬までには具体的な方針を示す……らしい。

どうまとまるんでしょうねえ。


日経メディカル(要登録・要ログイン

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202303/578768.html

診療委員継続、慎重な対応要望、支払い側委員見直し」訴え 「5類」移行後の診療報酬特例の在り方を議論

2023/03/02・中医協 総会(2023年3月1日実施 資料

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00176.html

2021-12-03

流行病のワクチンを打ったら、耳鳴りが止まらなくなった話。

タイトルあくま時間軸的な前後関係を示しています因果関係の有無を論じるものではありません。

この日記には、あくまで私の私見しか書かない。この日記をもって、何かをディスってやろうとか、政治的な動きをやろうなどという意図は持っていないことを先に記す。

  • これまでの経過

8月半ば、私は流行病のワクチンを接種した。何の病かは、前後文脈記事投稿時期を見て察して欲しい。自治体集団接種会場でP社のものだった。1度目の接種はあっけないほどにすぐ終わり、副反応も「接種した側の腕を動かしにくい」というような、軽微なものだった。

9月初旬、2度目のワクチンを接種した。もちろんP社製である。しばらくすると1度目と同様に腕が痛くなり、今度は37.5℃程度の微熱が出た。しかし2日ほどですぐに収まった。「39℃近くの熱が出た」とか「全身が痛んで辛すぎる」とか、SNSで見かけるようなことは全くなかった。用意したレトルトパウチお粥スポーツドリンク、解熱剤も結局使うこと無く押し入れに閉まってしまった。

「あっけなかったなぁ」

そんな感想しか抱けないくらいには、何もなく接種後の時間は過ぎていった。できればそのまま過ぎて欲しかった。本当に……。

2度目の接種から5日後、頭の左側から「にぃーん」とか、「にゅいーん」とかいう音がした。耳鳴り発症だった。ニイニイゼミの鳴き声をうんと高周波にしたような音だ。都会でたまに聞くネズミ避けのモスキート音という例えでも適当かもしれない。遠くで聞こえる遮断機の音よりもうるさい。下手をすると、風呂場の換気扇駆動音よりは少し小さいかも……くらいの音量だ。

その日は爆弾低気圧が来ているらしいことを天気予報が言っていたので、最初は気圧のせいに違いないと思った。しばらく様子を見ようと思い、いつも通りに1日を過ごした。

翌朝。目覚めると、耳鳴りはまだはっきりと聞こえていた。昨日と変わらない音程、音量でそこにあった。明らかにおかしいと思った私は、近くの耳鼻科に駆け込んだ。

耳鼻科に入ってすぐ、私は聴力検査室に通された。その検査結果を踏まえ、医師は私に「低音障害型感音難聴」と診断を下した。左耳に聴力低下があったのだ。もっとも聴力低下の度合いがあまりにも小さいので、本来診断基準では難聴の枠にすら入らない程度の出来事らしい。

彼は「このタイプ難聴突発性難聴よりも、ずっと予後が良いよ。薬を飲めば治るよ」と言った。私は医学部生でもないので、それを信じるしかない。アデホス、メコバラミン、ストミンA、そして途中からイソソルビド。耳鼻科で処方された薬はこの4種類だった。

一ヶ月後、医師の言うとおり「難聴」は治った。聴力検査の結果は左右の耳が同程度にまで回復していることを示していた。けれども、耳鳴りは鳴り続けていた。

最終的に医師は「君は気にしすぎなんだ。耳鳴りなんて探すから気になるんだ」と言い放つと、そんなに心配ならと脳神経内科への紹介状を書いた。脳の問題から耳鳴りは生じるらしいので、その観点で診てもらうといいとのことだった。

結局、それ以来その耳鼻科には行っていない。難聴が治ったならと薬も止められたし、もう来なくて良いとまで言われたのだから、言われた通りにしたのだ。

数日後、私は耳鼻科医師に書いてもらった紹介状を手に、総合病院の脳神経内科へ向かった。いくつかの問診の後、MRI撮影を行った。

撮影の結果、私の脳は画像上、まったく異常が無いことがわかった。脳神経内科医師は「まぁ、そのうち良くなりますよ」と慰めの言葉をかけてくれた。が、それ以上何もなかった。以来、その病院には行っていない。

頼る病院がなくなり、途方に暮れていた私だったが、SNS上でLong-COVID外来を行っている医師が、ワクチン接種後に体調を崩した患者の診察も行っているとの情報を目にした。

藁にもすがる思いで、私はLong-COVID外来を行い、かつワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察した実績のある医師を探し始めた。

そのとき問題だったのが、医師信頼性だった。先に挙げた条件に合致する医師は数人ほどいるが、中にはエビデンスに乏しい治療法を採用していたり、発言過激だったりで信用できるか怪しい医師もいたからだ。

しばらく考え、最終的に首都圏でLong-COVID外来を行っている、とある医師に診てもらおうと決意した。

数日後、私はその医師がいる病院を訪れた。外来大人気で、数時間待ちが当たり前のような状況だった。

そんな状況のためか、医師も相当に疲労困憊である様子が見受けられた。かなり大変そうであった……どうか、医者の不養生にならないようにお気をつけを……。

処方は漢方薬がメインで、触診や舌の様子の診断を通して、Long-COVID患者に準じた2種類の漢方薬を処方してくれた。柴胡桂枝乾姜湯と真武湯だった。

同時に、EAT療法というもの効果であるとのアドバイスがあった。鼻の奥側にある上咽頭を、塩化亜鉛を含ませた綿棒で擦る治療法だそうだ。Long-COVID患者はしばしば強い上咽頭炎を併発しており、その治療効果的とのことらしい。

またLong-COVID患者もしばしば耳鳴りを訴えるそうだが、EAT治療などを行っているうちに症状が消えることも少なくないらしい。

それから数週間後、先の医師から勧められたEAT治療を受けてみた。細長い綿棒で、鼻と口から咽頭をぐりぐりと擦るのだ。痛い。めちゃくちゃ痛い。治療後は血痰が2日近く止まらなかった。

以上の経過を経て、現在に至る。

現在耳鳴り発症から約3ヶ月ほどが経過した。定期的にEAT治療(週一くらい)を受けながら、処方された漢方薬を飲んで過ごしている。

耳鳴りの具合はというと……正直、発症当時から大して変わらないというのが本音である時間経過で多少慣れたような気がしないではないが、非常にうるさいことこの上ない。

慢性化した耳鳴りは難治だと言われているそうで、治療基本的に困難であるらしい。しかしながら、どうにかなって欲しいなぁという思いが強い。というかどうにかなってくれないと困る。

一応TRT療法というものもあるが、これは耳鳴りに対する馴化(慣れ)を生じさせるものであり、根治とはほど遠い。いくら慣れが生じたとしても、こんな生き地獄がずっと続くのには耐えられそうにもない。

また、現在受けているEAT治療は、一定の臨床例の報告こそあるが、日本発祥国外での実施例に乏しい + 一時はかなり怪しい治療扱いされていた(現在免疫学などの進歩により、一部機序説明可能になってきたため再評価されつつある……らしい)ため、強力なエビデンスに乏しい。

そういう意味では、エビデンス作りのための治験を受けているようなもの(と勝手に思い込んでいる)でもあるため、どれだけ今の医師を信じていいのか……という考えもわずかに脳裏をよぎる(エビデンスのある治療を受けたくて医師を選んだはずが、結局のところ"まだまし"な選択肢しか選ぶことしかできなかったことへの無力感が近いかもしれない)。

ワクチン接種後に耳鳴り発症したということもあり、同様の症状を訴える人がいないか個人的に気になり、調査をしてみた。

するとアメリカにて、ABCニュースアリゾナ局とサンディエゴ局が興味深いニュース配信していた。

1. ABC15, Unheard Concerns: Thousands blame COVID-19 vaccine for hearing problems (2021/9/17)

https://www.abc15.com/news/local-news/investigations/can-the-covid-19-vaccine-lead-to-hearing-issues

2. ABC15, UA Professor examines possible link between COVID-19 vaccine and tinnitus (2021/9/22)

https://www.abc15.com/news/local-news/investigations/ua-professor-examines-possible-link-between-covid-19-vaccine-and-tinnitus

3. ABC10, In-Depth: Can the COVID-19 vaccines cause ringing in the ears or tinnitus? (2021/9/22)

https://www.10news.com/news/in-depth/in-depth-can-the-covid-19-vaccines-cause-ringing-in-the-ears-or-tinnitus

これらの記事は、アメリカにてワクチン接種後に耳鳴りを訴える患者が少なからずいること(接種者のうち1万人以上)、それについて、アリゾナ大学教授調査を行っている事を報道している。

しかし同時に、ワクチン接種が多くの命を救っていることや、耳鳴りワクチン関係について評価をすることが難しいことも述べられている(自然に発生する耳鳴り患者も多いので、接種期間における1万人の耳鳴り患者の増加は必ずしも多いとは言い切れないため)。

アメリカにおけるCOVID-19による死者数は同国における第二次世界大戦+朝鮮戦争+ベトナム戦争の累計戦死者を超えているそうで(https://www.yomiuri.co.jp/world/20210223-OYT1T50156/)、そのような状況においてワクチン接種が多くの命を救っている事実は疑いようがない。一方で僅かな人数かもしれないが、(因果関係は別として)ワクチン接種後に耳鳴り発症を訴える人がいるのも事実のようだ。

近頃、国内でもワクチン接種後の体調不良を訴える人々が出てきている。以下の記事などが例であろう。

4. 河北新報, 「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える (2021/11/17)

https://kahoku.news/articles/20211116khn000045.html

5. 河北新報, ワクチン後遺症、私も同じ」 社会的サポート求める声、全国から多数 (2021/11/30)

https://kahoku.news/articles/20211129khn000033.html

6. 中日新聞, 倦怠感、1カ月超の声 長引く副反応つらい (2021/12/2)

https://www.chunichi.co.jp/article/375877

これらの記事では、内容はあくま患者の声を届けるに留まっている。ワクチン接種と症状の因果関係について深く論じることはしていない。

また、日経メディカルワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察している医師についての記事掲載している。

7. 日経メディカル, 谷口恭の「梅田GPがどうしても伝えたいこと」 「ポストコロナワクチン症候群」は存在するか (2021/9/22)

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/taniguchi/202109/572000.html

さらに、ワクチン接種後の体調不良を起こしている患者厚生労働省などを相手オンライン上で調査を行うように嘆願書を提出しようとしている。

8. chage.org, 長期化する新型コロナワクチン副反応に対する調査と結果の開示、報道理解を求めます

https://www.change.org/p/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81-%E9%95%B7%E6%9C%9F%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%89%AF%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%A8%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AE%E9%96%8B%E7%A4%BA-%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%A8%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99

アリゾナ大学教授が行っている研究のように、今後も国内外でワクチン副反応ワクチン後遺症ワクチン接種後の長期的な体調不良について、適当表現が考えつかなかったため、このように述べる)についての事実統計ベースとした検証研究が進んでいくことを期待したい。

現状、ワクチン体調不良を明確に関連付けるエビデンスのある資料を見つける事はできなかった。ワクチンが与えるベネフィットを考えれば、リスクは十分小さいと評価することは妥当だと考えられるかもしれない。マクロ観点から見れば接種を推進することに利がある(社会全体や経済を守り、少しでも多くの命と生活を守ることができる)のだと思うが、因果関係については別としても、接種直後に何らかの不調が慢性化しつつある身としては、接種後の体調不良を訴えるだけで「デマ」と言われかねない現状は、なかなか心情的に飲み込むというのは難しいというのが本音だ。

耳鳴り体調不良は何もしなくとも発生する(健康だった人が突然倒れることもありうる)としても、この状況をすぐに受け入れろ、飲み込めというのはなかなか無茶な注文に思える。

もしもこの耳鳴りワクチン後遺症ひとつなら……何か治療法が見つかるいいなぁ。一生このままは辛すぎるなぁ。

ワクチン後遺症だろうが何だろうがどうでもいいけど、治って欲しいなぁ……。

2021-08-26

医師数が問題から病床削減に問題ないという阿呆な嘘

最近日本医師数が足りないのがボトルネックになっているのでコロナ禍で病床を減らしても問題が無い、とする意見が幅を利かせていて頭が痛い。特に知的背伸びをしたい連中が引っかかっているようだ。

例えばこんなところがそうだ。

https://anond.hatelabo.jp/20210812125322

外国と比べて日本の病床数を多くて医師が少ないから正解は病床数削減なのだ、と。

 

引っかかっている人の例を上げておこう

問題は「病床」ではなくて「人材」だと思うんですけどね。病床に当たる人材を増やすか、効率よく働けるシステム構築するかという中での病床削減だと思うのだけど。今は人材増やして欲しい側面だろうなぁ。」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/lllagoon.hatenablog.com/entry/2021/08/24/163120

あのさ、これやこれに引っかかっている知的チャレンジドな人らは、なんで減床政策を実行してると思ってるんだ?

医師病棟に紐づけられて雇用されている。足りなきゃバイトで確保する。だから減床に応じた病院では解雇雇止めが発生する。

そして減床の根拠は病床稼働率だ。病床稼働率が低い病院を名指しして1割以上削減したら補助金を出しますよというのが2020年の決定だ。当然稼働率が上がるのだから医者のヒマは無くなる。急性期病院では患者を寝かしてるだけじゃないんだから手術も検査も回数が増える。医師が足りなくなってメディカル実習奴隷インターンを今以上にタダ働きでコキ使うようになるのも目に見えている。

医師働き方改革」という惹句が付いているが直接的には診療報酬の上乗せだ。それで賃金は少々上昇するかもしれない。

だが直接的に医師負担が軽減されるという訳ではない。これを簡単に信じてしまう人は決定権者の利害と改革される現場人間の利害が違うという事が判っていない。

 

知的背伸びするよりgoogle検索の使い方改革を。WEB2.0より1.0を。

こういう政治が絡んだ問題が発生するとあっという間に背伸び厨房達が「人材だと思うですけどね」みたいな意見をばら撒いて検索不能になる。

そういう時はgoogle検索で期間指定をする事をおススメする。上部の「ツール」→「期間を指定」で政治問題化する以前の期間を指定して検索する。

更にこういう問題保険会社保険会社シンクタンク日経メディカルなどの業界誌が必ず扱うはずなのでそういうのを読むようにする。WEB2.0なんかより1.0の企業サイトを読み比べた方がニュートラルで判りやすいのだ。

更にその手のサイトの中で研究員などが書いているコラムblogがあったらもっと問題が判りやすい。これはweb1.0上のサンドボックスで走るWeb2.0と言える。

そうすれば「人材だと思うですけどね」みたいな間抜け中間取りをして晒上げ食らうこともないだろう。

自衛隊中央病院の例

DP号等で存在感を示している自衛隊中央病院だが、ここは職域病院で元々は自衛官家族だけの受け入れで一般人の受け入れはしていなかった。

一般受け入れを始めたのはやはり病床稼働率の低さが問題とされたからだ。職域病院業務上傷病が多い業種での医療提供の為に始まるが、やがて福利厚生に傾斜していき、やがて過剰となるというのがパターンだ。自衛隊病院も然りで、財務省にネジ込まれ自衛隊は小規模の診療所廃止、病床稼働率が低い数軒の中央病院廃止合併縮小を求められた。

そこで病院規模を保つ為に一般受け入れを始めたというのが経緯だ。

一方、自衛隊には戦争可能性があり、その場合に備え病床の空きは確保しておかねばならないものだ。

有事には一般患者は転院してもらうというのは良い方法かもしれない。だが他の病院も病床稼働率を見て100%近くになるまで削られていたら転院先がない。ICUが埋まっていたら猶更だ。有事にはどうするのだろうかと心配になる。

この自衛隊病院有事国内遍く起きたのがコロナ感染爆発だ。

感染患者数というのは一定ならず常には低いものであって、アウトブレイクが起きた時は急激に増加する。だからこのやり方の減床政策を続けるとパンデミックという有事に極端に弱くなる。今回のパンデミック一発でこの20年近くの減床政策で浮かせた金なんて全て吹っ飛んだだろう。

 

なお、余談だが東電も職域病院信濃町に持っていた。原発事故の後に国費を注入する事になって福利厚生の過剰にメスが入り、東電は同じように一般受け入れによる病院の存続を希望したが、なにぶん建っていたのが慶応病院の直ぐ隣だったので公共的に不必要とされて廃止されてしまった。

こういう風に減床政策は病床稼働率を見て行われる。

補助金方式への転換

減床政策をやってもなかなか病床数は減らなかった。その為に2020年から導入する事になったのが補助金で、1割以上減床した病院には病床数から起算した得べかりし入院収入を支払うという方式だ。

ところがコロナのせいで病院収入が減ってしまい、これに飛びつく経営者が続出するかもしれない。地域医療確保よりも資金繰りに傾斜する可能性が高い状態でこのエサを撒くのは正しいのか?という事だ。

ここで「コロナ経営が苦しい病院政府は助けろ」と言われても何もしなかった事を思い出してほしい。結局ジェット機飛ばしただけだった。その背景には補助金誘導できるという算段があったのだ。パンデミックでやる事じゃない。

 

また、補助金には利子補給金もある。これは病院を潰して他の病院統合した場合、その病院の残債の利子分政府自治体が支払うというものだ。

この場合設備が新しい病院統合されるという風に考える人がいるがよく考えてもらいたい。建物設備の償還が終わった古いと新しい病院、どっちに残債が多く残っているだろうか?免除される利子はどっちが多いだろうか?

からこの制度設備更新に反する動機を生む制度なのだ

 

補助金方式経営に直結するから急激に減床が進むだろう。それを感染爆発期にするものなのか?

感染症の医師なんて普段はヒマでダブついているのが当たり前なのだ。病床稼働率を見て減らす方式で一番のターゲットになるのはここであるのは言うまでもない。

2020-08-18

医者に「副作用死ぬ薬」を処方された

失恋の影響で睡眠障害と付き合うこととなってから1年半が経とうとしている。

薬との付き合い方は弁えてるつもりだった。でもコロナ自粛生活で人とめっきり会えなくなり、いつもの薬でコントロールが効かなくなってしまった。

そこで医師に新たな薬を処方された。眠りを深くしてくれるんだそうだ。

薬の付き合い方の基本は副作用禁忌を知ることだ。いつも通り日経メディカルを開いた私は驚いた。

 

副作用 アルコール 死亡」。

 

私の主治医は一歩間違うと死ぬ薬を処方したのだ。

心療内科医が、投薬状況をコントロールできない通院治療患者に「副作用 死亡」の薬を出すのか。

かなり気が動転して、ひとまず薬袋に赤いボールペンで薬名に下線を引き、「酒と飲むと死ぬ」と大きな字で書き殴った。

因みに私は無類の酒好きである現在はだいぶペースも酒量も落ちているが、それでも週に一度はガッツリ飲む。

 

その後、「なんで私は副作用で死にかねない薬を処方されたのか」考えた。

一番考えられるのは、医師に《こいつは希死念慮もなさそうだし大丈夫》と思われたことだ。

二番目は、以前薬の副作用について話したことがあるから多少は薬剤へのリテラシーがあると思われていること。

どちらにも言えるのは医師からの信頼があるということだ。

 

だがこちらは一丁前に15年くらいメンヘラをやってきた人間だ。信頼されると逃げたくなる。

信頼という二文字メンヘラには荷が重いことは、これを読むメンヘラ諸氏ならお分かりいただけるだろう(と思いたい。)

「なんで私が死なないと思った?私は死ぬ術をお前によって与えられたぞ?」と、医師の前で実証したい衝動に駆られる。

辛くて逃げ込んだはずの病院医師から「間違った飲み方をしたら死ぬ薬」を処方されたのだ。

彼にとっては信頼の証だろうが、いくらでも絶望に書き換えられる文脈だ。

要約すると「君は死なないから、死ぬ薬をあげよう」。言ってる意味がわからない。笑いがこみ上げてくる。

 

とはいえ、私は多分死なないと思う。ありがたいことに、今は生きる意味がたくさんある。

から、次に病院に行く時は薬の処方を変えてもらう。結局医師の信頼は間違ってないのだ。悔しいかな。

2020-06-03

[]2020年はてブのCOVID-19関連エントリトップ40リスト

[あとで読む]タグが減少した中それに代わって数を増やしたタグはおそらくCOVID−19関連だろう。一体どんなエントリーはてブは選んでくれていたのだろうか。

2020年に入ってからはてブホットエントリ(総合)で月内に数多く[COVID-19], [SARS-CoV-2], [2019-nCoV], [corona], [coronavirus], [新型コロナウイルス], [新型コロナ], [武漢ウイルス], [武漢肺炎], [新型肺炎], [コロナウイルス]タグを集めたエントリを調べてみた。日時は初ブクマの日時。

198tags/2292users 0403「NY感染体験記(未確定)」|qanta|note, 2020-04-03 08:07

166tags/2503users 総説 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)|中外医学Online|note, 2020-03-09 15:24

159tags/1677users 緊急事態宣言から3週間 流行状況はどう変わったか(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース, 2020-04-29 22:25

139tags/1569users イラスト図解! これが新型コロナウイルスSARS-CoV-2)だ|ぬまがさワタリnote, 2020-04-09 22:41

134tags/2672users ブログ: 「平常に戻る」ことはない, 2020-04-18 12:19

130tags/1447users ヨーロッパコロナ感染して入院した話 - にゃんぶろ, 2020-04-05 23:55

129tags/2534users 【書き起こし】岩田健太郎さんのYouTube動画ダイヤモンドプリンセスCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」の書き起こし, 2020-02-19 05:26

128tags/2071users 一人暮らし新型コロナウイルスにかかった話|ROnote, 2020-04-18 14:43

113tags/2505users 24暮らしてきたイタリアが、大変なことになっている。 | ピエモンテのしあわせマダミン2, 2020-03-22 07:18

111tags/2125users コメディアン志村けんさん死去 新型コロナ感染肺炎発症 | NHKニュース, 2020-03-30 09:49

110tags/1229users [PDF]COVID-19への対策概念 | 東北大学大学院医学研究科・押谷仁, 2020-03-31 22:12

109tags/1481users 「このままでは8割減できない」 「8割おじさん」こと西浦博教授が、コロナ拡大阻止でこの数字にこだわる理由 | BuzzFeed, 2020-04-11 12:18

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76tags/2599users アフリカ出身京都精華大サコ学長 コロナ問題でわかった「日本人のホンネ」 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット), 2020-05-14 18:06

70tags/985users これで「軽症」と言うのか。新型コロナ感染入院中、渡辺一誠さんの手記 | Forbes JAPANフォーブス ジャパン), 2020-04-01 19:45

70tags/1059users 【岩田健太郎医師感染爆発を押さえた西浦博先生の『本当の貢献』とは」【緊急連載①】】 | BEST T!MESコラム, 2020-05-27 13:50

66tags/1536users 山中伸弥提言, 2020-04-01 17:42

65tags/1710users コンテンツがありません(岩田医師動画に対する高山医師Facebookにおけるコメント), 2020-02-19 23:23

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60tags/1045users はしもとがく(橋本岳on Twitter: "ちなみに、現地はこんな感じ。画像では字が読みにくいですが、左手が清潔ルート、右側が不潔ルートです。 https://t.co/HBvFNsTH4M", 2020-02-20 12:18

60tags/1705users ロックダウンNZ東京都知事の会見をみてひっくり返りそうになったので長いけど読んでほしい。|ZKASH|note, 2020-03-29 10:15

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55tags/953users 人は新型コロナにかかるとどうなるのか。|Kei Yoshimizu|note, 2020-04-21 20:59

anond:20200603185042

2020-04-11

anond:20200411183628

日経メディカル厚労省疑義解釈通知で明言 ネットで遠隔診療、対面診察なしは医師法違反」(http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t262/201604/546549.html)。<以下引用

厚生労働省はこのほど、東京都から疑義照会に回答する形で、対面診療を行わずに遠隔診療だけで診療を完結させる事業についての考え方を示した。3月18日厚生労働省政局医事課長名で各都道府県宛に通知した(医政医発0318第6号)。疑義照会の中で東京都は、「対面診療を行わず、遠隔診療だけで診療を完結させることを想定した事業提供しているところもある」と指摘した上で、

これが「無診察治療禁止した医師法昭和23年法律201号)第20条に違反するものと解してよろしいか」と照会。これに厚労省は「貴見のとおり」と回答した。

これにより、対面診療を一切行なわず、遠隔診療のみで完結させる診療医師法違反になることが明確に示されたことになる。このような疑義照会が行われたのは、2015年8月に発出された厚生労働省政局事務連絡が発端。この事務連絡では、情報通信機器が普及している状況を踏まえ、「診療は、医師又は歯科医師患者が直接対面して行われることが基本であるとされているが、(中略)患者側の要請に基づき、患者側の利点を十分に勘案した上で、直接の対面診療と適切に組み合わせて行われるときは、遠隔診療によっても差し支えないこととされており、直接の対面診療を行った上で、遠隔診療を行わなければならないものではない」としていた。これを受け、昨秋からインターネットを用いた遠隔診療を手掛ける事業者が増え、「中には、電子メールソーシャルネットワーキングサービス等の文字及び写真のみによって得られる情報により診察を行い、対面診療を行わずに遠隔診療だけで診療を完結させることを想定した事業提供しているところもある」(東京都の照会文書より)という状況になっていた。この文言解釈について、厚労省政局医事課は「(8月の)通知で『直接の対面診療を行った上で、遠隔診療を行わなければならないものではない』と示し、初診を必ずしも対面にしなくてもよいと譲歩した」としつつも、「『対面診療原則』を崩したわけではない。当然、遠隔診療専門の医療機関は認められない」と、日経メディカル取材に回答。「対面診療必須」の姿勢を明確にしていた。その後、「対面診療原則」については、2015年11月には「特に初診は対面診療で行うべき」という点が強調され始めた。総務大臣政務官厚生労働大臣政務官が行った共同懇談会報告書でも、「医師患者との間での遠隔診療については、患者の症状を診断するに当たって医師嗅覚や触覚が重要な要素となる場合もあることなどを考えると、初診の場面では、直接の対面診療によるべきである」と記されている。そして今回、東京都からの照会に回答する形で、初診時から対面での診療を一切行わずネット診察だけで行う診療行為は、保険診療として認められないだけでなく、無診察治療に相当する違法行為であることが改めて示された格好だ。なお厚労省3月18日の通知で、「遠隔診療を行うに当たっては、『医療情報システム安全管理に関するガイドライン 第4.2版』(平成25年10月厚生労働省公表)に基づき、個人情報管理をはじめとして、医療情報安全管理を適切に行っていただくことが重要」とも強調している。

2019-05-27

福生病院における透析中止は勇気ある英断

福生病院における透析中止は勇気ある英断

2019年3月公立福生病院における透析中止により、透析患者さんが亡くなった問題が、毎日新聞を発端として報道され、社会的に大きな問題になりました。

でも、これは「事件」ではありません。日常的にどこでも起こりうる事態で、おおげさにゴシップを躍らせたにすぎません。

報道によると、患者さん本人の「透析を中止したい」と言う意思表示があったものの、呼吸困難などが出始めてから「こんなに苦しいなら、透析をまたやろうかな」と

言う発言が見られたと言うことです。

しかし、患者さんの状態が悪く、長期留置カテーテルしか方法がないことを話されると、それは拒み、今現在の苦しみ、辛さを取り除いて欲しいと言う選択肢

とったと言うことでした。これはつまり透析はしたくないけれど、今現在の呼吸苦、尿毒症状の不快感をなんとかして欲しいと言う意味に当たります

まり尊厳死意味するもの”として解釈してよいと判断できます

長期留置カテーテル画像参照)=これは流石に私も拒みます

https://www.google.co.jp/search?q=%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%95%99%E7%BD%AE%E5%9E%8B%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwii7ee28rniAhUhCqYKHf3KBo8Q_AUIDigB&biw=1608&bih=790

生きた心地がしませんし、日常生活もかなり制限されますものね…。

何より怖いです…。

〜もし、皆さんが、同じ立場であれば、どうしますか?よ〜く考えてみてください。

今回の件では、旦那さん同伴の元に同意書にサインしたのであるから病院側の落ち度はなかったことになります

また、病院側はそれ以前に、生体腎移植提案されており、患者さん本人も希望されていたとのことですが、こうした一連の経緯さえ報じていません。

毎日新聞をはじめとする又聞きで追随した新聞社、各種メディアも、 しっかりとした裏付けも取らず、いかに断片的な報道しかしていなかったと言うことなます

私自身も腎不全患者として直接、お話をじっくりお聞きしておりますが、新聞社偏向報道にはあきれ返りました。

病院側はしっかりと手順を踏んで、よくよく説明したうえで、同意書にサインしたにも関わらず、一部を切り取ったような記事により、社会的批判され、悪者扱いになってしまっていると言う内容に、個人的違和感を抱きました。

↓ 詳細は日経メディカルオンラインで読んでみてください。↓

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t332/201904/560717.html

透析患者サイドから見ると、これはちゃん患者さんの意思尊重し、苦しみから解放して本人の意思としての「緩和ケア」を受け入れた病院側の大英断と私は思います

一部の無知な人たちが、この記事をいまだに「事件」として取り上げ、誹謗中傷している記事も見受けられます透析の「と」の字も知らない一般人でしょうね。

また、維持透析専門のクリニックでインタビューをしていたニュースもありました。

こうした都心のクリニックに通院される方々は大抵、労働者世代が多いです。

透析における恐ろしい合併症等がまだ出ていない透析導入して数年程度の方々でしょうね。

透析導入から数年は、威勢のいい声を張り上げることは可能ですが、10年、15年、20年と時を重ねるにつれ、様々な合併症が出てくると、、、、、

多分、何も言えなくなるでしょう。

中には、透析のおかげで健康になったとか、食事管理ができるようになったとか、都合のいいことばかり書いている患者ブログは読むに値しませんのでご注意を。

維持透析で、末期腎不全は決して良くなりません。あくま延命治療に過ぎないものであることを知っておいて下さね。

次回は「透析治療日常実態」を書いてゆきます

2017-07-14

自動車免許も持たないこれだけの理由4

https://anond.hatelabo.jp/20170713211145

自動車依存の移動より自転車移動が健康的で健康寿命が伸びることはイギリス名門大学グラスゴー他多数の医学研究でも証明されており、だからこそ各国は今、特に都市部自動車を減らしてでも自転車を増やす政策を進めている。

健康面はもちろん、自動車を減らして自転車を増やすほど渋滞公害事故も不健康(=医療費高騰の元凶ひとつ。疾病は自転車運動による予防が最も社会的に安上がり。)も減る事実があらゆる研究によって報告されている為。

自転車健康寿命が延びる――オランダユトレヒト大学研究 - BBCニュース

http://www.bbc.com/japanese/video-34524760

自転車に乗る人は長生きする 平均寿命が大きく伸びる 調査結果

http://longride.info/general/2694/

”仏パリ心臓血管研究所Paris Cardiovascular Centre)のエロワ・マリヨン(Eloi Marijon)氏率いる研究チームが、

自転車ロードレース最高峰ツール・ド・フランスTour de France)のフランス人参加選手対象に行った調査によると、

男性プロ自転車競技選手は、同世代一般人比較して、平均で何と6.3年も長生きする可能性が高いという。

自転車通勤は(徒歩通勤自動車通勤電車通勤よりも)死亡リスクを低下させる:日経メディカル

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201705/551297.html

英国の大規模コホート自動車電車通勤よりも有意に減少

人々の運動量世界的に減少傾向にある。英Glasgow大学のCarlos A Celis-Morales氏らは、

中高年の英国人通勤方法と心血管疾患、癌、総死亡の関係を明らかにするために住民ベースの前向きコホート研究を行った。

得られた結果は、自転車通勤健康利益を示し、徒歩通勤も心血管疾患の発症と死亡リスクを軽減していたと報告した。

データBMJ電子版に2017年4月19日掲載された。

自転車通勤心臓病&ガンの罹患リスクが大幅に低減との研究が報告 | マイナビニュース

http://news.mynavi.jp/news/2017/05/12/075/

アクティブ通勤特に自転車通勤は心血管リスク、癌のリスクを低減する

http://aquariusmedgim.hatenablog.com/entry/2017/05/08/235452

2017-06-17

自転車によく乗る人は、自動車依存者よりも歩行者よりも健康寿命が長く、長生きだという研究結果。

自転車通勤 ガン・心疾患リスクが大幅減少=イギリス研究

http://www.epochtimes.jp/2017/05/27201.html

あなたはどんな方法通勤していますか? 自転車通勤すれば、ガンと心疾患リスクを抑えられるという報告があります

 スコットランドグラスゴー大学(University of Glasgow)の研究チームは、イギリスバイオバンクUK Biobank)に保存されている26万人分を超える膨大なデータ分析しました。

彼らの通勤方法を調べ、その後5年間にわたり、ガンや心疾患の有無、また死亡したケースなどの追跡調査を行いました。

 それによると、自転車通勤者は、電車や車に比べてガンに罹るリスクは45%少なく、心疾患の場合は46%、また早期死亡リスクは41%少ないことが分かりました。

 心臓血管医学研究所ジェーソンギル(Jason Gill)博士は、「通勤の一部だけでも自転車を利用すれば、大幅に疾患リスクを抑えられる。

通勤の全行程を自転車にすれば、心疾患やガンになるリスク、また死亡するリスクを40%以上減らすことができる」と話しています

 一方、徒歩で通勤する場合は、ある程度の心疾患の予防に役立ちますが、ガンや他の死亡原因を減らす効果はないと科学者は話しています

徒歩通勤者は週平均6マイル(約10 キロ)歩くのに対し、自転車を利用する者は週平均30マイル(48キロ)走ることから、徒歩は距離が短いために効果が薄いと指摘しています

 同研究は先月、ブリティッシュメディカルジャーナルBMJ)に掲載されました。

翻訳編集豊山

自転車通勤者は徒歩通勤者よりも自動車通勤者よりも電車通勤者よりも全死因死亡リスクが低い/BMJ医師医療従事者向け医学情報医療ニュースならケアネット

https://www.carenet.com/news/journal/carenet/43895

自転車通勤は心血管疾患(CVD)・がん・全死因死亡のリスク低下と、徒歩通勤はCVDのリスク低下とそれぞれ関連していることが、

英国グラスゴー大学Carlos A Celis-Morales氏らによる、前向きコホート研究の結果、明らかにされた。

徒歩通勤自転車通勤は、日常身体活動を高めることができる方法として推奨されている。

先行研究メタ解析(被験者17万3,146例)において、有害な心血管転帰リスク低下と関連することが報告されていたが、同報告の結果は、

代謝性エンドポイント(高血圧糖尿病脳卒中、冠動脈心疾患、CVDなどの発生)の範囲が不均一で徒歩通勤自転車通勤かの区別がなされておらず、限定的ものであった。

BMJ2017年4月19日掲載の報告。

26万3,450例を前向きに追跡

 研究グループ検討は、2007年4月2010年12月英国内22地点から英国バイオバンク参加者26万3,450例(うち女性52%、平均年齢52.6歳)を対象に行われた。

仕事場までの通勤手段(非アクティブ自転車、徒歩、混在)を曝露変数として用い、主要アウトカム(致死的・非致死的CVDおよびがん、CVD死、がん死亡、全死因死亡)の発生について評価した。

 結果、追跡期間中央値5.0年(四分位範囲:4.3~5.5)の死亡発生は2,430例で、うちCVD関連死496例、がん関連死1,126例であった。また、がん発生は3,748例、CVD発生は1,110例であった。

自転車通勤は、全死因死亡、がん発生・死亡、CVD発生・死亡とも有意に低下

 最大限補正モデルにおいて非アクティブ群と比較して、自転車通勤群は、

全死因死亡(ハザード比[HR]:0.59、95%信頼区間[CI]:0.42~0.83、p=0.002)、がん発生(0.55、0.44~0.69、p<0.001)、およびがん死亡(0.60、0.40~0.90、p=0.01)のリスク有意に低かった。

同様に自転車通勤を含む混在群も、全死因死亡(0.76、0.58~1.00、p<0.05)、がん発生(0.64、0.45~0.91、p=0.01)、およびがん死亡(0.68、0.57~0.81、p<0.001)のリスク有意に低かった。

 CVD発生のリスクについてみると、自転車通勤群(0.54、0.33~0.88、p=0.01)、徒歩通勤群(0.73、0.54~0.99、p=0.04)ともに有意な低下が認められた。

CVD死についても、自転車通勤群(0.48、0.25~0.92、p=0.03)、徒歩通勤群(0.64、0.45~0.91、p=0.01)ともに有意な低下が認められた。

 一方で、徒歩通勤群は、全死因死亡(1.03、0.84~1.26、p=0.78)、がん関連アウトカム(がん発生:0.93、0.81~1.07、p=0.30、がん死亡:1.10、0.86~1.41、p=0.45)について、

統計学的有意な関連はみられなかった。徒歩通勤を含む混在群も、測定アウトカムのいずれについても顕著な関連はみられなかった。

 これらの結果を踏まえて著者は、「アクティブ通勤を促進・支援するイニシアティブによって、死亡リスクを減らし、重大慢性疾患の負荷を減らせるだろう」とまとめている。

ケアネット

原著論文こち

Celis-Morales CA, et al. BMJ. 2017;357:j1456.

http://pmc.carenet.com/?pmid=28424154&keiro=journal

自転車通勤は(徒歩通勤自動車通勤電車通勤よりも)死亡リスクを低下させる:日経メディカル

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201705/551297.html

英国の大規模コホートで車や電車通勤よりも有意に減少

人々の運動量世界的に減少傾向にある。英Glasgow大学Carlos A Celis-Morales氏らは、

中高年の英国人通勤方法と心血管疾患、癌、総死亡の関係を明らかにするために住民ベースの前向きコホート研究を行った。

得られた結果は、自転車通勤健康利益を示し、徒歩通勤も心血管疾患の発症と死亡リスクを軽減していたと報告した。

データBMJ電子版に2017年4月19日掲載された。

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2017-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20170203210126

エビリファイ:月1回筋注の統合失調症治療薬:日経メディカル 
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201507/542919.html

統合失調症の辛い所は患者病識がないケースが多く、投薬治療が困難な所だと思う。上記注射効果はどうなのだろう?

林先生HP統合失調症のケースを読むと背筋が寒い自分ウツ等だけど、統合失調の方にいかなくて良かったと思う。

最近精神病患者入院数を減らすという動きがあるけれど、統合失調症のような家族や周囲に迷惑をかけるケースが多い場合
家族等の生活破綻するのではと思う。家族の悲しみはいいのかよと思ってる。
素人じゃどうにもならない患者の長期入院は仕方ないのではと自分は思う。

 

普通の人は各都道府県にある「精神保健福祉センター」の存在を知らないと思う。そもそも精神科に近寄りたくないという人の方が多いのでは?
でも人生いつ何が起きるか分からない。自分家族の心や精神病気のことで悩んだらこのWEBページを見たり人に教えて欲しい。

地域にある相談機関相談する・支えあう|治療生活へのサポートメンタルヘルス厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/consult_2.html

 

こちらの増田氏のお母様の入院に期限があるのかわからないけれど、福祉にお願いし
増田自身彼女、ご家族、周囲の方への負担を最大限軽くする方策を探して欲しい、それが見つかって欲しいと心から願う。

 
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