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はてなキーワード: 日本人論とは

2024-01-19

anond:20240119191215

こういう俗流日本人論てどこまで正しいんだろうか。

から日本人は群れたがる民族集団主義だみたいな俗流日本人論あったけど誤りだとする研究とかもあったし。

2023-05-20

anond:20230519221313

第一次世界大戦や、日露戦争では、普通に反戦運動が起きてたんだけどね。こういう人って、日本の歴史知識第二次世界大戦「だけ」しか詳しくないから、アホな日本人論を展開する。

2023-04-20

日本語論理的ではない

≠「日本人論理的ではない」

日本人論ではありません。

≠「日本語論理を示すことはできない」

できます

じゃあどういう意味なのか

日本語論理学の標準理論に当てはめようとすると、ある種の困難がある」

2023-04-03

内田樹記事事実誤認が多すぎて体調崩しそうになった

ネタ

http://blog.tatsuru.com/2023/04/02_0947.html

賛成できる部分もあるが、個別の具体例に対して事実認識が古いか間違っている内容が多すぎて、読んでて気分悪くなった

一つは米国に徹底的に追随すること

外圧を利用して政策を通す、といういつも通りの政府のやりかたであって、米国のいいなりと言い切ってしまうのは一面的にすぎない。米国日本要求している事項は多くあるが、日本にとって都合のいい要求だけ呑んでいる。例えば、米国ははロシアへの経済制裁圧力をかけているが、日本サハリン2から撤退する気配はない。米国へ徹底的に追従するというなら、今すぐにでもサハリン2から撤退してしかるべきだが、そうしていない。

国民がこの大きな増額にそれほど違和感を覚えないで、ぼんやり傍観しているのは、安全保障戦略について考えるのは日本人の仕事ではないと思っているかである

でたよ雑な日本人論。安全保障について考えるのが政府仕事というのは世界共通であり、別に日本に限ったことではない。日本人が平和ボケしているという人は多いが、実際平和なのだからしょうがない。ウクライナ戦争が始まってから慌てて軍縮撤回しているドイツなど見てわかる通り、平和ボケ別に日本に限ったことではない。紛争を抱えていない国はたいていこんなもんであるロシア中国隣国とは言えども海を隔てているのであり、例えばロシアと陸続きの東欧などとは、安全保障に対する意識の差は比べようもない。世界中積極的揉め事引き起こしているアメリカでさえ、一般国民の大半は安全保障に関しては無関心で、日本人より関心を持っていないまである共和党の有力な大統領候補ポピュリスト二人がウクライナへの関与を減らせと言って支持を得ているのが、その証左だ。

安全保障戦略米国が起案する。日本政府はそれを弱々しく押し戻すか、丸呑みする。戦後80年、それしかしてこなかった。その点では日本政府の態度は戦後80年一貫しており、岸田政権別に安全保障政策の「大転換」したわけではない。政権によって米の要求に従うときの「おもねりかた」の度合いが多少違うだけであり、そこにはアナログ的な変化しかない。だから国民は誰も驚かないのである

最近日本外交政策を全く追いかけられていない無能アピールか?俺は安倍首相政策に対してはかなり批判的な方と思っているが、「外交安倍」に関してはかなり評価している。というのも、QUAD提唱したのが安倍からだ。QUADが始まったのが2007年アメリカが対中シフトを始めたのが2011年であることを考えると、むしろ日本アメリカ外交政策を動かしたといっても過言ではない。いや、過言かもしれないが、少なくともアメリカのいいなりになってQUADを始めたわけではないというただ一点において、内田樹の言説は全く持って誤っていると言わざるを得ない。安倍首相時代安全保障政策は大転換しており、そして、その時の外務大臣は岸田である安倍政権がクソであったことはさておき、日本外交安保政策における主体性は正しく評価されるべきである

岸田首相の党内の政権基盤は決して堅牢ものではない。だから長期政権をめざすなら、米国からの「承認」がその政治権力生命線となる。ホワイトハウスから米国にとってつごうのよい統治者」とみなされれば政権の安定が保証されるし、少しでも「米国に盾突く 」そぶりを示せば、たちまち「次」に取って替わられ、政権は短命に終わる。

陰謀論。まだGHQ日本駐留してるならともかく、21世紀現代でそれは無理がある。日本アメリカ属国であるという命題から逆算した結果、とんでもない主張をしているとしか思えない。属国であるということは否定しない。外国軍隊駐留していて、その駐留費用日本負担しており、外国軍隊治外法権享受している事実を列挙してみれば、属国扱いもしょうがない。だが、現代アメリカに、その時の気分次第で日本首相の首を挿げ替えるような力があるのだろうか。いやない。あるなら事例を出せよという感想しかない。菅首相アメリカのいうことを聞かなかったかアメリカに首を挿げ替えられたとでも思っているのだろうか。

岸田政権にはとりわけ実現したい政策があるわけではない。最優先するのは「政権延命」だけである。喩えて言えば、船長目的地を知らない船のようなものである自公連立政権という「船」を沈めないことだけが目下の急務であり、岩礁や氷山が目の前にきたら必死に舵を切って逃げる。だが、どこに向かっているのかは船長自身も知らない。

岸田首相安倍首相外交安保政策主体的継承、推進しているので、指摘は当たらない。岸田首相動機に関しては、本当かどうかはともかく、NHKの以下の記事示唆である

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/93812.html

総理周辺はこう解説する。「岸田さんは安倍さんが成立させた、集団的自衛権などを盛り込んだ安全保障法制の体系を機能させるために、防衛力を量的・質的な面で担保していくのが自分仕事だと、よく語っている」岸田は第2次安倍政権で、4年半余り外務大臣経験短期間だが防衛大臣兼務した。国民の命を守るため、最優先は外交努力だとしながらも、外交説得力を持たせるためには防衛力必要だという考えを持つに至った。「安倍さんの“バトン”を自分はつなぐ」

それが、岸田の信念だという。その言葉の裏には、安倍が亡くなる直前まで防衛費の大幅増を主張し、最大派閥安倍派の議員たちも、その遺志の実現を重視する声を強めていたという政治状況もあったとみられる。

国民の声を聴く」とか「個性多様性尊重する」とか「新しい資本主義」とか公約を掲げていた時は、首相になれば少しはこのシステムをいじれると思っていたのだろうが、実際に船長になってみたら「お前が動かしてよい舵輪の角度はここからここまで」と言われ、ほとんど政策選択の自由がないことを思い知らされた。

これは同意。まあ選挙向けの適当アピールだったんだろうが、特に「新しい資本主義」の中身のなさっぷりにはかなり失望した。何をどうやったら再分配が消えて投資連呼になるんだよ、内容が180度転換してるじゃん。これこそ国民をナメてるとしか思えない。

今回の防衛予算の積み上げも、まず米国から要求があり、それに合うように予算が組まれさらにその予算枠に合うように、「中国北朝鮮の脅威」なる「現実」が想定されている。ふつうの国なら、まず現実認識があり、それに基づいて国防戦略が立てられ、それに基づいて必要経費が計上されるのだが、今の日本はみごとにそれが逆立しているのである

ここに関しても同意金額ありきなのは本当に意味不明アメリカから外圧を利用しての2%なのは構わないが、予算の内容について防衛省と調整してから出せよ。それを悠長に待ってたらタイミングを逃すから、という極めて政局的な判断なのであれば、それは批判されてしかるべき。

日本政府が購入を決めたトマホークにしても、その前に「爆買い」したF35戦闘機にしても、米国内でははっきりと「使い物にならないほど時代遅れ(レガシープログラム)」の兵器とされている。中国との競争において、米国AI軍拡で後れを取っている。もう大型固定基地空母戦闘機時代ではない。AIに優先的に予算を投じるべきなのであるしかし、米国には軍産複合体という巨大な圧力団体があって、国防戦略に強い影響を及ぼしている。兵器産業にいま大量の在庫が残されている以上、それを処理しなければならない。だから、それを日本に売りつけるのである日本に不良在庫を売りつけ、それで浮いた金を軍のヴァージョンアップに投じる。そういう「合理的な」メカニズムである

ここに関しては完全に誤認している。情報が間違ってるし古い。開発中は開発期間の延期と開発費の高騰で失敗作扱いされることもあったF-35も、今では様々な不具合が改修され、最新鋭の戦闘機として各国に順次導入されている。本当に時代遅れの欠陥機なら、米国と仲が悪いトルコがわざわざF-35供与要求するわけないじゃん。トマホークも初出は古いものの常にアップデートされており、日本が購入するブロックVは2021年開発である亜音速巡航ミサイルが古いという言説も、ロシアウクライナ戦争前に自慢していた超音速ミサイルが期待通りの成果を上げていないことを見れば、何言ってんだこいつしか思えない。

米国AI軍拡で後れを取っているという言説に至っては完全に意味不明だ。OpenAI中国製だったのだろうか。中国米国比較して先進的な軍用AIを開発した、というのも聞いたことがない。一応中華ソースニュース記事も調べてはみたが、中国AI開発に遅れを取っているというような内容しか見つからない。

不良在庫を言い値で買ってくれるのだから米国にしてみたら日本自公連立政権ほど「使い勝手のよい」政権はない。だから、この政権が半永久的に続いてくれることを米国が願うのは当然なのである

前提があらゆる部分で完全に間違っているため、この結論にもうなずけない。思いやり予算批判でもしてればいいのに。

日本国民属国身分にすっかり慣れ切っているので、自国政権正統性根拠第一に「米国から承認されていること」だと思い込んでいる。「国民のための政治を行っていること」ではないのである米国に気に入られている政権であることが何よりも重要だと日本国民自身が思い込んでいる以上、日本人が岸田政権に不満を持つはずがない。だから、岸田政権防衛増税を進めても、インボイス制度マイナンバーカードなどで、国民負担を増大させても、国民デモストライキもしない。それは国民自身が「政府というのは、国民生活のために政策実施するものではない」という倒錯に慣れ切ってしまっているかである

全体的に批判が雑。岸田政権に不満があるから支持率が下がってるんじゃないのか…最近また上がってるけど。デモストライキをしない=政権支持というのは短絡的すぎるし。

インボイス制度の導入で被害を被るのは零細の個人事業主という狭いターゲットであり、これに対して大規模なデモストライキは起きにくい。というかデモ自体はやっているが、ニュースにならないだけである安保闘争の時のように、100万人単位で動員しないとデモ認定されないんだろうか。サラリーマン非正規というプロレタリアートにとって個人事業主というプチブルは敵であるから、むしろインボイス導入を喜ぶべきであるという冗談はさておき、労働組合個人事業主に雇われる側なんだからストライキにはならんだろ。

またマイナンバーカード国民負担を減らすための施策であり、マイナポイントというエサで導入を釣ったり、保険証からの性急な切り替えに対して文句を言うのはともかく、国民負担増大というくくりに入れるのは具体事例としてどうなの。復興特別所得税防衛費へのつけかえとかもっと直球な負担増大の具体例あるじゃん

そうやって政府に対する国民の期待を下げれば下げるほど、棄権率は高まり結果的に20%の鉄板支持層を持つ自民党選挙には勝ち続けることができる。

https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/ritu/index.html

長期的なトレンドとしては下がってますが、ここ数年の国政選挙投票率は上がっています。この理屈だと菅と岸田政権国民の期待が上がってるみたいじゃん。

通してみると、全体的に認識が間違っているというより古い認識からアップデートできてないのかな、と悲しい気分になった。

2021-07-10

anond:20210710094930

昔、流行った日本人論なんだけど、「日本人は『身内』の範囲が広い」というのがあるんだよね。

子供の頃に読んだので、言葉遣いは違ったかも。

 俺はそもそも日本人論というジャンルに興味が無いので、あまり詳しくはない。)

たとえば、イギリス人だって家族不倫したりされたりしたら「プライベート」じゃ済まさないと思う。

日本人感覚では「同じ会社の人」とか「よく知ってるだけの芸能人」でさえ『身内』扱いなので、

家族不倫したりされたりしたときイギリス人と同じように怒る。

そんな感じなのかもね。

2021-05-03

中野信子の言っていることはおかしい、具体的に何がおかしいか挙げる

きっかけは母親が「空気を読む脳」を買ってきたことだった。以前からこの人の主張はおかしいと思っていて耐えられなくなりこの人の他の本も読み、言動についても調べた

酷い。矛盾だらけ、エビデンスにならない動物実験ソース、人を見た目で判断することは科学的に正しいという主張、本人の言っていることとも矛盾した倫理観

彼女がいつも言う「日本人セロトニントランスポーターが少ないか不安に駆られやすい」という理論、まずこれが怪しい。SSRI選択的セロトニン再取り込み阻害薬)について知っている人なら奇妙に感じるだろう。この薬は、セロトニントランスポーター機能をあえて弱めることでシナプス中のセロトニン濃度を増やし不安を和らげる薬だとされている。つまり彼女理論SSRI作用機序についての理論正反対なのだ。モノアミン仮説にもやや怪しい部分はあるが、正反対解釈というのは流石におかしい。神経科学専門家はどう思っているのだろうか。

些細なことから飛躍して「日本人の脳」を論じる。

空気を読む脳」で日本人サイコパシーの傾向が強い人が「どちらかといえば」少ないから内側前頭前皮質が発達していて倫理や美醜の観念に厳しくそれが変わりやすいのだと書いていた。当たり前だがサイコパスの人の数を正確に見積もるのは難しいのであってそういった数字は単なる誤差か診断基準の違いによるものである可能性の方がずっと高い。仮にサイコパスの人が少なかったとしても内側前頭前皮質が発達している人が多いことを意味するわけではない。サイコパスとは行動や心理をもってそう判断されるものであって実際に内側前頭前皮質機能が弱いとは限らない。内側前頭前皮質機能が強い人も弱い人も共に少ないということもあり得る。

ついでに「不倫」では日本人保守的で変化を好まない民族だとも言っていた。それなのに倫理観が変わりやすいらしい。数年前には問題でなかったことが問題になるのは日本に限ったことではないし「日本人の脳」に原因を求めるのは無理がある。

戦国武将精神分析」では汚い手も使って勝った徳川家康が今でも日本人理想モデルとして存在しているとも宣っていた。日本人は美しい敗者を好むのではなかったのだろうか。美醜の観念が変わりやすいのではなかったか

美醜の観念が変わりやすいのに何百年にも渡って義経のような「美しい敗者」が理想化されているらしい。

不倫」でもこういった飛躍がある。たかだか寝かしつけの習慣があるからといって日本人オキシトシン受容体が多いのだということにしていた。もちろん実際に日本人の脳を調べたわけではなし。スキンシップの総量が他の国と比べて多いか少ないかからないのであるオキシトシンの多い人は不倫傾向が弱いとも書いていたが、日本人不倫が多いという同著での主張とも矛盾する。(よくよく見ると厳密には比較不能な国際調査国内調査比較していたが)

更に、セロトニン神経細胞にはオキシトシン受容体存在し、オキシトシンが増えるとセロトニンが増えるという事実は「日本人セロトニンが少なく、オキシトシンが多い」というモデルとも上手くかみ合わない。彼女もこの矛盾に気付いているのか、週刊新潮 2020年12月17日号での佐藤優との対談でまだ発見されていない要因があるのかもしれないと言っていた。

彼女日本人論は矛盾だらけだ。

更に中国韓国の「反日」まで「セロトニンが少なく、オキシトシンに頼りがちな遺伝特質」のせいにしているのには呆れを通り越して笑ってしまった。歴史上何度も革命を起こしている中国人もまた、保守的リスクを好まない形質の持ち主らしい。

サイコパス」でフロイトトンデモだという声もあるほどだなどと書いていたが、リビドー無意識という概念の代わりにセロトニンオキシトシンや脳部位が万能の説明法として君臨するようになっただけで間違い方に大して違いはない。

この記事でも指摘されているように、彼女不要場合でもひたすら専門用語を使って話す。https://anond.hatelabo.jp/20150908145246そういう言葉を用いれば多くの人間科学っぽく感じてしまうことをわかっているのだろう。

人間でもそうだという根拠にならない動物実験をたびたび引用して人間の話に繋げる。キツネマウスプレーリータネズミサバクトビバッタと…

「脳・戦争ナショナリズム 近代人間観の超克」(嫌な部分が剥き出しで、是非お勧めしたい本だ!)で人間に何世代も飼いならされたキツネ容姿が変わってくることを挙げて人を見た目で判断するのは科学的に正しいのだという主張に持っていっていた。少し脱線するが「空気を読む脳」でもたかだか0.126の相関で「容姿と知能に関係がないとは言い切れない」などと書いていた。それだけの数値なら関係いかあったとしてもごくわずかな関係しかないというべきだろう。

戦国武将精神分析」でマウスを取り上げて人間テレゴニーが起こらないと証明されきったわけではないなどと立証責任押し付けた。確かに人間にもマイクロキメリズムはあるがそれはテレゴニーとは違うものだ。それにしても不倫バッシング批判する中野がヒト・テレゴニー説に対して好意的なのは面白い

不倫」でプレーリータネズミのAVPR1a遺伝子を操作すると生殖行動が変わり、AVPR1a遺伝子が人間ボノボで「ほぼ」同じだからといって人間本来ボノボのように乱婚的だと示唆した。

そのわずかな違いが重要な違いであ可能性はあるしAVPR1a遺伝子も実際は空間記憶能力に関わる遺伝子で空気記憶能力の高いプレーリータネズミは行動範囲が狭く単婚的になるというのが実際のようであるhttps://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2015-12/aaft-_4120715.php中野はかなり単純化・歪曲して解釈している。

空気を読む脳」で書いていたサバクトビバッタに至ってはなんとセロトニンが多いバッタ集団志向になるのだそうだ。同著での主張とは真逆だ。

文藝春秋4月特別号の「脳科学者が小室圭を「分析」する 世間常識はなぜあの母子には通じないのか」でゴールドウォータールールに触れておきながら小池百合子ドナルド・トランプサイコパスだなどと言っている。精神科医ですらない人間が直接の診察もなしであの人はサイコパスだなんだと言っているのである

ペルソナ」でセクハラ告発していたが、「脳・戦争ナショナリズム」では以前なら当たり前だったことも「セクハラ」「パワハラ」にされてしまうなどと言い、今日かわいいねと言ったら今まではかわいくなかったってことだと思って泣いた子供批判的に取り上げて世の中が過敏だというニュアンスを込めて論じていた。以前とは考えが変わったという見方もできようが最近でも「昔は乱婚だった、現在倫理を相対化すべきだ」という主張を繰り返している。当たり前だがある倫理が新しいことはそれを否定する根拠にはならない。私は乱婚社会を悪だとは思わないが。

ペルソナ」の話に戻ると、親と子の関係他人が口を挟むなとも書いていた。虐待の温床となる態度である。旧式の価値観に従っていい子でいるくらいなら~などと宣っているが、旧式の価値観にしがみついているのは彼女自身である

そして最後に「不倫」で書いていた、不倫遺伝子によって決定されているのだからそれを断罪することは差別優生学に繋がるという主張について批判しておこう。

別に不倫遺伝子とはあれば絶対不倫するという因果律支配する魔法のようなものではない。ある人はない人に比べてその確率が高くなるといった程度のものなのだ。もし殺人レイプのような重犯罪についてもそのような遺伝子があれば殺人レイプ断罪してはいけないことになってしまうだろう。不倫バッシング遺伝子のせいだとすれば不倫バッシング差別優生学だと断罪することもまた差別ということになり自己論駁に陥る。「あなたの脳のしつけ方」では後天的に脳を変えることもできるのだと書いていた。この頃はまだまともな内容を書いていた。

思うに、彼女の本がベストセラーになるのはこういった免罪的側面のせいなのだろう。そういった遺伝決定論に従えば不道徳な行動も遺伝のせいになり免罪される。世の理不尽なことも「脳や遺伝子のせい」とわかった気になれる。

橘玲の本のレビューにも「遺伝によって決まっているのだから学生時代あんなに頑張ることはなかった」とか「子育てするお母さんに読ませたい」というものを見た。遺伝率とは集団規模での決定係数のことであって個人レベルでは親のIQから予想された数値より高かったり低かったりして当たり前でどのくらい予想された数値と違うかも個人によるのだが。


この記事おかしなところがあったら、具体的な反論をしてほしい。私も流石に脳や遺伝子についてそこまで詳しいわけではない。中野の本を読み、関連する内容を調べた程度なのだ。それでもこれだけ矛盾が見つかる。

追記:2021/5/8

https://next49.hatenadiary.jp/entry/20161220/1482228666

2000年論文で「この損害回避セロトニントランスポータープロモーター領域遺伝子多型との関連を支持する研究と支持しない研究存在し,今後さらなる検討必要である」とあり、2009年メタ分析論文で少なくともフィンランド人サンプルにて不安遺伝子を持っているかどうかと損害回避性(harm avoidance)と神経症的傾向を持っているかどうか調べたところ関係があるという証拠はないという結果がでているのだからセロトニントランスポーター遺伝子が少ないから損害回避的にふるまう傾向があり、そのため、「上位の人間に対して勇気を持って行動できる性質」が日本人にないというのは適切でない主張。”

https://www.ncnp.go.jp/nimh/pdf/kenkyu59.pdf

さらに、この S/L 多型は、PET により測定される脳内 5-HTT 結合に影響しないこと、前述したように、5-HTTLPR の多型は S 型と L 型の 2 つではなく、14 種類のアリルからなり、それぞれの機能の異なる複雑な多型であることからS 型、L型の2分法での研究自体に疑問が生じているのが現状である

https://neurophys11.hatenablog.com/entry/2016/03/01/223747

ざっとこんな趣旨記事だが、先に書いたようにそんな気質のものがたった1つの遺伝子で決まるものでは無いんである。このセロトニントランスポーター気質を決めるというのは実は結構な前から沢山の論文が発表され、ある程度そう言える部分はありそうなのだが、それでもその決まる程度は極僅かで、決して「日本人気質」を作ってなどいない。

こういった「1つの遺伝子が性格を決めている」系の話は、すべて科学漫談として楽しんでおけばいい。特にセロトニントランスポーター気質を決めるという話は良く出てくるが、そんなにすごい力コレだけにはないですよ。”

https://www.amed.go.jp/news/release_20160128.html

SNP品質管理などから、最終的に1088名について解析を行いました。その結果、BMP2遺伝近傍SNPストレスフルライフイベント相互作用が、統計学的有意うつ状態と関連することを見出しました(図2、図3)。そして、抗うつ薬作用点であるセロトニントランスポーターなど、古くから知られる候補遺伝子には、有意な関連は認められませんでした。”

どうやらセロトニントランスポーターが「日本人らしさ」を決めているというのがトンデモだというのはまともな研究者ならすぐわかる話のようだ。中野信子はあまりにも本を流行らせ過ぎた。研究者はもっと積極的反論するべきだろう。

2020-08-08

anond:20200808000008

日本sugee的なものは苦手」な人が雑な一般化をした日本人論をぶつところをはてなではよく目にする。

そのお友達の言うことは正しそうな気がする。

2020-05-25

不況だと日本人論流行る」というが、

はてなはてな論が流行ってきてるので、やっぱりネタ枯れ、コロナ政治疲れしてきてるんだなぁ。。。

2019-03-12

anond:20190312154707

俺も身一つで日本に飛びこんで35年やってきてるけど、いま「日本人論」を語れば確実に炎上する自信がある。

2019-02-19

まだ○○なんかやってるの?

どっかの位置ゲーが億単位営業赤字とかリードでチラっと見て、「まだゲームなんかやってるの」というコメントがあったので、それを検索語にしてみたら、あ~、色々出るわ、いい歳してゲームやってるのかとか。

歳は関係ないと思うけど、ま、いいや。

🐢

思いついたので「まだテレビなんか見てるの」で検索したら、テレビを見なくなった理由とか、テレビ見てるのは年寄りくらいでしょ、のようなのが出てくる。

「まだ車なんか持ってるの」で検索したらホリエモンの顔がドンッと出てきて、なるほどねぇ、と思う。この人、あまり好きになれないけど、納得感は半端じゃないんだよね。だから、この検索結果には納得してしまう。

「まだ家なんか持ってるの」だと、家なんか買っちゃいけない、マンション絶対買うな、と出てくる。

「まだ日本人なんてやってるの」では、いわゆる日本人論のようなものが出てくる。

「まだ人間なんてやってるの」だと、よく知らないけど、吉田拓郎? 名前は聞いたことあるかも。歌詞が出てきたりする。人間やめるわけにはいかないし、人間やめようという人が自分テーマネット書き込みしたりするのは難しいよな。

「まだ生きてるの」で検索すると、本宮ひろしとかマンガがたくさんヒットする。死んじゃった人は現世のネットに参加できないから、順当な検索結果かな、と思う。本宮ひろしも良く知らないけど。

🐢

「まだ○○やってるの」が可能場合と、ちょっとそれは、という場合があって、理由はともかく締め切りがあるものには、成り立たない発言なんだなぁ、と思う。たとえば「まだ小学生やってるの」とか。けれども、ふだんの生活ではそれくらいのことで、たとえば「まだ風呂はいってないの」とか「まだ大学生なの」とか「まだ派遣なの」とか、この発言が成り立つことのほうが大半かな、と思う。「まだ結婚してないの?」。

でも、「まだそんな答弁してるの」とか「まだ国会やってるの」とか「まだ議員やってるの」とか、ちょっと詰問したい場面て、あるなぁ、と思う。この場合は語尾下げで、ロッテンマイヤーさん風で。

🐢

まだ○○やってるの? また、やってるの? いつまでやるの? 

2019-02-07

日本人論ってエビデンスゼロだよな

初めに。

この記事アリアグランデさんがほんのちょっとだけの馬鹿書き込みのせいで日本を嫌いになってしまった騒動をみて、書いたものです。

はっきり言おう。日本人論にはエビデンス、つまり証拠証明がなされているものは皆無であると。

日本人論には「日本人スゴイ」のようなポジティブものも、「日本ダメ」のようなネガティブものもあるが、どれも証拠が出されたことはない。

あるとするなら、日本人論を書く人の身近な経験ネット書き込み(※参照)ぐらい。反証可能性はまったくない。

ネット炎上研究という本にもあるが、炎上に関わっている人は千人に一人だという。ツイッターで実際書き込んでいる人は全体の四分の1、四千万もある日本語のアカウントのうち一千万しか書き込んでいなく、それの千分の一、つまりたった一万のアカウント、それも統計学的抽出したのではなく恣意的に出して『日本人は陰湿だ』というのがいかに滑稽かわかるだろう。もちろんたった一人の行動でもって「日本人スゴイ」というのも滑稽極まりないものだ。

話を戻すと、日本人論はまったく証拠がない。だからどの本も読むに値しない。

じゃあどうすればいいのかと言うと、「ありのまま自分を愛せ」としか言いようがない。

日本人論を展開したり信じている人にある傾向に「ありのまま自分を愛していない」ということが挙げられる。

そういうと「お前も証拠のない言説を説いているじゃないか」と思うだろう。

だけど、これは極めて強い傾向だ。「日本人スゴイ」は論じなくてもわかるだろう。

日本ダメ」は実は裏テーマに「日本ダメと説いている自分すごい」がある。

もし純粋に「日本ダメ」と説いているなら、「じゃあ、どうすれば克服できるか?解決できるか?」ということが書かれているだろう。(超入門 失敗の本質空気研究 は見事に筆者が考えた解決策を紹介し、読者に希望を与えている)

しかし、大半の「日本ダメ」本にはそういうことは書いていない。嘆いておしまいなのだ

そうするとなぜこんな本を書くのかという疑問が現れる。

そして僕は考えて一つの答えにたどり着いた。

日本ダメ」を書いている人は、その『日本人』に自分が含まれていなくて、「日本ダメだと気付いて指摘している自分カッコいい」と優越感に浸っているからだ、と。

気づいた瞬間、スッキリするとともにこう感じた。あぁ、あの人たちは自分を愛していないんだな、と。

自分を愛し、信じていないから、日本人すごいに走ったり、少しの知識を使って日本ダメを論じることで優越感に浸っているんだなと。

今この記事を見ている人(特に日本人云々と言っている人)に言いたい。

うそうやって他人を煽るのやめませんか、と。

そうじゃなくて、自分幸せを見つけた方がきっと気持ちにも余裕ができて、より客観的日本人を見ることができますよという意見を述べこの匿名記事を終えたいと思う。

なお、アリアグランデさんには、是非ともいろんなことを書き込んだバカどもを告訴してほしいと思う。きっとほんの数人しかいないのだから

そして日本という国をもう一度好きになってほしいと、傲慢ながら思っております

2019-01-25

anond:20190125104930

から外人日本人論大好きだから

持ち上げるのも貶すのも、両極端なようで繋がっている

2016-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20160129184536

結局何が言いたかったのか、着地点を見失ってしまった文章

最後日本人論としてまとめようとしたことが、かえって論旨を曖昧にさせている。

中東若者には「神への信仰が残されている」というが、それにどれほどの意味があるのだろう。

から、彼らにはテロリストへの転身がそのまま救いとなるが、対して日本若者は、

社会的価値の欠如」を黙って受け入れることしかできない。救いがない。と言いたかったのだろうか。

だとすれば、「何が先進国若者テロリストへ変えるのか」という元来のテーマから

まりにも逸脱した答えだと言わざるを得ない。というより、答えですらない。

考えとして聴かせてもらいたかったのは、「人は役に立たなければ生きている価値がない」とする近代社会の「一般常識」に対して、

現代社会はどのような解決策を与えうるか、もしくは別の新しい価値見出しうるか、という点である

コピペかもしれないが、面白いテーマなので、書き込んでおく。

2015-12-22

ネトゲで考える日本人論

新しい狩場を開拓したり、新しい戦術を編み出したりするのは、たいてい外国人(のトップ集団)だった。

日本人プレイヤーはその後にやってきて、それらを元にテンプレを作り始める。

外国人プレイヤー英語を話しているようで実は通じてないのもいるし、野良の集まりだとハチャメチャやらかす奴も多いので、

連携の取れた日本人パーティの叩き出す効率の高さにはかなわず、どうにかしてそちらに潜り込もうとする者も現れた。

よくある日本人論として、真似がうまいとか、集団主義かいうのがあるが、概ね当たっていると思う。

既にあるもの考察し、改良し、洗練させることにかけては、間違いなく一流だ。

加えて、それを広く行き渡らせることにも長けており、平均レベルの高さも目を見張るものがある。

ただ、パイオニアはなかなか出てこないのだ。

http://anond.hatelabo.jp/20151222222620

日本人は目に見えない抽象概念について議論できないっていうのは日本人論(笑)でよく言われるね

金融ソフトウェア日本で育たない理由でもある

2015-06-14

日本人本質を語らないネットのやつらについて

日本人本質言及される際,常に

1)ちんちん

2)まんこ

3)女

4)男

5)卑怯

6)無知性,自惚れ自滅主義者

などというワードが飛び出し,ゴキブリであることは直接には語られない。ゴキブリ生物学研究がそのまま日本人論になるのに,それをした研究者がひとりもいない。なぜゴキブリ生物学的に研究し,日本人にあてはめないのだろうか。

2015-06-10

一度として日本人ゴキブリであることを論じた評論家はいない

特殊日本人論とか中空構造とか空気論など色々とくだらないことが論じられたが,そもそも日本人ゴキブリであることを正直に指摘して,社会がどういう風に動いているかをちゃんと論じているサイトはどこにもない。

2015-03-23

Jワード使う人の頭のわるさ

単純に差別的なことを言うのはわかるけど、日本人論っぽいことを理屈っぽく語って、自分日本人だけど意識は高いとか頭いいみたいな口ぶりでJワード使うのな。

「俺は差別朝鮮人が嫌いだ」ってジョークがあるけど、自分は天然でそれ言ってるって気づかないのだろうか。

2015-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20150312114426

繰り返すけど、「主語が大きい」という主張は「主語が大きい」でしかなく、一義的に「主語が大きい、大きくない」という争点しかもたらさない。

「でかい主語で語るなら根拠を出さなくてはいけない」というコンセンサス存在するのならば、「主語が大きい」という主張は、そのまま「根拠を出せ」という主張に直結するけども、

現実に、いろいろなところで語られる、日本人論、男女論などの主語の大きい話も、たいした根拠がなく語られている以上、

根拠なくでかい主語の話をしたところで、常識範囲の中の振る舞いであって、「根拠を出すべき」「出さなくても問題ない」は、主観の相違に回収される問題だ。



まり、「主語が大きい」という指摘は「でかい主語で語るなら根拠を出さなくてはいけない」という価値観をもった人間の中でしか批判としては通用しないもの

一般的には「主語が大きい、大きくない」という表面的な争点しかもたらさない、ということだ。

そんなに褒めてほしい?

http://www.news-postseven.com/archives/20150311_307546.html を読んで、これもある種の日本人が好む日本人論ではあるんだけど、俺の人間性とは別の物語しかないよなあと思った。

んで、翻って自分自身を見たら、褒められている要素も褒めてほしい要素もまるでない。今、どこを褒めてほしい?と自分に問うても答えが見つからないんだ。

2014-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20140723181505

日本人論」と銘打って東京人論とか俺の友達論とか俺の半径10m内の人論とかを語ったときに「主語が大きい!」っていうツッコミが飛んでくるわけだろ。

それはつまり主語が適切でなかった」ということじゃん。

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