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はてなキーワード: 新交通システムとは

2023-03-11

3月オールアンラーキーデイズ

今日3月11日9月11日を毎年不謹慎だと叫ぶ連中や、「何らかの記念日だし普通の日とすべきだ」と書かれたアンサイクロペディア、全てにぶちぎれた増田が1年全ての日付(8月32日11月31日なども含める)を不謹慎の日と扱うリスト

それがオールアンラーキーデイズ(All anrakki days)だ

勝手にまとめたリストから勝手日めくりカレンダー薄い本商品化もなんだってしてもらってもいいぜ

決め方

以下の順番でその日に起きた出来事をチェック

基本は日本縛りだが、あまりにもデカすぎる事件事象場合や、不謹慎がない場合海外対象に入る

  1. インターネットミーム化したものなどのネット炎上事件増田らしく)
  2. 東日本大震災台風豪雨などの未曾有の自然災害
  3. 世界レベルで起きた戦争の開戦・終戦日(世界大戦及びそれに匹敵するレベルのもの冷戦など)
  4. 1900年以降に起きた戦争テロ等の軍事行動殺人事件ロシアウクライナなど)
  5. 1900年以降に発生した交通事故(空>海>陸の順、死亡しない場合は除外)
  6. 世界的に炎上問題行動を起こした人間誕生日(本当に話題が無い時に書く)

3月

2023-01-03

anond:20230103183225

だって自動運転なんてクルマじゃないよ、無人新交通システムじゃんね?乗せられて空間移動してるだけの。

2021-09-11

横浜花博のために「上瀬谷ライン」なる新交通システム計画されているらしいが、状況的に、かつての姫路モノレールの二の舞になるような気がする。

まあ、花博のあとに予定通りテーマパークが完成したところで、状況的に、ドリームランドモノレールの二の舞になりそうな気がする。

2021-02-23

anond:20210223081858

うちの地元に関して言えば無理だな

平地がないか

地下鉄というか新交通システムがそれでモロ失敗してる

駅を作ったところで住宅地はそのだいぶ上で、下手すりゃ坂道上って歩くのに30分かかったりするんだから

自家用車か上の停留所まで来てくれるバスがある限り、駅があったってあまり意味がない

2018-09-28

国民民主党県議、花角英世知事に「出直し選挙公約放棄を迫る

2018年9月28日新潟日報朝刊7面にて、上杉知之県議新潟市中央区選出)。

27日新県議本会議質問知事県民に信を問うと改めて説明した。

県民の信を問う」として柏崎刈羽原子力発電所の前提となる新潟県によるいわゆる「三つの検証」終了後、出直し選挙を行うことは「一般県民議論する機運がない中で判断させるべきではない」とし原発理解度などの定期調査を行ったうえで他県同様地元首長同意で再稼働の是非を判断すべきだ上杉県議は迫った。


上杉氏は国民党県連政務会長6月投開票新潟県知事選について、産経新聞地方版記事で「国政の代理戦争となって残念だった」としている。

国民・立憲ら旧民進党は、連合新潟の長年の要求野党共闘の機運高まりから社民党とともに米山隆一知事当選後、統一会派未来にいがた」を組織している。

国民党を含む野党各党が推薦した池田千賀子候補検証終了後、住民投票で信を問うこととしていた。

新潟市内でBRT(新交通システム)を運行する新潟交通社員で、新潟空港のアクセス改善などの質問をしている。

原発放射能関連では、福島第一原発事故発生直後、放射能の被ばく線量について正確なデータが取れなかったと公式に認められているなか、福島県内と水系のつながる県内河川の放射性汚泥保管について、

「期限を決めて再処理(セメント化等加工処理を許可すること。事実上危険指定解除)すべきだ」と過去県議会で主張している。

余談だが自身ブログでも知事選期間中の5/28に「新しい知事が誰になったとしても、二元代表制における議会役割として是々非々で臨みたいと思います。」と述べており、池田支援消極的であった可能性がある。

https://blog.goo.ne.jp/niigata_uesugi/e/d318cc9b70b62e430e144283d55c4958

2017-05-22

BSNの怪しい特集) の続き

http://anond.hatelabo.jp/20170522191115

周知の通り、泉田不審韓国企業からオハマナ号という韓国沈没したセウォル号双子船を割高に三セクが購入してしまったため、新潟日報がそれを追及し撤退に追い込まれた。

双子船との表現朝鮮日報による。http://www.chosunonline.com/svc/auth/index_login.html?contid=2014042901259&code=news。訳文によると構造が似ているか双子船であり、被害に遭った学校はこの船とセウォル号以外修学旅行では選べなかったそうだ。

この企業メールを残念ながら少し前、県のホームページから久々に探そうとしたのだが見つけられなかった。当時の文書アドレスキャプチャはこちらの呟きをご覧いただきたい。

財界にいがたや週刊金曜日等の複数メディアでこの件は触れられている。横田一の著書にもこの件は簡略に記されている。

日報OB篠田市長現在グループ圧力が掛けられるようだ。また、民進党新潟県連も再稼働派の鷲尾英一郎正式代表となり、政務調査会長には市長の推進するBRT運営会社である新潟交通OB上杉知之県議就任したhttp://dp-niigata.jp/activity20170423/BRTは不人気な新交通システムであり、導入当初は接触事故や料金無料化など混乱があった。篠田市長本人への批判も高まったが日報新潟交通批判を集中させている。力関係は明らかである。このためか県連定期大会には篠田市長も出席している。

共謀罪の通過等で、野党共闘への期待も高まるが、再稼働への期待も同時に高まっていくだろう。次回の県知事選挙共謀罪憲法改正目的となる東京オリンピックが行われる2020年である注視して頂ければ幸い。

2016-03-12

じゃあ、歩道のない夜の道の自動車なんて一切禁止にすべきだねえ。

http://anond.hatelabo.jp/20160312044205

自動車を降りさせて押してもらわんとね(笑)

だって自動車は徐行でも歩行者を確実に殺せるんだからねえ。こわいよねえ。

あ、現実は、歩行者死亡の殺人主犯はほぼ100%自動車クルマのほうだからよろしくね!

この現実は『歩道でも、通学路でも、生活道路でも変わらない』からさ!

歩道上でも圧倒的殺人王なのは自動車

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025

歩行者自転車等といった弱者だけを攻撃(ながらスマホ関連報道等で顕著)して責任転嫁し、自動車運転手らの劣悪なモラルほとんど報じないテレビ新聞マスコミ等の偏向不正報道

交通における歩行者死亡原因のほぼ100%自動車加害による』という自動車のクソな現実国民に知らせない歪んだ報道姿勢

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111025/1319554054

ちなみに警察官自転車を利用するとき、未だ主に歩道通行な現状を見て明らかな通り、『自転車通行可』の標識関係なく、自転車歩道合法的に通行できる。

もちろん、道交法原則通り、車道合法。そして自動車歩行者自転車を最大限に保護し、優先することが義務付けられている。

自動車を減らして、自転車を増やすことのメリット社会篇)

http://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/2961/1/1.pdf

そもそも、ミュンスター都市交政策は、1980 年代渋滞を緩和させるためにはじまった。

(1) 渋滞の緩和:都心部から車を排除する政策をとって1年で、渋滞がなくなった、ビジネス効率が高まった、等の目覚ましい効果

(2) 交通死亡事故の激減 :交通死亡事故が激減した(初年度 死亡事例 0 件)交通事故死亡事故は、自動車からから起こるのであり、自動車が通行しなければ事故はあっても死亡には至らない。

道路から自動車という専有面積と重量が大きく高速で動く存在が無くなれば、重大事故原因要素を根本から無くせるため。

(3) 医療費の大幅削減:・ 医療費の大幅削減に成功平均寿命がのびた。自転車政策が立ち遅れているイギリスでは、環境ではなく医療費削減の目的自転車政策が始まった

自動車から自転車への乗り換えが重大事故を減らすんだよなぁ。善良だよなぁ自転車って。

で、各国ともに環境汚染対策CO2対策交通安全(重大事故の元凶は自動車)対策への取り組み圧力国際的にかかっているので、一切CO2を出さな自転車への乗り換えを進めるのは当然の流れとしてもある。

パリの街からクラシックカーが消える!? 市議会が古い自動車の締め出しを検討 - Autoblog 日本版

http://jp.autoblog.com/2015/02/19/paris-ban-old-cars-from-citys-roads/

自転車利用者もっと増やせ! パリ自転車施策 | パリに学ぶ暮らしエッセンス | マンションラボ

http://www.mlab.ne.jp/columns/style02_20150216/

パリ新交通システム2012】パリで進む脱自動車 | レスポンス

http://response.jp/article/2012/10/12/183012.html

自動車という公害性の高い車両から依存卒業する社会 ドイツの取り組み 高齢化も見据え交通

http://blog.livedoor.jp/hero_komine/archives/52001847.html

http://bokura-go.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-48a7.html

自転車の街へ変貌するロンドン。15年間でクルマは半減、自転車=サイクリストは3倍に

http://www.gizmodo.jp/2016/02/bikeinlondon.html

そして日本でも。運転免許保有率「都心」「若者」で減少。公害性の強い自動車必須という不便で過酷地域ほど人々に見捨てられ人口減少が激しいなか、自動車不要都市部への移住が進み続けている。移動手段クルマから都会的な自転車時代へ。

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-11318.php

自動車害は最悪

http://greentoptube.hatenablog.com/

公害車両である自動車から徴収したカネで自転車インフラ整備は世界常識

http://anond.hatelabo.jp/20160312111415

はっきりわかんだね。そんだけ自転車歩行者は無害で、自動車公害車両だってこった。

パリの街からクラシックカーが消える!? 市議会が古い自動車の締め出しを検討 - Autoblog 日本版

http://jp.autoblog.com/2015/02/19/paris-ban-old-cars-from-citys-roads/

自転車利用者もっと増やせ! パリ自転車施策 | パリに学ぶ暮らしエッセンス | マンションラボ

http://www.mlab.ne.jp/columns/style02_20150216/

パリ新交通システム2012】パリで進む脱自動車 | レスポンス

http://response.jp/article/2012/10/12/183012.html

自動車という公害性の高い車両から依存卒業する社会 ドイツの取り組み 高齢化も見据え交通

http://blog.livedoor.jp/hero_komine/archives/52001847.html

http://bokura-go.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-48a7.html

自転車の街へ変貌するロンドン。15年間でクルマは半減、自転車=サイクリストは3倍に

http://www.gizmodo.jp/2016/02/bikeinlondon.html

そして日本でも。運転免許保有率「都心」「若者」で減少。公害性の強い自動車必須という不便で過酷地域ほど人々に見捨てられ人口減少が激しいなか、自動車不要都市部への移住が進み続けている。移動手段クルマから都会的な自転車時代へ。

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-11318.php

歩道上でも圧倒的殺人王なのは自動車

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025

歩行者自転車等といった弱者だけを攻撃(ながらスマホ関連報道等で顕著)して責任転嫁し、自動車運転手らの劣悪なモラルほとんど報じないテレビ新聞マスコミ等の偏向不正報道

交通における歩行者死亡原因のほぼ100%自動車加害による』という自動車のクソな現実国民に知らせない歪んだ報道姿勢

http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111025/1319554054

ちなみに警察官自転車を利用するとき、未だ主に歩道通行な現状を見て明らかな通り、『自転車通行可』の標識関係なく、自転車歩道合法的に通行できる。

もちろん、道交法原則通り、車道合法。そして自動車歩行者自転車を最大限に保護し、優先することが義務付けられている。

2015-03-16

海神区へのふるさと納税(1)

※この記事フィクションです。

東京都に25番目の区ができた。海神である

位置は東京湾の埋め立てでできたために、もともとは海上であった。かといってお台場再開発地域かと問われれば答えはノーだ。様々な政治的闘争の結果生まれたこの区は東京都千葉県の境目あたりの東京と近く、山の手住民としては東京都は呼びたくないが、東京ディズニーランドよりはよほど東京という位置にある。様々な政治的闘争といったが、もちろん生み出した側が勝利したから区として承認されたわけだ。が、その闘争は熾烈な泥沼闘争であったようだ。生み出した側だって満身創痍だったのだろう。区の広さは大きめの小学校程度になってしまった。多目的ビルが一個立っているだけである

新交通システムが敷設されるとか証券取引所移転するとかオリンピック永遠開催できるとか、荒唐無稽かつ夢あふれる物語があふれるほど語られてきたが、この座まではどれもあり得ない。妨害だって目的ほとんどを達成したのだろう、こんな辺鄙場所書類上だけ出来た区はあっというまに話題に上がらなくなってしまった。

しかし、広いなら広い、狭いなら狭いなりになんとかやっていかなければならない。

この狭い自治体区長に就任したN氏は(なお、この自治体唯一の住民でもある。くだんの複合ビル管理人室に住んでいるのだ)なんとか区政を潤おそうと日夜奮闘を続けていた。

そして結果として、素晴らしいシステムを作り上げるに至る。

ふるさと納税だ。

海神区にふるさと納税をしてもらうのである

ふるさと納税とは、自分の選択した自治体寄付を行うことにより、住民税のおよそ1割程度が所得税から還付、住民税から控除される制度である。どの程度が還付、控除されるかは収入額に寄るのだが、年収400万円程度なら15~20万円程度は自由自治体寄付できるし、特に損もない。そんな制度だ。

海神区はそのうち半分を「おみやげ」として寄付者にかえした。初期は海神名物として海産物を購入し送っていたのだが、のちに処理件数が多く、大変になったので金券に変更した。

これは大変な話題となり、ふるさと納税者は一挙に増加したといわれる。なにせ、海神区には住民が一名しかいないのである。それはどういうことかというと、この区の税収は一人分しかないということだ。少子化もびっくりの最低自治体であるしかし、それは同時に、区のサービスほとんどなくてよい、つまり歳出がほとんどないということなであるサービスほとんどは民間の清掃会社などに委託しているので、支出ほとんどないのだ。そこに全国から寄付金が贈られてきた。大幅な、そして大幅な黒字である

寄付から見ても損はないのである。どうせ納めなければいけない税金だ。それを海神区におくれば、15~20万円の半分程度は帰ってくるのだ。いわば7~10万程度の減税と同じであるたかだか数万円の児童手当うんぬんで国会が紛糾し政権がぐらつく国である。こんなに免除してもらっちゃっていいの? いいんです。N氏はうなづいた。これは国の制度なんですから

2013-03-21

西武多摩川線の営業係数は本当に241.9なのか?

いわゆる「ハゲタカファンドであるサーベラスが、西武HD経営陣と対立し、TOBを仕掛けている。

で、経営陣への要求として「不採算路線の整理」を挙げ、具体的には秩父線新交通システム山口線・そして多摩川線を挙げた。

確かに多摩川線は、西武各線と切り離された離島路線で、かつ単線ローカル臭が漂っているので、

「確かにサーベラスが言う通り、不採算路線で切り捨て止むなしなんだろうなあ」と考えている人も多いだろう。

しかし、本当に、多摩川線は大赤字路線なのか?

多摩川線=大赤字」主張者のエビデンスの一つに、「推定営業係数」がある。

営業係数というのは、各路線毎に100円売り上げるために要したコストを示した係数で、

これが100を下回れば黒字、100を超えれば赤字、というインデックスである

元々は国鉄赤字路線廃止のための尺度として用いられた概念である

しかし、西武HDは、というか、全国の各鉄道事業者は、今は個別の営業係数を開示していない。

なので、外部から「推察」する格好になっており、直近では鉄道ジャーナリスト梅原淳氏が

週刊東洋経済臨時増刊号「鉄道完全解明2013」で公表している数値がある。

それによれば、多摩川線の推定営業係数は「241.9」の大赤字路線、と試算されている。

本当に売上の倍以上のコストが嵩んでいるなら廃止やむなし、となるが、ホントホントか?

梅原氏の推計仮定に誤りや無理があって、過大に赤字評価されているのではないか

梅原氏によれば、推計営業係数は、以下の方法で算出している。

★売上=鉄道事業者鉄道売上全体×(当該路線の旅客キロ÷全路線の旅客キロ

★運送費=鉄道事業者の運送費全体×(当該路線の旅客キロ÷全路線の旅客キロ

減価償却費等=鉄道事業者減価償却費等全体×(当該路線の営業延長÷全路線の営業延長)

この推計方法を、池袋線新宿線という大幹線と多摩川線のような枝線を抱える西武鉄道という鉄道事業体に

補正なしで適用することが、果たして妥当だったのか?

自分から見ると、この推計方法を、西武のような路線格差が生じている事業体適用するには、極めて乱暴じゃないか?と思っている。

本当の営業係数と、推計営業係数の、想定される「ズレ」要因を、以下に列記する。

1.実際の営業係数は、推計値より悪い、と思われる要因

多摩川線車両は、いわゆる本線系統で長年走っていた車両が「お古」でやってくる。

 従って、電力消費が多大⇒推計よりも運送費は嵩んでいると推察される。

多摩川線は、本線系統より混雑は激しくない

 つまり、同じ旅客キロでも、運送費は多摩川線の方が嵩んでいると思われる。

 (逆のいい方をすれば、本線は乗客を多量に詰め込むことによって、運送コストを抑えている、と言える)

以上が「多摩川線の営業係数は、推計より悪くなる」という要因だが、

逆に「多摩川線の営業係数は、推計よりも良くなる」という要因の方が、ずっと多い。

2.実際の営業係数は、推計値よりも良い、と思われる要因

多摩川線は、路線延長が短く、全ての乗車は数キロの乗車でしかない。

 本線系統のように10キロを超える乗車はない。

 初乗り区間の乗車も数多い、と思われる。

 鉄道会社の運賃体系は、短距離だと(対乗車キロ単価で)割高運賃になり、

 長距離だと割安運賃になる。

 なので、短距離乗車ばかりの多摩川線は、「儲かりやすい初乗り乗客比率が高く」、

 より売上は多いと推察される。

多摩川線は、JR京王にまたがった線区。

 基本流動は是政が末端で、武蔵境に向かって増えていく、という流動だが、

 白糸台へ向かう(=京王へ向かう)流動もそれなりにある。

 つまり、双方向流動がある。

 本線系の場合は、朝ラッシュ時に池袋高田馬場へ向かう流動(夕方は逆)が圧倒的で、

 逆方向流動は少ない、つまり逆方向輸送効率は良くないのだが、

 多摩川線は、本線系統よりも逆方向流動比率が高い、つまり効率がいい」。

沿線に「競艇場前」という駅があり、競艇開催日には競艇輸送をしている。

 競艇客は、普通運賃客(割引率の高い定期客ではない)なので、売上は高くなる。

★本線系統インフラは、減価償却は進んでいない。

 練馬石神井公園の高架複々線化などは最近終わったばかりだし、

 有楽町線練馬小竹向原)は地下線だから、相当な減価償却になる。

 他方、多摩川線は、殆ど減価償却は終わっている。

 あるとすれば武蔵境の高架工事だが、これも大半は国や都の税金で事業を行なった筈だ。

 つまり西武全体の減価償却比率と比べると、多摩川線減価償却がずっと進んでいる筈。

 「単純な路線延長按分」で算出された数値とのズレは大きいはずだ。

 駅舎などの減価償却も然り。(武蔵境を除き)旧態依然多摩川線の駅舎は、とっくに減価償却終わってる筈だ。

 あと、多摩川線単線、本線系は大半が複線。路線の減価償却となると、単線か複線かの違いは大きい。

車両減価償却、という観点では、新車が多数投入されている本線系統減価償却負担が大きく、

 お古ばかり回される多摩川線減価償却負担が軽いのは自明

★そもそも「路線延長で比例配分して、車両減価償却費用を按分する」というのは、

 輸送量の落差が大きい事業体には、無理がある。

 多摩川線は4両、本線系は8~10両。同じ1編成でも、減価償却は倍違う。

 さらラッシュ時の運行本数からして、路線長単位の本数落差は甚大。

 路線長1キロ当たりの車両減価償却費用は、恐らく本線系は10倍以上嵩んでいると思われる。

・・・と眺めていくと、トータルでは、多摩川線の営業係数は、推計よりも「良い」と推察される。

さらに、多摩川線のようなミニ路線、売上も少なければ費用も少ない路線だと、

数字ちょっとしたブレが、過大に振れてしまう。

例えば、売上10億費用10億の「A線」と、売上100億費用100億の「B線」があったとする。

推計計算過程で、費用を10億余分に見込んでしまった場合、B線の営業係数は100⇒110になる程度だが、

A線の営業係数は100⇒200と、思いっきり悪化する。

まり、ささいな推計のブレは、零細路線では大きなブレとなってしまうのだ。

ということで、自分は梅原氏の推計営業係数「241.9」というのは、殆どウソ眉唾に近いと考えている。

では、本当の係数はどれくらいなのか?

ここから先はあくまで推察であるが、首都圏で似たような境遇の「流鉄」(総武流山鉄道)の営業係数は「120.8」とされている。

また、近畿圏で似たような境遇の「水間鉄道」の営業係数は「130.3」とされている。

これらの事業体は、鉄道路線は1路線しか有してないので、この営業係数はまあまあ信頼できるだろう。

・・・となると、多摩川線の営業係数は、悪くても120~130、恐らく110程度ではないか、と思われる。

地方鉄道豊橋鉄道、ここは多摩川線よりも輸送人員は少なそうだが、豊橋鉄道で「96.9」の黒字だから

多摩川線も、実は黒字、という可能性も、案外ありえると思ってる。

まあ営業係数110程度として、それくらいなら、多少の努力で黒字に出来る数字である

禁じ手かもしれないが、10%値上げすれば黒字化出来る。

あと、西武グループトータルで見れば「黒字」という可能性だってある。

沿線は建売供給エリアで、三井不動産レジデンシャルとかがファインコートシリーズ供給したりしてる。

三井レジは、23区内だとグループ内の三井ホームに施工させてるが、府中市とか小金井市物件だと「西武建設」に施工させるケースが多い。

ということは、多摩川線を維持⇒三井レジ沿線で建売計画⇒西武建設に施工依頼、ということで、

少々路線が赤字でも、西武建設の施工売上で挽回する、ということもありえる。

・・・ということで、梅原氏の営業係数推計は、こと西武のような「幹線と枝線の双方有する会社」に適用するのは

相当に乱暴な議論だと思う。

ひょっとして、サーベラスの「多摩川線赤字」主張の論拠は梅原氏推計だったかもしれず、となると

梅原氏は「乱暴な推計によって、多摩川線廃線危機に追い込んだA級戦犯」ということに、なってしまうのかもしれない。

2009-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20090908210824

裁判員制度裁判所への交通費の件。交通費はどのようなことを想定して支払われることになっているのか、最高裁がやってる裁判員制度サイトからまとめてみた。

参考:http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/index.html#q08

★印は元記事にリンクしている。


だいたい主だったところではこんなところ。要は、一番安上がりに裁判所に来られる料金しか払わない、ということである。

ただし、元増田の指摘通り、最大の問題は「立て替え払い」であることだと私も思う。

  • 裁判所に行くための旅費(交通費)を,前払いしてもらえますか。
    • 「選任手続期日に裁判所にお越しいただいた方を対象に,後日,口座振込によりお支払いする取扱い」とのこと。

たぶん、裁判所職員の出張費などのやり方を踏襲して交通費ルールを決めたのだと推測しているけれど、裁判所に勤務できるようなエリートであれば何でもない立て替え払いも、一般庶民には重い負担になることがあるというのは、想定されていないように見受けられる。

たとえば、バス東京23区の場合でも、どこからどこまで乗っても210円。つまり、1停留所分しか乗らなくても210円。ここだけ見てもバスに乗ったことがない人がルールを作っている気がする。「距離に応じて1km当たり37円で計算」というが、ここだけ見てもバスを使っただけで173円も負担させられることになる。朝食の食パン1斤が余裕で買える金額だ。

裁判所には来られるし時間もあるから引き受けたけれど、足腰が弱ってきているからバスを利用する人のことは考えていないのだ。どういうつもりでこのルールを作ったのか、その姿勢が見え隠れしていると思う。そもそも、裁判官浮世離れした感覚判決を下すのが明白になったから裁判員制度ができたのだ。その浮世離れした人たちが裁判員制度を作ったら、庶民が参加しづらいルールになっていて当たり前なのかもしれない。まだまだ国民的な議論をしてできたシステムだと思えないのだ。

基本的には、せっかく司法参加できるから協力はしたいとわたしは考えているが、こうした負担やシステムの在り方から垣間見える司法側の基本姿勢を考えると、二の足を踏んでしまう。言葉は悪いが「今度から法廷に参加させてやるからおまいら来いや!」みたいな発想で作られていないか? そんなことはない、できるだけあなたたちのことを考えてあげたよ、とかいわれそうだが……。

 
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