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はてなキーワード: 意思とは

2024-04-19

叩くという概念

叩かれていると認識した人は、叩いている人たちの個と集団区別がつかなくなる。

叩く当人個別の考えで意見していたとしても、叩かれている側は「こいつを含めた俺を叩く集団」と十把一絡げにする。

  

結果、"「○○するな」と叩かれたからやめたら、今度は「○まるしないのはなぜだ」と叩かれる、どうすればいいんだ!"と怒る。

別の個体認識できなくなる。

  

叩いている側もまた、集団で殴りたいという意思はなく、「自分はただ意見を表明しただけで叩いていない」と宣う。

「こんなクッキーもらったら私なら見えるところに捨てる」というPostがあったが、これは自分ならどうするかという意見しかない。

もしそう言うならその意見を見せるなよと言うのももっともだが、同時に、意見されたくないのならジャポニカ学習帳に書けとも言える。

なぜ絵師は生成AIを憎むのか ~機械翻訳との類似性に着目して~

絵を描かない連中が永遠に理解してくれないから、屋上屋を架すことになった。いい加減理解してくれ。

審美眼がないねんお前ら

暴論だけど、言ってしまえばこの一言に尽きる。

少しでもデジ絵を触ればわかるんだが、生成AIで出力しただけの画像は、見ればもうAI産だとわかる。なんもしてないんだなって。こいつ何も考えてないってわかるんだよ。手が3本生えてるとか、髪がめちゃくちゃとかじゃなくて。もうコンテキストがない。わかるかなぁ。

絵を描くときには基本的目的があって筆をとってるわけ。そうすると、何処を描き込んで、どこを描き込まないかっていう、気圧の差っていうか、そういうのが産まれるわけ。

これは絵を描くことが楽しいバーサーカーでも同じ。そういうやつはだいたい、普通はそんなことまでやらんってことをしてくる。こいつやりおったって。そういう、画面の向かいのニンゲン意思が伝わってくる。何を伝えたいのか、なんとなく伝わってくるわけ。これはなにも高尚なメッセージじゃなくても、「金髪のチャンネー最高!」とかでもいい。本当に何でもいいが、おれたちはそのメッセージと、メッセージの伝達方法の工夫を楽しみにネットの絵を見てるわけ。

でも、生成AIから「出しただけ」の絵はそうじゃない。そういうのはもう気圧がめちゃくちゃ。おまえこの絵のどこを見てほしいの?何を伝えたくて書いたの?何もわからない。その結果、おれたちはどうでもいい天井のシワを見つめて、お前たちが伝えたいのはこれなのか……?っておそるおそるプロフを見に行って、やっぱAIじゃねーか!ってなる。全く無駄行為だったわけだ。そこに意図なんてなかった。誤解したおれが悪かった。そんなことを繰り返した結果、絵を見た瞬間に「それが生成AI産なのか」がわかるようになった。

最近はもう「その雰囲気」を感じ取っただけで見るのをやめてる。昔から知ってる神絵師だけをフォローして、新しいメッセージを、たまにしか降ってこない甘露を、延々と待つようになった。pixivをディグるのはもうやめた。イラスト凝視しても得られるリターンが担保されないので、虚しいからだ。

リターンがなければ、無視すればよろしい。それが黄金則だ。絵師と生成AI絵師別世界棲み分ければ良い。実際、生成AIにもメリットと独特の良さがある。それは認めるところである

だがしかし絵師には絵師なりの理由があって、今日まで生成AI許すまじと論争を続けている。ある問題があるからだ。

それは、生成AI丸出し、なんのコンテクストもない画像が、何故か一部民衆に受容されつつあるということだ。

他の、著作権がどうのという問題は、絵師共通で抱えている嫌悪感すり替えに過ぎない。無視したいが、なぜが周りの民衆無視しないから、何かの理由を付けて批判せざるを得ないのだ。

冒頭で、審美眼がないと言った。それは一部の生成AI絵師もそうだが、何よりあれを「手書き並のクオリティ」と持て囃す消費者層を形容した言葉だ。

少しでも絵を触ったことがあれば、生成AIファーストインパクトは「へーすごいね。でも仕事にはならないな。すげーおもちゃだ」だっただろう。それなのに一部の消費者層は、これを大変有り難いと言わんばかりに使い始めたわけだ。

おい待てと。これのどこがいいんだと。じゃあお前らはいままで俺たちが描いたもののどこを見てきたんだと。

当然、嫌悪感を抱く。だが、「だってそれ生成AIで出しただけじゃん!」と伝えても、彼奴等は首を傾げるばかり。

最近は、どうみても実写丸出しの自称アニメ」がニュースに載った。何より驚いたのは、あれにゴーサインを出した報道である。絵に対する恐ろしいまでのリテラシーのなさだ。あれのどこが良いと思ったのか、まるで理解できない。仮にもアニメ制作会社関係のある会社の振る舞いがこれかと、閉口したものだ。

どうせ伝えても伝わらない。そのうち、この嫌悪感を「そういう層」に伝わるような問題点にすり替え問題を論ずるようになった。やれ著作権が、権利が、そういったものに。

だが、それらは理論上は手描きでも可能で、AI独自問題じゃないということは、誰にだってわかる。だから平行線なのだ

このままだと何様だよで終わるので釈明させてくれ

この感覚は、なかなか伝わらないらしい。だから比較的広い層に伝わりそうな類例を持ってきた。

それが機械翻訳翻訳者関係性だ。

機械翻訳もまた著しい発展を迎えた界隈である。が、機械翻訳だけで全てが事足りるとは思っていないはずだ。

これはアカデミックに属したことがあればわかるが、英語論文機械翻訳して読む、という行為にはまったくの意味がない。著者が伝えたい事実を、機械翻訳考慮しないからだ。そのうえ、業界の慣習を無視した翻訳がなされるので、その翻訳された文章意味はない。なんとなく読んだ気になるだけだ。

小説もそうだ。ハリーポッターでもなんでもいい。あれらの「機械翻訳版」と「訳者監修の日訳版」どっちを手に取るか。当然後者だろう。

そうした現状にあるのに、海外製品公式ドキュメントは多言語翻訳版を機械翻訳によって作成する。「機械学習により作成されたため、不正確な場合があります」と但し書きを付けながら。

これはビックテックであっても例外ではない。訳者を雇う金はありながら、正確な訳を提供しない。

なぜか?日本語話者なんてよく知らないし、どうでもいいからだ。

その結果、ネットには不正確な日本語が溢れている。

日本話者にとって、日本語の質なんてどうでもいいからだ。

それでも有り難がる連中がいる。英語を読めない層だ。そんな不正確な日本語読んでる暇があったら英語勉強した方が早いよと伝えても耳を貸さない。それで満足している層に恐怖する。機械翻訳版を読んで何かした気になっているニンゲンの、その感性に恐怖している。それは天井のシミなんだって。そこに別の人間が伝えたかったメッセージ存在しないんだと、伝えても伝わらないことに恐怖している。

この関係性が、生成AIとその消費者層に類似している

というわけだ。

現在抱えている嫌悪感のその本質は、「メッセージ性も何もない破綻した絵を持て囃す連中の審美眼が信じられない」ということになる。

さらに恐ろしいのは、彼らが生成AIの発達とともに、その審美眼と理性を失ったわけではないということだ。

彼らとて、三歳児の落書きと、絵の修練を積んだ人間の描いた絵の区別はついていた。だから絵師たちは自分たちが絵に込めていたメッセージ市井に伝えられているのだと信じることができた。それを感じ取ってくれているからこそ、自分市場に支持されているのだと信じることができた。

が、今は違う。

生成AIから出しただけの画像手書きとの区別もつかない連中がいるのだと知ってしまたからだ。

から自分の支持者の中にそんな「肯定派」がいないか魔女狩りもしたくなる。それを肯定する気にはなれないが、その絶望理解できる。

そうせざるを得ないのは、少しでも正気に戻ったら「生成AI丸出しの画像クオリティでいいなら、おれたちこんなに心身削って絵を描く意味ないじゃん」と気付いてしまうのを避けているからだ。

高精細なイラストなんていらなかった。市場がそれを求めていなかった。顧客は、一分で生成された「なんかよさげ画像」に吸い寄せられていく。なんだよ。それでいいなら、おれたちこんなに描かなくて良かったじゃん。

そして、この価値観が行き着く先は、「誰も作品に込めたメッセージ理解してくれない」「誰も自らの磨いた技術評価してくれない」という絶望世界だ。

それが繰り返されれば、当然続ける意味もなくなる。そして現在伝統製法によるイラスト制作技術は失われ、生成AIによる模造品が市場に氾濫することになる。廃業なんて話じゃない。業界自体喪失だ。絵にメッセージを込めるという行為時代が廃れるのだ。

その絶望を「肯定派」は理解せず、やれ既得権益がどうのと批判を繰り返す。そうした後にやってくるであろう世界も知らずに。

2024-04-18

anond:20240418162756

嫉妬心は女に無くて、男にはある、それはその通り。 

でもその話、更に踏み込んだら、どちらかというと女にとって都合の悪い話になると思うんだよな。

 

女には、「男からみて嫉妬しか見えない行動」があるんだ。

普通に考えたら、悪意や攻撃しかそんなことしないだろ、という理不尽言動を、女はやる。

自分の優れた同僚の粗探しをしてみたり、

自分より楽している人の愚痴をほうぼうに話したり、

特に何も気にしてない気楽そうな人の欠点を指摘してみたりだ

産休したんだから、○○のような態度でいないといけないでしょ、と指示してみたり。

 

これはさ~確かに嫉妬心ではないんだよな~。

たぶんこれは、支配欲なんだと思う。

私の周りにあるもの支配し、私の意思によって変えさせる。毒母親的な感じっていうの?

 

嫉妬心より支配欲のほうが悪いと思うのは、これ本人は善意のつもりなんだよな。

私がコントロールしてより良くなるようにしてあげよう、と介入している。

嫉妬心ならそれは悪意だから、反撃されたら、まあ悔しいけど自分が悪いのよ。

善意だと、反撃されても、被害者自分なんだよな。反省とかが無いのよ。

 

反省の無さが、嫉妬心リブンの男には「女の見苦しい嫉妬心」に見えちゃうというね。負けてるのにまだその嫉妬心引っ込めないんだ!? よほど強い嫉妬心なんだな~!? と。

その見方は、まあ間違いなんだけど、でも見苦しい行動が続いてるという事実がまずあるからね。それを止めようと思ったときに、悪意を克服するより、悪い善意を克服するほうが大変だと思うぜ。

anond:20240416191137

いくつか気になった言葉メモしておく。

呼び出して面談する。

基本的には怒る、叱るじゃなくて、問題だと思っているので、

一緒に解決策を考えようというスタンスで接する。

 

まずは本人に自覚があるかを確認する。

気になった言葉を並べて、色々な立場(同僚、上司、部下、言われた本人、たまたま耳にした市民や偉い人等)で

その言葉をどう感じるかやリスクメリットデメリットなどを聞いてみる。

また、そういった事までを考えての発言なのかを再度確認

 

その上で直す意思があるかを確認

ないなら窓口業務は危ないので、なるべく裏方の仕事を回すようになることを伝える。

あるならどういった協力が必要かを聞く。

都度その場で注意した方が良いか、きつく言った方が良いか

やんわり言った方が良いか、呼び出した方が良いかなど。

 

イライラした時に出やすいなら、アンガーマネジメントなども薦める。

 

その後、しばらく様子を見て、

減ってるようなら「いいね!最近、減ってきたよ!」とかきちんと褒めてあげる。

 合言葉カラーリングで敵と味方を識別するという手段はあるが、充分なものとは言いがたい。声真似をされたり、服装模倣されたらおしまいだ。もっともそれは生者にとっても同じことだが、屍者には融通というものが徹底的に欠けている。

  実際、昨年の日本内乱時には、明治政府の屍兵団が、政府軍偽装した叛乱軍の田原坂通過をまんまと許すという事態も起こった。錦の御旗と呼ばれる識別旗をクリーチャが誤認したのが原因ときく。

 屍兵はその名に反して兵員ではなくただの兵器で、運用は生者の器量に依存する。銃が意思を持たないのと全く同じく、敵の手に落ちればそのまま兵器として転用される。一定期間指令がなければ自爆する──そんな物騒な機能インストールする部隊もある。

2024-04-17

anond:20240417145625

自ら払った税金汚職に使ってほしいのが日本総国民の総意です

自分の国を沈めるのが日本人の気持ち

沈めてほしくなければお前は日本人をほめろ

ってこと?


何で自分意思で自ら金をドブに捨てる人たちを、他人がわざわざ褒めてお金そいつら以外に何の利益もない方向に使わせるように誘導しなきゃならねえんだよ

笑われて馬鹿にされて当たり前だろ

anond:20240417125348

大好きな日本保守党悪口言われてイライラちゃう😊?ゴメンね😊もうちょっと続くよ😊

https://twitter.com/soedashiori/status/1775909596496068989

私は別にこのDM晒したかったわけではありません。私をホラ吹き認定侮辱社会的評価を著しく低下させたことへの真摯対応謝罪と、人を死に追い込むレベル卑劣まりないネットリンチをやめて欲しかっただけです。

前回の謝罪の時に百田からDMでは「ちゃんと訂正・謝罪させていただきます。」「改めて、申し訳ありませんでした。」と送ってきていながら、実際の百田氏の「謝罪」は、「デートに誘っていました」と認めつつ、「つい軽いノリで言ってしまった」「もちろん、本気で口説いていたわけではありません。」とかえって私を侮辱する内容になっており、謝罪ポストの後には、

「親びんだいじょうぶです あのくそビッチ保守党を潰したいだけなので無視で 

クマ不倫女」なるDMを引用してツイートを行っておられますが、これ(DM)を引用投稿すること自体謝罪意思がないことを物語っています

百田から本日昼にDMがあり、『もしかして日本保守党貶めるように誰かにまれているのですか?』などと長文でポスト削除の要請ありました。その後、DM晒し法律違反だとの脅しからの和解の持ちかけ、謝罪文を出すことを自ら提案されました。私の弁護士作成ネットリンチをやめるよう呼び掛けることを含めた謝罪文を提案したところ、百田氏は拒否されましたので、DM公開に至りました。

選挙に行く理由ってはっきりしてないよな

なんとなく義務感で行くけど、その一票で何が変わるんだろうって思いながら行くよな

半分諦めながら、でも一応大人として義務感で行ってるだけだよな

帰りに美味しいものでも食べるとか、そんな理由で行ってる人もいるよな

そんな適当理由しかないんだよ

権利からなんとなくとか、なんかモヤっとした理由しかないんだよ

これが仕事とか遊びなら理由がはっきりしてるんだけどな

選挙ってやっぱり義務化する刃牙だよ

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

いや、はっきりしてるよ

政治を変えたい!生活をよくしたい!」

その意思投票所に行くんだよ!

ごめん!俺間違ってた!

炭酸抜きコーラ飲んで反省する!!

憎い友人が死んだことを半年遅れで知った。

ただの、フィクションの⻑駄文です。

⻑い⻑い文になってしまった。

1ヶ月ほど前、私の男友達からメッセージが来た。

Facebookの、アイツの投稿なんだけど」

と文に続いて画像が送られてくる。

Facebook投稿の、スクリーンショットだ。

だいぶ彼も慌てていたのだろう。

ブラウザのタブに、xvideoの名が残っているのに気づかずに私に送ってきたのが微笑ましい。

Facebook投稿は、もう1年近く会っていない私の友人、しおり(仮名)のものだった。

彼女の母を名乗る者から投稿は、淡々とした文で訃報を綴る。

しおり半年前、突然の病気で急死したこと

心の整理がつかず連絡が遅れてしまたこと。

そして、墓参りなどは心遣いのみで良いこと。

かに淡々と、けれど詮索を拒否する文面がそこにあった。

LINEに「Facebook見てなかったから気づかなかった」と返信をした。

とはいえ彼女のフォ ローをやめていた私はFacebookを見たとしても気づけなかっただろう。

返信をしてからすぐに、彼から電話がかかってきた。

彼の重い声色と対比するように、私の声はうわずって震えていた。

その震えが、まるで泣きそうな声であるかのように演じながら私は密かに、笑みを浮かべてい た。

本当は大笑いしたかったのだ。

憎い憎い、彼女の死が、心の底からしかったのだ。

私と亡くなった彼女と、そして連絡をとった彼が出会ったのは、数年前のことだった。

当時私たちは二十歳を過ぎたばかりの頃合いで、バイト仲間として付き合ううちに3人でつる むことが多くなっていた。

そういう、他愛もないよくある関係の三人だった。

そして若かったから、それが恋愛感情を伴う三角関係に移ろうのも自然な流れだった。

彼に片思いをする私たちと、その間でのらりくらりと気付いてるのか気付いてないのか分から ないようなふりで友人関係を保とうとする彼。

そういう微妙バランスで成り立つ私たちは、バイト先の閉店と共に徐々に疎遠になった。

そしてそこから二年越しで私たちはまた出会う。バイト先の同窓会だ。

私は彼女完璧無視されながら、「三人で話していた」。

まるで三人で喋っているかのような雰囲気で、私は彼女へ話を振っているのに、自然な流れで 私は彼女から完璧無視されていた。

理系大学に入り直すの、と彼女が言った時だけ私のことを見てニヤッと笑ったのを覚えてい る。

大学中退した私への、当て付けであるのは確かだった。(それにダメージを受けるかはとも かくとして)

ただの恋敵からマウンティングまで始めた彼女を見て、私は小さく、死ねばいいのにと呟い た。

その願いは数年後に叶うとも知らずに。

その同窓会から私と彼はまたつるむようになり、彼から彼女の近況を時折聞くような日々が続いた。

大学へ入るまでにメンタル的に崩してしまい、入学後もそれを引きずったままであること。

食事も取れず、かなり痩せてしまたこと。

そういう、彼女が不幸な話を聞くたびに、心の中で喝采をあげたいような朗らかな気持ちと、 悲劇シンデレラを演じて興味を引こうとする彼女のやり口の汚さに辟易する気持ちの二つが 入り混じる。

実際彼は、彼女のことを心配していたし。

私はこのまま拒食症になり骨だけの姿になってしまえと思っていた。 もちろんこれも今は叶っている。

彼女の肉は燃え、今は墓の下で骨だけになり壺に押し込められている。

そうして、今回の訃報に至る。

彼は、ここまで来てもずっと私たち三人は良い友達関係であると信じ、私だけに電話をして、 私だけに彼女の死への思いを吐露してきたのだ。

勝った、と思った。

私の心は汚いな、と諫める自分もいたがそれ以上に、祝祭の最中のように心躍る自分の方が強 かった。

わたしは、人の死を、よろこぶひとになってしまった。

後日、私たちは二人だけで、彼女の家へ向かった。 彼が遺族と連絡をとり、仏壇に線香をあげさせてもらうことになったのだ。

多分私は、あの日の、駅から彼女の家までの会話と景色を一生忘れない。 その日は雲が多いけれど晴れていた。 雲の中で光が複雑に揺らめいていて、それはまるで世界の全てが、私の仄暗い歓びを肯定する かのように綺麗だった。

から離れた彼女の家まで歩く最中、彼は謝りながら、隠し事を打ち明けてきた。

バイト先が閉店した頃、三人で会うことがほぼ無かったあの時期、実は三ヶ月だけ、あいつと付き合ってたんだよね、と。

彼女が生きてたら、私はその場で自殺したくなるほどの衝撃を受けていただろう。

けれど、今の私には、むしろファンファーレのような爽やかさを伴う言葉に聞こえた。

穏やかな顔で私は嘘をついた。

「知ってたよ?あの子、たまに私に相談してくれてたから」

割とあの子悩んでたよー?なんて、軽口を装い私は更に話を聞き出そうとする。

何だ知ってたのか、とホッとする彼は気を緩めて色々と話してくれた。

どうしても彼女恋愛対象として見れず、ぎこちない付き合いだったこと。

どうしても身体関係を結べなかったこと。

最後喧嘩別れしたこと

そのどれもが、私にとっては甘美な言葉たちだった。

これで彼女が生きてたら、この過去の付き合いが再度交際に至る伏線として機能してしまうこ とに怯えていただろう。

そして彼女への殺意が行き場をなくして私の中でいつまでも燻っていたのだと思う。

けれど、彼女は死んでいる。

からこそ私は安心して、彼女が、彼からきちんとお前は付き合うに値しない存在であると言 い渡され死んでいった事実を喜ぶことができる。

そして、その喜びを表すかのように、世界は輝いているように見えた。

草木はいつもよりもその葉の濃さを増し、空は雲を煌めかせているのだった。

彼女には未来がないこと。

それが私の、高揚感を煽る一番のポイントだった。

あんなに学歴や彼との距離感マウントをとっていた彼女が、今やただの骨となったことに私 は今までの人生で得たことのない種類の喜びを得ていた。

もう彼女には何もない。

あんなに心を崩すほどに勉学に励んでいたのも無駄になった。

入った大学キャリアを活かした輝かしい未来なんてもう彼女にはない。

そして、彼のこれから先の人生を眺めることも、彼女にはもう出来ない。

何よりもそれが嬉しい。

彼女の家は、ドラマに出てくるような、「いいところ」の家だった。

リビングには薔薇ドライフラワーが飾られ、テーブルにはレースクロスが敷かれていた。

そして、彼女仏壇を置くために、一室を使っていた。

仏壇とき大仰なと毒づいてしまいそうになった。

演技で涙も出るもんだな、と私は仏壇に手を合わせながら自分自身に感心した。

くっ、くっ、と声が出るのは、昂るからだ。

悲しみにではなく、喜びに、であることは隠せたと思う。

仏壇に手を合わせる彼の面持ちは神妙そうで、私が感情を露わにしているからこそ自分我慢 しよう、という気概を感じ取れた。

男子からこそ、気を張らねばという彼のいじらしさがどうにも可愛くて、ああ、やはり私は 彼のことが好きなんだな、と改めて思ってしまった。

リビングへと移り彼女の母と思い出話などをしながらふわりと伺う。

「本当に明るくて(空気が読めないだけ)楽しそうに笑顔を(彼にだけ)見せる子で...だからこそ急な話で驚いてしまって...病気とのことでしたが...」

彼女の母と、私は目で訴え合う。

それを聞くのか?という母親の目と、

死因を教えて楽しませろという私の目。

たった一秒にも満たない僅かな時間で、私はやはりこの女はあいつのなのだと感じてしまっ た。

あの、喰えない女を産んだ女だ。

「...脳浮腫、でして。...だから、本当に急な死で私も、本当にショックでした」

浮腫、というワード以外は一切出さないという意思を読み取り私は、彼と共にいるこの瞬間 を汚さぬように詮索をやめた。

ハッキリとしない死因で、私を楽しませるにはパンチが足りなかった。

けれどその最後は安ら かなものでは無かったであろうことを窺えたことは一つの収穫だ。

彼女の家を早々にお暇し、私たちはまたひたすらに駅を目指し歩く。

話すことも尽きたような振りで彼の話を空返事で返しながら私はGoogle検索で脳浮腫を延々と 調べていた。

浮腫。とっさに、本来の死因を隠すために出たワードにしては具体的であり、嘘のようにも思えなかった。

けれども、脳浮腫医学知識のない私が検索で調べた結果を読解する限り、直接的な死因であるようにも思えない。

浮腫とは脳に水分が溜まり脳が圧迫されている状態を指す言葉である

それを死因として挙げるのは、やや話が飛んでいるように見える。

たとえば、交通事故で全身強打し、内臓破裂で死亡した、というのを、内臓破裂で死んだ、と 表現するような感覚である

そう、私には、母親はとっさに嘘をつけなかったため、「脳浮腫に至るきっかけ」を伏せると いう形で娘を守ったのではないかと、そう感じた。

そして私は、一つの結論に至り、また悦に浸る。

まだ何も知らない、違和感に気付いてもいない彼の横顔を見ながら、私は、彼女の今際の際に 想いを馳せて、うっとりとするのであった。

浮腫に至るきっかけでありなおかつFacebookの文や母の言葉にあるように急死に繋がるよう な死因はくも膜下出血などが挙げられる。

可能性はこちらの方が高そうだ。

突然、死に至る病としては説得力がある。

けれども、そうだとしたら、母親は病名を伏せる必要があるのだろうか? くも膜下出血で亡くなった、という話なら、伏せる必要なんて何もない。

から、私は、もう一つの、限りなく低い可能性の方に賭けている。

浮腫は、多くは脳出血が原因で起きるものであるくも膜下出血などのように身体の内部か ら急にエラーを起こし脳浮腫に至る場合もある。だが外傷により脳出血が起きた結果でも脳浮腫はできる。

そして、私はふと思い出すのだ。

彼女大学入学からメンタルが不調になり、夏頃にはアルバイトすらもやめてしまうほどに 追い詰められていたということを。

そして、親が必死で隠す死因と言ったら、一つだろう。

もちろん七割は、私の願望なのであるが。

帰り道は雲も晴れ、傾いた日差しが強く、どこまでも世界は煌めいているような気になってし まうほどだった。

その煌めきの中に、彼も共にいる。

なんと幸福時間なんだろうと、心の底から思った。

この煌めきを、彼女はもう永遠に味わえない。

その事実もまた、光の儚さを強調するように感じられてまた私の中で歓びが増えていく。

から、いいのだ。

彼の口から、今の彼女との結婚プランの話が出てきたとしても。

彼女が白無垢を着たがって、お金がかかりそう、なんてのろけをされたって。

この世界の美しさの中では、何もかもが許せそうな、そんな気がしたのだ。

から、その今の彼女名前を、今回死んだ彼女仮名に使うくらいのお茶目さは、私だって 許してくれてもいいだろう。

来年の今頃、彼は式を挙げる。

彼の姿が和服になるのかタキシードになるのかは知らないが、彼の最高の笑顔を私は目に焼き 付けることになるんだろう。

それは、恐ろしく悲しく、残酷なことのように思える。けれども私は耐えられる。あの女が、 もうこの世に居なく、そしてあの子は、幸せそうな彼の姿をもう見ることなんてできないのだ と、そう思うだけで痛みに耐えることができるような気がする。

そして、もうひとつ彼女の死の瞬間を想像するだけで、心が昂り、苦を感じなくなるように 思えた。

彼女は、どのように死んだのだろう。

微妙な高さからコンクリートに叩きつけられるも、脳をぶちまけることなく、脳浮腫という形 で苦しんで死んだのだろうか?

それとも、首に索条痕を残し、その細い骨をパキャリと砕いて亡くなったのだろうか。

ただの私の願望である、 「自殺の上で付随して脳浮腫が出来た」という死因を想像しては、愉快な気持ちが止まらずに 居られない。

けれど、メンタルが追い詰められていた人が亡くなり、その死因を遺族がぼかすとしたら、自 殺しかないんじゃないだろうか。

首吊り飛び降りなどの脳への外傷が出来そうな死に方をした上でなら、脳浮腫も出来るだろ う。

ああ、彼女は、世界絶望しながら自分の手で命を落としていて欲しいな、と心からそう思 う。

今までの努力が全て無駄になった上、 彼から彼女として見れないという烙印を押されたまま、絶望最中彼女には死んでいってもらえたらどんなに愉快だろう。

そんな想像をしては、私は笑みを浮かべる。

私の恋心はどこから崩れてしまったのだろう。

駅に着き、ひとしきりのろけを聴き終わったところで私たちは別れることにした。 白無垢のために頑張ってお金貯めなよ、なんて笑ってあげた。

からは、ニコニコと笑いながら答えが返ってきた。

「式の時は、俺の白ネクタイ貸してやるよ」と。

来年の今ごろ、私は、礼服姿に、彼が過去に使ったネクタイを纏い彼の人生最高の瞬間を見届 けることになりそうだ。

それは、幸せことなのだ、きっと。

そう言い聞かせながらも、私は、結婚という幸せ人生を歩んでいく彼の姿を見なくて済む、 死んだあの子を少しだけ羨ましく思う。

死んだら死んだで、それもまた幸せなのかもしれないな、という感情も湧きでてしまい、私は 慌ててその思考に蓋をする。

やっぱりこの世は美しいが、生き地獄だ。

その生き地獄よりも下層の、死の世界へと消えていった彼女を蔑むことでしか、今の私は心を保てない。

この歓びや哀しみやそのほかの色々なものがないまぜになった心持ちに、何かの決着がつくの はまだまだ当分先のことなのだとは思う。

ただ一つの結論として言えることはある。

こんな恋愛、二度とできないし、もうしたくない。

anond:20240417081600

なお教祖と和姦しなかったので信者からネットリンチを受けている模様

私は別にこのDM晒したかったわけではありません。私をホラ吹き認定侮辱社会的評価を著しく低下させたことへの真摯対応謝罪と、人を死に追い込むレベル卑劣まりないネットリンチをやめて欲しかっただけです。

前回の謝罪の時に百田からDMでは「ちゃんと訂正・謝罪させていただきます。」「改めて、申し訳ありませんでした。」と送ってきていながら、実際の百田氏の「謝罪」は、「デートに誘っていました」と認めつつ、「つい軽いノリで言ってしまった」「もちろん、本気で口説いていたわけではありません。」とかえって私を侮辱する内容になっており、謝罪ポストの後には、

「親びんだいじょうぶです あのくそビッチ保守党を潰したいだけなので無視で 

クマ不倫女」なるDMを引用してツイートを行っておられますが、これ(DM)を引用投稿すること自体謝罪意思がないことを物語っています

百田から本日昼にDMがあり、『もしかして日本保守党貶めるように誰かにまれているのですか?』などと長文でポスト削除の要請ありました。その後、DM晒し法律違反だとの脅しからの和解の持ちかけ、謝罪文を出すことを自ら提案されました。私の弁護士作成ネットリンチをやめるよう呼び掛けることを含めた謝罪文を提案したところ、百田氏は拒否されましたので、DM公開に至りました。

2024-04-16

anond:20240416222148

しろ意思強い人の方が好きなんやけど、人付き合いに熱心なわけではないけどお喋りは楽しい、来る者拒まず去るものわず、みたいなスタンスでいるとそういう俺が傷つけかねない人に限って「この人は私に無いものを持っていてなんだか凄そう!」みたいな感じで近付いてくるから避けようがないんや〜〜俺個人の好みじゃなくて悲しい相性の悪さが問題なんだ〜〜 多分

anond:20240416193422

結論から言うと、 投票棄権民主主義権利 であり、 同時に 義務ではありません。**

1. 投票棄権民主主義

民主主義社会において、国民選挙を通じて政治に参加し、意思を表明する権利を持っています。これは、憲法保障された基本的人権の一つです。

投票は、その権利行使する最も基本的方法であり、政治家や政党を選ぶ 重要役割 を担っています

しかし、投票することは義務ではありません。国民は、自分意思に基づいて投票するか、棄権するかを選択することができます

2. 投票棄権理由

投票棄権理由は様々ですが、主な理由としては、

政治に関心がない

どの候補者政党投票すればいいのかわからない

投票する時間がない

投票しても何も変わらないと思う

などが挙げられます

3. 投票棄権問題点

投票棄権率が高いと、選挙結果が国民全体の意思を反映していない可能性 が高くなります

また、政治参加が活発に行われない ことによって、政治家や政党責任感 が薄くなったり、腐敗 が蔓延したりする可能性も指摘されています

4. 投票棄権を減らすための取り組み

投票棄権率を減らすためには、国民一人一人が政治に関心を持つことが重要です。政治に関する情報収集を行い、自分意見を持つことが大切です。

また、候補者政党政策比較検討し、自分に合った人を選ぶことも重要です。

さらに、投票手続き簡素化したり、投票やす環境を整えたりといった取り組みも必要です。

5. まとめ

投票棄権は、民主主義権利であり、同時に義務ではありません。**しかし、投票棄権率が高いと、民主主義健全な発展を妨げる可能性があります

一人一人が政治に関心を持ち、積極的選挙に参加することが 重要です。

参考資料

総務省統計局統計ナビゲータ衆議院議員総選挙参議院議員通常選挙における投票率の推移: https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/ritu/index.html

投票重要性: https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005170085_00000

政治参加とは?: https://ir.ide.go.jp/record/38230/files/SNT000600_003.pdf

anond:20240416125507

自分が得する、自分意思を通す効果を出そうと思って選挙に行く時点でもうなんかズレてんだよね。

 

民主主義の最大効率を出すために、投票率必要なわけ。

意味あるかないかは、投票してから全体が決めるのだ。

お前に意味があるかは関係ない。

これは、一種兵役だ。市民義務だ。

 

まあ増田にだけ責任があるとは思わない。

選挙効果について、自分意思を通すとかいう嘘でキャンペーンしている、選挙推進派にも問題がある。

2024-04-15

最近体臭ヤバいのでテレワーク続けたい」と頼んだらクビになった

マジで

自分問題点に気づいて自分なりに対策しようとする意思のある稀有人材価値理解できないなんて……。

┐(´д`)┌ヤレヤレこの程度の会社ダッタカ

ツーオンアイスってなんで頑なにコーチとの絆やマニアな観客を描かなかったんだろうね

最初に今週のジャンプの話をちょっとしよう。

まず、ツーオンアイスが打ち切られた。

その頃、ウィッチウォッチでは「ニコ幼稚園おゆうぎ会に向けて側転をする話」をやっていた。

ウィッチウォッチの方の物語はまあネタバレにならないように言うと、モイちゃんガッツポーズを決めるシーンを通して俺はスポーツモノの面白さを強く感じていた。

スポーツモノの面白さは、成長や挑戦を祝福されることにあるのだと。

ツーオンアイスペアの絆は描けてたし、観客から応援や称賛される光景は描いていた。

でも、氷上にいない誰かが成功を祝福する姿を果たして描けていたのかという疑問がある。

祝福なんだ。

仲間たちは称賛はしてくれたけど、それは同じスポーツで凄い結果を出した奴への尊敬であって、目の前に起きた成功を軌跡とさえ捉えて目を輝かせるようなものではなかったのではないか

氷上にいた二人はお互いを称え合っていたし、シンクロする自分たち奇跡を感じていただろう。

だが二人だけの世界に収まってしまっていた。

当事者という壁を超えて伝わる強烈なエネルギーを読者へと届けるにはその表現では足りないんだ。

SLAM DUNKを傑作たらしめる屋台骨とも言われる「今年の山王はいいぞ」おじさんのような存在が足りてないんだ。

見るものに感動を与える何かがあることを読者の元に届けるための中継地点となってくれるキャラクター必要だったんだよ。

ツーオンアイスは感動を二人の間で閉じ込めることで強いエネルギーを生み出そうという意思があったのかも知れないが、結局それは読者には届かなかったんだ。

近くて遠い場所で、その姿を見守り祝福し、本人たちよりも強い気持ちで、本人たちとは違うベクトルで感動してくれる誰かが必要だったんじゃないのかな?

ツーだけじゃ駄目なんだ。

そこに+で競技に参加していない誰かが必要だったんだよ。

状況で選択変えるタイプって変?

ロジカルシンキングモットーにどれだけ損得で考えられるかを基準に行動や意思を決定してるんだが

場況に合わせて選択を変えるタイプなので教えられてる前提が変わったら180度意見変わるんだけど

それやるとすっごい引かれる

いや、前提が変わったらそりゃ答えも変わるだろうと言ってもだ

たぶん感情的に動く人が多くて場況によらない選択をする人が多いからこうなるんだろうね

でも俺にとっては解せないわ

anond:20240415182130

新自由主義流行ったというのは要するに小泉純一郎政権期のことだろう。

任期間は2001年2006年から氷河期世代1970年1982年まれ)が主に20代の頃である

では当時の年代別の支持率はどうだったか

https://www.crs.or.jp/backno/old/No569/5691.htm

20歳30歳代40歳50歳代60歳代
全期間42.544.844.247.556.7
田中更迭以前62.261.061.163.967.9
田中更迭以降37.539.038.441.852.3

20代けが特に小泉を支持していたとは思われない。むしろ若干低めである

ただし他の政権ではもっと低かったので、相対的小泉政権若者支持率が高かったとは言える。

若者政治に対する意識2001年7月参院選

https://www.mdr-j.co.jp/jisyu/seiji/index.html

若者政治に対する意識2「小泉内閣を支持しますか」(2002年2月

https://www.mdr-j.co.jp/jisyu/seiji2/index.html

若年者の就労に関するアンケート2004年6月

https://www.kkc.or.jp/data/question/00000034.pdf

29歳以下の意見感想

◆それが将来実を結ぼうと結ぶまいと、意思のあるフリーターには賛同いたします。何か目的があり、そのためにがんばっている今のフリーターは全く問題がないと思います。そうではなく、楽な道を選んだ結果のフリーターが増えるようならば、後々大きな社会問題としていろいろな方面顕在化してくるように考えます。確かに、近年老若問わず我慢」することに耐性がない人が増えているのは事実のように感じていまして、その大きな原因は個人的に(1)親の教育、(2)学校企業教育、(3)それを許容している社会環境制度にあると思っていますある意味、法で取り締まれる分野でなく、モラルで守られてきた範囲であるがため、余計に難しい課題のように感じるのですが。

◆今の会社正社員減少を進めることによって企業を建て直している。一方フリーターパート派遣社員等の流動的な労働力を歓迎している。現時点だけを見ればいいのかもしれないが、将来的には問題は大きいと思われる。新しい安定した雇用を生み出せたらと強く思う。

◆この春から新入社員として「働く」ことになりました。仕事があるだけマシという思いもありますが、入ってみて技術知識の面でまだまだな自分を突き付けられた思いです。日々の出来事に追われ、余裕のない自分がやっていけるのか、スキルを高め、役に立てるのか不安いっぱいのスタートです。大学時代自分としては一生懸命勉強していたつもりなのですが、仕事必要ものとの分野としてのギャップも感じます。昔、大学は出たけれどという言葉がありましたよね。時間に余裕のあるうちに、何が必要なのか情報を得ていれば、少しは違ったのかなと思う新入社員です。

◆若年のうちは気楽にフリーター生活でもやっていけるが、将来を考えると不安が大きい。

企業人件費を抑える為に、派遣を多く採用してしまい、そのため社員にならないフリーターが多くなってしまったりと悪循環ではあると思う。最近、がんばっても給料も上がらないし、評価もされないし、給料体系は学歴で決められてしまうので、社員としてのメリットがないと感じています

現在大学3年生で就職活動を行っているが、希望する企業はどこも募集人員が少なく、面接をする前の書類選考で落とされているところがほとんどで、紙面でしか判断されていないという

ことを悲しく感じる。やりたい仕事があるのに“できない”ということで、どんどんやる気がうせる。このまま希望している職業に就けなかったら、妥協して別の仕事を探す人もいるが、私はバイトパートという形でもやりたい仕事を選ぶと思う。しかしこの考えは親は反対で、何でもいいか就職しろと言う。現在もまだ進路は決まらない。

◆昨年就職活動を行い、この4月から社会人としてスタートを切りました。就職活動を始めるまでは、若年のフリーター増加や早期退職には否定的に考えており、本人の働くことに対する意識の低さ、忍耐力の無さが主な原因と思っていました。しか就職活動を通して、自分希望する会社入社できる学生は一握りという現状を目にし、学生意識を変えるだけでは問題解決しないと実感しました。

私自身、新卒入社した会社を1年で辞めており、今回のアンケートは興味深いです。私について述べれば、会社退職した理由はやはりがまんが足りなかったという事だと感じておりま

す。

◆私も小さい頃から、両親共働きの家庭で育ちました。そのためか、大学卒業後は働くのが当たり前だというように思っていました。やはり、親の姿を子供に見せる(コミュニケーション

ことが、とても大切だと思います

当時の感覚が窺い知れて面白かった。

当時の世論調査でも、中年層をリストラして若年世代雇用を創出するって政策の是非について世代別に聞かれたこともあった

ソースを出してくれ。

支持層がアホだと、支持されている政党当選のために、支持者の意思に沿ったアホムーヴを行う必要がある。◯か✗か。

(2009年 日産MOVEマイスター試験 第810問目)

anond:20240415025226

貴方の言ってることは100%正しいし、処世術としては最新鋭だと思うが。

それでも私は受け入れない。それは反知性主義ですよ。

理解を追求する科学的な態度と真逆。多くが納得できる明確な線引き追求の拒否は、思考停止だ。

文化されたルールがあると公平になるという法治主義にも反してる。人治主義だ。

かに、「上手くやれ」が実際なぜか一番上手くいってしまうことは同意する。

だけどそれは、個人が我を持たず意思放棄して公式による支配迎合する姿勢だ。

遍在する中国、とでも言うべきか。

2024-04-14

anond:20240413204511

養育費払ったらなら子供と関わる権利あるっていう人けっこういるけど、養育費を出してもらってた子供立場から関わるのが嫌だ、殴られはしないが脅される、すぐ不機嫌になるので嫌だったなどの経験をして育った人けっこういるんだよな

それ以外にも子供には優しくてもギャンブル借金塗れとか、タバコ子供の前で吸うとか、アレルギー理解しないとか、酒癖が悪いとか、モラハラ発言をするとか、片方が片方に養育費拒否してまで会わせたくない理由DVに至らないレベルでたくさんある

普通に離婚しただけなら親権が二人にあっていいと思うんだけど、問題があって離婚したケースはDV虐待まで行かない問題虐待ではないとしてしまうと子供被害に遭い続けることになるし、そういうことで親権拒否できるようにすると結局片方の証言や吹き込みだけでの子供の独占が可能になるんだと思う

子供意思共同親権に強く反映されるなら大抵の問題は避けられると思うんだけど、それができたら虐待から子供を引き剥がせるよなっていう

anond:20240414010945

出会って5秒でバトル

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~

2024-04-13

anond:20240412173026

意思確認できない動物相手ではなく、形状も思考能力もヒトそっくりの種に対して人権感覚の全く欠如した「先生」の存在からして、華蝶製薬がヤバくないわけがない。この先、小人尊厳の話か侍女の物語系になって行かずに、全部棚上げして面白い展開ってあり得るんだろうか?(できたらそれはそれですごい才能だけど)

第5支部がヤバ社員の島送り部署特別ヤバい社員=先生が好き勝手してる、という可能性が無くは無いけど、そしたら「悪いのはみんな副大統領最後に立派な大統領副大統領首にして大団円」みたいな水戸黄門テンプレになるけどそれはなあ…(でもチ。

養育費バックレは女のほうが多いか

バックレ率は女のほうが高く、バックレ数は男のほうが多い。

ソース:こども家庭庁 令和 3年度 全国ひとり親世帯調査結果の概要

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9ff012a5/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_05.pdf

養育費を受けたことがない」と答えた割合は、母子家庭56.9%、父子家庭85.9%。

まりバックレ率は女のほうが高い。

母子家庭世帯11,950,00 × 離婚母子家庭79.5% × 1度も貰ったことがない56.9% = 約540,564世

父子家庭世帯149,000 × 離婚父子家庭69.7% × 1度も貰ったことがない85.9% = 約89,210世帯

まりバックレ数は男のほうが多い。

ちなみに養育費に関する取り決めをしていない理由複数回答)は、母子家庭は「相手と関わりたくない」がトップ、次いで「相手に支払う意思がないと思った」「相手に支払う能力がないと思った」の順。

父子家庭は「相手と関わりたくない」がトップ、次いで「相手に支払う能力がないと思った」「自分収入等で経済的問題がない」「相手に支払う意思がないと思った」の順。

取り決めをしていない最も大きな理由は、母子家庭は上の複数回答のと順位変わらず。

父子家庭は「自分収入等で経済的問題がない」がトップ、次いで「相手と関わりたくない」「相手に支払う能力がないと思った」の順になる。

平均収入母子家庭父子家庭ではマジ違うのでこれはちょっと分かるな。

anond:20240412191527

フェアではないと思う

結婚してなくても男性意思だけで認知できて、その後親権が認められ子どもの進路や住まいに口を出せたり

レイプで生まれたこどもにも適用できるあたりイカれてると思う

原則中絶は女だけの意思ではできないし

ふわっと概要だけフェアに見せて、内容を細かく見るとそうではない、よくあるやり口だと思うよ

anond:20240412191527

フェアではないと思う

結婚してなくても男性意思だけで認知できて、その後親権が認められ子どもの進路や住まいに口を出せたり

レイプで生まれたこどもにも適用できるあたりイカれてると思う

原則中絶は女だけの意思ではできないし

ふわっと概要だけフェアに見せて、内容を細かく見るとそうではない、よくあるやり口だと思うよ

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