はてなキーワード: 情報コンテンツとは
https://anond.hatelabo.jp/20210621222603
ついにきたな、と感じました。
ワイドショーで推し活というワードが聞かれるようになってしまった昨今、ようやくアンチ推し活の声があがりはじめた。
あ、自分はクリエイターサイドの、推される側の人間です。詳細は書きません。特定されやすいので。
実は、推し文化を見直して欲しいな、と思っとります。ので、便乗します。
推し活には、資本主義社会化とSNS時代における正当な活動という空気感があります。
つまるところ、
【推しを応援する→推しが儲かる→推しが更に活動できる→自分が満足できる】
1人でコンテンツを支える、少人数でコンテンツを支えるということが不可能なのです。
まあ、現代のコンテンツというのは何かと生産するのにコストがかかりますからね。
つまり、上の流れは実は成立しないのです。億万長者でもなければ、1人の消費など、焼石に水をかけているだけですね。
ユーザー1人1人が、なんと広告塔になれると。個人が宣伝を行うことが可能になった。
つまり、推し活をすることよって口コミ効果が起きると。そういう力学の発生を、皆様信じておられるのですね。
【推しを応援する→その声を聴いて他の人も推しを応援してくれる→推しがすごく儲かる→推しが更に活動できる→自分が満足できる】
現代人は自分個人の力がいかに無力なのかを、とても良く知っている。
その上で、一人一人がメディア機能を果たして、SNS上で、大声で推し活をすることで、より自分が満足できる環境が構築されるに違いない、と思っているわけです。
◎実はユーザー同士の口コミでコンテンツが盛り上がることはない
企業広告が嫌われ、ユーチューバーなどの個人が行う宣伝は好かれる理由がここにあります。
要するに企業の宣伝って嘘っぽいけど、個人個人が本当に好き!これはいい!というとそれっぽく感じちゃうわけですね。
そして、個人ユーザーがSNSで宣伝を行うと、素人感≒本音感のある声を溢れさせることができる。
だから、ユーザーが推し活をすることでコンテンツが元気になるんだと。そういう思考があるわけです。
ところがどっこい、効果ないです。
(実証ソースは確か海外の研究論文がダイヤモンドオンラインとかで和訳されていたはずなので探してみてください)
さてさて、所謂健全な口コミって、みなさん下記のような流れを想定されると思います。
Aさんがこれいいよ!と言い、Bさんがわかる!といい、それがCさん、Dさん…と流れていく、という形ですね。
ところが、現実は下記のような流れでコンテンツは話題になります。
【ユーザーA→ユーザーB ユーザーA→ユーザーC ユーザーA→ユーザーD】
わかるでしょうか?
つまり、大本になる発信力の強いAさんの情報が、バラバラに、それぞれに届いているのです。
宣伝能力という面で、ユーザーBさんやユーザーCさん、ユーザーDさんには価値がないということです。
Aさんは何者なのか。多くの場合はインフルエンサーと呼ばれる存在です。
もしくは、クリエイターやまとめサイトの管理人でしょうか。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
たまに、ズブの素人が下の図のユーザーAさんになることもあります。しかし、本当に稀な話です。
そして、コンスタントに下図のAさんのような立場になれるなら、自然インフルエンサーになるでしょう。
簡単に言っちゃいましょう。
『インフルエンサーでなければ宣伝をする意味は全くない』=『インフルエンサーでなければ推し活をする意味は全くない』
ということです。
つまり、ここに
【推しを応援する→その声を聴いて他の人も推しを応援してくれる→推しがすごく儲かる→推しが更に活動できる→自分が満足できる】
だって世の中のほとんどの人は、インフルエンサーじゃないんですから。
◎推され疲れ
ズブの素人だろうとなんだろうと、インフルエンサー的な力を簡単に持つ方法があるんです。
それは、悪評です。
つまり、○○はこんなひどいやつだ!と、できればソースつきで言うことですね。
その場合、どういうわけだか、非常に簡単に広まってしまうんですね。
まあ、端的に言っちゃうと、まとめサイトとかのゴシップ好きや、善意のフリをして悪評を広めるインフルエンサーが多いからなんですが。
(インフルエンサーサイドも、話の正誤を他人に預けられるというリスクヘッジができますし)
小さい声を拡声する機能は、コンテンツのクリエイターを攻撃する場合に、非常に簡単に、かつ効果的に発揮されるんですね。
ハッキリ言って、やってられないですよ。作る側としては。
だって良い声には意味がなく、悪い声は意味を持ちやすい。それが現代ですから。
良い声がいっぱいSNSに溢れている状態というのは、まあありがたいっちゃありがたいんですが、結局、その状態に持って行った時点でもうコンテンツとしては勝ってるんです。
つまり、ほぼ初動でインフルエンサー的存在が、推してくれるかどうかだけが、売上にとっては重要なのです。
多くの人に推されたから売れるのではなく、売れたから多くの人に推されるのです。
だから、その、申し訳ないのですが、人気になった後は推してくれようがくれまいが、あまり関係ないんですよね。
なのに、推してくれる人のご機嫌は常に伺わねばならない。
◎最後に
結局、グッズや商品、情報コンテンツを多数の人にお金を出して買ってもらわねば、クリエイターは生きられないのは確かなのです。
この話は、
【推しを応援する→その声を聴いて他の人も推しを応援してくれる→推しがすごく儲かる→推しが更に活動できる→自分が満足できる】という論理を否定するものです。
推し活の定義や、細かい部分でそれは違うぞ!というお話はあると思います。
なんだそれ。ギャンブルしないとストーリーすらまともに楽しめないってか。
それなら漫画やアニメや買い切りゲームを買ってを楽しんで、期間限定の小話は雑誌に掲載されたSSを買って読んで、連載誌や円盤買って応援した方が100倍マシだ。
一定額のお金を出せば情報が受け取れる。これらのものが物凄い優良コンテンツに思える。よく考えなくてもこれらはごく普通の当たり前の情報コンテンツの楽しみ方で、そんな楽しみ方すら出来ない事がとんでもなく異常に思えた。
あんな、そういう金の出し方すらしないファンが増えて円盤すら売れなくなったから、ガチャなんていう商売方法が発明されたんだよ。
とでも書かないと心がぶれそうになるから書いておきたいな。
私は別に廃課金ユーザーとかそんな大それたものではないし、過去にハマったソシャゲにつぎ込んだ額も精々二万程度だったと思う。
二万をソシャゲに注ぐことに対してどう感じるかは、個々の判断によるところだとは思うけれど、少なくとも私は一度経験して「充分だった」と思った。
ソシャゲでガチャを引く事により手にすることが出来るのは大多数が「カード」であり、ものによってはカードの強化に必要な限定アイテムだったりするだろう。
ゲームとして他のプレイヤーより強くなる為に、勝負に勝つために、ランキングで上位に食い込むために(それによりランキング報酬のカードを取るために)など、カードを獲得するのには色んな理由がある。限定衣装に身を包んだ大好きなキャラクターのイラストだって集めたい。
特にキャラクター性重視のソシャゲに多いのが、カードを獲得することによって開放される限定ストーリーなどから「キャラクターの更なる情報」が得られるという点だ。
私の大好きなキャラクターは、季節の行事をこんなふうに楽しんでいる。他のキャラクターとこんな会話をしている。新たな一面が垣間見える。今までよりもっと、そのキャラクターを理解できる。
カードを獲得すればこんな風に楽しめる反面、カードを獲得出来なかった場合、他者との圧倒的な情報の格差が生まれる。
これが、漫画や買いきりのゲームの様に、お金を出せば確実に情報を得られるコンテンツと根本的に異なっている点だと思う。
私が限界を感じたのも正にこの点で、ギャンブル的な要素にお金を投じなければ、公式からの供給を得られないのだ。
「あのストーリー読んだ?」「私あのカード引けてないから読めてないや」
こういうことは当たり前の様に起きる。課金して、なおかつ1%以下に設定された排出率に勝利しなければストーリーすら共有出来ない。(カード引いた友達に読ませてもらえば?というお話ではない)
なんだそれ。ギャンブルしないとストーリーすらまともに楽しめないってか。
それなら漫画やアニメや買い切りゲームを買ってを楽しんで、期間限定の小話は雑誌に掲載されたSSを買って読んで、連載誌や円盤買って応援した方が100倍マシだ。
一定額のお金を出せば情報が受け取れる。これらのものが物凄い優良コンテンツに思える。よく考えなくてもこれらはごく普通の当たり前の情報コンテンツの楽しみ方で、そんな楽しみ方すら出来ない事がとんでもなく異常に思えた。
現実には、ギャンブル性そのものに対する楽しみや、自分は他人よりこれだけ課金したと言ってコンテンツへの愛情をアピールする競争意識や様々な感情を煽るからこそ現在のソシャゲの隆盛が実現してるんだろうけど、一度その輪を外れてみたら、私にとってそのお金の使い方は適していないと思うようになった。
まぁ推しガチャの為に溜めに溜めた1000近い無償の石も全て無駄に終わり、ただでさえこんなに出ないガチャに、これからもお金を掛け続けてコンプするのかと思ったら急に虚しくなった。それだけ。これで推しの限定ストーリーは読めなくなった。でももう疲れたし、これでいいんだと思う。
レンタルビデオ一週間で100円、iTunes48〜72時間で500円、とてもなくなるとは思わんのだけどなぁ。日本のiTunes発展の最大の阻害要因だよね > 2020年には「なくなる仕事」の予想が衝撃的。キャリアを考える参考に。 http://t.co/J0L3PYBQaZ
というコメントに対して、いや、パッケージレンタルは無くなるだろう!というはなしです。
パッケージレンタル屋が立ち行かなくなるのは、100円レンタルが主軸では今でも全く儲からないからです。新作に高値を付けたり、延滞金で成り立ってる商売だと思います。iTunesの利用率がたとえ1%でも、月1回でも利用するアクティブTSUTAYAユーザーって何%いるでしょう?当然iTunes利用者以外の99%じゃないですよね。世帯割合で多く見積もっても2〜3割程度じゃないでしょうか。
パッケージレンタルは非合理的です。ユーザーには店頭に出向く煩わしさ、個人登録の必要性、ソフト選択にかける時間、返却の為にまた来店、取扱いや延滞のリスクもあります。店側にとっては保管場所、人件費、品質管理等々…企業としてもオンデマンドのメリットは計り知れないと思います。現在の店頭レンタルはほぼ減価償却みたいな意味合いかな、と。
ここからが本題ですが、ソフト提供メーカーはどこを向くべきか、という問題です。我が家はiTunesで映画を見たり、映画館に足を運んだり、本を買ったり、DVDやCDや音源・動画を買ったりで月3万円は消費します。無くても生きるのに全く困らない情報コンテンツの支出を良しとする訳です。一方で100円レンタルのユーザーは?100円レンタルを好む人はコンテンツではなく価格でモノを選ぶ人です。
任天堂を危機に陥れた無料オンラインゲームの運営をを支えているのはユーザーピラミッドの頂点、数%の課金ユーザーです。ゲーム提供会社はこのごく一部のユーザーの為に制作を行います。かつ無料で遊び始めた人が課金したくなる仕掛けをせっせと組み込んで来る訳です。
同様に映像ソフトメーカーやレンタル会社も、月にレンタルで100円使う人と、月に1万つぎ込んでくれる人、どちらを向くか?自明ですよね。
映画に貪欲な人たちはとっくにオンデマンド購入/レンタル移行期に突入していると思います。仕事柄周りにたくさんいますがほぼiTunesですね。もちろんPCでGyao!ってのもあるし、ゲーム機でHuluもあるでしょう。環境は実は揃ってるのに手を出してみる「一般ユーザー」がまだ少ないだけ。Gyaoがあんなに無料レンタルを打ち出すのはオンデマンドで映画を観るこという行為を定着させたいから。
そしてもうひとつ重要なのがアダルトコンテンツ。今時TSUTAYA店頭で18禁借りる人っていますか?(まぁいるんだろうけど)
もちろんエロは無料で転がってるので十分という人もいるでしょうが、オンデマンドでちょっとお金出せばもっと良いのが観れる(よね、ひでぽんさん?)。特異な性癖モノも気兼ねなく楽しめます(よね、しんさん?)。
こうしたきっかけから多くの人がオンデマンドの合理性を実感すれば、パッケージの衰退は目に見えるだろうという次第です。文化の扉はエロが開くのです!!
あれ、なぜだか変な結論になっちゃった!!
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From: east-japan.data.research1@docomo.ne.jp
Date: Sat, 01 Mar 2014 09:25:50 +0900 (JST)
To: east-japan.data.research1@docomo.ne.jp
Subject: 重要なお知らせ
TEL:0120-580-377
弊社はサイト運営会社より依頼を受け、料金滞納者の調査などを行っております。
現在、お客様がご使用中の携帯端末より以前ご登録されました[モバイル情報コンテンツ]の管理会社様より弊社に[身辺調査依頼]が入りましたのでご報告させて頂きます。
携帯電話の接続記録により、【有料総合サイト(ニュース・占い・天気予報・交通情報・アプリ・動画・懸賞・出会い等)】の無料期間中の登録があり、退会処理が行われてない為、月額料金が長期滞納になっているとの事です。
今後は、個体識別番号などから身元情報開示の上、損害賠償等を求める民事裁判(通常訴訟)の手続きを行うとのことです。
サイト運営会社が登録の接続記録という証拠を提出した上での裁判であるため、誤っての登録であっても支払い判決が下される恐れがあります。
裁判差し止めを、ご希望されるお考えが御座いましたら、本日中に必ず担当までご連絡下さい。
ほとんどの場合、現段階での和解措置が可能であると思われましたので以上の手続きに入る前にご一報差し上げた次第です。
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