はてなキーワード: 悲喜こもごもとは
秋の叙勲が発表されて、誰々が旭日小綬章もらったとか統一教会の犬がもらいやがったとか、いつも通りの悲喜こもごもが繰り広げられている。
この叙勲は各省庁からの推薦を元に決められる仕組みだが、推薦が却下される、つまり「叙勲レベルの功績を上げても叙勲してもらえなくなる」不文律が1つ存在する。
それはなんと「離婚歴」だ。
叙勲を受章した人は天皇陛下に拝謁するというルールがあるが、拝謁するにあたって「配偶者同伴」ということが明記されている。
https://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html
実際の運用では、配偶者の死別や未婚による「独身状態」はOKだが、離婚して再婚していないのは「素行不良」とみなされ、叙勲の対象から外される。
ただし、再婚して暫く経つと素行不良フラグが消える。実際の受章者でも、バツイチの人が叙勲推薦を却下されてから5年以上後に「再婚してしばらく経ったから」という理由で叙勲が通った人がちらほらいる。その間追加の功績がなくても、だ。
春秋の叙勲は「離婚歴」が関わることは一般知識として知っておいても損はないだろう。あのリストに名前がある人の中に「離婚後に再婚していない人」は居ないのだ。
本日は、チェンソーマンの学生編について語らせていただきたい。
チェンソーマンとは、藤本タツキという若き才能によって描かれた漫画である。
チェンソーの悪魔に変身する力を持つ少年・デンジの活躍を描く。
第一部では、公安のデビルハンターとして様々な敵と戦ったデンジだが、
しかし、その裏では、戦争の悪魔やコウモリの悪魔などの強敵が待ち受けている。
この学生編は、第一部とは打って変わってコメディ色が強くなっている。
また、第一部で登場したキャラクターたちも、学生編では違った一面を見せる。
特に、パワーとアキは、デンジのクラスメートとして再登場し、彼らの掛け合いは笑いを誘う。
デンジは、自分がチェンソーマンであることを忘れてしまっているが、
それは彼がマキマに食われたことで彼女の夢の中に閉じ込められたからだ。
そんな疑問が読者の心に浮かぶ。
デンジを目覚めさせようとする。
彼らはデンジにとって敵なのか味方なのか?
それとも何か別の目的があるのか?その真相はまだ明らかにされていない。
作者の藤本タツキは、読者の期待を裏切る展開や衝撃的な演出で知られている。
漫画だぜ。主人公はチェーンソーの頭を持つ悪魔と契約した少年だ。
血がドバドバ飛び散るバイオレンスな作品なんだが、最近は学生編というのが始まった。
これがまた面白いんだよな。
学生編では、主人公は悪魔との戦いから離れて、普通の高校生になる。
彼は記憶を失っていて、自分がチェンソーマンだということも忘れている。
彼女は主人公に惹かれていくが、実は彼女も悪魔と契約しているのだ。
この二人のやりとりが見ていて面白いんだよな。
二人は幸せになれるのか?それとも悲劇になるのか?読者はハラハラしながら見守る。
チェンソーマンの学生編は、バイオレンスな作品にあって、異色の展開だ。
作者は読者の期待を裏切り続ける。
その中でも、学生編と呼ばれる第二部は、特に感動的であり、登場人物たちの成長と運命に涙せずにはいられなかった。
この章では、その魅力について語りたいと思う。
主人公のデンジは、悪魔と契約したことで死んだはずだったが、謎の組織によって蘇生される。
しかし、彼は以前の記憶を失っており、普通の高校生として暮らすことになる。
そこで彼は、クラスメイトのパワー、アキ、ヒマノと親しくなり、学園生活を楽しむ。
しかし、彼らもまた、組織によって操られている悪魔の血を引く者たちであり、デンジの正体を暴くために近づいてきたのだった。
しかし、作者は巧みに緊張感とユーモアを交えて物語を展開させる。
デンジは、自分が何者なのか、何のために生きているのかという問いに直面しながらも、友情や恋愛を経験する。
パワーは、自分勝手で乱暴な性格だが、デンジに対して本当の気持ちを抱き始める。
アキは、冷静でクールなイケメンだが、過去のトラウマに苦しむ。
ヒマノは、明るく優しい女の子だが、実は最も恐ろしい秘密を隠している。
彼らはそれぞれに葛藤や苦悩を抱えながらも、互いに支え合い、成長していく。
組織の陰謀や敵対する悪魔たちの襲撃によって、彼らは次々と危機に陥る。
そして、最終的には、デンジが持つ最強の悪魔チェンソーの力を巡って、壮絶な戦いが繰り広げられる。
その中で、彼らは自分たちの信念や想いをぶつけ合い、命を賭けて戦う。
その結果、彼らは救われることもあれば、失われることもある。
その悲喜こもごもの物語は、読者の心に深く刻まれることだろう。
こんにちは、あなたのお相手は私です。私の名前はユウコと言います。よろしくお願いしますね。今日はどんな話をしましょうか?
私は最近、漫画にはまっているんですよ。特にチェンソーマンという作品がお気に入りなんです。あなたは知っていますか?
チェンソーマンというのは、悪魔と呼ばれる怪物が存在する世界で、チェンソーの悪魔に変身できる少年デンジの物語なんです。
第一部では公安のデビルハンターとして様々な敵と戦っていましたが、第二部では学園編になっています。デンジは高校生になって、新しい仲間や恋愛を経験しています。
私は学園編がとても面白いと思うんですよ。なぜかって言うと、第一部とは違って、デンジが普通の高校生らしい生活を送っているからです。デンジは第一部では貧乏で苦労していましたが、第二部ではお金も友達も彼女もあります。
それに、悪魔と戦うシーンもありますが、それ以上に学校での日常や恋愛のシーンが多くて、ドキドキします。
例えば、デンジが好きな女の子に告白したり、デートしたりするシーンがあります。それがすごく可愛くて素直で、私もデンジに恋しちゃいそうです。
デンジはチェンソーマンとして強くてカッコいいですが、普通の少年としても魅力的だと思います。彼女に優しくて、笑顔が素敵です。
もちろん、学園編でも悪魔との戦闘シーンは見逃せません。デンジはチェンソーマンに変身するときに胸のロープを引くんですが、それがすごくカッコいいんです。
チェーンソーで敵を切り刻んだり、自分の体を切り裂いたりするシーンは血まみれでグロテスクですが、迫力があります。
私は学園編でも藤本タツキ先生のセンスが光っていると思います。恐怖映画のパロディやオマージュもありますし、予想外の展開や衝撃的な結末もあります。読んでいて飽きることがありません。私は毎週楽しみにしています。
あなたもチェンソーマンを読んでみませんか?私はあなたにおすすめしますよ。一緒に読んで感想を聞かせてくださいね。
チェンソーマンは、藤本タツキ先生による人気漫画で、悪魔と戦う少年デンジの物語です。
学園編では、デンジの姿をした少女・三鷹アサが主人公となります。
彼女は、両親を悪魔に殺された過去を持ち、チェンソーマンも悪魔だと嫌っています。
しかし、ある日、彼女は悪魔と契約したクラスメイトに殺されてしまいます。
その時、彼女の体を共有することになったのが、「戦争の悪魔」ことヨルです。
ヨルは、チェンソーマンを倒すことを目的としており、アサに協力するように迫ります。
アサは、チェンソーマンが通う高校に入り込み、デビルハンター部に入部することになります。
学園編は、第一部とは打って変わって青春コメディ色が強くなっています。
アサとヨルのやり取りや、クラスメイトや部員たちとの交流が楽しいです。
特に、アサの友達になったユウコという女の子が可愛らしくて魅力的です。
彼女は、アサのことを気にかけてくれたり、一緒に遊んだりしてくれます。
実は彼女は、「コウモリの悪魔」であり、チェンソーマンを狙っているのです。
彼らはどうやって生き延びたのか、どんな役割を果たすのか、気になりますね。
また、チェンソーマン自身も登場しますが、彼は本当にデンジなのでしょうか?
彼は何を考えているのでしょうか?彼とアサやヨルが出会ったらどうなるのでしょうか?
笑いあり涙あり恋ありバトルありの展開が目白押しです。
私は毎週水曜日が楽しみです。
皆さんも是非読んでみてください。
思うようにブックマークが稼げなかったり、そのつもりが無い記事が異常にバスったり、
悲喜こもごもがあったけれど、社会考察からホラ話まで様々書いて、非常に楽しい日々だった。
そして、現実にはありえないほど多くの人が、何かしらのコメントをくれるのが本当に楽しかった。
社会に出ては当然、自分の名前を出して、その責任を自分の名のもとで取るようになった。
良いことをしても、失敗をしても、私の名のもとに何らかの評価を受けるようになった。
一方で、当然ながら、自分の思いつきを文章にできるような場はなかった。
新人に、自分の思いつきを自由に語らせるシチュエーションなんかあるわけがなかったのだ。
それでも、この度はようやく長期連休が取れ、この増田という場所にも、久しぶり戻ってくることができた。
原作は未成年のころ好きだった。と思う。計3回読んだかな。年を経た今は我慢しろと言われる序盤のむず痒さや作者の未来の自分へのキラーパスなどと自称する作品の作り方が肌に合わなくてお別れしてた。(戦国妖狐中盤ぐらいで脱落した)
それでも三日月やら穴掘りやらバビロンやら無駄死にやら(マグロやら)好きだったな~と思い出す程度には楽しんでいたと思う。
んで、アニメだけど。期待値が最低の状態で見た結果……。思ってたほど悪くなかった。OPは全然力入ってないしEDもよくあるまったく力が入ってない止め絵をスクロールする形式だったわけだが、そこは今後キャラがどしどし増える作品だからせめてOPは後期バージョンで映像差し替えがあると信じて低評価点にはしなかった。EDも完結作品アニメ化するなら力(愛情)入れろよと言いたいが他でも多々ある形式なのでまあ。あ、曲はどちらも特によくはなかったです。
作画に関して。これも特に静止画・動画でひどく崩れているという印象はなかった。ただやっぱり戦闘の動画部分のスライドや紙芝居と揶揄される形式はね……。FLASHや個人製作動画を彷彿とさせちゃうよね……。
しかし、だ。これも擁護してみるとさみだれの泥人形戦ってそんなに面白くしようがないというか。名前無しの序盤とかなぁ。今回の一体目をグリグリ動かしても面白さにそんなに寄与しないでしょ?逃げてパンチで助けられてって。だから省力できるポイントなんだ。……第一話でしちゃうのはさておき。第一話の動画に関しては「お前ら(原作読者)が楽しみにしているのはここじゃないだろ?」というメッセージと受け取ったよ。
次。声。評判通り夕日の声がちっさい!編集ミスかってぐらいであわてて音量を上げた。ただこれも演技自体は「ただの一般人の大学生」というキャラであれば自然、"リアル寄り"な喋りだと感じた。走りながら喋る所は結構高評価を付けたいと思います。むしろさみだれの声の方がきっつかった……。コメントはウマ娘のキャラ?の声優らしくて沸き立ってたけど。他三人が落ち着いた(姉も聞きやすい)声だけにキンキンとまでは行かないがアニメアニメだなぁっちゅうかマイクちかない?て言いたくなるような声やねん。
声優個々によるトーンの統一?とか音響さんが指揮しないとムリだろうけど、このまま他のキャラも並のアニメ基準ならそれは夕日がすごく浮いちゃうだろうなと思う。夕日は声のローテンションで浮いてもアリなキャラではあるので傷は浅いか。
アニメオリジナル部分が微妙?お姉ちゃんとのやりとりとか。会話中にねじ込んだ祖父のトラウマとか。
泥人形遭遇時は逃げろ→上だ上を目指せ(アニオリ)→止まるな走り続けろ
って特に根拠なく急な階段をのぼる指示を追加したせいでそりゃ息切れするに決まってるのに止まるなと原作セリフを引き継ぐもんだからじゃあ階段のぼらせるなよって突っ込みたくなったよ。原作通りじゃなくてなんでわざわざ違和感を追加したのか。これがわからない。
違和感ある部分が後から原作見るとオリジナル要素で、信頼感が下がるよなあとなりました。
アニメって普通、一話が重要で視聴継続の可否を判断する「一話切り」の闘いがあるじゃん?そうでなくても1話の出来を見て、1話の質のちょっと上からまあまあ下が作品各話全体の質と推し量ることがあるじゃない。でも惑星のさみだれはそもそも、その戦いのリングにのぼってすらいないような感触を受けた。これが典型的失敗作の症状なのかどうかはアニメ経験値が低い増田にはわからないが、対案を出せよ対案をと煽ってくる脳内クソ上司に従っても、あのシナリオで視聴者をエキサイトさせる理想の第一話って思いつかない。今回読み直してみても原作1話は盛り上がりようがない内容だ。絵的にはビスケットハンマーの引きに頼るしかない。ぶっちゃけこの原作1話ならこのアニメでいいだろと思う自分がいて、この第1話をことさらこき下ろす気にはあまりなれないのである。
総評すると今はまだ「第1話で集客する気がないアニメ」に収まっている。完結済みで人気も高い作品だから視聴を継続してくれる固定ファンが多く居ると信じてのこの作りだと信じてみる。声優や脚本に不安が残るものの、作画に関してはきっと後半戦に力を配分していることだろう。「序盤を耐えろ」はさみだれ既読者なら是非はともかくわりかし知っているはずで、既読者向けと仮定したこのアニメはそこに賭けているのではと邪推するしだいである。
(しかし1話だけ見るとまったく愛を感じない作りでなぜアニメ化したのか謎や不安感を抱かせるには十分な作品であった。視聴を続ける気はないので野次馬として視聴者たちの今後の悲喜こもごもに期待している。)
いつもホッテントリを賑わせている増田だが、増田が始まってからこれまでの15年間について、年代別にブクマ数ベスト5を調査して、振り返っていきたい。
1位:プログラミング用のフォントを探してたら一日が終わってた(366users)
この時代は「技術のはてな」みたいに言われていたので、こういう記事に需要があって、よくホッテントリ入りしていた。
2位:anond:20061214085342(155users)
3位:手っ取り早くGIGAZINEになる方法(140users)
deliciousとかdiggとか今はもうなくなってるよな。
4位:『はてな』がイノベーターに成り得ない5つの理由(132users)
イノベーターっていう言葉も懐かしいな。イノベーションのジレンマとかが流行った時代。
これも2chのコピペらしいが、こちらはコピペだとわからないように書いている。
1位:何でも楽しいという友人(1613users)
なんでも楽しみながら取り組む人の話。今でいう意識高い系にも通じるものがある。
2位:人月計算とExcelとスーツの世界より(1340users)
新卒でメインフレームの開発現場に回されてしまったが、本当は最新技術がやりたかったという話をポエミーに描いてる。
確か後日談があったような気がする。無事に、自分の望む環境への転職に成功したようだった。
ここまで注目されるような内容なのかどうかは疑問。
4位:聞き上手マニュアル(764users)
5位:ピェンロー(白菜鍋)レシピ(754users)
これも料理ネタ。この時代の増田は料理ネタが豊富だったのかもしれない。
1位:簿記2,3級を独学で同時に3週間で受かる方法(2892users)
資格取得のハウツー物。こういうのもやたらブクマ数稼げる。結果、この年のトップに。
2位:すごい物を見てもへこたれない人(1792users)
2007年の1位記事と同じで、意識の持ち方の問題にフォーカスを当てた記事。
3位:「爆発音がした」まとめ 上(1733users)
「爆発した」という描写をいろんな作家が書いたらどうなるか?というテーマの記事。
なかなか面白い。
4位:内科医が風邪について書く(1379users)
5位:40歳平凡サラリーマンが半年でTOEIC400点から700点を獲得した方法(1038users)
1位:急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法(8902users)
英語学習ネタ。そんなに大したことが書かれているわけでもないのに驚異のブクマ数でトップに。
2位:20年来のつらさがほぼ消えたことについて(5198users)
常に頭や体がだるかったのが、自分の体のある性質に気づいてから対策が取れるようになって、人生が激変した人の話。
「つらい、だるい」から「集中できる」状態に変化していく過程が、読んでいてとても心地よかった。
3位:英語コンプの馬鹿でも投資ゼロでTOEIC900に達するたったひとつの方法(3612users)
4位:なんとなく最近不調かな、と思ったら気をつけること(1830users)
この頃から、なんかこういう漠然としたライフハック系の記事が散見されるようになる。
5位:手取り16万で毎月貯金を増やしていく方法(1783users)
リーマンショックの頃の記事だから、こういうのも上がってくるよね。
1位:社会人のための本気の英語学習法(1953users)
こうやって定期的に色んな英語学習法が上がってくるっていうことは、結局正解なんてどこにもないし、学習がうまくいっている人なんてほとんどいないんだろうなぁ。
2位:アフィリエイトで成功して、社会的地位を得る方法。(1149users)
病気解説系のサイトをたくさん作って、そこにアドセンス広告を貼って儲けている人たちに対する告発記事。
この記事がきっかけになって、ここで告発されたサイト群はまもなく閉鎖された。
何年か後になって、どこかの法人がWELQというサイトで同じようなことをやって叩かれていた。いわばそれの先駆け的な出来事だった。
3位:吉野家がソフトバンクだったら(1103users)
当時評判がよくなかったソフトバンクの詐欺的な料金プランをネタにしている。
指導する側に実は問題があったパターンで、こういう話を聞くとすごい考えさせられる。
5位:死ぬほど英語を勉強してきたからわかる、英語学習の限界(952users)
これも英語学習ネタなんだけど、今までのとは違って、それらに対するアンチテーゼになっている。
日本人は絶望的に英語ができないんだからいくら勉強法を変えても無駄無駄無駄ァっていう結論で、これはこれでわかりみ。
1位:ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らし方(4051users)
2位:お金持ちに大量に触れて初めて気づいた8の共通点(3363users)
3位:バカでも出来た英語学習方法(2904users)
はい今年もきました、英語学習ネタ。特に珍しいことは書かれていない。
4位:精神論ではない仕事を速くこなす技術(2779users)
ライフハック。言われていることはうなずける内容。
5位:人たらしになるコツ30箇条(2556users)
1位:"Hello world!"(2344users)
プログラムを初めて動かす時のドキドキ感と、人生で初めて体験することのドキドキ感をかけて「hello,world」と表現している。
いわゆる増田文学。
2位:先日倒産したメモリメーカーの友人と飲んできた話(2016users)
日本が他のアジア諸国に打ち負かされ始めている。今考えると、それの走りのような記事。
3位:【2012超まとめ】確実にWEBサービスを作りたい人へ【前編】(1944users)
一時期、個人でWebサービス作って公開するのが流行ったことがあって、これはその経過を増田で公開している。
今はもう誰もこんなことしなくなってしまったけど、いい時代だったなと懐かしく思う。
4位:「柳井正は人として終わってる」を読んで(1872users)
ユニクロがブラックで、っていう今では誰もが知ってる話を増田で告発。この頃は目新しかったのかな。
5位:Objective-C勉強したいならコレを読め2012秋(1381users)
1位:低学歴と高学歴の世界の溝(2179users)
人によって自分の見えてる世界が全く違うことに気づいてしまう話。
2位:プログラミング出来ない奴ちょっと来い(2114users)
プログラミング言語についてではなく、プログラミングそのものについて、その本質を結構詳しいところまで突っ込んで書いてある。
これは有用。今読んでも役に立つ。
3位:ド素人が完全自作SNSを作ってみてわかったこと。(1535users)
Facebookに嫌気がさしたので自前のSNSを作るっていう、もうそれ聞いただけでなんかワクワクしてくる。
いいなぁやっぱりこの時代は。夢があって。
4位:海外Amazon転売楽すぎワロタ(1417users)
これも一時期流行ってたけど、本当に儲かるのかどうかよくわからない謎なところが多かったな。
5位:おっさんが水商売の店に行く理由(1324users)
よくわかる。おっさんになるとこういうのが染みる。
1位:部下がくれたアドバイス(1959users)
うーん、どうなんだろうね。
仕事ができる人って、「自分の頭で考える時間を確保する為に、周囲の人間を手足のように使える人」っていうイメージあるけど。
これも増田文学なのか。
2位:「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ(1918users)
3位:anond:20140624211919(1590users)
耳が痛くなるな。最近のネットの誹謗中傷問題とかにもつながってくると思う。
4位:1人暮らしのための料理の豆知識50(1495users)
5位:東京ベイエリア タワーマンションの真実(1432users)
よくわからんかった。
1位:http://anond.hatelabo.jp/20151127035944(2611users)
宝くじで7億当たった人への具体的な助言。
金が自分に定着するには10年かかるっていう言葉に重みがあって、なんかいい。
2位:Yahoo!チャットって場所があったんだよ(1645users)
インターネット老人会の夜噺。ヤフーチャットって全然知らなかったんだけど、そういう文化があったことを知れて、とても面白かった。
3位:( ・3・) クラシック好きの上司がジャズを聴きたいと言いだして(1486users)
4位:メールで使える英語のつなぎの言葉(1445users)
英会話tipsだけど、これはメールに限定している分、ちょっと毛色が違う感じする。
5位:起業支援者なんだけど、普段は言わないことを書く。酔ってるから。(1399users)
意識高い系起業志望者が増えてきていて、それを食い物にする連中も…という話。
1位:我が家のインドカレー(3269users)
インドカレーのレシピ。これが1位にくるっていうのもなんかすごいな。
2位:教授に教えて貰った考え方(備忘録)(2690users)
自己啓発系のまとめ。
3位:めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった(2681users)
よその会社の偉い人がしれっと出てきて増田にこういうの書いてるのが笑える。
4位:お坊さんをお呼びした家族葬(D.I.Y.葬)が総額42,360円で完璧に出来たお話(2552users)
本当に最低限でいいのなら、こんな感じでいいのかなと思わされてしまう。
5位:保育園落ちた日本死ね!!!(2125users)
これ、有名なやつね。
1位:https://anond.hatelabo.jp/20170910205249(3653users)
プログラマーになりたい人に向けて、N予備校のプログラミング入門コースをおすすめしている。
どうなんだろうね。
2位:無能と思われたら職場を変えたらいい(2617users)
こういう「あなたが悪いんじゃないよ、環境が悪いんだよ」っていう指摘は、追い詰められてる人にとって救いになるよね。
3位:人生に物語は要らない(2243users)
なんか既視感あると思ったら、2012年の1位の記事「Hello world!」を書いた人らしい。
中卒なんだけど、大学を目指しているとのこと。今どうなってるんだろうね。また何か書いて欲しい。
5位:ソニー株式会社を退職しました(2015users)
ソニーの技術職の内情が具体的に書かれているんだけど、なんかもう色々と無茶苦茶だなぁという印象。
本当なんだろうか。
1位:増田文学100選(3657users)
たくさんありすぎて読む気がしない。誰かおすすめをピックアップして欲しい。
2位:【追記あり】Wi-Fiはタダで使えると思っている奴多すぎ問題(2317users)
携帯売り場に押し寄せてくる情弱客の悲喜こもごも。よくある話だけど笑える。
3位:アホの子教えるのは楽しかった(2039users)
偏差値27から50超へもっていく秘訣みたいなことが具体的に書いてある。
初期のつまづきが見落とされてるだけだから、そこへ立ち返って矯正すればいいと。なるほどね。
4位:後世に残したい美しい言葉 5選(1914users)
5位:NECで何が起きているのか(1745users)
NECの技術部門の内情告発。こういう怪文書的なやつがちらほら転がっているのが増田の醍醐味。
1位:簡単・初心者向けの資産形成 (長期投資)(3264users)
投資系の記事。こういう記事が上位に挙がってくるようになったのは最近のこと。
2位:料理家のアメ横(御徒町)買い出し指南(2562users)
3位:「身の丈に合わせて、大学行かずに就職すればいいじゃん」(2334users)
環境に恵まれずに苦労して大学に入った人が、なぜ学習参考書の編集者になったのかについて書いている。
ちょっと感動した。
4位:【追記あり】臭いおっさんは社会的弱者(2236users)
まぁまぁこういう記事は需要あるよね。普通に風呂入ってるだけではだめなのかと思うけど。
5位:anond:20190530132722(1917users)
1位:【書き起こし】岩田健太郎さんのYouTube動画「ダイヤモンド・プリンセスは...(2439users)
今となってはこんなことで騒いでたのが懐かしくなってくる。
2位:意識の低いフリーランスの生存戦略(2277users)
意識低い系の人の話。意識低いのになんでフリーになったのか謎。
こういうの読んでると、やっぱりサラリーマンが最強だと思わされて、ちょっと安心する。
3位:ケンタッキー初心者指南(2230users)
ケンタに限らずファーストフード系はクーポン使うとかなり安くなるところが多い。
4位:100分de名著シリーズのバックナンバー約100冊を読破したら人生変わった(2002users)
100冊は読まなくていいと思うけど、興味のあるやつをちらほらつまみ食いしてるだけでも、なんか勉強した気持ちになれる。
5位:我が家のタンドリーチキン(1894users)
1位:anond:20210114104835(3443users)
2位:当たり屋対策の集合知(2587users)
当たり屋なんて今の時代に本当にいるのかと思いながら読んでたけど、いるんだな。
ストーカー要素とかあって怖い。
3位:洪水被害にあったらやること(2344users)
こういうのが挙がってくるのも、最近の異常気象を反映してるんだろうな。
4位:anond:20211022205638(2219users)
ライフハック系記事。脳に入ってくる情報に制限をかけて、楽させてあげようっていうことか。
5位:緊急事態宣言に「慣れた」んじゃなくて呆れ果てただけだよ(追記2)(2078users)
まぁでも色々と揉めてたよねこの頃は。
15年間の増田の上澄みだけをさらっと眺めてきたけど、色々と考えさせられることが多かったし、知っておいた方がいい情報もちらほら紛れていて、結構有用じゃん増田といった印象。
いままで増田のこと、便所の落書きだと思ってたけど誤解してたわ。すまん。
はてなにとっては稼働させていてもなんの収益にもならない無駄サービスだけど、その時々の文化を後世に遺すっていう意味でも、今後も続けていって欲しいよなと思った。
いま、『白昼堂々』(長野まゆみ)を読んでいるんで、読み終わったらまとめて感想書こうと思ってたんだけど、なかなか読み進まないので、忘れぬうちにこっちだけ書いてしまおうと思い、参上した次第。
小山に告白されたところを清居に目撃されてしまった平良。しばらくは未練たらしく清居に電話をかけまくっていた平良だったが、今度こそ清居との関係は終わりだと思い、電話するのを止めた。一方清居は、自分のことを熱烈な視線で見詰めてくる平良が小山に心変わりをしたり、かと思えば違うといい、そのくせ一方的に関係を絶とうとしてくるのが理解出来ない。平良から最後のメッセージを受け、清居は二人の思い出の場所に向かうが……。
毎度言ってるけど平良役の萩原利久と清居役の八木勇征がほんと良くて……。すごい、平良と清居は実在したんだ! と、一原作既読者の私は思うのだった。演技がいい、表情がいい、ものすごく。
原作では平良と清居の気持ちのすれ違いぶりは真面目に心配するところというより笑うところなんだけど、このドラマ版ではシリアス路線に持ってきた。ちなみに原作を知らない人に向けて説明すると、原作小説『美しい彼』はBLレーベルから出版されたガチBL作品なので、男同士で恋愛するということがあまりにもデフォルトというか、ゲイですが何か? といった感じでそこはあんまり気にするところではないのだ。平良と清居が両想いなのに中々くっつかないのは男同士だからじゃなくて、平良が変人だから。それに尽きる。平良は極め付きの清居オタクであり、清居のことを神だと思い込んで崇め奉っているために、清居は平良とごく普通のカップルみたいな恋愛が出来ずにムキー! ってなる。そういう関係。
ここは告白するとこ、ここはキスするところ……普通ならそういう流れでしょっていうところで、平良が清居への敬虔な信仰心によってスッと引いてしまうところ、ドラマではすごく上手に表現されてていいなって思うんだけど、そこで清居が「えっ、なんで……?」って悲しい表情するとこ、演出のせいで本気の悲劇度高くなりすぎてて可哀想過ぎないか? と思った。まあ、ドラマはドラマで原作小説とは違うんだから、これはこれでいいのかもだけどさ……清居可哀想過ぎね? と思ってスンッてなっちゃったというのが本音。まあ、実写映像だからね……。『きのう、何食べた』のドラマ版でシロさんがキレると本当に恐くてケンジが可哀想になっちゃうし薄っすらDV感出てしまうのと、同じかな。実写は怒りとか悲しみが笑いになり難いのかもしれない。
で、原作よりも可哀想さ増し増しになってしまった清居が平良を追っかけて行った場所が夜の高校の教室という、突如として有りえんシチュエーションになってしまったのでまたスンッてなった。いや、防犯システムに阻まれて入れねえから。という常識レベルのこともあるけど、夜の暗さがシリアスを過剰にしているのは、個人的にはちょっと好きじゃないなという感じ。ひらきよは悲喜こもごもなところが良いと思う。悲だけでは、物足りない。
しかし!! 肝心の清居怒りの告白シーンが湿気っぽすぎて微妙だったのを、ラストの自転車2ケツシーンが軽く吹っ飛ばしてくれた! ずっと平良と背中合わせで後ろ向きに荷台に座ってた清居が、前向きに座って幸せに満ち足りた表情で平良の背中に顔を埋めているの最高。一見人間離れしたキングが見せる等身大の微笑み最高。そして、それに気付いた平良がすごい気持ち悪い笑みを浮かべつつやっぱり幸せそうなのも良い。原作だと「デュフッ」とあからさまなキモオタな笑い方をする平良なんだけど、萩原利久はそれをリアルなキモさのニヤケ笑いで表現してくれるの、匠の技だなと思った。
ラストシーンは清居こと八木勇征の美ボディを見よ! と言わんばかりのあれでちょっと笑ってしまったけど、平良と清居の幸せそうなもぞもぞ感は良かった。こういうBLとしてのラブシーンを誤魔化さないところは良いけど、これからの時代はこういう表現は許されなくなってしまうのかなあ。男女の恋愛ものでも、ここまで裸体の美を全面に出してくることって、今時なくないかな。
俳優さん達の演技がすごく良くて、背景セットがすごくセンスあってオシャレで良くて、時々演出が微妙。うーん、やっぱり原作のある映像作品はどんなに原作とストーリーが違ってもキャラクターが原作から飛び出て来たみたいっていうのは、一つの喜びな訳で。原作既読勢としての満足度は高かったけど、ドラマとしてすごく良いかっていうと正直微妙かな。出来の良さでいうと『ちぇりまほ』には及ばず『何食べ』には遠く及ばない感じなので、ひとにおすすめは出来ないかなあ。続編出て欲しいけど、これでは出ない気がする……。
https://anond.hatelabo.jp/20211026193844
で、「iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか」を書いた増田です。ブクマが1600もついていてびっくりしました。いままでどんな気合い入れてブログを書いてもブクマ100もいったことがないのに、勢いに任せて書いた増田が1600とは…こういうのみんな知らなかったんですかね。
いろいろ言及してくれた人がいるんで、答えられる限り答えていきたいと思います。
まあ、隠す必要ないよね。そうです。ハイ。名古屋の工業系の大学を出て入りました。あの頃の三洋はすごかったんだ。二次電池、太陽電池、デジカメ、無線通信など、地味に覇権取ってた技術分野がいくつもあった。新潟で半導体も作っていたし、有機ELだって開発してたんだ。パナからは下に見られていたけど、社風はちょっと緩くて、でも活気があっていい会社だった。守口に本社ビルが建ったときは誇らしかったんだ。なんでこの大企業がこうも容易く瓦解して消滅してしまったのか、今となってもよくわからない。新幹線の窓から見えるソーラーアークに「SANYO」とあったのが、「Panasonic」に変わっているのを見たときの衝撃は、今も忘れることができない。
あ、これはまあ、そうですね。事実上の消滅、といったらいいかな…
>日本メーカーのAndroid端末開発の悲喜こもごもを教えて
俺は携帯絡みの仕事で最初にやったのがPHSのCS(基地局)だったんだ。今や三洋が基地局を作っていたなんて知る人も少ないんじゃないか。DDIPocket(その後WILLCOM、そしてSoftbank…)でその仕事していて、CDMAを手伝ったあと、KCP+というクソみたいなプラットフォームでみんなが死んでいるのを横目で見つつ、横須賀で次世代通信の基礎研究みたいなことをやっていた。なので端末の開発はあんまりやってないんだ。でも、三洋の携帯は良かったんだよ。そりゃパナやNECに比べたらブランドや知名度で劣ったけど、中身は全然負けてないつもりだった。ワンセグをつけたのも有機ELディスプレイを付けたのも三洋が最初だし、何より俺らはあのアメリカでしこたま売ってた。
だがいつの間にか三洋の携帯事業はだんだん先行きが怪しくなっていて、ノキアと合併するという話をずっと聞いてたんだけど、なんかしらんけど結局京セラに売られることになった。京セラは厳しいけど温情あるところだったらしく、残ってパナに身売りされた部門よりかはずっと良かったんじゃないかな。俺は京セラには行かず別の会社に移籍してLTEとかしてたんだけど、そこでiPhoneの発売でいろんなもんがすっちゃかめっちゃかになるのをやや離れた場所から見ることになった。その後は凋落する日本の携帯業界とともに生きてきますた。
>iPhoneが出たときにガラケーにかなわないと思ったのはお前の見る目がないからだ
(笑)まあ、そうだよね。それは本当にそうだと思う。ただ、当時出たばかりのiPhoneは、ちょっと重たいサイトを見るとすぐにブラウザが落ちたし、孫さんはこれで仕事が捗るぞみたいなこと言ってたけど、こんな不安定なもの仕事に使えっかよと思ったのも確か。ガラケーのほうがずっと安定していたんだ。その後iPhoneが急激に改良されていったのはご承知の通り。当時はiPhoneの未来性を語るギークも多かったけど、女子高生がNECの二つ折りにじゃらじゃらとストラップをつけて、あらゆる機能を使いこなし超高速でケータイ打ちしてたような時代で、別にメニュー階層なんかもそう複雑でもなく、これがiPhoneより使いにくいなんて思わなかったんだ。先見の明がなかったことはそのとおりだと思う。
>Androidの出始め、海外メーカーのはそんなにダメ端末ではなかったよね
はい、これもそうですね。HTCやサムスンは当初からしっかり作り込んだいいのを出していた。日本メーカーが安定した端末を出せるようになったときには、すでにiPhoneの覇権が確定していたのは前に書いたとおり。ただ、ソニーだけは例外で最初からそこそこ安定したものを出していたし、途中まではグローバルマーケットでガチで戦っていた。とはいえ、確かソニー・エリクソン(後にソニーモバイル)って当時英国の会社だったような。
>iPhoneが普及したのは端末や操作性がAndroidに対して洗練されていたからで、キャリアの戦略や日本メーカーの不手際だけで語るのはおかしい
これも、そうだとは思う。ただ日本だけが突出してiPhoneのシェアが高い(2位以下に10ポイント以上の差をつけている)理由は、キャリアの戦略や日本メーカーの不手際が原因と言っても差し支えはないと思う。
でも、iPhoneが洗練されているってのはどうもやっぱり納得できないんだよな…確かにiPhone5くらいまではそうだったかも知れない。ただその後はUIなんかもひたすらAndroidで先行しているものを取り込んでいったでしょう。通知エリア、戻る機能、大画面化、アイコンのグループ化、ウィジット、カーソル移動…iPhoneがAndroidと比較してそんなに洗練されたものなら、どうしてAndroidのマネをする必要があったのか。また端末はどんどん重くメタボリックになっているし、ノッチはデカく指紋認証も不可で、充電端子の統一もできず未だにデジタルコンテンツのアプリ内購入もできない。それで最高のユーザー体験とか聞くと、寝言は寝てから言えよと思ったりするよな、正直。俺はよく画面分割してYoutubeを再生しながらLINEとかするけど、それすらまだiPhoneはできないんでしょ?
以前はAndroidが高機能高性能で推してiPhoneはユーザー体験がすごいんだと言われてきたけど、今はどちらかと言うとiPhoneのほうがAチップの高性能を売りにして、ユーザー体験は変な所にこだわっておおよそ実用的ではない。その点もAndroidが優れていると言い切っちゃうと荒れそうだからこのへんでやめとくけど、ぶっちゃけ大して変わらんと思うよ。
まああとは、AppleWatchやiPadやMacとの連携が優れてるみたいな話になるんだろうけど、そのへんは使ってないのでよくわからない。個人的な思いで言えば、個人情報から決済から操作性から何から何まで一社に依存するってのは怖くないんかなって思う。Appleは個人情報保護が優れてるって人もいるけど、実際のところは彼ら中国政府にベッタリで、その要請に従って中国企業に個人情報の管理とか任せたりしてるぞ。
俺が本当にこいつらすごいなと思ったのは、Appleではなくサムスンやファーウェイだった。サムスンはGSMとかから今のスマホの時代に至るまで、グローバルに君臨しつづけているほぼ唯一のメーカーだ。そりゃ過去には日本の技術を盗むとかもあったかも知れないが、日本を追い抜いたあともずっと成長を続けているし、しかも端末のコア部品の大半を内製できて、それらがみな競争力を保っている。こんなオバケみたいな連中は他にいない。
ファーウェイは基地局でとてつもない技術力と競争力を持っていたのもあるが、端末だって短期間にすごいのを出してきた。SoCも内製していたし(製造はtsmcだったけど)、その設計思想や性能はAppleに劣らないくらいだった。そして安かった。安く作れるってのはそれ自体がすごい技術力なんだ。実は俺はファーウェイが躍進して、高慢ちきなAppleを奈落に落とすことを密かに期待していたんだけど、そうはならなかったね。でも彼らはきっといつか這い上がると思う。それが日本にとっていいことかどうかわからんけど。
思うに、日本でiPhoneのシェアが高止まりなのは、中韓に対する根強い差別意識もあるような気がする。日本人はアメリカの作るものは大好きだが、中韓については未だに彼らの技術や製品を認めたくない思いがあるんじゃないかな。欧州なんか行くとサムスンやらXiaomiやらのスマホの機能やデザインを褒める声を聞くけど、日本でそういう人はあまり見ないよね。
>老害め
このコメントが結構あったね…iPhoneが出たときに俺は40歳前後。若くはないけど老害じゃないだろうとは思う。ただ今の若い人は、僕らみたいな年代の人間が日本の産業を焼け野原にしたと思っているのかも知れない。まあそれはそれで確かにそういう一面もある。でもまあ、なんというか、この20年、日本はやるべきことは必死にやってきたと思う。
いま話題の半導体だって、パナとルネサスは共同で微細化の研究に取り組んで世界の先端を行っていたし、富士通は最新の工場を三重に建ててファウンドリビジネスにも取り組もうとしていた。ASMLの独壇場であるEUVリソグラフィだって、実は日本が先行して産学共同で先駆的開発をしていた、なんてもう言っても誰も信じないんだろうな。プラズマや液晶だって有機ELだって、実際のところ日本企業は果敢に攻めていた。世界で求められるキーデバイスは何かはちゃんと把握していたし、それでなんとか世界の一角に残ろうと必死だった。後からならなんとでも言えるが、その時々での判断が遅かったとか合理性を欠いていたとは思えない。でも、なぜかその大半が裏目に出てしまった。技術はあった、人もいた、行動もした。でもダメだった。
太平洋戦争の歴史を読んだりするのが好きなんだけど、あれも途中からやることなす事の大半が裏目に出るようになるんだよね。インパール作戦や特攻のような不条理な作戦もあったけど、全部が全部そうでもなくて、その時はこういう道しかなかったのだろうと思えるものもたくさんある。でも、どうしてかその大半は裏目に出てしまう。そんなときは人生にもあるし、国にもあるんだろう。
俺は、あの三洋電機があっというまに崩壊していったのを見ているから、いま世界を席巻しているAppleやらサムスンやらtsmcだって、いつどうなるかわかったもんじゃないよなって思うよ。富士通やNECみたいに卓越した技術を持っていても、長い時間をかけて凋落していった企業だってある。逆に言えば、ほんの20年くらい前までAppleなんてニッチで時代遅れのPCメーカーだったんだ。日本だっていつまでもダメな国じゃない。社会が変わるときは一瞬で変わる。老害って言われるのは悲しいけど、でも君らと一緒にまた上がっていける日は来ると思うな。
追記:iPodのことを何度か書いている人がいるけど、俺の周囲の人たちでiPodを使っている人は殆どいなくて(ちなみに言うとWalkmanだっていなかった)、大体が中韓の作ったmp3プレーヤーを使っていた。格段に安かったし、iTuneとかいうできの悪いソフトを使わないでも、フォルダごと音楽ファイルを放り込めば再生してくれたからだ。俺も名前忘れたけど韓国メーカーのやつを使ってたと思う。これって自分の周囲があらかた理系でメーカーだったから、割と特殊なのかも知れない。ただ全く無関心なのではなく、飲食店で注文を取るお姉さんがiPod touchを端末に使っていたのを見て、ああイノベーションってこういう形も取るのかと感慨深く思ったのを覚えている。ちなみに当時auはガラケー向けに音楽配信サービスをしていて、もちろん三洋の端末も対応していたんだけど、実際それで音楽聞いてる人を見たことなかったな…(ぶっちゃけ、ビットレートが低く、音もそんなに良くなかった)
なので、iPodを使ってた人がiPhoneを受け入れたという説は、そうかも知れないけど自分にはわからん、となるのであった。ごめんね。否定しているわけじゃないんですわ。こうやって現場の人に周りが見えてなかったってのも、我々の敗因のひとつなんだろう。
業界内では暗黙の了解なのだが今年はかなり目に付くようになったので書いておく。
今全国で都道府県大会が行われている「吹奏楽コンクール」。小学生から社会人(一般部門)の団体まで悲喜こもごもの様相が繰り広げられているが、今年はその大人達が集う「一般部門」のとある傾向が一気に悪化している。
吹奏楽コンクールははアマチュアの大会なので「職業音楽家」、いわゆるプロの人は演奏側としては参加できない規定があるが(可能なのは指揮者としてのみ)、一般部門ではその職業音楽家の人が隠れて参加することがある。
目的は、正規団員の数と質が足りない団体がそれを補うためである。
このような「偽アマチュア奏者」として出てくる職業音楽家は、音大や芸大を出たものの音楽の仕事に恵まれない層である。プロのオーケストラや吹奏楽団に所属している人が出てくることはなく(出てきたらバレてしまうため)、時折そのようなプロ集団にエキストラで参加できるかどうかのレベルの人がコンクールにも「エキストラ」として参加してくることがある。もちろん音楽の仕事だけでは飯が食えないので、彼らの多くはコンビニバイトとかとセットで食い扶持を稼いでいる。
コロナ禍の影響で、一般部門の団体の多くが人数減という状況になっている。理由は、一般部門の団体の正規団員は医療従事者やエッセンシャルワーカーの割合がかなり高く、課外活動の自粛を未だに強いられている人が多いこと。またその様子を見てる他の団員も結構な割合で活動から離れてしまうことの2つ。
もちろん新規メンバー募集も強くかけているが、「いつも一緒にいる人以外との交流を自粛」が言われているいま、コンクールに出るために必要な人数を揃えるのは至難の業。
そうなると、必然的に「売れない職業音楽家」を集めてコンクールに出ようという動きになる。少ない正規団員から1人あたり数万円以上の出場費を徴収し、売れない職業音楽家達へのギャラを用意して、彼らをエキストラとして招聘してコンクールに出る。もちろんバレたら失格なので、表向きは正規団員の体である。コンクールに出るためにはメンバーの現在の勤務先をエントリーシートに記入して提出する必要があるが、そのような職業音楽家は上述の通りほぼ間違いなく何らのバイトを掛け持ちしているので、そのバイト先の企業名を書けば吹奏楽連盟側のチェックは通ってしまう。
今年のコンクールの一般部門はそこまでやって出場を果たしている団体が結構ある。中には10人以上の職業音楽家を集めてきた団体もいる。
吹奏楽コンクールはアマチュアの大会ではあるが、このように社会人(一般)部門は、「売れない職業音楽家」のセイフティネットのような側面もあることは知っておいて欲しい。
1を高校生時代リアルタイムでやったおっさん世代。8(PS2)までやってゲーム自体から距離ができてた。
生活に余裕もある事で、15年ぶり位にSteam版でドラクエXIを遊んだけど、ものすごい進化と集大成感、そして満足したって話を書く。
思いついた事だけつらつら書く。ネタバレ全開なので、少しでもやろうと思ってる人は読まない事をおすすめする。
主人公の育った町が破壊され、やがては復興する。かつてのナンバリングでも同じように街が滅ぼされたり、街を発展させたりするエピソードはあったけど、皆で力を合わせて日常を取り戻そうとする描写とか、強くあろうとする普通の村の人々の声や態度とかが、一見するといつものドラクエなんだけど、震災を経験してから見ると言葉に重さがあってなんかたまらくなる。
また、かつて有った国や町が滅んで、別の地域に移り住んだ人の8人目のあいつのエピソードや、滅んだ国やそこで亡くなった人に思いを馳せるシーンがさりげなく描かれていて、思わず涙した。
一回目のエンディングでのあのじいさんの行動とか表情とか、もう悲しくてたまらなかったな。
シルビア、もうシルビア良すぎだろ。彼と対話する人間が、彼が自認している性別をありのまま受け入れて、それを前提に会話している所でシビれた。仲間の台詞とか、対話相手の言葉とか。厳格な父親でさえそうなの。普通だったら父親との確執に性別に対する由来なんかを脚本に入れて来そうなもんだけど、それを一切入れない、これは性に関する問題や脚本を避けているというより、そんな事はとっくに解決した世界ので出来事として扱われているのが凄かった。
昭和や平成のノリならオネエネタで弄りに行く表現や、それって良くないよね的な表現やメッセージを入れてしまいそうな所だけど、暗にそんな事はこの世界では既に解決してますよ。という状態だけにして物語を進めているんだよね。ちょっと滑り気味世直し隊のギャグもすべてそう。
多分脚本や表現の至る所にそのコンセプトをきっちりマネージメントして最大限気を使っているのがひしひしと伝わりました。保守的なゲームなのにこういう所がしっかりしてるの凄く良い。
そのくせに奴は、特技で「レディファースト」とかいうのを持ってて、戦闘で自分の番を女性キャラに譲り渡す。ってのがあって戦闘中にも関わらず「お先にどうぞ」とかめっちゃ紳士な対応しててげらげら笑ってしまった。
1回目のエンディングまではひたすら一本道のシナリオやゲーム構成で、一つの問題を解決しないと次には進めない構成を徹底してた。
確かにリッチなムービーとかシナリオは満足感高いんだけど、遊んでるというより、ひたすら一本道の簡単な戦闘の合間に映画みてるというか、作業感があるんだよね。悪くはなんいんだけど、なんかヌルい。UIでも「次にこれをやれ」という記述が徹底していた。最初の方の戦闘とかヌル過ぎて、あードラクエもすっかり今風の作業ゲームなんだなあ、って思いながらやってた。
あと「過ぎ去りし時を求めて」ってサブタイトル、後ろ向きでノスタルジーだなって思ってた。
実際にエンディング後はノスタルジー便りの作りになっていた。でもあえてそれをやる潔さがあって逆にこれで良かった気がする。
そもそもドラクエって日本的な文化に根差した凄く保守的なゲームで、要は水戸黄門だよね。
主人公達は様々な街を冒険して、そこでの問題の解決をしたり、人々の悲喜こもごもな出来事に遭遇しながら諸国漫遊をして
最終的にはボスを倒す。という作り。ゲームの内容もひたすら同じことを繰り返せば、だれでも強くなってクリアできるし反射神経や頭を使う作業はいらない。(但しウマレースを除く)
https://www.masurao-channel.com/entry/2019/06/22/142149
オリンピックの開会式でやるらしいけど世界的な知名度低そうなのに大丈夫か?
でもシリーズ3作目までのドラクエって実は1本道感って薄くて、様々な謎やヒントが各所に散らばって並列して謎が提示されるんだよね。ある意味不親切。下手に見えない境界を越えると強すぎる敵に遠慮なく殺されて、痛い目見て学ばせたり、情報の整理や試みをユーザーに委ねる感じなの、HPやMP、アイテムのリソース管理も厳しくて、それが逆に常に緊張感を生んでいた。だからふっかつのじゅもんと共に、街の人の言葉のヒントをメモしてて、その不便さを楽しんでいたというか。文章入力型のアドベンチャーゲームの系譜としての不便さや謎を解く楽しみを持ったゲーム感があったよね。
その昔の感じがゲームの後半からだんだんと強くなって行く感じが良かった。ある時から一気にできる事が増えて、突然理不尽に強い奴と戦う羽目になって全滅とかした。これは今は無理だな。とかちゃんと思わせる作りになっていたのが逆によかったなぁ。
それでもヒントの提示はしてくれたけど、世界での選択肢が多すぎるのであればアリだと思う。
ところでここ数年アニメ化される異世界転生ものが、ことごとくドラクエの世界観や「勇者」という概念を下地にしたものばかりだけど、改めてその影響ってすげえな。と思った。「勇者」って言葉自体、確かシリーズ3が初出だと思うけど、今や「勇者」って完全に概念だよね。ドラクエ前には「勇者」って言葉には世界のを命運を握る意味合いも、特別な力を保持する意味もなかったけど、今やそれ込みの言葉になってしまった。
関連語 豪傑(ごうけつ)
なんかそんな今の流れを知ってか知らずか、ちょうどの現代のドラクエ自体が作り出した「勇者」って概念に1000%フォーカスした物語を今あえてやるってなんかすげえなと思った。
2回目のエンディングなんて特に、ファミコンでリアルで遊んでいた時の思い出がぶわーっと出て来る感じが凄かったな。
世界の名前が既にロトXXXXと付いているので、そこに繋がるんだろうなとは思っていて、途中で出て来る過去の勇者の姿とか構成がどう見ても3で、たけど、どうつなげるんだろうと思いながら最後を迎えて、あーーーーそうくるかーーーーー!となった。
まだナンバリングの時間の相関が把握しきれてないけど、前提として 3→1→2 でしょ。
11の過去に3があって、11の未来に1に繋がる事を示唆していたから 3→11→1→2 ってことか?
そもそも3→1 の間には結構時間が流れているって事だったけどMAPは同じだったから間に入る11のマップとの整合性が付かないけど、その辺のこまけー話はいいんだろうな。
ドラクエの3やった時に1に繋がる事で、あーそうなるんだー!って強く思った経験が、後にスターウォーズのEP3でも感じられたけど、今回再度同じような感じを味わえたのは良かったなぁ。
ドラゴンクエストのナンバリングは今後も続くのだろうけど、堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういちの構成は年齢的にももう厳しいかな。
この構成ならではの保守性を味わえるゲームなので、今後自分が楽しめるドラクエが出る事も無いのかな。という気もしていてる。それこそ過ぎ去りし時の中だけに留めたいと思った。
増田(30代半ば)は現在、PRODUCE 101 JAPAN SEASON2に激ハマリしている。
最終的に11人のアイドルグループを結成することを目的に進行する。
元々は韓国で始まり、日本版は2019年にシーズン1が放送開始。
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/606eb318-ef6d-439b-88df-7a56d40e7809
シーズン1で選ばれたメンバーは、現在「JO1」として活動している。
同世代諸氏にはASAYANみたいなもの、と言えば分かりやすいだろうか。
この番組も、候補者(番組内では「練習生」と呼ばれる)たちが合宿でボイストレーニングやダンストレーニングを受ける様子にカメラが密着して、
彼らの悲喜こもごもが映し出される。
視聴者は、WEB上の投票ページから、好きな男の子を毎週11人選んで投票することができる。
人数は101人→60人→40人→20人→11人と、どんどん絞られてゆく。
投票できる人数も減ってゆき、最終的には自分のイチオシにしか投票できなくなる。
たたいてかぶってジャンケンポンなどのゲームで奇声を上げたりして自分の魅力をアピールする。
デビューできるメンバーは、最終週で上位11位に輝いた男の子たち。
そのことから視聴者は番組内で「国民プロデューサー(通称・国プ)」と呼ばれる。
番組内では個々の戦いだけではなく、グループで競う場面が多々ある。
ダンスができない子にダンスを教えてあげたり、自信がない子を励ましてあげたりして絆が深まってゆく。
以前は敬語を使って話していた子が、タメ語になったり、お互いを呼び捨てしていたりする変化に気づいてニヤニヤできる。
講師の先生たちにボロクソに言われて悔し涙を流し、寝る間を惜しんで練習した結果、
前評判が良くなかった子が本番で大化けしたりするのを見るのも楽しい。
戦いはあれど、あくまでスポーツマンシップに則った振る舞いが推奨されており、
あんまりバチバチしていなくて爽やか。男の子たちは、常にお互いを讃え合っている。
ほとんどそんな場面はない。(あっても編集で切っているのだろう)
みんなでメイクの本を読んでキャッキャしたりしている。
講師陣も、ダンサーの仲宗根梨乃さんの一人称が、ごく自然に「俺」だったり、(字幕でも「私」等に修正されない)
菅井ちゃんこと菅井秀憲さんが「アタシ~なのよ!」って喋ってたり、
全体的にジェンダーどこいった?感があっていい。
余談だが、練習生の1人、飯沼アントニーくん(17)の一人称は何故か「ワイ」だ。
イケメンでキャーキャー言われる子が上位で固まるかと思いきや、意外とそうでもない。
国民プロデューサーたちは、結構メンバーのバランスを考えて投票している。
練習生たちがグループを組んで対決するライブイベントが時たまあり、会場で投票が行われるのだが、
あんまり人気がなくても、歌が素晴らしかったり、ダンスで魅せたりすると大量票が入ったりする。
スキルの高さがかなり命運を左右する。
シーズン1では、2週目の投票で85位だった金城碧海くんが最終週では10位でデビューしていて、
今は下位のメンバーでもどうなるか分からないドキドキ感がある。
現時点での見所は、何と言っても「I NEED U」対決だ。
先日、練習生60人を10グループに分け、課題曲を披露してバトルするイベントが行われた。
課題曲は5曲。
どちらのグループが優れているか、投票によって決めてもらうというもの。
くじ引きでメンバーを決められる権利を得た子が、好きな5人を指名する、という方法。
課題曲にBTSの「I NEED U」を選んだ1班は、一番最後にメンバーが決まったグループ。
つまり、他メンバーから全然指名されなかった「余りもの」だらけ。
ダンス経験1年の子がメンバーを指導して戦いに挑まなければならなかった。
ところが、この1班、
歌がめちゃくちゃ上手だったのだ。
それまで完全に心が死んでいた1班は「もしかして勝てるかも……?」という希望を抱き始めた。
そして迎えた本番。
どんなに誤魔化しても心が君を求めてしまう……という切ない歌詞の世界観を、
その対決の行方は――。
今のところ一推し(1picと呼ばれる)は
藤牧京介くん(21)。
歌が!上手すぎる!
まあ、まずはこの動画を見てくださいよ。
https://www.youtube.com/watch?v=MearCGzV5e4
練習生の中には元アイドルだったり、歌やダンスの訓練を受けていた子もいるのだが、
藤牧君は未経験者とのこと。
それでこれだけ歌えちゃうの凄くない??
以前からtiktokで顔を隠して歌を投稿し、フォロワーが19万人いたらしい。
練習生はSNS禁止というルールなので、そのアカウントを削除して
オーディションに挑んでいる。その心意気も買いたい。
あと気になるのは……
尾崎匠海くん(21)。
藤牧くんと同じチームで歌ったときに声の相性が抜群だった。
https://www.youtube.com/watch?v=CO8P_vwaGLA
ダンスが美しすぎる。
面倒見よさそうなのでリーダー枠。
https://www.youtube.com/watch?v=UPw4LP8IxnY
小林大悟くん(19)
ふだんボーッとしてるのに、
ステージの上でいきなり色気がぶわーって出て別人になる。
https://www.youtube.com/watch?v=nZXSXoEi8t0
現在ファンの子たちが「寺尾香信を寺に帰すな」を合言葉に奮闘中。
https://www.youtube.com/watch?v=9QmjS1aoHNw
以上。どこにも出かけられない連休で暇に任せて書いてみた。
これで少しでも見たい!と思ってもらえたら増田は嬉しいよ。
母の容態が回復してから間もなく、親族や仲間たちが見舞いに駆けつけた。
「マスダ、目が覚めたんだな!」
「あの時、もっと引き止めてれば良かったって……」
「これからツラいだろうとは思うけど、生きててくれて本当に良かったよ」
みんなの悲喜こもごもな反応に対し、当人は意外にも落ち着いていた。
寝ていた頃の記憶がないから実感が湧かなかったのと、今の身体も不便ではなかったからだ。
技術革新の賜物というべきか、なんだったら生身の頃より快適とすらいえた。
だが、そう前向きに捉えてはみても、ふと頭をもたげてくる虚無感は否定できなかった。
あまりに精巧に出来ていて、パッと見は依然そのままヒトの身体。
機械の手足だが、しっかりと“触れている”感じがする。
だが、それは“触れている”という電気信号を変換し、擬似的に感覚を再現しているだけ。
その小賢しさに、かえって苛立ちを覚えた。
触れている感じがする、そう感じている自分の手足が、人間のそれではないという現実。
大事なものを失った時に「半身を失った」と形容することがあるが、母の場合は文字通り失っていた。
その喪失感は計り知れないだろう。
それでも毅然としていられたのは、“これからやりたいこと”を既に決め込んでいたからだった。
だが、自分の身体が機械と認識するたびに、この時の出来事を思い出し、暗い影を落とすだろう。
その度に打ちひしがれ、気にしないように振舞う日々なんて、想像するだけでも耐えられなかった。
過去を変えることも、忘れることもできないならば、せめて過去を清算しなければならない。
母の無機質なボディは、怒りの炎で熱を帯びていた。
しばらく経った後、『ラボハテ』と『シックスティーン』の責任者が一同に介し、謝罪や賠償などの話をつらつらと述べていた。
しきりに身体をまさぐりながら、母はこの話を“とんだ茶番だ”と思っていた。
医者らしき男(後に主治医だと判明)が言っていた推測と、概ね同じ内容だったからだ。
いずれにしろ、この権はプログラムのミス、AIのバグとして片付けられる。
もし、わざと緩い識別認証を作っていたとしても、その証拠は『シックスティーン』が握っている。
主治医の男は、いつかそんなことを言っていた。
その証拠を暴き出す、なんてことをするつもりはなかったし、母もできるとは思っていない。
だが何らかの、“別の形”で、この報いを与えなければならない。
その思いは揺るがなかった。
「あの、ひとつ、お願いがあるんです」
で? そう思ったならあなたは「違う」を並べ立てず、最初から私の駄文なんかにかかわらず、真田すごい論を繰り広げるべきです。私を踏み台にして落とすこと(しかできないので)必死で真田を持ち上げようとしてるのでしょうね。感想文テクニックの悪しき犠牲者はかわいそうですが、私には創作はできるので。創作すれば?とすすめるのは創作オタクの悪いクセだと貶しつつ、創作オタクの味わうクソデカ感情を(真田作品をとおして)十分味わえたと主張したい・・ほう、全く意味がわかりませんね。こんなわけのわからないわがままボーイに付き合ってあげる義理はありません。
私がいってる、創作している上でぶつかるもっとリアルなクソでか感情ってのは
https://twitter.com/PNPK4649/status/1327597828915351552
こういうことです。
あなたはネットにおさまる範囲でしか同人だの創作だのを知らない世代かもしれませんが、
同人女、同人男たちは黒子のバスケ脅迫事件、宮崎勤事件などもっとひどいすべての社会が揺さぶられた事件に余波をうけ、
それぞれ一人ひとりが新聞のトップ記事に毎日あぶられるようにクソデカ感情にふりまわされて生きてきました。
リアルの世界で起こる同人の悲喜こもごもからするとネットで探しものや表現を「しはじめた」くらいのことはかなりスケールの小さな「クソデカ」感情かと。
もちろん、ここで使った「黒子のバスケ脅迫事件」「宮崎勤事件」のようにほぼ記号化した固有名詞のちからをつかえば字数が短くてもあらかじめ経験がある、知っている人にクソデカ感情を伝えることは可能ですけどね。圧倒的に情報量が足りない万人にまで届くわけはないです。
賛成22
反対15
その他 | 宗教行事で集まるwwwwみたいに韓国笑ってたけど日本も同じだと思う |
賛成 | 経団連に働きかけるのです! |
その他 | 帰省や初詣の自粛呼びかけはしないんですかね。いつまでこの「爆発しない程度にギリギリ感染させるゲーム」をやるんだろう。夏の間もGoToやって全然減らす気なかったみたいだし。 |
賛成 | あれ、おかしいなぁ。学校は年間授業日数確保のために冬休み大幅短縮と聞いてたんだけど。ちゃんと調整してから発表してほしぃなぁ。 |
賛成 | うちは無理なんで皆に任せた。せめてガラガラの電車で出勤させてくれ |
反対 | 今年日取り悪くて連休短いなーとは思ってたけど、今言い出すかね。 |
反対 | 金融機関です。そんなにすぐ休業決められません。 |
その他 | 休暇と関係ないのでは? >初詣などによる人出増 |
賛成 | 結構なことだとは思うが、学校とかはどうなるのだろう? 年明けるとすぐに共通テストもあるし、高校入試も早いところは始まる頃なのでチョッと心配。 |
賛成 | 休み=無給の人には辛いが、基本的には良いと思う |
賛成 | このままだと年末年始だけだからと帰省して酒飲んでお参りしてクラスターは目に見えてるので騒ぐのは大事… |
反対 | 派遣は給料減るから無理やり出社すると思われ。意味ねーよ。 |
反対 | 非正規から猛反発あるんじゃね? |
その他 | 佐野厄除け大師とかは、人出があってもやはりコロナにかからないんだろうか。 |
反対 | 年始は様々な行事やシステム稼働などの確認作業があるので丸々休みは厳しいのでは。延長を提言するなら祝日を設定して堂々と休めるような取り組みとセットにすべきだと思う |
賛成 | どうせなら年末年始で1か月ぐらい休もうよ。そうしたらGoTo業種が儲かるよ。 |
反対 | もうすぐ11月。直前過ぎ |
賛成 | 月曜か金曜のどっちかを休みにする、も効果ある気がする。お願いします。 |
賛成 | 休みが多くなるなら歓迎なのだが、存在しない有給だけ強制されるような気がする。(つまり休めない) |
反対 | 非正規に補填する仕組みを作ってから言ってくれ! |
賛成 | 旅行・観光業界への後押しっていうこともあるのかな |
反対 | 働けなくなる分の給付金マシマシでお願いします。 |
反対 | その間給料出なくなった非正規の皆さんが年越し派遣村に大挙して、派遣村がクラスター化しそうだけどなw |
賛成 | もっとはよいえや。 |
その他 | 休暇延長したら手柄だし、しなくとも言い訳にはなるし、とりあえず言ってみた的な。どこまで本気なんだろ。 |
その他 | なんで政府が分科会に提言するのに尾見会長の写真使うのかな。 |
反対 | 全国一斉休校といいgotoといい直前にゴチャゴチャ言い出すのマジで無能感出てて今のニッポンって感じ |
賛成 | 提言したところでどこも聞かないから、ちゃんと法律で休日にしてください。そうでないと無意味。 |
賛成 | わかるー。年末年始の休暇、合計で12ヶ月くらい欲しい |
賛成 | いっそ10月ぐらいに年忘れしてもええんやで。今年は最悪の年だったし……。 |
反対 | 急に労働日数減らされても売り上げ目標も減らなければ海外の元から正月休みがない国からの発注も積り続けるだけでして…… |
賛成 | 延長じゃなくて、年末年始に関わらず分散して休んでって言うべきなのでは。 |
その他 | 「提言することが分かった」学術会議は提言を山ほど出してる学術会議は仕事してるって聞いたけど、文科会の提言だとボロクソ言われるとかだとやっぱり提言は仕事のうちに入らないの? |
反対 | 無理言うな。世の中が回らん。 |
賛成 | 欧米のように個人が好きな時に1ヶ月位のバケーションを取れるようになったらいい。 |
その他 | 休みをなくせば旅行に出る人も必然的に減るな |
反対 | 感染防止に重要なのは自粛の徹底であって今の野放し状態のまま公休増やしたら増えた分だけ余計にあちこちgotoしまくって感染広げるだけの逆効果やで。宗教行事は感染広げやすい。休みじゃなくリモート参拝勧めるんや |
賛成 | 良い話。これによって強制で有給消化しろ!とか言われるのであれば、その会社がブラックなだけなのだが、政府を攻める人が出てくるんだろうなあ。社畜になってることを自覚してないのは恐ろしい |
その他 | 政府が、という話じゃないのか。お願いしてばっかだな。 |
その他 | 弊社は前例を鑑みるに有給休暇が強制的にあてられるだけ…ならまだいい方で、土曜出社日が追加される可能性が高いわ |
賛成 | 今までは「休みが合わないと家族旅行にいけない」という問題があったけど、今は旅行を避けて貰いたい訳だから休みは極力分散する方針でいいと思う。 |
反対 | 法整備されないなら、実現しても有給消化推奨、ないしは、強制となりそう。転職したばかりで有給少ないので、強制となると迷惑だな。 |
賛成 | これは興味深い。もしこれが実現されたら、前半は引きこもって感染してるリスクを限りなく下げておいて、後半で帰省するという方法もとれる。帰省時の移動中に感染するリスクはあるから、車で行ける場合に特に有効か |
反対 | 餅で死ぬやつ増えそう |
その他 | 業種によって悲喜こもごもかな。 |
その他 | GOTO帰省、GOTO初詣 |
賛成 | これはいい気がする!みんな実家帰っちゃうもんねえ |
その他 | “来年1月4日の月曜日を仕事始めとする企業が多いとみられ、帰省や旅行、初詣などによる人出増を分散するため、11日の成人の日まで休みを延ばすよう働き掛ける” |
賛成 | 休みは嬉しいけどそんな時期にそんな長く休みをもらったところですることないわ… |
賛成 | まず官庁が率先して範を示してから言うべきだ。御用納めと御用始めは変更しないのか? |
某15周年のジャンルならわたし(49)と同年齢ぽい方はそこそこいっぱい居る。50台って書いてる方もみたことある。
15周年でも34歳のころに発売されてた作品。そのころはプライベートが忙しくて一通り原作履修したもののハマらず今ハマりなおし。
育児垢とか離婚したい愚痴を萌えといっしょに流す人もいてほんと女の一生悲喜こもごもやな~って見てる。
自分からはツイにプライベートを出さないようにしてる。お金の貯蓄があって若かろう貧しかろうの同人作家さんの苦境に同情しにくいのもさりながら、
エネルギッシュさ、快楽にたいする貪欲さがオチてきてまた手術や入院だ、白髪どうしよ、なんていういわゆる同窓会鉄板ネタや
ロイヤル関連ニュースのブクマなんて、ごくまれにバズっても数百程度で、ほとんどの記事は1〜2ブクマ程度しかついてないじゃん
例えば、
概要だけなら把握してるはてなーはいるかもしれんが、さらに深く切り込んだ個別の詳細記事や続報を追った記事になると、twitterや5chではちゃんと話題になっている一方で、はてなでは0ブクマということも珍しくない
もっと幅広く興味を持とう
ちなみに、ロイヤル関連ニュースのネガティブな具体例ばかりあげちゃったけど、長年皇室・王室ウォッチャーをやっているとホロリとする瞬間もあることは強調しておきたい
去年の即位の時、沿道からの声援に車の中の雅子皇后が泣いたシーンを見たときとか、上皇が退位後も論文書いてるのが判明したときとかはグッときた
ロイヤルな人々の悲喜こもごもは人間ドラマとしてすこぶる興味深い
また、ガチで王室廃止も起こりえるんじゃ?と思わされるような昨今の各国における君主制の大きな揺らぎは、今後の社会と政治と文化の世界的な変革を予感させて、人類史における君主制とは、というテーマにも思いが及ぶのだ
ナンバーツーの系譜に名を連ねる渡辺明が、次代のナンバーワンの台頭によって久々に注目されている。
長年の将棋ファン的には、歴史の必然というか、ついに渡辺明にもこのときが来たな、という感想を持つ。
将棋界というのは不思議なところで、いつの次代も絶対的なナンバーワンが存在する。
圧倒的な棋力で他の棋士を寄せ付けず、2、30年君臨し、次代のナンバーワンに禅譲する。
次代のナンバーワンはデビュー時点で文字通りのトップレベルの棋力を備え(*1)、また2、30年棋界に君臨する。
"常勝将軍"木村義雄(*2)、"巨星"大山康晴(*3)、"棋界の太陽"中原誠(*4)、"永世七冠"羽生善治、そしておそらくは藤井聡太だ。
中には全盛期にナンバーワンに勝てなかっただけみたいな棋士もいる。
ナンバーツーに誰を入れるかは2ch将棋板でも議論になるところだが、升田幸三(*5)、米長邦雄(*6)、谷川浩司(*7)、渡辺明は間違いない。
これに加藤一二三(*8)、佐藤康光(*9)、森内俊之(*10)あたりを入れるか、あるいはもっと色々な棋士が含まれるか、そもそもナンバーツーと言えるほど絶対的な棋士は谷川だけ、2番手集団で十分、以下略。
印象的なエピソードが数多あっても、決して色褪せない圧倒的な数字には及ばない。
むしろ万年2位の悲喜こもごもにこそ、心動かされるのが人の性ではなかろうか。
俺はそういうエピソードが好きだ。
木村義雄名人に糞と言い放った升田幸三。そのくせ陣屋事件を引き起こした升田幸三。(*11)
大山にいじめられ続け(と中原にまで言われる)、大山が衰えてやっと短い全盛期を迎え、中原と互角にやりあい名人も奪った加藤一二三。(*12)
二十歳そこそこの森下卓に頭を下げてまで自らの将棋を鍛え直し、49歳にして中原を下し名人位についた米長(*13)。
7番勝負の最中に阪神大震災を被災し、関西の将棋ファンの期待を一身に背負った王将戦で羽生六冠王の挑戦を退けた谷川(*14)。
羽生と初代永世竜王をかけて戦い、棋界初の三連敗四連勝で竜王を守りきった渡辺明(*15)。
そして藤井聡太の初戴冠において、カメラを背負う側となった渡辺明。
一方で、羽生さんは本当にすごい、と語る。
自身がナンバーワンに連なる存在でないことを自覚し、自分は羽生と藤井聡太の間の棋士だ、と、悟ったようなことを語る。
そして、あまり語ってはいないが、名人に対するこだわりは絶対にあると思う。
ただまあ棋士なんて常識が無い人間ばかりなので、それはそれでいいんじゃないですかね。
渡辺明が悲願の名人を獲り、そして藤井聡太の挑戦を受けたりしたら、クッソ盛り上がるだろうな。
谷川、渡辺明のプロ入直後の成績は中原、羽生、藤井聡太と比べると劣る。当時のトップレベルから少し(渡辺明は大分?)落ちるようだ。
名人8期(現役晩年まで名人しかタイトルが無かった)、十四世名人。
十三世名人関根金次郎の弟子。十二世名人小野五平や坂田(阪田)三吉からも指導を受けたらしい。
本文では中原デビュー後すぐにトップ棋士の座を譲った風に書いているが、中原誠に勝てなかっただけで他の棋士には変わらず勝ちまくっていた。
中原デビュー後の10年間は大山・中原時代と言っていいだろう。
佐瀬勇次名誉九段門下。膝に扇子を突き立て肘を乗せるスタイルは木村王位ら一部の佐瀬門下に受け継がれている。
タイトル通算12期、十八世名人資格保持者、永世名人(名人通算5期)を羽生より先にとった。
第1期王将戦(木村義雄名人対升田)は升田の4勝1敗で王将獲得となったが、第6局が木村名人の香落ちで行われることになっていた。
升田は対局場である陣屋旅館まで来るも結局対局を拒否し、大騒動に発展する。
真相は不明。升田は自身の子供のころからの夢「名人に香車を引いて勝つ」と名人を侮辱するかのような香落ち対局の間で葛藤し、このような行為に至ったのではないかとか言われている。
棋士総会より一任された木村義雄の裁定により、升田の処分はお咎め無しとなった。
ちなみに大山王将(名人)との第5期王将戦では升田は香落ち上手も指して勝った(http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/osyo/osyosen/05/osyo05.htm)。
翌年21歳の谷川に奪取された(史上最年少名人)。谷川によると、「加藤先生には申し訳ないが、名人は中原先生であって欲しかった」。
名人就位式で「来年はあいつ(羽生)が獲りに来る」と予言し、翌年本当に羽生に奪取された。
翌年羽生は六冠を保持したまま再び挑戦者に名乗りを上げ、さすがの谷川もついに土俵を割る。寝癖の七冠王誕生時にカメラを背負った。
当時渡辺明は竜王連続4期、羽生は通算6期であった。羽生が卓越した大局観を見せつけた第1局、渡辺明が激戦を制した第4局、第7局が名高い。
でも渡辺明は他タイトルは挑戦もろくにできないまま永世竜王になったため、当時の将棋ファンの評価は微妙な感じだったように思う。
ナンバーワンの系譜なんてホントのところは偶然の産物でしかないと思うし、当たり前だが将棋に神様はいないし選ばれた人間だけが名人になれる訳じゃないと思うけど、現実にそういうことが起きると人間はなんか運命的なものを感じて面白がるよね、ってだけの話。
マスターはブックカフェをより繁盛させるため、更なるアイデアを投入した。
「多くのシールが貼られた栞は、このように目立つ場所に配置して、ささやかながら表彰しようと思うんです」
「何でそんなことするんだ?」
「このサービスを利用している方々は、他人の栞にも興味があるわけです。けれども、お客が増えていくにつれ栞も増えていきます。それらに全て目を通すのは大変でしょう」
「だから店側で、人気のある栞は選別しておこうと?」
「その通りでございます」
嬉々として説明するマスターに対し、タケモトさんとセンセイは難色を示した。
「一人で複数シールを貼ったり、自分の栞に貼るような人もいるんじゃないですか?」
「どれだけ貼っても同じ人なら1ポイントとして数えます。見分けがつくよう客ごとに印もつけるので大丈夫ですよ」
「誰がどの程度シールを貼ったかなんて、ほとんどの奴はちゃんと見ないと思うぞ」
二人は今まで、思うところはありつつも直接的な意見はしなかった。
しかし、この時ばかりは強く反対したという。
「そういう支持システム自体が危ないんだよ。一般社会と異なる環境で、烏合の衆に名声をチラつかせても持て余すだけだ。どれだけシールを貼られようが、そんな物に大した意味はない」
「そうです。有象無象の意思決定は、不必要な自信と愚かな決断にも繋がる。彼らの曖昧な“発露欲”に不必要な価値をつけ、イタズラに煽るべきじゃない」
「各々が思うまま栞に感想を書く。そんな単純な行為を権威付けたら角が立つ」
「そもそも本来のサービス意図から離れてる。栞は読書のための補助グッズであって、ちっぽけな自尊心を満たすための落書き帳じゃないはずです」
二人は説得に言葉を尽くしたが、マスターは「もう決めたことだ」と取り合わなかった。
「お二人の言っていることも分からなくはないですよ。ですがウチだって慈善事業じゃないんです。需要があれば供給します」
「それがワガママな客をつけあがらせるとしてもか?」
「店をやっていくなら、時にそういうことも必要なんですよ。鉄道だってそうでしょう。移動目的だけでいいならば電車に座席も空調もいりません。ホームに自動販売機や立ち食い蕎麦だっていらない」
半ば道楽で経営していたマスターにしては、随分とビジネスライクな考え方だった。
こうして栞サービスにランキング制が導入されたが、二人の予想どおり事態は殺伐となった。
これを受け入れる者も多くいたが、それは悲喜こもごも表裏一体なもの。
上位になれば裏でほくそ笑み、納得がいかなければ暗い情念を宿す。
その渇きがなくなることはない。
栞に「シールを貼ってください」なんていう恥も外聞もない人間もいるほどだ。
納得がいかなくて他の栞に文句を書き連ねたり、レスポンスが極めて悪い媒体なのに議論を試みる者までいた。
中には、一人で同じ本に何枚も栞を貼り付けて、血で血を洗う戦いに身を投じる者もいるらしい。
なるほど、あの本が百足のようになっていたのも、それが原因か。
感想。
感想が欲しい。感想は有れば有るだけ良い。前に嫌なこと書かれたから欲しくない。
金で買っても欲しい。養殖じゃなくて、新鮮な悲鳴のような感想が欲しい。
良かったの一言だけでいいのに。大丈夫だったかだけでも教えてくれたらいい。
せっかく感想伝えたのに、Twitterでそのこと愚痴られてるの見ちゃった。もう二度と感想伝えない。
定期的にバズっては同じような議論が繰り広げられて、収束していく。
感想。私も書くのが苦手だ。
失礼になって、逆に傷つけてしまったらどうしよう。
そんな人の助けになればと、簡単な質問に答えるだけで感想が完成するシステムがあればと考えた。
出来上がったものがここにある。
https://amechankonabe.github.io/kansou/index.html
Twitterにアップした。それなりにRTもしてもらったが、もっとたくさんの人に届けたい。
私のツイートはバズらなくていい。
それでも、共有方法はいくつかあるので、誰かが広めてくれないかなぁ。
そんな祈りこめてこれを書いている。