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2020-06-05

尿管結石の痛み

部屋で腰を下ろしたときに、腰に鈍痛を覚えた。座るときに知らずと無理な体制になって、

そこらの筋肉を捻ったか、今までにも何度も経験したことのある痛みだった。しばらくしたら治る。


しかしそのときは30分経っても痛いままだった。その間に身体を動かして筋肉をほぐそうとしたり、

手をぐーにしてどんどんどんと叩いてみたり、横になったり、立ってても痛いままだった。

痛みとゆうのは、時間が経てば痛みがひいたり、頭痛や歯痛みたいに「ずきんずきん」したり、

強弱があるものだけど、ずーっと背中の右側が痛い。それもだんだん痛みが強くなっている。

脂汗が出てきて気持ちも悪くなった。布団を丸めて抱き抱える体勢がいちばん楽だった。


1時間過ぎ、痛みの原因が分からないし、これだけ痛いなら救急車を呼んでもいいだろう、

と母に呼んでもらった。そのとき母が「119番って何番だっけ」と漫画みたいなことを言ったのを聞いた。

入り口までは歩いて、担架の上にやっと横たわって、丸くなった。

救急隊員の人が声をかけててくれた。「痛がってもいいですよ」と聞こえたけど、

それだと何か話が通じないから別の内容かもしれない。


しかし実はこの時、何だかだんだんと痛みがひいてるときだった。

病院に着く頃には痛みの余韻ぐらいしか無かっただろうけど、

僕はそのまま救急外来のベッドに寝て、何人もの看護師さんや医者さんがてきぱきと僕を助けようとしてるのに感動してた。

CTを撮って小1時間横になってた。もちろん痛みは無い。

最後先生から説明があって、撮ったCT画像を見るとちゃんと白い石が写ってた。

腎臓から膀胱までの尿管に結石が見えるから。それでしょう。石はもう膀胱に落ちてるみたいですね」。

ちゃんとした理由があって、空騒ぎじゃなくて良かった。

あと先生は「この痛いのは何度か経験すると、自分で分かって我慢できるようになるんですけどね」と言った。

かにそう思う。と同時に、次は痛くても我慢しなさいよ。との牽制かとも思った。初めてだったから許してほしい。


救急隊の人も症状から尿管結石って見当してたと思う。

結石画像検索して見ると、棘棘してそれが刺さって痛い、と思い違いしてしまうけど、

違くて「結石が尿管を塞いで尿が流れず、尿管内圧が高まる」のが、痛い。

この痛みの強さは出産と同じか、経産婦で尿管結石にもなった人の話では「尿管結石の方が痛い」そう。

陣痛は痛みの波があるけど、尿管結石は無いからかな。


尿管結石の痛みを経験して、出産の痛みとの比較を知って、出産イメージすることができた。

だけどここから話が違うこと書くけど、尿管結石はそんなに痛くなかった。

次なっても原因が分かってるから我慢できる(それで違う病気で手遅れになりたくないけど)。

布団抱え込んでたとき「ひーん、ひーん」と1人で声出して呻ってたけど。

頭痛も痛いのは痛い(頭痛バファリン飲む)。抜歯した後は痛くない。

箪笥の角にぶつけた小指も痛いけど、よそ見してて歩く速度で電柱にぶつかるのは目から星が出るほど痛い。

のし過ぎで喉と腹筋が痛くなるのも辛いけど、


いちばん辛いと思う痛みは「お腹が痛い」だ。お腹を下して下痢で痛い、ならいいけど、

僕が人生で3回ほど経験したのは、お腹がとにかくきりきりと腸が膨らまされてるように痛くて、

からトイレの便座に座るけど、痛すぎて過呼吸か酸欠で失神しそうで嘔吐しそうで、

横に倒れたいけどうんちでるかもしれないから、浴室に行って倒れて失神。

あのお腹の痛さはどうしようもないから、ずっと神様に謝って反省してた。家の中で良かった。


それがあると、ノロウィルスの「上はマーライオン」と言われる下痢が、恐ろしい。

腸捻転想像すると恐ろしい。例え腕を切断したとしてもその痛みはずっと続かず、

腕が無いけど痛みも無くなるように、どんなことにも慣れることができたらいいのにな!

2019-01-15

科学アプローチとか患者へのアドバイスとか

https://anond.hatelabo.jp/20190114224851

ずいぶん時間が掛かったみたいだが、逃げずに書いた事は褒めてやるよ。NATROMよりはマシかな。

pbmedの検索のやり方について

まさかPubmed検索方法についても書いてくるとは思わなかったわ。

当然ながら「"PATM"という用語では見つからない」と俺も記事で書いたとおり、その語句では見つからないぞ。

PATMを"自分自身が皮膚から放散する化学物質によって,周囲の他人に対してくしゃみ,鼻水,咳,目の痒みや充血などのアレルギー反応を引き起こさせる体質"と定義

ちょっとズッコケたんだが、お前はやりとり読んでるか?定義って一番大事な所だろ、勝手定義を変えるなよ。NATROMかよ。

PATMそもそも「皮膚から放散する化学物質」という定義はない。定義知りたきゃ読み直せ。

唾液内のタンパク質かもしれない、何かしらの真菌かもしれない、何かしらの細菌かもしれない、フケに付着したタンパク質かもしれない、呼吸から出される物質やガスかもしれない、

そもそも体じゃなく部屋の埃(服についた埃)が原因かもしれない。

それは散々PATM掲示板などで可能性として言われてた事。患者によって原因が異なるかもしれないし、それぞれで調べないとならない。

人間についている常在の真菌は様々な種類が知られているが、そのうちの1種類が原因の可能性もある。

例えば"マラセチア"真菌。これは人に常在している菌で主に皮膚炎などを起こす事などで有名だが、人にアレルギー性鼻炎などを起こす可能性もある。

そのような真菌が様々な種類存在しており、それが付着したフケや角質が風で飛んでアレルギーを起こす事は有り得る。

一方で"直接動物を飼っていない人が他者媒介されて動物アレルギーを引き起こす"という話がある。これとか↓

その可能性も以前指摘されてたこともあったが、患者が何の動物を飼ってないと言ってるケースも多いので恐らく無い。

似た説で、"部屋もしくは衣類にホコリorダニ"というのも昔から指摘されていたが、新品の服等を試してダメだったという報告もあるしまだわかっていない。

お前が想像するような可能性は既に出てるからPATM掲示板を3年ROMってみたら?

追伸

"犬に対する人アレルギー"みたいな意味不明言葉には突っ込まないでおいてあげる。直すなら早めにこっそりな。

何を突っ込みたいのかわからないが、「ペットの犬」が「飼い主の人」が近寄る事でアレルギーを起こす事は、いくつか海外記事が見つかる。

これとかね。

https://news.nationalgeographic.com/2015/04/150411-dogs-cats-allergies-science-pets-animals/

あと極端な症状だと「水アレルギー」というのもあり、自分の汗や涙ですらアレルギーが発生し、まともな生活が送れない人も世の中には存在する。

(※正確には皮膚の蕁麻疹であるが)

要は、色々なトリガーアレルギーアレルギー様症状を起こす可能性があるという事。

また、ちょうど先週こんな記事があった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00050039-yomidr-sctch

原因不明というのは現代でも珍しい事ではなく、後の医療などで判明する可能性もある。

安易に「人にアレルギーを起こす人など居ない」と決めつけるべきではない。


で、話を戻すと、他のコメントで書いたが、PATM患者は全国で10人程度との試算も可能理由コメント読め)であり、そもそも報告人数が少なすぎてPubmedに載ってない可能性も高い。

更に俺は「ある」と証明するために書き込んでるわけではない。マウント取りたいわけでもない。

「無い」というからにはそれなりのフローくらい示せよ、という単純な話。

「じゃあお前が調べろ」という反論は、「原発反対!」と言ったら「じゃあお前が電気作れよ!」とか言うクソリプみたいなもんだ。

で結果、お前はあるかないか検索するなんて簡単みたいな事を言ってた割に全然できてないよな。

唾液等のタンパク質、皮膚のタンパク質、髪の毛などのタンパク質、真菌などの常在菌、細菌ダニ、皮膚ガス、呼気ガス、衣類、花粉、その他の埃、その他の付着物質、、、

まだまだ可能性は有り得るが、検索簡単なら是非実行してみてくれ。もちろんPubmedだけでなく、J-STAGEやGoogle_Scholarとかもな。

ちなみにNATROMは当時、小1時間ほどしか調べずに「Pubmedに無かったで~(鼻水たらしつつ)、PATMなんて無いんやで~」とか抜かしてやがったぞ。

まだお前の方が調べてるからその点は誇っていい。

NATROM記事の主張について

氏の元記事ブコメ民の反応を読めばわかると思うが、氏は「そんなもの存在しない」という主張だ。

最後エクスキューズ("もちろん、論文がないからといってPATMという病気がないことにはならない。また、PATMとされている患者さんの苦痛は気のせいなどではなく実在しているものである")など、取ってつけたようなものだ。

実際、その後のコメント欄では "PATM実在するとしたら、これはたいへんに奇妙なことです" や、

"PATMでは「他人アレルギー症状なんて起こしていないよ」と説明されも、絶対に認めようとしないことが症状の一つであり、まずアレルギー科ではなく精神科対応すべき理由なのです。"

などと述べているように、実質「無い」という主張がNATROMの主張。コメント欄もブコメ反応も併せて読め。文章額面通りに受け取り過ぎないようにな。

俺の主張に関して

「無い事を証明せよ」と俺が言っただと?何度同じ事を言わすんだ。お前は俺の文を10回読み直せ。

どうやらお馬鹿さんみたいなのでもう一度整理してやる。

俺の主張

PATMが無いというなら科学アプローチで示せ。科学アプローチとは例えば以下のような事だ。

 ・PATM患者に会い診察する、PUBMEDなどで調べたフローを開示する、等

PATMがあるかどうかはわからない(可能性としては有り得る)

で、もうクソリプや見当はずれのクソコメばかりなので、もう答えを書いてやる。

NATROMがどうすればよかったのかは、こうだ。

①最低限、まずは検索フローは全て開示する。

②実際に複数患者からヒアリングや診察をする。数が多い方が望ましい。

③その上で「無い」と判断した場合。もし相手精神科に勧める際には、例えば以下のように言う。

 「PATM症状がある人でかつ"以下の症状がいくつか当てはまる人"は、精神科に行くことも検討してはどうだろうか」

 例)人の視線が気になる、醜形恐怖症がある、社交不安障害がある、電車に乗れない事がある、悪口や陰口を言われるとよく感じる、口臭体臭が強くないか頻繁に気になる、うつ症状がある、精神不安定になることがある・・・等等。

以上。

お前もNATROM科学とか言う割にPATM定義を変えんな。頭大丈夫か?

あと科学アプローチとはコタツ検索する事じゃないんだよ。

PATM患者にも会わず科学とか言うなよボケ(特にNATROM)。

あと「精神科に行け」も雑。雑過ぎる。「PATM」の症状を訴えるだけで精神病扱いされかねない書き方だろ、あれは。

せめて「自臭症」との類似から推測したなら、何らかの神経症のような症状も併発してる可能性が高いだろうと考え、

それらの症状なども併せて確認した上で精神科に勧めるのが「寄り添った医者」だ。

咳が出る側の訴えの投稿について

でもまぁ以前ネット投稿で「ある人が近づいたら咳が出る」とか投稿されてたのはあったと思う(ソースは待ってくれ)。

我々はいつまで待てばいいんですかね??

他人が症状を訴えた」という記述があるのはこの辺りかな。

https://anond.hatelabo.jp/20180924111759

http://q.hatena.ne.jp/1393263179

http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180306_03.html

あとトラバにも挙がってるみたいだね。挙げてくれた人サンクス

https://anond.hatelabo.jp/20190115142743

アレルギーについて

これでも読め↓

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3519933/

おいおいそういう雑な反論の仕方すんなよ。どこがどう思ったのか、お前の意見を具体的に書いてくんねーか?

"犬猫アレルギー理解にすら深刻な間違い"を、なぜそう思ったのかをちゃん説明しないと「何も反論できなかった」として受け止めるぞ?


繰り返すが逃げなかった事だけは褒めてやる。

ブコメで「増田にはツッコミどころ満載であるとだけ。」とか具体的に言わないほのめかし馬鹿よりはお前のがマシだよ。

ブコメ返信

Lhankor_Mhy 『NATROMがどうすればよかったのかは、こうだ』←全ての症例に対して全ての医師にこれを求めるのかな。リソースについてどう考えてるのかな。それとも、id:NATROM限定あるいはPATM限定かな。限定する理由は何かな。

うん、うん、大変だね。

ランカー君は早く頭のお医者さんに診てもらって、症状が良くなるといいね^^

2018-07-08

恋がしたい!トキメキたい!

メールするのに、小1時間考えるのに結果定型文みたいなメールしか送れなくて、それでも返事を待ちわびすぎて、センター問い合わせしまくって、返事来て、キャー///ってひとり部屋でテンションあがってケータイ握りしめてベッドでゴロゴロちゃうみたいな、そんな自分に憧れる!

2018-05-31

こんな生活がしたい

朝は10時くらいに起きて軽くストレッチカフェオレを飲みながらメールSNSチェック。

そろそろしゃきっとしようかと顔を洗い終わると、髪とメイクやってくれる人がどこからともなく現れ、セットしてくる。この時点で着替える。

12時少しまえに昼食。栄養バランスをとれたものをしっかり食べる。

13時~16時。コーヒーを飲みながら自宅の仕事場で何らかの仕事をする。なんかわからないが、やりがいがある仕事

16時。身体を動かすために散歩がてらジムに。小1時間ほど運動する。

17時~21時。街にでて軽くショッピング。夕食は友人か恋人のどちらかととる。ゆっくり食べて楽しく盛り上がる。

21時すぎには帰宅。お風呂に入る。どこからともなくやってきたマッサージ師によるアロママッサージ。うとうとしながら22時くらい。

ベッドで本を読んだりスマホを触ったりしながら23時には寝る。

2018-03-12

ウェブサービスを作るときの初期メン選び

最近いくつかウェブサービスを作っている中で思うこと。

オーナー
作るサービス類似サービス、そして周辺を取り巻く環境に一番詳しい、もしくは好きな人判別の仕方は、類似サービスを2個選んで「これとこれって何が違うの?」で小1時間ぐらい、挙げ句の果てに別の類似サービスについても喋れる人。サービスオタク。よく喋る。
エンジニア
自走できるレベルスキルとかは当たり前過ぎて書かない。別の職種メンバー自分の知っている事を教えるのが好きな人アウトプット好きな人。7割ぐらい作ってそのあとの完成度は気にしない、細かいことは気にしない人。いつでもすぐに治せるものは後回しにして、今ある一番大きい問題最初に取り組める人。
デザイナー
できればオーナー。もしくはオーナーに一番近しい人。この人の守備範囲が一番広くなる。必ずしもユーザである必要はないけど、ユーザのことを一番知っているべき。昨今ウェブデザイン系の新鋭ツールはたくさんでてきているので新しいモノをどんどん試す人。
マーケティング
ソーシャルに強い人。各種SNSは当たり前にやっている。この人の個人アカウントからプロモーションアルファブロガーに届くようなインフルエンス力があるとなおよい。芸能方面への営業力最初はいらない。個人の影響力を強い人をマーケ担当にしてしまうのがベスト
メンバーに加えてはいけない人
サービスを使わない人。例えばスマホアプリなのにスマホアプリほとんど使っていない人。その人がいるだけでそのチームは急に仕事感が出る。絶対にいれてはいけない。

2017-04-06

忘れえぬ人々

ラジオ番組に送った長文をそのまま載せますね(未採用)。思春期あるあるなのかなあ。当時もちろん誰にも言えなかったし今まで誰にも言えてない。たまたま女子同志だっただけで男女間でも男子同士でもあり得る話だとは思う。

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みなさんこんばんは。いつも本当に楽しく拝聴しています大好きです。35歳、女、既婚です。はじめてメールいたします。

私が中学2年生、14歳の頃の話です。

当時、私はゲーム大好きっ子で、今で言うところの「腐女子」であり、ゲームジャンルBL二次創作に手を染めておりました。夜な夜な推しキャラの絵を描き、さらに男×男のカップリング妄想し、その滾る思いの丈と自らの性の芽生えをミックスジュースにして同人誌というカタチにしたためていました。

定期的に地元同人誌即売会(以下イベントします)に出店して、そこそこに売れてファンレターのようなものをもらったり、同じ趣向の友人が沢山できてイベント以外でも会って一緒に遊んだりして、普段学生生活を凌ぐ楽しさでした。

彼女出会ったのはその同人活動きっかけでした。仮にSさんします。

Sさんは私の3つ上のオネーサン。同じゲームが好きで、知人に紹介してもらって意気投合。初めは文通メール文化はまだなかったので)からはじまり電話で話すようになり、そのうち個人的に二人で遊んだりするようになりました。私が年下ということも関わらず、対等に優しく楽しく接してくれて、一人っ子の私は趣味の合う素敵なおねえちゃんができたみたいでとっても嬉しかったことをおぼえています

Sさんとは、好きなゲームBL妄想で盛り上がる他にも、イベントで知り合った共通の友人であるコスプレイヤー男性に思いを寄せていることを打ち明けてくれて、ちょっと現実の恋バナなんかで盛り上がったりもして。

Sさんと二人で遊んでるうちに「M(私のこと)ちゃん、本当に可愛いねえ、すっごい好き」「私、本当にMちゃんのこと大好きなんだよー♡♡」など、ダイレクト愛情表現散見されるようになり、私ももちろんSさんのことは友人として好きだったので、その熱量違和感を感じながらも「うん、私もSさんのこと大好きだよ」と普通に返していました。

二人で遊ぶようになってから4ヶ月程経って迎えたバレンタイン当日。その年のバレンタインはど平日で、私は学校から帰ってきて家でせっせと同人活動にいそしんでいました。夕方7時くらいに家の電話が鳴り出てみるとSさんからでした。

「Mちゃんこからひま?そっちに遊びにいってもいい?」と。

Sさんの家から私の家までは徒歩とバスを組み合わせて40分ほどかかります

「うん、私は大丈夫だけどもう暗くなるし…これから来るの大変じゃないかな?家の人は心配しない?」

大丈夫だよ、どうしても今日会いたくって…」

何だろう?とは思いましたが深追いはせずに、私はSさんがやってくるのを待ちました。

私は母子家庭で二人暮らし、母は看護師夜勤もやっており、ちょうどその日母は夜勤シフトでした。帰ってくるのは深夜1時過ぎ。母が居ない夜に友達が遊びに来るという、ちょっとしたワクワク感と心強さのようなものもあり、遠いところ悪いなあと思いながらも深く考えずに来てもらうことにしてしまいました。

小1時間後、本当にSさんが家まで来てくれました。

「いらっしゃーい」と出迎えた私に「急にごめんね、ありがとう」と言ったSさんの表情はどこか固く、家にあがってからもどこか雰囲気がぎこちなく心配になる私。「平日にMちゃんち来るのはじめてだね」「ああ、そうだね、今日はお母さん夜勤でいないんだ」など他愛のない会話を交わしていましたが、やっぱり顔つきが冴えないSさん

「遠いところ来てくれてありがとう。でも、どうしても今日、って何かあったの?」

「あの…今日バレンタインから。これ、Mちゃんに。手作りしたんだ」

と、手渡されたのは可愛いラッピングが施されたバレンタイン手作りチョコレートでした。

「えっ、そうだったの!私なんにも用意してなかったよー!ありがとう、うれしい!」

素直に驚きと喜びを伝えたら、Sさんは泣きそうとも笑顔ともとれそうな複雑な表情で私を見つめたあと、強く抱きついてきて「Mちゃん、本当に大好き」と囁くように呟きました。

「う、うん?私も好きだよ…?」

「でもきっと、Mちゃんが言う“好き”と私の“好き”はちょっと違うと思うんだ」

「えっ?…」

そしてそっと私にキスしました。ほっぺにでも、おでこにでもなく、くちびるにです。これが私にとってのファーストキスでした。

とにかくびっくりしたけれど、不思議と嫌な感情特には湧きませんでした。その後何を話したのか、どうやってSさんが帰って行ったのかもよく覚えていませんが、すっかり元気な笑顔を取り戻したSさん玄関口で見送った画はしっかりと記憶しています

その次の週末、Sさんの家へ遊びに行くことになりました。

キスのこともあってドキドキはありましたが、あれは何かのきまぐれだろう、きっと普通に友達でいられるだろう、と思っていました。その日、Sさん宅では二人でゲームをしたり同人活動にいそしんだりとこれまで通りの楽しい一日を過ごしました。特にこの間のキス話題も出ませんでした。

私が「じゃあ、時間からそろそろ帰るね」と、帰り支度をしようとしたとき「やだ、帰っちゃやだ、大好き」と言ってまた抱きしめられて、キスされました。何度かキスをされるうちに、舌が入ってきましたが、私はまた拒否もせず、受け入れてしまっていました。

その日から一緒に遊んだ日の最後は、こんなふうに抱きしめられてキスされることが多くなってきました。私からしようとしたことは一度もありません。拒否をするほど嫌だったわけでもなく、実際キスという行為はやわらかくあたたか気持ちいいもので、拒絶することでSさんとの友情関係が崩れることを避けたかったこともあり、背徳感を抱えたままその関係を続けていました。

そんな関係が3ヶ月位経ったあるとき、私はとあるバンド出会い雷を打たれたように骨抜きになってしまいました。そのバンドのことで頭が一杯の毎日TV雑誌などを追いかけるのはもちろんのこと、同人活動土俵にもそのバンドを持ち込んで、また、同じバンド好きの新しい友達が沢山できました。私とSさんはともに受験生となっていましたが(私は高校受験Sさん大学受験)、電話は週に2、3回ほど、月に2回ほどは一緒に遊んでいました。ですが、Sさんは他の友人たちと一緒のときでも手をつないできたり抱きしめてきたりと過剰なスキンシップが多く、私はちょっとうざったいなあと思い始めていました。

だんだん私の興味がバンド一番になっていることに気付いて、Sさんはひどく寂しさを覚えてしまったのだと思いますバンド関係の友人と遊びに行くことにはじまり、そのうちSさんも交えて共通の友人と居るとき私が他の友人と話しているだけでも深い嫉妬をするようになりました。友人がいてもお構いなし、その場の雰囲気が悪くなるくらいあからさまに不機嫌になり、悲しそうな顔をするのです。周りの友人にも「SさんはMちゃんのこと好きすぎじゃない」「SさんってMちゃんにベタベタしすぎ」などとからかわれることも多くなってきて、私は正直もう面倒くさくなっていました。当時のモットーは友人関係は広く浅くみんなと公平に、束縛するのもされるのも本当に苦手でした。これ以上踏み込まれたくない、と私のSさんに対する態度はだんだん冷たくなり、そうなるとSさんがひたすら謝ってすがるようにさらに甘えてくることに辟易し、電話も合う頻度も自然と減っていきました。自分からきちんと嫌なことを嫌だとは伝えずに、冷たい態度をとることで私のことを嫌いになってもらってうやむやのまま自然消滅すればいい、と思っていました。私にとってSさんを傷つけ続けていることよりも、あの熱量の高い束縛から開放された安堵の方が大きかったのです。子どもですね。

その後、私はバンドに熱を上げつつも勉強を続け、無事志望校高校合格Sさんから東京大学への進学が決まったとの連絡が来ました。

Sさん東京へ行く前に駅前マクドナルドで待ち合わせて二人で会いました。10月頃、同人誌即売会ですれ違って話したのが最後だったので、ずいぶん久しぶりでした。お互いの合格を祝って、近況やこれから新生活についてぼんやりと話して、元気で頑張ってね、と言って普通に別れました。もちろん、好きだという言葉も抱擁もキスもありませんでした。

その後、一度だけSさんに会いました。私が19歳の夏でした。

私は高校卒業して東京専門学校へ進学しました。1年生の夏休みのことです。帰省して久しぶりに地元同人誌即売会へ参加しました。その後、居酒屋へ流れて友人たちと飲みに行ったのですが、そこに遅れて現れたのがSさんでした。3年以上振りの再会。私たちはぎこちない笑顔で「ひさしぶり」くらいの最低限の挨拶を交わして、私を避けるようにして遠い席に座ったSさん。それぞれ周りの友人たちと盛り上がり、Sさんとは全く話しませんでした。ただ、居酒屋の喧噪にまぎれてSさん自分彼氏の話で盛り上がっているのが、ぼんやりと聞こえてきたのでした。

現在、私は同人活動からも一切足を洗って、イベントなども10年以上参加していません。当時の友人たちとも疎遠になっていて、Sさんがどこで何をしているのかは一切わかりません。

毎年バレンタインの時期になると思い出す、私にとっての忘れ得ぬ人です。

長文乱文失礼しました。

2011-07-10

マンション理事長を任された

くじびきに当たって、今マンション管理組合理事長をやってる。

いろいろと大変だわ。

今で理事長に就任して7ヶ月目。

10年くらいのマンションなので ジジイ世帯はまだ少数派だけど、彼らの世代の声は想像以上にでかいことに気づかされた。

そもそも若い世代の人達は働いてるし、忙しいかマンションのことなんか気にかける余裕がある人は少ないんだろう。

ジジババが、俺の家を訪れては文句を小1時間ほど言いにやってくるわけだ

俺が夜帰ってくるのが遅いってのもあって置き手紙が何通も入ってて夜10時くらいにこられたこともあった

おれは警察じゃねーぞ。

どこからそんなパワーがみなぎってくるんだ、働けよクソジジイ

「バルコニーでタバコを吸うのを禁止にしろ」

「1階の非常口の鉄の扉が重い、オートロックにしろ」

ペット禁止マンションなのに、〇〇号室は犬を飼ってる。対応しろ」

「〇〇号室がふとんをベランダに干してる」

管理人にちゃんと仕事させろ、ずっと管理人室に座ってるだけじゃねーか」

コミュニティルームで子供を立入禁止にしろ、うるさい」

バーベキュースペースのバーベキュー利用を禁止しろ、くさい」

ガレージシャッター音がやかましい、夜11時以降は使用禁止にしろ」

子供おもちゃが散乱していて景観が醜いから敷地内公園をつぶして、自転車のスペースにしろ。」

こういう上がってきた問題が月に一度理事会で処理される。

大の大人が集まって1,2時間かけて議論するわけだけど、ほんと自分のことしか考えてないくだらない問題ばかりなんだよね

でも、一応責任ある立場としては無視はできず、ポーズでも対応していかなきゃならない

ジジイがしつこいので相手方への注意を管理会社スタッフさんにやってもらうこともよくある。

こういう無駄仕事を増やす声がでかいだけのバカな層がいて、それをしょうがなく実行するって構造社会の縮図な気がしてしょうがないんだよね

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081213003801

つーか何のためにインターネットATMサービスがあるんだと小1時間…。

ちなみに一部の役所にも、書類用のATMみたいなサービスあるぜ。

2008-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20080613230519

うん、そうだけど元の文章ではそう書いてないよね。

単に女形を見習えとしか書いておらず、じゃあ女形の何を見習うのかと小1時間

表現としては、女形を見習えっていうよりは「ココロまで女になりきれ」とか書けばいいんじゃない?

女形を見習えって何よ、と。

男に黙ってろと言いたいならそう書けばいいじゃん。

 
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