はてなキーワード: 寒ブリとは
社会人として若輩だった頃の話をする。手短かにやりたい。二千字以内をめざす。
2018年頃だったか。当時社会人2年目だった俺は、会社帰りに同じ高校出身の先輩とチャリを漕いでいた。
当時、俺は地元にある成型メーカー勤めで、先輩は福山市役所で働いていた。チャリを漕いでいたのは……まだ車を持ってなかったからだ。そんなわけで、社会人2人は自転車で居酒屋を目指していた。県道沿いを走っていた。
午後7時を過ぎてた。道は暗かった。目当ての居酒屋まで、もうちょっとだった。
当方のチャリは、漕いだらライトが光るタイプだった。で、先輩のは……? と思ったら、その瞬間がやってきた。
「無灯火~! 明かり付けろ!!」
という声とともに、後ろから高そうな自転車に乗ったおじさんが来た。圧倒的な速度感だった。先輩は……ライトを点けていなかったのだ。おじさんは、俺らを追い越してから自転車を止めた。
そして、説教を始めた。
先輩はさ。確かこの時、すげー腰が低そうにしていた。
「ありがとうございます! いや~、気が付かなくて。本当にありがとうございました」
という具合だった。おじさんが溜飲を下げて、どっかいった後だった。
自転車にまたがる時に、先輩はこんなことを言ってた。
「ああいうKITTYには気いつけや。オレみたいにうまくやらんと、どんどん因縁つけてきよるけえのお~」
先輩は、また無灯火で自転車を漕ごうとしていた。無灯火の理由を聞いたところ、「夜7時30分以降に点けるタイプじゃけ~」と言っていた。
ところで、居酒屋は楽しかった。料理もトークも普通に楽しめた。あの頃は、若かったのもある。何でも楽しかった。あと、ヤリイカやツブ貝やしめ鯖や寒ブリのおいしさを知らなかった。
当時は、味が濃い料理が好きだった。まだ20代前半の頃である。
その一月後に、また同じシチュエーションがあった。本当にまったく同じだった。
先輩は市役所帰りで、俺はメーカー帰りで、一緒に夜に自転車に乗って、あの大衆向けの居酒屋に向かっていた。
県道沿いのあの箇所だった。あのおじさんが、また俺らを追い越した。先輩は案の定、無灯火だった。おじさんは俺らの前に自転車を停めたよ。
先輩は、また申し訳なさげに謝っていた。しかし、何分経っても許してくれそうにない。俺は先輩ほどメンタルが強くない。こういうシチュエーションで出くわすと、メシがまずくなってしまう。
だが、ある瞬間だった。俺はビビったよ。
「あ!!? 何じゃお前、さっきから。コラ」
先輩が激高すると、おじさんの動きが止まった。
「さっきからお前。つまらんことを、グチグチグチグチと……ワシはのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」
おじさんが何か言おうとしてたけど、先輩は近づいていって、顔を限界まで近づけてメンチを切った。暗かったけど、あれは高校時代に殴り合いの喧嘩とかする時の、先輩のマジなやつだった。
おじさんがすごすごと自転車に乗ってどっか行くと、先輩はまた、俺に向かってこんなことを言った。
「増田君。お前もさ。キレたかったらキレてええんやぞ。ある程度はな……。その代わり、閾値を超えたら悲惨なことになる。そこは気を付けろ」
先輩は笑っていた。当時の先輩は社会人3年目だった。俺は2年目。そこまで年の差はなかったけど、でも先輩は世の中の何かをわかってるような気がした。
結論なんだが、キレたり怒鳴ったりするのって、現代社会においてはNGだ。国会議員でも市町村長でも大企業の社長でも芸能人の司会者でも、そういうのがバレたら職を追われることがある。
しかし、これはポイント制じゃないかって、30代が近くなった今では思う。ある程度であれば、怒ってもいいのだ。
先輩の例で言うと、もしあのおじさんが先輩のキレ芸に耐えられなかったら、その場で警察を呼んでいただろう。そしたら、先輩は処分とか受けて、市役所をもっと早く辞めていたかもしれない。
でも、そうじゃない。おじさんがあの状況を我慢できたり、まだ理性が働くレベルで先輩は怒鳴った。だから、なんとかなった。
その数年後、先輩は福山市役所を辞めて営業の仕事に就いている。どこの会社かは覚えていない。すっかり疎遠になってしまった。
俺の方はというと、逆に地方公務員になった。成型メーカーで行き詰った(先輩に対してフェアじゃないんで言うけど、キャステムという会社だ。)わけじゃないけど、死ぬほど忙しくて、家族との時間が取れなかった。
それで、経理と社内SE(※素人に毛が生えた程度)の経験を生かして、とある市町村の役場に転職した。人生はわからないものだ。
長くなってしまったけど、「キレるのがポイント制」というのが言いたかった。読者の人も、別に怒りたかったら怒っていいと思う。ただ、やりすぎると公的あるいは非公的な制裁を食らう。だから考えてやろうね、ということを伝えたい。
好きな桜餅は長明寺です!
あのさ!
「星のカービィ・ディスカバリー」めちゃくちゃ面白いわよ!!!
これ何が楽しい!かって言うと、
で、でよ!
それぞれのステージクリアのコンプリート条件がなんだか再プレイを燃えるほど促すというか、
各ワールドの各ステージコンプリートちゃんとやっていくにはなかなか手応えのあるプレイが必要なのよ。
接近してソードで倒せ!とか、
ボス戦のそう言うテクニックじゃないとどうにもならないお題はちょっとスルーさせてもらってるけど、
まあそんなに燃えなくとも、
ほおばり変形がいろいろと目も楽しませてくれて、
もう逆にステージをクリアしていくのが惜しくてもったいないぐらい、
もうずっとここで遊んでいたい!!!って
子ども心に戻って、
本当にここでずっと遊んでいたい!って思わせるぐらい楽しい世界観。
3つ目のワールドに行ったところなんだけど、
まだまだ先は長そうで面食らうんだけど、
じっくり1ステージ1ステージを堪能して隅々まで遊び尽くせるから、
もうタイムアタック要素満載で
サクサクとごり押しで進む分にはすぐに全ワールドクリアして終わっちゃいそうなものだけど
すごい思考を凝らしてるなーって丁寧で、
だからなんか作業的になりがちなこう言う再プレーとかも苦なく楽しく進められて
カービィこれすごいなぁって初めて触れて思い知らされたわ。
でもさ、
グラフィックが緻密になればなるほど、
ハンマーで敵を殴るカービィがちょっとやり過ぎじゃないの?って
ショッピングモールで楽しく美味しそうにハンバーガーを食べているところを襲いにかかるとか、
なんだか逆にちょっと可愛そうになるんだけど。
気にしすぎかしら?
もうカービィが敵に囲まれて可愛そうだからってレヴェルじゃないぐらい敵には容赦ないカービィは塩いわ!
でもこれまだまだ先は長そうだから相当楽しめそうね。
で、でよ。
パーディー全滅しちゃって、
またパーティー組んで再出発できるんだけど、
前のパーティーが残していったアイテムとか所持金とかはそのまま引き継げるの!
レヴェル1にしていまの最強の装備で敵を蹴散らせる!って思ったけど、
装備ポイントがあって
強い装備ほど装備ポイントが高くなっていて、
レヴェルが低いと
装備すらなにも出来ないのが辛いわ!
割とサクサクと地下に潜っていけるんだけど、
そうね、
いままで歩いたところもそのまま引き継げるので、
分かる!?
それやっちゃって、
辛い辛すぎるわ!
そう思った矢先に救済の光が差し込んできたエンジェルのハシゴのようなものがあって、
レヴェルはそのままで最初のメンバーで一切合切新しく再開するか、
の2種類の再開方法があって、
戦闘不能になってメンバーは地下に残したまま再開なのかな?って思うんだけど、
1つめの「レヴェルはそのままで最初のメンバーで一切合切新しく再開」で再プレイ始めちゃって、
装備せず真っ裸でも
少々の攻撃ではビクともしないんだけど、
何せ装備がないので、
グループ固定ダメージで攻撃できる魔法を買いそろえるまでが辛いわ。
あとはやっぱり
初回より慣れてきている分、
進み具合も早いけど、
なにしろ
いままで歩いてきてマップを埋めてきた実績も全部一切ゼロから始まる再開が一番堪えたわ。
いままでの費やした時間なんだったの?って
心を折られるような、
これもまたチクチク深部に向かって
進んでいる感じだけど
なにしろ装備は弱くて体力ヒットポイントだけはやたらあるって、
なんだかよく分からない強いのか弱いのか、
そんな状況で、
また骨の折れるプレイが続くわ。
こっちのダンジョンエンカウンターズは悲しくてもプレイが止まらなくなるほど地味にハマる
決して、
ワーイ楽しい!って心境ではないけれど、
また最深部に突き進んでいくって単純明快な目標に向かうだけなので、
まあ頑張って進めているわ。
うふふ。
とは言える状況じゃないけどね、
明るく平和なカービィの世界とダンジョンエンカウンターズとを行ったり来たりよ。
残りのポテサラだけ食べて出てきたわよ。
私好きなのよね
ポテトサラダも。
キュウリが嫌いなわけではないけど、
柚子茶があったので、
これもあったらすぐできるから
便利なマストアイテムね!
なんだか
朝また寒い感じがするし
寒がぶり返してきた感じで
略して寒ブリね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
新型コロナウイルス感染症が猛威を奮っているさなかではあるけれど、これまでの人生で屈指の贅沢体験をしたので書いてみます。
まず、宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗さんをご存知でしょうか。
妻がドはまりしている宝塚のなかでももっとも気に入っているスターのひとりでいま最もチケットがとれないと言われているスターです。その望海風斗さんの退団公演が今年の1月1日(正月!)からはじまっているのですが、退団公演ということもあって、ファンクラブに入会している方でもチケットをとるのに難儀しているそうです。妻もチケットをとろうとさまざまな経路で応募したり模索したなかで唯一、だめもとで応募していた旅行会社の宿泊プランとセットが2席分とれたというところから今回のはなしがはじまります。
うちには0歳児がいるので最初は自分が家で面倒をみて友達と行くのだとばかり思っていたけれどチャイルドルームに預けられるからということで一緒に行くことにしました。自分よりも強く観たいと思っているファンにも取れない人がいると思うと申し訳なさを感じつつも当代随一のスターの舞台を観る最初で最後のチャンスという思いです。
自分は大劇場は観劇するのは初めてですが(観劇する妻に同行してロビーで本を読んで時間をつぶしたことはある)、よくよく聞いてみるとこれがなんとSS席でかつ、セットになっている宿泊というのも帝国ホテル大阪。
帝国ホテルといえば、日本でもっとも格式の高いホテルのひとつ。一度、東京で間に合わせで日比谷の帝国ホテルのロビーにいたときはその異常な空間ぷりその場にいる人間の立ち居振る舞いから階層の違いを実感したのを憶えています
ちなみに、大阪帝国ホテルはまったく別で道頓堀そばのビジネスホテルなのでご注意ください。大阪帝国とは・・・。
そんなこんなで観た雪組公演「fff フォルティッシッシモ」はなかなかよい作品でした。
ストーリーは、音楽家ベートーヴェンは失恋や孤独、失聴に苦しみつつも、なぜ交響曲9番歓喜をつくることができたのか、というもの。そんなに構えずに観に行ったんだけれど、とてもよい人間賛歌でした。ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、これは演劇でしか表現できないだろうという仕掛けがいくつかあっておもしろい。あるシーンでの2人のセリフは、Linuxをつくり世界を変えたリーナス・トーバルズの「それがぼくには楽しかったから」を彷彿とさせました。
シルクロードをテーマとしたレビュー(宝塚では、ストーリーの演目と合わせてストーリーがほぼないレビューと呼ばれるショーが上演されるのが定番なのです)は音楽提供を菅野よう子がつとめなかなか見ごたえ聞きごたえがある。これは、チャイナドレスのシーンがインパクトがあってすごかったのとグレーのサテン地の変わったスーツがかっこよかった。
そしてSS席ということで席が前から一桁列目。めちゃめちゃ近い。出演者をほんと間近にみることができてDVDでは気付けなかった衣擦れ音や舞台後方でのざわめき、スポットライトにゆれるミスト、また月並みだけれど息遣いまでも感じることができました。銀橋(という観客席に一番近い細い舞台)を通る出演者のライトを受けてきらめく装飾の細かさや顔の小ささなど、観劇に際して得る情報量がDVDとは桁違いです。ただ、近すぎるからか音響の問題か、声が逆に聞き取りにくいシーンもありましたが。
あと、近くのSS席の観客が何度か同じタイミングでサッとオペラグラスをとりだしたり、拍手タイミングがわからなかったり、幕間に泣いている方がいらっしゃたりと普通じゃない感がありました。
緊急事態宣言下でどうなるかはわかりませんが本公演については2月8日(月)に楽天TVでLIVE配信があるので興味があればご覧ください。
https://tv.rakuten.co.jp/content/366230/
そんな観劇中、我が子は4時間4千円で預かってもらったチャイルドルームにて機嫌よく過ごしていたとのことで安心。駐車場からも劇場からも近くたいへん便利です。しゅっとピックアップして、桜ノ宮の帝国ホテル大阪へ。
観劇後の夕食については0歳児がいる上に、新型コロナウイルスもあって外には食べに行けないので悩んだのですが、せっかく帝国ホテルに行くということとSS席で気も大きくなっているところ張り込みました。
ホテルには前首相の桜の会で話題になったあの久兵衛があるので握りをテイクアウトして部屋で食べようかと思ったのですが、参照していたネット上のメニューが古く握りの持ち帰りはしていないとのこと、さらに、一つしかない個室があいているとのことでここを予約。個室は最低でも16,500円(サービス料別)の握りのコースからということでしたが子がこれから動き回るようになると行けるお店も相当に限られるだろうことから自分を納得させて決行。
これは最高でした・・・。四畳半ほどの掘り炬燵で子がいても気にせず食べることができました。
特に、見た目も美しいさより、吸いつくようなすみいか、未知の味がした寒ブリ、直球のうに、味がする甘鯛(?)、ほっとするような煮はまぐり、異様な旨さのある大トロの炙り、謎のねっとりとした半生のえび、端正なカツオ、箸休めのダイコン、塩味の穴子もたれの穴子も充実。かっぱ巻きと鉄火巻もよい。
大阪府の要請で21時閉店とのことでややせわしなかったのですが、濃い時間でした。。ビールも日本酒もよい。
うっかり持ち帰りの太巻も頼んでしまってお会計は45000円を越えてしまいました。2人で食べに行ってのぶっちぎりの新記録です(次点は入籍した日に訪れたイタリアンで9000円のコースを頼んだものの妻がワインを飲みまくって3.3万円となった日でしたがこれは3-4時間くらいいたので時間別では圧倒的)。
さらに最後までお店にいたことで板前さんに家族写真も撮っていただけました。
ここの撮影の合図はめちゃめちゃ笑えます。久兵衛経験者の一部しか知らないだろうので心の中にしまっておきます。
そして泊まった帝国ホテル。チェックインして部屋に荷物をおいてすぐ久兵衛にいったのでよくみれなかったけれど、部屋もよいしフロントの方の対応もさりげなく素敵で気持ち良い。
頼んでいたベビーベッドもテレビの前に鎮座されているし布団もしっかりしていてよい。
お風呂も熱くて広くてよかった。妻は買ってきたビールを4缶ほどあけてご機嫌。
自分は泊まるところどこでもよいと思っていたけれど、ハイブランドなホテルはちょっと違う。分不相応感の居心地の悪さはありますが。
ちなみに、ホテルの案内で知ったけれど、ルームサービスでコース料理5,600円、久兵衛のにぎりも7,300円からあるので(それぞれサービス料が+10%)、なにかハレの日にコロナの影響を避けて非日常を過ごすのによいかもしれません。
朝食は11時まで、事前にお願いすれば部屋に運んでもらうことも可能だったけれど、混んでそうな時間をさけて10時半ごろにいきました。ゆっくりできて便利。オムレツが火入れも完璧なうえにケチャップが別添えなのが高得点です。ただ、パンとコーヒーは凡庸な印象。あとあと、すらっとしたカトラリーがよかったので調べると燕市のトーダイさんとのこと。チェックアウトも12時だったのでゆっくり過ごせました。
宝塚と帝国ホテルのセット券は妻のポケットマネーから支出されており、金額は教えてもらえていませんが24時間で異常な額のお金を使ってしまいました。ただ、充実した時間でした。新型コロナウイルス感染症と戦っている医療現場、行政のみなさま、経営や生活に大きな影響を受けている観光や小売りや関係産業の方々には悪いと思いつつの消費です。これが今年の贅沢納めかもしれません。しかし寿司がうまかった・・・。
たしかにそうだな。でも、その「人間の温かみ」とやらの裏にある、ジメジメしたウエットな関係性が不快でたまらないから増田に来てる、という側面も一方であるわけで。暖かく、あるいはナマヌルく見守りましょう的な掲示板で、板のロールをプレイし続けてるより、なんのロールも与えられない極寒ブリザードな増田で、時にはお互いを傷つけ合いながら、乾いた匿名空間を彷徨っているほうが、直接的な、あるいは重量のあるレスポンスを得やすい、っていうのはあるのかもしれない。
実力差が出るということは、実力をつけさえすれば戦えるということでもあるから、努力してもどうにもならないどこかのソーシャルネットより居心地が良い、と感じる人もいるだろう。少なくともオレは、そういう感じでときどきここに書いている。
極寒だからこそ、ほんのちょっとの共感が、暖かく感じられる。そういう場所があってもいい
増田には人間の温かみが全く無い、という気持ちがおまえの本心なら、そう書けばいい。でも書いた瞬間から、おまえは増田に参加した一人だ。もしも、ここが居場所でないなら、広大なインターネット空間の、どこか別な場所に行けばいい。選ぶのはおまえだ。好きにしろ。バカだろうが、メンヘラだろうが、ダメ秀才だろうが、匿名であるという一点で完全に平等。来る増田は拒まず、去る増田は追わず。それこそが、増田的な意味での温かみだと、オレは思ってる