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2010-07-22

当たり前のことを、当たり前に

当たり前に外に出よう

当たり前に働こう

当たり前に学校へ行こう

当たり前に他人と接しよう

当たり前にコミュニティに参加しよう

当たり前に恋人を作ろう

当たり前に実名日記を書こう

当たり前のことを、当たり前に。

2009-03-20

Mr.マリック記憶術を仕事に応用する方法

Mr.マリックが去年「学校へ行こう」というバラエティー番組記憶術を披露していました。いつもの超魔術と銘打ってはいたものの、要は覚え方のコツというかノウハウでした。

おもしろそうだったので実際に自分で試してみたところ、これが非常に効果的だったのです。これは仕事でも使えると試行錯誤を繰り返し、仕事への応用方法を自分なりに確立できたので紹介します。

といっても万能の方法ではありません。それなりの努力も必要ですし、効果も限定的です。しかし、非常に高い「確実性」を誇るのがポイントです。

Mr.マリック記憶術のやり方自体は簡単です。

下準備として、自分の体の部位にあらかじめ番号をふっておきます。

例えば

1:頭頂部

2:おでこ

3:右目

4:左目

5:右耳

6:左耳

7:鼻

8:口

9:アゴ

10:首

といった具合です。

よかったら試しに1~10までの割り振りを覚えて下さい。割り振りっていうか順番ですね。基本的に上から下へ、右から左へという法則なのですぐに覚えられると思います。

頭頂部から首まで順番に手で触りながら覚えるとあっという間です。

覚えるべき事柄と体の部位とを組み合わせたイメージで覚える。この時、出来るだけ痛かったり悲惨だったりするイメージをつくり出すのがポイント

試しに日本国憲法の章立てを覚えてみましょう。

1:(天皇天皇陛下笑顔であなたの頭頂部にかかと落としして頭頂部がめり込んで血がブシュー!

2:(戦争の放棄)戦争の放棄→太平洋戦争日本兵連想日本兵があなたのおでこに銃剣を突き立てて血がドバー!

3:(国民の権利および義務)国民の権利といえばやっぱり選挙権でしょう。選挙に浮かれるあまり、うっかり投票用紙の角が右目にささったイメージで。紙で指をすっと切ったら痛いですよね。ちゃんと自分の右目をイメージしてリアル想像してください。あれで切れたのが指じゃなくてあなたの右の眼球だったらと思うとイテテテテテ!

4:(国会国会議事堂の特徴的なシルエットは誰でもすぐに思い浮かびます。国会議事堂のあのとんがっている部分が左目にぐっさりささって目が潰れてアワワ!左目めがけて凄い勢いで突き刺さってくる国会議事堂!もちろんすさまじい衝撃で頭から後ろに吹っ飛びます。その衝撃を左目に可能な限りリアルに感じて!

5:(内閣内閣といえば総理大臣麻生さんがあのひんまがった口から舌をちろちろ出してあなたの右耳をなめ回します。右耳に至近距離というか密着して聞こえてくるびちょびちょという音と生暖かさとくすぐったさをリアル想像して!

6:(司法司法といえば裁判官裁判官が「静粛に!」とかドラマでやっているあのコンコンやる木槌を力一杯握りしめて、何をやるかと思ったらあなたの左耳めがけてフルスイング!すさまじい衝撃!鼓膜ポーン!血がブシュー!

7:(財政財政といえば一万円札イメージで。福沢諭吉があなたの鼻の穴に指をかけてあの1万円札の表情をまったく変えずに鼻フック攻撃

8:(地方自治地方自治といえば今は橋下大阪府知事でしょう。橋下知事ラグビー経験を生かしてあなたの口めがけて頭からタックル!あなたの歯はボロボロに折れたけど、橋下知事の頭にも折れた歯が刺さって血だらけでえらいことに!

9:(改正改正ってイメージしにくいので、ひっくりかえして「セイカイ」で。ちょっと苦しいけど細かいことは気にしないのがポイント児玉清が「正解!」って言いながらクールに素早い膝蹴りをあごにぶち込んでくる。アゴがこなごなに砕けてあなたがぐにゃんと反り返りながら吹っ飛ぶ様子まで想像しましょう。

10:(最高法規日本最高峰富士山樹海首吊り自殺サイコーホーとサイコーホーキ。いや、オヤジギャグとしてはレベル高い方だと思いますよ。澄み渡った空に浮かびあがる富士山と、その下に広がる薄暗い樹海で今まさに首を吊るあなた!首にロープがぐいぐい食い込んできます。思わず助けを呼ぼうとしますが、声は出ません!く、苦しい!!

この文章を1回読んだだけで10章までの章立てを覚えてしまった人も少なくないと思います。

では、さっそく試してみましょう!

1:頭頂部は何だっけ?ですぐに思い出しません?

2:おでこがどうなったんですっけ?

3:右目がすんごい痛いことになっていましたよね?

4:左目も痛くってほら!何が突き刺さったんですっけ?

5:右耳は気色悪いことになってましたよね?

6:左耳には理不尽な攻撃が加えられていましたよね?

7:鼻の穴にあんなことをするのがあの人ってことは?

8:口がえらいことになってましたよね?

9:あごという人体の急所に強烈な攻撃が!

10:首をどうしたんでしたっけ?

ね!?覚えていたでしょ?

今度は試しに、何も見ないで頭頂部から首まで順番に自分で思い出していってみてください。

どうでした?

もしかしたら1回目は詰まっちゃったかもしれませんが、少なくとも2回目はほとんどの方が全部思い出せたと思います。

漫然と「体の部位と結びつけてイメージして」という記憶法はよく見かけますが、少なくとも私はそれでは覚えられませんでした。ところが、マリックの場合は「悲劇的」という言い方をしていたと思いますが、要は「体の部位の痛み」と結びつけると不思議とくっきりとイメージできて、とにかく忘れにくいのです。

ヒッチコックの怖い映画を見たときの感覚って、その場面のほんの一部をちらっと思い出しただけであのゾクゾクする感覚まで鮮明に蘇って来るじゃないですか。痛い!とか怖い!という感覚はすごく原始的な感覚ゆえなのか、強烈に記憶に刻み込まれるのだと思います。

そして、簡単には忘れないし、どんな状況でも確実に思い出せるのがポイントです。

試しに、先ほど覚えた日本国憲法の章立てを、明日の朝起きてすぐに思い出そうとしてみてください。自分でもびっくりするぐらいすらすらと思い出せますから。

この覚え方のノウハウだけでも十分にびっくりしますが、本当の問題はこれを実際の仕事や生活にどう生かすかです。

リック記憶術はMr.マリックがこれまでテレビ番組で何度も紹介してきたので、覚え方のノウハウ自体を知っている人がけっこう多いと思います。しかし、これまでずっと単なる余興扱いされてきたようです。たしかに、応用できる場面が非常に限定されているのでそれも仕方ないとは思いますが、実際の仕事に使えないわけではないですし、場合によっては非常に強力な武器になります。

Mr.マリック記憶術の特長は、

一定の期間は絶対に思い出せるという「確実性」

に尽きます。「痛み」という根源的な感覚を利用している故か、本当にどんな状況でも思い出せるのです。実際に試してみた人は分かると思いますが、まさに体に刻みつけられる感じです。

もちろん弱点もあります。最大の弱点は、

イメージ作りにけっこう時間と手間がかかる

ということです。

Mr.マリックテレビでこの記憶術を披露する際は「3分以内に被験者全員が15のキーワードの羅列を覚える」という実験をやることが多いようです。その際に、被験者に対してすべてのキーワードについての「痛い」イメージをマリックが提示するのがいつものパターンです。日本国憲法の章立てを覚えた方なら、確かにそれなら15のキーワードを3分で覚えるのは簡単なことだと思うでしょう。

ここにちょっとしたトリックがあるわけです。良くできた「痛い」イメージ自分で一から考えていたら、けっこうな時間がかかってしまうのです。もちろん慣れてくると3分で15個分イメージを考えて覚えるところまで可能ですが、マリック記憶術を体験するのが初めてという被験者には無理でしょう。それを、マリックから被験者に対して良くできた「痛い」イメージを提示してしまうことで初心者でも3分以内で15個というスピードを可能にしているのです。

私はマリック記憶術にスピードを求めるのは見当違いだと思っています。より「痛い」イメージをしっかりとつくるために、ある程度時間がかかるのは仕方がないことです。しかし、よく出来た「痛い」イメージがいかにくっきりと体に刻みつけられるかは、日本国憲法の章立てを覚えた人には分かってもらえると思います。

他にも弱点があります。最大で40程度のキーワード限界です。そして、あまりにも強烈に刻みつけられるがゆえに、キーワードのセットを短い期間で次々と切り替えるのは難しいといった問題があります。私の場合は少なくとも1週間は経たないと前に刻みつけたキーワードを引きずります。

ということで、マリック記憶術のポイントはとにかく高い確実性なのです。

では、どうやって仕事に生かすか?

実は、Mr.マリック自分自身が本当にマジックショーの仕事に使っているノウハウを披露したのだと思うのです。

* お客さんを前にして極度に緊張せざるをえない状況

* 手順をひとつ忘れてしまったり前後してしまうだけで失敗してしまうマジックショー

* 手順を書いたカンニングペーパーを見るわけにはいかない状況

ね!?この状況でマリック記憶術こそが威力を発揮するのは分かりますよね。

人前で何も見ずにしゃべった経験のある人は分かると思いますが、しっかりと覚えたはずの記憶でも、緊張によって「真っ白」になってしまうものです。私も昔お笑いをやっていたので何度も経験があります。

ポイントになるのが、往々にして忘れるのは「内容そのもの」ではなくて、「手順」だということです。「内容そのもの」については自分一生懸命考えるのが普通ですから、ある程度は覚えていて当たり前なのです。ただし、「手順」については、例えばAという結論を言う前にBというエピソードをひとつ挟んだ方が効果的みたいなことについては、後から色々と作戦を練って考えたものだったり、色々な都合で仕方なくそうなったものだったりして、もちろん自分で考えた手順なんだけど、必ずしも自分自然感覚に沿ったものでは無かったりします。だから、忘れるのです。

だから、Bという内容そのものは覚えているんだけど、「Aという内容の次に話すべき内容はBである」という手順の方だけをいわゆるど忘れしてしまって、ワケの分からない状態になって、冷や汗ばかりが吹き出して、口ごもるばかりで…なんてことになってしまうわけです。

例えばこれが「工場見学の案内」みたいな仕事だったら、歩いていく順路に従って説明するしかないわけで、ド忘れのしようがありません。

対して、ステージの上に自分が主役として立っていて、「すべての手順を自分コントロール出来てしまう=しなければならない」という状況においては、自分が事前の準備で練り上げた手順というものが、ある意味で足かせとなって「頭真っ白」という状況を生み出すのです。

この頭真っ白になる可能性は、鍛錬によって確率を下げることは出来ても、ゼロにすることは難しいです。いつも決まった会場や状況だったりしたら、あるいは何とかなりそうな気もしますが、普通は会場や状況は毎回変わるわけで、人間の鍛錬=パターンの刷り込みはそうした変化に弱いものです。

ところが、マリック記憶術なら、あれ?何だっけとなった場合でも、まさに自分の体がカンニングペーパーになったような感覚で「手順」を思い出すことができるのです。「右耳の次は左耳だから…」と落ち着いて思い出せば、そういえばそうだったと思い出すことができるのです。

ということで、マリック記憶術が威力を発揮する場面を整理すると

* 準備にある程度時間をかけられる状況

* 人前で発表するなど極度のプレッシャーを強いられる場面

* 紙資料などを手元に持てない場面

といったところです。

私の仕事は人前でプレゼンする機会がけっこうあって、ここ一番の時にはマリック記憶術を使っています。プレゼンの際にパワーポイントや紙資料が手元にあれば、手順はパワーポイントや紙資料を見ればいいわけですが、本当に勝負をかけているプレゼンの時には、私は手元に何の資料も持たずにプレゼンにのぞむようにしているのです。

非常に大変ですが、こちらの誠意はめちゃめちゃ伝わるので、大きな成果を上げてきました。

また、職場の朝礼や飲み会挨拶などで、ちょっと気の利いた論理展開をしようとする時にも便利です。せいぜい5つくらいの項目で展開するわけですが、普通にやっているとこれがけっこう忘れてしまうんですよね。

結婚式でのスピーチなど、紙を持ってもおかしくはない状況でも、マリック記憶術を駆使して何も持たずにさらりとこなせると、出来る奴と思われること請け合いです。

ということで、実は普通に働いている分にはマリック記憶術が活躍する機会ってめちゃめちゃ少ないです(笑)

正直、そりゃそうです。毎回毎回覚え込んでプレゼンなんてやってられません。

でも、ごくたまにしかない機会だからこそ、いざめぐってくると猛烈にプレッシャーを感じて、何かすがるものが欲しくなるものです。そして、何時間も何時間もかけて覚えたところで、頭が真っ白になる恐怖は結局無くなりません。

でも、マリック記憶術を知っていると、とにかく「痛い」イメージを練り上げて、その「痛み」を何回か繰り返しイメージするという明確な「やるべきこと」が見えるというのが大きいです。自分なりのゴールを設定できるので、私は非常に精神的に楽になりました。結果的に非常にリラックスしてそういう場に臨むことができるようになると思います。

ということで私なりの具体的なやり方です。

1. プレゼンする全体を内容によっていくつかの項目に分ける。

2. 分けたそれぞれの項目にタイトルというかキーワードをつける。

3. そのキーワードと体の部位とを「痛い」イメージで結びつけていく。

4. 何回かリハーサルをして自信をつける。

5. 本番

といった感じです。

リック記憶術の副産物として、プレゼンの内容とそれぞれの項目の意味合いについて自分なりにあらためて考えることができるというのがけっこうデカイです。逆に言うと、本当に勝負をかけるプレゼンだったら、資料を見ながらやる場合でも、2のキーワード付けの段階まではやっておいて損は無いと思います。

細かいテクニックとしては、私は体の下の方から優先的に貼り付けていくようにしています。というのも、人間は何かを必死で思い出そうとすると上を向いてしまうもので、そんなとき、体の下の方の部位と結びつけておけば、上目遣いを中和できるからです。ということで、私はたいてい右足の裏で何かを踏んづけてしまうイメージから始まって、肛門に何かが突き刺さるイメージくらいで終わりになることが多いです(笑)

そして、内容自体は自分で地道に一生懸命覚えるしかないです。というか、自分で覚えられない程度のインパクトのない内容だったら伝える価値が無いと思って、その内容自体を練り直した方がいいと思います。

あくまで「手順」を「確実に」覚えられることにマリック記憶術の意味があるのです。そして、その「手順」を「確実に」覚えられることの価値がいかに大きいかは、人前で何も見ずにプレゼンした経験の多い人ほど分かってもらえると思います。

さあ、あなたもマリック記憶術を始めてみませんか!?

2008-11-10

いろんな人の通る道

 道路がある。その道は、会社学校へ行こうとする人が通りもすれば、主婦が買い物に、子供の手を引いて家族がお出かけに、友人同志が御喋りしながらどこかへ遊びにと、いろんな人達が通る。そして、時には、その道を、誰かを騙しに行く人も、どこかに空き巣に入ろうとする人も、待ち伏せてひったくりをしようとする人も通って行く。

 悪人が通るからと言って、道を作り替えることが出来るか?。特別な構造の道に造作し直して、悪人だけは通れないように出来るだろうか?。出来ることがあるとしたら、まずはその道に入ろうとする人を、すべてチェックするようなことだけであろう。つまり、誰もが通れないようにして、検査パスした人だけ通ってよろしい、とするしかあるまい。

 そんなことをしたら、会社学校から帰って来た人は、帰り道を遮られて面食らうだろう。買い物袋を手に提げて、早く家に帰ってご飯を作りたいとやきもきさせるだろう。馬鹿な遊びに時間を潰して罰が当たったと、若者は悔やむだろうか。あんなことは早く切り上げて、さっさと家にかえっておけば良かった、とも思うだろうか。そしてこうも思うだろうか、でも、運良く家に帰れたとして、明日、出かけることが出来るんだろうかも、どうも大変に不自由なことになったようだ、じゃ、出かけないでおこうか、と。

 それとも、その道を通ったら、その通るなりの仕掛けで、悪い事の決して出来ないような歩きしか、その歩いている人にさせないような、魔法のような作りの道が作り出せると思っている人もいるのだろうか。いろんな人が、いろんな目的で通る道ということを、何ら損じること無くして、ただ悪い人だけが通ることの出来ない道なんてものが、作り出せると思う人がいるんだろうか。

 どんな工夫を巧みにすれば、そんなものが出来る上がるのか、この匿名氏には、まったく思慮できないが、そんなことが思いつけると自信のある人はいるようで、人がそこを歩くと、誰もがもう悪しくなく歩けてしまう道の設計図を売り込んでいる。その道を管理している役場の方では、悪人が通るということにひどく気を揉んでいたので、そのプランに飛びつこうとしている。名付けて、メイクユーグッドロード、それとも、エクスクルードバッドストリート

 そんな道が出来上がったとしても、実のところは、せいぜい入り口看板を掲げることぐらいであろう。そして、それを見上げながら、喜んでそこに入って行くのは、虚栄の人、欺瞞の人、スノッブな人、つまりバカな奴らであろうし、そして、本当の悪人はしめしめとうれしがるであろう。ここを通っている限りは、自分は善人だと証明されているようなもんだ、と。そうして、人を騙しに行き、上手いことを言って、人のものを取り上げ、気の良い人に難儀ごとをおしつけ、気の弱い人に苦労をしょわせ、気の強い人はおだてて褒め上げ、調子よく浮かれさせて、踊らせたいように踊らせることであろう。

 この匿名氏は、そんな道だという看板が目に入ったなら、別の道を選ぶ。そんな道に入り込んで、グッドと呼ばれる姿に躾け直されたり、バッドとされるものを譴責されたりするような煩わしいことに悩まされたくはないから。そして、匿名氏の選ぶ道は、多分、何の看板も無い普通の道で、でも強いて言えば、バルガーロード。そこなら、匿名氏は、匿名氏のあるがままに、その道を歩けようから。そして、そこに入ってみれば、恐らく、いつもの道のように、会社学校への行き帰りの人、家の用事で出歩いている人、遊びに出かける人が、同じように歩いていよう。

 勿論、悪人も歩いていようが、それは常識が教えてくれるに従って用心するし、他人に悪事が及びそうなら、避けるようにと声をかけてあげるであろう。そこでならば、ここを歩いているからって、善人とは限らない、ということを誰もが意識しているであろうから、匿名氏の忠告はそれなりに聞き入れてくれるであろう。あの目つきをご覧なさい、どう見たって、人を騙そうって顔つきですよ、そんな口上にはご用心なさい、なんたってそれは詐欺師言葉遣いですよ、ああ、それは乱暴な口調ですね、そんな奴らはほっぽっておきなさい、どうしたって大したことは出来ないんですから、等々と。

 悪人じゃなくて、悪口が?、それが群衆から声高に?、そんなものを浴びせられるのが?。それはなるほど御気分はよくないでしょうな。ご不快極まり無いでしょうな。奴らの口を封じたい?、そんな気ぃ悪いものが聞こえてこなくしたい?。そりゃ、確かに、御自身一個の事情から、そうも言いたくなるでしょうな。でも、多くの人がめいめいな歩き方をしている道そのものを、一人一個の存念に適うように仕立て直すのは、どうなんでしょうね。そんな大袈裟なことを、もっともらしく売り込んだりせずあって欲しいものです。

 もし我慢ならないなら、道の中に突っ立って、これは気持ちよい、あれは気色悪い、こいつは通って良し、あいつは気障りだ、と片端から、審判を下すようになさったらいかがですか。いろんな人が通る道ですもの、そのいろんな人の一人に、そういう審判者が交じっていたっておかしくはありませんよ。しかし、そういう審判者は、異様でもあり、時には異常に思われるものです。そう思われたくない?、だけど、御自身のお姿は、もうそうなんですよ。

 えっ、皆の為に?、それで迷惑を蒙っている人の為に?、それで傷ついた人の為に?。嘘おっしゃい!。あなたは、あなた一個の好悪で、誰もが通る道を、ご自分の気に入ったものだけが通る道にしたいんじゃないですか。あなたのことなんかどうでもよく、別のことを目指して通り過ぎる人までも、あなたの好む格好で歩かせようってんじゃないですか。会社学校に行こうとしている人に、ここは、そういう顔つきや手足の振り方で歩くところじゃない!、とあなたは言っているようなもんなんです。

 御自分が、この道でしゃべくる奴らの声が気に入らぬ、そういう話題は気分を害する、ことに俺のことを言う奴は憎らしくてたまらぬ、ってんですから、聞こえた側から、怒鳴り声を挙げたらどうてすか、それが自然なことですよ。それなのに、様子を奇麗にしようとして、皆のためなんて見せかけてくれたお陰で、かえってその皆はとっても迷惑なことになっているんですよ。ほんと、みっともない。

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