はてなキーワード: 学園艦とは
みにくいトカゲの子と落ちぶれた元剣聖 ~虐められていたところを助けた変なトカゲは聖竜の赤ちゃんだったので精霊の守護者になる~
https://kakuyomu.jp/works/16816452220172595548/episodes/16816452220172598962
漫画化とかもされているようで人気はあるのだろう
全体的な構成も悪くない
魔法革命があったから剣や弓が意味を無くした世界で剣聖が職を失ったという設定
これ、かなり無理があるよね
そこら中に満遍なく魔導士が配備されるかと言ったらそんなのアリエナイ
けが程度で「なにもかも」を失うなんて起こりようがない
騎士が職を失うというのも変でな
これが起こるためには、「そこらへんの素人でも指を動かすだけで人が殺せる武器が量産される」くらいの革命が居るんだよ
「選ばれた一部の人間が精霊と契約すれば」なんてな限られたリソースに
で、主人公が人格者で、なまじっかそこそこの世界を描けてしまうだけに
世界も適当にやるか、主人公が人格破綻して横柄だったかでないと
街道や町を巡回警備する人員としての警備兵や騎士団を解散解雇?
ナイワー
この違和感を強化する
大噓をつくときは、「学園艦」みたいな圧倒的な圧力で、あっはいってなとこまでやるか
いっそ世界のリアリティラインも下げて、うんうんそういう世界ならそうだよねって描き方にするか
どっちかにすべきで
変にきちんと世界を描こうとしてるのに、物語の舞台装置として必要だからと被せるだけの設定にすると
常に、なんでこの人がどぶさらいなの?、いやいや権力者のお前も人格者なんだから、制度作れよとかそういうのがちらちらと大嘘を否定してしまって
楽しく読めない
「ために」作ったいきなりの不遇なら、きっちりと周辺もアホにしろよ
みたいに思ったので吐き出す
今年もあんこう祭に行きました。
楽しみだった訳でもなく、行って楽しんで来た訳でもなく。
むしろなんで俺はここにいるんだろうと思った始末。
俺が脅迫観念めいた動機であんこう祭に行くようになってからどれくらい経ったのだろう。
とにかく最近は、「行かないと後悔する」という動機であんこう祭に参加している。
時を遡って2012年か2013年。俺は当時大洗から車で20~30分の場所に住み仕事をしていた。
なりたかった職業に近いかもしれないけど、厳密にいうと全然違う、というか下っ端というか、そんな仕事をつまんねーと思いながら安い給料でこなしていた。
俺はこのままでいいのかと思っていた矢先、ガルパンのことを風の便りで知った。
そして後輩に居酒屋で「金の匂いを感じさせないからいいんだよ」とか「街の人も一体になってやってるから盛り上がんてるんだよ」とか「現実を作中に持って行って、作中のものを現実に引っ張り上げてる融和感がいいんだよ」とか、自分の目で見た訳でもないのにドヤ顔で大洗の人たちがやってることがオタに受けてる理由を雄弁に語ったもんだ。うんこ
で、ある週末、ガルパンを一気見した。土曜日のことだったと思う。
次の日には大洗へ車を走らせていた。
俺は殺されたね。ドヤ顔で語っていたことを見事に撃ち抜かれたリアル。
つまり、大洗でガルパンがどんな展開をしているのかを自分の目で見て体験して、ネットの情報だけで後輩にドヤ顔であれこれ語ってた俺の無様さをまざまざと見せつけられた。そんな衝撃。
そもそもガルパン面白かったんじゃ。だからこそ次の日には車を走らせていたわけで、お話そものものが面白かったんやな。そんで大洗行ったら劇中の街並みそのままだし、グッズもなんか本当に大洗女子学園や学園艦がこの世にあって西住みほや他のキャラクターがこの世に存在しているようで……そんな印象を覚える硬派な(?)アイテムがズラリよ。
そんで俺は思ったんだよ
こんな近くの町の人々がこんなに面白いことをしているのに一方俺はネットで得た知識でもって何かを知った気になって一歩引いた目線で傍観者になった気でドヤ顔で何かを語ってさ
俺は何も分かってなかったし、一歩踏み出せてないだけなのに傍観者気取りでドヤ顔でいたってのがもう無様で無様で
こんなすぐ行ける町でこんなことをやっているのに一方俺は何をしているんだ?
俺はこのままでいいのか?
と思い悩み脳みそがいい感じになった俺は転職のために仕事をやめ地元に戻った。
その後地元での転職活動に失敗し、なんだかんだで家を飛び出し(失踪)、見知らぬ土地でコンビニバイト1年くらいした後、都内に引っ越して名前だけは夢だった職業に就くことができた。
その間もどれだけ金がなくても欠かさなかったのはあんこう祭への参加である。
「ガルパン」っていうのはそれだけ俺にとってエポックメイキングなコンテンツだったのである。
しかし、最初のうちは夢への指標であり、希望であり、自分を変えるきっかけとなったガルパンだったが、今はというと実のところ「呪い」に変質しているのではないかと感じるようになったのが冒頭に繋がる。
つまり今ではあんこう祭に対して義務感や強迫観念めいたものしか感じなくなってしまっているのである。
別に大洗やあんこう祭さんサイドは俺に義務を課してるわけでも脅迫してるわけでもないのは改めて明らかにしておくとして、
俺の中でガルパンが神格化されてしまったが故に、自身の環境やイベントの規模の変化によって気持ちが離れてしまっても参加せずにはいられないのである。
また、近年のファン層の変質(顕在化?)もそれに拍車をかける事態となっている
どういうことかというと、
やれ聞こえてくるんだよ
町営駐車場で酒盛りして大騒ぎしてるとか、公式に認可されてないグッズはダメよとアナウンスされているのにそういうのを作っている連中とか、駐車場を痛車展示場にしてるとか、そういうキナ臭いあれこれが。
確かに、参加人数は年々増加の一途を辿ってるし、劇場版を皮切りにかなり人も増えて層も様変わりしたように感じる。(めんどくせえツッコミを恐れず表現するなら「ゴロ」っぽーい感じ)
特に感じるのがコスプレイヤーの存在で、ガルパン放映直後かその次のあんこう祭は確かにコスプレイヤー、いるっちゃいるなって印象だったんだけど、その翌年にはレフ板持ったカメコ引き連れてたりするコスプレイヤーがいたりして、いやいや、ここはあくまで町のお祭りであってアニメイベントではないんだよってスゲー思ってっつうか正直ドン引きして、なんかその頃から毎年毎年「なんか違う」感が蓄積されて来たというか住み分け感が崩壊してしっちゃかめっちゃかになってるっていうか
そんな感じで毎年毎年覚える違和感やキナ臭い話なんかも耳に入ったりでどうなんだろうなーと思いながらもやっぱり参加しないことでの後悔が恐ろしくて結局今年も朝早起きして大洗に向かってしまった俺の話。
呪いだよな
呪いだよこれ
取り巻くアレコレに疲れちゃったのかも。
今度時間があるときはイベントでもなんでもない日にふらっと行って自分のペースであれこれ買い物したいなって思った。海とかボケっと見てさ
おわり
追記:
まとまってなかったのでいくつか
1.自分の中でガルパンが絶対的なものになってしまっているので離れたくなっても離れられないという話
一部のファンやガルパン・大洗そのものが呪いを掛けてきてるとかそういう話ではないです
2.後半の部分に関して杉山Pが言いたいことを分かりやすく言ってくれました。
ガルパンファンは町やそのお祭りに受け入れてもらっている立場だというのを忘れてはいけないと思いましたまる
修正:
最初はもっと学園艦を舞台にした構想がいろいろあったんじゃないかと思うけど、作っていくうちにあんまりメインにしなくてもいいんじゃね、でももう制作すすんでいる段階でボツにしたらリテイク大変だし…的に残ったんじゃないかと思う。盲腸みたいなもんだろ。気になりだしたら気になるかもしれないけど、気にしなければ気にならないだろ。話の中でもだんだん扱い小さくなってるし。
正確な時代は不明だが、ずっと昔、まだどの学校も陸の上にあったころに、来るべき国際化社会のために広い視野を持った人材を育成し、学生の自主独立精神を養い高度な学生自治を行うために、これからの教育は海上で行うべし、と唱えた人物がいたらしく、その人物が私費を投げ打って最初の学園艦を作ったらしい。
こうして作られた最初の学園艦は良好な結果を挙げたほか、様々な災害にも強いことが分かり、次々と学園艦が作られることになった。
その歴史は非常に古く「大航海時代から続く学園艦」や「400年の伝統を誇る学園艦」なんてものもあり、欧州では少なくともローマ時代には学園艦があったとシーザーが書き残しているとか。
他にも、海洋国家たるヴェネツィアは古くから学園艦があったらしく、同じく古くから学園艦があったイギリスが、今のような学園艦を完成させたといわれている。
また、近年においては産業育成の名目もあり、巨大な学園艦を建造することによって重厚長大産業を活性化させ、国を豊かにするという目的もあった。
これでいいじゃん。
個人的に大好きな作品だが、学園艦という存在に対しては未だにモヤモヤする。
どこぞの誰かが私財を投じて作ったのが始まり、くらいの設定はあったと思うが、
劇中でもそれほど細かに説明がなされていないし、予算面、技術面での話もあまりなかった。
あれを最初にみたとき、H.B.ポーラスターかよ!と思い周りにも言ったものだが、
ツッコミのネタ元が2001年ごろ発売のエロゲーで、そこまでメジャーなメーカーの作品でもなく、
あまつさえ百合・レズゲーだったため、全くピンと来てもらえなかった。
それはさておき、いち自治体をカバーできるほどのデカさの船体ってどんな技術だ!
維持費いくらだ!そんなもん大量に作った国の予算ってどうなってるんだ!
そら統廃合の話も出るわ!大洗をピンポイントで狙ったのは官僚クソ眼鏡こと辻廉太の私怨だろ!
くらいは思うものだけど、その辺に対する熱心な考察はそれほど見かけない。
もちろん設定をわざと粗くすることで、わかりやすいツッコミどころとしていたり、
あるのだけど、一度気になってしまうと明確な設定が出てこない限り、その気持ちは収まらない。
なんていうも人いるけど、んな馬鹿なと思う。
面白かろうが面白く無かろうが、気になるところは気になるっての。
恋と嘘をみて、恋愛模様と主人公勢の抱く秘密との絡み合いが面白いからって、
政府通知周りの設定について気にならないなんてことありますか!
(以下続けると長くなるので省略)
ガルパン劇場版の何が楽しいって「子どもVS大人」って言う構図だと思うんだよね。
そしてTV版とは一番違うところでもある。
TV版では廃校阻止という大義はあれど高校生同士の戦いだった。
でも劇場版は大学生チームとその裏にいる文科省の役人との戦いだ。
統率力に優れ秘密兵器も有する大人たちに、バラバラの個性を持った子どもたちが協力し、それぞれの強みを活かして立ち向かう。
水島努監督が手がけたクレヨンしんちゃん劇場版の、しんちゃん達かすかべ防衛隊の活躍と同じじゃないか。
軍用ヘリで襲ってくる堂ヶ島少佐だとか、巨大ロボをひっさげたジャスティスとの戦いと同じじゃないか。
なんたってあの最終決戦の場が遊園地ってのもなんとがクレヨンしんちゃん的だよね。
最終的に大人たちを「子どものフィールド」に引きずり込んで、その自由な発想力による大人には予想の付かない戦い方で勝利を手にするのだ。
そして勝利を手にした子どもたちは、自分たちの家=学園艦に返ってくる。
このストーリー構成もヤキニクロードやカスカベボーイズと同じ、行きて帰りし物語だ。
この戦いで子どもたちが勝利によって得るのは、名誉や報酬ではなく、「家に帰る」こと、ひいては「平和な日常」というものなのだ。
こういうことから、ガルパン劇場版やクレヨンしんちゃん劇場版は、
「子どもたちにとって『平和な日常』とは、戦って勝ち取るくらいに価値のあるものなのだ。」というテーマで繋がっている。と思うのです。
既にあちこちで言われてて二番煎じかもしれないけど、思いついたので書かずにはいられなかった。
大洗女子、会長があれだけででーんと構えて碌に仕事しない理由はと考えると、やっぱ「指揮官じゃない責任者」だからなのかなあ、と。他校の戦車道は「最高責任者」と「実質的な最高指揮官」が一致してて、多分最終的な責任はアンチョビ姐さんとかケイさんとかダー様とかカチューシャとかが取るんだろうけど、大洗女子は違う。
大洗女子の最高責任者はあくまでも会長だ。彼女こそが戦車道を復活させ、西住みほを隊長に据え、「戦車道チームの目標」を定めた。劇場版では文科省の官僚と熾烈な交渉を繰り広げて学園艦の命運を賭けた勝負に打って出た。そして事実上、クイズ大会やエンカイウォーなど、後方での作戦指導に関わらない部分の実権は未だに生徒会が握っていることが随所で示唆されている。おそらく、仮にどこかで敗戦することがあったとしたら彼女が詰め腹を切らされていたのだろう。
要するに他校の戦車道チームは基本的に銀河帝国であり皇帝おん自ら指揮を執るのだが、大洗女子は自由惑星同盟なのだ。西住みほの立場はヤン・ウェンリーであり、チームの戦術を担当してはいても最終方針についての決定権はない(この辺が、同じく上から口説き落とされて指揮官に就任しているけど実際にはチームの目標とかの決定権も握っていそうなドゥーチェとの違いか)。その西住みほの率いるチームに会長が一車長として参加しているのは、ヤン艦隊にウォルター・アイランズ国防委員長が分艦隊司令官として参戦しているようなものだ。
仮にそんな状況が生まれたとして、ではアイランズ委員長はどう振る舞えばいいのか。いちいちヤン提督の作戦指導に口を出すべきか? 一艦隊司令官として任務に精励すべきか? おそらくは、「艦橋の司令官席でおとなしくして、ヤン提督の指示にハイハイと従っておく」辺りが最も穏当な解なのではあるまいか。彼が本格的に艦隊指揮に乗り出すのは、ハイネセンに帝国軍が迫ってからでも遅くはない。
そう、プラウダ高校に絶体絶命の死地まで追い込まれて初めて、これまで致命的なノーコンにも拘らずずっと砲を預けてきた河嶋桃と交代したように。
こうして見ると大洗女子の戦車道というのは「最高責任者と最高指揮官が分離しながら、前者が後者の指揮下に入っている」という極めて特殊な事例なわけで、そういう特殊状況下における最高責任者の振る舞いとして、彼女のあのグータラっぷりは実はパーフェクトなのではないか。彼女が裏で暗躍し、かつ試合では作戦指導に何も口を挟まずにきたからこそ西住殿が雑音に悩まされることなく「やっと見つけたわたしの戦車道」をのびのびと追求することができているわけで、あれは実は理想的な前線と後方の関係を築いているのでは(守護天使が勤労意欲に目覚めて以降のアイランズ委員長とビュコック提督との関係的な)。単に「そういうキャラ」として片付けるのではなく(もちろんそういう面もあるんだろうけど。彼女典型的な「有能な怠け者」だよね)、こういう視点で見てみるのもいいんじゃないかなと(車輪の再発明になっていたら恥ずかしいので穴掘って埋まってます)。
なお他のチームも妄想してみると、サンダースは膨大な物量をうまく捌けるだけの官僚機構(資材班とかそういうの)が他所よりも発達してそうだから、ケイさんの役割は元ネタの国における大統領と完全に被ってそうな。快活さで人を惹きつけ従うべき理念を示し戦略の道筋も示すけれど細かい点はアリサみたいな部下が指示する。黒森峰の場合はそういう後方の仕事が完全に戦車道に従属してるプロイセンみたいな感じなんだろう。指揮官はあくまで試合の巧拙で選ばれるという。プラウダはカチューシャ的には有能な独裁者による恐怖政治を敷いているつもりなんだろうけど実際はどうなのかな。実力で一目置かれてるんだけど見た目と振る舞いの幼女力の高さから戦車道チームのマスコットとして扱われていて生徒たちの感覚としてはそこまで恐怖政治ではなくむしろ癇癪持ちの妹みたいに思われているとしたら、なんかこう、良くないですか(むしろ副官の方が怖いけど彼女はロリコンカチューシャに忠実なので恐怖政治にならずに済んでいるギリギリのバランスの上にいる感がある)。アンツィオはアンチョビが最高責任者であり最高指揮官でありお母さんなんだよなあ。
アニメ映画は、ジブリや大長編ドラえもんくらいしか観に行った事はなかったのだが、
このたびガルパンを観に行った。
いいぞーいいぞーという声に押されたわけでも無かったが、
まあ、「少なくともハズレではなかろう」と安心感を貰えた事も事実だった。
で、内容についてだが・・・
不満。
なんだこの無難な内容。
強い敵が出てきて、力を合わせて戦って勝っただけじゃないか。
お祭り回と変わらないじゃん。
いっそ本物の戦争が始まって、学園艦が撃沈されたり自衛隊に徴発されたりして旧式戦車で何とかしようとした歴女チームとかバレー部とかが戦死して、
キレて復讐の鬼と化した主人公たちが自衛隊に入隊して暗い目で人格が一変しちゃったケイ辺りと再会して、5年後に最新鋭戦車で戦場でオラついてるとか、
そんくらいやっても良かっただろせっかく原作が無いんだからさ・・・
劇場版の何が不満かって、
やる気なかっただろ監督。
この劇場版観に行った人で、作り手のドヤ顔が見えたって人いる?
スローモーションとかをほぼ使わずに、敵も味方も主要キャラをつまらん解説抜きでバタバタ薙ぎ倒した所には、作り手のプライドの一端を垣間見たが、
良い所と言えばそこだけだった。
TVシリーズ観てた時は、そりゃもうドヤ顔が見えまくったよ。
序盤では戦車の知識なんて無いだろって視聴者に誰得のトリビア山積みにしたし、
中盤ではキャラも戦車も成長しまくって、何より彷徨ってる主人公が最終的にどういう方向に進みたいのかというテーマも生きてたよ。
次に仲間になるのがどんな戦車かって楽しみもあったよ。
確かに戦車戦は凄かったけど、
なぜあの戦車戦が凄かったかと言えば、主人公がやる気なかったからだろ。
敵は強戦車と精鋭揃い。味方はポンコツ戦車と素人集団。主人公は戦車道好きじゃないし、気質的にも向いてない。そもそも大してやる気も無い。
でも将棋盤に向かえば指してしまう将棋指しのように、戦うと勝ち筋が見えてしまって、やってるうちに勝ってしまうという、引っ込み思案の呂布みたいな所が戦車戦を面白くしてたんじゃん。
あれが戦車は友達ってキャプテン翼みたいな主人公だったら、あそこまで面白くならなかったよ。
決勝戦までは行けるだろうとは思ってたけど、決勝戦で勝つかどうかは予想が分かれてハラハラしたよ。
負けてもいいって展開でそれでも勝つから、最終回の満足度が半端なかったんだよ。
誰にもドラマがねーし、あの展開じゃ負けるわけないだろ。
そりゃ2期とか考えたらね、
新キャラとか新戦車とかを大洗に追加しちゃったら、劇場版観てない人を置いてきぼりにしちゃうよなーとか考えて二の足を踏むのかもしれが、
結果的に「観ても観なくてもガルパン観が変わらん」なんて映画作っちゃ意味ないだろうが。
一本の映画が成功するなら、世界観なんてどうだっていいだろうが。
パト2とか劇ナデとか見ろ。
それをやっちゃお終いだろって所にガンガン来るから、あれらが今でも語り草になるんだよ。
今更ながらガールズ&パンツァーを見たんだが、戦車に詳しくないので各校の実力がどの程度なのか分からない。そこでWorld of TanksのTierという概念を使って各校の戦力を推定してみることにした。利用したのは以下のサイト。
http://wikiwiki.jp/garupanxwot/
ただしこのサイトだけでは足りないところがあるので、その分を他のサイトなどを使ってカバーした。具体的には以下の通り。
IV号戦車は長砲身になったF2仕様以降はTier5でいいと思うが、D型の時点ではWoTに合わせTier4と見なす。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?Pz.Kpfw.%20IV%20Ausf.%20D
八九式はまたWoTに実装されていない。ただ八九式の後継車両として開発された試製中戦車チニがWoTでTier2となっているので、それよりは下だろう。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?%C6%FC%CB%DC
一方、Tier1のルノー乙型はwikipediaによると八九式より性能が下回っていたとあるので、Tier1と見なしていいかも分からない。仕方ないのでTier1.5としておこう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BCNC%E5%9E%8B%E6%88%A6%E8%BB%8A
こちらではシャーマン・ファイアフライがWoTに実装されていない。で、公式サイトによると「ファイアフライの登場によって連合軍はパンター戦車と正面から撃ち合える戦車を手に入れた」そうだ。
http://girls-und-panzer.jp/mecha4_s_firefly.html
そこでファイアフライについてはパンターと同じTier7とする。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?Pz.Kpfw.%20V%20Panther
・マジノ女学院
http://livedoor.blogimg.jp/nylon66-3rd/imgs/e/3/e3076849-s.jpg
それによると編成はおそらく以下の通り。まずはソミュアS35が2両。WoTにはソミュアS35そのものは出てこないが、ドイツ軍が鹵獲して使ったものは課金戦車として登場する。Tierは3だ。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?Pz.Kpfw.%20S35%20739%20%28f%29
http://wikiwiki.jp/wotanks/?B1
http://wikiwiki.jp/wotanks/?Renault%20FT
最後の3両だが、これは35という数字しか見えない。海外のwikiではこれを、オチキスH35かルノーR35のいずれかだと想定している。
http://gup.wikia.com/wiki/Maginot_Girls'_Academy
両戦車を比べるといずれも主砲は同じ。オチキスの方が最高速は速く、装甲はルノーの方が厚い。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hotchkiss_H35
https://en.wikipedia.org/wiki/Renault_R35
WoTにはオチキスしか実装されていないが、どちらであっても大きな違いはないだろう。つまりTier2である。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?Hotchkiss%20H35
イタリア戦車は1両たりともWoTに実装されていないため、自前で調べてみるしかない。仕方ないのでこちらの「ぱんつぁー・ふぉー!」なるゲームを参考にした。
https://twitter.com/CMJ_PanzerVor/status/506372844033294336
こちらの画像によれば、まずCV33の評価(右下の数字)は4pts。八九式(7pts)の半分強しかない。Tier1だろう。
http://woodboard.blog.fc2.com/img/DSCF4271.jpg/
セモヴェンテは10pts。同じ自走砲であるIII突(17pts)がTier5であることを踏まえるなら、セモヴェンテはTier3でいいだろう。
最後にP40だが、こちらは20ptsとTier4であるIV号D型(15pts)やM3リー(18pts)を上回っている。一方でTier5のM4は21ptsだ。どちらかと言うとM4に近いのでTier5と見ておく。
http://www.kokusaig.co.jp/panzer-vor/game/index.html
以上で各戦車の評価が決まったので、それを元にそれぞれの対戦において各チームがどの程度の戦力を持っていたかを調べてみよう。
(1)親善試合
大洗 5両(合計Tier17.5、平均Tier3.5) vs 聖グロリアーナ 5両(合計Tier22、平均Tier4.4)
全国大会と比べると意外に戦力差は大したことはない。ガルパンのwikipediaによると聖グロは「卒業生たちによる3会派(マチルダ会、チャーチル会、クルセーダー会)が存在し資金を提供する代わりに学園艦の運営方針などに影響力を保持して」いるそうなので、ほぼTier4から6の戦車のみで構成されていると見られる。後述するが米英独ソに範を取った4強の中で見ると、Tier4から6というのは最も弱いと見られる。
(2)全国大会一回戦
大洗 5両(合計Tier17.5、平均Tier3.5) vs サンダース 10両(合計Tier52、平均Tier5.2)
数の暴力だけでなく、平均を見ても分かるように1台あたりのTierでもサンダースが大きくリードしている。サンダースはM4系列の車両で揃えているようだが、M4無印以外にもM4A3E2やM4A3E8を使えばTier6車両が手に入れられる。ファイアフライのTier推計が正しければM4だけでTier5から7の車両がある格好となるため、聖グロリアーナより水準の高い車両で構成されていると見ていいだろう。もしパーシング(Tier8)まで持っているなら、プラウダと比べても遜色ない水準に至る。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?M4A3E2%20Sherman%20Jumbo
http://wikiwiki.jp/wotanks/?M4A3E8%20Sherman
大洗 6両(合計Tier22.5、平均Tier3.8) vs プラウダ 15両(合計Tier84、平均Tier5.6)
サンダース戦では3倍弱の戦力差があったが、この試合は3.7倍まで差が開いている。そしてやはり数の暴力だけでなく、質の暴力も引き続き存在している。他にもプラウダはその気になればIS-3やT-44といったTier8の戦車を使うことができる筈であり、実力的にはサンダースより上と見てもおかしくないだろう。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?IS-3
http://wikiwiki.jp/wotanks/?T-44
(4)全国大会決勝
大洗 8両(合計Tier35.5、平均Tier4.4) vs 黒森峰 20両(合計Tier139、平均Tier7.0)
冗談としか言えないような差になっているが、重要なのは数の暴力も去ることながら平均Tierで7近い数字を出している点。III号戦車のTier4を除くと全ての車両がTier6以上。他の試合には登場していないTier8以上だけでもティーガーII、ヤークトティーガー、エレファント、マウスが投入されており、質でも量でもぶっちぎりの強さであることが分かる。車両数制限のある試合形式なら、そりゃ9連覇もするだろう。
以上で「4強」の戦力は大体把握できた。ではそれ以外のチームはどうなのか。マジノとアンツィオのデータを見てみる。
(5)全国大会一回戦
アンツィオ 10両(合計Tier16、平均Tier1.6) vs マジノ 10両(合計Tier23、平均Tier2.3)
(5)全国大会二回戦
大洗 5両(合計Tier17.5、平均Tier3.5) vs アンツィオ 10両(合計Tier20、平均Tier2.0)
アンツィオだけでなくマジノの戦力もかなりしょぼいことが分かる。大洗が最初から8両すべてを発見していれば、自動車部の魔改造などがなくてもマジノとアンツィオを合計Tierで上回ることができた計算だ。そしてフランスを模したマジノですらこの数値だとするなら、他の学校もよくてマジノレベルの戦力しか持っていなかったと見ていいだろう。戦車の質で4強とそれ以外との間に大きな差があったことが分かる。
質だけではない。4強がどんなに低くてもTier4以上の戦車を出しているのに対し、マジノやアンツィオはTier1の戦車を複数投入することでどうにか必要な車両数を揃えていることも分かる。おそらく彼らはぎりぎり10両程度の戦車しか持っていないのだろう。準決勝以上になると数の点でも不利に陥る可能性が高い。
そしてまた、売れ残りを集めた大洗の平均Tierが結構高い(改造前でも8両平均4.2)ことも分かる。売れ残りでこれなのだから、売り払ってしまう前の数字はもっと高かったことだろう。どうやらかつて戦車道をやっていた時代の大洗は、4強に伍していけるくらいの実力をもっていたと見てよさそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=zBd30IE-3_c
実は大洗の快進撃は、このYoutube動画で描かれているようにRestoring the traditionだったのである。