はてなキーワード: 塩基性とは
令和2年4月から「溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」が特定化学物質(管理第2類)になりました。
厚生労働省では,「溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」について、労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになったことから、労働安全衛生法施行令、特定化学物質障害予防規則等を改正しました。
これって40年前から日本の研究者が溶接ヒュームの発がん性やべーぞと言ってたんだけど。あ、ちょっとまずは溶接ヒュームの説明をしておこうか。
溶接ヒュームは、溶接作業、電流で鉄の棒を溶かして金属同士を引っ付ける作業、の時に金属蒸気となって周囲を漂ってしまい、それを溶接ヒュームというんだけど、そんなのを吸い込むと肺ガンや呼吸器系がやられる。症例は各自検索して。
最近になって海外の研究者があちこちで溶接ヒュームの発ガン性がやべーのですの、と言い出して国際がん研究機構(IARC)によって「溶接ヒューム」が人に対する発がん性がある物質、グループ1に分類されてしまっている。このグループ1はマジヤバいぞという分類。
なので周りの人はガンになりまくってて笑えない。俺もガンになるのかもと思っている。
「なぜ日本人は『毒物を手間隙かけてカロリーゼロのこんにゃく』を作るのに『麦と水と塩で作れるパン』を作らなかったのか」に対する考察 - Togetter
「毒性のある球茎(コンニャクイモ)を食べる」
「球茎を潰して灰汁で煮る」
「球茎を乾燥させて粉状にする」
を別々に考えれば良い。
なぜ毒性のあるものをわざわざ食べるのか?
そのために飢饉のときでも最後までコンニャクイモは残っているのだ
コンニャクイモ以外でも、飢饉のときに野草の根だとかを三日三晩も煮込んで食べたなどという話は多くある。
灰汁で煮込めばいい。
灰汁(あく)とは、原義では灰(藁灰や木灰)を水に浸して上澄みをすくった液のこと。この灰汁を使って食品自体がもつ強くてクセのある味を処理した
灰汁(灰の上澄み液)を用いる方法はワラビやゼンマイなどのアク抜きに用いられる。灰汁(灰の上澄み液)はアルカリ性であり植物の繊維を軟化させる性質をもつことを利用し浸したり茹でたりすることでアクが溶け出すことを容易にする。
「アルカリ」という言葉がアラビア語の「草の灰」から来ているように、
灰は最も身近な塩基性(アルカリ性)物質として、古代から洗浄や消毒などに広く使われていた。
つまり、灰汁で煮るということ自体は、決して特殊な調理法ではない。
コンニャクイモを細かく割って灰汁で煮込むということは、まず中国大陸で古くから行われていたようだ。
独特の食感となることで、コンニャクは他の食材とは別に「珍味」としての地位も手に入れた。
薬としても食べられていたようで、日本にも最初は薬として伝来したという。
かの有名な中島藤右衛門が「粉こんにゃく」製法を発明するのはその1000年後である。
収穫した生芋は重量もあり,腐敗・凍結しやすかった。藤右衛門は安永5(1776)年ごろ,生芋を輪切りにし,自然乾燥ののち粉にすることを考案した。これによって長期保存や軽量化が可能となり,販路が拡大し,水戸藩特産物となる。
これも長らくアイディアが出てこなかっただけで、