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2022-12-10

令和2年4月から溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」が特定化学物質管理第2類)になりました。

厚生労働省では,「溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」について、労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになったこから労働安全衛生法施行令特定化学物質障害予防規則等を改正しました。

これって40年前から日本研究者溶接ヒューム発がん性やべーぞと言ってたんだけど。あ、ちょっとまずは溶接ヒューム説明をしておこうか。

溶接ヒュームは、溶接作業電流で鉄の棒を溶かして金属同士を引っ付ける作業、の時に金属蒸気となって周囲を漂ってしまい、それを溶接ヒュームというんだけど、そんなのを吸い込むと肺ガンや呼吸器系がやられる。症例各自検索して。

最近になって海外研究者があちこち溶接ヒューム発ガン性がやべーのですの、と言い出して国際がん研究機構(IARC)によって「溶接ヒューム」が人に対する発がん性がある物質グループ1に分類されてしまっている。このグループ1はマジヤバいぞという分類。

なので周りの人はガンになりまくってて笑えない。俺もガンになるのかもと思っている。

ちなみにタバコグループ1に分類しているのに特定化学物質認定されていないのでなーんか利権の気がします。

タバコ禁止すべきだと思うんだけどね。

2019-05-07

コンニャク製法特に不思議ではない

「なぜ日本人は『毒物を手間隙かけてカロリーゼロのこんにゃく』を作るのに『麦と水と塩で作れるパン』を作らなかったのか」に対する考察 - Togetter

普通に食べると毒で、砕いて粉にして、灰を溶いた水でかき混ぜて、煮て、固めるとプルプルした謎の物体

これをひとかたまりに考えるから不思議に思うだけで、

「毒性のある球茎(コンニャクイモ)を食べる」

「球茎を潰して灰汁で煮る」

「球茎を乾燥させて粉状にする」

を別々に考えれば良い。

コンニャクイモには毒があり、そのままでは食べられない。

なぜ毒性のあるものをわざわざ食べるのか?

毒性があるぶん他の動物に食べられづらいからだ。

コンニャクイモは畑を荒らすイノシシでも食べないという。

そのために飢饉ときでも最後までコンニャクイモは残っているのだ

コンニャクイモ以外でも、飢饉とき野草の根だとかを三日三晩も煮込んで食べたなどという話は多くある。

コンニャクイモを毒抜きするにはどうしたらいいか

灰汁で煮込めばいい。

灰汁 - Wikipedia

灰汁(あく)とは、原義では灰(藁灰や木灰)を水に浸して上澄みをすくった液のこと。この灰汁を使って食品自体もつ強くてクセのある味を処理した

灰汁(灰の上澄み液)を用いる方法ワラビゼンマイなどのアク抜きに用いられる。灰汁(灰の上澄み液)はアルカリ性であり植物の繊維を軟化させる性質もつことを利用し浸したり茹でたりすることでアクが溶け出すことを容易にする。

アルカリ」という言葉アラビア語の「草の灰」から来ているように、

灰は最も身近な塩基性アルカリ性物質として、古代から洗浄や消毒などに広く使われていた。

まり、灰汁で煮るということ自体は、決して特殊調理法ではない。

コンニャクイモを細かく割って灰汁で煮込むということは、まず中国大陸で古くから行われていたようだ。

コンニャクの歴史

独特の食感となることで、コンニャクは他の食材とは別に珍味」としての地位も手に入れた。

薬としても食べられていたようで、日本にも最初は薬として伝来したという。

かの有名な中島藤右衛門が「粉こんにゃく製法発明するのはその1000年後である

中島藤右衛門とは - コトバンク

収穫した生芋は重量もあり,腐敗・凍結しやすかった。藤右衛門は安永5(1776)年ごろ,生芋を輪切りにし,自然乾燥ののち粉にすることを考案した。これによって長期保存や軽量化可能となり,販路が拡大し,水戸藩特産物となる。

これも長らくアイディアが出てこなかっただけで、

「すぐに腐るものを保存するために乾燥させる」という発想そのものはごく自然なように思われる。

このように製法を分解していけば一つ一つは自然な流れであることがわかるだろう。

2017-01-03

カビ・キラ

蛇口の水音の 合いの手つぶやいた

「君らは 泡のよう」

そう 消えてしまふたり

溶け合って 流れて 消えた

こころ 泡模様 除菌できないほど

ふれあえば もう二度と会えない

ひとつき限りの 恋だから

わたしは カビ嫌い」

そうやって なんどもうなづいたって

けして報われないのは 塩基性の恋だから

浸透されゆく感情の ねに聞く五分前

カビ・キライ ココロの奥の奥

芽生えた アナタというカビの根 (カビ・キライ)

とりのぞきたいのに アナタなしじゃいけない (カビ・キライ)

ぴたりゴムパッキン バスルームふたり

カビ・キラ

(浸透する音)

アナタに 触れられない

アナタと 抱き合えない

カビ・キラ

もうかなわないくら

ふれあえば もう二度と会えない

ひとつき限りの 恋だけど

わたしは カビ嫌い」

そうやって 涙が頬をつたって

決して報われないなら ここでワタシ終わりたい

浸透されゆく感情と油汚れに

カビ・キライ ココロの奥の奥

芽生えた アナタというカビの根 (カビ・キライ)

とりのぞきたいほど アナタが好きだった (カビ・キライ)

ぴかりゴムパッキン アナタが好きだった

忘れない カビ・キラ

もう会えない カビ・キラ

カビ・キライ なのにな

 
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