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2024-03-14

anond:20240314101852

沖縄で「鬼畜米英投降したら殺される」と教宣したように

北朝鮮工作員拉致られたら殺される」と教宣の上

若い女性の声で海辺に呼び出して

土のう袋を頭から被せればEZ

2022-05-12

anond:20220512143526

自分兵器デザイン好きだし一時期軍事かにもハマってたことあってプラモかにも手を出してたんだけど

ガンダムとかロボットにはあんまり惹かれなかったな

冷徹合理性とかそういった物が好きだし無骨目的達成のことしか考えてないデザインとか運用とかそういうのが好きなんだよなぁ

ゴテゴテ土のうで貧弱な装甲を対処してるシャーマンとか、ああいう泥臭いの好き

ガンダムとかでもまあそういうのあるんだろうけど、やっぱり人形合理性みたいなのがなぁ。ガンダムはまあ色々設定で

ロボット白兵戦必要みたいなのもあるけど、まあかっこいいロボットの話を作るための装置ですわな

どっちが良いとか悪いって話じゃないけど、いまいちロボット戦争ものコンテンツにのめり込めないのはある

2021-08-15

洪水被害にあったらやること

住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。

うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。


被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。



とにかくまず被災写真を撮る

被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと。床下浸水でも中規模半壊に認定されて保障がもらえる可能性はあるし、家の補修(消毒作業)は必要

写真を撮るポイントウェザーニュースサイトがわかりやすい。https://weathernews.jp/s/topics/202007/050075/

 ①建物の全景を撮る

 ②浸水した深さを撮る(メジャーがあると良い)

 ③被害場所を撮る

あと新宿区のやつがわかりやすい https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000291807.pdf


この写真が、これから申請するあらゆる支援金保険ベンチマークになる。というのもこの写真プラス客観的情報)で罹災証明書の内容が決まるからだ。罹災証明というのは災害被害にあったこと、その被害の程度を証明する書類で、保険適用するとき支援金受給対象かどうか、支援金の額、税金免除会社特別休暇を申請するとき、ありとあらゆる後処理にこの書類が関わってくる。


床上浸水になると、棚は倒れ、畳は泥水に浮き、ひどい有様になる。正直目も当てられないので一刻も早く掃除したい、元にに戻したい気持ちになると思う。が、やけにならず、落ち着いて、写真を撮ってほしい。


写真撮影後の各種作業リスト

これがすべてうまくいけば、1階床上浸水でも大体1カ月程度で元の生活に戻ることができる。ただ自治体の動きの速さや、情報収集能力の差がでてくるのでかなりばらつく。うちの場合は3カ月で8割片付いた感じ。

もちろん全壊の場合は元の家には戻れない。今も仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるのが現実である


電気・ガス・水道のチェック

これは洪水中に避難所に行っていて、片付けのために帰宅した人向け。ガス漏れしていないかブレーカーは落ちているか確認する。火花が散っているとか、ガスの臭いがするとかあれば、近づかずに最寄りの消防署とか役所かに相談する。断水状況も確認する。水と電気が使えると片付け作業が楽になるので、つながっていたら天に感謝したいところ。


泥(ヘドロ)の掻き出し

増水して家が沈んでいく速度に比べて水が引いていく速度は遅い。増水していくときは、家が河川に飲まれていく感じなので流れも早いが、水が引いていくときは次第に流れがゆるやかになり徐々に水かさが減っていくという感じ。これが厄介で、押し流されてきた漂流物や泥が様々な場所に堆積していく。室内ももちろん例外ではない。めちゃくちゃ粒子の細かい泥がヘドロになって室内にも積もる。うちの場合は5cmくらい積もった。


最初に直面する敵にして、最大の敵が泥。この泥がまじ厄介ということを書きたくてこの記事を書いているといっても過言じゃない。

臭い。とにかく臭い洪水によって流されてきた泥はいわゆる川底の泥ではない。ヘドロだ。これを吸うと病気になりそう、と本能に訴える臭いをしている。

実際洪水の後は感染症リスク高まるサンダル作業してて落ちているガラスを踏みケガして破傷風になるとか。土埃と一緒にレジオネラ菌を吸引して肺炎になるとか。無知だったので素手作業して手がかゆくなったりもした(おそらくなんらかの虫が泥の中にいて嚙まれたんだと思う)。

可能なら片付けを本格的に始める前に、衛生面で気を付けるべきポイントをまとめてるサイト、例えば下記サイトとかを一読しておくことをおすすめする。ほんとはゴーグル、長袖・長ズボン長靴ゴム手袋とか徹底しないといけないわけだが夏のクソ暑い中、外で作業するのは普通に無理げーなので、ポイントを押さえつつ自己責任うまいことやってください。


泥の話に戻るが、流れてきたそのへんの板でいいのでとにかく泥を屋内から掻き出す。ある程度掻き出せたら、ホースまたはバケツリレーで水を流す。

高圧洗浄機があると非常にはかどる。これがあるとないとでは天と地ほどの差がある。思い切って購入するか、借りるかしてなんとしてでも確保したい。

掻き出したらいったん気安めにアルコールスプレーをかけまくるのがおすすめ。なければハイターを薄めたものでもいい。臭いがだいぶましになる。どんだけ水を流しても壁紙や床にこびりついているので、家の補修をするまで根本的な解決はない。とはいえ避難所に行かず家に残る選択をした場合は、都度戦うことになる。避難所に行く場合も、次に家の片付けに来た時のカビの進行を少しは遅らせられるんじゃないかなと思う。

なお当然ながら庭や道路、屋外にもヘドロが堆積している。洪水が起こる時期は大抵夏なので、晴れるとそのヘドロは一気に乾燥する。そして風に巻き上げられる。部屋の窓を開けていようものなら部屋に砂がつもる。数時間置きに掃除をする必要があるし、外にでるときメガネマスクを推奨する。


この掻き出した泥だが、そのまま捨てることはできない。用水路が詰まるので。

いったん積んでおいて、ホームセンター営業を始めたら土のう袋を調達してそれに入れておく。被災後数週間後には、自治体の手筈が整い回収にきてくれるようになるはず。


車の回収と代車の確保

床上浸水した家の車はほぼおじゃんになるエンジンもかからないので動かすこともできない。室内のゴミと化した畳や家財道具を運ぶにあたり非常に邪魔なので早めに回収してもらう。

その車を購入した販売店に連絡がついて、車の回収と代車の申請が早めにできると一番良い。とはいえ難しい。早いもの勝ちになるし、なにより通信がしんでいる。


そんなときJAFに連絡するという手がある。電話がだめでも、アプリDLすればアプリから呼べる。JAFは水害で動かなくなった車も対応していて、代車の手配こそできないが、回収には来てくれる。

一昨年新車を買ったのでなんとなく入ったJAFだったが、まさかここで効いてくるとは思わなかった。なお新車泥まみれになりJAFドナドナされていくのを見るのはつらかった。

気が動転していると思うが、車が回収される前に、免許証めがね保証書系・ETCカードの置き忘れがないかチェックすること。


家財道具の運び出し

浸水にあった家財道具は基本すべて災害ゴミ陶器金属類は丁寧に消毒して使い続けることもできるかもしれない。タンスや机などの木製のものや、畳などはどうしようもない。もう捨てるしかない。

上の階に運び損ねた食べ物ももちろんアウト。うちの場合、米俵が1俵まるまる1階にあり、なんとか洗って食えないか試みたけど、数日後には全部発芽しました。水に漬かったし暖かいし当然だね。。。すごい発酵臭を放ちだしたためあきらめて捨てた。

捨てるものは全部いったん室内から出す。自治体被災ゴミ捨て場を整備してくれるはずなので、それをまって捨てに行く。このとき、謎のゴミ収集屋が出現し、親切な言葉をかけてきます無視推奨。あとで高額請求をふっかけられる恐れがあるので。焦らず行政ゴミ捨て場を使う。


家の補修(大工の手配、最低でも見積

床上浸水した場合浸水した箇所はすべていったん破壊しなければならない。床はもちろん壁も。いったん家の柱スケスケ状態にしてがっつり乾燥させる必要がある。

なぜなら、洪水によって持ち込まれた大量の雑菌がすでに家じゅうに浸透していて、カビだらけになるからだ。乾いたからいいやとか、泥を洗い流したからいいやとか、アルコールで拭いたからいいや、壊したら後が大変だしやりたくない、という気持ちになると思う。だれだって面倒なことはしたくないし、家は壊したくない。でもその家にこの先も長く住むつもりなら、これを避けては通れない。アルコールハイターで表面を拭いた程度ではどうにもならないくらいカビてくる。まじでカビる。ちょっと雨が降って湿度があがると一日と経たずに室内に腐海形成される。たぶんナウシカもびっくりする侵食速度だと思う。ふき取りと消毒で乗り切ろうとした家がうち含め何件かあったが、カビにやられてしまい結局みんな取り壊すことになった。


もし大工が確保できるなら、それがベスト大工と併せてシロアリ対応業者も手配できると最高。壁と床をぶちぬいて専用の熱風おくる器具で一気に完全乾燥させるので1日で乾燥完了する。さすがプロ

大工いない場合は、自分たちでやる必要がある。壁と床をぶち抜いて、柱用の消毒剤を塗ったり、地面用の消毒剤を撒く。自然乾燥場合、柱スケスケのまま最低1カ月は乾燥させたほうがいいらしい。プロ向け工具店の店員曰く、可能なら2カ月くらいは乾燥させたいところらしい。ここで湿ったまま進むと、カビはもちろんシロアリの格好の餌にもなる。うちの場合は、1カ月待てなかったので2週間くらい乾かした後、乾燥剤を買ってきて床下にばらまいて床を貼りました。自己責任


大工の数は限られているので、ツテがないと大工をすぐ確保するのは現実問題として厳しい。見積はとったものの2-3カ月たっても来てくれないから結局自前でやったという人は結構多い。

自前でやることに決めた場合でも、見積だけはとることをおすすめする。というのも大工見積があれば、その後大工が来てくれなかったとしても見積分のお金自治体負担してくれるからだ(自治体にもよるが、そういうケースがある)。

ちなみにうちは見積すらとれず、自前修理に使った資材のレシートを保管・整理し記録をつけて役所申請したが、びた一文もお金はもらえませんでした。かなしい。これ以上かなしむ人が増えないよう、みんなはなんとか見積まではとってほしい。

なお自前修理の際はDIYYoutubeを片っ端にみました。プロからアマチュアの方まで。全DIYYoutuberに感謝


罹災証明書の取得と支援制度

罹災証明書の取得は自治体によって細部違うが大まかにこんな感じ。被害状況の申し出をする→自治体担当者が家を訪ねてきて実際の被害状況を確認する→被害状況が判定されその内容が記載された紙(罹災証明書)が渡される。


行政から支給されるメインの支援金は、「被災生活再建支援制度」だ。全壊・大規模半壊・中規模半壊など被害の程度によって額がきまる。基礎支援金と加算支援金の2段構えになっているが、合計すると全壊なら150-300万、大規模半壊なら100-250万、中規模半壊なら25-100万支援がある。

大規模半壊と中規模半壊の差が非常に大きい。大規模半壊以上じゃないと保険対象にならない、等。床上浸水なら大抵の場合大規模半壊がとれるはずなので、しっかり写真をとって、大規模半壊の判定をもらいたい。


全国からのあたたか支援により、自治体に集まった寄付金住民に分配してくれる場合もある。このときの分配額も罹災証明書被害状況に応じて判断される。

ただしく罹災証明書を発行してもらえるよう、繰り返しになるが被害後の写真はしっかり撮っておきたい。


使える保険は全部使え

申請できるものはすべて申請する。もらえるお金は1円でも多くもらう。これが鉄則。

火災保険住宅家財

古い持ち家の場合火災保険に入っていないこともあると思う。もしくは期限が切れたまま放置してしまっているとか。ハザードマップ確認してやばかったら至急確認してほしい。被災後に受け取れるお金は1円でも多いほうがいい。切実に。

多くの場合火災保険に水災も含まれている。また家財保険もセットでついていたりあする。ただし、保険によっては水災は射程外だったり、家財に対してしか保障しない場合もあるため、読み直しておくのがおすすめ

車の保険

保険とか共済とかなにかしら入っているはず。書類を探し出して申請する。新車ならほぼ全額かえってくる。

店舗保険

自営業店舗をもっている場合店舗に対しても保険がかかっている可能性がある。水災も保障対象になっているか、どこまで保障対象になっているか建物も含むか、商材のみか、など)もみておくとよい。


そのほか、自営業用とか特定の業種向けとかいろいろ自治体によって支援金がでる可能性があるので、情報はしっかり収集する。


避難所に行くかどうかの判断

もし洪水を自宅避難で乗り切っていた場合、1階の被害状況によっては避難所に行ったほうがいいと思う。

浸水により室外機が故障するので、エアコンはつかない。浄水場浸水した場合きれいな水は出ないし地域によっては断水している。ガスもつかない(プロパンガスを交換してもらう必要がある)。1階に台所風呂トイレなどの水回りがある場合、床上浸水後は流れてきたヘドロが堆積するので使えない。漂流物で窓などが壊れている場合侵入者可能性もある(残念ながら)。備蓄があればいいが食料がないかもしれない。


熱中症リスクや衛生面の問題安全性、食料確保の観点から、貴重品をもちこんで避難所で寝泊まりするのは良い選択のはず。1階が主要な生活スペースだった場合、家に残るより避難所のほうが生活環境が良い可能性が高いし。洪水の翌日には災害用の中継車がきて無料インターネット解放されたし、洪水から数日後には自衛隊避難所風呂を設置してくれていた。1週間くらい後にはコインランドリー車(トラック型のやつがある。このとき初めて知った)も来てくれて洗濯ができた。また、食料については支給があるため心配必要はないし、衣服についても支援いただいたものをいただけるチャンスがある(着の身着のままか、数日分しかもってこないので、衣服はすぐ足りなくなる)。

加えて、避難所にいると自治体支援情報がすぐ入ってくる。テレビは哀しい哉、災害から1週間もたてば全く取り上げてくれなくなるので、自治体情報自分でなんとかして取りに行かなければいけない。その点避難所掲示板などで支援情報がまとまっているので便利である


そして家の片付け・補修が終わるまでは、昼間は家に帰って泥の処理、夜は避難所で休む、という生活がしばらく続く。友達とか親戚とか避難所生活した(そしていまも仮設住宅に住んでいる)ので、避難所のこともそのうち書けたらいいなと思う。



2021-03-23

anond:20210323223037

えっと、クビを切り落とされるの待ちといういみの土のうえに座って

頭を前に出しているという意味で受け取れってこと?

2021-01-09

きょうの増田おもしろネタ

コンビニレジ袋の有効活用方法

土のうを入れて運ぶ

 

丈夫になったしね!

おばちゃん、いつも面白いなぁ

2020-06-05

anond:20200605122537

から何分ですか。(徒歩で)

それと、環境道路際、工場の近く、なんかは1Fはしんどいかも。

前棲んでたアパートは、そんな古くもなくレンガ造りで角地だったけど、

1Fは凄い雨降った時にやばかったぽかった。土のうエントランス前に管理人さんが積んでたので、

低い位置だったみたい。3Fだからよかったけど……。

2020-01-30

anond:20200130223628

河原土のうを二日間くらいひたすら積み続けると人生好転すると思うんだ

2019-06-14

anond:20190614215525

どっちにしても橋頭堡になにを期待しているんだ

大国にしたら土のう積まなくてもそこにあった天然土塁にたまたま住んでた原住民日本人みたいなもんだろ

2018-12-09

anond:20181208225303

同業便乗トラバ集団塾の講師正社員)です。

うちは基本的に月に2~3回しか休みがない。

から土のうち週5日は授業を担当し(ちなみにひどいときは週6担当)、日曜日テストや講座、父母面談などで出勤になる。14連勤、21連勤など当たり前だ。

ちなみに正社員は授業の代講をだすことができないので、授業のある日は休めないし、休み希望なども出すことができない。また、勤務表上休み(授業なし)でも、前日やその週になって勤務を入れられることがあり、それは拒否できないので(代講を出して代休してでも出ろ、と言われるんだ。でも前述の通り代講は出せないから、代休もない)、予定などは入れられない。そして時間外手当は月10時間程度しかつけてはならず、それ以上つけると賞与が減額される。

上場企業だけどこんな感じ。

それでも生徒に迷惑をかけられないし、バイトをなるべく守りたいし、出ないと回らないから出る。

みんなそうやって使命感で働いてしまうから上層部人手不足を感じないらしい。人手不足じゃないから減員する、らしい。死ぬ

ちなみに私は今日で14連勤の12日目だ。

こんな会社でやってきたのは、自分を頼りにしてくれる生徒保護者、育ててくれた上司への恩義、自分ががんばらなけらば回らない、という責任感があったからだ。自分なりにやりがいと誇りを持って続けてきたし、育ててもらったという恩義があるから、不満をたたきつけて辞めるようなことはしたくない。

けどなぁ。今年で教え子も結構卒業するし…。なんかやっぱりこんな働き方変な気がするから。どうしようか悩み中。

2018-09-14

anond:20180913181507

どうでもいいけど砂1トンって土のう50袋くらいだから途方に暮れるほどの量でもないなぁ

2016-11-14

[]月面に建つ東屋

月面基地の発展に伴い、基地内の収納能力限界を感じ始めた頃、新たな実験スタートした。

地下に建設された月面基地の内部ではなく、月面で物資の保管を行うのだ。

核燃料や脱水汚泥などの身近に置いておきたくないものから酸素ボンベや保存食品類、各種建材などのすぐには必要ないもの等、リストには無数の品目が並んだ。

月面に物資を保管する上で考慮しなければならない問題が数点。特に大きな問題点は以下の三点である

宇宙線汚染

・数百度にわたる温度差

流星直撃

これらを避けるために月面基地の大半は地中に建設されているのであり、さすがに野面で月面に物品をさらすわけにはいかない。

アイデアとして、まずは半地下を掘削し、コンクリート製の屋根を渡した『バンカー』が考案された。

しかし、月面の砂質を考慮すると、掘削に手間がかかり、またコンクリート作成にも様々な困難が発生するため計画頓挫した。

この時点で研究会可能性としては無視できる程度に低いとして、流星直撃に対する対策は一時放棄された。

同時に、宇宙線についても可能な限り無視する事となった。

汚染に影響がないものだけを外に保管すればいいのだ。


次ぎに、物品をそのまま土のうで埋めてしまうというアイデア採用され、これは実験も成された。

様々な物品を月面に放り出し、土のう作成して上にかぶせる。

そのまま、月の昼を経過して、夜になったら掘り返す。

結果、十分に厚みを持たせた土のう層は温度の変化を最小限にし、十分に実用に耐える事が判明した。

しかし、やはり問題が発生した。

保存のために確保できる空間が労力の割に極端に狭いのだ。

埋め込み、掘り出しに膨大な人手間が必要となり、比較搬入、搬出が頻繁な物品には向かないことが解った。

やはり倉庫型の建築必須であった。ともかく直射日光さえ防げれば物品の劣化は防げるのだ。

そこで出されたアイデアが『木造プレハブである

荷重地球の1/6、それに木造建築の最大の敵である腐朽菌も白アリも、月面には存在しない。

火災さえも極端に低い酸素濃度のせいで発生しない。月面では木造メリットがあった。

同時に原材料地球から輸送というデメリットもあるが、それは現状全ての物資に言えることである

早速、地球から取り寄せられたプレカット角材が月面に組み立てられた。

レゴリスに建つ立方体の骨組みはいささか滑稽ではあったが、歴史的瞬間には違いない。

倉庫と言うことさえはばかられるような貧相な構造物を多くの研究者が見物した。

骨組みに続いて、屋根無垢の杉板を打ち付けていく。

合板などは接着剤にどのような変化が生じるか、研究必要なので初回は無垢材だ。

ちなみに、雨も風も考慮しないため、当初は水平に屋根を設置するとの意見も出たが、空中に巻き上げられたレゴリスが日々降下しているため、屋根にある程度の傾斜を付けることとした。

側壁にいたって、三方に腰板を設置し、届いた木材を使い果たした。

その異様は公園などに設置された東屋を想起させた。

早速、お調子者の研究者が、「サムライハウス」などと落書きを加えたが、東屋は一昼夜の後に解体され、材料は徹底的に切り刻まれ研究に回された。

熱伝導の低い木材は、高熱の直射日光を浴びて表面を炭化させながらも、内部は生木の状態をたもち、倉庫として要求される強度を十分に発揮することが証明された。

(後に、月面基地生産可能な石膏ボードを利用した倉庫建築技術が考案され、木造建築研究はたった一度の建築実験のみで中止されたが、月面基地開発初期のロマン主義的な代名詞として木造建築実験は長く語り継がれることになる)

2016-10-13

[]月面基地周辺部の簡易道路設置実験

月面開発に当たっては交通網の開設が将来的に必須になるが、月面の多くの場所において、十分な支持力が得られない。

鉄道車両の設置、あるいは架線を用いたロープウェイの設置実験必要になってくる。

まず第一に、軟弱地盤の改良についてを模索してみる必要がある。

通常、貨物も含めて総重量6トン程度の車両を想定した場合重力は6分の1であり、なおかつ4輪で設置したとすると、一点当たりの支持力は250㎏程度を必要とする。

地球上であれば通常は軟弱地盤の除去後、砕石を敷均して十分な締め固めを行う。

岩石があり、小石があり、十分な支持を得られそうな箇所もあるが、多くの箇所では微細な(シルト、あるいは粘土に分類される)砂が多い。

イメージとしては泥沼に車両を走らせるに近い。

月面においては、まだ砕石を作成するクラッシャーも、十分な重機もないため、建材としては砕石を使用できない。

そのため、今回は『土のう』を主に用いることとした。

土のうの形については、通常型の他に、トンパックとも呼ばれる大型土のう、更にはより支持力を得られる要に座布団型の土のうも用意した。

中詰め材には、月面で最も入手しやすい月面土砂の他に、汚水処理場の最終処分物の脱水ケーキ発泡スチロール使用する。

地球上では流砂において、人間よりも砂の比重が重いこともあり、丸ごと飲み込まれしまうことはほとんどないため、同様の現象を期待した。

しかし、月面の表面部は気象や水などの締め固め作用ほとんど受けていないため、圧倒的に密度が低く、月面土砂を詰めた大型土のうは大きく沈んでしまった。

それでも大型土のうは、一箇所当たり三段ほど積み上げれば十分に支持が得られることが解った。

座布団型の土のうについては、沈み込みこそ少なかったが、結局は規定の支持力を得られるまでに積み重ねた労力と、作成の困難さを鑑みれば大型土のうに勝るものではなかった。

ただし製作、積み込みのワーカビリティに優れるのは、通常型の土のうであり、運搬及び設置も単独で行え、また、多少の陥没に対しても積み増しが容易であった。


中詰め材については一長一短があり、月面土砂は支持地盤単位重量が近いため、十分に積み上げ、転圧を行うならば問題なく支持力を発揮する。そのうえ、現地調達可能であり、労務土のう袋さえ確保できれば大量の製造可能である。一方で、転圧をかけても解消できない『柔らかさ』があり、路盤材としての使用については不安が残る。

その点、脱水ケーキは凍結している為、十分な硬度を発揮し、重量物の通過という点では十分な働きが期待できる。一方で、素材の入手に限界が有り、また、気温差の激しい月面での昼の間にどのような状況になるかが未検証であるさらに、大量に使用する場合、素材の運搬も困難が伴うものと考えられる。

発泡スチロールについては、拳大に砕いたものを利用したが、その重量故に携行性に優れ、作成、設置も容易であった。月面基地でも現在のところ断熱材として生産されているため、入手も容易であるしかしながら、結局は重量を加えることによって地盤の支持が得られずに全体的に沈み込んでしまった。しかし、土砂との比重考慮すれば、十分な反力(むしろ浮力)を得られる見込みであり、今後の実験に期待される。

以上が現段階の実験結果であるが、結果として、月面であっても十分な支持力を得ることが可能であることが解った。

今後は、激しい気温差の土のう袋の耐久性や、効率的施工法の模索、または表層の施工についての実験を進めていく。

(月面道路研究会季刊会報誌『月道』より抜粋

2011-03-31

福島原発の復旧作業に行っている友人の話について ~その2~

http://anond.hatelabo.jp/20110331142556

の続きです

私の友人が福島原発の作業から帰ってきましたので、報告します。

なお、皆様のおかげもあり現場で免震重要棟での宿泊は見直しになり、

一部の作業員を残して通いに変わったそうです

経過

作業員は、B土木建設会社から下請け会社(つきあいがある会社)に声がかかり、

A建設会社が受けて作業員をだしました

その会社から6人が行きましたいまは、交代して別の6人が働いています。

はじめに、ホテルに荷物をおいて福島第1原発福島県大熊町)の事故対応

で作業拠点となっているサッカートレーニングセンターJヴィレッジ」に向かい

そこからバス原発に移動します。

そして、2階建ての免震重要棟に行き作業をしています。

いる作業員は、東電東芝エンジニア、(日立は見なかったようです電気作業員、土木作業員です

自衛隊の隊員と消防の隊員には会わなかったと言っていました。基本的に常駐していません。

作業員は、白い紙製の防護服、そのしたにつなぎ(ビニール製)その下に下着(登山用なのか白いのでした)をきています。

白い防護服の下に被爆量を量る装置をつけているそうです

作業命令は、東電ミーティングがありその後に作業員と打合せでした

新聞に載っている一本締めは見ていないといっていました

自分は下請けでいったから本部の人と話すことはないからだと思うと話していました

土木作業員は、基本的に外で1~2時間連続作業が基本です

とにかく現場は砕石とか資材がなく、津波建物は壊れている、

周りは車やバックホー、500tクレーンが散在しています。

そのため、道路の復旧や港に船から物資を降ろせるように、港が波打っているので

平らにならす作業と道路を使えるようにならす作業です

現場にはバックホーとダンプがあります。(合わせて5台)

とにかく重機被爆していて他に回せないので、壊れかけの重機しかありません。

バックホーの爪がないバケット、暗渠を掘るような細いバケットで作業しています。

車とか重機が散在しており、撤去したいですが個人の財産なので手をかけるなと言

われているようです。明らかに壊れている車もどかせませんし、バックホーもありま

すが、財産の関係で使えないです。でも被爆しているので他に使えないにのです

作業していては、放射能毎日計測していて2号原発放射線量が高く近くで作業が出来ないそうです

原発内作業は、汚染されている水が炉心のすぐしたまで溜まっていて、

建物から漏れない対策をしています。

中身は、コンパネ土のうで、吹き飛んで無くなった扉をふさいだりしただけです

でも建物内の作業は、線量が多いので1時間と決められていたようです

建物内は、通路は壁が崩れたりしていて危ないです。

電気の復旧作業は、基本的に建物内の照明復旧のためです

懐中電灯しか無く作業も出来ないからと言っていました

理由は、施設が壊れすぎていて再起動になるような状況じゃないと話していました

原発の爆発で、迎えにある原発の本部事務所は、ガラスが全部割れていて使えなく

なり免震重要棟に移っています。カメラに写りませんが。

作業員の待遇です

食事ですが、1日2食です

1日目

10時に、カロリーメイト(別の日クラッカー)、野菜ジュース1本、水500㎜1本

19時に、カップ麺とご飯、(別な日はご飯とさば缶)

でも次の日から物資不足で、水が無しに、さらに夕食も無くなり

ソフトかんパン1缶を2人で分けていました

ねる場所は部屋に雑魚寝です

でも、毛布は人数分無く、さらに洗うとかしていないので、

前の人が使ったのが置いてあります

とにかく寒いので、作業員の人たちは使って休んでいました

また、狭いので寝返りもできないくらい密着して寝ていたそうです

でも29日からは、免震重要棟に宿泊しないよう東電から話があり、

最低限の作業員だけを残して通いにしたそうです

(基本的に宿泊は、県外の遠いところから作業にきた人だけでした

何より、食事とか悪いので何とかして欲しい

また、もっとマスコミはこの復旧作業をしている実態を報道して欲しいと話をしていました

帰ってくるときバスから見た風景ですが、町は人がいなく、

いるのは警官マスクをしていない一般人(おそらく物取りか)と話していました

また、福島コンビニも空いていなく何も買えないようです

また、とにかく物資が入ってこないので大変と話していました

以上、簡単ですが報告をします。

2010-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20100316131729

東京日本の国土のうち極わずかしか占めないんだよねえ。

地方は、自分出版社を創ろうとする人間がほんの1人も居なかったのだろうか。

不思議だねえ。


昨年やの秋や今年の3月9日に、東京では初音ミクライブが行われたわけだ。11人の有名Pも参加して会場は熱気ムンムンで大成功に終わった。

一方、雪まつりの時に札幌で行われたライブでは、有名Pも当然参加できず、(一部をのぞき)観客はガン見だった・・・これは、最近放映された、札幌テレビかどこかのミク特集で確認できる。著作権的にまずいからあえて動画へのリンクは貼らないけど、知りたい人はどうにかして検索するとよし。

どうあがいても、地方は、モノの楽しみ方を分かってない。

サブカルに対する一番の敵は、地方なのかも知れない。

 
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