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はてなキーワード: 国産ワインとは

2023-09-28

ジンウォッカの美味しい飲み方について

デイリーポータルZジンの飲み比べをしているがはっきり言って飲み方が違うと言いたい。

https://dailyportalz.jp/kiji/jin-6syu-nomikurabe/page/2

 

ジンロックか常温ストレートで飲んでいる。

そしてウィルキンソンギルビーが一番良いという結果になってる。この二つって国産じゃん。価格も他よりかなり安い国産ジンが本場モンより美味しい訳ないじゃん。

これは暴言じゃないぞ。

 

テイスティング方法としてはロック水割り、常温ストレートが正しいのかもしれないが、それは美味しいという事を意味しない。

うまい飲み方というのは単純である

 

冷凍庫にぶっこむ

冷凍庫に入れておくのだ。

家庭用冷凍庫温度というのは色々とあり、単身向けの小型2ドアだと-10度程度しか下がらない。大きい4ドアのものは-20度程度まで下がる。

ジン場合は-10度でも行けるので兎に角温度が下がりきって冷凍庫から出した時に霜で真っ白になるまで冷却する。

するとジンアルコール度数が高いので凍らず、粘性が上がりとろみが出るのである

一緒に冷却したショットグラスに取って飲むとアルコールのヒリヒリ感が無くなり、非常にまったりとした味になる。もっとはっきり言うと「甘い」のだ。

この飲み方では安物の焼酎も甘くなる。

その甘い液体に仄かな味と香りが付いている。それがジンだ。

 

デイリーZの飲み方ではタンカレーゴードンスパイス的な味と香りは雑味や苦みに感じられる筈だ。

炭酸水をそのまま飲むと苦い。そこにスパイスを入れると更に不味くなる。

でもそれに砂糖カラメルを入れると美味いコーラになる。それと同じである

クセが無く作られている日本の安いジンが本場ものより美味く感じられるのはこの為だ。

蒸留酒アルコールが高いヒリヒリする感は消せるし、それは結構一般的なのだ日本ではあまり知られていない。

 

なぜ日本ジンダメと言い切るのか

日本でも高品質ワインウィスキーはあるのに、「日本のだからダメ」となぜいうのか?

昭和末~平成初期にバブルの余波を受けてグルメブームというのがあったのだ。「美味しんぼ」とかあのあたりのだ。

それまで日本でもウィスキーワインなど洋酒製造は行われていて主にそれらが消費されていた。だが円高で本場の洋酒が安く手に入るようになるとどうしてもそれらに国産のは見劣りしてしまう。

元々日本人の味覚というのは今から見ると幼稚に見える味付けを好む傾向があった。特に洋食でそれは顕著だった。

酒も然りで例えば赤玉パンチというのは、「ワインを輸入しても日本人の味覚に合わなくて売れない」というのを解決する為にワインに甘くてフルーティな味付けをした製品だった。

それがバブルを経て「本格」が好まれるようになった。今も「本格派」とうたう食品があるが、それはこういう経緯で「昭和洋食じゃなくて本場の味になってます」というのをセールスポイントにしたものである

この酒での「本格派」路線火付け役サントリーで、山崎工場ブランド化して高品質ウィスキー製造するようになった。

また勝沼も高品位ワインブランド化に成功、混合果樹園だった勝沼の斜面は地平線までブドウ畑になった。それまで国産ワインはただの安物だったのだ。

 

ところでウイルキンソンジンアサヒビール)もギルビージンキリン)もこの過程を経ていないので、単にクセが無い昭和カクテルベース酒のままなのである

 

ウォッカも冷却すると個性が出る

もう一つ、冷凍庫冷却すると実に美味くなるのはウオッカである

甘味の中に仄かな香りがあるのが実に美味い。ただ、ウォッカの方は-10しか下がらない単身向け冷蔵庫だとイマイチである。-20度まで冷やしてトロットロになってないと美味くない。また、温度が上がって霜がなくなるようだとヒリヒリ感が復活してしまう。チビチビと飲んでは冷凍庫に入れて待つ、を繰り返すしかない。

この飲み方ではやはり国産ウィルキンソンウォッカギルビーウォッカ全然ダメである

ロシア革命から逃れたスミノフ家がアメリカ起業したスミノフちょっとイマイチカクテルベースっぽいのだな。

ウォッカデファクトスタンダードロシア産のストリッチナヤはかなり美味しい。

国産トロバヤは更に美味しいのでおススメだ。

だが実はこの飲み方でもっと美味い、伝説ウォッカがあったのだ。

 

伝説ウォッカゴリルカ

青い縁取りのラベルゴリルカというウォッカが嘗てあった。

このゴリルカの産地は「ソビエト連邦ウクライナ共和国」であった。

ご存じの通り、ソ連1991年崩壊し、ウクライナ独立主権国家となった。ソ連時代輸出入は一元管理されておりウクライナ共和国ウォッカも他の共和国産物と一緒にソ連国営商社(食料輸出輸入公団)を通して輸出されていた。

この構造ソ連崩壊後も残りストリッチナヤ等は輸出入公団株式会社化したS.P.I.@ロシア共和国経由で輸出が続いていたが、1990年代末にはゴリルカだけは入って来なくなった。製造していた現地企業法人化してSPI関係が切れたのだろう。

余談だが、社会主義国家は自国産業が完結する訳でも無いので西側から輸入する。それには外貨必要だ。だから輸出にも力を入れていた。

だが国際通商をすれば当然流入外貨によって国内通貨価値が変動する。社会主義の根幹は通貨管理であるからこれは困った事になる。そこで国際通商用の別建て通貨を作り、旅行者外国商社はそれを使用するようにする。中国通貨が「人民元なのはこの為だ。人民用でない旅行者用の元があったのである

から製造元が直接外国商社取引するのではなく国営商社が一元管理するという迂遠な事をやっていた。

なお、中国旅行者用元が無くなったのは市場原理の導入による。今の中国社会主義じゃなくて鄧小平主義なのだ

 

さてこのゴリルカだが、ウクライナ語でスピリッツ蒸留酒の事で、それを英語読みしたものらしい。製造元は恐らくここ https://en.wikipedia.org/wiki/Nemiroff で、1994年に直接輸出をはじめたとあるから流通在庫が数年で無くなって日本で見る事も無くなったのだと推測される。

ゴリルカ」の名前ウォッカラインナップには無くなっているが、そもそもその名は「日本酒」みたいなもので、外国向けの名づけだからここで作るオーソドックスウォッカは皆「ゴリルカ」だ。

 

昔はソ連ロシア経由で入って来ていたが、最早ロシアがどうしようもない失敗国家となり果てた今、もうその経路で入ってくる事は無いだろう。

EUに加盟したウクライナ戦後メキメキと経済成長し、ウクライナウォッカEU経由で潤沢に入ってくるようになると思われる。

そしたら是非冷凍庫に突っ込んで味わってみたいものである

読者諸兄もその時は「ウォッカの本当の名産ウクライナでね」とか「冷凍庫キンキンに冷やしてストレートで舐め舐め飲むのが正しんだよ」とか酒場蘊蓄吹かしてウクライナウォッカと飲み方を唱導してしてやって欲しい。

2022-11-26

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2021-06-30

好きなはてな村人を紹介していくの2

前回→https://anond.hatelabo.jp/20210627211716

はてなブロガー

図書館って好きなんだよなあ……中でも大学図書館はいまの自分立場だと行こうと思ってもなかなか行けない場所なのでなおさら恋慕が募る。そんな気持ちの乾きを、その時宜にかなう大学図書館関連トピックの紹介で癒やしてくれるブログで、海外大学ライブラリーツアー動画が紹介されたときなんかは、こんなものがあったのか!とうれしがってそれからしばらくはそんな動画ばっかり眺めていた。

むっちゃ美麗なイラストとともに映画ドラマレビューが読めるブログ。私はホラーグロダメな質だけれど、それでも楽しく読めるし、自分が見た映画についてのエントリが上がったときのうれしさは、ちょっと他の追随を許さないくらい(?)。最近母が中国ドラマを見始めたので、アドレスを紹介していっしょに楽しませてもらってます

国産ワイン好き!なので紹介されているお写真を眺めているだけでも楽しい食べ物写真にそれほど気合が入っていないのもよい。生活圏の関係長野の話が多いぶん、たまに山梨の話が出るとうれしくなる。ワイン軽井沢白馬、とチャラいキーワードが揃っちゃってるけど、ワインに罪はないしワインだけはチャラくないはずなので。

はてなブックマーカー

鬱屈を持ったブックマーカーってめずらしくないけれど、この方の場合は失礼ながらその鬱屈をうまくコントロールして表に出している感があってとっつきやすく、長文でもさらっと読める。こういう方がハイクの話をしていると、あの場に馴染みたかった気持ちが今更ながら湧き上がる。あと、サブカル周辺の方でプロレスの話をしない方ってけっこう貴重。

伝わるかどうかわからないけど、自分の中で「毒が少ないニュージーランド増田さん」とお呼びしている(実際はカナダ在住)。はてなブクマカ/ブロガー海外住みの方は、みなさん当然意識が高いので、のんびりしているわりに政治的立場を明らかにしているこの方のブコメが際立つ。しかし未だにいまのかわいいアイコンに慣れない……。

指名いただいた(?)ので書く。故意過激ブコメを書かれているかと思うのだけれど、自分ビビリなので、「檻に入れておけという話だよ」構文を読むと気が滅入ってしまってあんまり精神衛生上よくないかなーと思いお気に入りはいれていない。故意に書かれているとはわかるけれど、その「故意」の中身、つまり、なぜそのような茶化しをするのかがわからないのも怖い。

2020-10-04

本物の果実酒が飲みたい

梅酒や杏(あんず)酒のような甘い果実酒が好きだ。でも本物の果実酒とは違う気がする。市販されているそれらの酒は、ほとんどが梅や杏をホワイトリカー(廃糖蜜を主原料とした焼酎)に漬けて製造したものだろう。果実甘味香りはするけれど、アルコールの味や香りホワイトリカー由来の物だ。それが果実酒として本物ではないと感じさせる。

しかし、ワインは赤でも白でも安物でも本物の果実酒だと感じる。それはアルコールブドウ由来だからだ。もしもブドウホワイトリカーに漬け込んで酒を造ったとしたら、それはワインともブドウ酒とも違うまがい物の酒となるだろう。しかし、漬け込む果実ブドウでなければ果実酒と認められるのだ。これはおかしいのではないか

酒の歴史人類発祥よりも古い。エチルアルコールブドウ糖の発酵で生成されるので、理論的には果物が腐らず発酵するだけで酒ができるのだ。よって文明や知性が酒造に必要とは必ずしも言えない。日本には猿酒という伝承があり、猿が木の洞(うろ)に果実を貯めて造った酒のことを言う。サルナシはその伝承から名付けられている。海外では伝承ではなく実際に動物が酒に酔う姿が観測されている。それも霊長類に限ったことではない。アフリカゾウがヤシ酒を飲んだり、ヘラジカ発酵したリンゴで酔ったりするそうだ。アフリカ大陸にはマルーラという糖度の高い果物があり、様々な野生動物がマルーラで酔っ払っている姿をYouTubeなどの動画サイトで見ることができる。

野生動物が様々な果実酒飲酒を堪能しているのに比べて、私の果実酒文化はなんと貧しいことだろうか。ホワイトリカーで作ったまがい物の果実酒我慢しているなんて。思うに、人類文明発祥とともに多様な果実酒文化を失ったのではなかろうか。

農耕と牧畜の発展により世界四大文明が生まれて、食糧供給コントロールする社会が生まれるとともに穀物由来の酒も発明された。その最初黄河文明黄酒であるコメやキビを原料とした酒で、紹興酒代表的黄酒である黄酒でも日本酒でもビールでも、ブドウ糖の無い穀物をわざわざ糖化させてまでしてアルコール醸造してきたのはその方がメリットがあるからだろう。果物ではなく穀物で酒を造る利点として、生産量・生産効率・保存性・主食への転用ざっと考えられる。

さら果実酒の衰退を加速化させたものとして蒸留発明が考えられる。蒸留技術アリストテレスが師プラトンから受け継いだ四元素説の応用からまれた。ちなみに蒸留熱力学理解不要であり、四元素説言葉を用いて以下のようにカッコよく説明することができる。

蒸留とは水(アクア)の形相(エイドス)【冷・湿】となって水中に溶解している酒精スピリタス)を、火(イグニス)の力で空気(エア)の形相(エイドス)【熱・湿】へ転換させて高純度の酒精スピリタス)を抽出することである

閑話休題蒸留技術シルクロードを通じて伝搬したことで、果実発酵させなくても蒸留酒に漬け込むだけで果実酒を造れるようになった。日本例外でない。倭寇時代焼酎が伝えられ、梅酒江戸時代誕生したと言われている。梅の焼酎漬けではなく、梅そのもの発酵させて醸造した事実はないかを調べてみたが、残念ながらわからなかった。そもそも、梅はブドウに比べて糖度がずっと低いので、アルコール発酵させるのは困難だろう。

日本ワイン以外の本物の果実酒はなかったのだろうか。そもそも国産ワインが登場したのは明治時代歴史が浅く、それ以前にワインが作られなかったのも不思議だ。ブドウ古事記で登場する程に歴史のある果物であり、黄泉平坂でイザナギ黄泉醜女に投げつけたという伝説がある。他に古事記で登場する果物に、柿・桃がある。どちらも糖度の高い果物アルコール発酵可能なはずだが、柿酒や桃酒などというものは見聞きしたことはない。そもそも歴史存在たかどうかもわからなかった。焼酎漬けではない柿酒や桃酒などという代物があればぜひ飲んでみたいものだ。

2015-09-23

初心者向けワイン攻略法

ワインが苦手という増田がいたので、苦手あるいは飲み慣れていない人向けのワイン攻略法みたいなものを書いてみる。

無理して攻略する必要があるのかと言われれば、別にないと答えるしかない。

しかしながら、西洋料理(主に仏・伊・西料理)はワインと一緒に食べることで美味しさが一層引き立つことは間違いないわけで、お酒を飲めるにも関わらずこの至福のハーモニーを知らないまま一生を終えるのはあまりにも勿体ない。

はいえ、ワインって何だか難しそうで敷居が高いうえに高価なイメージもあると思う。

たかが酒にそんなにお金かけてられない、というのもあると思う。

そこで、ワインを気軽に楽しむための手がかりみたいなものをここに書いておく。

つい先日、「日本上陸!高コスパワイン!!」と銘打たれた700円のワインを買ったものの不味くて1/4しか飲めなかった自分への自戒を込めて。(残したもの料理用に使う)

なお、ここでは赤ワインのみを対象とする。ワインと聞いてパッと思いつくのはやっぱり赤ワインだろうから

飲む時期

赤ワインは大体14℃から18℃が適温とされている。

まず、これが曲者だ。

冷蔵庫は温度が低すぎる。そのため渋みが強まってしまい、味も縮こまってしまう。

よって、室内に置いておくしかないのだが、夏場は室温が高すぎて、これまた美味しくなくなってしまう。

当然、ワインセラーなんてものは愛好家以外持ってないので、飲む時期を選ぶしかない。

シャツ一枚だけではちょっと肌寒いな、そう感じたらワインを買ってみよう。

夏場に赤ワインは飲まない。これが鉄則。

購入場所

百貨店で買うのが一番無難だと思うが、ちょっとワインを飲みたいなと思ったときに、ワインを買うことを目的百貨店に行くこと自体億劫だ。また、そもそも百貨店が近くにない、という場合もある。

ネットは安いし便利だが、送料を考えるとまとめ買いする必要がある一方でそんなに大量のワイン必要ないという問題が出てくる。

そうなると、現実的ワイン購入の場所リカショップスーパーかということになる。

食料品の買い物のついでにサラッと購入するのがもっとも敷居の低いやり方だ。

なお、セイコーマートというスーパー(?)が良いとの噂を聞くが、私の住んでいる地域にはないのでよく分からない。

価格

できるだけ安く買いたいというのが一般的心理だと思うが、物事には限界というものがある。安いワインだと500円くらいで売っているが、はっきり言ってマズイ。劇マズだ。

この価格帯のワインを買って飲むと、「ああ、やっぱりワインって不味いな。しょうがない、発泡酒飲むか」ということになってしまう。

まともなワインを飲むにはやはり最低1,000円は必要だ。

1,000円から1,200~1,300円あたりが割高感を覚えずに購入できる値段帯ではなかろうか。

まともな4合瓶の日本酒と同等の値段帯であることも大きなポイントである

銘柄

まず、大前提として、大手酒造メーカーが輸入しているワインはまずもって美味しくない。ボトルの裏側のラベルに輸入元が表示されているはずだから、そこは必ずチェックすること。誰もが知っている会社名が記載されていたらそっと棚に戻しておこう。スーパーなんかだと、置いてあるワインが全て大手メーカー輸入品ということもあるので、そのような場合はすっぱりと諦めるべし。

また、安定剤アカシア)が添加されているワインもだいたい美味しくない。これも裏ラベル表記されているのでチェックのこと。

低価格帯のワイン個人的お勧め輸入業者は「モトックス」と「スマイル」。次点で「稲葉」、「三国ワイン」といったところ。もし、これらの名前を見かけたら、一度購入してみることをお勧めする。

次に、どこの国のワインがよいか、という点について。

よくチリワインコスパ最高とか言われる。これはあながち間違っていないとは思う。ハズレを引く可能性が低いからだ。1000円前後価格帯において不味いチリワインというのは記憶にない。逆に、イタリアスペインあたりは結構地雷が混じっている。フランスボルドーを除外すればそんなに悪くない。南アフリカもよいと思う。オーストラリアはあまりよい印象がない。また、この価格帯の国産ワインは論外。

葡萄品種については、覚えるのが面倒くさいと思うのでこだわらなくてよいと思う。葡萄品種ごとにワインを造っているメーカーもあるので、美味しいと感じたワインがあれば、同じメーカーの他品種ボトルを飲んでみればよい。

おすすめワインは、ベタだけれど、チリのコノスル。自転車のラベルが貼られているワインだ。大体どこのスーパーでも置いてあるし、値段も800円くらい。葡萄品種も主要なものは網羅しているので、飲み比べてみるのも面白い

最後に一番のおすすめを。

それは2009年ボルドーだ。

フランスワインボルドーは除外するようにと言ったが、2009年だけは別格。

ボルドーワイン生産年ごとの味の触れ幅が大きく、当たり年以外は大抵美味しくない。

だが、2009年は飲みなれていない人でも美味しく感じるほど出来がいい。

もうあまり見かけることはないと思うが、ボルドーワイン1000円から売られているので、もし見かけたら迷わずゲットしてほしい。

さらに付け加えるなら、ボルドーと並ぶフランスワインの名醸地、ブルゴーニュには手を出さないこと。1000円台のブルゴーニュには地雷しか存在しない。

飲み方

飲むときには家で一番大きいグラスに入れて飲もう。並々といれずにグラスの1/4から1/5くらいの量を入れて飲む。本当はワイングラスで飲むのが一番よいので、興味が出てきたらグラスが薄くて容量が大きいやつを買ってみよう。安いものなら1000円くらいから売っている。

ワインオープナーソムリエナイフと呼ばれるタイプのものが一番使い勝手がよい。地味に栓抜きとしても使えるのがありがたい。こちらも1000円くらいから売っている。

以上、これから赤ワインが美味しくなる季節なので、一度軽い気持ちワインを買ってみてはいかがだろうか。

ただし、ボージョレヌーボーには手を出してはいけない。あれは普段ワイン漬けになっている人がお祭り感覚で飲むものであって、決して美味い飲み物ではない。たとえ「有志以来一番の当たり年!」と銘打たれていても買ってはいけない

なお、最終的にはネットで購入するのが一番お得で楽チンなんだけれど、ワインセット(10本で1万円など)を購入するのは避けたほうがよい。経験上、美味しいワインが入っている割合は3割から5割くらいだ。ネット評価の高いワインを調べて買ったほうが満足度は高いと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20150908031756

 
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