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はてなキーワード: 受験戦争とは

2023-10-26

収入の差があり過ぎて喧嘩した

同棲して2年になる彼女と大喧嘩した。

彼女手取り18万円。

おれは手取り32万円。

同棲当初、この収入の差を考慮して家計への拠出額を決めたのが間違いだったと思う。

20万程度の固定費があった。内訳は家賃半分、その他半分ってところだ。

このうち、5万を彼女が支払い、15万をおれが支払うことにした。

10万円ずつにすると、彼女が使えるお金は8万円になってしまう。20代の女子に8万円で生活を強いることは酷だと思った。

この按分は、彼女が最低限文化的生活を送ることが出来るように配慮したものだった。(なお、この配慮については伝達済みである

それぞれの収入に対して、上記拠出額だと、

彼女自由に使える額が18-5=13万、

おれの自由に使える額は32-15=17万になる。

しかし、ここからおれは更に5万減額されることになっている。

奨学金の返済で3万。一発逆転のため、資格予備校に通うために組んだローンの返済が2万。

よっておれが自由に使える金額12万円になる。

おれは2倍稼いでいるのに、使える金額彼女より1万少ない。

そんな状況が同棲してからずっと続いていた。

内心ふざけるなと思っていた。おれはCMをバコバコ打つような企業に勤めている。受験戦争も勝ち抜いてきた。週末の自己研鑽もかかさない。

しかし、彼女文化的生活を守るためだと割り切り、この不均衡には歯を食いしばって耐えた。

この頃から彼女の最低限文化的生活はおれが割を食うことで成り立っている」という意識が芽生え始めた。

おれは2倍稼いでいるのに、使える金額彼女より1万少ないことのストレスからいか収入を上げるかを考える日々が続いた。

そしてようやく最近、クビが飛びやす就業形態ではあるものの、手取りが倍の60万になった。

このときから、オレはクビになることを鮮明にイメージし始めた。

もし収入が途切れて彼女のみ1馬力になったら?家賃は?実家に帰る?友人にお金を借りる?消費者金融?いろいろ考えが巡った。

そして今日、書きかけの請求書何気なく覗き込んだ彼女から請求書に覆い隠すように背中を向けたおれは、サラサラ本音をぶちまけていた。

「これから収入は上がるが、いくら上がるかは言わないし、貯金額も言わない。金額を言うとお前は今の手取り18万という現状に危機感を持てない。もし今お前1馬力になったら家計死ぬ。だからお前は転職するなり副業するなり頑張らないといけない立場にある。今ここで金額を言うと、お前は今後転職もしないし副業もしないだろうから、おれが膝をついた時に家計崩壊すると思う。だから言わない。」

と話した。

あんたが膝ついたときはなんとかするしかいからなんとかするよ。今考えることじゃないじゃん。勝手不安になるなよ」と返す彼女に、

「2人なら良いかもしれないけど、子供がいたらダブルワークでなんとかできる手取り額じゃないじゃん今。風俗でもやるの?本業で増やしていかないと、なんとかならないよ?」と返すおれ。

収入未来に備える感覚、どちらもズレている彼女とは、今後どうなるかわからない。

自分で背負ったリスク相手にぶつけるおれは弱い。しかし、そのリスクを背負わせたのは稼いでいない彼女だ。

稼いでいないという罪を、こういう形で償わせていると思うと、罪悪感が無くなっていく。

2023-10-17

anond:20231017184351

比喩だろ

比喩であっても軽々しく使う言葉ではない、とか言うなら「受験戦争」とかにもキレるんかって話になる

2023-10-12

田舎に帰ろうとしたら返り討ちにあった

私は今年で27になる。都内実家暮らしをしているが、

昨年度公務員試験を受けるために会社退職し、合格して来年からの任用を待っているため現在ニートの身である

小さい頃から過度な受験戦争さらされてきた私は、従兄弟祖父母の住む田舎町に憧れていた。

週末は畑や田んぼをし、きれいな景色を見ながらのんびりと暮らす、受験戦争とは無縁の世界。いつかはこんなところで一生を送りたい。そう思いつつも、なんとなく周りの価値観に流されてしまい、都会の大学、都会での就職ルートを辿り、慌ただしい日々を過ごしていた。

公務員試験を受ける際、私はチャンスだと思った。ここで田舎市役所を受ければ一生田舎で暮らせる。ついに憧れの田舎ライフだ。私は意気揚々と出願をし、受かったら一緒に住もうと祖母に連絡を取り、夜行バス説明会試験に通った。

そして迎えた面接。私は通り一辺倒の質問をされてあっさり落ちた。都心官庁自治体合格できたのに、ここだけあっさり落ちた。

かくして、私の田舎移住計画頓挫したのだった。

試験に落ちたことを親戚に伝えると、

「あそこは所詮コネからね」

「年齢が行きすぎてる女なんて採用するわけない」

学歴が高い女は使いづらいからいらないんだと思うよ」

との言葉が口々に投げかけられた。

そこで初めて気がついた。

私は田舎の嫌な面に目を瞑っていたということを。

よそ者に対する風当たりの強さを。

男尊女卑文化の根強さを。

田舎からしたら、私は何処の馬の骨ともわからないただの行き遅れの無職なのだ

そりゃ返り討ちになるに決まってる。

たぶん、私の居場所はもう東京しかないと思う。

2023-10-07

anond:20231007211812

ペット寿命短いしヘーキ

よっぽどの旅好きじゃなけりゃ。

ハラン中に全く別の人格を宿してそれが10ヶ月も続いて下手すりゃ腹掻っ捌かれて、産んだら産んだで受験戦争に駆り出されるの地獄以外の何と呼べば…

2023-09-25

塾でバイトしているのだが、割とわかる

https://anond.hatelabo.jp/20230925133441

めっちゃわかる。

現在進行形個別指導塾バイトやってるけど、どうにも学力が伸びない生徒ってのがやっぱり居る(というかうちの校舎はそういう生徒ばっか)

生徒のやる気も原因の一つなんだけど、「考える方法」のコツが分からないことが、学力が伸びない最大の原因だと感じる。

一つ例として挙げられるのが、途中式や図を書く(描く)こと。勉強に限らず何かを覚えたり考えたりする時って書く(描く)ことが重要なんだけど、学力が平均に満たない生徒はこの点が本当に抜けている。

ノートには答だけしか書かず、分からない問題は腕組んでひたすら悩んでしまうような生徒が多い。とにかく間違っててもいいから、何でもいいから図や式を書こう!と指導するんだけど、謎に頑固な生徒は絶対やってくれない。中3にもなって「ヤダ」とか言い出す生徒に対してはどう指導すれば良いのか分からず頭を抱えてしまう。

しかしながら、大半の生徒は素直にやってくれるんだけど、元増田と同じく上手く定着しない。

授業では演習量が足りないので宿題を出す。うちの塾では大半の生徒が宿題をやってくれるのだが、授業で教えたことを実践せず、とりあえずやっただけな状態になることが多い。

本来ならば宿題ガッツリ添削してやり直しさせたいのだが、それも主に二つの理由で難しい。

一つ目は授業時間が短く、そこまで面倒を見きれないこと。しかしこれは私が上手く授業を回せば何とか解決できる問題なので、言い訳であることを認めよう。

重大なのは二つ目で、他の先生ちゃん指導しないこと。私もだがメインの先生学生バイトであるしかし大半の学生バイトはそこまでやる気がなく、指導適当でぬるい場合ほとんどである

これも元増田と同じく、毎回同じ生徒を担当できる訳ではない。なので次に担当する先生へ引き継ぎを書く。しかし、「途中式や図を書かせてください」と引き継ぎしても守ってくれないし、口答で伝えても「分かりました」と言うだけで実践してくれない。やり方を教えても、生徒はもちろん先生も覚えてくれないのである

また、生徒に嫌われるなどストレスも抱えたくないので、学生バイト先生は生徒に対する態度が甘く、生徒が抱える問題放置されがちになる。

唯一の社員である校舎長もその辺の問題は把握しており何とかしようとしているものの、保護者対応など各種事務処理が山積みでブラック労働常態化しており、そこまで手が回らない。

一応、本部方針によりバイト講師研修が定期的にあるのだが、「夏期講習のねらい」などのように抽象的な内容ばかりで、「途中式をかかせる」「ゴネる生徒にはこう対応しろ」などといった具体的かつ実践的な内容は皆無。

中小企業のくせに組織としての柔軟性は大企業並みにガチガチらしく、このあいだ校舎長が本部上司に問い合わせをしたら、「別の人間に聞け」のたらい回しに三周くらい遇ったと嘆いていた。バイトの私ですら感じる本部無能さに校舎長が不憫でならない。

しかしそんなグダグダ塾の門を叩く保護者は後を絶たない。それは元増田が指摘している通り、保護者もとりあえず子供を塾に放り込んでおけば良い、くらいにしか考えてないかである子供の成績(結果)を考察した上で、指導方法カリキュラムを細かく注文してくる保護者など皆無である

近江商人経営哲学ひとつとして「三方よし」が広く知られている。グダグダ教室(売り手)と、グダグダ保護者(買い手)により、グダグダな生徒を社会排出し続ける「三方よし」ならぬ「三方グダグダ」なシステムが、隙間産業学習塾実態である

最後に。「めっちゃわかる」と元増田共感してしまったのだが、共感できないところもあった。

元増田はまるっきりダメな生徒ばかりだと言っているが、私はそうは思わない。いっくら勉強が苦手で成績が悲惨な生徒でも、ちょっとくらいは成長できる。今まで解けなかった簡単方程式が解けるようになるとか、ほんとうにささいな進歩も含めれば、まるっきり成長がない生徒はいない。

しかし、こういったささいな進歩や成長は、中三受験生で中一の内容ができるようになった!といったレベルであり、受験戦争の中では焼け石に水なのである

偏差値45前後高校Fラン大学廃止して、ドイツ教育制度のように、職業訓練校で実学を身に付けさせた方が本人の為なのではないか、と最近は考えるようになった。

2023-06-28

受験戦争って言わなくなったね

俺は第2次ベビーブーマー

大学受験が激しかった一浪で人並みとか言われてた世代

でも今は中学受験まり小学生から受験勉強さらされて

今のほうがよっぽどひどいんじゃないかと思う

子供の数は減ってるんだから倍率減っても良さそうなのに

俺らの世代受験戦争なら

の子供は受験地獄って感じ

2023-06-09

女 26歳 いい大学を出て年収800万の大企業勤務だけど生きるのが辛い

自分でも恵まれ環境だと認識しているが、本当に毎日仕事が辛い。楽しくない。

  

社会人になる前から躁鬱になったり発達障害だったり、でなんだかんだ年に10回以上は心療内科に通っている。

その症状が会社での地位が上がり、若手から中堅になり、ストレスが増えれば増えるほど、ひどくなってきている。

  

からなんでもできた。目の前のことをそこそこ一生懸命に頑張るだけで、誰よりも良い評価をもらえた。ただそれは地方公立学校という限られた環境で。

受験戦争の前に勉強に飽きてしまった。満足に努力せずにそこそこ良い大学に行ってしまたことがきっかけで、悪い癖がついた。努力をしなくても大丈夫っていう。

その流れで、手先と口の器用さと、初速の勢いだけでこれまで生きてきた。でももうそれも飽きた。当たり前のことを当たり前に頑張り続けるのがしんどい

  

プライベートも順調で、結婚して夫婦仲はかなり良い。友達もいる。趣味もある。

ただ仕事けが辛い。動けない。

  

でも、地位待遇も、自分みたいな弱い人間にとってとても良い条件の仕事だとは思うから、やめられない。

2023-05-28

タワマン構文

ふとした瞬間にタワマン構文を思い出し、次いで窓際三等兵とかいう奴が下手くそな真似をやめろとか曰ってるツイートを見て失笑したような記憶が付随して甦った。

(参照ツイート)

https://twitter.com/nekogal21/status/1636665032984633346?s=46&t=gOGauy3w9I_FJcPtHc05kA

Twitter界の小説家センセって引用RTがあったが言い得て妙表現だ。

いかにも小物というか、ダサいというか。

私はタワマンにも住んだことないし港区なんて遥か彼方の神奈川の片田舎で育ったが、小中国立校に入ってたせいであのような受験戦争の片鱗には触れることができた。それが幸か不幸かはさておき。

そして今何をしてるかと言えば自衛官だ。それも最低階級陸士

公安公務員の中でも最底辺特別職がつく所以一般的仕事に就くことができないから…とまで言われてる、いわゆる公務員就職ヒエラルヒーの中でも最下層の仕事

まともに高校大学と進学して就職してればもう少し良い仕事(良い仕事とは何か、の定義にもよるが)に就けたんだろうが、高校進学をしくじって高校中退、大学進学は家庭の都合で奨学金を借りなきゃ夢のまた夢。

かくしてこうなった。

だがTwitterでいっぱしの論客ぶり、浅い知識港区語りして自己承認欲求を満たすより遥かにこの方が小市民然りとした感じで良いのかも知れない。

承認欲求という魔物に取り憑かれた人間は、いずれ、自らの産む炎に焼かれて身を滅ぼす。

私にはそう思えてならない。

2023-05-19

世の中はすべてプロレスのようなものでは?

プロレスを今さら八百長」と言う人はほとんどいないだろう。

でも世の中って結局はなんだかんだでプロレスみたいなものでは?と最近思い始めている。

いやガチ勝負格闘技とかスポーツとかあるでしょ?とか言う人もいるかもしれないけど、

彼らがプロフェッショナルであるがゆえに素人には一切気づかれずに八百長している可能だってあるのだ。

魔術師のまるでタネシカケがわからないマジックを観ているようなものだ。たとえ「絶対タネシカケがある」と思っていても誰もそのタネシカケの内容がわからないわけだ。

たとえば、

国会与党野党が論戦を繰り広げているけど、実際はすべてのことが前もって決まっていて国会は単なるショーなのではないか

警察反社会的勢力と対決していても、実際は反社会的勢力ガッチリ結びついていて、ある程度利益が巨悪に流れたところで下っ端が逮捕される「手打ち」を行っているのではないか

学歴社会受験戦争を勝ち抜き一流大学を出た方が人生成功する話をみんなが信じて乗っかっているだけで、実は学歴はカネ次第でどうにもなるのではないか

大人VTuberは人気が出てカネがあるからリスナーを買っているだけなのではないか

みたいなことで世の中は出来ているのではないか?と最近考え始めている。

下衆の勘繰りOKです。

2023-05-10

昔、寝落ちするまで飲まされて、問われたこ

30年経っていない程度に昔のこと。

 

受験戦争って言われた時代に、高校入試から大学入試までの間に偏差値が30くらい下がっていて、でも戦う気力が無くて、適当しょうもない大学に入った。

 

入学直後、五十音順適当にまとめられた10人程度の集団に、1人変なのがいた。

ことなく人を寄せ付けず、1人で行動することが多く、でも孤独感は無かった。いや、うっすらとあったかも。

何となく話はするけど、付き合いもノリも悪くて陰口を叩かれる側のポジションに収まった。

 

俺も同じだった。講義レベルにも周囲の雑談の下世話さにも乗ってる車の値段で人を値踏みする価値観にも、何もかもに馴染めず、ただぼんやり単位だけを取って行った。爪弾きにされる条件は整っていた。

 

からといって、そいつと気が合うわけでも無ければ、いまさら友達を作りたいわけでもないので、薄い会話をする程度だった。学食の何がどうしたとか。

 

お互いに先輩から過去問なんて手に入らない環境だけど順調に単位を取っていって、4年になって卒業が見えてきた冬に、急に声をかけられた。「うちに泊まりに来ないかそいつ大学の近くのアパート住まいだった。誘われたのは私だけだった。

 

なぜ自分なのかは分からなかった。

でも暇なので行ってみた。その頃には私は孤独の辛さを自覚し始めていた。

 

酒を飲みながら、スーパーファイヤープロレスリングボコボコにやられ続けて、鉄柱攻撃で流血すると不利になるらしいとわかった頃には酔いと眠気でフラフラになっていた。

 

「もう無理寝る」と言って倒れる様に横になった時に、「俺の出身地を知っているか」と聞いてきた。北海道と知っていたのでそう答えると「アイヌなんだ」と言った。

本当に正直に全くどうでも良いと思った。

出自人物は変わらんだろ。どうでもいいよ。なんだよそれ。だからって何も変わらんというかだから何なんだよ。

半分寝ながらそう答えた。

その後はよく覚えていない「お前がそう言う事が、俺にとってどれだけの事が…」みたいな事を言ってたと思う。泣いてた様にも見えた。でも睡魔に任せて寝た。

 

次の日の朝、スーパーファイヤープロレスリングはもうウンザリだと告げて帰り、その後は卒業式まで顔を合わせる機会が無かった。

 

卒業式の後、就職先とかどうなった? と聞いても曖昧に笑って答えないまま、音信不通になった。

思い返せば、よく言われるアイヌの人の身体的な特徴に当てはまった気もするけど、そんなので判断ができるのかを知らない。

アイヌの人の扱いについても知る機会があった。泣かせた理由何となくわかった気がした。

 

そいつとは音信不通のままだ。別に会いたいとも思ってはいない。特に何も話すこともない。

ただ、少しは幸せな目にあっていて欲しいと思ってる。

元気か? 佐々木。どうやら偽名だったみたいだけど。

2023-03-07

結婚諦めて「楽になった」でどうのこうの、うるせえな。

この先死ぬまでの間、自分スペックステータス諸々考えてなるべく他人迷惑かけずに生きていく事を考えたら、老後もお金払って生活介護サービス受けられるように、寝たきり無理やり長生きしすぎないように、一人で働いて貯金するのがいいなって思ってるから結婚相手子供も家庭も持たない。

それを受験戦争に例えたり(肝心なのは働いて生活できるかどうかで、家庭を持つことは金持ちオプション選択だろうに)、子供に面倒見てもらわないと(昭和か?子供絶対面倒見てくれるって家族介護神話やめろ笑)ってほんま、こんなしょーもない学級会好きやなあ。暇人閑居。

2023-02-06

受験戦争貧乏人のためのもの

 700万ずつぐらい稼ぐ両親の元に生まれ、荒れた公立中を避けて中高一貫私立に進学。早めに予備校に通い始め、それなりの努力の末それなりの大学合格現在私立校で教諭を務め、年収700万ぐらい。

 ものすごく高学歴というわけではないし、胸を張れるほど稼いでいるわけでもないけれど、自分という枠組みの中ではよく頑張って生きているなぁと思っている。仕事楽しいし、勉強以外に得意なことがあるわけでもないから尚更。

 学歴なんてなくていい。それでも名のある大学卒ならカッコいいし、稼ぎも伴いやすい。だから勉強ができるなら勉強を、勉強が苦手ならそれ以外を伸ばして未来を切り拓くのがよい、そう信じてきた。

 けれど、最近この価値観が揺らぎ始めた。

 勤務先は金持ち地帯にある、偏差値60ちょっと私立高校。

 地頭がよく態度も真面目なのに、+αの努力を一切しない生徒。出席や点数が足りず留年が迫っているのに、まるで慌てない親子。実力より10以上偏差値の低い指定校を進学先に決めてしまう家庭。

 なぜ頑張らない? なぜ焦らない? なぜ上を目指さない? 心底疑問だったが、ようやく理解した。お金があるからだ。

 数億が飛び交う家の生まれなら、ニッコマでもMARCHでも関係ない。留年が決まったら別の学校、なんなら海外にでも転学させればいい。心身を削って受験勉強に励むより、今しかない学校生活を楽しませたい。自分を飾るには、学歴よりきらびやかものがたくさんある。

 ペンケースはエルメス、財布はブルガリ。毎年海外旅行に行くが、エコノミーには乗ったことがない。お手伝いさん庭師がいて当然、医者寿司屋は家に来るもの

 生徒の豊かさは理解していたが、この気づきは衝撃的だった。学歴はいらない。就職には困らないし、しなくたって構わない。受験戦争自分価値を売るしかない貧乏人のためのものなのだ

 この衝撃はマイナスものでなく、「お寿司やサトウのごはんをパックから食べることを屈辱に感じる人がいる」というのと同種のものだ。

 わざわざお皿に移すことで何が変わるの? 手間が増えるだけでは? というのが個人意見だが、けしてお皿に移したい派の人を否定したいわけではない。むしろ価値観の多様さに感動さえする。そもそもパックの寿司ご飯なんて食べたくないという人もいるだろうし、高くて買えないという人もいるだろう。

 世の中には進学はおろか生きるのが苦しい人も大勢いる。「受験戦争一般も推薦も金持ちに有利」「東大生の親は高年収」なんて言説もよく耳にする。

 だからこそ、「普通の高年収」のさらに上、「そこそこ恵まれている」自分や周りがしてきた努力が不必要な層の存在センセーショナルだった。今まで見えていなかっただけで、案外多くいるのだろうし。

 もちろんリッチ世界にはリッチ世界の苦労があるだろう。リッチからこそ学歴がいるんだが? という人もいるかもしれない。今回書いたのはあくま自分認知した範囲の話なので。

 

 己の視野の狭さを反省し、世界の広さに感服しつつ、学歴必要な層も不必要な層も充実した学校生活が送れるよう、日々励もうと思う。

2023-01-19

[]能力主義のフリをしたポピュリズム

Q: 政治では「誰が何に値するか」についての議論が盛んであるあなたなら、どうやって「誰が何に値するか」を定義するだろうか。

 

能力主義が本当に悪いのかとふと思った。

大衆権利についてのゲームを「人狼ゲーム」に喩えるなら、能力主義は「チェス」だと私は考えている。

私が得意なのはどちらなのかと考えるとチェスの方だ。

ここでいう「チェス」は実際のところどんなジャンルでも良い。

能力を正当に評価する方法存在し、かつそのジャンルが多様であるほど良い。

では「受験勉強必死にやり、学歴を得て、その学歴を用いて就職する」という一見能力主義に思えるプロセスがなぜポピュリズムなのか。

よく考えてみると、大衆が望むようなタイプ能力で一律的に評価をしていることに関係する。

「(遺伝意味でも)暗記が得意」「努力評価する」「外れた人間を叩く」こういう性質を持つ大衆について聞き覚えは?

このような大衆が、受験戦争に躍起になるのは必然ではないのか。なぜならそれが彼らが信じる大衆権利からだ。

要するに大衆側が「俺達は努力をして学歴を得たんだ。それが尊重されるべきだ」と言っているのである

私はチェス好きな人間なので、そういうくだらんポピュリズムはクソだと思う。

個人能力を様々なジャンルにおいて多様な方法可視化し「僕が思う最強の能力評価指標」などという独善支配されない能力主義指標が要るのではないか

しかもその多様なジャンルというものが、個人経済状況に影響されない、公平なものであるのが好ましい。

喩えで言うなら、オンラインチェス競技プログラミングは(不正を検出できれば)能力主義指標としては比較的優れていると言えるだろう。

このような能力主義が「多様な」ジャンル評価されるのが、本当の能力主義だと私は思っている。

そしてそれは「人狼ゲーム」よりはまともな社会ではないか

ポピュリズムとはつまりカルト宗教(創価学会, 統一教会, Google)が政治癒着して無能洗脳して権力を得る世界のことである

エリート」と「大衆」を区別する必要はない。

正当な評価方法確立されれば、多くの人が何かしらの得意分野を持つことができる。

誰もが、あるジャンルでは無能であり、あるジャンルではエリートになれる。これを「多元主義」と言う。

多元主義以外のアプローチについてあなたアイデアがあるなら是非聞いてみたいものだね。ま、無いと思うけど。

2023-01-16

危険を前に逃げる事を批判する奴

たとえ勝ち目のない相手でも特攻するのが勇敢!!逃げるやつは幼稚!!

って考えのやつたまにいるけど

 

いやいや戦うにしても準備して戦略練ってから戦うよね?

全ての人間迷惑被害考えずにお前が悲劇自爆ヒーローやりたいだけよね?

勇敢でもなんでもない妄想に酔った狂人

 

迷惑だなー。

なんでお前の悲劇自爆ヒーローオナニーに付き合わなきゃいけないわけ?

お前だけが死ねばいいんじゃね?

 

っていつも思ってる

この手の人間は非常時に大勢の味方を殺すから

排除しないといけないと思う

 

受験戦争は「戦略を練って考えられない自爆オナニーヒーロー」を排除するためにあると思う

学歴は少なくとも受験時には戦略を考えられる人間であった事を証明している

自爆系は散るのが美しいって考え方で特攻するので基本的に結果がなく低学歴

2023-01-10

女性プロ棋士誕生しないのは女流棋士のせいだ思うよ

知能スポーツ将棋プロ棋士が生まれないのに

肉体的ハンデ説・知能の性差説・人口比説とかいろいろあるけど、

女流棋士制度のせいで女性に同じだけの向上心必要とされてないからだと思うよ。

大学受験戦争で例えるなら、男性向けには東大偏差値70~)まで存在していて、女性向けには明治大学偏差値65~)が受験のゴールとして設定されてる世界

明治大学に受かるのに東大と同じレベル勉強努力必要ない。それでも女性としては最高に頭がいい人間として扱ってもらえる。

東大明治でお勉強勝負したら絶対に勝てないけど、勝つ必要がない世界で生きれるなら東大に行くほど努力しなくていいと思っちゃうよ。

その努力と才能の差が対戦の結果に直結する将棋では致命傷で、女性将棋人口が増えようが厳しいままだと思うよ。

2022-12-17

anond:20221215182232

そもそも団塊の世代が悪いよ。

団塊ジュニアは、大学受験センター試験受験者数が過去最高を更新したほど受験戦争が厳しかった。

しか高卒の方が給料が良い。

なぜか?バブル崩壊たから。

日本土地を転がして地上げニュータウン開発に失敗した。

から悪いのは団塊の世代だ。

今の70代が無駄日本の金を浪費して、投資に回してないのが犯人だ。

2022-12-15

anond:20221215130442

ワイも高学歴やけど適当にのほほんと生きてたら受かっただけで受験戦争みたいなの経験してないか受験あるある全然わからん

塾も予備校も行ったことないしな

2022-10-28

ただ遠く それだけを目指していた。

富。

僕が物心つく頃には、人はこれしか求めていないんだということを薄々と感じはじめていた。

受験戦争就職戦線出世競争

なぜこんなにも必死なのだろう

それなのに、向上心を感じられないのはなぜだろう

そんな違和感はどこにいても僕から離れてくれることはなかった。

遠くを目指したい。

そう思ったのはスイス高校留学中、先生の授業を聞いていたときだった。

窓にふと目をやると、旅客機が空の青いキャンバスに白のラインを描いていた。

僕には目指すものがない。

すでに生まれた時点で将来が決まっていた。

親を選べなかったように、なりたいものも選べなかった。

家が裕福なおかげで、ほしいものも、やりたいことも不自由なくできていた。

学友に恵まれ、充実した日々は決まっている将来の前ではどこか虚しいものがあった。

その日、僕は珍しく図書館ライト兄弟の伝記を読んでいた。

彼らは人類が成し得なかった、空を飛ぶという夢を飛行機に託した。

ヒトは、鳥のように大空を羽ばたくことはできないが、ずっと遠くまで飛ぶことのできるものを作ることができる。

将来が決まっていても、何かを作って託すことはできるのではないだろうか。

目指していたのは、ただ遠くどこまでも誰よりもその先。

それは今日まで変わることはなかった。

20年以上たった今、僕は平壌ミサイルを作っている。

10月13日我が国過去最長の4600kmの飛距離を実現した。

目指していたのは、ただ遠くどこまでも誰よりもその先。

それは今日まで変わることはなかった。

2022-10-23

えっ!つまりは「バブル世代と同じ目に会えると信じてた文系が思い通りにいかなくて萎え捨て鉢になった奴らの逆ギレ」ってこと!

こっわぁ~~~~。

面接来たら接待旅行軟禁とかそんなのあの時期が異常なだけじゃん……。

パパ・ママテレビの言う事聞いてお受験たか自分らもそういう目に会えると思ってましたとか舐めすぎ~~~。

つうか氷河期の頃ってもう受験戦争も下火で大学乱立してたから三当四落って時代でもないのに三流文系卒がメリット享受できると思ってたんだ……。

ひゃ~~~~~~~~。

人生設計における客観的視点のなさがしゅごい~~~~~~。

ビビちゃうね。

とんでもないモンスター集団じゃん。

ゆとり世代とか全然目じゃないレベルの化け物だろ。

怪物として育てられた世代しか言いようがないわ。

そのうちの1割2割が人生未だに失敗してて「じゃあ俺が国葬もっかい起こしちゃいますか!」ってノリなんでしょ?

ひょわぁ~~~~~~~~。

そりゃ「革命前夜」みたいな表現ネットを飛び交うわけだね。

テロリスト予備軍の巨大な集団じゃないっすか。

人数的にも統一教会よりも上かな?

おーこわ……。


「氷河期世代」なんてくくりで団結できるわけ無いだろ

2022-10-20

自動で働く自分の脳に任せていた人間はどうしたらよいのか

自分で言うのも何だが、学歴が上の方

説明が難しいが、思えば脳のシステムを使い始めたのは10台の頃、元々受験戦争で、自分自身は暗記と問題を解くことだけしていて、試験では自分の頭で考えず、収集した記録を元に脳がオートで答えを出す、鉛筆で出力するのは自分みたいな感じで物事を進めてきた。

大学に通って、そして資格職を初めて、気付けば10年以上、ずっとそういうスタイルできた。自分意思がないわけではないが、仕事意思があるのは勉強してるときだけ。それ以外は全自動自分を動かしている感覚。何か問題や新しいことが発生しても、脳が全自動過去経験検索したり、あるいは自動的に本やGoogle調べて答えを出してくれるような状態

自動対処できない問題が発生したときのみ自分が出てくるが、それはとにかくしんどいことだった。

プライベート独身恋愛経験なし友達なしの状態で、常にオートで生きてる感じ。

ところがアラフォーに近づいて、明らかに自分のこの自動脳の性能が落ちてきて、自分の頭を使うことが増えてきた。これが苦痛

問題を目の前にして考えなければならないことが苦痛。この歳になって、問題と直面したとき自分の頭で考えるようになって、とにかくしんどい

これは多分普通ことなんだろうが、とにかく苦痛。なんとなくだが、増田なら似たような人がいると思うんだよな。

どうしたらいいのか教えて欲しい。

自分自身と向き合うべき時期が来たのだろうか。

2022-10-13

AI小説書いてくれたけどカオスだった

「だが、私は違う!」

バンは自信たっぷりに言い放った。

「……」

その言葉を聞いた俺は思わず顔を引きつらせる。

「確かにお前たちは強い! だが、この私の方がもっと強い! なぜなら、私は偉大なる古代の魔術書を読み解き、古代魔術師になった男だからだ!」

「……古代魔術師?」

「そうだ! そして、私が編み出した究極の魔術こそ『無限牢獄なのだ! あらゆるものを封じ込める最強の封印術を、あのお方から授かったのだ!」

病院行け」

俺は思わずそう呟いた。

すると、イバンの顔つきが変わる。

「黙れ! 貴様のような雑魚には理解できないだろうが、私の『無限牢獄』があれば世界を手に入れることなど容易いのだぞ? それなのに……それを貴様らは邪魔をした……絶対に許さん! 今ここで死ねぇえええええええええ!!」

絶叫すると同時に、イバンの手のひらで魔力が集まっていく。

その膨大なエネルギー量は、さすがはAランクといったところか。

しかし、そんなことはどうでもよかった。なぜなら、実際はすべてこいつが脳内妄想でイキっているだけだから

からこいつが優秀な魔法使いなどではないことは誰もが知っていた。

「まあ、それはいいや。とりあえず、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す

俺は大きく息を吸い込み、右手を大きく引いた。

「なっ!? なんだとぉおお!?

バン驚愕の声を上げる中、俺は全身全霊を込めて叫んだ。「―――『魔拳・爆裂波!』」

刹那、凄まじい衝撃音が鳴り響き、衝撃波によってイバンの体が吹き飛んだ。

さらに、その衝撃波はイバンの背後にあった壁にまで到達し、壁を破壊して外へと飛び出していく。

そして、全宇宙崩壊した。

「…………ん?……あれ?」

気がつくと、俺は真っ白な空間にいた。

何もない、ただ白いだけの空間だ。

ここがどこなのか全くわからない。

(ここはいったい?)

戸惑う俺に声がかけられた。

「ようこそ、佐藤一。ワシは情報理論スペシャリスト、つまり神じゃ。以後よろしく頼むぞよ」

振り返ると、そこには幼女がいた。

身長120センチほどの小柄な体に、頭の上にちょこんと乗った王冠。

腰まで伸びる金髪の髪と碧眼の大きな瞳を持つ少女だった。

彼女は胸元が大きく開いたフリルのついたピンクドレスを着て、正直えろえろロリっ子萌えー!って感じだったが、なぜかまったく興奮しなかった。

しろ恐怖すら覚えるほどに可愛いんだけどね。

まあ、それはともかく、彼女自己紹介によると、ここは神界という場所らしい。

そして目の前にいるこの子こそが神様だという。

「あ~……それで、どうして俺はここにいるんですかね。俺はうっかり宇宙破壊しちゃっただけなんすけど……」

「ふむ、そういえば君は魔法を使うときに、いつもよりちょっとだけ本気を出してたんじゃなかったかな?」

「あっ……そう言われればそうかも……。もしかして、それでここに呼ばれたとか?」

「そういうことじゃ。実は君たち地球人には少し特殊な力が備わっていてのう。普通は、異世界冒険したりしてレベルアップした時に得られるものなんじゃが……君の場合、それが魔法を使った時に出たようなんじゃ」

「あの、地球ってなんすか?俺地球人じゃないんですけど。嘘つくのやめてもらっていいすか?」

「…………そ、それより君の力について説明しようかの。地球人間は魔力を使えないが、その代わりに体内に膨大な量のエネルギーを持っておる。その力はレベルが上がることで爆発的に上昇する。その力を魔法として使うとき、通常よりも多くの魔力を消費してしまうのじゃ。そして今回、君は全力を出したせいで、普段以上のエネルギーを出してしまったわけじゃ」

「全力なんて出してないんですけど。俺が全力出したら、単一宇宙だけじゃなくてこの神界もぶっ壊してますよ。

だって、この前なんか宇宙エネルギー総量100兆倍くらい出ましたからね」

「そ、そうなのか……?まあ、とにかくそういう事情があって、この度君は『無限牢獄』を破ったということで、特別に『神域』への転移権を与えようということになったわけじゃ」

「そんなのどうでもいいっすね。

自身がすでに君以上のパワーを持ってるし、自分の好きな世界自由に作れるんで」

「そう言わずに受け取っとくべきじゃよ! これはもう決定事項じゃから!」

「チッ……しゃーねえなぁ」

「舌打ちするでないわ! あと、ついでにもう一つプレゼントがあるから受け取るがよい」

「いらないです。今すぐ返品したい気分なんで」

「まあまあ、そんなことを言わず受け取ってくれ」

そう言うと、幼女は指をパチンと鳴らした。すると俺の足元に魔法陣が出現する。

「おっ、これってもしかして宣戦布告ですか。じゃあ俺も君にとっておきの究極魔法を見せてやろう。いでよ、

バモイドオキ神・デストロイヤー!!」

俺は右手を前に突き出し呪文を唱えた。刹那、俺の背後に巨大なブラックホールが現れる。

「なっ!?

幼女は一瞬にして俺の作り出した暗黒物質の中に飲み込まれていった。

「ふぅ……これでよし」

「よくねぇよ!!何やってんだお前は!?

幼女涙目になりながら俺を睨みつけてきた。

「いや、あまりにもウザかったんでつい」

「ついって……ワシをこんなところに呼び出しといて、その上殺すとか……あんまりじゃないか!?

「いや、だってあなた神様だし。それにほら、一応ちゃんと生き返らせたじゃないですか」

「確かに肉体的には死んどらんが、精神的には死んだぞ! っていうか、ワシは神様なんじゃぞ!敬え!」

はいはい、わかりました。それでは俺は帰りますね。さようなら

「待てぃ! まだ話は終わっとらんぞよ!」

「ああ、そうだ。言い忘れてたんですけど、もし今後また俺の邪魔をするなら今度は本当に殺しちゃうかもしれませんよ?」

俺は満面の笑みを浮かべながら言った。

「ひっ……ひいっ! こ、殺さないでぇ……」

幼女はガタガタと震えだす。

「そんな目で見つめるなよ、興奮しちゃうじゃないか

俺は満足げに微笑む。

「じゃ、俺は新しい世界を作ってそこで暮らすんでさよなら。」

「ま、待つんじゃ! せめて魔法だけでも教えてくれんかのう?」

「えー……めんどい……」

そこをなんとか頼む。お礼に、君が望むものをなんでもあげよう。お金でも地位でも名誉でも何でもいいぞ。だからお願いじゃ。魔法を教えてくだされ~」

「ふむ……そこまで言うなら仕方がないですね。ただし、僕も忙しいので少しだけですからね」

俺は渋々承諾した。

ありがとう感謝するぞ佐藤一よ!」

こうして俺は、幼女神様魔法を教えることになったのだ。

その魔法とは、俺とイチャイチャするしかすることがなくなる自己洗脳魔法だ。

―――それから時間後。

「……って感じですかね。分かりましたか?」

「うん! わかったのじゃ! ありがとなのじゃ、佐藤くん!好き!ちゅーしてあげる!」

「なんかもう飽きたな。バイバイ

「えっ?ちょ、ちょっとまっt……グハッ!!」

俺は幼女の頭を掴んで地面に叩きつけた。そして、そのまま何度も踏みつける。その度に地面が割れていき、クレーターが出来ていく。やがて幼女の姿が見えなくなった。

「ふう……。じゃあ、今度こそ帰るかな」

俺はそう呟くと、神域から、俺の新世界へと帰った。

「あ、おかえりなさいませご主人様っ♡」

俺が家に帰ると、

誰だか知らんけど、

メイド服姿の美少女が出迎えてくれた。

「誰だお前?」

「あっ、申し遅れました!私、この家のメイドをしている『山田』と言いますよろしくお願いします!」

「へーそうなんだ。ところでなんでメイドさんが俺が創生した世界の俺の家に居るの? 」

「それは、私がご主人様によって創られた存在からです。私はご主人様のためだけに存在しています。これから末永く宜しくお願い致しますね!」

「ま、要するにお前は湧いて出てきたダニみたいなもんだな。ダニは殺虫!究極魔法、ザ・メイドスラッシャー!」

俺はそう言うと、目の前のメイドを斬り刻んだ。しかし、斬った瞬間に再生し、元通りになる。

無駄ですよご主人様。いくら殺したって、何回でも蘇りますから

「チッ……うぜぇなぁ。じゃあこうするか」

俺はあらゆる平行世界の全ての宇宙エネルギーを一つに集中させ、破壊魔法を唱える。すると次の瞬間、世界消滅した。

「ふぅ……これでよし」

俺は安堵の息を吐いた。

「いやいやよくないよ!? なんで世界を滅ぼせるほどの力を持ってて、それをメイド一人を殺すために使っちゃうわけ!?

つの間にか俺の後ろに幼女が立っていた。

「あれ? あなたはさっき僕に殺されたはずじゃ……?」

「いや、確かに死んだぞ。だが、君の魔法のおかげでワシは魂だけの存在となって復活できたのじゃ。本当に助かったぞ、佐藤一よ」

「なんだよ、生きてたのかよ。つまんねぇの」

「ほっとけ!!……まあいい。とにかく、お礼と言ってはなんだが、君を最強の魔法使いにしてあげよう」

「最強? いや、別にいいですけど……」

「遠慮はいらんぞ!ワシにドーンと任せておくがよい!」

幼女は自信満々に胸を張る。

「ま、せっかくだし頼んでみますか。それじゃあ、お願いしますね」

「うむ、分かったのじゃ。では早速始めるとするかのう」

幼女は、俺に手を向ける。

「なにをするんですか?」

「君の中に眠っている魔力を呼び覚ますんじゃ」

幼女がそう言った直後、俺の身体の中から膨大な量のエネルギーが流れ出す。

「ぐああああああああ!!!

俺は絶叫する。

「ほれ、頑張るんじゃぞ」

「...というのは芝居です。茶番をしてしまいました。申し訳ないです。その魔法、俺には鶏肉を食べたぐらいの効果しかないっすね」

「え? ちょ、ちょっと待ってよ!そんなこと急に言われても困r……」

「あ、そういえば俺、今から異世界に転生するんで。さよなら

「話を聞いてよぉ~!佐藤一くん!」

幼女叫び声が聞こえたが、無視して俺は異世界へと旅立った。

「……っていう夢を見たんだけど、どう思う?」

「え? 普通気持ち悪いと思うよ」

「だよなーw」

俺は友達と談笑していた。俺の名前佐藤一。ごく普通高校生だ。ちなみに今は昼休みである

「そう言えば、昨日の『魔法少女リリカ』見た? 俺めっちゃハマっててさー」

「えっ!? マジで見てないわ。見たい!見せてくれ!」

「オッケー。じゃあ放課後に一緒に帰ろうぜ」

「おう、了解

俺は友達約束を交わし、再び授業の準備を始めた。

――そして放課後

「じゃあ、俺はこっちだから。また明日な」

「ああ、また明日

俺は友人と別れ、帰路についた。すると、突然俺の足元が光りだした。

「うおっ!なんだこれ?」

光が収まると、そこには可愛らしい服を着た幼女がいた。年齢は12歳くらいだろうか?

「君は誰だい?」

「神じゃ。おぼえとらんかの?」

「いや、全然覚えてないな。人違いじゃないか?」

「いや、間違いなくお主じゃ。あの時魔法をかけたのはワシなんじゃからな」

魔法? 何言ってんだお前」

「なに、細かいことは気にするでない。それよりお主に頼みがある。どうか、ワシをお主の家に住まわせてほしいのじゃ」

「んなことできるわけねぇだろ。誘拐犯になっちまう

そこをなんとか頼む。このままだと、ワシは死んでしまうのじゃ」

「知らねえよ。じゃあな」

俺は幼女を置いて歩き出した。すると、背後から声がした。

「うむ……仕方がないのう。ならばワシの力を見せてやるとしよう」

俺は振り向く。すると、幼女は両手をこちらに向けていた。

「なにしてんだ?」

「よく見るんじゃ」

幼女の掌から魔法陣が出現する。その魔法陣は俺に向かって高速で移動してきた。俺はただの高校生だっつーのに、なんで幻覚を見るような人生になったんだ。クソが。

俺は心の中で悪態をつく。

死ね

幼女はボソッと呟く。次の瞬間、魔法陣は俺の心臓を貫いていた。

「なっ……なんで……?」

俺はその場に倒れ込む。

「ふむ、やはりまだ未完成だったようじゃのう」

幼女が近づいてくる。

「待ってくれ....俺が一体何をしたというんだ...」

俺は必死に訴えかける。

「ワシの力がわかったじゃろ。

から一緒に暮らそ?ダーリン

「ふざけんな……」

大丈夫じゃ!お腹いっぱいご飯を食べさせてあげるぞよ!お風呂にも毎日入れてあげよう!あと、夜伽とかしてあげちゃうし!」

「断る……」

「え~、どうして~?」

だってお前ロリじゃん……」「そんなこと言わずにさ~。ね~?お願い~」

「うるせぇ!

俺は熟女マニアだっつーの!」

俺は大声で叫んだ。すると、幼女は俯きながら小刻みに震えだす。

「うぅ……ひっく……うえーん!パパとママに会えないよー!寂しいよー!」

幼女は泣き出してしまった。そんなことは知ったことではない。

高校人生、色々あるものだ。こんなどうでもいいことに時間を割いていたら、受験戦争には勝てない」

俺は幼女無視して立ち去った。――――――

翌朝。

ピンポーン♪ インターホンの音が鳴る。ドアを開けると、そこにはメイドが立っていた。

おはようございます。ご主人様♡」

「誰だお前?」

俺は冷たく言い放つ。「メイドです。朝ごはんができましたので、起こしに来ました」

「知らない人間がそういうことを言うとき詐欺だってお母さんに教育されているので」

俺はメイドの脇をすり抜けて家を出る。

ちょっと待ちなさいよ!」

メイドは俺を追いかけてきた。

「ついて来るなって」

「嫌よ!私にはあなたしかいないんだもの!」

「知るかボケ

「お願い……私を捨てないで……!」

メイドは俺の腕にしがみついてくる。鬱陶しかったので、殴って気絶させた後、近くの公園ゴミ箱に捨てた。

それから数週間が経ったある日のこと。

「ご主人様♡ 今日可愛いですね♡」

メイドは俺にまとわりついてくる。

キモいから離れろ」

俺はメイドを引き剥がす。

「そんなこと言わないでくださいよ~。私達、相思相愛じゃないですかぁ~!」

「黙れ。俺が好きなのは熟女だけだ。」

すると、なにやら声がする。

「おーい、そこにおったか。ワシと一緒に暮らす件は考えてくれたかの?」例の幼女がいた。「なんだよ、お前か。俺はもう二度とお前なんかと関わりたくないんだよ。どっかいけ」

俺は幼女を追い払おうとする。

「待てぃ!! お主がどうしてもというなら、ワシが魔法を教えてやらんこともないぞい」

魔法? いや、別にいいですけど……」

「ご主人様、誰ですこのいやらしい幼女は?」メイドは怒りっぽく言った。

「おい、幼女とは失礼じゃぞ!ワシはこれでも立派な大人なんじゃぞ!」

幼女自分のことを指差す。しかし、どこからどう見ても幼女しか見えない。これが大人対応ってヤツか……。俺は感心した。

タイミング悪く、そこにちょうど俺の高校友達がやってきた。

「よう!久しぶり!元気にしてたk……って、その子たち誰?売春!?

「違うわ!こいつは俺が創生した世界の住人だ。...てあれ、俺の記憶が戻ったっぽいな。」

「創生?なんだそりゃ?」

友達たかしは首を傾げる。

「こやつらは異世界からやって来たのじゃ。それでたかしくん、お主が友達だと思っているそいつがこの世界を作ったのじゃ。平和世界っぽいし、ワシも住まわせてもらおうと思ったわけじゃ」幼女は得意げに語る。俺はイラっとしたので、幼女デコピンを食らわせた。

「痛っ!なにをするんじゃ!」

「俺が創った世界勝手侵略するんじゃねぇよ!俺の異世界ライフ台無しだろうが!!」

「そんなこと言われても、しょうがないじゃろうが!」

たかしが棒立ちしているのは言うまでもない。

幼女口論していると、突然、視界の端に文字が現れた。『緊急クエスト発生!』と書いてあった。そこにはこう書かれていた。

魔王軍の侵攻により、異世界が滅亡の危機に陥っています。至急、防衛を行ってください】

「何いってんだ?魔王軍とかクエストとか、ゴキブリみてーな設定を俺は造ってねーから。」

そういうと、うるさいクエストを発生させているその異世界を滅ぼす呪文を唱える。「ごあげけがおがおうぇがピュイー!」

俺は異世界を滅ぼした。

「さて、これでよしと。さあ、邪魔はいなくなった。俺の生活を再開しようじゃないか

「なあ、さっきから何言ってるのか全くわかんないんだけど」

友達たかしが困惑していた。

「ああ、すまんすまん、この幼女メイドは、

実は人格問題があるストーカーなんだ。だから警察通報しよう」

俺は警察を呼んだ。

「あ、もしもし不審者がいるんですが……」

「あ、ワシじゃ。ワシを逮捕してくれ」

「あ、すみません間違えました」

俺は電話を切る。

「なあ、佐藤一くん。こっちの世界で生きるのは大変だと思うから、一度死んだ方がいいんじゃないか?」

「そうですよ!私達の世界に帰りましょう!」

俺はあることを思いついた。

世界世界干渉してしま理由は、暗号強度が弱いからだ。こいつら2人を追い出したあと、どんな存在にも破れない暗号でこの世界隔離して平和保証しよう。」

そういって俺は魔法を唱える。「ピーピーヤゴヤハウマイ!」

ゴーヤって何だよお前大丈夫?wてか、さっきの二人は?」

「さあな、それより俺んちで新作のドラクエやろうぜ」

こうして、俺の世界は守られた。めでたしめでたし

「これが無限牢獄だ、思い知ったか」イバンは勝ち誇ったように言った。

 

※太字は人間AI入力した部分

2022-10-09

Y容疑者元首相殺事件についてほかにも当てはまることがあるかもしれない

たまたま動機被害者被害者だったか公共の福祉宗教に寛容な社会についての議論が盛んになっているだけであって、容疑者犯行の矛先や動機がそれならほかのもの議論過熱していたと思うな。

オタク文化業界人オタク文化人生狂わされた高学歴チー牛に殺害されたならオタク規制議論になっていたと思うし、ニート高学歴者が大学に入って誰かを殺害となっていたら学歴社会受験戦争が下火になっていくと思う。

鉄ちゃん鉄道会社勤務の家族殺害となれば鉄道趣味ブームが完全にすたれると思うし、バイク乗りの高校生バイク事故遺族が殺害となればバイク業界が下火に戻る。

性犯罪に親殺された女性オタク男性殺害ってなったらアニメとか漫画とかが一気に規制ってなるんじゃね。

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