「再生医療」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 再生医療とは

2022-01-29

ミニ脳の開発とか、豚の心臓移植とか、確かに凄いと思うんだけどこういうのを見れば見る程

「そういう高度なものよりももっと簡単そうな歯の再生医療移植はどうして未だに実現しないんだ…」という絶望的な気持ちになる

本当に何でなんだよー!日本は無理でも海外では実現化していないのか?

2022-01-19

anond:20220117172702

SFが予想してる物はたいてい

1.今あるものの発展形(馬車→自動車→エアカー)

2.理論先にありきの突飛な物(タイムマシンワープ航法ほか)

3.神話ファンタジーに出てくる物の近代解釈

式神ホムンクルスロボット不老不死クローンバイオ再生医療

みたいなパターン

物と利用法があまり時間差なく発達したようなパターン

商品が登場してから「こういう潜在需要があった」

と気付くわけで、抜け穴になる模様

***

携帯端末のものの普及以前には

「いつでもどこでもその場にいない人とおしゃべりしたい」という

願望自体ほとんどに人は考えたことなかったんじゃないの?

あと「電話個人間で通信する道具」という固定観念に囚われて

電話不特定多数向け情報サービスを発信する商売

(それはむしろ放送に近い)という発想があんまり育たなかったのか…

***

ただまあ、インターネット自体19世紀からあった

記号化された文字情報だけなら世界中有線通信できましたよ

しかも0と1のデジタル通信っすよ、電信機は

***

そして1950年代には持ち運びできる小型のラジオが普及を始めてる

ここで「ラジオ電話の融合」(双方向放送通信)って発想があれば

モバイル時代予言できたんだろうけど

電話会社ラジオ放送会社がまったく別物だったのが

発想の垣根を越えるネックだったのだろうな

2022-01-13

日本歯科医師会って定期検診に行けとか歯磨きちゃんとろとかどうでもいいような事しか言わないな

どんなに頑張っても歯を失う時には失うんだから歯の再生医療を進めようとかインプラント保険適用範囲を拡大しようとかそういう実になる事は絶対に言わない

結局歯科医師にとっては歯科医療を取り巻く状況がまともになったら自費診療でぼったくれないから困るんだろうな

https://www.asahi.com/articles/ASQ1F3FCZQ1DPLBJ00F.html

猫の腎臓病を治す薬かあ

それも勿論いいんだけど正直羨ましくなるな

やっぱり需要があるんだろうな

それに比べると人間の歯の再生医療はどうしてあまり話題にならないのか

みんな何だかんだで虫歯もなく、歯にトラブルの無い人が多いのか

虫歯はないのが当たり前だとか自分の歯で噛めなきゃ駄目とかいう風潮って

優生思想だし親ガチャ成功勝ち組優遇なんだよね

虫歯虫歯菌による感染症なので幼い頃の親の生活態度によって左右されるし、何よりも先天性欠損で元から歯がない人も存在するし。

何が何でも自分の歯で噛めなきゃ駄目だからメンテナンス翻弄されるべきという自己責任論に終始するんじゃなくて

人間生きていれば歯を失うのは当たり前の事だと考えて再生医療を進展させる方に舵を切ればいいのに

2021-12-26

よく子宮が要らないクソ臓器って言われているけれど歯はそれ以上にそうだよなあと思う

二十数本から三十本以上もあって、全部がちゃん機能していないと健康に支障をきたすとか嫌すぎる

なんで人間にもデンタルバッテリーがあって歯が次々生え替わる仕様にならなかったんだろうか…

歯科医療は予防ばかりが叫ばれて、どんなに頑張ったところで歯が先天的に生えていない人もいるという事が軽視されすぎている

予防ばかりじゃなくて再生医療も進めて欲しい

2021-12-18

歯に必要なのは再生医療一択

歯科医療の話に話になると歯医者は大抵、定期的に歯科に通えって話ばっかりするね。

まあそう言わないと歯医者は儲からないんだろうけれど。

虫歯感染症、まず何よりも親が子供に移さない事が大事」とか言ってる歯医者、見た記憶がないもの

予防って本当はそもそも感染させない事が一番だとコロナの件でも身にしみてみんな分かっているだろうに

歯医者乳児への感染防止を主張しているのって見た記憶がない。予防されてしまったら歯医者商売あがったりだから歯磨き歯石取りのような本質的でない事ばっかり言うんだろうね。

そして仮に虫歯菌の感染を防げたとしても、そもそも先天的に歯が生えてこない人もいる訳で、誰もが歯を問題なく有している訳じゃないという前提が抜けているのもムカつく。

あと歯を失う原因として大きいのは歯根破折も相当な割合を占めているのにいつも無視されているよね。

結局さー、歯にとって何よりも必要なのは再生医療一択だと思うよ

そうすれば生まれつき歯がない人も、後天的に失った人も、みんな自分の歯で噛めるようになって助かるし

歯医者だってそれで儲ける事もできるだろうに

なんで些末で大した効果のない歯周病対策とかそういう事しか言わないんだろうか

歯の再生医療って正直、本来はとっくに実現可能なのに歯医者既得権益失いたくないからわざと阻んでいるんじゃないかと思う

2021-12-11

https://anond.hatelabo.jp/20211210142136

前歯だけ治したって、どうやって直したんですか?入れ歯ですかインプラントですかブリッジですか?

歯は再生医療が実現していない以上、一度なくなったら完全に治る事はなく、形だけ直したとしても一生付き合っていかないといけない訳だが…。

で、どうしてあなたは同じような家庭で育って歯が6本ない中卒の低賃金で働く女性存在を考えられないの?

>「男性として産まれ育った時点で下駄を履かされており、その特権性を自覚して解消に向けてコミットせよ」

っていう話が辛いと言うけれど、言われているのは「男性として産まれ育った時点で下駄を履かされており、その特権性を自覚しろ」だけで

「解消に向けてコミットせよ」までは言われてなくない?

あなたと同じような家庭環境低賃金で働く歯が6本ない女性がいたら、間違いなくあなたよりも過酷な扱いを受けていると思うよ。

世間では『女性』というと当然のようにある程度の容姿を持ち、男にモテ結婚子供を産む女性しか想定されてない。

ルッキズム古今東西、明らかに女性に対しての方が厳しいからね。「男性として産まれ育った時点で下駄を履かされている」のは事実なんだよ、別に「解消に向けてコミットせよ」とは言わんから

こうやって「特権なんて受けてません」とわざわざ言って、底辺で苦しみ存在すら無視される女性さらに踏むのをやめろ。

歯は外見を形作るもので、外見による差別男性に対するよりも女性に対するものの方が苛烈で、歯がない事による周囲の扱いも女性に対する扱いの方が酷い。歯が6本もない女性だったら採用の段階で顔で拒否され、低賃金で働くことすら出来ないかもしれない。

それどころか女性に対してはEラインとか口ゴボとか言われ、歯列矯正完璧な歯並びを獲得して当たり前、って状況なんだから


>「高校学費を出してくれる」

>「バカにされないくらいの容姿身体の強さで生まれる」

>「歯みがきの世話をよくしてくれる」

>程度の下駄すらない。

それは別に男性として生まれた事による下駄じゃない。性別関係なく、ある程度の社会的に恵まれ人間が履かされる、下駄

男性として生まれた事による下駄っていうのは、女性ほどの苛烈ルッキズムに晒されずに済む、常に性犯罪心配をするという事態にはならなくて済む、被害に遭ったとしても妊娠の恐怖と無縁である、そういった種類の、『下駄』。あなたはどんなに貧困だろうとそれを既に持っている。

あなたと同じような家庭環境女性は、おそらくは高確率父親などの親族からレイプされたり、その危険に晒されたりしているだろう。高校に行けない女性歯磨きの世話もしてもらえない女性も沢山いる。


>この状態で、全て俺より持ってるような人(女性なら「男性として」の下駄以外の全てを俺より持っているような人)から

少なくとも、『「男性として」の下駄』を持っていない時点で、「全て」ではないだろうね。どんなに優秀で環境に恵まれ女性でも、性犯罪セクハラによって簡単に職を失ったりする危険と隣り合わせなのに、それを無視して「全て」なんて言ってしまうのはあまりにも雑。

あと顔も肩書きも分からないようなインターネット上でどうして、「特権性を自覚せよ。無視するのは加担だ。」と言っているのが、歯が六本なくて中卒で低賃金女性ではないと思うの?

女性』というだけで、無意識にある程度最低限のスペックを持った恵まれ女性を想定してるでしょ。それこそがまさに男が『下駄』を履かされているって事なんだよ。男に認められるような多様性を、女に対しては認めていないって事。

あなただってインターネットが出来るという時点で、ネットすら出来ない貧困な全ての男女よりは「恵まれている」と言える訳だけど。

2021-11-21

培養肉”で霜降り和牛割烹料理

超一流の料理人かつ経営者培養肉に乗り出している

心強いと思う

優秀な人ほど未来をみているなあ

培養肉”で霜降り和牛割烹料理

2021年11月21日 0時01分

1950年代に描かれた手塚治虫漫画ジャングル大帝」の中で、動物たちの共食いをやめさせるために人工の肉である「人造肉」を作る場面がある。

そこからおよそ70年。

いま、その技術現実のものになろうとしている。

培養肉”のいま

筋肉細胞培養して増やし、固めることで肉にする“培養肉”の技術

ここ10年で飛躍的に研究が進んだ。

きっかけは、2013年オランダ研究チームが発表したハンバーガーだった。

パテに、細胞培養して作られた牛肉が使われていた。

培養肉のハンバーガー

ただし、作るのにかかった値段は総額3000万円以上。

大量生産は難しいものの、培養肉が料理として使えることを示し、世界を驚かせた。

いま研究が盛んなのがイスラエルだ。

ことし6月鶏肉培養肉を大量に作ることができる工場誕生した。

画像提供:Future Meat)

細胞培養するためのタンクを7基備え、1日に最大で500キログラム培養肉の製造可能になった。

こうした技術によって、ハンバーガーのパテ1枚にあたる100グラムの原価が3.9ドル日本円にして450円ほどにまで下げることができたという。

画像提供:Future Meat)

国内販売許可がおりていないため、食べられるのは従業員だけ。

ルール作りが進められているアメリカでの販売を目指している。

さらに先を行くのがシンガポール

すでに一般販売が始まっている。

去年、政府鶏肉培養肉の販売世界で初めて認可。

画像提供:GOOD Meat)

アメリカ食品企業ホテルレストランで、培養肉をつかった料理提供している。

価格は一皿およそ2000円。

チキンライスワッフルなどの料理を楽しむことができる。

スマートフォンからデリバリーの注文も可能だ。

(GOOD Meatの担当者

「今、培養肉を扱う企業は爆発的に増えています世界食肉市場は巨大で、私たちの力だけでは足りないので、今、多くの企業が参入して来ていることをとても心強く感じています

食糧危機

世界中で培養肉の研究が進んでいるのはなぜか?背景には、世界規模の人口増加がある。

世界人口は、2050年には97億人に達するとされている。

お祝いの日に「焼き肉」を食べにいく家庭もあるかもしれないが、経済的に豊かになると肉の消費量が増加するとも言われている。

人類が食べる肉の量は、2050年には2010年と比べて1.8倍に増えるという予想もある。

これに対して、既存畜産では飼料となる大量の穀物や水が必要になるため、拡大が難しい。

食肉からタンパク質摂取が難しくなる「タンパク質クライシス」が近い将来訪れるという懸念もある。

こうした畜産業では足りない部分を賄うために「昆虫食」や「植物性代替肉」、それに「培養肉」などの新しい技術が注目を集めている。

畜産業とともに食料を支えていこうというものだ。

アメリカコンサルティング会社は、2040年には、世界食肉市場の6割が「培養肉」と「代替肉」になり、培養肉の市場規模は69兆円になると試算している。

培養液中の鶏肉細胞

培養肉は、牛や鶏などの動物から少量の細胞を取り出して、動物の体の外で増やして作る。

広大な土地必要ないため、将来、安く大量に肉が作れる可能性があると期待されている。

日本では、大型研究プロジェクトムーンショット研究開発制度」などで培養肉の研究を国が後押ししている。

太陽エネルギー駆動源、藻類栄養源とした培養工場イメージ 画像提供:インテグリカルチャー)

和牛培養肉”を目指す

現在大量生産可能なのはハンバーグなどに使われる「ミンチ肉」にとどまっている。

ただ、毎日ハンバーグではもの足りなさも感じるかもしれない。

そこで日本研究者が目指しているのが、サシの入った和牛のような培養肉。

ステーキのような構造をもったお肉だ。

大阪大学松崎典弥教授は、ことし8月和牛と同じ構造もつ培養肉を作ることに成功したと発表。

松崎教授

細胞の繊維だけかき集めてハンバーグ状にしているが今の培養肉の主流です。でもそれではステーキにはならないんです」

松崎教授が注目したのは、和牛肉の構造

肉は、繊維状の赤身脂肪、それに血管などが複雑に絡まっている。

繊維自体を作ればいいのではないかと考えたのだ。

しかし、立体的な構造細胞で作るのは手作業では難しかった。

そこで目をつけたのが3Dプリンターだ。

3Dプリンター

特殊な容器の中に細胞を入れ込み形状を保ったまま細胞どうしを融合させる手法を開発。

筋肉脂肪、血管、それぞれの繊維を作ることに成功し、これらをくみ上げることで、和牛と同じ構造もつ1.5センチほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

(できあがった培養肉)

この方法画期的なところは、赤身脂肪割合自由に変えることができるところにある。

将来的に家庭にある3Dフードプリンターで肉が作れるようになれば「お母さんは胃がもたれているからきょうは脂肪を少なくしよう」とか「高校生長男サーロインで」などと、気分によって作る肉を調節できると期待されている。

ただ現段階では繊維をくみ上げる作業は手作業で行っていて、松崎教授は、メーカーと協力しながら、自動ステーキ肉を作る装置の開発を目指している。

松崎教授

「いまは、すべての行程を食べられる成分で作っていないので、食べることができません。ただ和牛と同じような構造ができたので、食べたらおいしいと思います。これから先にいくためにはスケールアップをしないといけませんし、自動化の装置開発もしなきゃいけません。細胞を大量に培養する技術必要になります。まだまだ新しい技術開発が必要です」

料亭コースの1品に

研究は、日本ベンチャー企業でも進んでいる。

大阪にあるダイバースファームは、肉を寄せ集めたチキンナゲットではなく、焼き鳥で使うようなかたまり鶏肉培養肉を作る研究を進めている。

ダイバースファーム 島村雅晴副社長

副社長島村雅晴さんは、独自技術鶏肉培養する方法確立

できるのは薄いシート状の鶏肉だが、それを重ね合わせることで、4センチ四方で5グラムほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

ただ、この大きさでも制作費は10万円。

提供できるようになるにはまだまだ研究必要だとしている。

鶏肉培養肉)

実は、島村さんは星の数で店を評価する世界的なガイドブックに選ばれるほどの腕をもつ料理人だ。

培養肉に興味をもったきっかけは、市場での変化にあった。

いま、特定の種類の魚が手に入らなくなっているのだ。

また漁獲高が減っているというニュースも聞いたり、仕入れ先の養鶏業者から飼料の値段があがり、経営が厳しい」といった話も聞いたりしてきた。

(ちゅう房に立つ島村さん)

そうした中で、細胞から培養することで肉を作る培養肉であれば、今の環境を守りながら、新しい食の選択肢も増えると感じ、取り組みを始めたのだ。

国のプロジェクト代表を務める東京女子医科大学清水達也教授研究室にも出向き、勉強した。

その中で、研究がメインの大学ではなかなか“食べる”ところまでたどり着けないことを感じ、清水教授を通じて再生医療研究者を紹介してもらい、ベンチャー企業を立ち上げた。

島村さんは、みずから作った培養肉をコース料理の中の一品に加えようと試作を続けている。

培養肉は血が通っていないため、コクを出すためにみそを加えてつくね制作

かぶらとシメジ、まごいも、金時にんじんゆずを加え、あんかけをかけた料理などを作っている。

培養鶏肉つくねのべっこうあんかけ

島村さんによると、培養肉はこれまでになかった薄さの鶏肉を作れるほか、骨が多くて食べることに適さなかった魚や、絶滅危惧される種類の魚の肉を増やすこともできるという。

さらに、無菌状態でつくれることから、生の鶏肉レバーなども気軽に食べられるようになるのではないかと期待している。

常連客の中には、培養肉の料理が食べられることを楽しみにしている人もいるらしい。

島村さん)

お客様提供する食品なので、すべてを分かっておきたいので自分研究も行っています。まだちょっと食べることができないですが、少し培養肉にも興味を持っていただけるような機会ができればなと思って、議論が始まっていくきっかけを提供したいと思っています

安全性は?

これまで大阪大学ベンチャー企業の例を紹介したが、食べられないの?と疑問に思った方もいるかもしれない。

察しのとおり、日本では販売のためのルールが十分に整備されていない。

培養肉に関わる基準ができていないためだ。

日本では去年10月、農林水産省のフードテック官民協議会の中に、培養肉のルールについて検討する細胞農業ワーキンググループが立ち上がった。

また、実用化に向け法整備安全基準策定を進める議員連盟設立に向けた動きもある。

細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長によると、主な論点は5つだ。

1. 安全性基準

2. 食品表示基準

3. 畜産業との共存細胞知財

4. 名称

5. サスティナブル基準

消費者にとって特に重要なのは安全基準だ。

培養肉は作り方が企業によって異なる。

最終的な商品には、既存食品食品添加物として認められていないものが入っていなければいいのか。

製造過程ではそうした成分を使っていいのか。

消費者が受け入れられる基準検討しなければならない。

また、消費者培養肉だということをどう表示するのか。

日本品質の高いブランド牛があり、畜産農家の細胞知財をどう守るのか。

社会に受け入れられる名前は。

持続可能な食かどうかをなにで判断するのか。

論点はたくさんある。

多摩大学 ルール形成戦略研究細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長

「超高齢化社会が訪れる日本では、健康意識して食生活送らないといけない人がいる。また、これまで動物愛護の観点でお肉を食べなかった人に対しても培養肉は需要があるかもしれない。日本はい食材がたくさんあるので、培養肉のもとになる質の高い細胞が手に入り、ブランド化ができるかもしれない。日本がいないところで新しい肉の世界基準が決められてしまわないように、ルール作りを進めたい」

科学技術振興機構の湯口玲子副調査役は、培養肉が普及するためには、情報の透明性が重要だと指摘する。

培養肉が社会に受け入れられるために必要なこととして、2つポイントがあります。まず製造過程自体安全ものであるかどうかということを、きちんと消費者の皆さんに伝えて理解いただけるかという点です。それからもう1点が、培養肉の原材料が体に取り入れて大丈夫ものであるということを、きちんと証明できるかどうかというところです。いずれにしろ消費者と作る人とのコミュニケーション重要な点だと考えます

綿密なコミュニケーション

研究が進む培養肉。

迫るタンパク質危機に対しての選択肢の一つとして、大きな可能性を感じた。

一方、専門家が指摘しているように、消費者がどのように培養肉を受け入れるのか、また、畜産業との関係がどうなるのか、しっかりと議論することが重要だ。

人口増加に伴う食糧危機への対策は待ったなし。

しっかりと議論を深めて、納得できる基準を定め、産業を育てていってほしいと思う。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211121/k10013354981000.html

2021-10-12

https://news.yahoo.co.jp/articles/d35172b04bcd3277d71cf8fade3a6a1f0121f0c0?page=1

これめっちゃ叩かれてるけれど、個人的には分からないでもない。

理系女子を増やしたいなら、もっと実利的な魅力、お洒落キラキラした物語を見せていくことが必要です。」もあらゆる方向にひどいな…お洒落キラキラした物語って何です

っていうけれど、お洒落キラキラした物語ってのは例えば宇宙の遠い星の様子を望遠鏡観測したり探索機を飛ばしたり

地質を探って美しい鉱石を発掘したり、再生医療技術を駆使して難病が治るようになったりとかそういうのじゃないの?

一方自動車を作ったり土木工事をして橋を架けたり発電所を動かしたりなんてのは、あまりお洒落キラキラしてないしワクワクしない。

勿論個人差はあるけれど、女性に受けやす物語ってのはあるにはあると思うわ。

2021-09-20

バイオハザード日本版をつくりたい

ストーリーとしては「個体発生を繰り返す、そんな必要のない臓器をつくれる」という夢のような仕組み(BOP)を九州大学理学部生物学をでた東大博士学生A(女)が、東京大学医学部教授Bに横取りされてからストーリーが始まる。

1年後、Aは失意のままに男児Cを生み、マタニティブルーどん底にいるときに、統合失調症を発生してしまう。男児は、Aの両親が養うこととなる。

3年後、防衛庁BCP研究を始める。ただし、軍事機密なため、内容は公開はされなかった。

5年後、ついに Bの論文テーマとした再生医療ベースに、日本バイオ立国になるがために、東京医科歯科大学では、失われた歯にBOP を埋め込み、京都大学では医学部において心臓BOPへの導入、名古屋大学では腎移植BOP ベース腎臓をつり、東北大学では目と顔の移植を、九州大学では肝臓膵臓を、北海道大学においては肺と皮膚を、慶応義塾大は人とBCPの応用を、そして東京大学においては脳と神経担当していくことが国の予算として投入されれこととなった。

10年後、BCP は第3層治験を終え、市中の人々に新たな喜びを与えることになる。治験に参加した8割が、脳血管障害から復活し、歯科BCPインプラントが主流となり、Aはそのときノーベル賞を受賞する。

15年後、BCP移植した人たちに奇妙な動きをする者たちがでてくるようになった。ある時間になると、すうっと立ち上がり同じものを指を指して動かすようになるのだ。まるで、そこに何かがいるかのように、みんなが指差すものは動くらしく、ただ何かあるわけでなく、数分指を指し終えたら元に戻るというのを繰り返すのであった。当時は BCP 癲癇と呼ばれるようになった。

18年後、脳に BCP を埋め込んだ被験者は、痙攣でないときには IQ 160を超える秀才になるいっぽう、痙攣中は「何者かに動かされたかのよう」に施設を抜け出し、同じ BCPを埋め込まれた人たちが輪になって、空に指をさすという不思議現象世界各地で確認されるようになる。

20年後BCP 移植者たちは異形の者となり、精神崩壊し、一般人を襲うようになるが、一般人通常兵器を持って BCP の人たちを殺すことを、ミッションとする私営組織 ABC が生まれて、ハンターとしては異形なものを倒す。

というプロットです。

2021-09-15

テレビ再生医療が新しい治療法がとニュースになっているのを見ていると、日々医術が発展してどんどん命の期限が延びていると感じる。それと同時にそこまでして生き延びたいのかとも思ってしまう。きっと自分には妻も子どももいない独り身であることと基本的憂鬱とした人間から生きることに後ろ向きなことが原因だと思うのだが、自分にも守るべき人ができて成し遂げたいなにか目標ができれば、なにがなんでも生き延びたいと思うのだろうか。

2021-08-12

anond:20210812101504

金だけでは解決しない。

たとえば本気で手段を問わず科学振興したいなら以下のようなことが効果

平和的な軍事推進(対コンピューターウィルス暗号、超高速通信計算市場相場介入技術

生命倫理問題の当面解決(超再生医療移植医療、若返り、蘇生

・各基幹産業における国内製造拠点の維持

科学大衆化小学生が将来の夢は科学者、と言えるような。

 具体的には、何か一定基準を設けて、クリアした科学者に桁違いの報酬を払う等)

2021-08-11

みんなは科学の発展に何を夢見てる?

増田の夢はこんだけ

 

・口内とか皮膚とかの微生物完璧管理出来て、臭くなったり荒れたり虫歯歯周病になったりを防げる

再生医療ダメになった器官(歯やら目やら脊髄やら)をインプラントぐらいの気軽さで良いものに交換できるようになる

 

うん

個人的には医学的な体のリペア以外には何の夢もないわ

それ以外はあってもそんなに幸福度変わらんやろみたいな感覚

こういうのは人によって全然違うとおもう

 

みんなの科学への期待や夢を聞かせてほしい

荒唐無稽でもなんでもいいか

2021-06-01

anond:20210530231716

反応するのが難しい、体(喉や目)を動かして表現するのが大変なだけで、知的障害自体はないのかもしれない。

意識はしっかりあるが、体が動かないことがつらいのかもしれない。

いずれ施設に預けるのもありだと思う。それを悪いことだとは思わない。

一緒にいることだけが正解じゃない。離れているから愛せるってこともある。

ただ、別れるまでに「愛された記憶」だけは植え付けてあげて。本人のためにも

から、今は諦めないで。

それから最近医学進歩してる。ES細胞やiPSといった技術の発展のおかげだ。

こんなニュースもある

12歳の脳性麻痺患者自己組織由来の骨髄幹細胞を投与し、6か月後にその効果PETCTスキャンによって観察し機能改善確認され、自力日常生活を行えるまで社会復帰を果たした症例を紹介いたします。

https://kansaibou.tokyo/%e8%84%b3%e6%80%a7%e9%ba%bb%e7%97%ba

この病院ちょっと怪しいが、高知大学も、臍帯血の幹細胞を用いた脳性麻痺治験を始めており、こちらは文科省承認を受けている。

https://k-ijishinpo.jp/article/%E8%87%8D%E5%B8%AF%E8%A1%80%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%80%80%E8%84%B3%E6%80%A7%E3%81%BE%E3%81%B2%E5%85%90%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C/

これから再生医療改善する可能性は大いにある。

臍帯血が無理でも幹細胞治験してる大学がないか探してみると良いかもしれない。

2021-05-19

https://news.livedoor.com/topics/detail/20206539/

歯磨きに「虫歯予防効果はない」』とする記事

読んでみると実際には中身は歯磨きを勧めているのでちゃんと予防効果はあるという事になっている

矛盾もいいところだ

歯科医利権てほんと碌でもねーな

やっぱり歯医者は潰すべき

そして幼い子供への親から感染を防いで若年者の歯科医療費を浮かせ

その分で既に手遅れな大人へのインプラントや高度再生医療に使うべき

2021-05-08

[]ナガテユカ「ギフト±」20巻まで

犯罪者内臓臓器移植につかうために解体する女子高生主人公

not for meだった

序盤からしばらく、犯罪者でてくる→解体お仕置き)のところはまだよかったけど、

途中からプチエンジェル事件モデルにした事件再生医療を目論む?組織とかがからんでどろどろgdgdのまま20巻まできた

巻数2桁になってからはもうほんとワンパターンってかgdgdの極地って感じ

読むのがすげー苦痛だった

一応ちょっとずつ話は進んでるけどこのままだと完結するのはあと10巻以上はかかりそう

絵は井上雄彦っぽい

序盤はお色気シーンも多かったけど途中からほぼなくなる

つーか井上雄彦デザインキャラエロとかなんもうれしくないし

正直読んで時間損したわ

2021-03-04

anond:20210304224706

育毛すればいいじゃん。それにもう再生医療で毛根作れるようになるよ

やったぁ。

    彡⌒ ミ
    (´・ω・彡⌒ ミ
  彡⌒ ミつ(´・ω・`) ))ハゲ何が悪い!!
(( (´・ω・`) ( つ  )
   ( つ  ヽ  とノ  
    〉 とノ )^(_)
   (__ノ⌒(_)

2021-02-13

歯医者が怖いのは痛いからじゃない

歯科恐怖症というのが認知されているらしく、検索してみたが、書かれている事に違和感しかなかった

歯医者が怖い理由は痛いからでもなければ、キーンという音のせいでもないでしょう~

いや、多少はあるかもしれないけれどそれらは本質的な事ではない

歯医者が怖いのは、虫歯を削ったらもう戻らない事、歯医者での「治療」を続ければ歯は減って悪くなる一方でいずれは抜く羽目になる事。

そして抜いた永久歯はもう生えてこない事。さらに抜いた後には入れ歯という原始的で不便な手段や隣の健康な歯を削るブリッジ、おそろしく高額なインプラントという手段しかない事。

要は不可逆的だから怖いんだよ

虫歯骨折のように、いずれはくっついて治るものならばこんなに歯医者は怖くない。

歯を抜いてもまた生えてくるならば全く怖くはない

再生医療さえ実用化されれば問題ない、いやそれが無理ならせめて削らないブリッジや外さなくて済む入れ歯安価インプラントを普及させてくれよ

歯科恐怖症のページってそういう根本的な部分への配慮というものがない

2021-01-28

歯科恐怖症になる理由

歯科恐怖症のページがあったんで見てみたけれど何かズレてるなーって思った

人々が歯医者を怖がる一番の理由は痛いからでも、キーンっていうドリルの音が怖いからでもなく

それが元に戻らないから。削った歯や抜いた歯は戻らず不可逆的だから…だと思うんだよね。

そもそも歯医者のやってる事って本質的には全く「治療」でも何でもねーんだよ

ちょっとでも手が痛かったら手を切り落とします、足が痛かったら足を切り落とします、目が痛かったら目を抉ります

はい治りましたねよかったですねー、ってやってるようなものなんだから

歯科で「治療」を受けて歯がよくなり、削ったところが自然に塞がったり抜いた歯が生えてきたりするならば

どんなに痛くても音が怖くても喜んで歯医者に行くと思うよ?

から歯医者が真っ先に進めるべきは再生医療なのにその肝心な事には力を入れず、予防歯科だの高額なインプラントだのと小手先の金儲けにばかり熱心だから許せない。


まあそれは置いておいても。

歯医者は態度が酷すぎるからそれで歯科恐怖症になるって理由も勿論あるね。

歯という身体大事なパーツを抜かれ、絶望している患者に対してあまりにも無神経な歯科医が多すぎる。

そもそも歯科恐怖症において必要なのって一部の歯医者歯科恐怖症に対応する事じゃなくて

歯科医療界全体で、患者を思い遣ったまともな診療に変えていく事じゃないの?

メッセージを向ける相手を間違ってるとしか思えないんだよね

患者に向けて「うちはちゃんとしてるんで来てください」と言うのではなく

「お前らちゃんしろ」と、同業の歯科医師に向けて言うべきだろうに。

まあ全部の歯科医院で歯科恐怖症に配慮したまともな診療が出来るようになったら、差がつかなくなっちゃって利益が出ないから無理なんだろうね

やっぱり日本開業医制度はクソ。医療国有化すべき

2021-01-15

転売がなくなるわけないんだよなぁ

なぜネットユーザー絶対正義であるかのように転売を叩けるのか?

少しでも考えれば転売を叩ける理屈などどこにもないと分かるはずだ。

年金格差

まずは日本という国の現状からだ。

このまま順当にいけば日本格差社会ますます加速していくに違いない。

格差社会の例として年金格差というものがある。

国民年金は年間80万円だが、厚生年金一般的国民年金の2倍以上の金額を受け取ることができる。

なお年間80万円という値は現時点のもので将来はもっと少なくなるだろうと予想されている。

年間80万円という金額でどのようにして生活していけばいいのか?

素直に考えれば年間80万円という金額生活していくことは難しいだろう。

老後資金2000万円が必要だという話題記憶にも新しい。

老人と転売

ではお年寄りは老後どのようにして生活費を稼いでいけばいいのか?

当たり前だが老後の体力の衰えによって体力を必要とする仕事は難しいだろう。

そうでなくとも雇用側の年齢制限によって採用される仕事の幅は狭められている。

仕事の選り好み」以前の段階で雇用側の都合によって生活費を稼ぐことは難しいのだ。

膝の軟骨がすり減って、ちょっと動くだけでも激痛が走る。しかも膝の軟骨は修復しない。

ネットユーザーいくらキーボードをカチャカチャしても、お年寄りの膝の軟骨は修復しない。

気持ちよくテンバイヤーを叩いているネット論客に膝の軟骨のすり減ったお年寄りを救うことはできない。

iPS細胞による再生医療実用化でもされない限りお年寄りの膝の軟骨は修復しないだろう。

その点で転売は体力の都合や面接必要のないという点でお年寄り生活費を得るのには最適だと言える。

転売福祉

日中ネットに張り付いているようなネットユーザーならテンバイヤーホームレスを動員していることは当然ご存知だろう。

ネットユーザーはきっとそれを「ホームレスのような社会的弱者の足元を見る、悪のテンバイヤー」とでも思っているのだろう?

はたしてそうだろうか?たとえつまらない仕事でもホームレスにとっては貴重な収入源に違いない。

君らの職場ホームレスが「働かせてくれ」と頼み込んでも君らは「自己責任」と魔除けの呪文を唱えながら無碍に断るのだろう?

そうなると転売はもはや福祉なのだ

自助努力とやらを推奨するのは国家方針ではないのか?

転売のはびこる世の中は、さながら羅生門のようだ。

転売or死

ネットユーザーは「年金生活できないのなら、生活保護受給すればいいじゃないか」などと安易に発想するかもしれない。

生活保護バッシングや水際作戦の厳しい現状では生活保護受給できずに餓死するパターンもあるのだという。

生活保護受給するにはノーガードであることが求められ持ち家を手放すだけでなく保険をも解約することが求められる。

生活保護転売についてだが生活保護受給する際には贅沢品は手放さざるを得ない。

転売可能なグッズはケースワーカーによってことごとく強制的二束三文転売されるのだ。

いくら口では転売を憎んでいると言っても社会的なパワーによって有無を言わさず転売することを強いられる。

転売or死。これが現実

転売と将来の展望

転売を叩いているものは、恐らくは富裕層で将来は十分過ぎるほどの年金を貰えるに違いない。

まさか、将来年金が年間80万円しか貰えないフリーター転売を叩いているなどということはあり得ないだろう。

富裕層自分自身の安定した生活を確保した上で「最後は大好きなグッズに囲まれ大往生したいなぁ」などと企てているのだ。

転売によって大好きなグッズが手に入らないくなるから転売は悪なのだ

年金格差という現実がまるで見えていない。

いや、あるいはすべてを見通した上で「下々の者達の生活など知ったことか!」とまで考えているのかもしれない。

だが現実には純粋に悪意なく「転売は悪いことだから悪いんだ」などとトートロジーを浮かべて悦に入っているのだ。

ところでグッズを欲しがっているのが将来になんの不安もない富裕層だけなのかというと、どうやらそうでもなさそうである

実際には富裕層よりも年間80万円勢が後先考えずに刹那的にグッズに浪費しているのだろう。

マジレスすると年間80万円勢はグッズをゲットしようとテンバイヤーとバトってるような場合ではない。

年間80万円勢が身の丈を考えて将来のために貯金するようになれば民草は転売に怯える日々を過ごす必要もなくなる。

そしてTENBAIは世界語に

さらに!もうひとつ悪いニュースがある。

一般的には90年台にフリーターというライフスタイルが登場したとされる。

1990年に18歳だった若者は、今年で48歳になる。

あと、20年もすればこれらフリーター世代年金受給者となるだろう。

そうなれば年金格差という「現実」が重くのしかかってくるわけだ。

年寄りの賢いライフハックとして転売が今まで以上に盛り上がることはまず間違いない。

年金格差が解消されていれば話は別だが、それは希望的観測しかない。

今、街を歩いている老人はなんだかんだで正社員終身雇用だったから十分な額の年金をもらっているのだ。

本当の年金格差時代、ひいては本当の転売時代はまだ訪れてはいない。

君らもゆくゆくは転売に堕ちるほかない。抵抗無意味だ。

転売(TENBAI)が世界語として通用する日もそう遠くはないだろう。

世界中の人々に日本が誇るTENBAIの名を知らしめてやるのだ。

アンチ・テンバイヤーがテンバイヤーに変わる

今、転売を痛烈批判しているもの(アンチ・テンバイヤー)も、いざ自分自身経済困窮に陥ったら、まず真っ先に転売という発想が脳裏をよぎるのではないか

今は良くとも、70代、80代になったらどうか?

まさかせっせとかき集めていた大切なグッズを転売するなどということはあるまいな?

どうせ、いざという段になったらマッハで手のひらを返すに決まっている。

いや、それどころかアンチ・テンバイヤーほどテンバイヤーとなる素質を備えているのだ。

人々の想像するであろうテンバイヤーVSアンチ・テンバイヤーという構図は誤りであると言える。

アンチ・テンバイヤーが成長してテンバイヤーになるのだ。

テンバイヤーになる素質のない人々は、テンバイヤーを敵視してはいない。

テンバイヤーへの敵意には少なから嫉妬も含まれているのだろう。

仮想通貨はやめとけ

ちなみに「仮想通貨で老後資金を得ればいい」などという甘言を囁くものいるかもしれない。

だが、考えなしにこのような甘言に乗ってしまえば待っているのはより一層悲惨な末路だ。

仮想通貨では税金が発生することに気づかずに高額な税金を支払えず自己破産するパターンがあるのだ。

さら自己破産した場合でも税金は非免責債権なのでチャラにはならない。

読者のみなさんは紀元前哲学者ディオゲネスをご存知だろうか?

貨幣偽造の罪で奴隷身分とされてしまった、あのディオゲネスだ。

自己破産でも取り消せない負債を負ったものさながら現代ディオゲネスとでも言うべきだろう。

下手に仮想通貨になど手を出してしまえば国家威信をかけて嫌がらせされてしまう。

なぜなら通貨発行権とは国家威信のものからだ。

紀元前現代、根っこのところはなにも変わっていないのだ。

よほど知識自身があるのなら話は別だが素人が触れるべきものではない。

インターネットで甘言を囁くものは、ただ情弱養分還元したいだけなのだ

転売

それで「君らは転売しないつもりなのか?」というところに話を戻そう。

転売行為批判しているものも「金に困ったときはグッズを金に換えよう」そして「それは転売ではない」とでも考えているのだろう。

表向きは転売批判しているようで内心では手持ちのグッズにプレミア価格がつくことは満更でもないのだ。

まり「誰も手放さないからめったに市場に出てこない伝説コレクターズアイテム」となることを期待している。

さも社会正義のような体を装っているが、やれやれ結局は損得勘定しかない。

自分が「転売」でものを考えていることすら自覚していないのだ。

しかも未練がましく後生大事に抱えて長年に渡って死蔵した上での転売だ。

金目当てでさっさと手放す転売よりも、よほどたちが悪い転売ではないか

しかも!そういうやつらに限って自分が手放すときはテンバイヤーによる市場価格を参考にするのだ。

いや「思い入れが深い」「手放すのは惜しい」などと言いながら値段を釣り上げるまである

「(金目当てで愛のないテンバイヤーと違って)大事に使ってました」などと悪のテンバイヤーマウントを取りながらいけしゃあしゃあと値段を釣り上げるのだ。

常識的に考えて商品に無関心でノータッチ倉庫に眠っていたテンバイヤーの品のほうがコンディションはいいのでは?

転売と閉じコン

ところで「グッズを手に入れたい」という一点だけを重視するなら、テンバイヤーのいない状況は理想的ではない。

テンバイヤーさえいれば、金に糸目をつけない覚悟を持てばとりあえずグッズは手に入る。

「本当のファンなら周辺情報を常にチェックしてるから限定グッズなどを見逃して買い逃すことはありえない」とでも反論されるかもしれない。

なるほど正論だ。では、あとからその分野を知ったパターンは?

その分野にテンバイヤーは一人もいないというような状況は果たして本当に理想的だろうか?

金目当てで手放すものいるから、新人がその分野に新規参入することができるのだ。

言うなればテンバイヤー呼び水役割果たしているわけだ。

逆説的ではあるがテンバイヤーのいない分野はおのずと新規参入のない閉じコン(閉じたコンテンツ)となる。

テンバイヤーの有無でそれが決まる。

転売社会悪ですらない。

死後転売

ここまでで普通に生きていれば転売は避けられない定めだと分かったはずだ。

そこで「俺は上位1%上級国民から転売などとは無縁の人生だ」という人々もいるかもしれない。

よしんば鉄の掟によって一生転売しないですんだとしよう。

金持ちほどマンションなど転売していそうなものだが、この際それもないものとする。

グッズの持ち主が死んだあとは、どうする?

死後の世界にグッズは持ち込めない。

遺族によって転売されるか?あるいは遺品整理業者によって転売されるか?

その二者択一しかない。

ただし価値があることに気づかれずに捨てられるということはありうる。

勝手転売されることを防ぐには転売に追い込まれる前に捨てるか、無償で贈与するかしかない。

なお贈与する場合贈与税を支払わなければならない点に注意しなければならない。

その点、グッズと違ってチケット消耗品から気楽で気ままではある。

ただ転売が悪という前提がそもそも間違っているのであってチケット文字通り無駄金だ。

そして貧困層ほどチケットのような後に残らない刹那的用途に金を使うという負の連鎖がある。

転売の種類

いままで「転売」と大雑把に扱ってきたが、転売にも種類がある。

転売話題がこじれるのは転売と聞いてイメージするものに差がある側面が大きい

ネット上で話題となるのは大きく分けて「せどり」「ダフ屋行為」だろう。

他にも「プレゼントとして受け取ったもの転売する」行為善悪が問われることもなくはない。

まず少なくともせどりに関しては「可」としていいのではないか

せどり中古販売なのだから古物商営業許可必要だという議論になることもある。

しか古物商営業許可意味合いを考えるに「盗品販売を防止する」という意味合いが強いのではないか

盗品の可能性のない純粋転売はこの指摘には当たらない。

転売反社勢力

さて転売の中でもチケット転売に限ってはダフ屋行為であり犯罪であるとされる。

それでは、なぜダフ屋犯罪とされているのか?

ダフ屋行為反社勢力資金源となる」というのがよく聞く決まり文句だ。

しかし「芸能界はそれほどクリーンなのか」という疑問が新たに湧く。

芸能人の薬物騒動など枚挙に暇がない。

芸能人交流のあるタニマチとやらの素性は?

反社勢力資金源となる」というまったく同じ理屈でショービジネス自体正当性が危うくなるのだ。

反社勢力云々という言い分はそれほど有無を言わさず通用するような絶対的ものか?

それにやろうと思えば適当な分野と反社勢力を結びつけることはさほど難しくはない。

例えば「仮想通貨反社勢力マネーローンダリングに利用される恐れがあるから全面禁止とすべきだ」と言うことができる。

でもショービジネス文化から保護しなくちゃならないというわけだ。転売とて同じこと。

転売文化

転売ヘイターはこれら文章を読んで、何か思うところはあるだろうか?

否。おそらくは逆ギレして「じゃあ転売法律にて完全禁止すればいいじゃん」などと言い出すに違いない。

なにがなんでも転売禁止しなければ気が済まないわけだ。

よしんば法律にて転売を完全撲滅できても背景が変わらない限り待っているのはより悲惨世界だ。

転売あくまで金目当てであって悪意があるわけでも嫌がらせでしているわけでもない。

そこで全面的転売を一律禁止としたところで転売or死という図式は微塵も揺るがない。

転売ヘイターは「転売するくらいなら潔く死ね」とでも思っているのだろうが。

なぜ転売ときのことがまるで大罪であるかのように扱われ禁止されねばならぬのだ?

転売もまた人の営みであり文化なのだ

文化保護観点から転売行為は認められて然るべきだろう。

転売文化も何も悪いことばかりじゃない。

転売文化によって人々の目利きのセンスが磨かれるという側面もある。

一方で仮想通貨純粋環境破壊といって過言ではない。

人の心を持たない冷たい機械による仮想通貨マイニングによって地球温暖化ますます加速する。

転売か?仮想通貨か?良心ある人々ならどちらを選ぶべきかあえて言うまでもない。

 

インターネットでは転売絶対悪であるかのように扱われているが擁護しようと思えばこのようにいくらでも擁護できる!というお話でした。

2020-12-23

anond:20201223024021

ごぞんじとは思いますが。

親知らずは、再生医療で使えるので、(歯の)

それ、役に立つかもよ。

2020-10-12

虫歯しろ糖尿病しろ緑内障しろ、完治する方法がない事もそうだけど

なんで再生医療とかをもっと頑張って、完治させるべく研究する方向に行かないんだろう。

東大理三が天才集団みたいに言われてるけど

それならなんで東大理三を出た優秀な医者緑内障の完治も出来ないの?全然天才でも何でもなくない?

まあ、何と言っても医療進歩させるような研究をやる気がない事が一番にむかつく。

やる気さえあれば結果が出なくともそんなに怒る気にならないけどさー。

2020-09-28

anond:20200923180125

やめてよタブーよ、触れないで。

パラリンピックとか諸々の活動治療できない前提でやらしてもらってるのに。

万が一再生医療可能になっても、治したい当事者と続行したい当事者の分断の種にしかならんじゃい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん