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2023-11-13

日本保守党に警戒心を持てないはてブ人達って・・・

日本保守党 大阪初街宣ルポ

https://note.com/chuushin/n/n76168d3c4350

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chuushin/n/n76168d3c4350

これ見て本当に情けなくなったよ。

  

1 日本保守党支持層結構〇〇  

俺は日本保守党の街宣で集まった人間の数・熱気・層を見て結構ヤベーと思った。

なんか全体的に身なりがいいんだよ。

身なりの汚い白髪頭ばかり集まる共産党の街宣と比べると差は歴然

結構いい服着たまだ頭の黒い中高年が多いなと感じた。

  

こんだけの数のこういう層が百田なんかに?って思うけど

かにそういうマグマがあって上手く引き当ててるんだと感じた。

百田馬鹿にするのをやめなければならない。

 

俺この集まってる層の画像映像見て、昔冷やかしにいった幸福実現党選挙説明会?を思い出した。

ホテルでやってるから笑いの種に見に行ったんだけど、全体的に身なりのいい「ちゃんとした人」って感じなの幸福の科学信者って。

知らずに見たら日舞の発表会とかそういうのかと思う感じの客層。 

保守党支持者はあれに似てる。

  

もちろん過剰に恐れる必要もないけど

どういう主張をしててどれぐらいの数が居るのかって言うことをまず調べて警戒すべきところ

街宣の手際が悪かったとかそんなことばっか書いて留飲を下げて

異様に集まってる頭数や熱気を警戒しないって言う

お前等本当に負け癖の染み付いた野党支持者ムーブだなって感じ。

真面目にやってないよね。

 

 

2 気持ちよくなることしか求めない負け犬たち

支持者は楽しみだった気持ちを消化できずに、いたるところで集まり、話合いをしていた。「私は昔、自民党支持だったが、安倍派の権力が弱まって、今のままではダメだと思ったら、日本保守党ができたんだよ。自民党ダメ。」「岸田はダメ」「河野太郎って、中国日本二重国籍からな」「今、信用できる政治家は、高市早苗ぐらいだな」「太陽光パネルのせいで熊の被害が増えてる」「ワクチンなんか打つか」「会社では、誰も分かってくれない」と。思い思いの言葉を伝え合っていた。

これとかさ、

「ほらこんなバカどもだ!」

って読者のチ○チ○を慰撫する為だけの文章なのは見りゃわかるけど

そういうの気にならずに気持ちよくされるに任せちゃうの?

  

会社では、誰も分かってくれない」

とかさあ。

 

左派保守政党支持者を見るとすぐそうやって「どうせ社会負け組だ」と考えて気持ち良くなる悪癖(左派としてどうなのそれ?)があるけど

俺は保守党の集まってる人間パッと見ただけでも負け組とは違う層に見えてならない。

変に身なりのいい人間が多かったってのは繰り返し言っておきたい重要ポイントだと思う。

  

まりお前等は「敵」を真面目に見据えて事実分析する姿勢すらないんだよね。

保守新党がどういう層にリーチしてるのか」を真剣分析する気がない

「どうせあいつらは負け組!」と言って気持ち良くなっておわり。

おめーらみたいなのがノイジー支持層から日本野党は負け続けるんだと思う。

 

 

3 この中学生新聞って大丈夫なの?  

ていうかこの記事自体がまるっきり不真面目で

熟年負け癖野党支持者の気持ちいい所をこしょこしょするのに特化した記事だよな。

  

これ本当に中学生が書いてるのか?

リベでも左派でもいいんだけど若い人の感じが全くしないんだわ。

 

俺もおっさんから中学生どころか大学生新聞だとしてもほんとにその年代の人が書いてるものなら

なんかしら「あ、目の付け所とか調理の仕方とかが俺の親しんできたものと違うな」の感を受ける筈なんよ。

そういうのが全くない。

超慣れ親しんだ左翼調理すぎる。

 

例えばだけど

若き左派日本保守党に接したら

もっと正面からその主張や党是を批判・論難したりするんじゃない?(百田なんてツッコミどころだらけなんだし。)

 

なのにこういう、「集まってたやつは会社に居場所のない負け組」「陰謀論者が居た」とか

そんなことばっか言ってニタニタする感じ。

これ若さ感じるか?

 

これほどまでにアラフィフ元朝日新聞記者みたいなダシが出まくってる老舗系ラーメン出されて

中学生作りました」って言われて眉に唾つけないのは常軌を逸している気がする。

「#どうして解散するんですか?」系の何かじゃねーの?これ。

というか「#どうして解散するんですか?」の方がよほど若々しさを感じた。

 

(実際バレてみれば「#どうして解散するんですか?」やってたのは大学生ぐらいの若者だった

 実態でも十分若かったのに何故子供なりすましたのか謎)

2023-05-05

ペンライト目的ジャニーズの金だけ

ペーパーハウスくん

@paper_house_

ジャニーズ事務所謝罪を求める団体、PENLIGHT

検証には第三者委員会などの調査必要でありそのメンバー

「性暴力虐待経験者の被害聞き取りに関する研修を受けた人」

がやる必要があると提言

https://twitter.com/paper_house_/status/1654171752367259672?s=20

もろに利権ですねえ。

WBPCを知っていればこの資格がせんぶ人脈も金脈も繋がっていることが分かっっています

デイズジャパンの広河も実にひどい目にあっています

https://youtu.be/Ki3U8VV6oCs

ペーパーハウスくん

@paper_house_

PENLIGHTについてはこちらの動画解説しています

ジャニーズ事務所謝罪を求める新団体 PENLIGHT、そのメンバーほとんどColabo関係者だった【仁藤夢乃】【カウアン・オカモト

私がカウアンさんを怪しく感じる理由1-5

1 BBC取材を受けたであろうタイミングオンラインサロンを開設している(0201開設→0228BBCドキュメンタリー予告)

2 「ジャニーズに訴えられた」という虚偽の事実釣り行為をした

3 望月衣塑子さん&元朝日新聞記者YouTubeに出演

ペーパーハウスくん

@paper_house_

4 寄りにも寄ってこのタイミングで元TOKIO山口達也さんとの写真をアップ

5 コラボ相手青汁王子さん

tiktokは未見ですがTwitterだけでもこんな感じなので推して知るべし感があります

ペーパーハウスくん

@paper_house_

被害の件とは全く別の文脈

私はカウアン氏に情報リテラシーや人脈が極めて怪しい印象を持っています

・騒ぎを大きくして自分が主役になりたい人

被害者だと思っていない人を目覚めさせたい団体

事態隠蔽したい組

が混ざって終わり無き紛争が起きるかもです

2023-05-04

カウアンは3.で信用できない…なるほどね

裏で金が動いている。

こうなるとカウアンは信用できない。

ペーパーハウスくん

@paper_house_

私がカウアンさんを怪しく感じる理由1-5

1 BBC取材を受けたであろうタイミングオンラインサロンを開設している(0201開設→0228BBCドキュメンタリー予告)

2 「ジャニーズに訴えられた」という虚偽の事実釣り行為をした

3 望月衣塑子さん&元朝日新聞記者YouTubeに出演

ペーパーハウスくん

@paper_house_

5月3日

4 寄りにも寄ってこのタイミングで元TOKIO山口達也さんとの写真をアップ

5 コラボ相手青汁王子さん

tiktokは未見ですがTwitterだけでもこんな感じなので推して知るべし感があります

へな・ちょこお

@henachoco_mote

ペンライト

署名数字と中身が伴ってなくておかしい…

北原みのり、仁藤夢乃らツイフェミ活動家ジャニーズ署名活動

分析結果でジャニオタの声少ないことが判明し実績づくりのための活動だったことが濃厚にw

署名受け取ったら拡散されるで🐶

動画

youtube.com

ペンライト署名数字と中身が伴ってなくておかしい…北原みのり、仁藤夢乃らツイフェミ活動家ジャニーズ署名活動分析結果でジャニオタ...

午後10:40 · 2023年5月1日

https://youtu.be/JD--fDnWxtE

2022-11-14

ハフポスト2014年9月元朝日新聞記者編集長就任したんだな

2015年からSNSが目に見えておかしくなっていった印象だったけどなんというか

2021-02-10

自民党議員Twitterをながめてて面白かった事(はてサ

ツイートが止まる

安倍晋三ツイート2020/11/19で止まっている

最後ツイートは以下で始まる産経RTだ。

産経ニュース@Sankei_news 2020年11月19日

元朝日新聞記者植村隆氏の敗訴確定 最高裁慰安婦記事巡り

これの何が面白いのか?

お察しの人も多いだろうが、2020/11/23読売が口火を切ったスクープ、「【独自安倍前首相公設秘書ら、東京地検任意聴取…「桜を見る会」前夜祭の会費補填巡り(読売新聞オンライン)」が始まる直前だからだ。11月の頭頃には総理退陣時の体調不良などどこ吹く風で、「安倍前首相 憲法改正「もう言い訳通用しない」 野党牽制 - 産経ニュース」などと大変ゴキゲンだったご様子なので落差が激しい。



石原伸晃Twitterも、退院報告があった1/31で止まっている。もう退院後1週間以上はたったが、まだご恢復なさってないのだろうか。2/1や2/9には衆院本会議があったが、ご出席遊ばされたのだろうか。


橋本岳Twitterも、2020/2/20の次のツイートがほぼ最後で、その後は4/22の、三月ライオンの羽海野先生×忽那先生の #てをあらおう イラストツイートだけだった。2/20がどういう日かというと、かの有名な「清潔ルート・不潔ルート写真の弁解を長々とされた日である政治家先生精神ダメージを受けるとTwitter引退されるのかな?

と思ったら、なんと2021/2/9にツイートを再開された模様。山田太郎議員ツイートRTされておられる。昼見たときはなかったのに!なかったのに!

トンデモツイート

鈴木馨祐代議士

https://twitter.com/RibbonChieko/status/1358611720327942144RTなさる。

わず頷いてしまったツイート

学術会議人事介入するな」

学術会議任命権内閣総理大臣

五輪組織委員会の森会長は辞めろ」

会長任命権評議会が選出した理事会の決議

共産党マスコミ

全てのルールを超越して批判できる存在なのか。

うん、これ別の問題って分からない大人の人って……

またわれらが有本陽のトンデモツイートRT

https://twitter.com/arimoto_kaori/status/1357869063398039552

有本 香 Kaori Arimoto@arimoto_kaori

有本香の以読制毒】池上彰さん、もっと勉強してください 「トランプ氏は人権問題に関心がなかった」発言…虚偽の疑い濃厚、放送法違反

ほんと勉強してね、鈴木さん、有本さん。

城内実代議士

https://twitter.com/minoru_kiuchi/status/1357629197594755079

城内実 (Kiuchi Minoru)@minoru_kiuchi

自民党外交部会「元慰安婦等による訴訟に関する判決に対する非難決議ベルリン市ミッテ区におけるいわゆる少女像設置など、ドイツに向けての情報発信必要性もあることから、独訳版も作成

自民党外交部会さん、また負け確歴史戦ですか……

菅家一郎

https://twitter.com/kanke_ichirou

レイバン

自民党議員詳細ページの二階の写真が若すぎる

https://www.jimin.jp/member/100555.html

何時の写真やねん

2017-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20170529223934

明確な定義は難しいけど、それを利用して汚い手も使って儲けたり他人他国攻撃するのが捏造で、ただ面白おかしく笑って終わるのがネタかな。

前者は元朝日新聞記者植村某による慰安婦記事捏造がそれか。

2015-01-11

テロ脅迫に屈するとかじゃなくて

元朝日新聞記者植村隆氏ですね。

北星学園大学で勤務していて大学へは辞めさせろでほにゃららな声が複数届いていたようですね。

それで契約を切るかどうかって話でですね。学びの場所テロ脅迫に屈してはいけないから植村氏を守れとかいう説はバカじゃねーの、と。

ガセで記事書いて言い訳したりちょろちょろにげまわってるおっさん講師学生指導にあたって良いわけないだろ。

非常勤講師をしてたことが間違ってるので契約は終了で妥当でしょ。

2014-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20141101231232

北星学園大へ脅迫電話の疑い、男を逮捕 2014年10月24日01時01分

慰安婦問題記事を書いた元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫電話をかけて業務を妨害したとして、北海道警は23日、新潟県燕市新生町2丁目、施設管理上村勉(かみむらつとむ)容疑者(64)を威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。上村容疑者は「電話をしたことに間違いありません」と話し、容疑を認めているという。

発表によると、上村容疑者逮捕容疑は9月12日午後5時50分ごろ、北星学園大の代表番号に電話をかけ、男性警備員に「(元記者が)まだ勤務しているのか。爆弾を仕掛けてやるからな」などと脅し、同大関係者に構内の不審物を捜索させるなど、大学の業務を妨害したというもの

道警が被害届を受けて、北星学園大の通話履歴を調べたところ、上村容疑者宅の固定電話からかけられていたことが判明。道警は23日朝から上村容疑者宅を家宅捜索し、事情を聴いていた。上村容疑者は公的施設管理する仕事をしているという。

北星学園大には5月と7月、学長らに宛てて「(元記者を)辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける」「釘を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書いた脅迫文と数本の虫ピンを同封した封書が郵送で届いた。大学関係者によると、大阪府内と京都府内の消印だったという。

別の元朝日新聞記者(67)が教授をしていた帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、元記者の辞職を迫る学長理事長宛ての脅迫文4通が届き、大阪府警捜査に乗り出している。こちらの消印大阪府内と京都府内だったといい、道警などは一連の事件の関連を調べる。

     ◇

朝日新聞社広報部の話 記事に関して元記者の勤務先の業務を妨害することは許し難い行為と考えており、真相が解明されることを願っています。また、弊社の過去報道をめぐって北星学園大ならびに関係者の方々にご心痛をおかけしたことを、大変申し訳なく思っております

http://www.asahi.com/articles/ASGBR5V69GBRIIPE01H.html

北星学園大脅迫:逮捕上村容疑者自分電話」認める 2014年10月23日 21時48分(最終更新 10月23日 2328分)

北海道警札幌厚別署、逮捕容疑は威力業務妨害容疑

従軍慰安婦問題報道に関わった元朝日新聞記者植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫電話をかけたとして、北海道警札幌厚別署は23日、新潟県燕市新生町2、施設管理人、上村(かみむら)勉容疑者(64)を威力業務妨害容疑で逮捕した。道警によると、「自分電話したことに間違いありません」と容疑を認めているという。道警は、朝日新聞の一連の報道に不満があったとみて、動機や背景を調べる。

同様の趣旨脅迫文が北星学園大と、別の元朝日新聞記者(67)が教授を務めていた帝塚山学院大(大阪狭山市)にも届いており、道警は関連を調べる。

容疑は9月12日午後5時48分ごろ、自宅の固定電話から北星学園大の代表番号に電話し、対応した男性警備員に「(元記者は)まだ勤務しているのか。爆弾を仕掛けてやるからな」などと脅し、大学に不審物の捜索をさせるなど業務を妨害したとしている。大学と道警が不審物を捜したが見つからなかった。

電話履歴などから上村容疑者が浮上した。道警は23日朝から上村容疑者の自宅を家宅捜索して資料押収した。

北星学園大などによると、3月中旬から非常勤講師を辞めさせろ」などとのメールファクスが多数寄せられた。5月29日と7月28日には学長教授会などに宛てて複数脅迫文が届いた。文書はパソコンで打ったとみられる文字で「非常勤講師を辞めさせなければ、天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける。釘(くぎ)を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書かれ、茶封筒に虫ピン数十本が同封されていた。

帝塚山学院大にも9月13日、「(別の元記者を)辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。くぎを入れたガス爆弾を爆発させる」との脅迫文が届いた。この元記者は文書が届いた当日に教授退職した。

一連の脅迫について、道警と大阪府警威力業務妨害の疑いで捜査していた。【酒井祥宏、三股智子、日下部元美】

朝日新聞社広報部の話 記事に関して元記者の勤務先の業務を妨害することは許し難い行為と考えており、真相解明を願っています。また弊社の過去報道をめぐって北星学園大ならびに関係者の方々にご心痛をおかけし、大変申し訳なく思っております

http://mainichi.jp/select/news/20141024k0000m040099000c.html

大学脅迫文の消印大阪京都 道警「関与の可能性低い」

従軍慰安婦問題報道に関わった朝日新聞の元記者非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)などに送られた脅迫文の消印が、大阪府内と京都府のものだったことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

北海道警は、9月に北星学園大に「爆弾を仕掛けてやる」と脅迫電話をかけた威力業務妨害容疑で逮捕した施設管理上村容疑者(64)が、新潟県燕市在住であることなから脅迫文に関与した可能性は低いとみて慎重に調べている。

捜査関係者によると、上村容疑者は「朝日新聞の一連の報道が気にくわなかった」という趣旨供述をしているものの、思想的な背景はうかがえないという。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141024000118

北星大など脅迫文、消印大阪京都 電話の男とは別人物か (10/24 18:01、10/25 08:16 更新

 従軍慰安婦問題報道に関わった朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)と、別の元記者(67)が教授をしていた帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)に届いた解雇要求脅迫文6通の消印が、大阪府内と京都府内だったことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

北星大への威力業務妨害容疑で逮捕された施設管理上村(かみむら)勉容疑者(64)が新潟県燕(つばめ)市居住で、自分電話番号を非通知にしないまま脅迫電話を1回だけかけるなど手口も異なることから、道警と大阪府警脅迫文については別の人物が関与した可能性が高いとみて引き続き調べる。

捜査関係者によると、北星大に5月と7月、「元記者を辞めさせなければ、学生を傷めつけてやる」などと書かれた脅迫文が虫ピン数本を同封し送られ、帝塚山学院大には9月、類似の脅迫文4通が届いていた。両大学とも脅迫文には大阪府内と京都府内の消印があったという。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/570436.html

威力業務妨害ヘイトスピーチ実害1500万円 言論テロに屈服?

元朝日記者の講師契約打ち切りか 脅迫事件の北星学園大(10/31 07:30、10/31 07:56 更新)

札幌市厚別区の北星学園大に、元朝日新聞記者非常勤講師の解雇を要求する脅迫状などが届いている問題で、教職員らで30日に結成した「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」は、同大が来春、この講師との契約を更新しない方向で検討に入ったことを明らかにした。

有志の会によると、田村信一学長が29日、学内の会議で初めて表明した。講師を雇用し続けるには、人的、財政的な負担が大きすぎ、来年度の入試も不安、との理由を挙げたという。学長は11月5日に予定している評議会に諮問し、理事会の意見を聞いた上で、学長として最終的に判断するとの考えを示したという。

この講師は2012年からこれまで、1年ごとの契約を2回更新している。同大北海道新聞の取材に、「内部の会議での話なので、内容は答えられない。(講師の契約については)学内手続きにのっとって進める」と話した。

大学関係者によると、北星大は脅しの電話、メールに対応する職員や警備員を雇ったため、1500万円前後かかった。爆破予告により、授業や入試が妨害されることも心配している。

攻撃されている非常勤講師は1991年、朝日新聞に韓国の元慰安婦の証言を韓国紙に先駆けて報じた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/571712.html

朝日新聞元記者を来年度雇用しない意向 北星学園大学2014年11月1日04時02分

慰安婦問題記事を書いた朝日新聞元記者の植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に、植村氏の退職を求める脅迫文が届くなどした問題で、田村信一学長は31日、植村氏との来年度の契約について、更新しないことを検討していると表明した。

田村学長がこの日、記者会見して明らかにした。学長は、29日にあった副学長、各学部長、事務局長らとの会議で、植村氏との来期の契約を更新しない考えを持っていることを伝え、ほかの参加者からも賛同を得られたという。

11月5日にある大学最高意思決定機関の評議会と、中旬に開かれる理事会でも各メンバーから意見を聴くといい、その上で理事長と話し合い、12月上旬までには決めるという。

田村氏は更新しない意向を固めた理由について、警備強化などで財政負担が厳しい▽教職員が対応で疲弊している▽入試の際、受験生を巻き込んでまで「厳戒態勢」を続けるのは難しい――などの理由を挙げた。

その上で「今期については植村氏との契約を守っており、来期の更新がなくても外圧に屈したことにはならない」と説明した。一方で、「今でも抗議電話はある。我々も小さな大学であり、学生確保も安泰ではない」と語った。

こうした対応に反発する一部の教職員は30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を設立メンバーは「更新しなければ、外圧に屈したと受け取られる」と話した。

また、有識者らが結成した「負けるな北星!の会」も31日夜、札幌市内でシンポジウムを開催し、約220人が参加。同会メンバーは「言論テロに屈したように見られることになれば、社会へ与える影響は大きい」と述べた。

http://www.asahi.com/articles/ASGB06D5GGB0IIPE03D.html

慰安婦問題:北星学園大 元朝日記者処遇巡り学内相反 2014年10月31日 06時30分

従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫状が届いた問題で、田村信一学長が来年度以降は植村氏を雇用しないとの考えを学内の会議で示していたことが、関係者への取材で分かった。

大学側の動きに危機感を持った教授らが30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を結成。メンバーの教員は毎日新聞の取材に「脅迫者の要求に応じれば被害は拡大する。踏みとどまらないといけない」と話した。

関係者によると、学部長らで構成される全学危機管理委員会が29日に開かれ、田村学長が「財政的、人材的問題」と「入学試験が心配」などの理由を挙げ、「来期の雇用はない」と述べた。11月5日に開かれる臨時の大学評議会に諮問。大学評議会理事会での意見聴取などを経て、最終的には田村学長が決定するという。

植村氏は2012年4月から非常勤講師を務め、留学生向けの講義を担当している。

毎日新聞は北星学園大に文書で取材を申し込んだが回答がない。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000m040172000c.html

慰安婦:元朝日記者に応援団「脅迫文で講師辞めないで」 2014年10月03日 07時30分

北星学園大(札幌市厚別区)に元朝日新聞記者非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加えるとの脅迫文が届いた問題で、作家の池澤夏樹さんら識者が呼びかけ人となり、解雇しないよう同大を応援する「負けるな北星!の会(マケルナ会)」が6日に結成され、東京都札幌市記者会見を開く。

元朝日新聞記者非常勤講師は1991年8月11日の大阪本社版社会面で元従軍慰安婦の証言を報道した植村隆氏(56)。

同大によると、植村氏は2012年4月から、非常勤講師として留学生向けの講義を担当。今年3月中旬から、植村氏の採用を疑問視したり辞めさせるよう求めたりする電話や電子メールなどが大学に届き始めた。5月と7月には脅迫文が届いたほか、「大学を爆破する」との脅迫電話など、1日に数十件寄せられる日もあったという。

こうした状況に「脅しによる解雇が通れば、私たちの社会をも脅かすことになる」と案じた札幌市内の女性が9月、同大を応援するメールを送るよう知人らに提案。支援の輪が広がり、会の発足につながった。池澤さんのほか、山口二郎法政大教授らも呼びかけ人となり、2日現在、上田文雄札幌市長100人以上が会の趣旨に賛同している。

脅迫文については、同大から相談を受けた道警札幌厚別署が威力業務妨害容疑を視野に調べている。同大田村信一学長は「大学の自治を侵害する卑劣な行為で、毅然(きぜん)として対処する」との文書を出し、「学生や植村氏との契約を誠実に履行すべく、万全の警備態勢を取りながら後期の講義を継続する」としている。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141003k0000m040135000c.html

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会 2014年10月7日03時39分

北星学園大(札幌市)に、非常勤講師を務める元朝日新聞記者を退職させるよう脅迫状が届いた事件を受けて、学者や弁護士ジャーナリストらが6日、同大を支援する「負けるな北星!の会」を結成した。東京都札幌市記者会見を開き、「学問と言論の自由を守るため市民は結束すべきだ」と訴えた。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から北星学園大の非常勤講師を務めている。

呼びかけ人には元共同通信編集主幹の原寿雄さんや精神科医香山リカさん、北海道大学院准教授中島岳志さんらが名を連ねる。野中広務・元自民党幹事長上田文雄札幌市長ら約400人が賛同しているという。

東京での記者会見で、呼びかけ人の一人で弁護士海渡雄一さんは「言論を暴力で封じ込めるのはテロリズム。テロが放置されないよう市民も結束して『許さない』というメッセージを社会に送るべきだ」。小森陽一・東大院教授は「学問の自由の封じ込めで、憲法違反だ」と主張した。市民文化フォーラム共同代表の内海愛子恵泉女学園名誉教授は「外部からの脅迫で大学がいかようにでも動くという先例を作ってはならない」と訴えた。

小林節・慶応大名誉教授は、ネット上に元記者の長女の写真などがさらされていることに触れ「10代の女の子顔写真や名前までが公開され、自殺を教唆する書き込みもされている。テロとしか言いようがない」と語気を強めた。

会は今後、北星学園大を支援するための署名活動や集会を呼びかけていく。

     ◇

同会は呼びかけ人のメッセージを発表した。

池澤夏樹さん(作家)

たくさんの人が一人の人を非難している。その非難に根拠がないとしたら、もっとたくさんの人が立ち上がってその人を守らなければならない。

ぼくは喜んでその一人になる。

ぼくたちは言葉を使う。暴力は使わない。

■原寿雄さん(元共同通信主幹)

植村さんの勤務先である北星学園大学への脅迫に加え、娘さんに対するひどい脅迫めいたバッシングは、単なるヘイトスピーチではなく、明らかな犯罪だ。こういうことが見過ごされるようになったら、日本社会の自由な言論が封じられ、ものが言えなくなる。これは、大学の自治だけの問題ではなく、日本社会の大問題である

森村誠一さん(作家)

戦時報道の問題で、今「朝日」が他のマスメディアバッシングの的にされています。同業者が同僚の報道内容を餌にして叩(たた)きまくっているのは、「叩けば売れる」からです。次は自分が的にされるかもしれないのに、“武士の情”どころか、売上第一主義で叩きまくっています。

しかし反対者が「朝日」の元記者と家族・学生に至るまで、暴力的脅迫をあたえるとなると、思想、表現、報道、学問などの自由を弾圧するテロ行為となります。

日本はいま憲法をめぐって永久不戦と集団的自衛権が争っています。この両派のどちらからでも、反対思想、反対表現者に対するテロリズムが発生すれば、テロ派が民主主義の天敵であることを自ら露悪することになります。植村隆氏に対する暴力的弾圧を、広島、長崎、三百万を越える犠牲を踏まえて得た民主主義の名にかけて、絶対に許すべきではありません。

     ◇

呼びかけ人は以下の通り。

池澤夏樹(作家)

伊藤誠一(弁護士、元日弁連副会長

内田樹神戸女学院名誉教授

内海愛子市民文化フォーラム共同代表)

太田原高昭(北海道名誉教授、元北星学園大助教授

岡本仁宏(関西学院大教授、ワシントン大客員研究員

荻野富士夫(小樽商科大教授)

小野有五北海道名誉教授、北星学園大教授)

海渡雄一(元日弁連事務総長

桂敬一(元東京大教授)

加藤多一(絵本作家

神沼公三郎(北海道名誉教授

香山リカ(立教大教授)

姜尚中聖学院大学長)

神原勝(北海道名誉教授

古賀清敬(牧師・北星学園大教授)

後藤乾一(早稲田大名誉教授

小林節(慶応大名誉教授弁護士

小森陽一東京大大学院教授)

斎藤耕(弁護士

佐藤博明(静岡大名誉教授・元学長)

新西孝司(元高校教師

鈴木賢北海道大教授)

高橋哲哉東京大大学院教授)

田中宏(一橋大名誉教授

千葉真(国際基督教大教授)

中島岳志北海道准教授

中野晃一(上智大教授)

西谷修(立教大特任教授)

西谷敏大阪市立大名誉教授

原寿雄(ジャーナリスト、元共同通信編集主幹)

秀嶋ゆかり弁護士

福地保馬(北海道名誉教授、医師)

藤田文知(元BPO放送倫理・番組向上機構〉)

藤原宏志(元宮崎大学長)

真壁仁(北海道大教授)

松田正久(前愛知教育大学長)

水越伸東京大教授)

森村誠一(作家)

山口二郎(法政大教授)

結城洋一郎(小樽商科大名誉教授

渡辺達生弁護士

和田春樹(東京大名誉教授

http://www.asahi.com/articles/ASGB67JQTGB6PTIL03H.html

負けるな北星!の会 中野晃一氏と山口二郎氏「日本式マッカーシズム学問の自由への脅迫」 日本外国特派員協会

Koichi Nakano & Jiro Yamaguchi: "Japan-style McCarthyism and Threats to Academic Freedom"

http://www.youtube.com/watch?v=TNjWHwCQbcE

中野晃一

https://twitter.com/knakano1970

中野晃一 Koichi NakanoさんはTwitterを使っています: "情勢は極めて厳しいですが、引き続き北星学園が負けないよう応援を。まだ学内で頑張っている方たちがいます。 “@doshinweb: 北星学園大、元記者の契約更新せず 学長、脅迫問題で方針 http://t.co/yYVgdbsJBS”"

https://twitter.com/knakano1970/status/528353795776843776

山口二郎

https://twitter.com/260yamaguchi

山口二郎 自由を守る 2014年10月06日

先日、本欄で日本におけるマッカーシズムの出現を指摘したが、事態は一層悪化している。元朝日新聞記者で、記者時代に従軍慰安婦について記事を書いた植村隆氏及び家族に対する人身攻撃が常軌を逸している。

植村氏は、今年春から関西の私立大学の教授に就任する予定だったが、右派メディアの攻撃によって辞退を余儀なくされた。現在は、札幌にある北星学園大学非常勤講師を務めているが、関西の一件で味をしめた右翼の脅迫によって、来年度の継続が危ぶまれる状況となっている。植村氏の書いた記事に批判があれば、言論で戦えばよいだけの話である。学生や家族まで巻き込んで危害を加えるなどと脅迫することは、言葉によるテロである

現状を憂うる学者やジャーナリストが集まって、北星学園大学学問の自由を守るよう支援する運動を始めることとした。今の大学への攻撃を見ていると、戦前の天皇機関説事件や蓑田胸喜一派による自由主義者追い落としを思い出す。まさに戦端は開かれた。ここで右翼の横暴を止めなければ、これから日本における学問の自由は崩壊することになるだろう。

意見は違っても、言論には言論で対抗するのが自由主義の本質である。本紙の読者の方々にも、ぜひ関心を持っていただくようお願いする。

東京新聞10月5日

http://yamaguchijiro.com/?day=20141006

慰安婦報道めぐり脅迫文 2大学に元朝日記者の退職要求 2014年10月1日03時00分

北星学園大(札幌市厚別区)に今年5月と7月、慰安婦問題に関する記事を書いた非常勤講師元朝日新聞記者(56)の退職を求め、応じなければ学生に危害を加えると脅す文書が届いていたことが捜査関係者への取材で分かった。大学側から相談を受けて、北海道警札幌厚別署が威力業務妨害の疑いで調べている。

捜査関係者によると、文書は学長ら宛てで、5月29日と7月28日に郵送で届いた。印刷された字で「元記者を辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける」「釘を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書かれ、元記者や朝日新聞の報道を批判する内容。それぞれ数本の虫ピンが同封されていたという。大学関係者によると、9月中旬に「爆弾を仕掛ける」との内容の電話もあったという。

元記者は91年8月、元慰安婦の証言を韓国紙などに先駆けて報じていた。

また、帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届いていたことがわかった。大学被害届を提出、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

府警や大学によると、同大狭山キャンパスに法人理事長や学長らに宛てた封書が計4通届き、それぞれA4判2枚の文書に「辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」などと記され、釘1本が同封されていたという。

元記者は韓国・済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏(故人)に関する記事を数本書いていた。朝日新聞社が8月、吉田氏に関する記事を取り消した際、吉田氏の証言を最初に取り上げた記事の筆者を匿名でこの元記者と記したが、その後、元記者でなかったことが確認された。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z63FLG9ZUTIL060.html

慰安婦報道 元記者の家族も攻撃 2014年10月7日03時38分

慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者が勤める大学へ脅迫文が届き、警察が捜査を進めている。インターネット上では、元記者の実名を挙げ、「国賊」「反日」などと憎悪をあおる言葉で個人攻撃が繰り返され、その矛先は家族にも向かう。暴力で言論を封じることは許せないと市民の動きが始まった。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から続けてきた北星学園大(札幌市厚別区)の非常勤講師を現在も務めている。

大学は9月30日、学生と保護者に向けた説明文書の中で初めて、植村氏の退職を求める悪質な脅迫状が5月と7月に届き、北海道警被害届を出したことを明らかにした。3月以降、電話やメールファクス、手紙が大学教職員あてに数多く届き、大学周辺では政治団体などによるビラまきや街宣活動もあった。

同僚教員は言う。「もはや植村さんだけの問題ではない。大学教育、学問の自由が脅かされている」

攻撃は北星学園大にとどまらない。帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届き、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

ネット子どもの写真や実名

「反日」「捏造(ねつぞう)記者」といった言葉で、北星学園大に勤める植村氏を中傷するネット上の書き込みが目立ち始めたのは今年1月末だ。

週刊文春」2月6日号が「“慰安婦捏造朝日新聞記者お嬢様女子大教授に」との記事を掲載していた。かつて慰安婦の報道にかかわった植村氏が、4月から関西の大学で教鞭(きょうべん)を執ると伝え、植村氏が書いた記事について「捏造記事と言っても過言ではありません」との研究者コメントがつけられていた。

ネット上で、大学へ抗議電話やメールを集中させる呼びかけが始まった。3月、大学側が「採用予定だった植村氏との雇用契約は解消されました」とホームページで公表すると、ネットには「吉報」「ざまぁ」の書き込みが相次いだ。

植村氏によると、その後、自宅に面識のない人物から嫌がらせ電話がかかるようになった。ネットに公開していない自宅の電話番号が掲載されていた。高校生の長女の写真も実名入りでネット上にさらされた。「自殺するまで追い込むしかない」「日本から、出ていってほしい」と書き込まれた。長男の同級生が「同姓」という理由で長男と間違われ、ネット上で「売国奴のガキ」と中傷された。

嫌がらせや中傷は今もやまず、植村氏が弁護士を通じてひどい書き込みの削除をプロバイダーに求めているが、削除が追いつかないという。

■各紙、足並みそろえて批判

朝日新聞は10月1日付朝刊で元記者の勤務先の大学に脅迫文が相次いで届いたことを報じた。2日付で「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題した社説を掲げたほか、毎日、読売、産経の各紙も社説で取り上げ、厳しく批判した。

朝日の慰安婦報道を紙面で批判してきた産経は同日付で「大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな」と題した「主張」を掲載。「報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロ」「言論にはあくま言論で対峙(たいじ)すべきだ」と訴えた。

毎日は3日付の社説大学への脅迫 看過できない卑劣さ」で、今回の事件の背景には「一部の雑誌やネット上に広がる異論を認めない不寛容な空気がある」と指摘。「ヘイトスピーチ(憎悪表現)にも相通じる現象だ」とした。

読売も3日付で「大学への脅迫文 言論封じを狙う卑劣な行為だ」と題する社説を掲載した。

■家族や職場への攻撃は卑劣だ

植村隆元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。

テロ行為にも等しい

五野井郁夫高千穂准教授政治学)の話〉 民主主義の要である言論の自由を暴力で屈服させるテロ行為と等しく、大変危険だ。ネットや雑誌で「売国奴」「国賊」という言葉が飛び交う中、短絡的なレッテル貼りが今回の事件を惹起(じゃっき)していると考えられる。言論を暴力で抑圧してきた過去を日本社会は克服したはずなのに、時代が逆戻りしたかのようだ。私たちはこうした脅しに屈してはいけない。

■社会への不満、背景に

鈴木秀美・大阪大教授(憲法・メディア法)の話〉 嫌韓・反中やヘイトスピーチにつながる排他的な考えのはけ口として、朝日新聞関係者を攻撃する構図がある。背景に現在の社会への様々な不満も重なっている。雑誌が「売れる」ことだけを考え扇情的記事を書き、こうした暴力性をあおっている側面もある。メディアにはものごとを冷静に考える材料となるような建設的な議論が求められる。

■脅迫は許されない

八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話〉 慰安婦問題を報じた元記者が中傷されていることを当事者の朝日が問題視して、読者の理解を得られるだろうか。普段、企業や役所の不祥事を厳しく追及しているのだから、執筆の経緯を元記者が自ら説明すべきだ。ただ、個人を「さらし者」にして攻撃するネット文化にくみすることはできない。脅迫は許されないし、職を奪うまでの行為は行きすぎている。

国際的評価を下げるだけ

古谷経衡(つねひら)さん(著述業)の話〉 朝日の Permalink | 記事への反応(1) | 23:12

 
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