はてなキーワード: 優しい時間とは
夕焼けが目に染みる。
休みの日には大きなカメラがうろうろしているのもよく見かける。
だけど、ここ以上のスポットを私は知らないし、知りたくもない。
大きな谷間に沈んでいく夕日が、文明を影に落とし込んでいく。
無くしたはずのペンダントがひょっこり見つかるような、
そんな程度の不思議を世界が許容してくれそうな、優しい時間帯。
等しく与えられるゆっくりとした推移が、私の鼓動を洗う。
こうしている間だけは、鉄火場のような日々を忘れたい。
人は間違える。であれば、誤差域を広げていくことでしか心は生まれない。
弱者の理論が、整然と並んだ街を塗り替えていく様に、ふと笑みがこぼれる。
精緻な対策に意味はなく、常にありえざる着地点を見据えて歩み続けるものに裁きと褒美を与えるものだ。
じきに夢は固着し、万に一つもあり得ない少女がここを訪れるだろう。
君はその時、今日を引き裂けるか?
ここまで筆者の属性を書いていなかったが、自分はラブライバー兼ガルパンおじさんで、最近はリズと青い鳥やヤマノススメ3期を待ちわびている、キモカネおっさんの中では結構残念な部類に入ると思う。
そんな自分にとって2018冬アニメの一押しは、ゆるキャン△と宇宙よりも遠い場所の2枚看板に無事収まった。
タイトル通りだが、前者を静とするなら、後者を動と言っていい、どちらも極上過ぎるエンターテインメントだった。
親エントリは両方を3話まで見た時点で「尊い」と書いたが、これは撤回させてもらう。
全話完走して、両者はそんな形容じゃ済まない、まさに神々しい作品というのが結論である。
というか、この2作品にポプテピピックを合わせて、少々気が早いかもしれないが、平成の最後を飾る名作が出揃い始めた、そんな気分になっている今日このごろ。
ちなみに平成を代表するアニメはエヴァでほぼ確定かな?別にセーラームーンでもプリキュアでもいいけど。
そんな台詞をつぶやく「ゆるキャン△おじさん」が出てきても全く驚くに値しない。ゆるキャン△はそれくらい「美味しい」アニメだった。
前にも書いたが、冬キャンプなんてどう考えてもゆるさの対極にありそうなネタで、ここまでゆるく、そして趣味が良い内容に作り上げるだけでも驚嘆モノである。
その上で、
「どちらかがアクションを起こさなければ何も進展しないが、同時に双方の等価交換で収まるくらいに留めるべき」
というコミュニケーションの原則を決して崩さない中で、登場人物たちが仲良くなっていく過程が、見ていてここまで面白く、かつ最高に優しい時間になるとは知らなかった。
筆者は原作未読だが、聞けば原作とアニメオリジナル部分が超シームレスにシンクロしていて、原作クラスタの諸兄も大満足なのだとか。
何よりもまず原作ファンを最も大事にする姿勢は素晴らしいし、それが当たり前になって欲しい。
その原作について、2期を作るにはストックが足りないというファンの見立てが正しいなら、いっそガルパン形式(劇場版+OVA)にしてみてはどうだろう。
というか、そんな事を思ってしまうくらい、これからもずっとこの5人の時間を見ていたい。
全話神回という、恐らくは前人未到の記録を打ち立てた大傑作、それが宇宙よりも遠い場所という作品だった。
未見の人はニコ動に課金するなり、来月以降BS11での再放送なりで是非見て欲しい。絶対にがっかりさせないことを約束する。
南極をテーマにしつつ、描かれる内容は結構日常的なのに、まさしく「青春はジェットコースター」という、爽やかなアツさを見る人に否応なく植え付けてくるのが素晴らしい。
「青年は荒野をめざす」という言葉があるが、それを現代に体現しているのかもしれない。
そして「旅」を意識する限り、青春は若者だけのものではないという意味合いもあるのかなーと思わされた。
更に本作品で描かれる旅の根幹は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」に通じる要素を感じたり。
そんなこんなで、とにかく最終話の最後のカットまで文字通り全く見逃せない。本当に寸分のスキもなく面白く、更にその面白さを超える感動をもたらしてくれた。
その感動は、今や制作陣への感謝の気持ちとなって胸にあふれている。
それにしても今冬は寒かった。
いろいろな動画を見たけどああいう現場にいたら精神を病むと思うんだよね。
今回の問題には戦争帰還兵のPTSDとか周囲が向ける人殺しという目線とかに似た
反戦派が着目すべき要素があると思うんだけど誰も心配してないのが怖い。
あんな老人が悪意を持って子供じみた嫌がらせや不法行為をしてるのを
目の前で何十日も見せつけられたり罵倒されたり小突かれたりしたらさ、
祖父母を敬う若いいい子ほど基地反対派の老人は自分の祖父母とは違う何か別の人種、
未開人とか土人だと思わないとやってられないと思うんだよね。
反対派が「お前の自宅に街宣カーよこして老婆を倒した奴だと宣伝するぞ!」
とか言うもんだから沖縄と関係ない大阪県警の若者が派遣される羽目になるしカワイソス。
https://youtu.be/7vHDfRcEjM4?t=80
そんで何度も小突かれながら「やってみろ!」って挑発されにゃならんのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BM9wKqufmAA
ドラえもんの声で『人殺しー!』とか『おっぱい触った!ドスケベ!』とか叫ばれたら
動画で見ている俺らは馬鹿な奴らとあざ笑うことが出来るかもしれんけど
現場で警備して付き合わされる人たちにとっては反対派を軽蔑したり惨めな気分になるよね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nicovideo.jp/watch/sm29771814
そして「土人が…。」発言。自分なんか動画開いた瞬間2秒でうめき声上げちまった。
※震災の揺れみたいな音がするのでそういうの苦手な人は注意ね。
https://www.youtube.com/watch?v=LslzDeV7kTI
どう見ても沖縄県民じゃなくて基地反対派に向けて「土人が…。」って
人の温かさを感じられるような現場へ異動して優しい警官に戻ってほしい。
例の警官も大阪に帰って家族や友人との優しい時間を過ごして再確認してほしい。
追記
違うんだよ。
しかし一昨日?自担が心を閉ざしかけるんじゃないか案件…ではなくわたしの腸が煮えくり返る案件が発生してそれどころじゃなくなったのでちょっとPCを開きました。イフオアの感想うってるやつはちょっと保留。
信五くんに対してなんかみんな厳しすぎひん!?
ってこと。
今日ね、ヒルナンデスもレコメンも信五くんで、あっそれは3月までだった><ハッピーデーでもなんでも無いし浮かれてもいなかったよわたしは。いつも通り夜はフリーやったしね?脳内では信五くんの声を聴いてゆっくりと眠りにつくはずやったんや!なのに…そんな計画は儚くも崩れ去ってしまって…。2日経って大分ちょっと心も落ち着いたし人並みに文章が書けるかなくらいのレベルには復活したのでこのブログを書いています。落ち着いたんならよくね?って話かもしれないですけど、それでもやっぱり思うことはあったので書かせてください。
まず村上信五に優しい世界優しい時間だった先週のレコメンから振り返っていきましょう。
この週から本格的に相方が後輩1人となった中始まった生放送だったのですが、以前から尊敬する先輩として信五くんの名前を挙げてくれていた淳太くんだったということで、先輩に敬意を払いつつも深く切り込むところもあり…、それだけでも優しい世界だったのに、歯の磨き合いっこやタメ口トーク等企画の素晴らしさもあって…。ほんと淳太くんのこと見直したっていうか…あんな素晴らしい企画を提案してくれて、そしてそれを楽しく実践してくれてまじでありがとうございます超かっこいいっす!状態で、ほんとずっと幸せな気持ちで3時間を過ごしたんです。村上中間のレコメン最高だったんデス。文化放送ほんまサンキューサンキューと。わたしも大変幸せな気持ちで満たされていたわけですよ。
で、
「え?照史ちょっと信五くんのこと舐めてる?」って冒頭からずっと思ってました。わたしがそう感じただけかもしれませんので、みなさんはどう思われたのかわかりませんけど。明らかに照史の喋り方が他のラジオと違う!淳太くんとも全然違う!
まあ勿論淳太くんと照史はキャラも全然違うし、信五くんとの接し方が同じにならないことくらいわかってますよ。そういう感じになるなんて思ってなかったけど、あまりにも照史の態度が姿勢がひどくて…聞いてて苦しかった。「そ、そんな風にしなくても…」って。
わたしも長年関ジュ担やってましたんで、照史の人懐っこい感じには慣れてましたよ。それが彼の魅力だということもわかってるんですよ。しかし、今週のレコメンではその良さが一切感じられなかった。ただただ照史がふざけていて、信五くんのダメ出しも受け入れるのではなく言い訳して受け流していて…。二人の間に『会話』がなかった。『対話』がなかった。パーソナリティー2人が会話をするというより、2人一緒にいるのに、お互いが自分の話に置き換えてすべて話をするような…。ボキャ貧なので上手く伝えられないんですけど2人でいるのに一人で喋っているような。というか信五くんが話をふっても照史が真剣に受け止めようとしない…なんか話を聞く前に逃げているという印象がかなり強かった。夜ふかしで作られた信五くんのイメージに引っ張られたような発言もあって…。もっと楽しくラジオ聴きたかった。なんで信五くんが小ばかにされているような感覚に陥らなきゃならないの?ってずっと思ってました。電話の企画も、照史がやりたいって言ったから企画にしてもらったのに、なんでろくにやりとりもアドバイスもできずにすぐに信五くんに助けを求めるの?2人で作り上げるラジオだとしても、希望してやった企画だった以上照史主導で進めていくんじゃないん?困ったらすぐ助けを求めて、リスナーへのアドバイスはほとんど出さずに笑いに走ってさあ。ゲスト気分なのか何なのかしらないけど噛みまくっていたし、すぐに先輩が助けてくれるとでも思っていましたか?
それが照史なりの先輩との仕事の仕方なのかもしれないけど、あまりにもちょっとひどくないですかって思いました。多分これ村上担が言っても、「はいはい自担に甘いBBAがなんかほざいとるわ乙でーす」くらいにしか思われないんでしょうけど!!!!
(中略)
信五くんがエゴサしないってことはラジオ等の発言から知ってるんですけどね?でも信五くんの周囲の人がエゴサしたときになるだけプラスの発言が目に入るようにわたしは信五くんかっこいい!可愛い!最高!好き!と呟き続けるbotになろうと思います。←?
信五くんは弱音なんて吐かないし、弱いところも全然見せてくれないけど、でもね、信五くんをありとあらゆるものから守りたい!!わたしは!!!保護したい!!!もうわたし信五くんの盾になるよ!!!だからあなたはそのままでいて。自分を閉ざす、なんてことはないだろうけど。思ったことをオブラートに包みすぎず素直に発言するあなたがわたしは好きだから。そこが魅力でもあるんだから。このまま自由でいてください。ありのままのあなたが好きです!SHI・N・GO SHINGO SHI・N・GO You're PERFECT HUMAN!!!!
彼は今日のことを考えすぎることなんでないだろうし、誰かに相談にのってもらう理由もないし、家に帰ればちーちゃんがいるので、きっと大丈夫ですね。わたしは応援することしかできないですけど、信五くんに対してできる限り優しい世界を作れるようがんばります。てなわけで、書いてるうちに段々と落ち着いてまいりましたのでこのへんにしておきます。
このブログを読んで、照史くんを叩いてる、批判していると感じた方がいらっしゃいましたら、それは申し訳ございません。ただ、わたしは、わたしなりの価値観で感じたことを、趣味でやっているブログで述べただけです。趣味でやってるブログでくらい、あれこれ言わせてください。よろしくお願いします。
昔子どものころにとったビデオを、携帯で撮影してるからすごくぶれてた。
私は前髪がまっすぐで、腕がコッペパンみたいで柔らかそうで、
お母さんにさ~「私たちももう大人だし、お母さんたちが決めていいよ」
ってあの時言ったけどさぁ、本音を言えば、
心底離婚してほしくなかったから、嬉しいよ。二人で新しい土地でがんばってね。
姉貴さ~苦労して入った会社この前やめて、いい年してぷーで、
いつも自分本位で被害者意識だけはあって、我が姉だけどあきれるわって思ってたけど、
結構おねえちゃんしてたんじゃん。あんたまたがんばりなよ。
涙がとまらなかったのは、
家族って意外と一緒にいる時間短いんだなってびっくりしたのと、
もうあんな優しい時間はすごせないんだなっていう残念さと、
かなり以前の出来事になるが、学生時代の一時期に日東駒専の一角である東洋大学のII部漫研に通い詰めて活動していた。
きっかけは東洋大生であった友人の「コミケ用の薄い本の表紙手伝ってくれ!」みたいなちょっとした誘いだったと思う。
自分の居た大学が思ったよりもオタクがおらず、げんしけん的なキャンパスライフを大学に求めていた身としては極めて欲求不満だったのもあり、
他大のオタサーに対する興味から友人の誘いにホイホイ乗って東洋大まで向かった。
結果的には非常に良かった。
総合大学であるためか美大のような偏った単科大学には居ないタイプのオタクも数多くおり、強い刺激を受けた。
(美大は…というか在籍してた大学では、少なくとも自分の交友範囲では先鋭的重度消費型オタクや、ブログ等で延々と作品考察したり持論を展開するような文筆型オタクはまず見なかった)
秋葉原へ皆で繰り出したり、コミケにサークル参加したりするような典型的ではあるものの楽しく充実したオタクライフを送れたし、
ある意味では自分の真のキャンパスライフ/オタクデビューは東洋大から始まったと言ってもいいくらいの勢いだったと思う。
youtubeでふと目にした大学祭の動画で学生時代の思い出が今更ながら蘇ってきたので、
■夜間学生(II部学生)を対象としたサークルのため、多様な人々が居る
実際これは大きかった。都内の大学はインカレサークルを筆頭に、他大学の学生でもわりと抵抗なくサークルに受け入れるという土壌があるが、
それでも部員の殆どが学内の現役学生で占められるようなサークルに他大学生が入っていくのはなかなか難しいもの。
しかしII部漫研は違った。一度社会を経験してから大学に入ってきたような20代後半の学生や、
卒業したのにまだサークルに来ているような長老(20代末)と称される先輩、そして近隣の現役大学生が少数と、
正規の学内生以外のメンバーがすこぶる多様であり、良い意味でのカオスが形成されているのだ。
だからこそ、ありがたくも自分のような他大学生でもすんなりと受け入れてもらえ、楽しい活動を送ることが出来た。
様々なバックグラウンドを持った人々がいるため、メンバーの個性が均質化せず、アニメ雑談一つとってもバラエティに富んだオタトークが出来て充実する。
■夜間学生(II部学生)を対象としたサークルのため、遅くまで活動出来る
これには驚いた。さすが夜間学生のためのサークルだと感じた次第。
一度自分の大学の授業を終わらせてから東洋大まで電車移動し活動参加するような物好きにも優しい時間設定はありがたい。
後述するハイクオリティ学食で腹ごしらえしてからゆっくりサークル訪ねてもまだまだ時間的余裕はある。
日もとっぷりと暮れるまでモンハンにうつつを抜かすことも出来る。
冬の寒空の下、夜遅くに皆で部室を出て美しいイルミネーションに彩られた学内林に目にやりながら大学を出る時の良い気分ときたら!
しかしまあII部漫研だからこその時間設定だとは思っていたが、隣のボックスでは昼間部学生メインのゲーム研究会も23時頃まで延々とスマブラや格ゲー対戦など行い連日奇声をあげておりよくわからない。
漫研に通うということは当然その大学の門をくぐり触れるということであり、そこで東洋大学自体の良さにも色々気付かされたので振り返りたい
■学食が凄い
白山キャンパス6号館のワンコインランチの圧倒的充実ぶりはネットでもよく話題に上るので周知とは思うものの、それでもなお語りたくなるほど東洋大の学食は凄い。
何と言ってもコスパが最強。【外に出たら軽く1000円は取られるだろう外食レベルの味+運動部所属大学生の腹でも満足な量】で、
ジャンルも本格インドカレーからイタリアンなパスタ、ハンバーグ、鉄板料理、ラーメン、和食など、
ここはレジャーランドかと思うくらいに一施設に様々な料理が入り乱れており初見ではまず腰を抜かす。何を食べればいいか本当に迷う。
しかし学内生の話では三ヶ月もすれば飽きるそうだ。それは「美人は三日で飽きる」と言っているに等しい贅沢発言ではないだろうか……一般的学食しかなかった他大学生としては本当に悔しく羨ましい限り。
ここの学食メニューを満喫したいがために、自分の居た大学の学食を数ヶ月まったく利用していなかったなんてのはザラ。
個人的にはインドカレーのナンがお気に入りだった。間食としてよくナンだけ注文して部室に持ち帰り食べながら作業してた。
■学内が綺麗すぎる
自分の在籍してた大学とは比較にならないくらいピカピカ。そして広い。
図書館も素晴らしい。やっぱり都心にデカいキャンパス持ってる私大は違うなーと感じさせられる次第。
■冬のイルミネーションが綺麗すぎる
大学正門すぐから緩やかな階段を経て校舎へ向かうわけが、そこにある甫水の森と呼ばれる道中の学内林がイルミネーションによって美しく照らされる冬の夜が素晴らしい。
学食がレジャーランド級だったことからも、ここにも某ネズミの王国のようなレジャーランド的にメルヘンチックな夜の華を感じて凄く良い。
何かまあ色々とっちらかって思い出してはみたものの、白山キャンパスはマジで良かったと思う。
一度専修大にもお邪魔したことあるけど、明らかに東洋大の方が綺麗だったし特に学食は比較にならないレベル。
色々言っても部外者の感じたことだから本当の内部事情の比較になるとよくわからんけれど
あーもう一度あの楽しかった日々に帰りたいなー
これを言ったら余計辛くなるかもしれないので、すごく迷ったんだけれども、「私は喪でトラップにひっかかっちゃったー」だけで終わるのが寂しいので、やっぱり言おう。
あなたが好きだった彼も、あなたのこと好きだったと思う。たぶん。
自分は恋愛経験が少ないと思っていると、周りが恋愛巧者に見えるから、相手も動揺したりドキドキしていたりするかも、ということにすごく気づきにくい。
だから自分の動揺を隠すことだけでイッパイイッパイになってしまうんだけど、たぶんあなたが好きだった彼も、あなたのことが原因で不安になったり動揺したりしたんじゃないだろーか。
そしたらたぶん、わかりやすくきちんと好意を示してくれる女の子が新たに現れたから、その△△ちゃんのほうが安心できる愛しい存在になっちゃったんだと思う。
好意を表明してふられる失敗のことばかり、人は思い描くけど、好意が表明出来ずに失敗することもあるんだよ。
そういうこと言われると、自分がすごく失敗したような気がして、後悔も募るし、辛いよね。だから言うかどうか迷ったんだ。
実はこれ、私の身近で本当にあった話だったのね。
男のほうから、愚痴としていろいろ聞かされた。全然気持ちがわからなくて辛い、と。
「騙されたー」
と後で嘆かれたときは大変つらかった。彼女はかなり、その後も長い間ひきずっていたし。
ただ、最後に彼女が立ち直ったのは結局、自分が彼を誤解していたことを知ってからだったんだよ。
騙されたんじゃなくて、お互いに未熟で意思疎通がうまくいかなくて駄目になっちゃっただけで、二人の間に流れていた優しい時間は、短い間ではあったけれど、本物だったんだ、ということがわかってから、彼女は劇的に立ち直った。
たぶん、失恋してから長い時間が経っていてから、今更の後悔が少なかったというのもあると思うけど。
なので、私はたぶん、増田と彼の間にあった時間も本物だったと思うんだ。
そのことまで「トラップ」とかそういうふうに思っちゃうと、増田も彼もかわいそうだと思うんだ。
大体トラップとか、喪のくせに、とかそんなふうに自分を卑下していいことはないと思うし。
だから今回はうまくいかなかったけど、それでもそこに本物は存在したということを信じた方がいいんじゃないかなと。その上で、この次がもしあったら、もっとうまく振る舞えるようにしようよと。
それで余計な口を出しました。
いつからしてないんだろうと考えてみると今日で十日目。いやいやけっこう最近じゃん!!なんて一人ツッコミしてみるけど、その最後にしたセックスは簡素なセックスだったから満足いかなかったんだろうな。あの人の愛撫が恋しい‥。もう一生することはないけど。だって別れちゃったから。
新しい彼とのエッチも気持ちいい。でも、あの人と別れてから『えっちがしたい』って欲求?感情?が消えない。えっちがしたいんじゃなくて、あの人と触れ合いたいだけなのかな。愛情がほしいだけなのかな。新しい彼とエッチすると落ちつくけど、何か虚しい気持ちになる。
あの人の優しい愛撫が好きだった。触れるか触れないかぐらいの優しい愛撫で、キスが上手で立っていられなかった。ベッドですることもあれば、イスに座りながらしたり、お風呂でしたり。優しい言葉も、いじわるな言葉も、すごくどきどきした。私の愛撫を途中で必死に止める彼が可愛かったけど、その後嫌というほどいかされて、いつも彼には勝てなかった。夢中になってセックスして、終わると二人でくっついて手繋いで寝てた。優しい時間だったな。
新しい彼はこんなこと思い出してるって知ったらきっと悲しむだろう。ごめんなさい。
私の中であの人はキングオブセックスなのかもしれない。だけど、あなたの欠点だって別に嫌いじゃない。愛しいって思える日が来ると思う。