はてなキーワード: 催眠学園とは
昔催眠学園っていう現在の催眠エロ作品群の礎みたいなエロゲがあって(多分win10とかじゃもう起動しないくらい古い)
要するに不思議アイテムで人間の記憶や感情・精神を自由に操れるようになった男が学校でクラスメイトや女教師相手に好き放題やるゲーム。
そこで胸は普通サイズのクラスのマドンナ的なヒロインにこっそり「あなたは自分の胸のサイズがどうしようもなくコンプレックスに感じるようになる ○○(巨乳の別ヒロイン)くらい巨乳じゃないとダメだと思うようになる」
先日からFANZA(旧DMM.R18)で『催眠』と検索しても一作もヒットしなくなった。
どうやら作品名から『催眠』という単語が一括置換され、なおかつカテゴリとしても削除するという改修が行われたようだ。
DLsiteでも似たような改修が行われており、警察の指導なのかオリンピックへ向けた配慮なのかはわからないがとにかくエロゲや同人誌の販売プラットフォームで倫理規程の大幅改定が行われたようだ。
エロの概念なんて知る前の幼い頃に子供向けのバラエティ番組で催眠術師に翻弄されて自分の名前を思い出せなくなる女性タレントのお姉さんの姿にやたらドキドキしていたのをやたら覚えているし、ドラゴンボールGTでビーデルが敵に洗脳され娘を裏切る回は理由もわからず何度も何度も繰り返し見た。
今考えるとゲイの人が生まれ持って男の人を好きだったみたいに、自分も生まれ持って催眠術が好きだったんだと思う。
世の中に催眠術フェチシズムなんて概念があると知ったのは自分のPCを買ってもらった後だった。
初めて遊んだエロゲはBLACKRAINBOWの催眠学園だった。
クラスの嫌われ者の主人公村越進太が催眠導入機を手に入れてクラスのマドンナや生意気な女子を手にかけていく様は凄まじいほど興奮した。
前半は「ドラえもんの道具を手に入れたらどうする?」みたいなリアルで生々しい男の妄想をそのまま描き、後半は企画者のAVのような笑えるほどシュールなシチュエーションを描くその作品を遊んでから俺は催眠術に更にハマっていった。
社会人になってからは学術的にも催眠術を勉強し、催眠とつく商業作品はほとんど手を出すようになった。
女にもモテずとりわけ友達と呼べる存在もいなかった自分にとって催眠エロゲの新作を遊ぶことは唯一の生きがいですらあった。
最近は『催眠』とタイトルにつく作品がやたら多くなったと思う。
これはぶっちゃけ他ジャンルの規制や締め付けが厳しくなったからその隠れ蓑やエロ方向に展開を転がす便利アイテムとして催眠術が利用されて発展したような経緯もあったりから、ガチもんの催眠フェチのコミュニティで受け入れられるような作品は割と少なかったりするが、最近は愛上陸みたいな超画力の人も参戦してきて、ようやく本格的に盛り上がりだしたなという段階だった。
検索上ここまで露骨に迫害されるということは売上にも大きく関わってくる、商売でやっている人達は方向転換を余儀なくされるのだろう。
露骨な陵辱物が倫理規定改定でエロゲ市場から姿を消したように、催眠というジャンルも市場からひっそり姿を消していくのだろう。
どこかが裏で糸を引いているとしたらもう既にソフ倫あたりにも働きかけているのかもしれない。
愛上陸の催眠性指導シリーズの新作も、催眠学園を作り上げたNATORI烏賊氏の新作も、ファンタジーとしての催眠術のみだけではなくリアリティも追求したおくとぱす氏の新作も、もう自分は遊ぶことができないのだろう。
ゲイの人は生まれ持って男が好きで、彼らは『正しさ』によってパートナーと愛し合うことを認められた。
俺のよう生まれ持って催眠術が好きなだけな惨めで哀れでモテない男はたかが絵を見ながらオナニーする権利すら『正しさ』によって奪われる。
こんなに簡単に1つのジャンルが潰されるのかと心底悲しいと思った。
ひっそり使う人のオナネタにケチつける奴なんて政治家だろうとフェミニストだろうと米国だろうとオリンピックだろうとみんなくたばっちまえ。
恥を知れDMM。ふぁっきゅー正しさ。
こんな世の中でいいのか?俺は絶対に嫌だぞ。