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2017-04-16

北のミサイルが来たら"国内の敵"を〇すと言ってる人達について

もし北朝鮮ミサイルで私の家族が死に、私が生き残れば、私はテロ組織を作って、日本国内の敵を潰していく。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年4月13日

「もしミサイルが打ち込まれて私の家族死ねば、テロ組織を作って国内の敵を潰す」という私のツイートが物議を醸しているようだが、「国内の敵」というのは、売国議員売国文化人である。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年4月14日

実際に半島狂乱状態になれば、日本被害を受けずにはいられないでしょう。大勢の罪のない日本人死ぬことになります。その時、パヨクが無事でいられるなど思っていないでしょうね?生き残ったパヨク復讐と怒りに燃える日本人たちのパヨク狩りの餌食になるだけです。パヨクに逃げ場はない。— 桜井誠 (@Doronpa01) 2017年4月14日


言うまでもなく異常で、危険だ。

国内における暴力国家に一括して預けるからこそ、我々は国内における私人間でのやりとりにおいて、互いの暴力可能性に怯えずに暮らすことが出来る。

もしその原則を捨てれば、私闘私刑の横行するヒャッハー状態を経たのち、互いに身を守ろうとする人々毎の武装勢力国内に林立することになる。

ゆえに、安定した国家はその様な私闘私刑を決して許容は出来ない。

江戸時代の仇討ですら、免状がなければ単なる殺人として処罰された。

こんなことは歴史上何回も繰り返されてきた基本中の基本であり、右とか左とかは基本的関係がない。

必要に応じ警察には厳重に取り締まってもらう必要がある。

あるのだが。

リンク先の主張に同調する馬鹿どもは、確かに馬鹿ではある。

一部本当に暴走するのであれば、おそらく警察なりのお世話になり、一時的社会から排除されるだろう。

だが、それは問題解決なのだろうか?

このような主張が(少数派であろうとも)一定の支持を得るという事自体わたしたちの今の社会には何かが決定的に壊れ欠けてしまっているのだという事のあらわれなのではないのだろうか?

からミサイルが着弾し、被害が出た際に。

北を許せない、報復したい、報復しなければならない、というのは、賛否こそあろうが自然感情として理にかなっている。

だがそこで報復対象が"国内の敵"への私的制裁に向かうということは、なにか、国民国家というのもののどこかの回路が決定的に壊れてしまっているということのように思えてならない。

正統的で健全なナショナリズムなり、安定的包摂的なコミュニティ存在なりなんなりで、

広く国家社会への信頼といった従来の回路を回復せずに、安定した国家運営する事はできるのだろうか?

そういった回路がないと、今後も事あるごとにテロリスト(に近接した人々)を生み続けてしまうのではないのだろうか?

あ、だからやっぱ共謀罪必要なのか。

割と冗談じゃなく。(冗談です)

 
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