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はてなキーワード: 作付面積とは

2023-09-04

anond:20230904183255

せやで だから作付面積生産能力が年々減少しとる日本という食物輸入国家は世界規模で見ると負け組なんや

おりこうさんにはかないませんなぁ

2022-12-14

anond:20221214163816

そういう事態にそなえて政府対策を練ってるでしょうねえ

コメ備蓄率を上げたり、野菜農家保護したり

ものについては、作付面積を増やすしかいかなあ

コメさえあればなんとかなるんすけどね

2020-10-19

ところで先生方に聞きたいんですけど

失われた作付面積グラフには描かれませんよね

失われた作付面積はどこに行ったんでしょうか

2019-12-06

新潟県はなぜ外向けのPRが下手なのかを考察する

こんにちは、生まれも育ちも新潟県民です。上越市出身で、ここ数年は新潟市に住んでいます

新潟県観光に来てくださった方々や、移住してきた方々は、口を揃えて「こんなに良いものがたくさんあるなんて知らなかった。もっと上手に全国へPRした方がいい」と言ってくださいます。ありがたいことであるとともに、住んでいる人間としても課題意識は持っていたいところです。

という綺麗事は口では言えるのですが、実際に住んでいると、自分たちはその「良いもの」を美味しく楽しく最大限に享受しておりまして、ぶっちゃけほとんど課題意識というものが湧き上がってきません。外から来た人たちと中にいる人たちにギャップがあるのです。

これは一体どういうことだろう、と考えてみたところ、現状を成立させうる力学についての仮説が自分の中に生まれたので、ちょっとメモしてみます

解決策の提案ではなく、なんとなく見えている世の中の姿(もしかしたら妄想も含む)を元に現状の追認をするだけの記事なので、あんまり生産的ではなさそうです。

文化が内側に閉じる傾向がある

県外の方々が仰るとおり、新潟には良いものがたくさんあります

パッと思いつくだけでもこれだけありました(新潟市に寄ってるので、他の地域を見れば)。私はラーメン枝豆ビールも大好きなので、天国です。ありがとう新潟。愛してる新潟

というわけで、県内にいる分には結構楽しいのです。

県民県内で美味しさや楽しさを地産地消できていますおそらく、ここに問題の切り口があります

文化産業が、良くも悪くも県内の人々の間で完結してしまっているように感じられるのです。どうしてこうなったのでしょうか。

私は、「人の動き」と「地理的条件」の2点に原因があるのではないかという仮説を立てました。

近代新潟県人口日本

今でこそ首都圏への人材流出問題になっていますが、明治期の新潟県国内でも有数の人口が多い都道府県でした。次の記事が詳しいです。

なぜ新潟石川が「人口日本一」だったのか? 都道府県人口推移から見る、日本近代化の歴史(1/4) | ねとらぼ調査

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1167/

「稲作を中心とした第一次産業」という分野において、越後平野柏崎平野高田平野の3つの広大な平野を擁する新潟県は、地理的な強みを持っています上記記事にもあるとおり、この強みと海運の拠点になったこから新潟県は賑わいました。

人がたくさんいるということは、多様な文化が生まれます。この頃の賑わいによって、新潟県には豊かな文化を育む土壌が生まれたのではないかと思われます

全方位に隔絶された陸路

さて、単に豊かな文化を持つだけであれば、それを元に隣県と交流していくうちに評判が広がっていったのでしょう。

しかし、残念なことに、新潟県は全方位を海と山に囲まれており、あまりカジュアルに隣県と交流することができません。

海運が盛んだったうちは問題なかったのかもしれませんが、時代の移り変わりで陸運が中心になっていく中で、新潟県が外部と交流する機会は少なくなっていったのでしょう。そりゃあ田中角栄先生も山をぶち抜いて県外への道を切り開こうとするわけです。

外との交流はないけど人と文化はある

そんなわけで、

という、現在まで繋がる新潟県の姿が形成されていったのではないかと思われます

その結果、文化地産地消する力学が、とても強く働いたのではないでしょうか。

旨い食べ物が作れたら、他所に持っていくのも大変なので自分たちで食べればいいのです。幸い、喜びを分かち合う隣人はたくさんいます

良い道具が作れたら、他所に売るのは商人に任せて、自分たちは隣人たちと切磋琢磨すればよいのです。わざわざ山を越えてくる職人も少ないので、狭い街の中でひたすらお互いを高め合うことになったのでしょう。

隣県や都会まで行ってイベントに参加するのは遠すぎて大変なので、自分たちでやろうとしたのでしょう。

こうして、県民県内で美味しさや楽しさを地産地消する新潟県が、生まれたのではないでしょうか。

じゃあ、これからはどうしたらいいんだ

わからん……もう俺たちの魂には文化地産地消が刻み込まれしまって、PRするというのがどういうことなのかわからなくなってしまった……

地理条件的にふらっと通り道に寄ってもらうことも難しいので、「新潟に行きたい」というモチベを持ってくれた人しか来ないんだろうなと思うと、やっぱり先にPRするしかないんだろうなというのはわかるんじゃが……

なんかもう、俺たち新潟県民が新潟を楽しんでいる姿をガンガン発信していったほうが、いっそ上手く回るんじゃないか

ちょっとまらないけど、これだけは言える。新潟県を一番楽しんでいるのは、新潟県民だ。からみんなも、気が向いたら、楽しみに来てくれ。旅行でも移住でもいい。楽しみに来てくれ。頼むぞ!

2016-11-06

農業番組で農機具使わないと冷める

田植えするときに手植えしたり

稲刈りするときに鎌で刈ったり

乾燥させるときに天日に干したり

あいうのホント冷める

都会の人が描く「楽しい農業」を具現化してるんだろうけど

そんな稲作はやってられんし別に農機具使っても米の品質は変わらん(むしろ上がる)

というか日本人試行錯誤しながら頑張って発展させてきた農機具を使わないで

作業で米作りするとかメーカー技術者への冒涜しか思えん

一人二人でやってて作付面積も小さいから手作業、ってのはまだ分からんでも無いが

(それでも借りてやるのが普通

大の大人が7、8人横に並んで手植えしたり稲刈りしたりしてるのは見ていて滑稽

一万歩譲って田植え稲刈りはそれっぽさを出すための演出だったとして

乾燥機使わないのは何?脱穀・籾摺り・選別は機械使うくせに。

どういう線引きしてるんだ。テレビ局は。

2013-11-11

食の安全中国混沌、強大なアメリカおフランス

イオンに関するニュースを見た。

イオンの不誠実さも非難されるべきだろうけど、イオンの気持ちもわからなくもない。

なんでウチだけだ、というようなユッケ社長的な気分もあるだろう。

俺はちょいちょい中国方面旅行に行くのが趣味なんだが、あちらの食い物など食って大丈夫か?との心配を頂くことがある。

確かに手放しで安全とは言いがたい。現地テレビ放送も、安全野菜の選び方なんかを特集しており、現地人に危機意識もある。

しかし最低限のことに気をつけていれば、概ね問題ない。いや、問題ないかどうかは数十年経ってみなければわからいかもしれないが、現状特に健康被害はない。

あちらでは快餐というスタイルの、チョイスしたおかずぶっかけ飯を喰うことが多い。指差しだけでメニューを選べるので、外国人旅行者にも人気だ。

快餐屋は一食500円以上する店もあれば、20円以下の店もある。

この値幅の大きさが、中国の食を象徴している。

件の20円以下の店は、そのイカレた安さから人気があるかというとそうではなく、汚い身なりの労働者パラパラといるだけで、全く繁盛していない。店もボロく、匂い臭い

そんな店で何かを食いたいかというと、どんなに安くても御免な訳で、概ね200円ぐらいの店に入ることが多い。

お肉などは公設の市場があり、そちらをブラブラみて回るのも楽しい

見たこともないケモノヘンの漢字獣肉がところ狭しと売っている。貂なんて食えるのか、と感動することもある。

あちらでは、鳥肉は鶏よりも鴨の方が、比較メジャーと思われる。

彼の鴨肉であるが、これまた一羽丸鳥で、千円近い品もあれば、百円以下の品もある。

件の百円以下の鴨が、これまた鳥だけに飛ぶように売れるかと言うと、無論そうではない。

モノには適正な価格があるということは、実際誰でも知っていることであり、現地の人間はもちろんのこと、ポッと出かけた旅行者ですら、小一時間市場をブラつけば、概ね把握できる。

その中で極端に安いものがあれば、それを警戒するのは、ごくあたり前の心理である

その警戒を、果たしてスーパーバイヤーが、冷食工場仕入れ担当が、共有しているかというと、当然共有しているだろう。

そんなものは行けばわかる、一目瞭然なのだから

しかしそれを本部の人間も共有しているか、となると怪しい。

本部の人間は安くしろと要求する。日本経済の仕組みでは安くするのが正義だろうから

彼の国では、安くしろというと、下限知らずにどこまでも安くなる。数十円の丸鶏があるお国だ。

大阪西成に俺の愛するスーパーマーケットスーパー玉出という店がある。

こちらの惣菜が実に象徴的で、精肉コーナーに豚バラ肉が100グラム120前後で売っているのに対し、デリカコーナーでは豚バラチャーシューが100グラム80円で売っている。

パートのおばちゃんが手間暇かけてコトコト煮込んだチャーシューが、生肉より値下がりするなどという、河原の積み石よりやりがいのない過酷労働を、彼女らに強いている訳では無論ない。

それら加工食品は、その出自を明らかにする必要がないから、原材料費をどこまでも抑えられる。

そしてそれが今後どのような影響があるのか、それはわからない。

なにやら壮大な生体実験を見ているかのような気分になる。

今後、米農家補助金が削減されていく趨勢にあるとのことらしい。

これに関しては全く恐ろしいという気持ちにしかならないが、ウェブ上では、補助金ジャブジャブの農家は潰せとの声が高い。

実際厳しい競争の中で生きている、都市部の住人にとって、不公平感があるのも理解できる。

しかしながら、総じて先進国農業で、全く保護必要としない分野はどれほどあるものだろう。

無論、規制を緩和して、やる気のある農家企業の参入を推し進めるのは良いことだろう。

農業大国と言われる国々、特にアメリカフランスでは、補助も厚い。

アメリカでの農業補助金は、大別して5種類。作付面積に対する補助金市場価格による差額の補助金。ローン充当補助金。最低価格保証金。作物保険への政府充当金。などなど、日本補助金など可愛らしいと思えるような補助金の幅の広さ。

その上先般のバイオエタノール原料買い付け保証などなど、挙げたらきりがないほど補助金ジャブジャブである

特に市場価格ベース補助金は、WTOからお叱りを受けかねない、輸出補助金に触れると見られており、今般のTTP交渉では果たしてどうなるかというところでもある。

この恐ろしい規模での補助金によって、折角の国連の援助を受け殖産された後進国綿花穀物畑などが、価格競争で打撃を受けて青色吐息だそうだ。

例えばコーンだと、その金額の八割以上が補助金に依っており、俺達が喰うケロッグコーンフロストは、アメリカ人税金によって八割増量してもらっている。

そして当然アメリカであるからして、その全補助金額の七割以上が、上位数%の大規模農家によって独占されている。

まさにアメリカというお国柄らしい、ビッグになるほど保証も厚い、悪夢アメリカンドリームの類の補助金だ。

方やおフランスでは、アメリカ同様、斯様な大農家向けの補助金も充実しており、これまたグレーな輸出補助金の類も、ジャブジャブ拠出しているのだが、反面、小規模農業のみならず漁業、加工業への保証もこれまた厚い。

例えば農地のその周辺環境景観への配慮などを目的とする補助金。また産品の国定ブランド化とそれへの国際的な法的保護、輸出補助金など、小規模でも国際社会で十分戦えるような保証が充実している。

彼の国の優良な小規模一次、二次産業への保証は、単にその百姓生活土地景観田舎ワイナリー漁港を守るという小さな目的ではなく、それに付随する食の安全文化外食産業観光業、ひいては国のイメージという、より大きな対象への投資なのだろう。

翻って日本には、果たして保護に値する農業、食産業が無いだろうかというと、全く実に多い。

地方地方に奇妙な郷土料理や農法やらが、険隘な国土ならではの多様性に富んでおり、港町に行けば、寿司屋の生ゴミかと見まごう奇妙な鱠が出てきたり、山国に行けばタクアンのままで美味いのになんで燻製にしちゃったかなーという漬物が供せられる。

狭隘土地に無理やり作った田畑や、それにまつわる行事伝統産業ら、それら無数の多様性が重層的に折り重なり、文化というものが形成される。

食にやかましい中国人に、俺はベトナム料理が好きだと述べたところ、中国人は鼻で笑って「ベトナム料理なんかねーよ。美味しい菜(惣菜)ならあるけどな」とのたまう。

料理とは料の理と書くように、食文化のものを指す。

無数の地方地方の多彩なお惣菜があり、それらを時の権力が一つの理として、熟成されるのを待たねば、料理は成立し得ない。

その中国人に言わせれば、日本料理料理として見ているらしい。

 
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