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はてなキーワード: 住民基本台帳法とは

2024-01-28

anond:20240128221539

国民総背番号制

 国による国民監視が強まるとの不安にたいし、政府は「国民管理する仕組みになっていない」と説明します。

 しかし、住基ネットが始まる前に、国の利用事務を恩給・共済年金支給建設業許可など現在九十三から旅券発給や婚姻届など二百六十四に広げる法案継続審議)を出してきました。

 住民基本台帳法改正」のさい、国会は「安易な拡大を図らない」と付帯決議しましたが、これに反するものです。

 来年八月から希望者に「住基カード」が交付されます。これには市町村図書館の利用や印鑑登録など独自サービスを付加できます政府は、納税者番号にも利用できないかと考えています

 収入財産思想信条から病歴、犯歴まで個人情報がまるごと集められることになります情報が集まれば集まるほど、漏えいしたとき被害は大きくなります

 さまざまな個人情報住民票コードを介してつながることになります国民一人ひとりの個人情報中央情報センターで一元的に把握でき、国民監視の道具として使えることになるのです。

 日本ペンクラブ梅原猛会長)は、「国民総背番号制につながるプライバシー侵害市民生活のじゅうりん等、容認しがたい」として住基ネットに反対しています

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-08-03/10_0301.html

2023-08-06

anond:20230806132045

利権だよ。

住民基本台帳法によって住民票コードの利用が制限されていることを建前にして、

もっと使える番号を作ろうってやり始めたのがマイナンバー

カードができれば、カード製造業者カード判定機、カード発行サービス等々いろんな部分で

業者が絡んでこれるので、そこに利権が生じる。

結局、儲けたい人達の思惑が複雑に絡み合った結果、

カードに番号が書いてあるのに、それを目隠しして見えないようにする袋を付けて利用するという、

世界でも類を見ない頓珍漢な仕組みになってしまった。

2023-05-16

印鑑証明役所オマケでやっている業務

この記事ブクマで「全国で統一したシステムを作ればいいだろ」というコメントがある。住民票戸籍はそのとおりだと思うし、デジタル庁が旗振りして共通化がゆっくりながら進んでいる。しかし、印鑑証明についてはそうはいかない。

住民票戸籍も、住民基本台帳法戸籍法に根拠があり、国が市区町村実施義務づけた法定受託事務である。この事務の進め方は国が標準を示し、そのとおりに進めることが求められている。

一方、印鑑証明はそれらと同様に隣の窓口で行われている事務ではあるが、なんと法律に一切の根拠がない。市区町村はそれぞれ「○○市印鑑登録条例」とかを作って、市長裁量条例なので議会の関与もあるといえばあるが)で行っているのが印鑑証明なのであるタイトルの「オマケ」は言い過ぎだ。ごめん)。セキュリティに詳しいコンピュータエンジニアなら、昨年まで自治体ごとに行政機関個人情報保護条例がまちまちで、行政仕事を受けるときに注意しないといけなかったことを思い出す人もいるかもしれない。あれに近いものがある。

から、どんな印鑑登録できるのか、来たときの本人証明はどうするのかなんかは、すべて役所ごとにまちまちである。「引越前の市ではこれでOKだったのに!」といってもなんにもならない。根拠となるものが、前の市とこことでは違うのだから

国は法律では市区町村印鑑証明事務をやれといっていない一方、印鑑証明があるのを所与のものとした制度設計をしている。例えば不動産登記法個人登記をするためには市区町村長による印鑑証明書の提出が必須になっている。一度法務省電話をして「もしも『うちの市では印鑑証明書は出してません』って市があったら、そこの市民はどうやって不動産登記したらいいんですか?」って聞いたら「そういうことが起こるとは考えていません」って答えられた。そんな状況を放置しているため、印鑑証明は1,000以上の市区町村が1,000以上のやり方で続けていく状態はどうにもならなさそうである

2023-02-18

杉並区では、区民生活部の33歳の主事住民基本台帳ネットワークの端末を操作し、個人の住所などの情報を閲覧して外部に漏らしたとして、住民基本台帳法違反の疑いで去年11月逮捕され、その後、起訴されました。

また、区役所への投書がきっかけとなって発覚したこ事件に関連して投書の情報公開請求が行われた際、本来、非公開とすべき情報提供者の氏名を誤って公開する不祥事が先月にあり、区は、対応した41歳の職員を25日付けで戒告処分しました。

投書した人にはマルタイ付いてそう

2022-11-07

住基ネット個人情報漏えいか 東京杉並区職員らを逮捕 暴力団関係者から「人捜し」依頼され


住民基本台帳ネットワーク住基ネットシステムで取得した2人分の個人情報漏えいしたとして、警視庁捜査2課は5日、住民基本台帳法違反の疑いで東京杉並区職員市川直央容疑者(32)=同区=と、友人の住所不定職業不詳佐々木洋樹容疑者(34)を逮捕した。

 捜査2課によると、2人は10年ほど前からの友人で、市川容疑者は2018年以降、20人以上の個人情報を取得して佐々木容疑者に漏らしたとみられる。佐々木容疑者暴力団関係者に人捜しを頼まれ市川容疑者に取得を依頼したという。

 逮捕容疑は昨年4月と今年2月、区民課主事として住基ネット業務従事していた市川容疑者が専用端末を操作し、都外に住む男女計2人の住所などを取得して佐々木容疑者に漏らした疑い。捜査2課は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 杉並区によると、今年2月28日に文書が区に届いて発覚。市川容疑者は区の聞き取りに「システム検索した記憶はなく不正行為は一切行っていない」と話したという。(共同)

ttps://www.tokyo-np.co.jp/article/212252

2022-05-27

市民全員の情報違法取得、職員2人免職何が悪いという感じで…」

市職員情報漏洩が発覚し、謝罪する野田武則市長中央)ら市幹部=岩手県釜石市役所

 岩手県釜石市は26日、住民基本台帳記載された全市民約3万2千人分の個人情報違法取得を繰り返したなどとして、職員2人を同日付で懲戒免職にしたと発表した。市は今月11日、県警釜石署に住民基本台帳違反の疑いで告訴した。

 2人は40代の男女で、いずれも事実関係を認めている。市の調査に対し、女性職員は「特に目的はなく、情報収集たかった」と答え、男性職員女性に協力したと話したという。現時点では2人以外への情報流出確認されていない。

 2人に聞き取りをした市幹部によると「『何が悪いの?』という感じで罪の意識が薄かった」という。

 市が確認できた分だけでも、2015年2月から計21回にわたりメール市民の住所や氏名、生年月日、性別、続き柄、世帯番号、収入額が記載されたデータを自宅のパソコン送信したり、男性から女性に送ったりしていた。179月送信したデータには600人分のマイナンバー情報もあった。男性の自宅にあった私物USBメモリーには17年以降数年分の全市民住民基本台帳データも入っていたという。

 女性はこの男性以外の複数職員からメール市民個人情報を受け取っており、市は調査を進める。

 昨年9月業務で知り得た情…

この突き抜けたあたおか感は、外国人な気がする。

カキの貝殻を違法投棄してる外人が「なにがまずいの?」って言ってる姿に近い。

自治体ちゃん国籍確認してから採用すべき。

https://ceron.jp/url/www.asahi.com/articles/ASQ5V6SMHQ5VULUC01G.html

https://anond.hatelabo.jp/20220526234323

2021-08-02

anond:20210802132133

住所を正しく届け出ることは、住民基本台帳法で定められた義務ですので、「住所不定」の状態がすでに法律を守っていない状態であると言えます

はい

ろんぱっぱ

2015-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20151218095135

たぶん夫婦別姓に色々誤解(不明点)があると思うんだけど、質問も違うと思うんだよね。

今のままだと、たぶん回答にたどりつけない。

チョット飲み込みにくいと思うから、タルイと思うが辛抱して順番に説明を聞いてくれ。

最近裁判で負けたイワユル「夫婦別姓

これは、「婚姻前の姓を保持する制度」のこと。夫婦別氏とも言う。

  1. 結婚からの姓を変えると面倒が色々ある
  2. 通名だと、本名とは違う「アダ名」扱いになる
  3. 「姓」は、強い帰属意識を煽る

1番は判りやすいだろ。

ハンコ変える、仕事での名称が変わる、各所での届け出を変える必要がある。面倒。

2番もまあまあわかるだろ。

要は、「昔の名前仕事してますじゃダメなの?」は、法律上本名と違うとダメな場面が有る。

3番はまあ荒れる基だろうが抜くとわけわかんなくなるのであえてな。

元増田の感じてる「彼女の姓を名乗りたい」という気持ちのものことな

荒れるのは「なぜ選択的(どっち選んでもOK)夫婦別姓に反対するのか」って点。

(まあ、感情の対立だから個人的には難しいように思うけど、変わるかも)

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させる制度じゃないの。今までの姓を変えない制度

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させるなら「自分の好きな姓を名乗れる制度」になる。

質問が違うと思うが、元増田への回答を先に

まずな、質問が違うとは思うが回答しておくと

裁判で負けたけど、夫婦別姓って夫婦が互いに相手の姓を名乗ることはできるのか?

誰か教えてくれ

出来ない。

元増田が「佐藤」で、彼女が「田中」なら、別姓でも元増田佐藤で、彼女田中のままだ。

「選択的夫婦別姓」という話とは無関係だな。彼女彼女の姓のママを名乗りたい、じゃないだろ。

んで、質問が違うという話をまずする

元増田のは「夫婦が互いに相手の姓を名乗りたい」では、無い。

まずこっから整理が必要なんだが、話を読む限りでは違うと思うんだ。

  • 増田は、「今の姓を捨てたい」ので「彼女の姓を名乗りたい」
  • 彼女は、「夫の姓を名乗りたい」ので「増田の姓を名乗りたい」

同じじゃないかと思うだろうが、まあ待て。

(あと、追記にもあるが「名乗りたい」は「制度上の正式名称をそうしたい」という意味だな)

取りうるパターンは、細かく分けると、こうなる。

  1. 増田は、「佐藤(元増田仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  2. 増田は、「田中(彼女仮名)」という「付き合っている彼女の姓に変えたい」
  3. 彼女は、「田中(彼女仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  4. 彼女は、「佐藤(元増田仮名)」という「付き合っている彼氏の姓に変えたい」

読む限りでは(多少彼女の心情はエスパーするが)、1番+4番パターンだと思うんだよね。

まり、「新しい姓を新設する」では、彼女は納得しないパターン。(妥協はしてくれるかもしれないが)

翻って、元増田は、「新しい姓を名乗る」でも別に問題ないよな?佐藤(仮)を捨てたいだけなら。

まり質問本来こうあるべき

俺の戸籍から俺の今までの姓を葬りたい、彼女は俺の今までの姓で呼ばれたいと思ってる。

解決手段はないのか?

まりだ、元増田は、戸籍上に今までの姓が乗って無ければ良いんだから、姓が「綾鷹だって構わんわけだ。

でも、彼女の言う「夫の姓」っていうのは、新設した「綾鷹」じゃなくて、付き合ってた「彼氏の姓」を指すわけだろ。

現実的な解決策

夫婦別姓希望してる人たちはなんで話し合いで解決しないのか』は、まあ元増田と同じだよ。

選択的夫婦別姓制度希望している人達は、「戸籍上の姓を変えたくないから」ではあるが。

もう既に判ってると思うが、普通妥協するしか方法はないよ。

とは言え、チョットでも可能性のある現実的な話をする。養子縁組とかじゃなくて。

(一番簡単なのは彼女通名だが、それがダメから彼女側の手立ては詰んでる)

まず大前提だが、籍を入れるというのは間違いで、婚姻場合戸籍の新設になる。

から本籍地自由に設定できるわけだな。管理単位のペーパーが増えるワケだ。

元増田の姓に旧字体が入ってる場合

簡単だ。新字体にして、別物の姓になったと思い込め。

基本的に姓(氏)は変更できないんだが、例外的に「旧字体漢字常用漢字体にする」のは超簡単にできる。

これでまあ、彼女は満足するだろうし、元増田も一応違う姓になったと思えなくもなかろう。

元増田の姓の「読み」を変える

戸籍は「漢字」で管理されてて「読み仮名」は存在しない。

過去はいろいろとあったが、もう既に戸籍上に読み仮名存在しない。

これはオフィシャル法律上制度上戸籍上の話だ。住民基本台帳法も読み仮名登録させるようになってない。

そしてさらにこれにはポイントがあって、市役所なんかは読み仮名を別途管理してたりするので、

「あ、その漢字、実は読み仮名が違うので、戸籍を作るにあたって直しておきたい」と言うと結構簡単に変えてくれる。

  • 斉藤(さいとう)」→「斉藤(せいとう)」

(「斉」は昔は「せい」で呼んでたし。因みに極端に違うとハネられる事もある)

この辺の技は「子供名前の読み仮名は、別に漢字準拠してなくて良い」で有名だけど、姓も同じなんだよね。

本気で元増田が、『今までの姓を葬りたい』なら

まりオススメはしないが「氏の変更届」という手段がある。

戸籍法 第15節 氏名の変更

107条 やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所許可を得て、その旨を届け出なければならない。

ステップは以下の通り。

  1. 元増田が、分籍届を出す。(ここで、元増田は元の家族から籍を抜く事ができる)
  2. 元増田(分籍済みなので、戸籍の筆頭者)が、「氏の変更届」を家庭裁判所に出して許可を貰う
  3. 新しい姓(氏)で、生活する。彼女にも慣れてもらう。(周囲への姓の周知。彼女も納得しやすかろ)
  4. 新しい姓(氏)で、結婚する。(戸籍の新設。本籍地を二人の思い出の場所にすると、おニュー感出るよ)

こっからは古い知識になるから、具体的には弁護士探して相談するのが良いと思うが、

ただ、読む限りでは元増田は「元々の家の姓」を名乗って生活してたけど、結婚するにあたって変えたいくらいのカジュアルな感じだからちょっと厳しいと思うな。

(本気でトラウマレベルで嫌なんだったら、通るんじゃないかな。制度存在するわけだし)

……なんで「オススメしない」って書いたかって言うと、氏の変更をしようと弁護士頼る人、結構ガチな人多いから、軽い気持ち弁護士行くとマジ説教されると思うよ。

自分が「実の父親から日常的にレイプをされていたので殺人未遂を起こし、姓を聞くだけで発作的に自殺したくなる人が支援者と一緒に来てる」横で相談する光景相談すると、大体あってる。

まあ、数千円で弁護士相談できるし、いきなり「氏の変更したい」とかじゃなくて、彼女と一緒に相談行ったらどうかな。

そこで第三者を交えて話するだけでもずいぶん認識変わると思うよ。

 
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