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2012-01-05

男を殺す女

正月実家に帰って、たまってる録画番組をきまぐれに見てたんだけど、

人志松本の○○な話?だったかで、デヴィ夫人がこんな話をしてた。

あるあまり器量のよくないアメリカ人の女が有名な会社社長結婚した。

だが旦那は病で亡くなってしま彼女未亡人になった。

彼女はしばらくしてお金持ちと再婚したのだが、再婚相手もまた死んでしまった。

また再婚したが、その再婚相手もまもなく死んでしまった。

結局彼女は4回結婚し、4回とも未亡人になり、その度に裕福になっていった。

その話は結局ゾッとする話の認定をされて、

デヴィ夫人ゲストに「あなた達も気をつけなさい」ってなことを言って終わった。

友人に、このアメリカ人女性のような女がいる。

二十代前半にしてもう既に三人、彼女と交際した男が死んでいる。

その彼女は裕福になったりはしていないし、もちろん殺人もしていない。

保険金を受け取ったりもしていない。

死因はそれぞれ病気だったり事故だったりと彼女に関係のないことだった。

そんな魔女のような女だけれど、見た目はそう、デヴィ夫人

言葉を借りるならば「器量よしとは言えない」ような、つまりそんな感じ。

性格は、何か不思議な感じがする。賢い女であると思うし、話していて面白い

女性にこの言葉を使うことは珍しいかもしれないけれど、包容力がある感じ。

家庭的とか優しいとか謙虚とかサバサバとかクールとか子どもっぽいとか、

色んな形容詞はあるのだけれどそのどれもに当てはまるような気もするし、

どれにも当てはまらないような気もする。そういうちょっと変な女。

友人として自分彼女のことが大好きだ。

ただ、恋愛対象にはならない。そんな女。

それでも、彼女はいわゆるエリートだったり、レベルの高い男だったりに好かれる。

実際にその死んだ元恋人たちも、突出した才能をもっていたりするのだ。

そういう人達を呼び寄せ、虜にし、最終的には死に至らせる毒でも持っているのだろうか。

「私、ものっすごいさげまんなんだろうねえ」

そんな風に言う彼女の背負っている哀しみのようなものに、男は惹かれるのか。

彼女は、愛した男を死なせてしまう女なのだろうか。

それとも彼女を愛した男が死んでしまうんだろうか。

魔性の女、なんて言葉を聞くと

自分セクシーなお姉さんでなく彼女のことを思い出す。

増田諸君、世界にはこういう女もいる。どうか気をつけてくれたまえ。

 
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