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はてなキーワード: ラマダンとは

2024-03-28

anond:20240328113604

お前、ラマダンやらねーだろ?

それはお前が一遍たりともイスラム教徒じゃないからだ。

 

でも初詣をする。ほんのちょっとだけ仏教徒から

クリスマスはする。ほんのちょっとだけキリスト教徒から

 

こういう話すると一番出てくるのは、日本人は「生まれ変わったら何になる?」というトーク普通にするってこと。

まれ変わらないのよ仏教以外の人間は。天国永遠に暮らすんだから

 

でもまあ実際問題本来仏教徒とかとかだいぶ感じが違うので「日本教」という表現が使われてるわけ。

2024-03-11

anond:20240311221312

食糧事情が良くなかった中世に、生存を脅かさない程度に食事量を減らすために定着した風習ラマダンなんじゃないかと思う

なおラマダン断食は、病人妊婦といった、履行すると支障のある人たちは免除される

ガザラマダン月が始まったニュース流れるたびにイスラム教徒子供にも毎日夜まで食事や水分補給をさせないのかと心配になる

2023-12-02

ヴィーガンチートデイはお肉を食べてもいい日

ヴィーガン界隈もすごいことになってるな

ラマダンじゃないか

2023-08-15

日本無宗教と言うけれど

カレンダー休日祝日にないお盆休みがあるのでこれは宗教と言っていいだろう。ラマダンみたいなもん

2023-02-20

anond:20230220133614

その場合は「一般的座り込みって言わないじゃん」の感覚が間違ってるだけ

ラマダンに「普通24時間断食すると思うだろ」と文句を言うようなもの

勝手勘違いしたほうが悪い

今回は「一般的に失敗」の感覚が正しい

世間一般と違う意味勝手テクニカルタームを作ってるほうが悪い

2022-11-06

ラマダンアニメってそんなに良かったっけ?

飯テロルでしかないのでは?

2022-10-11

座り込みハンストの条件を緩くして誰が得すんの?

いや俺は活動家じゃないからまったくどうでもいいんだけどさ。

  

座り込みとかハンストって要求が通るまでそこを動かないエクストリーム行動だから意味があるのでは?

24時間365日ここを動かないぜ!メシは仲間に持ってきてもらってノグソだぜ!っていうエクストリーム感が座り込みで、

さらにメシも食わないぜほっとかれたら植えてここで死んでやるぜ!っていうウルトラエクストリームハンストじゃん?

 

そういうワイルドさとエクストリーム感があるからこそ

座り込み!」とか「ハンスト!」とか言われたら周囲や抗議相手も「やべえ…」ってざわざわするわけじゃん。

本来は。

 

なのに特定時間だけちょっと座りますとか

日が暮れるまで断食しますとか

どんどん条件を緩くしながら「座り込み」や「ハンスト」と名乗る抗議活動が増えてきて、

それは座り込みとかハンストかい言葉は使わない方がいいんじゃないの?

とは思わない?

普通に抗議活動」でいいじゃん。

 

普通ノーマル抗議活動をしてるのに

箔付の為に最高位の抗議荒業の名前を使っちゃダメっしょ。

その最高位技の権威ってものがなくなっていくじゃん。

 

まあ俺は活動家じゃないからいいんだけどさ。

活動家の内部で「あんた本当に断食しないのにハンストという言葉を使ってもらっちゃ困るよ!言葉特別性がなくなるじゃないか!」みたいな議論はなかったんだろうか。

 

1日10分で「座り込み」と呼ばわるのもいいし、8時間断食を「ハンスト」と名乗るのもいい。

けどそれをやっていけばもう「座り込み」「ハンスト」の霊験は失われて、誰もビビらない空虚概念になる。

そうすると損するのは活動家人達なのでは?と思う。

ほんと俺にゃどうでもいいんだけどさ。

 

こういう感じに疑問やツッコミを受けるとたいてい

生活犠牲にしないと座り込みと認めないのか!」とか「命を危険さらさないとハンストと認めないのか!」とかキレてくるけどさ。

ちっげーだろっつーか逆だろ。

 

元々生活犠牲にするとか命を危険さらすという掛け金で怖さや威力を出したのが「座り込み」「ハンスト」だろ。

なんでその威力自分達で削いでるのかなーって言うことはただただ素朴な疑問としてわいただけなんだよ。

別に活動家生活犠牲にしてもらったり命危険さらしてもらったりしても俺に何の得もないし、

当人もやりたくないならやらんのがいいと思うよ。

(逆にやるならライブカメラでずっと中継すると迫力やコンテンツ価値は出るよな。)

 

 

……でもさすがに8時間断食してハンストってのはどうか思うぞ。

ただのラマダンじゃねーか。

そこに草生えちゃったら冷笑ひろゆきなのかよ。

笑ってはいけない抗議活動24時なのかよ。

 

 

ブコメでもらった意見

Arturo_Ui 座り込みハンストも「相手側の対応によっては命を落とす場合もある」という前提をお忘れではありませんかね。 マジレス

2022/10/11

ええ……

「命を危険さらす」って私何度も何度も書いてますよね?

なんだこのブコメ。  

 

生活や命を危険さらすことでアピールしたり動かしたりするのが座り込みハンスト

良い悪いは別にして。

抗議活動最上位荒業で伝家の宝刀。 

  

生活や命を晒さない通常の抗議活動(それ自体悪いわけではない)が

その実態もなく座り込みハンストを称すると

いざという時の宝刀の切れ味神通力がなくなっていくのでは?

と言う話をしたのです。

 

今後本来座り込みハンストをする覚悟の人が現れた時

「どうせ家に帰ってるんだろ」「日が暮れたら食べるやつだろ」と誤解されますよね。 

未来のその人が、その人の責任じゃないのにオオカミ少年扱いされそう。

   

  

逆に「一度座り込みハンストと口にしたものは必ず本当にやる」と言う実績積み重ねたら

抜かずにチラつかせるだけで威力のある宝刀に仕上がるのでは?と思っただけです。

自分達で作ったブランド自分達で毀損しちゃってるような?と。

 

まあ私は部外者からただ見てて思っただけっすけどね

にしてもこのブコメの人はどこをどう読んだコメントなんだこれ

 

 

mtfumi 増田のようなバカを少しでも嫌な気持ちにさせられる

どうもおもわねっすよ

こういう話するとどうしてもなんか抗議活動してる人に敵意あるのかとか勘繰られるけどほんとにないっす

自分活動家ではないって断りは活動家へのネガティブ感情表明ではなくて関係ないのに好奇心で口だしてすまんくらいのニュアンス

 

沖縄には同情の気持ちなくもない(よく知らないのでおこがましいけど)

ただ数年前くらいに都心部国会前かなんかで優雅レジャーチェアみたいのに座って本読んで5時に帰るのをハンストだって言ってる人いて

その人にはそれはないだろというか本気でハンストやる人に迷惑でしょという憤りを少し感じてそれ思い出したの

あの自称ハンストがなにに抗議してる人だったか思い出せないんだけど釣りとかネタだったら嫌だな

 

kuzudokuzu そう言うのなら、「ひろゆきと同じ論調相手を組み伏せる戦い方で相手が素直に引いて問題解決すると思うの?」じゃね?それ自分気持ち良くなるために言ってない?心の底からかのことを思ってやってんの

誰を組み伏せたというんだ...

かになにかを引けとも言ってなくないっすか?

 

ひろゆき動画なんてなんかうるさそうだから見てないし

基地の話も全然してないから早合点せず読んでください

  

心の底から心配かはわからないけどこの先エクストリーム抗議に踏み切る人が出た時のことは心配してます

ものすごい負担覚悟でやるその人の活動をなんと呼ぶべきか

たぶん新語を作るしかない

あとライブカメラで見せつけるのは絶対かいと思うっす

衰弱死に瀕していくとこを世間へ見せつけられるのは抗議される側にはきつい

BAN対策がむずいかもだけど

あと焼身自殺全然世間へのアピールないのがすでに判明してるので誰ももう二度とやんないでほしい

2022-10-05

anond:20221005093308

1日三回だけしか絶食しないハンガーストライキとか

ラマダンも日が暮れたら飲み食いしてもかまわないから、昔からそんなもんなのかも

2021-11-25

フランスでもWoke世代批判する本が出てるんだな

こんな本があった。日本でも同じような本がいずれ出るのだろうか。

書店サイトに載っている情報簡単に訳してみる。

【内容紹介】

書名:ミレニアル世代よ、わかったよ!

帯:ピューリタニズム、被害者化、アイデンティティ政治検閲……「ベビーブーマー世代による、Woke世代神話についての調査

説明

文化大革命が進行中だ。今度は中国発ではなく、アメリカなのだが、中国文化大革命と同様に大きな被害をもたらすものである。新たな紅衛兵は「社会正義戦士」だ。ロレアル社は「白(blanc)」「美白(blanchissement)」という言葉カタログから削除し、エヴィアン社はラマダン期間にプロモーションを行ったことについて謝罪した。レゴ社はBlack Lives Matterとの連帯を示すために、警察が登場する広告を削除した。Wokeが北米大学に残存する民間伝承にすぎないと言っていられるだろうか?

文化大革命が進行中だ。アメリカ名誉ある大学女性研究黒人研究クィア研究からこの革命は始まった。この革命が、民主党有害左傾化へとおいやる「アイデンティティポリティクス」を生み出し、衰退しつつあるプロテスタント的土壌を置き換えた。民族間の分裂に沿って社会を分極化させ、アメリカ内戦危機さらしている。黒人白人女性男性同性愛者と異性愛者を対立させるこのやり口を、われわれの世俗的な共和国フランスに輸入したいだろうか?

普遍主義理想1960年代解放思想擁護するベビーブーマーである著者ブリスクチュリエが、ミレニアル世代に呼びかける。あなた方の過剰な繊細さ、被害意識を伴うナルシシズムは、あなたたち自身に対して検閲禁止を課すことになるのではないですか、と。私たちベビーブーマー世代は、可能性の領域を広げたい。あなた方は逆に可能性の領域を狭めている。それはわれわれ全員の不利益になる……

感想

ちなみに、著者の属するベビーブーマーとは1946年から1964年ごろに生まれ世代と言われている。

Wikipediaによれば、著者は若い頃に毛沢東主義社会主義に傾倒していたらしい。

60年代観点からミレニアル世代批判するというのが、日本とは文脈の違いがあるのかもしれない。

https://livre.fnac.com/a15552213/Brice-Couturier-Ok-Millennials

2021-11-04

anond:20211104170411

ラマダン体験で耐えられないで水のんだやつ、現地民にすげー軽蔑されたらしいね

2021-06-28

anond:20210510133514

バングラデシュ続報。

本日6月28日新規感染者数が一気に8千人を超え、陽性率も24%と過去高水準となった。

こうしたなか、首都ダッカでは行動規制を強化。

スリガルバングラデシュ)AFP時事】バングラデシュは、隣国インド由来のデルタ株の猛威で新型コロナウイルス感染者が増えているため、28日からロックダウン都市封鎖)を強化し、住民の外出を禁止する。これを受け、首都ダッカからは27日、労働者数万人が大挙して脱出。すし詰めの船に乗って故郷の村へ向かった。 警察高官は「定員オーバーの乗船はやめてほしい。しかし、誰も聞いてくれない」と嘆いた。ダッカ近郊スリガルの船着き場で乗船を待っていた女性(60)は「仕事ができなければ、どう家賃を払うのか。村に帰るしかない」と話した。

労働者、大挙し首都脱出 デルタ株猛威、封鎖強化―バングラ:時事ドットコム

人口1憶六千万人のバングラデシュ

https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/countries-and-territories/bangladesh/

によれば、これまでの感染者数は89万人弱。死者数1万4千人あまり、と、超人密度の高い首都もつ発展途上国というハンデのなか、

相当に善戦してきたといえると思う。

前回3~4月の第2波を乗り切ったあと、ラマダン、そしてラマダン明けの祝祭ムードを迎えるなか、

じわりじわりと感染上昇がつづいていたのはウォッチしてきたが、当時はまだ南アフリカ株が中心といわれていた。

ここにきてデルタ株が主流になったのだろうか。デルタ株恐るべし。

現在は、感染者のほとんどが首都ダッカか、チッタゴンだ。

しかし、報道されているような、尋常ではない形でのひとの流動が(乗車率500%みたいな光景バングラデシュでは普通なのかもしれないが)

地方部での感染拡大の引き金にならないか心配だ。


それにしても日本は開かれたインド太平洋とか標ぼうして、中国と張り合うそぶりをみせているくせに、

肝心の南アジアニュースって本当に少ない。

そして政府の水際対策は、まるでナマケモノのようにスローペースだ。

ちょうど2週間前の6月14日南アジアから帰国者入国者隔離10日間をなぜかバングラデシュだけ6日間へ短縮。

感染上昇中の最中、なぜ???と思っていたが、どうしても経済活動を再開したいらしい。アパレルを中心にいろいろあるのだろう。

しかし、ここにきて感染者数のエンジンフルスロットルに入ってきた。

明日にでも隔離期間を戻したほうがいいと思う。

2021-05-12

インド株をめぐる湾岸アジア諸国の水際対策が加速

UAEクウェート5月10日バングラデシュスリランカパキスタンネパールから入国12日より制限する措置を発表。

サウジアラビア(4月下旬)に続き、湾岸主要国での入国制限が強化された。

ついにドバイ出稼ぎ労働者を止めたか、という印象。


アジア諸国では、タイマレーシアシンガポールは先週、すでに上記から入国制限済み。

日本人視点からすれば、これらの国の制限は、主要航空会社ハブ空港であることから本邦帰国へ向けたトランジットができなくなってきたことを意味する。主要空路ではカタールがまだ残っているが時間問題だろう。

先週、外務省インドから邦人帰国を呼びかけたが、いよいよ他の南アジア諸国から邦人帰国が困難になってきた。

例えばバングラデシュからは、カタールスリランカが両方とも入国制限したらアウトだ。陸路インド側は閉鎖。ミャンマー側は残されているものの。。。


なお、インド株については、すでに韓国(4/19)、日本(4/22)、香港(4/30)、マレーシア(5/2)、シンガポール(5/3)で確認されている。

さらに今週10から12日にかけ、アジア各国から続々とインド株の報告が上がった。

タイスリランカインドネシア、フィリピンカンボジアの5か国をネット記事確認することができた。

特に気になるのは、インドネシア。ラマダン明けのイード祭、人の流動を押さえられるかが鍵だ。

中国の援助対象国のアジアアフリカでは、チャーター機入国する大量の中国労働者コントロールも見過ごせない課題だ。


湾岸諸国南アジア東南アジア諸国が相次いで入国制限を取るなか、ここにきて、

日本の水際対策の緩さがさらに際立ってきた。

いまだにインドパキスタンネパールの3か国に6日間の隔離義務付けるのみ。


こうした状況下、本日12日、インド株が日本国内で70件確認されたとのこと。

インドの変異ウイルス 国内で70件確認 水際対策万全に 厚労相 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース

件数的には、上記アジア諸国報道では、多くとも10件(例えばインドネシア)だったので、日本、ぶっちぎり独走状態なんですが。。

政府分科会の尾身会長は、インドなどから入国者を国が確保する宿泊施設にとどめる期間について「理想的には、14日間にしたほうがいいと思うが、施設を用意できないとか、住民の協力が必ずしも得られないなどということで6日間と決めていただいた。今後も入国してくる人を少なくすることが求められる」と述べました。

諦め、はや! 何それ?ひょっとしてわざといれてるの?



正直、一刻の猶予もなく、昨年武漢からヨーロッパ感染が拡大したときと同じ緊張感を思って水際対策をしてもらいたい。

あのときを思い出せ。武漢チャーター機まで送ったじゃないか

全体で73か国・地域上陸拒否を行った2020年4月初旬を思い出せ。あのときの熱意はどうした。あの頃、覚えいるかな、防護服来て飛行機に乗ったものだ。

五輪延期を決定するまではグダグダしていたくせに、突然、掌を返したように鎖国に走ったじゃないか

西は湾岸諸国、東はアジア香港まで、広く出稼ぎ経済圏を往来している人の流動をとめる動きが加速する中、少なくともこれらの諸国から日本への到達自体が困難になっている状況。

そのような状況が続けば、オリンピックは無理だし、無理してやってはいけないイベントだ。もし仮に、東京オリンピック開催を念頭において(忖度して)、水際対策をわざと緩めにしているのだとすれば許しがたいことだ。


なお、これまで鉄壁なガードをしてきたベトナム

ここ数日、新規感染者数の記録を塗り替える急増。4月下旬以降、市中感染は580件。

いよいよ今年の流行アジアが主役、という様相を呈してきた。


オリンピック、いろいろな事情があろうと思うが、

現時点で、アジア諸国のどの国も第二のインドになりかねない状況。

ため池は落ちたら助からない、そういう気持ちでの早めの判断が望まれる。

緊張感、気持ち、そういう言葉は嫌いだが、政府がそれで動いてくれるなら、そういう言い方でお願いさせてもらう。

*先ほど入った速報で、日本入国する前14日以内に、インドパキスタンネパールの3か国に滞在歴のある外国人は、定住者や日本人配偶者など在留資格を持つ人であっても、14日午前0時から当分の間、特段の事情がないかぎり、入国拒否する方向で最終調整、とのこと。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210512/k10013026731000.html

在留資格を持つ人も対象ということでかなり踏み込んだもので一歩前進だが、日本人ビジネス往来もやめさせたほうがいいし、インド確認された国をもっと広く網を張ったほうが良い。昨年2月トランプ中国から入国拒否を決め、意気揚々と成果を自慢した直後、ニューヨーク感染爆発そしてロックダウン。それは規制していなかったヨーロッパから持ち込まれものだったという教訓も思い出してもらいたい。

2021-05-10

バングラデシュラマダン明け、感染症対策の試練を迎えている。

ここ10日ほどの増減では、バングラデシュ感染減少が鈍化しているのがわかる。

増減率グラフから脳内近似曲線で単純に外挿すると来週には増加に転じてしまう。

不吉な予感しかない。

*なお、この記事バングラデシュ感染状況をウォッチする記事の3回目です

前回https://anond.hatelabo.jp/20210504165055


ふたつの不吉なニュース

おりしも昨日、インド株関連が懸念される2つのニュースがあったばかり。

ひとつは、バングラデシュでついにインド株が確認されたというニュース

https://time.com/6047019/india-coronavirus-bangladesh/

5月8日(土)、バングラデシュ保健当局は、インド確認されたコロナウイルス変異株が初めてバングラデシュで検出されたと発表した。詳細は明らかにされていない。この数週間、バングラデシュで解析されたサンプルでは、南アフリカの亜種が主流だったが、これらの変異株は、より容易に拡散し、第一世代ワクチン変異株に対してあまり効果がないのではないか懸念されている。

一刻も早いワクチン接種が急がれるが、当のワクチン供給国のインド供給を停止する事態に陥ったままだ。

もうひとつニュース日本とも関係する。

日本帰国者なかにバングラデシュで行動歴のある陽性者が見つかった、というニュース

https://this.kiji.is/764055688978251776

バングラデシュから日本にたどり着く経路は相当限られてきているので、どの経路で入国してきたかは定かではない。

バングラデシュ政府による国際便の停止は継続中のはず。

陸路インドかな。。いずれにしても、出国前にPCR検査を受けることが義務付けられていることから

PCR検査から漏れ感染者だった可能性もあるが、現地空港や機内、トランジット先、成田ゲートの

わずかの移動時間に、感染した可能性も否定できない。

上記インド確認ニュースと合わせると、3行しかない短いニュースなかに、恐ろしい未来が見えてくる。

蟻の一決というアレだ。

ラマダン明けの帰省ラッシュ

そんななか、バングラデシュはいよいよラマダンが終わる。

バングラデシュでは、ラマダン断食)の終わりを祝うイードラマダン明けのお祝い)を迎え、帰省する人々でごった返している。

https://www.afpbb.com/articles/-/3345815

この写真は、ガンジス川沐浴するインド光景と同様、おぞましいものだ。

町中の様子は写真はないか?と思ってツイッター検索すると、こんな感じ。

https://twitter.com/taslimanasreen/status/1391048425060257792

望遠の圧縮効果を加味しても、どうみても芋洗いな状態

ちなみにバングラデシュは、ロックダウンを16日まで延長、依然、警戒を続けている。

4月初めには7千人を超えた新規感染者数もここ数日は2千人をきっている。当局イードを警戒しているからこそロックダウンの延長を決定しているのだろう。

いずれにしても、ラマダンロックダウンへの疲れ、イードへの期待、

これらが人々の緩みにつながっているのは間違いない。


日本の水際対策潜在的リスクダークホースとなる二つの隣国

日本政府は、インドに加え、隣国パキスタンネパールの3か国からの水際対策を強化。

入国者への隔離措置を6日間とした。

見出しをみた瞬間、ユルい!緩すぎる!と叫んだ人も多いに違いない。

水際対策問題点はここ(APPLE文体増田)がわかりやす

1000倍わかりやすい、水際対策の重要性 #わかるコロナ

隔離措置もっともっとリソースを割けるはず。

私の結論からいうと、水際対策対象リスト問題確認できた感染者の情報をもとに実施するのでは遅すぎる。

情報が不確かであっても、地域全体の状況から、ありうる未来予測して予防的に行うべきだ。

今の水際対策のままだと、インドばかりみていて、両サイドがら空き状態

特に見落とされていると思うのが、まさに私が注目しているバングラデシュ

感染爆発が収束しているようにみえるがゆえに上記3か国のリストから漏れているが、社会経済のつながりは

ネパールと同様、相当高い。

さらに、もう一か国重要な国がある。

それはスリランカだ。

スリランカ現在感染が急拡大している。

https://ourworldindata.org/covid-cases

分析された実効再生産数はここ数日およそ1.6。1.25あたりを推移するインドよりも高い。

新規感染者の増加率もインドより急こう配。百万人当たりの新規感染平均値日本の倍以上、先日水際対策を強化したペルー並の値。

こうした周辺国インド感染連鎖を考えるうえで重要視点は、出稼ぎ経済だ。

労働力の国際移動をもうちょっと分析する必要があるのではないか

スリランカは西は中東湾岸諸国、東は韓国に至るまで、出稼ぎ労働者の送り出し国。

日本との関連でいえば、攘夷派で名高い入管当局収容していたスリランカ女性を死亡させた事件

海外出稼ぎ労働者を送り出す一方で、スリランカ外国人労働者を受け入れてもいる。

それはスリランカの主要輸出品である茶の生産だ。

特に南インドとの歴史的なつながりも深く、多くのヒンドゥー出稼ぎスリランカに来ているという実態がある。


ところで前回の記事で、バングラデシュ感染がそれほど爆発的になっていない背景を、社会階層の分断が少ないことも一因なのでは、と分析というか想像してみた。分断というのは階層人種によって死亡率に大きな差があるアメリカ典型的な事例。つまり黒人ラティーノ医療へすぐにアクセスできないことが多く、また感染リスクの高い職種に就くことが多いなどのことを指している。バングラデシュでは、ことに感染対策については、例えば結核にしてもNGO機能していて、地域住民へのリーチアウトがしっかりとできている国なのだドヤ顔するとすぐ感染が急上昇、という法則があるのであまり言いたくないが。

社会階層の分断とコロナ

同じ視点スリランカに当てはめてみると、

結論からいって、社会階層の分断政策ウルトラ強力に推進している、政治的に危うい状況がみえてくる。


ラージャパクサ大統領選挙勝利2019年)がひとつの大きな転換点だった。ラージャパクサ兄弟という視点でいえば返り咲きだ。

ゴーターバヤ・ラージャパクサ - Wikipedia

同大統領就任後、中国との関係強化を露骨に進めているスリランカ

中国はやったぜとばかりにオセロをひっくり返すかのように、他ドナーを蹴散らし、次々に融資を強化、権益を強めている。

コロンボ港湾事業象徴的だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2707Y0X20C21A4000000/

日本の援助をはじめ、各国ドナーは後退を余儀なくされているのは知っていたが、

内政的にもイスラム抑圧を進めるなど危うい面が表面化してきた模様だ。


社会階層の分断によって、ある種のエスニックコミュニティ社会階層へのリーチアウトができず、実質アンタッチャブルになることで感染コントロールできない、という分析ブラジルスラムでの感染爆発で経験したことだ。

これは想像だが、スリランカ感染爆発が、もし仮に南インドから出稼ぎ労働者ヒンドゥー)で、今なお、社会的少数者として不利益を被っているヒンドゥー感染対策放置されている、あるいは見過ごされている、とするならば、スリランカの今後の状況はとても厳しいものになるのではないかと思う。

新規感染者の増加率はここ数日、若干低下してきた様子なのが安心材料ではあるが。。

2週間くらい経った5月下旬スリランカバングラデシュも水際対策を強化、というニュースをみないように、先手先手の対応を祈っている。


++++5月12追記+++++

UAEクエートが10日、

バングラデシュスリランカパキスタンネパールから入国12日より制限する措置を発表。

湾岸諸国で主要空路ではカタールがまだ残っているが時間問題だろう。

タイマレーシアシンガポールも先週、すでに上記から入国制限済み。

なお、インド株については、すでに韓国(4/19)、日本(4/22)、香港(4/30)、マレーシア(5/2)、シンガポール(5/3)で確認されている。

さらに今週10から12日にかけ、アジア各国から続々とインド株の報告が上がった。

タイスリランカインドネシア、フィリピンカンボジアの5か国をネット記事確認することができた。


南アジア諸国の主要な出稼ぎ先が相次いで入国制限を取るなか、

インドパキスタンネパールの3か国に6日間の隔離義務付けるのみの日本水際対策の緩さがさらに際立ってきた。

正直、一刻の猶予もなく、昨年武漢からヨーロッパ感染が拡大したときと同じ緊張感を思って水際対策をしてもらいたい。

2021-05-04

anond:20210422213855

インドを筆頭に、南アジア感染急上昇が続いている。

パキスタンネパールバングラデシュスリランカ

そのなかで、ベンガル株とも呼ばれる今のインド株の影響をもっとも直撃している可能性の高いバングラデシュの動向はやはり興味深い。


3月から4月上旬にかけ、インド感染拡大に連動するように、バングラデシュの第2波での新規感染者数は過去最高を簡単に塗り替えた。

バングラデシュインド関係は深い。バングラデシュにとってインド独立支援してくれた恩からの50年来の付き合い。

陸続きであり、政治経済的な関係が強い地域3月バングラデシュ独立記念日の行事にはインドのモディ首相が来訪し、さらなるワクチン供給約束したほどだ。

もっとインド感染拡大に伴い、現在バングラデシュワクチン接種は停滞してしまっている(それでも日本の7倍は接種済みだが)。

ワクチン工場供給国としてのインドの影響はかなり大きい。

しかし、にもかかわらずバングラデシュ感染状況は4月中旬を境に、現在にいたるまで新規感染者数は減少を続けている。

お酒を飲まない文化が効いているのか?とか、南アジアのなかでは肥満が少ないからか?エッセンシャルワーカーに率先してワクチンを打った戦略か?

それとも、実はまだインド株の影響を受けていない?

昨年の第1波のとき、よくささやかれたのは平均的なバングラデシュ人が持つ自然免疫の力。だからり患するのは富裕層が多いのだとか。

いろいろと考えるなかで、カースト社会階層の分断)も大きな要因なのかなと思い始めた。

そう思ったきっかけは、8割おじさん、西浦先生集団免疫落とし穴として3月に書いた以下の文章

マスコミが伝えない「集団免疫」の“本当の意味”…ワクチン接種で流行は収まるのか?(西浦 博) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

現実予防接種では、接種が行き渡りにくい層の方が固まって接触しつつ暮らしていることが多い。例えば、行政が決めた接種ルール上で予防接種が行き渡りにくい人(一例として在外邦人一時帰国者や不法滞在者など)へのケアができるかどうかは未だハッキリとはわからない。

また、何らかの理由で接種に反対する方が空間的に近しい地域に固まって住んで暮らす、という状態が起こる、という可能性もなくはない。

すると、地域レベルで接種が行き渡らない人たちが固まって残ることになり、その人たちの間で集団発生が続くことになる。様々な他の感染症の予防接種を見ていてもこれだけは避けがたいのである。こういった流行は、国全体で75%の接種をしても起こり続けることは忘れてはならない。


バングラデシュの人の流動性の高さが案外、重要なのかも。イスラム社会であるバングラデシュにはカースト存在しない。

接種優先順位に目立った差別があるとは思えない。

バングラデシュ政府公認風俗産業にいち早くワクチン接種が進められたくらいだ。これにはさすがに驚いたが。

バングラデシュ風俗はそれはそれで闇が深いのだが、感染対策に関する限り、政府合理的物事を考えていることがわかる。

バングラデシュは、近年、もはや最貧国とはとてもいえない経済的な急成長を遂げている国。

その成長の原動力になっているのは、超過密都市ダッカコックスバザールだ。

バングラデシュ産業構造都市集中型だ。

労働集約的な縫製産業都市に集中した人口1500万のダッカでは、徒歩で何千人もの工員が工場に通える人口密集度。

工場違法建て増しが横行し、6階建てを13階建てに増築を画策している途上で崩壊し、数千人の工場労働者が犠牲になった事故記憶に新しい。

そんな3密どころではない急速な都市化の進んだ、超過密状態都市で、コロナ蔓延しないわけがない。

そう思っていたら、案外そうでもなかったというのが昨年の第1波だった。

新規感染者数のピークは4千人足らず。人口1.6億の国。日本比較しても少ないといえる。

2月には新規感染者数は200人台まで落ちた。

しかし、3月に訪れた第2波では、4月初旬、7千人を超える数字に一気に急上昇。インドの拡大と同時期。

バングラデシュ政府ロックダウンなどの措置を講じたが、コントロールがもう効かなくなったかもしれないと思った矢先、

少しずつ減少に転じ始めて1日平均(7日間移動平均)2100人程度まで下がっている。

なぜなんだろう?

感染者が都市あぶり出されやすく、補足しやすい。都市の保健衛生は割と整備されている。

カースト存在せず、農村都市家族の絆で結ばれ、

社会的弱者に手が届きやす社会構造にあるのでは、というのは

案外、ちょっと心にとめて考え続けていい視点かも、と思っている。

もっとも、感染者数が減ったといってもまだ2千人(1日平均)。

もうちょっと様子を見ようと思う。



追記ブコメへの反応(それにしても皆さんのコメントはとても参考になった。どうも)

人口動態

ブコメで、人口ピラミッドに言及しているので、調べてみたところ

バングラデシュインドと似た構造だった。平均年齢でみると24歳(バングラデシュ)、25歳(インド)つまり若年層が多い。

インド

https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89/2020/

バングラデシュ

https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5/2020/

何か大きな違いがあるだろうか。

逆にいうと、じゃあ高齢化が進んだ国の罹患率が高いかというとそうでもないのでよくわからない。

ワクチン忌避

イスラムワクチン接種への忌避はひょっとするとあるのかもしれない。

でも、情報ソースとして参照したロイター英語版のみワクチン接種状況の分析がある)

https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/countries-and-territories/bangladesh/

を見る限り、5月初旬時点、

Bangladesh has administered at least 8,625,350 doses of COVID vaccines so far. Assuming every person needs 2 doses, that’s enough to have vaccinated about 2.6% of the country’s population.

860万回は少ないとは言えないと思う。

検査数・陽性率

情報ソース

https://corona.gov.bd/

日本に比べて、検査数が少なすぎるということもない模様。

仕事上知りえたこからいうと、ホテル従業員はすでにワクチン接種済み(アストラゼネカ)、定期的なPCR検査という体制

公務員ワクチン接種も優先された模様。

ラマダン

ロックダウン中のラマダンというのは想像できないが、昼間は水も飲めず免疫力低下に寄与し、

かつロックダウンで夜の活動停止。とても可哀そうなことになっていると思う。

平素のラマダンは、日が暮れれば爆食い。茶で夜な夜な語り合う。ロックダウン中は集うことができずと思われる。

社会の分断

もちろん、これが運命を分けているのかも、というのは直感の域を出ないが、気に留めておきたい。

感染対策経験値

バングラデシュ場合、なんといっても金融を巻き込んだ組織力を持つNGO存在がでかい。古くは結核対策から住民へのエントリーポイントを熟知。もうちょっと調べてみたい。アフリカはわからない。

5月10日)

https://anond.hatelabo.jp/20210510133514

へつづく

2021-05-01

シンガポール南アジア全域から入国トランジット全面禁止踏切

Singapore to bar visitors from Bangladesh, Nepal, Pakistan and Sri Lanka - CNA

シンガポール政府は4月30日、過去2週間にバングラデシュスリランカネパールパキスタン滞在歴のある渡航者の入国トランジット禁止すると発表した。この措置は、5月2日から適用される。

南アジアは、東は香港シンガポール、西はドバイなど、東西出稼ぎ経済圏をもった地域だ。

シンガポールバングラデシュインドから出稼ぎ労働者を多く受け入れている国のひとつ

出稼ぎ労働者問題は、日本でいえば、技能実習生受入問題に相当し、日本の水際対策ユルユルなのも

ここに原因がある。

しかし、ここにきてシンガポール南アジアとの国境の扉を完全に閉じる経済的インパクト日本とはくらべものにならない。

からこそ、もう手遅れ気味のギリギリ決断になっての政府決定となったのだろう。

インド変異株をインドだけの問題と捉えるのであれば甘いだろう。

ひとの流動性観点から経済圏を広くとらえ、南アジアを中心に、中東東南アジアなど幅広く、水際対策の強化をする時期だ。

南アジアほぼすべての国でインドと同じタイミング感染が急拡大している状況をしっかり分析すべき。

(なぜかバングラデシュだけ一旦急拡大した新規感染者数が、ここ3週間、緩やかに減少を始めている、という現象も含めて。ラマダンだけでは説明がつかない)

日本政府厚労省外務省

ナマケモノみたいな超スロー対応、たいがいにしろ

2021-04-22

感染爆発のインド収束に向かうバングラデシュ

インドバングラデシュ、いずれの国も年明けに感染拡大の兆しが現れ、3月から急上昇した。

インド4月22日現在、一日平均26万人(直近7日間)。

NHK-BS国際報道を見る限り、病院満床医療崩壊。狭いベッドに無理やり二人ずつ互い違いに寝かされている映像が流されていた。

今後どこまで増えるか見通しも立たない。

一方、バングラデシュも危ない状況。

2月には数百人だった新規感染者数が4月上旬には7千人の大台へ。インドとは桁が二桁以上違うが、それでも過去最高の急増だった。

バングラデシュ人口(1.6億)や感染規模(累計73万人)ともに日本によく似ているので、なんとなく注目していた。

感染急増を受け、4月15日に国内国際線ともに航空便を一時停止。全土のロックダウン。その措置はさしあたり4月29日までとされているが延長される見通し。

しかし、バングラデシュのほうは、感染状況は現在、若干落ち着きをみせてきている。

陽性率は10%超えでまだまだ高いものの、このペースで減少すれば、5月下旬には、今回の波は終息するだろう。

インドバングラデシュ、この両国の差はなんだろうか。

バングラデシュ取引先に縁があり、見聞した情報もある。バングラデシュ視点からちょっと考えてみる。

今年3月地理的にも政治経済関係の深い両国が同時期に感染が拡大したことで、恐らくウイルス変異株についてもかなり共通の状況があるのではないかとおもわれた。ここにきて、バングラデシュ感染拡大に歯止めがかからなくなったのではと、不安になった矢先だった。

4月13日、ラマダンイスラム断食月)が始まるころから、どういうわけか感染ペースが徐々に落ち始め、10連続で下降傾向となった。

理由ホントによくわからない。

他方、インドはというと、ヒンドゥー教行事がらみで感染コントロールできていない様子がこれまたNHK-BS国際報道で報じられた。

ガンジス川で密集した状態沐浴しているアレだ。

両国の差は何か、、、、下世話な邪推からいうと、案外、飲酒文化の違いかな?と思わないでもない。

インドもかつては、ヒンドゥー教の教えで飲酒忌避された国であったが、

この十年くらいですっかり変わってしまって、今ではアルコール飲料市場が急拡大しているそうだ。

バングラデシュはというと、ローカルビール一社あるだけで、基本的にはイスラム教の戒律飲酒の習慣はない。

アラブ諸国仕事でよく行っていたので雰囲気類推すると、基本、茶を飲みながら、夜な夜な、落ち着いて語り合っている様子じゃないかな。

酒とコロナ関係って結構、根が深いような気がするんだけど、どうなんだろうね。

さて、感染症と戦う社会システムという点でマジメに考えてみる。

バングラデシュの状況はいまだ予断を許すものではないものの、感染防止のコントロールという点では、かなり頑張っている。

ひょっとして成功しているのでは?と評価していいのかもしれない。ちょっとググって調べただけの情報だけど。。

例えば、ワクチン接種や検査などの予防対策

ラマダン期間に突入して、接種ペースは落ちたものの、人口1億6千万人に対して、22日現在、740万回の接種を終えている。(日本→219万回)

供給は主にインドアストラゼネカライセンス生産ワクチン

供給という点で、インドとの政治経済普段の付き合いが効いた、ということはいえるけれど、

それよりも重要なのは供給可能ワクチン効率的に接種へ回すシステムロジスティクスだと思う。

日本人がよく使うホテルなどの話をきくと、従業員全員、ワクチン接種済み。定期的にPCR検査との体制

さら宿泊者に感染者が出ることを想定して、ワンフロアを緊急隔離用にキープしているというホテルもあった。

最貧国と思われがちなバングラデシュだが、感染症へ備えた医療がしっかり機能していることの証左だ。


また、ロックダウンという、日本では強権!乱暴!と思われがちなイメージ感染対策についても、

実は、わりときめ細かい対策をしているのかも、と思わせる動きもみられる。

例えば、ロックダウンの移動制限コントロールするために、バングラデシュ警察が導入している移動許可証アプリ

JETRO記事では、こんな風に紹介されている。

バングラデシュでは、4月14日から厳格なロックダウン実施されているが、やむを得ない事情による移動は可能とされている(2021年4月15日記事参照)。その際には、バングラデシュ警察携帯電話からの専用サイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで発行する「ムーブメントパス」の取得が必要となる。ムーブメントパス取得対象用途は、新型コロナウイルスワクチンの接種、新型コロナウイルス検査実施日用品購入、医薬品購入、医療サービス受診農業輸送、卸・小売り、葬式ビジネスとなっている。

ロックダウン間中医療サービス受診のために外出を予定しているある日系企業駐在員によると、「携帯電話から専用サイトアクセスし、携帯電話番号、氏名、年齢、出発地、目的地、各管轄警察署、外出用途パスポート番号、車両番号を入力し、顔写真アップロードすると、ムーブメントパスが発行された。所要時間は2~3分だった。1度に発行されるムーブメントパスでは3時間の移動にの有効となっているため、場合によっては、医療サービスを受けた後、病院を出発する前にムーブメントパスあらためて取得する必要がありそうだ」と不安そうに話した。

4月15日に業務上ダッカ市内を移動した別の日系企業駐在員によると、ムーブメントパスを取得の上で移動していたが、警察による検問には遭遇しなかったという。しかし、移動中に警察官による検問がある場合は、取得したムーブメントパススマートフォンに保存し提示する必要があるので、注意が必要だ。

報道によると、4月14日までにムーブメントパス取得のために、2,780万件のアクセスがあったと伝えられている。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/04/cec2d312ceb3aac2.html

ま、多分、こういう取り組みの多くは、期待したようには、うまく機能しないんだろう。

でも日本行政を振り返ると、できることを工夫してやる、という、そういうマインド自体、全く感じないんだよね。

システムをつくって、この難局を乗り切ろうとするマインドは、おそらく日本行政はるか上をいっているような気がする。

バングラデシュニュース記事か何かで、道行く物乞いマスク姿の老婆が写真の隅に写っていた。

コロナとの闘い、まだまだ先は長いのだろうが、みんな必死でがんばってると思わせるシーンだった。

まずは21世紀最大の難局をどうするか、全力を尽くすべき。1日も早い日常を取り戻すために。

オリンピックはやはり反対。どういう対策をしたいのか、まずはみせてほしい。

(追記

飲酒について、気になったのでググった。WHOは、

免疫システムを低下させ、その結果、感染症に対処する能力を低下させる。

新型コロナウイルス感染症拡大時にすべきこと、すべきでないこと、として

免疫力や健康を損ねたり、他人健康を害しないように、アルコールを完全に避ける。

自分自身家族地域の人々のために、警戒心を持ち、迅速に行動し、冷静に判断できるように、シラフでいること。

お酒を飲む場合は、飲酒量を最小限に抑え、酔わないように。

アルコール喫煙きっかけになったり、その逆は避けろ。

アルコールを飲むと喫煙する、あるいは喫煙量が増える傾向があり、喫煙によりCOVID-19の進行はより複雑で危険ものになる。

また、室内での喫煙家庭内の他の人にも害を及ぼすので、避けるべき。

子供若者アルコールに手を出さないようにし、あなたアルコール摂取しているところを子供に見せないように。

https://www.euro.who.int/__data/assets/pdf_file/0010/437608/Alcohol-and-COVID-19-what-you-need-to-know.pdf

とある

強い酒ほどリスク大! アルコールは免疫力を下げる|NIKKEI STYLE

こんな記事も。これが正しいなら、そもそも酒量を控えろ、という呼びかけも感染対策として有効な気がする。

では、国別の傾向としては?

同じイスラムでもイランはかなりアルコール摂取量が多い国→やっぱり感染多いな。じゃあ厳しそうなパキスタンは?現在感染急上昇中。

酒とコロナ関係あるようなないような。わからない。

(5/4追記

https://anond.hatelabo.jp/20210504165055

に続く

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