はてなキーワード: マックスコーヒーとは
世の中には食べても太らない人と食べたら食べただけ太る人がいる。
ヤセの大食いは大食い系のテレビを見てれば実在することが分かる。
あと身近にも結構いる。
毎日マックスコーヒーとお昼にアイスを食べても全く太らないし血糖値も心配しなくていい僕の上司とか。
一方で、デブになると途端に「隠れて食ってる」「食べてないつもりで食べてる」とかいう話になるのだ。
食べても太らない人がいるなら、その逆だって当然居るだろう。
でもそこは居ないものとして扱われる。
家では家族と同じものを食べていたはずなのに自分だけ太っていた。
大学生の頃はちょっと痩せられたけどそれでも平均体重になったくらいで、あとはずっと小太りから大太りをウロウロしていた。
人の真似して筋トレしてみるものの、筋肉はつかず脂肪は減らない。
でもタンパク質を取ると太る。タンパク質だけじゃないんだけど、野菜食べても何でも太る。
食べる量を減らさなければ太る。
この繰り返しで、年々ひどくなってる。
運動するにも時間は限られてる。仕事や家を放り出して運動するわけにもいかない。
どうやって救われればいいのかわからない。
コーヒーはストレート、缶コーヒーは砂糖と牛乳の入ってる奴な。
ヘタすると1日に2杯と2本ずつぐらい飲んでる。
で、だ。
缶コーヒーな、あれは「缶コーヒー」っていうジャンルの飲み物なんだ。
コーヒーじゃないんだ。
再現を試みたことが幾度もあるが、どうしてもあの味にならない。
でも、愚直に牛乳>コーヒーってブレンドしても「コーヒーっぽい牛乳」的な趣のカフェオレいっちょあがりだよ。
もうな、俺は諦めたよ、あれは無理だ。
それにな、缶コーヒーは確かにやたら種類が多いけど、あれは実際に味が全然違うんだ。
同じメーカーのものであっても、オランジーナとブラッドオランジーナくらいには余裕で違う。
ミニッツメイドのオレンジとピンク・グレープフルーツくらい違う場合もある。
じゃあ、その「缶コーヒー」ってのは何者か、って話だ。
俺は、そして我々は、何をそんなに求めて、コーヒーとは別腹で缶コーヒーを飲んでいるのか。
それは、甘ったるさだ。
甘ったるくて、後味を引いて、スッキリしない、それが缶コーヒーだ。
驚くべきことに、これには代替がない、ないんだ。
完全なるガラパゴス。
我々が口の中を甘ったるさで満たしたいと思ったら、選択肢は缶コーヒーしかないんだ。
かの悪名高いマックスコーヒーに一定の支持層がいるのも、そういうことなんだ。
かくして、缶コーヒーは甘ったるさの独占市場を得、その種類は多様化の一途を辿ったわけだ。
そして、人々は異なる甘ったるさ、異なる後味を求めて、あれやこれやと新銘柄に手を伸ばすんだ。