「ヘンゼルとグレーテル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ヘンゼルとグレーテルとは

2023-12-31

anond:20231231025144

ヘンゼルとグレーテル童話のように

はるかから、男女はペアで描かれてきた。

現代LGBTsが言われるようになってから性別は緩和されたが

カップルで1セットなのは変わらない。

考えても見てくれ、特に仲の良い誰かがいない主人公って、一人でも思いつくかい

そもそも女性にとっての男性パートナー存在意義とは何か、って問題だったね。

その答えは物語の中にある。

人は一人では完結できない。

ボケにはツッコミ話し手聞き手、必ず相手必要になってくる。

2023-06-20

anond:20230619142833

言ってることと言ってないことの差があるよね

水まわりかどうかは関係なく個人利用が目的な部屋は在室がわかるようになってるとか

ものならば材質や塗装は耐水性とか

ドアノブの形状で施錠が可能かとか

暖炉廊下に面してるって「廊下を温める必要性」が民家にあるのはなぜかとか

材質と照明と色がついたらど素人でもその時点で「これはヘンゼルとグレーテル魔女の家かも」ってくらいには思える程度に不自然な感じは出るかと思うけど

2023-05-30

anond:20230529143342

実写にするならヘンゼルとグレーテルマッドハイジみたいなアクション映画にすれば良いのに

というか

アメリカ人は"東アジア人は人種差別主義者"とネットで罵り始めてる

今後アメリカ人主人公黒人を使う事で売れない理由を↑とすることができるのか

なんと単純な連中

2021-12-13

anond:20211212162727

ヘンゼルとグレーテルリアル版みたいな話はみんな聞きたくないのでは

村八分になった若者一家のその後の話みたいだ

なろうの追放者美化もリストラされた人らの等身大の姿を見たくない人が多いから描かれないのは仕方ないよ

2021-08-26

なんなのこれも百合っていうの

ヘンゼルとグレーテルが二人ともロリ巨乳化してなおかつ殺し合うしかもどっちもボクっ娘という…

2021-06-21

”ファックとチェック”

10 件 (0.30 秒)

[B! 増田] ファクトチェックって言葉が嫌い - はてなブックマーク

https://b.hatena.ne.jp › entry › anond.hatelabo.jp

2020/07/22 — よくわからない · 2020/07/23 リンク yellow. Add Star. その他. お気に入りに追加 お気に入りを解除; ユーザー非表示 ユーザーを表示; 通報する. htnmiki ヘンゼルとグレーテルみたいなファックとチェック、誰か書いていいよ。

んふ

2021-02-12

anond:20210211203344

どの社会でも強盗はいるし、それを舐めてかかってたかヘンゼルとグレーテル魔女は食い物にされた訳で

ヘンゼルとグレーテルの事を出してるのにそれを逆に長男次男の方の視点に変えられなかったのは増田英雄譚に憧れるだけで足元が見えてない哀れな餌でしかないことの証拠よね。

勿論ヘンゼルとグレーテルは一回で終われたから良かったけど、三匹の子豚の狼は二回も成功したのに更に欲を掻いて堅固なレンガの家を襲うことにしてしまった。更には一度入ったら抜け出ることが困難で最悪、死が伴う煙突から侵入を試みてしまった。

三男は更に上手で料理を作るフリをしながら狼を茹でて殺し、更にはその狼入りの料理を食ってしまった。

書けば書くほど三男の冷徹さがわかる話。

増田馬鹿から財宝が金銀しかないと思ってるんだろうけど、財宝ってのは間違いなく命を持って生きてることだ。

長男次男オオカミのエサにされてしまったけど、それが社会なんだよ。

そして調子に乗ったオオカミはまた別の存在の餌になる。

今回はたまたま三男だっただけ。

 

現実に役立つのか?ってそれは現実を知らなさすぎるとしか言えない

犯罪者はいだって隙を探してる

不審な人にはすぐに応対しない

多少時間がかかってもしっかりと作ったものの方が役に立つし長持ちする

緊急時は落ち着いて対応する

強盗不法侵入相手には正当防衛が成立する

そして行動がやむをえずであったら殺人すらも正当防衛になる

 

まぁそこはちゃんと判例調べた方がいいかもだけど

増田の言うヘンゼルとグレーテルもぶっ殺されても文句言えなかったっていう話だよ

2021-02-11

3匹の子豚の三男が褒められる意味がわからない

三匹の子豚を見るたびに思うんだけどさ

母親から突然追い出されて家を作ることになって、上の兄二人は自分たちがさっさと家を作り終えたから、のろまな一番下の弟を馬鹿にするけど、実は弟が一番丈夫な家を作ってて上の兄二人はオオカミに食べられる。三男は偉いっていうの

別に三男は深謀遠慮でレンガの家作ったわけでなく、たまたま手元にそれしかなかったから仕方なく作ったんだけど、狼が襲撃してくるという異常な状況下でたまたまベストプラクティスになっただけ、つまり

平常時なら長男次男コストや手軽さ的に正解なんだよね

家を作るっていうのに関して言えば別に一番下の弟の知恵もそこまで特別なことをしてるわけじゃないっていうところが

豚にしては賢いなってくらいで

なんで教訓話になってるかわかんないんだけど

ハプスブルク家暴政に怒って得意の射撃術で悪徳役人射殺したウィリアムテルの方がよほど根性据わってるし

魔女の婆さんを策略で倒して金銀財宝かっぱらったヘンゼルとグレーテルの方が頭も度胸もあるし

鬼の本拠地にカチコミかけてバッタバッタと薙ぎ倒して金銀財宝ぶんどった桃太郎の方がよほどこれから日本社会において教育と教訓になるよね

なんでそういう教育しないんだろうか

2021-02-06

[]ヘンゼルとグレーテルが親に置き去りにされた森の奥にあったのは「犯しの家」だったってマ?

そこにいたのは魔女ではなくマゾだったらしい。(竈門の中に入れられるのも一種プレイだったとか)

2021-02-02

プリキュアと昔話と安心

プリキュア最終回で敵を容赦なくやっつけたのが物議をかもしてるようだけど、「悪なら滅ぼしてよいか?(倫理)」「病原菌は悪か?」という観点しかまだ見ていない。上記寄生獣読もう!でいい気がするが、プリキュア幼児向けなんだよね。

物語日常安心回帰する構造についての論が読みたい。

河合隼雄だったか…?

昔話の類型でも、悪は容赦なく滅ぼされる。ヘンゼルとグレーテルとか、カチカチ山とか。それは残酷なようでいて、実は「もう二度と悪に脅かされることはない」という安心のためには必要なことだ、という話があったような…。うろ覚え

ことに対象幼児、体内の敵、ということを考えると完全に滅ぼすのは大事なのでは(仮説

誰か詳しい人書いて。

2019-09-10

anond:20190910101946

イソップ

紀元前6世紀くらいのギリシャ人

寓話をたくさん作った。

後に作られた寓話も「イソップが作った」と言われたりした。

アリとキリギリスウサギとカメ王様の耳はロバの耳、北風と太陽など。

リム

19世紀くらいのドイツ人兄弟

ドイツ各地の童話をまとめた。

自分で話を作ったわけではない。

白雪姫、いばら姫、シンデレラヘンゼルとグレーテルなど。

アンデルセン

19世紀くらいのデンマーク人

だいたい自分童話を作った。

みにくいアヒルの子マッチ売りの少女人魚姫、親指姫など。

2018-11-23

タンポン処女喪失した

まれて初めてタンポン使ってみた

入れるときは少し痛い程度。

膣内に居るときもそんなに痛くない。

でも出すとき地獄だった。

なにこれ2倍以上に膨らんでる。痛い!いたいたい

リアルゴリラみたいなうめき声がでた。

やっとのことで抜き終わったけどトイレ血まみれ手も殺人鬼のそれ。

下半身丸裸のまま風呂場に走っていったとき廊下に血が点々としちゃったし。

咆哮に驚いた母が血の跡見つけてお風呂場にかけつけてきた。(このときヘンゼルとグレーテルを思い出していた)

呆れと怒りでため息をつく母に、シャワー股間で洗うゴリラは、やるせない気持ちになって少し泣きました。

初潮ときより恥ずかしかった。一生忘れられない思い出だと思う。

2018-02-16

小走りで移動してたら

盛大にコケ

それだけなら笑って済ませるが、その勢いで爆音の屁と共に下痢便を漏らしてしまった

そう

小走りに移動してたのは、漏れそうになったウンコ我慢してたかトイレに向かってたんだ

泣きながら下痢便のヘンゼルとグレーテル状態帰宅した

お前らも一度はこういう経験あるだろ?

俺もあったよってカミングアウトで俺をなぐさめてくれ

2018-02-13

50個の昔話厳選したけど、全部最後まで覚えてる?

意外に最後まで言えるのは少ないはず。そして実は読んだことがないのも多いと思う。知らなかったら読んでみるといいねコメントつける時に○○みたいだね!ってするとちょっとかっこいいね

知ってる数は何個ありますか?

1、鶴の恩返し

2、カチカチ山

3、かぐや姫

4、桃太郎

5、金太郎

6、浦島太郎

7、一寸法師

8、舌切り雀

9、さるかに合戦

10花咲か爺さん

11おむすびころりん

12、かさじぞう

13、うばすてやま

14、寿限無

15、人魚姫

16、みにくいアヒルの子

17マッチ売りの少女

18、親指姫

19、ヘンゼルとグレーテル

20ブレーメン音楽隊

21、白雪姫

22、大きなかぶ

23アリババと40人の盗賊

24シンドバッドの大冒険

25、アラジンのランプ

26、空飛ぶじゅうたん

27、フランダースの犬

28キノッピオ

29、ガリバー冒険

30、ピーターパン

31シンデレラ

32、あかずきんちゃん

33長靴はいねこ

34、青い鳥

35、3匹の子ぶた

36、ジャックと豆の木

37、ロンドン

38、一休さん

39、金の斧 銀の斧

40、キツネブドウのふさ

41、北風と太陽

42、いなばのしうさぎ

43、はだかの王様

44、七夕物語

45、十二支のはじまり

46、わらしべちょうじゃ

47、こぶとりじいさん

48、ウサギと亀

49、アリとキリギリス

50、ねむり姫

結果診断

知ってた数は何個でしたか

0~10個 

これからまだ新しい物語をたくさん読めるなんて羨ましいね

1120

結構知らないもんでしょ?興味があったらググって見てね!

21~30個

一般的じゃないかな!

31~40個

普通の人より知ってると思うよ!誇っていいよ!

41~50個 

そんなに知ってるの!すごいよ!もう自分で新しい話できるんじゃない!

2017-12-09

anond:20171209135810

よくも悪くも育ちが良かったという事なんですかね。

以前、ツイッターであるロスジェネ世代自分の事を「ブラックラグーンヘンゼルとグレーテル」に例えている人がいたんですが、

仮に彼ら並に「最悪を撒き散らしている」としてもサイレントテロしかやれていないので、ずいぶんしょっぱい「最悪」だなと思っちゃうわけですよ。

私はロスジェネ世代ではないですけど、実際に自分当事者でひたすらに社会からの抑圧しか受けてこなかったら、サイレントテロみたいな事してないで、刑務所さんちゃんにでもなって鬱屈を晴らしたいなと思ったりします。

2017-07-30

家族の思い出

 風呂掃除をしていてうっかりゾーンに入った。

タイルの目地を狂ったようにタワシで磨く行為を1時間程続けていたのだ。汗が眼に入った。脇から流れた汗がTシャツを通って腰に伝った。今日はよく晴れていて、風呂の窓からは蝉の声がシャーシャー聴こえてきた。頭の位置を変えたら酷い立ちくらみがして、大きく長い息を吐いた。

普段まったく家事をしない。必要に迫られないとしない。そして「必要に迫られている」と感じるのが人よりだいぶ遅いようで、自分でも呆れる位、家事をしない。

今日、年に何度か訪れるこのうっかりゾーン最中、あることを思い出した。

以前、同居人がいた。2年と少しくらい一緒に暮らしていた。

同居人家事全般、とりわけ料理が得意だった。事情があって一緒に暮らしはじめ、事情があって家事はあまり分担せず同居人が一手に引き受けていた。家事が好きだから、好きな方がやればいいじゃない、と同居人はよく言った。色んな事情があったので、バランスを取るために自然とそうしていたのだと今では思っている。そして実際うまく機能していたと思う。

それでもたまに、何から何まで申し訳ないなと思うことがさすがにあった。そんなとき今日のように風呂タイルの目地を磨いたりしていた。家事が苦手な人の特徴なのか、自分の特徴なのかは知らないが、いったんやり始めると今日のようにうっかりゾーンに入る。一時間や二時間、平気でタイルを磨いていた。

そんな時よく同居人背中から声をかけてきた。「お茶のみませんか」「居酒屋さんごっこしませんか(揚げ物とビールを準備しているとき)」「お蕎麦屋さんごっこしませんか(日本酒卵焼き、板わさを準備しているとき)」。

背中から鬼気迫るものを感じていたのだろう。無理にとは言いませんけど、区切りませんか、そんなニュアンスだった。そんな時はたいていハッと引き戻されて「するする」と犬のように尻尾を振ってタワシを投げ出して、いい匂いを嗅ぎながらタオルで濡れた身体を拭いた。

今日タイル磨きをやめるタイミングを掴み損ねて、立ちくらみを味わいながらそんなことを思い出した。

 かつての同居人とは、何故かあるタイミングでお互いの事情が一致して暮らし始めた。

行為は付かず離れずしていたが、恋人ではなかった。友だちとも違った。同じ家で暮らして、一緒に起きて、一緒に食べて、一緒に眠る人だった。子供ができたらいいね、と年に何度か言い合うことがあった。動物として自然の流れでそうなったらいいね、という意味だ。自分同居人も、お互いについての感情は「たまたま一緒の檻になったライオン」のような温度だった。

恋愛感情が無かったわけではなくて、持っていた頃も多分あった。お互いそうだと思う。ただいろんな事情理由があって、結婚選択肢に入らなかった。それぞれが別の異性と遊んだりすることもあった。「浮気してくる」「異性と交遊してくる」と言って出かけることもお互いあった。気をつけてね。何時に帰るの。お互い自分自身をそんなに素晴らしい人間だと思っていない同士、そんな生活に不満は無かった。一緒に暮らし続けた。

 もちろん人間感情はそんなに陶器のようにツルンとしてないようで、色んな諍いはあった。お互い思った事を口に出す人間では無かったので(悲しいことだと今では思う)、喧嘩にはならなかった。言い争いの代わりに、子どもや猫のような抗議をお互いよくした。突然夜中に居なくなったり、家に帰らなかったり、メールに返信せずに心配させたり、寝たふりをして返事をしなかったり、料理をしなかったり、料理を食べなかったり。そんな小さいギザギザは数ヶ月に一度あった。それでも同居人とは同じ檻同士、基本的に信頼しあっていた。お互い求められた通りの心配をした。夜中の公園真冬に探し回ったり、帰ったら好きなお酒料理音楽が準備されていたり、心にもない優しい言葉をかけたりした。どうせ仲直りするのはお互い分かっていた。早くしたいとお互い思っていたのだ。諍いに限らずあらゆる事が、始まり方は子どもでも終わり方は大人だったと思う。

 一緒に暮らしから色んな事が変わった。そして、これは自分にとって驚くべきことなのだが、色んな事を学んだ。

まず、健康になった。皮膚や髪の毛の質、睡眠の質が変化した。これは食事がガラッと変わったので当たり前なのかも知れないが、自分には驚くべき事だった。風邪を引いたり、一日寝て過ごす事も減った。同居人が酒好きだったので、自然自分の飲む量は減った。酔っ払いが二匹居ては収集がつかないと思ったためだ。伴って体重も減った。

趣味世界物事視野も広がった。同居人にとって当たり前のことは、初めて知る事ばかりだった。色んなモノが世の中にはあること、それぞれの用途のこと。野菜ジュース野菜代替にならないこと。直火炭火焼きの違いのこと。季節の食べ物のこと。いろんなお酒が世の中にあること。いろんな方言のこと。悲しいとき運動をするといいこと。泣きながらご飯を食べられないこと。スーパー鮮魚を買うと捌いてくれること。沖縄本州で畳のサイズが違うということ。島の暮らしのこと。革製品の手入れのこと。

そして、自分にとって当たり前のことにも興味を示された。テクノエレクトロニカのこと。色んな漫画や本のこと。映画や芝居のこと。旅行海外のこと。色んな動物のこと。身体の変化のこと。変な服のブランドのこと。仏教イスラム教ヒンズー教のこと。お互いの好きな物を教え合ううちに教えられた方が詳しくなって、それが原因で諍いになることもあった。ばかっぽい。村上龍キャンプについてはそうだった。だいたい土日の昼間に料理を作っている同居人の周りをチョロチョロしながら様々な話をした。自分がこんなに話をする人間である事や、甘えたがる人間である事、そして人間に救われる人間である事。ある業界仕事をしていた時期から人間を信頼することは自分とあまり関わりがないと思っていた自分にとって、これは大きな発見であり変化であった。アルキメデス浮力発見した事に次いで偉大な功績だった。ユリイカ

そんな暮らしの中であっても、人間は変化する生き物なのだった。自分にも、変化のスピード生活を合わせたいと思う時期が訪れた。それで、同居はやめた。自分が変化したのは同居人との暮らしのお陰だった。それはとても辛かった。それでも、時間が経った今はあの決断をした自分は偉かったと思う。偉大な功績だ。ユリイカユリイカとして、正しいか死ぬ時まで解らない。

 多分ここまで読んで、同居人との関係性について嫌悪感を示す人もいるだろうと思う。我々は少しネジの緩んだ同士だった。誰にも理解されないような、子ども同士の暮らしみたいな生活が好きだったのだ。毎日親がいない家みたいだった。ヘンゼルとグレーテルのようだった。一般的理解できないものを受け入れることが、わりあい得意な人間同士だったんだろうと思う。人間は変化するので、多分いま暮らしても同じふうにはならない。でも、かつての同居人は今でも家族のような感じがする。かつての同居人もそう思っている気がする。うまい言葉が見当たらないが、belongしあっているという感じ。今でもたまに顔を合わすと、たまに会う親戚のような顔をされる。元気にしてるの、ごはん食べてるの、ちゃんと洗濯してるの。言葉にはしないけれど眼から発信されてくる。

 先日、会社女性に「彼氏同棲しようかなって話してるんです」と言われた。相談ではなく背中を押して欲しいだけなんだと表情から伝わった。なので、「同居はいいよ」と無責任なことを言った。こいつの責任を持つ筋合いはない。「同居はいいよぉ、まいンち、楽しいことしかないよ」。

 同居はいいよ。毎日楽しいことしかないよ。

 家族になるっていいよ。

 同居をやめたのは、今日みたいな夏の暑い日だった。突然ひとりにした。突然ひとりになった。「素直に言ってくれてありがとう」という言葉。「がんばったね」。依存しあうものが無くなったあの開放感と、途方もない悲しさ。同居人が見えなくなるまで距離を取ってから階段でめちゃくちゃに泣いた。部屋に入るまでもたなかった。汗と涙と鼻水がごちゃごちゃになった。蝉の声がシャーシャー聴こえてきた。鼻の奥がずっとツーンとして、酸欠になって頭がくらくらした。一人にしないで一人にしないでと布団の中で喚いた。相手のほうが思っていただろうと思う。だから相手には言えなかった。血縁上の家族以上に大切だった。人工の家族だった。相手可哀想から、という感情共依存だと知っていた。お互いの変化を阻害すると知っていた。だから行動に移した。自分のために手放した。相手理由にするのは相手を一番傷つけると知っていた。対等な人間関係でありたいと願う、自分に残った唯一の正義だった。

何を見ても同居人連想する日々が続いた。何をしても楽しくなかった。食事の質が落ちたせいで体調も変わった。それでも不思議と、死んでしまいたいとは思わなかった。悲しい事に集中すると、他の事に集中しすぎずに済んだ。なんていうか色々捗った。ロボットのように仕事食事や人付き合いをこなした。こんな辛いことを乗り越えたのだから、何があっても生きていけるだろうと、直感理解した。悲しいとき運動をした。泣きそうになったらご飯を食べた。あれからだいぶ時間が経った。何かを見て同居人を思い出すことは、今では殆ど無くなった。

それで今日風呂場でうっかりゾーンに入って思い出した。

人間記憶はすべて熱量だと思っている。同居をやめてから、変化に対応していくなかで、たくさんの記憶熱量エネルギーに変換して生きてきた。変換したら消えていく。記録と事実は残るが、涙が出るような、胸が痛むような熱量は、失ったら二度と戻らない。

あらゆる事について、もう少し若い頃はこの「失っていく感覚」「燃えていく感覚」を怖いと思っていた。なるべく残したくて、よくテキストにしていた。いつからかそんな執着は無くなり「燃えているな」「もう二度と会えないんだな」とまっすぐに見つめるようになった。何かを決断した自分が得た変化の一つだ。燃えエネルギーを、これから別のなにかに注ぐ事。もう二度と出会えない分だけ、新しい事が入る余地が出来るんだろう。望むと望まざるに関わらずだ。

もう思い出す種火が少なくなっているのかもしれない。タワシを洗いながらそう感じた。消える前の焚き火を思い浮かべた。少しくらい残したっていいだろう。それくらい愛していた。自信をくれたのだ。自分で作った人工の家族の思い出の事。嘘は一つも書いていないが、自分同居人性別や年齢や重要なことは書かない。

同居はいいよ。毎日楽しいことしかなかったよ。

2017-07-14

何で昔の人は老婆を怖がったのか

日本昔話の定番悪役といえばヤマンバ、三枚のお札のように優しいお婆さんが泊めてくれて、しゃーこしゃーこと包丁を研ぐのが定番だ。

海外の昔話で定番悪役は魔女だ。

ヘンゼルとグレーテルのように子供達を食べようとしたりする。

どちらもとても恐ろしいキャラをしている。

これに対して恐ろしい爺さんキャラは居ない。

冷静に考えて婆さんの危険性はとても低い、家に泊めて貰うならまだ爺さんの方が危険だ、というか若い男が一番危険だ。

何で世界的にこんなに婆さんばかり怖がって居るのだろう。

2017-07-09

ヘンゼルとグレーテルパンくずみたいな服を脱ぎ散らかしたセックス痕跡

あれって一言で何て言うの?

 
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