はてなキーワード: ヘイト消費とは
それはともかく、このコロナ禍において実際にいわゆる「文化」への憎悪が高まってきているのは間違いないだろう。
初期の頃から他業種を軽視する発言やクラスター発生などで顰蹙を買い、度重なるイベント開催要求もじわじわと不満を広げる結果になっている。
ちなみに今現在絶賛ヘイト消費中なスポーツ関係も攻撃する層からすれば別口の体育系になるが広く見れば文化である。それが今は矢面に立っている状態であるがその後はどうなるか、今は悠長に嗤っている他の文化エンタメに矛先が向くことになるのは確実だ、何せ飲食や実業と違って同情されにくい。あの分野とこの分野は違うと言いたくなるだろうが、そんな利口に区別をしてくれるわけないのは既に前例が証明してしまっている。
既に責められた分野は他の分野を攻めるのに躊躇なんてしないし、そうやって責められた分野もまた立場が変わればやり返す、逆恨みの連鎖はもう止まらない。
政治家を煽り、国民を煽り、会社を煽り、創作物を煽り、ネットを煽り、日本を煽り、アメリカを煽り、中国を煽り、単なる娯楽から一個人はては夜のおかずまで幅広く何もかもを小馬鹿にするだけのヘイトクリエイターの集いと化した。
なぜだ?
答えは簡単だ。
簡単に気持ちよくなったり、連帯感を感じたり、いいねを貰いたかったら、誰かを馬鹿にすればいいからだ。
そうして安易な道に頼るしかない無能で溢れかえったサイトから、まともな人間が去っていき、取り残された無能は、他の無能が何かを馬鹿にして褒められているのを見て自分も褒められたくて真似をする。
どうしようもないサイトの出来上がりだ。
俺は情けないよ。
お前がこんなお手軽なだけのチンケな手段で承認欲求を満たすだけの、承認ゾンビに成り果てるなんて。
もしも安易な手段に頼らずに、それぞれが真っ当にクリエイティブな方向に承認を満たそうとすれば、このサイトは全く別の形になれただろうね。
日々どこかのジャンルやら作品やらの間で叩き叩かれでストレス蓄積を日常にしてる上にヘイト消費娯楽が目的の層すら可視化されてきた結果、完全にオタクの敵はオタクなんだよね。もはやオタク自身がオタクという集団に一番失望して、オタク自身がオタクという集団を一番憎んでる状態に成り果てている。
そういう連鎖で不特定多数の「ユーザー」そのものの信用みたいなのが相互に失われている。例えば何か問題が起こったとしても「自分は問題視してるけどどうせお前らは叩ければ何でも良いんだろ」で軽くドヤって消費して実際その通りにグダついて終わる展開がパターンになってるくらいだし。
結局ネットは穏当な人ほど黙って主張しなくなるから、なるべくしてなった結果なんだろう多分。今後ももっとこの流れは進んでいくのは間違いない。