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はてなキーワード: ブラストとは

2024-04-21

anond:20240421085011

嘘だな。お前は読んでない。

本作におけるもうひとりの主人公。共同生活初日にナナから「妙になつっこくて従順なんだけどすっげぇ世話がかかる犬みたい」という発言からハチと呼ばれ始め(2巻)、以来ナナと区別するためにブラストメンバーやレンなどからハチ、もしくはハチ子と呼ばれることが当たり前のようになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/NANA%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

2024-03-31

anond:20240331190353

てめえのかおもみあきたぜ!

マイノリティブラスト

わりとたのしかったぜ!

2024-01-30

anond:20240130203950

それお前が暇空にブロックされてるだけじゃ

今まで暇空の存在を知らなかったゲームクラスタにも飛び火するぐらい騒がれてた

暇空の言うことを盲目的に信じる信者たちもパルワールド安倍暗殺揶揄する作品だって大騒ぎして凸するのも出た

なおヤマガミに「弾丸発射」というスキルはない

https://twitter.com/himasoraakane/status/1749835436120527198

https://twitter.com/himasoraakane/status/1749811111426470166

暇空茜

@himasoraakane

名前が"ヤマガミ"

スキルが"弾丸発射"

ストーンブラスト説明文が"無数の小さな石のつぶてを発射する"

"奈良にいる鹿"

俺はパルワールドはドクソ野郎の作ったゲームだと思う

こいつらのゲーム絶対に遊ばないしクソだと言い続ける

許せないクズ作品匂いしかしない

2023-06-08

この世にないうまい棒の味10選

1. 宇宙ベーコン:スモーキー塩味が効いた、宇宙の広がりを感じるベーコン風味のうまい棒

2. マジカルマンゴー:新鮮でジューシーマンゴーの風味が広がる、まるで魔法のようなうまい棒。

3. カルビヌードル焼肉の旨みとラーメンの風味が融合した、肉感たっぷりうまい棒

4. ピクニックピクルスサクサクうまい棒に、爽やかなピクルスの酸味とハーブ香りが広がる夏のピクニックイメージした味わい。

5. レインボースパイス:多彩なスパイスパレット調和した、カラフルなうまい棒。

6. ゴールデンキャラメル:口どけの良いキャラメルの甘さとバターの風味が広がる、贅沢なうまい棒。

7. モロッコティーモロッコ伝統的なミントティー香りと風味が楽しめる、リラックス効果抜群のうまい棒

8. チョコベリーブラスト:濃厚なチョコレートと混ざり合ったフルーティベリーの爽やかさが楽しめる、フルーツチョコレートのようなうまい棒。

9. カジュアルカレー香ばしいスパイスとコクのあるルーが、手軽に楽しめるカレーうまい棒

10. ファンタジーアイスバニラストロベリーの風味が混ざり合った、まるで夢の中にいるかのようなアイスクリーム風味のうまい棒

いかがでしょうか?これらのアイデアは、新しい味わいを提供するための楽しい提案です。実際に商品化されるかどうかはわかりませんが、想像力を広げて楽しんでいただければ幸いです!

2023-05-06

最近の靴は専らサロモンだ。

XT-6が主流だけど、品薄だしちょっと逆張りたい。でもXT-6みたいにシュータンテープカラフルな奴がイイからスピードクロス4に落ち着いた。

トレラン用ではあるけど、普段履きでも満足の履き心地だ。ただ、アスファルトだとソールゴリゴリ削れてる気はするけど。

シルエットも良い。

私はマジのシューゲイザーだからから自分から見た時の形にこだわりたい。エアマックス95なんか横から見ると抜群だけど、上からだとイマイチから好きになれない。

尖ってるのは趣味じゃないし、ボテっとし過ぎてても締まらない。指の付け根の辺りで程好く膨らんで、トゥが若干丸いのがベストだ。

足小さめだし横幅も広めだから中々そういう形になってくれんのだけど、サロモンは型崩れもせずようやっとる。

ただ、後継モデルテープの色が普通のやつしかない。今の死んで買い替えるとなると、次は諦めてXT-6だろうか。長く保ってくれよ。

あと同じく最近流行りのアシックス今日ポチった。前々から気になってたけど、GWセールだったから。

コキュレーションプロトブラストと、トラブーコの2足。

プロトブラストは不人気色っぽいけど、私は緑好きなのでOK。黒と赤と緑は最もかっこいい色に違いない。

ラブーコはgtxだからこれからの時期バッチリだ。雨用ブーツもあるけど、スニーカーなら楽でイイ。

どっちもスラックスに合わせたいね。ありきたりだけど。上には何を持ってこようかな。冬になったらテックに寄せるのもイイ。

ローテク系は最近ご無沙汰だな。

BW AMRYは結構履いてるけど。ドイツ会社が出してんだから本物に違いない。スタンスミスよりジャーマンの方が好きかもしれない。流行りに躍らされてんのかな。

スーパースターもめっきり履かんけど、手放す気にはなれないな。気まぐれにHIP HOP聴いて衝動的に履きたくなる事あるし。

定番の品は手元に置きたい、なんて思ってたけど結局は思い入れ大事だな。

わざわざ海外サイトで安く買ったCT70も全然履かずに売ったし。小遣い稼ぎにはなったな。

NIKEはなんかいけすかねえから履きたくないけど、AF1は避けて通れなかろうと思って買った。

でも投げ売りされてた真っ黒のライバルリーを気に入って、結局あっちは売っ払った。いつでも買えるってのはすごく強いと思うけど。

全く履いてない靴もある。

2002Rは流行ってたから買ったけど、まだ履き下ろせてないな。このまま寝かせて新品でメルカリ流せば…って気持ちが躊躇させる。

マーチンとか履くのが億劫で1年以上ご無沙汰だけど、これは手放す気になれないな。

靴箱に置いた時にこれがある安心感は、やっぱり定番の魅力なのかな。血を滲ませながら履き慣らした思い出もある靴だし。

たまには履いてやらんとな。靴は履いてナンボだ。

Gel-chappalは履く頻度こそ少ないけど、お出かけすっぞ!って日にはこれだな。

私の靴ん中で一番かっこいい。あんまりコラボもんは買わんけど、これは思わず飛びついてしまった。

スニーカーとしては予算オーバーだったけど、ローファーと言い聞かせて買っちゃった。どんなに金欠でも絶対手放さないぞ。

2023-01-18

anond:20230118165227

そもそも食えたものじゃないから食い物を連想させる単語を使うべきじゃない。

ブラストダストかにした方がいい

2022-09-12

anond:20220912141656

45以上だろ。

1988年頃にはエアロティ1990年代にはアストロシティブラストティと、テーブル筐体が無くなっていったから、

1980年代中盤にゲーセン通ってないとテーブル筐体にはそうそう会えないぞ。

2022-02-18

anond:20220218114128

というか、フラッシュ精子バットムカデガロウ、ここの数話で過去練り上げてきたキャラの強弱関係が完全にバグった

あとブラストの前出しとムカデ仙人は要らんかった

バットガロウのギャグ剣聖会が持ってきた秘剣も要らんかったな

2022-01-31

anond:20220130112214

カルヴァン酢漬け攻略中。

バッテリーで詰まって攻略情報のお世話になる事に。置きものはもう一回取れたのか。

っつーか4階の女ボスハーレムの鍵を持っててもお構いなしに出て来て毎回ハーレムの鍵を落とす。なんなのあの人。一個でいいよ。狩り場への近道に立ちふさがってるから、毎回倒さなければならず、ハーレムの鍵がどんどん増える。もはやハーレムの鍵束と言っていい。

なお本作はハーレムガードを含めてサフォケーションが効く相手が多い。4Fでぶっちぎりに強くてまともに戦ったら勝てないナイトゴーントの群れも、サフォケーションで消え去る。

5Fのタカアシガニみたいなボススティールライフ攻略

お供はエビ娘以外はサフォケーションで一掃。エビ娘はデッドリーエアで3匹中2匹は倒したが、残り一匹のエビ娘を倒すためだけに数ターン費やした。強いなこのボス取り巻き。あと1レベル上げればニュークリアブラスト打てるようになれてたから、そうしたほうが良かったかな。

っつーか、酸の呪いひどい。欠けた大地の偽エンディングと同じで、またしても第2パーティを編成する羽目に。

っつーかこのシナリオネタなのか何なのかわからんアイテムが多すぎて気持ち悪い。単にネット上にあまりまとまった攻略情報がないからという理由もあるだろうが、装備しても意味があるのか無いのか分からないアイテムがやたらに出てくる。防御力の無い兜とか。何なんだ一体。

2022-01-30

anond:20220129232031

異界4Fでレベルを上げ過ぎたのか、異界5Fでもそれほど苦戦しない。

5Fの生命線はマジックスクリーンである。とにかくニュークリアブラストを始めとして全体大ダメージ攻撃を乱発する敵がやたら出る。

妖精みたいなやつは、10匹以上出る事もある上に全体攻撃ガンガン打ってくる。

1ターンで倒し切れない場合マジックスクリーン複数張っておかないと全滅しかねない。

ウサギは首はね率が異常。攻撃されると半分くらいの確率で首をはねられる。

しかし流石に最下層(多分)だけあって、アイテムの出はやたらいい。

大典太手裏剣覇王戦斧法王ローブ烙印の鏝などなどズンドコ手に入る。レベルもモリモリ上がる。

噂に聞いていた「400ダメージをのブレスを吐く雑魚敵」というのは多分ジャイアントオクトパスの事。まあ、初見殺しではあるが、分かってしまえばどうという事は無い。マジックスクリーンで防御しつつ、ブレイクスクリーン魔法耐性を削り、スティールライフ瀕死にして物理攻撃でとどめを刺すいつもの手順で普通に行ける。常に単体でしか出現しないので、対処も安定している。まあ、せっかく勝ってもろくなもの落とさない(今の所)なので、苦労の甲斐が無いという点では嫌な敵だ。

2022-01-29

anond:20220129213603

異界4Fクリア

しばらく戦っていなかったから、ボス過大評価していたらしい。カルネージで一人死んだが、一人欠けても余裕の勝利だった。

戦士56レベル(グリムエッジ+三日月の斧)

忍者51レベルカシナートの剣+鎧通し)

侍35レベル(全呪文大典太+早業の短刀

ロード35レベル(全呪文バルダッシュ

盗賊36レベル(全呪文/森の精の弓)

ビショップ26レベル(全呪文白銀の鐘)

の6名で、

1ターン目は戦士忍者がサイデル2匹をそれぞれ殴って1撃で倒し、

残り4名はマジックスクリーン×2とブレイクスクリーン×2

2ターン目は戦士忍者が牙だらけのワームみたいな奴を2人で殴って倒し、残り4名はマジックスクリーン×2とニュークリアブラスト×2(ここでカルネージを食らってビショップ死亡)

3ターン目は戦士忍者レベルレインしてくるワーム2匹をなぐってそれぞれ1撃(ニュークリアブラストHP削り済みだったので)で倒し、残り3名はマジックスクリーン×1、ヒールパーティー×1、ブレイクスクリーン×1。

4ターン目で戦士忍者ボスを殴り、残り3名がスティールライフ×3。3発目のスティールライフボスに刺さり(といっても、スティールライフで削ったHPは200もなかったので、すでに瀕死だったようだが)、戦士忍者の打撃でボス死亡。

記憶違いで、悪魔みたいな奴がお供で出てくると思ってたら、お供は大して強くないやつばっかだった。

いよいよ異界5Fに突入する。

2021-10-24

霊界エンジニアです

エーテルエンジンの開発により土偶ロボが戦争を飛び交う日は近いです。

皆さんも気功トレーニングをして錬力を高め突然のホロゥブラスト爆撃を受けてもサイシールドによって自分のみを守れるようにしてください

2021-04-09

シーシャを吸ってきた

喫煙者。5年前とかだけど。

当時はmarlboroのアイスブラストってやつを吸ってた。8ミリだったかな。

今日、しばらくぶりに会う友人にシーシャのお店に連れてってもらった。

何も分からないので「吸いやすそうなやつで」とお願いして作って貰ったんだけど、まあこれがすいすい吸えるんで驚いた。

頭痛目眩も無くて、いい匂いがして「へぇーこんな感じかー」と思いつつ、お店のSwitchで遊ばせてもらい、店員さんの話を聞いて帰ってきた。

ら、恋人に「わぁ!煙の臭いするよ!」って叱られてしまった。

自分は店に入った時も甘くていい匂いだな〜と思ったんだけど、服に残る匂い普通に煙草なんだね。びっくりした。

速攻風呂入った。

2021-03-05

anond:20210304235243

俺がやった中で面白かったやつ少し挙げると

ゾイドワイルド インフィニティブラスト

Switchゾイドゲー二作目。

かつての『ゾイドストラグル』や『ゾイドフルメタルクラッシュ』を手掛けた、キャラ格ゲー開発には定評のあるエイティング製のゾイドによる格闘ゲーム

前作の『ゾイド キングオブブラストから参戦ゾイドが増え、更に今回はゾイドカスタマイズ可能になった。武器等のパーツを付け替えられる他、カラーリングも細かく指定できる。往年のファンには嬉しい惑星Ziのゾイドも参戦だ。

前作からゲーム面ではバリエーションかになったが、反面ゾイドライダー等のキャラクター演出面では弱まった感がある。(キングオブブラストではアニメ主人公アラシや仲間のペンネオニギリ等のライダーまでモデリングされていたし、一枚絵のカットイン演出もあったが、今回はそういうの無い)

あと前作から追加されたゾイドワイルドゾイドライガーだけで3種も占めていたり、あまりバリエーションがない気もする。

とは言えガチャガチャ動かしていても面白いし、極めようとすれば相手の動きをよく見て駆け引き必要になる。

前作は大型アップデートで使えるゾイドが増えたので、今回も期待したい。(ガトリングフォックスとバズートル来い!)




デスマッチラブコメ

ノベルゲー。故にオススメポイントを紹介するのはネタバレとなるので控えたいが、周辺情報を書いておくと発売元はKEMCO。シナリオライターはamphibianという人。

商品ページに書いてあるからこれは言ってもいいと思うけど、女の子告白されると爆発する体質になってしまった主人公をめぐるドタバタラブコメディだ!




ブラスターマスター ゼロ/ブラスターマスター ゼロ2

無印ゼロファミコンゲーム『超惑星戦記メタファイト』をベースにしたサイド/トップビューアクション。サイドビューでは万能戦闘車両"ソフィア-III"を駆って、トップビューでは中の人"ジェイソン・フラドニック"を操り、地下迷宮に巣食うミュータントと戦い地球を巣食うのだ。

いわゆる"メトロイドヴァニア"と呼ばれるジャンル

ゼロ2では原作を超えて戦いの舞台宇宙に拡大。

往年のサン電子ゲームテイストがちりばめられている。

個人的な好みでは、ゲーム的には無印ゼロの方が面白かった。

ただゼロ2はCERO:Aなのにすごくえっち。(個人の感じ方です)

ちなみに原作の『超惑星戦記~』はSwitch OnlineのFAMILY COMPUTERでも配信されている。




とりあえずこんなところかな。興味があったらやってみてね。

2020-12-28

村田ワンパンマンの展開が心底気に入らねえ


 村田パンマンについてはずっと前から気に食わなかったけど、今回最新話でのタツマキとブラストの邂逅のシーンで完全にキレたわ


 まずこのブラストの登場シーンが背景ホワイトになってるのが気に食わねえ。ここは、村田意図的原作との方向性を変えた部分だと思う。

 原作においてブラスト趣味ヒーローとしての役割を貫徹する一種の異常者として描かれており、一種ダークヒーローとしての役割を持っている。一方で村田パンマンにおいて、ブラストヒーロー化身として全てを救済する完全な理想図、言わばヒーロー青写真として描かれているのだけれど、はっきり言えばこれは村田解釈の逸脱である上に、「とりあえず原作とは方針逆にして攻めてみました」くらいの浅い作品理解が見え見えになってて辛い

 まず原作ワンパンマン106話におけるブラストセリフ「いざという時に誰かが助けに来てくれると思ってはならない」を、村田は、「強者の心得として」という(余計な)一言を付けてダウングレードした解釈を行っている。

 ちがう。全然違う。

 第一に、原作ワンパンマンにおいてブラスト純粋に異常者なのである主人公サイタマがそうであるように、ブラストは一介の人間趣味ヒーロー活動をしているに過ぎず、その精神根本には「趣味楽しいからやってる」という以上の信念が存在していないことは、原作最新話に至るまでのサイタマ発言を見れば一目瞭然である。そして、ポイントはサイタマにせよブラストにせよ、自身一種の異常者であることを自覚しているところだ。そう、普通人間ヒーローに憧れて自分を血反吐ぶちまけるまでに鍛え上げて怪人とタイマンで戦ったりしないのである。誰かを助けるためにスタコラ駆けつけたりしないのである。じゃあ何でそんなことをするのか、ヒーローとしての義務感があるのか? 誰かを助けなければならないという強迫的な使命感に促されているのか? 違う。「趣味」なのである

 そんなあやふや精神条件において何年ものヒーロー活動を行い続けることができているブラストとサイタマ根本的に異常者なのであり、また、サイタマ自身が述べているように、そのような常軌を逸した行動の反動として、そもそもサイタマ自分自身空虚さを日々感じているのだ。強くなりすぎてしまった、と。


 その辺の解釈が全く村田パンマンに通っていないことに俺は以前からかなりの怒りを抱いていた。勿論、村田イラストレーターとしての技術画力業界随一のものであることは確かなのだけれど、彼はそもそもジャンプ編集部から何故自身原作作画双方を担当する漫画を任せてもらえなかったのかを根本的に理解していない気がする。そう、作品理解構成根本的に浅いのだ!

 多分村田雄介という漫画家は努力と才能の二本の柱によって自己ブラッシュアップしてきた人間から、ある種の才能の無い人間葛藤とかそういうもの無理解なんだろうなと思う。ある種の人間の心の動きとか細かい心の機微といったもの無知なんだろうなと思わざるを得ない。才能がある人間特有浅薄さが彼のアイディアからは漂ってしまう。彼にはそういう意味編集から仕事を受け渡しづらかったんではないかと思う。ハァーーーーーーーーーー。

 とりあえず一番最初違和感を抱いたのは「海人族編」である。同編のクライマックス自分の腕の中に倒れ込んだ無免ライダーに対して、サイタマがポツリと言うシーン。

「よくやった ナイスファイト

 村田版と原作ONE版においてそのシーンの描き方の差は顕著である


 村田版:サイタマ笑顔で無免ライダーを受け止める。まるで部活コーチ選手を褒めるかのように。

 ONE版:サイタマは無表情に無免ライダーを受け止める。感情の動きは伺えない。


 この時点で二人の作品理解の深度が全く異なっていることは明らかであるONE原作なのだから当然なんだけど)、そう、先に述べた通りサイタマ日常空虚を抱えているのでそもそも根本的には無免ライダーの奮闘に感動していないのである。それは、同編ラストシーンにおける「つまんねえな、今回は期待したんだけど」というセリフからも明らかである

 村田に対して言いたいのは、何でそんな感情豊かやねん、という話である。勿論、これと同趣旨ツッコミは散々浴びせられてるだろうから村田にとってはこういう意見は今更なんだろうけれど。でも、それにしても作品解釈が雑すぎんかね? という話なんです。

 他にも、同場面において、背後から一撃を加えたにも関わらず何らダメージを受けたようには見えないサイタマに対して、海人王が沈黙の後に名乗りを上げるシーン。ここも明らかに原作意図を掴み切れていない浅薄描写となっている。本編において海人王はサイタマ生物としてのポテンシャルの高さを如実に感じ取っており、やや苦戦したジェノスと比較してさえなお「今までのゴミとは明らかに違う」と述べている。このことからして、海人王はこの時点で自身の敗北を些か覚悟していた可能性が高い。その上で、これまでどのヒーローと相対した時にも発さなかった「名乗り」を上げるのである

 つまりこの名乗りは、自身の敗北の予感を覚えつつも、目の前の強者推定)に対して敬意を表した「名乗り」だと言えるのだ。自分と同等かそれ以上の生命体を目の前にして、戦闘を開始する前に礼儀を尽くそうとしたのである敵役ながら天晴な心理描写に俺は感動してしまっていた。でも、当然ながら村田パンマンにおいてはそのような感情機微が捉えられている様子はない。ガッカリ


 そういった村田パンマン原作との齟齬は全体的にはそれほど多くないものの、時折というペースで伺えてしまうのである

 例えば地獄のフブキとサイタマ最初に邂逅するシーン。フブキは戦闘においてナイフを取り出しサイタマに切り掛かる。その目尻には涙が浮かんでいる。

 この涙は、フブキのナイーヴさの表現であることは明らかなのだけれど、その解釈ONE村田では幾分異なっているように見える。


村田版:子供自分の願いを聞き届けられなかったかのような悔しさを滲ませた涙

ONE版:目の前の相手に対する恐怖、そしてナイフという直接相手を傷つける武器によって相手殺傷することへのストレスを含んだ涙


 やはりこの描写からも二人の作品に対する深度の違いが現れているようでならない。村田普段仕事はきちんとしてるんだけれど、こういう見せ場みたいなシーンでしょうもない解釈ドヤ顔ブツけてくるからホント辛い。上記の通り、フブキはナイーヴであるため根本的に他者を傷つけることにストレスを感じていることが前後の流れから読み取れる。更には、相手武器で傷つけてまで自分地位を守ろうとすることへの葛藤さえもその表情から伺える。一方で村田……ヘイ村田

 上記の通りフブキの涙についての解釈が、その表情に関する解釈が、村田パンマンには希薄であるように思われるのだ。

 というわけで作品解釈がところどころ浅いっつーか、キャラクター人格根本の部分について村田は読み違えているように思えてならないのだ。いやまあ大体は大丈夫なんだけど、原作ファンとしては「ここが見せ場!」ってなってる場面でやらかすのが村田って感じなんだよな。例えば無免ライダーナイーヴファンボーイ的なキャラクターとして描写してるきらいが村田にはあるけれど、無免ライダーヒーローに対して明るい観念ばかりを持ってるファンボーイじゃなくて、ヒーローとしての自分への失望とか周囲の人間自分に向ける視線への恐怖(タンクトップタイガー発言「C級1位の座寄越せ!」などに代表される)と日頃戦っているキャラクターの筈なのだ。つまり根本的に暗くて弱い人間の筈なのだ。それでも、信念に従って倒されても立ち上がって戦い続けているから彼は魅力的なのだ

 なのに村田ときたら無免ライダーのことを「スパイダーマンに憧れたのでとりあえずスパイダーマンコスプレしてみた」的なファンボーイとして描いている。ハァー、バカチンが。


 まあ勿論繰り返すように全体は丁寧で、仮に褒めるとすればボロス編とかは全面的に良かったと思うんだけど。でもところどころやらかしてんだよなあ村田は。

 長くなったけど今回の最新話での蛇足描写もそうで、「強者の心得として」っていうセリフはいらなかったの。

 これは俺の作品解釈なのでONE想像と合ってるかどうか分からないけれど……、恐らく「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはならない」というセリフは、根本的にブラストの優しさと厳しさの混じったセリフっていうところは当然村田解釈しているのと同じなんだけど、根本的にそこには齟齬があるようでならない。

 つまりあのセリフは「人を助けるってことは普通人間にはできない」という意味が籠もってると思うんだよな。

 だから普通人間にはできないことを期待しちゃいけない、って意味なんだと思う。そしてここで述べた解釈もまた表面的な解釈に過ぎず、裏を返してみればブラストが言いたかったのは次のことだろう。

「人を助ける人間は異常者だ」

 ってこと。

 繰り返すように、ブラスト趣味ヒーロー活動をしている自分の異常性について幾分自覚である。「普段は働いていて、これは趣味なんだけどね」と原作において付け足している部分からも明らかであるように、「自分はこんな異常者じみた活動をしてるけど、普段普通社会人なんだ」という、既に解消され消化されたであろう葛藤の、単なる痕跡としての「後ろめたさ」を匂わせているのである。そう、ヒーロー活動なんて本来は異常者の行うことなである。サイタマしかガロしかり、本当にヒーロー活動に真面目に取り組んでいる連中なんて皆まとめて異常者なのだ

 そしてブラスト自己意識においてもソフィスティケートされているので自身の異常性を認識している。彼はこう言う。「(自分ちょっとおかしいか趣味の一環で君を助けたりはするけれど、そうじゃない普通の人が君を助けることなんてまずないのだから、)いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」と。そしてここには更に裏の意図が込められていて、つまり「誰かを助けるなんてことを考えるのは、誰かに助けてもらいたいという弱者の望みを叶えようとするのは、根本的には異常者の仕事だ。君が、そういう弱者の望みを叶えたり、あるいは、『誰も助けになんて来てくれないのが普通の世の中』に対して忸怩たる感情を抱いているなら、君自身が異常者になって、つまりはただ助けを待ち望むだけで誰かを助けることのない普通人間から抜け出して、誰かを助ける側に回るしかないんだよ」と。


 ブラストはそういうヒーローなのだ。異常者としての、しかしサイタマガロウと同じく善なる傾向を持つと同時に、冷徹感情をも持ち合わせるダークヒーローであるのだ。その辺のしっかりとした解釈を、村田自分仕事に持ち込んでもらいたい。以上一読者から意見でした。

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