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はてなキーワード: フィットネスクラブとは

2023-11-14

今、「女は家から出るな」に収斂していく流れがある

具体的な理由は以下

1.ジャニーズ解体

言わずもがなジャニオタ層をライブ番組観覧に行かせなくしたり、女性家事を放りだしてテレビを見させなくするための施策である

2.宝塚解体

宝塚を衰退させ、ヅカ層を外に出さなくするための施策である

3.ホストクラブ規制強化

このターゲットパパ活層と、ホストとの親和性が高いバンギャである。実際ホストクラブバイトしてるバンドマンも多い。そのホストに近寄らせないための施策である

4.女性専用施設に(自称トランス女性を紛れ込ませる

スーパー銭湯の女湯に自称トランス女性が紛れ込んだ事件がバズったが、今後同様の事案は急増する。電車女性専用車両、フィットネスクラブ女性更衣室、女性専用ヘアサロン女子大学、などなど。これにより、女性女性専用施設に行かせなくすることが出来る。もちろんこれも施策である

そして、女性は何処にも行けなくなり、家にひきこもるように

日本会議が求めている家族像に大きく近づくね!

2023-08-14

独身者が異性と出会方法を教えて

マッチングアプリ結婚相談所ではお互いに取り繕ってばっかで芯の部分が見えてこず本気になれなかった。

そもそも外面を許容するためには内面から好きにならないといけないのに内面を好きになる時間もない。

なのでもっと他にちゃんとお互いに人となりが見えるようなところで出会えたい。

それをChatgtpに聞いたら下記の場所を上げられたのでコメントしていきたい

社会人サークル

よく社会人サークルに入れよとか言ってくる恋愛強者いるけど、そもそも普通に趣味として楽しみたいのにそこに恋愛を持ち込むとかもうひたすらめんどくさいやつじゃん。

いやたまたま良い人がいて出会っただけって言うけどさ、それもうお互いにワンチャン出会目的で入ってきてるだろ。

恋愛強者はそんなところでも恋愛しないと胸がキュンキュンして頭おかしくなるのか?

まぁ半分くらい出会いが目的適当趣味やってまーす映画おもろーみたいな半分ヤリサーなところだったら良いと思うよ。

いや、むしろあるなら紹介して欲しいというか、最初から出会目的なら出会目的うちら集まってまーすって言ってくれ。

それならこっちもそういう感じで行くから

でもみんな卑怯だし、ヤバい奴はフィルタリングしたいからそんなことは絶対に言わないんですよね〜

え?社会人サークルって実は全部そんな感じなの?本当?

言ってよ〜〜〜早く言ってよ〜〜〜

スポーツジムフィットネスクラブに通う

いや、たまにここも挙がるけどさ、こここそ出会いないだろ。黙々とトレーニングにして隙を見ては人の肉体を盗み見るどうしようもく気持ち悪いところだろ。

なにが「同じ目的を持っている人たちと共にトレーニングすることで、自然な形で出会いが生まれ可能性があります。」だ。

黙々とトレーニングしているときに声掛けるやつなんてヤベェやつしかいないわ。

いや本当にどうやってここで出会ったやつはどんな出会い方したんだよマジで現実を教えてくれ。

イベントに参加する

いや人見知りじゃなくてもさ、無理だろ急にそんなところで異性に声掛けるの。ナンパじゃん。ナンパしろってこと?

いやそんな奴が自分の行くイベントにいたら本当に死んで欲しい。

学びの場に参加する

一周回ってこれはわかる。変にコミュニティができてないのが良いのかもしれない。

「また、学びの場によってはグループワークやディスカッションなど、自然な形で交流が生まれ場合もあります。」

うん、そうね、そうかも。

いやこれは意外にありですね。

からと言って料理教室出会いがあるかと言われると、やっぱりそんなところで出会おうとする奴はヤベェ奴なんで近づきたくないんだよな

ブクマカ増田でなんか良いところ知ってる人いたら教えてください…もう35歳過ぎて切実なんです…

追記

切実過ぎて婚活増田書いてます

https://anond.hatelabo.jp/20230814220545

2022-06-06

anond:20220606131432

学生時代バイト先に片道20km・1時間弱でクロスバイクで通ってたことあったけど、東京とはいえ坂と冬の風が地獄だった。

特に疲れた帰り道に向かい風で全然進まなくて、さら武蔵野台地との狭間あたりに幾多有る坂を越える時はきつい。

大阪東京西部みたいに平地ならいいけど、山の手あたりみたいに少しでも坂あるときつい。

あと、最低片側2車線+路側帯が広くて歩道もしっかりしてるような道を通って、かつ車道走らないと速度は出ない。

信号が多い路地はやめとけ。

夏は暑くて汗がひどくなるら、シャワーのあるバイト先で助かってた。

都心なら、シャワー施設会社契約フィットネスクラブやらあるから、出勤前にもシャワー浴びれるだろう。

結局、体力が付きようが自転車の性能に左右されるし、クロスバイク以外にもヘルメットサイクリングウェア含めた初期投資はそれなりにかかるし、

そのうち平均速度上げようとしてビンディングペダルもっと高いロードバイクと出費が増えていくので、金ケチるためにやるのは薦めない。

2022-05-21

フィットネスクラブ馬鹿にする人がいるんだよ。

運動なんて家で出来るじゃん」って感じで馬鹿にする奴がいるんだよ。

そりゃ適当運動は家で出来るけどね。

フィットネスクラブには様々な器具があるし、プールなんかもあるわけで家で出来ない運動すら出来るわけ。

家にプールがある?話にならないのでさようなら

器具も家で持っていればいいじゃんって言う奴もいるんだけどさ、そんなの置くスペースを作るくらいならクラブ行ったほうが楽でしょ。

それに老朽化したらクラブ側で新しいものに変えてくれるんだから、家に置くよりもよっぽど良い。

コミュニケーションだって出来るわけ。一人が良い?ボッチに用はないんでさようなら

とりあえず何かしらいちゃもんつけてみたがっている奴が居るんだよ。

そういうやつって表面的な薄っぺらい考えで否定してくるから目障りなのよね。

2021-12-03

はてな教え魔

サラ金から金借りた人(https://anond.hatelabo.jp/20211130013348)じゃないけど、

別に解決して欲しい訳でもなく、ただ話を聞いて欲しいだけの文章なのに

ああした方が良いとかこうしろとか年数だけ無駄に重ねてきた人からアドバイスが多い事多い事。

こういうのがボーリング場やフィットネスクラブで教え魔となって新規加入者を減らすんだろうな。

2021-04-27

5月にやること

■家を片付けて人間暮らしを取り戻す 

・そのために所持品をまとめて売却する

痩せる 

・何か食べそうになったらまずダイエットアカウントをチェックする、歯を磨く、お茶を飲む

・いつでも飲めるようにお茶を常備する、冷蔵庫の作り置きを続けられない場合があるため、ペットボトルで購入しておく

・行ってないフィットネスクラブを解約しジムを再検討する

作業環境改善する

タブレット端末の購入

・家が片付いたら机を買い替える

貯金の整理、運用検討

2021-03-11

anond:20210303212450

正直一人暮らしだったらなんとでもなるんだよ。

毎日銭湯行ってもいいし、フィットネスクラブシャワー浴びてもいいし。場所によっては月6,000円とかであるし。

それが3人家族かになると途端に負担やばいことになる。

これ一つとっても家族を作るのがいかに大変か。

2021-03-04

anond:20210304113558

これわからんやついるとおもうから補足するけど

フィットネスクラブシャワールームつきが多い

運動した汗をおなじ建屋で流せるの便利

ただし女性は髪の毛が長かったりするのであまりかわな

anond:20210303212450

これはわかる、学生の頃そうだった

からすぐにガスを止めて、フィットネスクラブはいりと電磁調理器買った

このほうが全然安い

ガスって家庭にはじつはいらないんじゃね?と思い現在に至る

2020-05-22

anond:20200522071439

そもそも社会に出たら勉強しない人ばっかだろ

勉強する気が無いのに有償無償関係ない

金出すことでモチベーションも上がるってこともある

市民体育館に行けばタダだからって言われても、ほとんどはきちんとしたフィットネスクラブに行くだろ

2020-04-24

パチンコ店は「3密」なのか~店舗環境の「ピンキリ

「当たり前やろボケぇ」という回答がたぶん正解なのでしょうが

業界歴がそれなりにある「当事者からするとパチンコ店というのはかなり環境が今と昔で違う上に、今だけで見てもまさにピンからキリまであります

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で、基本的パチンコ店に対し攻撃的な論調な方々は、パチンコ店に対する「情報更新」をちゃんとやった上で語っているのか?というのが気になっていました。

皆さんそうだと思いますが、人間は「嫌いなものに対する情報」を更新しておこうと思うでしょうか?思わない人の方が多い気がします。

本来、「批評マナー」としては「ちゃん対象について調べる」のが基本だと思うのですが、どうにもネット無名の人々はもちろん、コメンテーター評論家とされる方々すらそれを怠っている所があるので、もはや「ちゃんとした批評」は希少種なのかもしれません。

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ということで参考までに、そうした環境についての情報を列挙しておこうと思います

ちなみに別に私は業界を守りたいなどというたいそうな思いはないので、皆さんがどう考えようが自由です。当然の話ですが。

重要なのは前述した「批評マナー」を守った上での意見かどうかで、逆を言えば業界肯定的意見でも何の根拠もない妄想で語った意見よろしくないと思います

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<換気の悪い《密閉》空間

多くの他業種店舗では「窓を開ける」「出入り口を開ける」という対応をよく見かけますが、パチンコ店は店内を「静音化」できないうるさい環境なので、この対応が出来る店は限られます。元から外も騒がしい繁華街の中の店舗なら問題いかもしれませんが、そういう所があるのか確認する間もなく殆どの店が休業しているのでこの点は不明です。

ただ、窓・出入り口開け放しが出来ない環境でも、「空調」の点でパチンコ店特殊な部分があります

といっても業界基準になってるわけじゃないので、導入店舗は限られますが。

パチンコ店は4月に法律改正されるまでは、多くの店舗分煙禁煙対応をあまりしてこなかった所があります

ですが少数派かもしれませんがタバコを吸わないお客様もいます

その結果、「ホール分煙禁煙化をしないままタバコの煙対策をするシステム」が幾つか開発・導入されています

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◆台間空気清浄機/送風機

隣接する遊技台の間にそれぞれ送風機があり、近隣のタバコの煙を直接浴びない様にするものです。中には空気清浄機能、プラズマクラスター発生装置までついてるものもあります

シャープ公式サイト情報にはプラズマクラスターコロナウイルスを不活化させる機能があると「実証」したと記載があるので、シャープを信じるならば効果はあると思います

とどのつまり、その機械が設置してあるパチンコ店は様々な業界比較しても最多の空調機械が動作して空気が流動していますある意味お客様1人に1つ以上空調がついている事になるので。

と、言っておりますが、逆を言えば膨大な数の空調機械がホール内に存在するので、メンテナンスが追いつかない場合もあります。つまり設備があっても十分に機能しているか」という意味でのピンキリもあります

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◆台間分煙ボード

たぶんアクリル製だと思いますが、遊技台の間に物理的に仕切板があって、必要な方は引き出して使います。これによって煙なども防げますが、今で言えば飛沫対策にもなりますそもそもパチンコ店は「台に向かって、殆どしゃべらず遊戯する」お客様が多いので、ダイレクトな対面会話よりは飛沫は浴びない気はしますが、仕切板があれば更に守れます

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◆その他空気清浄機・空調

更に複数空気清浄機ホールに設置する店もあります

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天井の高さ

主に大手運営会社に多い気がしますが、天井を高く店舗設計する傾向があります。「左右」は人が集まれば密集しますが、「上下」に関してはスペースがあります。ただそういった「天井の高さ」が密閉に対応する効果があるのかは不明ですが。

もちろん逆に昔の建物な所だと天井も低い所があるので、そういう「天井の低い店」×「人気店」だったら完全に密集悪条件が揃うことになります。まだ営業自粛してない店舗がそういう店舗設計だったらかなり危険な気もしますが、果たしてどうなのでしょう。

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<多数が集まる《密集》場所

これも当然ピンキリです。人気店は密集しますし、逆に過疎りまくりなのに何であの店潰れないのなんて所もあります

ただ営業自粛状態になった事で自粛しない店舗が密集地になるという困った事も起きます

あと開店前に行列が発生する店なんかも対応必要です、このあたりは外なので店舗側の意識によります行列が長くなっても往々にして人気店は駐車スペースも広いので大丈夫だとは思いますが、もしかしたらそういう店舗外のスペースに余裕がない所だと行列対応は大変かもしれません。

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<間近で会話や発声をする《密接》場面>

やはりこれもピンキリです。私が複数の店で経験した限りですと、大多数は「台に向かって黙々と喋らず、景品交換すら店員にうなづく程度で終わる」パターンです。

ただ逆にしゃべるタイプの方は店内がうるさいので大声になりがちです。最もリスクが高いのはこのあたりな気がします。

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<衛生面>

当たり前ですがこれまたピンキリです。パチンコ店は遊技台が「共有状態」になるので、不特定多数の方々が触れたものを触る事になり、衛生面のリスクは高いです。ゆえにアルコールや次亜塩素酸水を常時携帯して遊技台やお客様が触る設備をこまめに拭いたりしてる所もありますが、やるのは人間なので精度にバラツキはあると思います

あとお客様側の衛生意識ピンキリです。元からパチンコ店は玉やメダルで手が汚れやすいので、気にする人はこまめに店内のおしぼりで手や台を拭く人もいます

逆にどうせ汚れるからなのか、元から不潔なのか、トイレでも手を洗わない方が結構ます。流水ではなくおしぼりで済ます方もいますが、言わずもがなおしぼりは万能じゃないのでリスクは高いです。

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<その他>

・多くの所でやっている店員の体温チェック+基準以上の人は休ませるも多くでやっています。出勤スタッフマスク着用も同様です。

・あとマスクお客様無料配布している所もあります。全お客様強制配布・装着義務化するぐらい出来ればいいのでしょうが、当然ながらそんな在庫を確保するのは困難だと思います

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<だが、4月からまれた新たなリスク

冒頭に記載しましたが、法律改正された事でパチンコ店タバコ対策が求められるようになり、多くが「店内禁煙喫煙所設置」の対応とりました。

この時点でお察しかと思いますが、ここが寧ろ最大の3密地点になるのでは、という気がします。特に完全に外で吸わせるパターンではなく、律儀に「分煙ボックス」的なやつを設置してるパターンの方です。狭いしみんな深く呼吸するし、換気は確か国が定めた基準値上の空気の流動状態を作っているはずですが、それがコロナ対応的にも効果があるのかは不明です。そして何よりもタバコなので肺に悪影響なのは言うまでもありません。

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以上が私が知る限りのパチンコ店環境情報です。末端の下っ端なので全部を把握している訳ではありません、なのでこれが全部だとは言い切れません。

言わずもがな結論から言えば「リスクゼロ」なんてありえないので、パチンコ店あぶなくないよーなんて業界寄りな私でも絶対に言いませんが、

ただ「パチンコ店ってそんなにクラスター発生させてるのか?」というのが気になっていて調べているのですが、見つけられないんですよね。

3月末に厚生労働省が「全国クラスターマップ」という「実例」が出た所をまとめたものがあるのでが、そこにはパチンコ店クラスター発生例が「一件もない」んです。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618504.pdf

業界が下火になっているとはいえパチンコ店の規模ってのは未だに膨大なものがありますし、遊技人口もかなりいるはずです。フィットネスクラブライブハウス複数クラスターを発生させてるのに何故パチンコ店は出てこないのか?

もちろん「出てない」=「発生してない」とは限りませんし、そもそも業界イメージ的に考えても感染した人が「パチンコ屋行ってた」と申告しない可能性もありますパチンコ屋行ってコロナかかったなんてそりゃ笑いものじゃすまない事になるでしょうし。

からこそ業界寄りの人間としては複雑な気持ちです、役人が名指しするほどの「危険存在」として扱われながらも「実例」が曖昧という状況は。

2019-12-27

[] ネットに負けない商売

フィットネスクラブと言うのかフィットネスジムと言うのかフィットネススタジオと言うのか。

どれが正しい名称なのか、それぞれ何か違いがあるのか知らん。

が、この類の施設がやたらと増えてる。

ロードサイドの空き店舗パワーセンターの空きテナント改装が始まったと思ったらフィットネスになってる。

ライザップ成功を扱う記事はてブで見かけたが、フィットネス全般流行について扱った記事ホッテントリで見た記憶がない。

急増の理由はなんなのか?

ざっとググってみると、

・夜間はスタッフ不在で24時間営業する業態の開発により若者の利用が増加

SNS映えするアクティティとして

SNS映えする体作りのために

あたりが理由らしい。

が、いまいちピンと来なかった。

近所にある郊外型のDVDレンタル併設の書店

改装のためにしばらく休業してた。

リニューアルオープンしたので見に行った。

DVDレンタルと本のコーナーは縮小され、フィットネスなんたらが新設されてた。

そういうことかと納得いった。

ネットに負けない商売か。

本はネット通販や電子書籍DVDレンタルストリーミング配信にやられてるし。

運動食事メニュー作ってチェックしてもらうだけならネットでも出来るだろうけど。

様々なトレーニングマシン個人で用意するのは難しいし置く場所もない。

アパート住まいだとドタバタ体動かすのも近所迷惑だろうし。

2019-03-20

おっさんエッセイどうせ叩かれる

時計の針は1710

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

上司目線を合わせないように俯いてサーッと通り過ぎる。

目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、やれ今日は早いじゃないか。何か予定はあるのか 笑?

うるさい 黙れ、 こっちは仕事してやってんだ

残業で稼がないといけないほど、お金に困っちゃねーんだよ ボケ

こちとら独身貴族、お前はせいぜい家族のために頑張りな適材適所ばーか

と思いながら私は逃げるように会社を後にする。

ずーっと退屈だ、大体のことに興味が持てないし

今更何かを始める体力も気力もない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

帰って寝るまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りをあげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

それにしてもただ年を取った

気づけば今日40歳、節目の年。

考えたくもないが、まぎれもないおっさんだ。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

(体調不良)

この日も上司に定時で上がることを告げた。

仮病の素振りとは裏腹に

正直、気分が高揚していた

帰宅途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がっていく。

アパートの扉を勢いよく開け、ダッシュ

リビングへと向かう。

買ってきた夕食をテーブルに広げてテレビリモコンの電源ボタンを押した。

映し出されるスタジアム解説者が背番号選手名前を何度も正確に読み上げている。

サッカー日本代表親善試合

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

サッカーについてそこまで詳しいわけでもないし

経験者でもないが、日本人パスの精度が悪い、シュート意識が低い、フィジカルが弱いなどネットで覚えたワードを並べて偉そうに批評したりする。ただボールを目で追うことしかできないのに点が決まれば独りで雄叫びをあげてガッツポーズ

お酒が進む進む。今夜は最高だ。

試合が終わり興奮冷めやまぬうちにサッカーゲームで追い討ち。

ゲーム中ふと、我に帰る、画面は一時停止で止まったままだ

なにやってんだろ。 とてつもなく、

くだらなく思えてくる。静寂と不安に押しつぶされそうになる。酔ったのか。最近涙もろい。

そんな時はアダルト動画で気を紛らわして早めに寝る

そう思い、ブックマークしてあるエロサイト開いてむき出しのティッシュ箱を近くに手繰り寄せる

しばらくページを眺めるが

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい

涙がぽろぽろと零れ落ちる

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 30で始めた1人暮らし、35には結婚してこのアパート住んでいない予定だった。

4年前に新車で買った車。当時彼女はいなかったが将来父親になって家族旅行もいけるよう大きめの車にした。馬鹿みたいだ。

顔を洗うために洗面台に向かう鏡に写る、表情が幼いおっさん どうしようもないおっさん

奇声を上げ 哀しみを振り払う。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を手にとって、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っていた。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いながら

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

今週スキーでも行かない?

また昔みたいに県外に泊まりで。

おう、久しぶり…いいねスキー……

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

断る予定もないので二つ返事でOK電話を切った

めんどくさい

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

翌日

久しぶりの運動の為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れ軽くジョギングするくらいのペースで走る。

鏡ごしに視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしない。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しかったり役に立たなければ

強者から沙汰されるこれが資本主義

運命なのだろうか。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか分からない

承認欲求がどうこうとか言われるが

案外自分と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんな。

なんだか前にも同じこと考えた気がする

疲れたしもう帰ろう、

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていく、

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

今度行ってみよう。

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にする。

誰かたすけて

2018-12-28

AirPodsつけて筋トレしていたら

自分が行ってるフィットネスクラブ高齢者が多いんだけど、今年だけで3人のおじいさんに

「そのイヤフォンは何?」

「どうやって使うの?」

「何が聴こえるの?」

と聞かれた。

スマホ必要なんですよ」

と教えたら全員「そうか…」と残念な顔をしていた。

2018-11-29

暇だから書いた。

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

2018-11-20

小説書いてみました、どうでしょうか?

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

小説書いてみた。

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

(冒頭へ戻る)

2018-11-19

おじさん

1

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

2

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

3

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

4

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

(冒頭へ戻る)

2018-09-06

運動の成果が出てきてる

7月初めからほぼ毎日フィットネスクラブ運動してる

筋力がアップした、息が切れなくなった、という、運動能力のものの向上もあるけど、日常生活動作が早く、テンポよくできるようになったのもいい感じ

運動していないときは、何事もなんとなく面倒な感覚がつきまとっていて、やらなかったりできないときはもちろん、できても達成感が弱くてモヤモヤしていた

とはいえ、なかなか体重体脂肪率が減らない

食事に工夫をする必要があるね

2018-06-11

女性フィットネスクラブの帰りに集団で連れされて遺体発見とか、怖すぎるわ。

日本かよ。

犯人捕まえて厳罰にしてほしい。

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