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2023-05-27

ロミオとジュリエット児童ポルノではない

ロミオとジュリエット」のヌードシーンは児童ポルノとみなされない、裁判官規則

ロミオとジュリエット俳優オリビア・ハッセーレナードホワイティング、撮影中に性的虐待を受けたと主張

ローリンオーバーハルツ 著 | フォックス・ニュース

https://www.foxnews.com/entertainment/romeo-and-juliet-nude-scene-not-considered-child-pornography-judge-rules

判事木曜日フランコ・ゼフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』の俳優らが起こした訴訟棄却した。

現在72歳の俳優オリビア・ハッセーレナードホワイティングは当初、1968年映画ヌードシーンは児童ポルノであり、二人は撮影中に性的虐待を受けたと主張していた。

上級裁判所アリソンマッケンジー判事は、15歳でジュリエットを演じたハッシーと16歳でロミオを演じたホワイティングが起こした訴訟棄却を求める被告パラマウント・ピクチャーズ申し立てを支持する判決を下した。

判事は、映画のシーンは合衆国憲法修正第1条の保護下にあるとの判決を下し、ハッシーホワイティングは「法律上、この映画性的示唆に富むとみなされる可能性があることを示すいかなる権限も出していない」と説明した。決定的に違法だ。」

ロミオとジュリエット監督の息子、スターから5億ドルヌード訴訟を破棄:「ポルノとは程遠い」

ロミオとジュリエット」の俳優らは、当初ゼフィレッリからヌード撮影はせず、代わりに肌色の服を着ると言われたと主張した。しかし、そのシーンを撮影する段になると、監督は2人のティーンエイジャーをヌードにしなければ「そうしないと映画は失敗する」と主張したと言われている。

この映画とそのテーマソングは当時大ヒットし、ホワイティングの裸のお尻とハッシーの裸の胸を少しだけ見せたヌードシーンにもかかわらず、この映画シェイクスピア悲劇を学ぶ何世代にもわたる高校生の間で流された。

俳優らの弁護士連邦裁判所に再提訴する予定だ。

ソロモン・グレーセン弁護士声明で、「弱い立場にある人々を危害から守り、現行法執行を確実にするために、映画業界における未成年者の搾取性的対象化に立ち向かい、法的に対処する必要があると強く信じている」と述べた。

パラマウント弁護士はこの判決についてコメントを控えた。

映画監督の息子は以前、この訴訟非難していた。

ピッポゼフィレッリ監督は「撮影から55年が経った今日本質的にこの映画のおかげで悪名が広まった2人の年配の俳優が目を覚まし、長年不安感情的不快感を引き起こす虐待を受けていたと告白したと聞くのは恥ずかしいことだ」と語った。ガーディアン紙が声明で述べた。

どうみてもマスゴミ弁護士の汚いビジネスです。

ジャニーズたたきもそう。

https://www.foxnews.com/entertainment/romeo-and-juliet-nude-scene-not-considered-child-pornography-judge-rules

2021-01-02

年明け早々に所持金200円で家から締め出された話

まず先に説明しておくと、家族に追い出されたとかそういう話ではありません。

単純に自宅の鍵を紛失して自宅から締め出されました。

コロナ禍で正月帰省することができなかった私は年末からずっと自宅に籠もっていました。

10時頃、そうだ年賀状が届いているかも!と思い確認するために部屋を出ました。

今思えばここでミスを犯していました。

郵便受け確認するついでにジュースを購入し、ルンルンで自宅に入ろうとしたとき事件は起こりました。

部屋の暗証番号が思い出せない。。。

実は自宅(賃貸)の鍵は普通物理的な鍵ではなく暗証番号入力する方式なのです。

ちなみにここには数年住んでいるので通算すると軽く千回以上は暗証番号入力してきた実績と自負があります

それなのに2021年になったら急に思い出せない。

そんなはずあるか!と思いアパート入り口から行動をやり直してみる。もしかすると体が覚えているかもしれません。

よし体よ覚えていてくれよ!

満を持して番号を入力 ピッポッパ


それでも、かぎはあきません。


いつも無意識入力していたので改めて数字を思い出そうとすると余計思い出せない気がしてくる。。。妙にパニックになって心臓バクバクしてくるしテストで全く回答が分からなくて頭が真っ白になった時のような気分。

ここで、あ、そうだ、スマホに番号メモってるんだった!と思いだしたのも束の間、スマホは部屋に置きっぱなしだったことに気づく。

やっぱり、かぎはあきません。

30分くらい格闘しましたが部屋着だったこともあり寒くて番号を入力するたびに心が折れていく音が聞こえてきます

スマホが無く誰にも連絡することができず、時間もおそらく23時過ぎていて残り80円...もうダメポお。

このあたりで127時間という映画主人公自分を重ね合わせ始める。なぜあの時スマホを持ってこなかったのか。。。いつもはお風呂に入るときにも持っていくのに。。。

お腹も痛くなってきましたが人間尊厳を優先し、ここは近くのコンビニでどうにか済ます

残金80円なので何も買えず、店員さんにごめんなさい、と心の中でつぶやく

自宅には帰れないけど帰路につきながらどうするか思案しました。

どうやら隣の住民奇跡的にまだ起きているっぽかったので、めちゃくちゃ申し訳ない気持ちを抱えつつ思い切ってノックをしたところ、元旦の夜にも関わらず顔を出していただけました。

こんな見ず知らずの人間を助けていただいて本当に感謝しかありません。

その後はスマホをお借りして鍵屋さんに来てもらって、身分証明するものがないので警察も立ち会いが必要だと判明。

警察の方にも来ていただいて立ち会いのもと無事解錠費用3万円いかいくらい。あん簡単に開けられちゃうんですね。鍵って。

警察の方から説教いただき家族構成やら住所やらいろいろ聞かれました。(急に暗証番号忘れるのが何か怪しかったらしく。自分でも何で急に忘れたのか不思議

元旦からいろんな人に迷惑をかけてしまって情けないやら申し訳ないやら。。。

2021年から最悪の出だしになりましたが今年もいい年になりますように。

ちなみに年賀状は一枚も来ていませんでした。

2020-07-15

外国あだ名でいい感じのやつ

サッカー関係しか思いつかないけど

ジュゼッペ(グアルディオラ)→ペップ

フィリッポ(インザーギ)→ピッポ

ジャンルイジ(ブッフォン)→ジジ

みたいなやつ、好き

日本でいうとカズとかヒデみたいな単純なものなんだろうけど

クン・アグエロみたいなエピソード系もいいよね

日本でいうと茸とか△みたいなもんか

2020-03-20

anond:20200320004932

ほれそこに内線電話があるじゃろ

内線番号一覧から理事長室の番号を見つけるのじゃ

そしてッピッポッバ

後は野となれ山となれなのじゃ~

2019-10-24

anond:20191024182437

ATMって頑丈なわりに、ピッポッパってボタンを押すだけで自分だけにあっさりお金を出してくれる。

これ以上に男を例えるのに上手い言葉は無いと思うぞ。

2019-02-25

anond:20190225105452

ぴこぴこ「ウーウーピッポピッポッ 空気が汚れて危険です 窓を開けて換気してください」

2018-12-26

(◉c_,◉)

トゥトゥトゥーントゥ

テンテントゥントゥンテーン

トゥーン (プルピピッポー)

👺

トゥトゥトゥーントゥ

テンテントゥントゥントゥーン

トーン (プルプルプルピーポー)

👽

トゥトゥットゥー

ティティティートゥー

ティティトー

👽👁

ポンポンポンポンポー

👹👽👁

🐥

日産ディーゼル

日産車体

鬼怒川ゴム工業

日産アイ

日産自動車

🎪

ドゥドゥドゥーンドゥ

デンデンドゥンドゥンデーン

ドゥーン

もっと楽しく、感じるままに

技術日産グループです

🇯🇵 NISSAN



https://youtu.be/8ui8BFXmuGM

2018-12-06

anond:20181206115358

「ウーウー ピッピピッピッ ガスがもれていませんか?」

「ウーウー ピッポピッポッ 空気が汚れて危険です。窓を開けて換気してください。」

2017-09-07

互助会すればいいのでは?(私はまっぴらだけど。)追記しました。

繊細(性悪ともいう)増田に、元気出してもらおうとたくさん★つけたら

指摘した上に、一つに整理されてて(つまり1個のこして消された)から

その増田さんが誰なのがIDが判れば、その人を省いて★もっとつけに行けるけど、

その性悪増田さんが怖くて、★の大盤振る舞い出来なくなりました。

プッペラパッパッピッポッポッポップギャー

増田怖いよ。

追記しました。

https://anond.hatelabo.jp/20170907150146



anond:20170907053113

2017-09-05

anond:20170905215844

君よりマミさんウェストはずっと細いけどね。

プッペラパッパッピッポッポッポップギャーみたいな

ゲイリー君w

会社の壁掛け時計

会社の壁掛け時計は正午になると、

プッペラパッパッピッポッポッポップギャーみたいな

人の神経を逆撫でするような牧歌的メロディー流れるようになっている。

それに合わせて時計からは人の金を平気で盗みそうな妖精が4体出て来て回り始める。

一刻も早く撤去したいのだが、社長お気に入りなので誰も手を出せないでいる。

後50分もしたらまた聞こえてくる。

2013-10-31

ドラえもん鉄人兵団新旧比較

遅ればせながら、ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~をようやく見ることができた。

ハッキリ言ってこの映画、素晴らしいとしか言いようがない。近年まれに見るクオリティの高さだ。

さてこのとても素晴らしい新ドラえもんを、あえて旧ドラえもんと比較してみようというのが今回の企画だ。

野暮だとはわかっている。そんなことはとてもナンセンスでどちらも本当に素晴らしい映画なのは間違いない。

からこそというか、天邪鬼というわけでもないのだが、どちらも素晴らしいがゆえに、旧ドラえもんを絶対的に正しいものと仮定し、新ドラえもんの何が悪かったのかという思考実験をしてみたくなったのだ。

謎ではない少女リルル

さて、冒頭からもう既に新ドラは微妙だ。いきなりリルルの素性ネタバレおいおい全然謎の少女じゃないリルル。もう開始10秒で鉄人兵団から刺客であるというネタバレ

テンポの悪いザンダクロス

しずかちゃんが良くわからないままボタンポチっと押してしまって、ザンダクロスレーザー装置が作動するシーン。

旧ドラではポチ→パカ→ドーン!という一連の流れがとてもスムーズであったが、新ドラではあきらかに何か恐ろしいことがおきるという間をたっぷりとりすぎていた。

見ている人が状況を把握できないまま、そう、まさにしずか達と同じ気分で崩れ落ちるビルを眺めることになったであろうシーン。それがなんとも迫力の無いシーンになりさがっていた。

ピッポとリルル

旧ドラでは、リルルとのび太たちの心の交流を描いていた。しかし新ドラではピッポがそこに入ることで、リルルの影がかなり薄くなっている。

簡単に言うとピッポとリルルで感動が二分されてしまっている。いやどっちかというとピッポの方がメインであろう。

しずかとリルル

旧ドラではリルルがしずかの首を絞めるシーンがあった。これは二人は分かり合えるはずが無いという重要なワンシーンだ。しかし新ドラではカットされている。

しずかとリルルの確執が、リルルの「取り消しなさいビーム」のみというのが若干弱い。

のび太とリルル

のび太とリルルの最大の見せ場。ドラえもんのび太がたずね人ステッキを使ってリルルを探し、リルルが兵団と合流するのを阻止するシーンだ。

ここでの改悪はひどすぎる。「撃って!」「撃てない・・・」「いくじなし!」というお互いの立場から分かり合えない気持ちを複雑に表現した重要なシーンなのに、なんとリルルのビームピッポが受けてしまう。

これではのび太の思いも、リルルの思いも、どこへやら。全てピッポに持っていかれてしまった。

天使になったピッポとリルル

旧ドラでは最後のシーン、ハッキリとリルルが現れて何も言わずに去っていく。このシーンはとても重要で、のび太が確かに見たリルルは、映画を見ている我々も確かに見たのだ。

しかし新ドラでは、光に包まれたピッポとリルルしか写っておらず、これではのび太の戯言と言われても誰も文句は言えない。

ただこのシーンはそうするしかなかったんだろうとは思う。なぜならピッポはあくまでもドラえもんの道具でヒヨコのような姿に擬人化されただけに過ぎず生まれ変わったピッポの姿をおそらくどう表現すればいいかからなかったからだろう。

さようならミクロ

うう、ミクロス。あの無邪気で屈託の無いキャラ殺伐としたストーリー癒しを与えていたわけだが、可愛そうにピッポのせいでリストラにあってしまった。

しか旧ドラでは世界を救うためのキーパーソンとなったキャラなのに、その手柄もしずかちゃん自作自演に奪われてしまう。不遇のキャラ

さようならミクロス、ありがとうミクロ

2011-07-07

再生約束 初音ミクLAライブを見た外国人感想その1

 初音ミクのLAコンサートに関して、Promise Of Rebirthと題したそこそこ長い感想外国人が書き込んでいた。正直、随分と難解な表現が多く、翻訳も怪しげになってしまった。書き手のHN(wintermuted)を見るに、本来なら黒丸尚風に訳すべきなんだろうが、とても私には無理。とりあえず訳してみたのを置いておく。無断翻訳なので匿名で。誤訳はあると思う。

 なお原文のurlは以下の通り。

http://animediet.net/commentary/mikunopolis-at-ax-2011-promise-of-rebirth

+++++以下無断翻訳+++++

Mikunopolis、アニメエキスポ2011:再生約束Promise Of Rebirth

 メガゾーン23に出てきた謎めいたヴァーチャルアイドルの原型たる時祭イヴがSFにおける一種の狂信的比喩として想像をかき立てる場面に現れてから四半世紀強ののち、昨夜のアニメエキスポにおける比類なきイベントMikunopolisがちょっとした進化的な跳躍を成し遂げた。西洋におけるこの概念の最も著名な派生例がアル・パチーノの穏健な映画シモーヌ]、及びウィリアム・ギブスンほとんど遺伝的に接続された精神小説あいどる』]を通じた形をしていることを踏まえるなら、数千人のファン(及び間違いなく好奇心旺盛な連中)がオタク世界デジタル彼女アンドその友人たちと伴にロサンゼルスノキア・シアターをほとんど埋め尽くすなんてのは、まだまだ先のことだと考えらていたに違いない。不可解にも外部に広がった走査線からケミカルライトネギその他に鮮やかに彩られた通路に至るまで、それはリン・ミンメイだけを認める歓迎の場であった。今なお振り払っている最中である土曜夜のイベント後の残響は、かなり深い思考を私にもたらした。

 いつもカリスマチックなダニー・チューによる紹介と、それに伴うダンスロイドの形をしたリズム点火係は、その先に待っているものの興味深い味見役を果たした。この前座は、おそらく秋葉系(Akiba-kei)の空気に慣れていない聴衆にとって、何が次に来るかを示す重要リトマス試験紙だ。このショーを準備する時間ほとんどなかったことが見て取れる点が、これが日本直輸入製品であり、一見客に対するちょっとした警告にもなっていた。私自身が見いだした特に重要な点についてはすぐに述べる。

 既に日本で有名になっていたコンサートの形式をカンニング済みだった客の大半は、青緑色の髪が次々と繰り出す人気のある曲と、目がくらむようなライブ伴奏(39s Giving DayのDVDで演じたオリジナル奏者の大半、及びこの有名なディスクには含まれていない弦楽器奏者の面々)の混合物を味わった。その間ずっと聴衆は大いなる称賛のためリズミカルケミカルライトを振り、その動きが最後まで全公演を通じて見られたのは心強かった(こうした行為、及びその概念に対する彼らの長く続いた反応は、米国の聴衆にとっては奇妙に思われるものであることを、私はこの場で認めなければならない)。ボックス席に座り、ステージから1階席、クレーンカメラ、そして複数のカメラで撮ったHDスクリーンハイライト映像まで含んだ全景を見る。多くのミクのファンかつアーティストが作った聴衆が親しんでいるヒット曲、World is Mineやポッピッポー、サウンド[ママ]、ロミオシンデレラ、その他多く(どこかでミラクルペイントを彼女に演じて欲しかった)は、オープンソースな現象がほんの3年でどれほど広がったかを示している。そして特に歓迎された巡音ルカ鏡音リン&レンの登場は、観客の熱狂をさらに高めた。センターステージに置かれたほとんど透過性のスクリーンに跳ね返るホログラフィックな投影機は、時にミクが踊りながら少し両端に近づくたびにその限界を示したが、同時にこの海外遠征の短い命に対する理解を伴ってある種の魅力ももたらしていた。

光とサイバー化の見世物

 こうした話を正しい文脈の中に置くため、ちょっとした歴史を思い出そう――小さな子供だった私は、おそらくは地元の祭に毎年来ていたレーザーライトを使ったショーを見に行ったおかげでそれを一つの起源として啓示を受け、1980年代初頭に芽吹いてきた新たなテクノロジーに興味を抱いた。そのショーとは、要するに空気で膨らませたドームの中で音楽に合わせて行われたレーザーペインティングで、客は入場料を払い、床に置かれたたくさんのクッションの一つに腰を据えて15分から20分間、まばゆい光の列と、ミッシングパーソンズトーマスドルビーなどのアーティストの曲に合わせたアニメーションを楽しんだ。今となっては原始的ものに思える――ミュージックPVはいうまでもなく、コンピューターが生み出すアートアニメーションにつながる想像まで至るには長い道のりがあった。また、こうした地味な傾向が存在しなければ、84年のマクロス映画における楽しいコンサートシーンもある種心を揺さぶるほどのパンチ力は持たなかったと敢えて言うこともできる。私が思うにそれは時代の刻印であるが、同時にライブエンターテインメントがどのように変化していくか数十年にわたる発展を知らせるものでもあり、おそらくは音楽芸術の愛好者がいずれはあるところで分裂に至ることまでも示唆していた。

 なぜならこの時代に育った者にとって、アナログからデジタルへ向かう音楽の傾向が何か恐るべきものとみなされ、音楽業界で排斥されたことが一般的な心象として残されているからだ。子供の頃にクラフトワークデペッシュ・モード、ジョルジオ・モロダー、YMOやソフトセルなどのファンだった者にとっては、誰かがシンセサイザーの人工性を嘲り、音楽自然さを殺すと聞かされるのは珍しくもないことだった。そしてこの議論の中に何粒かの真実が含まれているとしても、それは一方で、当時は多数のコンピューター故障の懸念とショーを乗り切るためだけに間違いのない注意深さを必要としたこれらのかさばったキーボードから音を創り出す人間努力と創意工夫を、台無しにしていた。最終的にこの否定的な議論は多くの未来音楽及び演奏形式に付きまとい、興味深い結末をもたらした。それはまたミクのライブ伴奏をこれほど楽しく必要な要素にもした(ギター黒田晃年、ベース田中晋吾、ドラム折田新、キーボード安部潤――言及すべき弦楽器部門を除く。いずれもとても素晴らしい)。スタジオミュージシャンは、あらかじめ簡単に録音することもできる演奏に大いに心をこめることになる。新たな道具を愛するアマチュア音楽家と、伝統的なものとの融合実験によって、このショーはさまざまな要素を混ぜたある種の喜んで受け入れられるシチューとなり、ときにいくつか二級品の歌があったにもかかわらず、既存の姿ではなく可能性を約束するものとして機能していた。――以上がショー全体で私が本質的に感じたことだ。

 誰も見失わなかったよう望むのなら、この最終目標へと向かうDNAを手に入れることが私にとってベストなのだろう。なぜLAのショーはこれほど意義深いのか、そしてVOCALOID、ミク及びこのようなショーが持つ主要な意味あいとは何か。

ジッグラト[古代メソポタミアの塔、バベルの塔]の崩壊:ポップの民主化アイドル思想の終末

 さてこれは真に落とし穴的な回答である。なぜならアイドル歌手という概念及びヴァーチャルアイドルに伴う必然的結末まで考えを煮詰めるからだ。我らが今いるのは現実に近づいたキャラクターアニメーションの時代というだけにとどまらず、オープンソース化した大衆文化の可能性がある時代でもあり、我々はオタクの領域を超えて全く新しい何物かになるまで成長しうるアイデアをおそらく目撃している。YAMAHAが今年のNAMMショー[米国で開かれる楽器展示会]で多用途VOCALOIDを紹介したのを見ても、現状はメディアを通じた古い分配モデルが不可避の断末魔を上げるところに達したと敢えて見なせるように思える。スペイン製のソフトから取りだした一つのアイデアを、音楽作成のための輝かしい新たなモデルへと広げ、そして数が多すぎ、時に厄介な日本アイドル歌手業界を考えた場合に多数の集団に働きかける天才の発案に過ぎないマーケティングにまで、拡大する。終わりなき競争、怪しげな才能、さらに怪しげなマネジメント、生死にかかわる健康上の危険、類似性、そして夢想を維持してほしいというファンからの圧力に満ちた困難な人生――そう、こうしたマーケティング方式とファンに駆り立てられた神話が混じり合って音楽スーパースターたちにかくあるべしとする任務を押しつけるのは、それこそVOCALOIDにとって理想シナリオだ――しばしば置き換え可能で、派生的、はかなく、言うまでもなく消耗品であるミューズたちが、変化もましてアイデアも嫌う文化産業のために存在している。

 考えてもみてほしい。マイルズ・ダイソン言葉を言いかえるなら、これこそ決して疲れることなく、興奮状態にもならず、二日酔い仕事に出てくることもないアイドルだ。彼女はショーを続けなければならないことを知っており、一瞬のうちにコスチュームを変えられる。何よりファンが歌を作り、バンド彼女の横で演奏しているという2つの理由で、その歌は偉大である。過剰な荷物と期待を持つことなく、アイドルが実行すべきだと期待されるあらゆることをする能力を自ら持つミクの存在そのものが、ある種の輝かしいアンチテーゼなのだ。彼女は文字通り、何でも人々の望み通りになれる。汗一つかくことなく。

 そしてこれほど目立つ歓迎を伴う西洋への紹介は、日本人にとってだけではなく夢を共有できる分野を長く求めていた世代にとっても何か極めて特別なことの始まりであり、過保護にされることなくさらなる発展が期待できる約束されたスタートだ。そしてこの夜の感動的な聴衆たちから判断する限り、長きにわたる憧れはついにその実を結んだようだ。

 イヴシャロンレイ……君たちの歌がますます現実に近づいてきた……

+++++無断翻訳終了+++++

 言うまでもないがシャロンマクロスプラスシャロン・アップルレイギブスンの小説に出てくるヴァーチャルアイドル投影麗(Rei Toei)である

 

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10「アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11「世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12「アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

 
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