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2023-12-31

会社でのバーリトゥード納会

お局様が社長金玉砕いたせいで警察来てお開きになった

2023-09-14

もう配慮するのも疲れた

もうお互い無配慮いいんじゃないか?だってどうせお前らは俺に配慮しないだろ?

なんだ、食事に行けばクソガキが食器をチャカポコたたいてコンサートしてんのに親は何もなしか

「うるせーな」くらい言ってもいいだろ、な。どうせこっちに何も配慮してないんだから

仮にこっちが気を遣ってもお前らは何か俺に気をつかうか?使わないだろ?使いようがないだろ?

あ?将来その子供に年金の世話になる?うるせーわ、現在進行形年金支えとるわ。

もうお互い何でもありのバーリトゥードでいいだろ、無配慮で良いわ何でも。

2023-07-26

ミステリ推理小説の違いをまず分かってなさそう(な人が多い印象)

https://anond.hatelabo.jp/20230725231257

まず、日本語の「ミステリ」というのは挑戦状という意味なんですよね実質的に。

推理小説ミステリ小説といった表現を使う場合は、「ミステリ」を含めるけどそうじゃないものも含んだ集合になる。

推理小説でない「ミステリ」もあって、数学問題文の如く脚色を一切排除して「このような事件があった場合、5W1Hはどのようになりますか?」とだけ問いかけた場合小説としては成立しないけど「ミステリ」としては成立する。

ミステリ世界において「禁じ手」と呼ばれるものがあるのは、それが読者と作者の戦いであから

もしもこれが単なるエンタメであったなら、「面白いなら何でもあり」となるけど、ミステリエンタメであると同時に勝負でもあるので、そこにフェアプレーの精神が求められる。

もちろん試合形式としてバーリトゥード(なんでもあり)を採用しているミステリもあるけど、それは事前に共有していなければいけない。

ボクシング試合中にキックをしてはいけないけど、キックボクシング試合なのにキック卑怯だと言ってるならそれは言ってる側の頭がおかしい。

ミステリ重要なのはこのルール部分をどこまで共有できているかなんですよ。

このゲームはこういうルールで行いますという宣言が上手で、それをちゃんと守った上で読者の裏をかけるミステリがいいミステリ

館シリーズ評価されているのは「ルール提示の上手さ」と「ルールの中で型を破ることの上手さ」の二つなんですね。

ミステリを読むとき意識したいのが「語られてもいないもの勝手に思い込むな」というものがあります

これが本当に重要

ミステリ書き手というのは「如何にして嘘をつくこと無く読者を騙すか。もしくは嘘をついた上で『見破れなかった俺が悪い』と読者に思わせられるか」を競っている節があります

思い込みの激しい読者というのはこれと相性が悪く、すぐに「いやこれはルール違反だろう」と口にしてしまうんですが、それだと楽しめないのがミステリなんです。

手品を見に来て「本物の超能力者だと思って信じていたのに」なんて騒ぎ出す客がいたら迷惑ですよね?

たとえばこの増田は「これ書いてる増田ミステリ全然読まないのね。」と言ってるんですけど、これって元増田のどこにも書いてないんですよね。

書いてないはずのことを自分思い込みで書いてある前提にしてしまう。

これはミステリ読むのが下手くそすぎます

これだとどんなミステリを読んでも「いや今のは反則でしょ。ウチの島じゃノーカンから」と憤慨するだけに終わりかねない。

ミステリ面白さというのは「自明」と「予断」の隙間にものを挟む遊びのようなものなんですよ。

この増田みたいな早とちりがちな物の見方をしてしまうとそれを楽しむのがかなり難しくなりますね。

そこを注意してもう一度十角館の殺人を読んでみて欲しい。

今すぐじゃなくて20年後ぐらいでいいですよ。

トリックを忘れた頃にでも。

2022-04-24

単なるぽっと出の企業広告晒し上げ炎上させるというフェミ側の先制攻撃日経講談社はガン無視対応

ガン無視にいらだちを募らせたフェミ側は国連機関自分お気持ちを代弁させるという「それは流石に反則技だろう」と思われる手段に出た

対する反フェミは「更年期のしわわ」という無関係人間を多数巻き込むガキの悪口バズワード化!

もはや何でもありのバーリトゥード

はたしてフェミはこのまま気力をくじかれ黙ってしまうのか

更に反撃を繰り出すのか

この戦いから目が離せない

2021-12-27

僕勉はそもそもニセコイ精神的な続編だから価値観が狂っているのは当たり前なんだが?

言うなれば漫☆画太郎作品に「これ作者は脳の病気なの?」ってケチつけるようなもんでしょ。

ニセコイも僕勉も倫理観論理的思考が完全にガバっ登場人物世界観の中でちょっとエッチでドロドロの恋愛模様が展開されるが、登場人物全員脳みそがぶっ壊れているので地獄のような世界の中ではハッピーエンドで終わるというラブコメ王道作品だ。

そもそもラブコメっていうのは元々頭がおかしジャンルなんだ。

らんま1/2なんてもう何から何まで頭がおかしいだろ?

性別が逆転する温泉存在やら範馬勇次郎拉麺男と戦えそうな格闘技存在なんぞより、登場人物のぶっ壊れた価値観特に倫理観!)の方にヤバさを感じるはずだ。

ラブコメとは代々そう言った血脈の上に存在するのだ。

狂ってなければラブコメではなく、頭がおかしくなければ成立し得ない。

考えてみれば当たり前だ。

ラブコメとは無数の多角形が織りなす複雑怪奇地獄恋愛模様を、青春という免罪符一言で笑えるなにかとして昇華しようという奇妙奇天烈文化なのだから

リアリティショーやバチェラーのようにその下世話差に対して自覚を持ってなどおらず、コメディであり漫画であり愛の力が全てを解決するのだから綺麗なのだと言い張るバーリトゥード

それはもはやルールという概念を失ったサバンナ荒野

生き残ったものけが正しく、死んでいったものには慈悲の欠片も与えられない。

そもそもコメディとは冗談で誰かを傷つけ世界破壊するのが日常ジャンルである

ラブコメとは蓮阿というセンシティブ人間関係においてコメディを持ち込むというジャンルなのだから、そこには人間の持ち合わせるありとあらゆる倫理など一欠片も残っていないのだ。

断言しよう。

ラブコメを描けるのは、人でなし・狂人サイコパス、この3種類のどれかだけだ。

ラブコメに真っ当な倫理を求めること自体そもそも間違っているのだ。

特撮ヒーロー暴力禁止することが間違っているのと同じだ。

ラブコメ倫理観を捨て去ることを作品根底においたジャンルなのだ

コロコロコミックうんこちんこが出てくるのを衛生観念の欠落だと本気で怒っても仕方がないだろう?

同じことだ。

描いている人間人間らしい感情漫画に持ち込もうなんて気持ちはとっくの昔に捨てている。

常識乗っ取り、読んだ人間が立派な人格の持ち主になれるようになんて1ミリも考えていない。

ラブコメ漫画家とAV監督だったらまだ後者のほうが「たとえ創作物の中でも人間からうばっちゃいけない最後尊厳ってあるよな」って気持ちを持ち合わせている人間の率は高いだろう。

ラブコメ漫画家とはそういう人種なのだ

分かったら「NOT FOR ME」の旗印のもとに巣に帰るがいい。

お前のような甘ちゃんにはラブコメは早いんだよ。

2021-09-10

二次創作狂気矛盾

4ヶ月前、僕は合同誌の誘いを受けた。

内容はSさん原作アンソロジー本、ようは「うちの子二次創作合同」だ。少しイヤミっぽい書き方だが作品名をボカす為、何卒容赦いただきたい。

「うちの子」とは大抵の場合その人が創った一次創作キャラクターの事である。それの二次創作本を原作主催で作るのだから公式アンソロジーと呼べるかも知れない。

かなり内輪ネタ感はあるがSさんリプライを交わしたこともない自分に声がかかったのは意外だったし嬉しかった。

数年前にHPにあったイラストショートストーリーに強く惹かれ何枚かファンアートを書いたことがある。それを見て招待してくれたのだという。

自分作品が見られ評価されるというのは創作者にとって一種麻薬である。僕は気分が高揚するのを感じながら了承の旨を伝えた。

  

自分で言うのは変だが僕は二次創作が得意だ。真骨頂と言ってもいい。

映画小説漫画動画、あらゆるコンテンツを見ても一番最初に考えるのは「自分ならどんなストーリーを作るか」だ。

原作者が組み上げた土台の上で自分の思うがままにストーリーを展開させるという楽しみ方。オリキャラを出すわけではないのでメアリースーとは違うと思う。

子供の頃から日常的にやっていた事だが、多種多様作品を見てネタの引き出しもバラエティに富んだ今、考え出すと止まらなくなる。

久しぶりに物語を読み返し、設定を思い出したところで僕の頭の中では無数のアイデアが浮かんでいた。

シリアス系、ギャグ系、まったり系……どれも捨てがたいが一番得意としているギャグで行く事にした。

  

構成を整える為、メモ帳に思いついたネタを書き出していったのだが珍しく指が止まった。

僕はネタ出しの際、とにかく頭の中のものを全て出し切ってから取捨選択を行うので何故この段階で固まっているのか自分でも分からなかった。

最後入力した行を見返した時、自分の異常さに無意識のうちに反応したのだと理解した。

ニュアンス的には銀河鉄道999メーテルが「行くわよネジ!」と言っているようなネタだった。

Sさん作品は人の生き死にが関わってくるシリアス系の作品だ。こういった作風に対する二次創作ではブラックユーモアや軽いノリを入れるのが僕の好みだった。

商業で展開してる作品(同人だが東方Projectも含む)の二次創作を行っていたときは気にしていなかったが、ここで初めて原作者の存在を思い出した。

このネタを見たときSさんはどう思うのだろう。怒るだろうか悲しむだろうか。

自分原作主催の合同誌だ。載っている作品は全て見るだろうし、第三者からしても「Sさんはこの人の作品認知している」という事になる。

それは僕にとって非常に不都合だ。

  

今までやってきた二次創作原作が手の届かない大手だったからこそ自由にやれていたのだ。

少々グレーではあるが二次創作者は同人即売会などでひっそりと本を出し、原作サイドは見て見ぬふりをする。この暗黙のルールに僕は守られていた。

だが今回は違う。原作者に認知され、認知されたことも認知される。同人であって同人ではないのだ。

二次創作ということに変わりはないが僕がやっていた二次創作とは全く異なるものである

咲の天江衣が手足を折られている絵も描いた。東方ミスティアローレライが呪歌を歌う本も描いた。

原作ファンから嫌悪感を抱いたコメントをもらった際は「嫌なら見るな」のAAと同じポーズをして全く気に留めなかった。

何故なら悪意を持って絵を描いているわけではないからだ。後ろめたさや罪悪感は微塵も無い。

ただ思いついたから描いただけ。絵のメッセージ性を考察するだけ無駄だ。何も考えてなどいないのだから

思い返すと僕は一次創作をやった事がない。だから一次創作者、原作者の考えが分からない。

以前エヴァンゲリオン最終章を観に行ったが映画館を出て考えたのは二次創作のことだ。

作品が織り成す表現意図メッセージは頭になかった。ただボケっと観ていただけで精々CGクオリティビックリしただけだ。

その後暫くするとYouTube考察動画がアップされ、それを観て理解した気になった。作品の深みが分からないまま。

一次創作において一番大変なのは世界観キャラクターの設定だと思う。優れた設定さえあればほぼ自動的物語が出来ていくというのを作家の誰かが言っていた気がする。

Twitterで見たのは複数キャラクターを何もない部屋に閉じ込めた時、どういった反応を示すかが瞬間的に思いつく作品は優れているというものだ。

自分の好きな作品をいくつか試してみたところ面白いようにキャラクターが動き出す。個性豊かで磐石な設定が築かれている証拠だ。

個人感性が関わってくるので同じ作品でも結果が異なるのは当然だがキャラクター性格上ありそうなアクションを起こすはずだ。

何もない部屋ですらちょっとした物語が始まるのだから二次創作というバーリトゥードでは無限に話を広げられるだろう。

  

二次創作しかしてこなかった僕は一次創作における土台の作り方を知らない。コツなどではなく根本的なものから知らなかった。

やっと絞り出した設定を見返しても有名作品劣化コピーか、足して割ったような歪なキメラ作品としてのまとまりが無い。

他人作品を利用して楽な工程だけやっていたから至極当然の結果と言える。

僕は感受性、0から創りだす発想力に乏しいのかもしれない。曲がりなりにも長いこと創作活動を行っていた人間創作に向いていないとは皮肉ものだ。

  

つい最近ニコニコ動画面白い作品を見つけた。『【クッキー☆ボイスドラマ魔理沙アリス自己矛盾☆』という動画だ。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36353098

例のアレ、と呼ばれるジャンルクッキー✩という作品テーマにしているらしい。

時が流れるにつれ変化していく界隈や情勢を風刺したドラマ、だと思う。

元ネタ名前こそ聞いたことはあるものの、詳細は知らないので内容に関してはあまり理解できなかった。

ただ主人公女の子二次創作ならではの悩みと葛藤するシーンに少し共感を覚えた。

元々一次創作を行っていた女の子が、甘い誘惑に誘われ二次創作に手を出すところから物語は始まる。

作品看板を借りるだけで今まで伸び悩んでいた絵の閲覧数が増えたことに気を良くした主人公はどんどんと沼に嵌っていき、二次創作依存していく。

ある日描いた絵を見返すのだが「本当の自分が描いた絵」が一つも無いことに絶望二次創作からの脱却を図る…という話。

特に主人公が序盤で一次創作をしていた時は左利き(ペン左手で持っている)だったのに、二次創作を行うようになってからは右利きになり、

クライマックスでの本当の自分を取り戻したシーンでは左利き(マイク左手で持っている)に戻ったりと主人公の心情が視覚的な対比として描かれていたのが印象的だった。

動画立ち絵を手や足などの細かいパーツに分割し動かす切り絵アニメーションをメインで使っているようだ。

小規模の制作グループで45分以上あるアニメを作るなら確かに合理的である。それでも膨大な手間暇がかかっていることに違いはないが。

  

今まで見てきた作品とは違い、鑑賞後は何も考えられなかった。ある意味まれて初めて心の底から作品を楽しめたのかもしれない。

コメントを見る限り様々な小ネタが含まれているようで理解できなかったことが一層悔しく思う。知っていれば多角的に楽しめるのかもしれないが今の僕には十分面白かった。

作品表現演出一挙一動に注目し、感想が出てきた事に自分でも驚いたのを覚えている。僕にとってそれくらい強烈な体験だった。

これまで僕がやってきたのは作中の言葉を借りるならば「安易二次創作」に該当するだろう。中身がなくハリボテみたいな創作だ。

  

話を戻すがSさんの合同誌の誘いは断ることにした。昨日謝罪メッセージ送信し納得してもらった。自分無責任さと幼稚さで迷惑をかけてしまたこの事は二度と忘れないだろう。

僕なりに考えたが健全創作には感情必要なのだと思う。嫉妬欲望、勿論熱意でもいい。プラスでもマイナスでも構わないか感情という名の原動力がいる。

問題はそれが狂気的でなければならないことだ。中途半端嫉妬心、欲、熱意では筆を折ってしまうだろう。イカれてるくらいがちょうどいいかも知れない。

そして健全二次創作には矛盾が付きまとう。原作設定との矛盾創作においての矛盾、先程挙げたコミケ暗黙のルールだって本来矛盾している。

その矛盾を上手くコントロールバランスを取らなければ良い結果には繋がらない。狂気エンジン矛盾アクセルブレーキ、どちらも故障したらダメだ。

狂気矛盾、この二つを安定させられる人間はほんの一部しかいないと思う。筆を置いて時間が経たないとやる気が出ない人がほとんどだ。

僕はRTいいね数はどうでもいいと思っているし、フォロワー数が数万人の絵師に対して特に何も思わない。原作二次創作ツールしか思ってないし考えなしに描きまくった。

から失敗した。こうなってしまった。自分創作活動で過ごした日々は空白だったのだ。

あなた二次創作コピーペーストを繰り返したパロディまみれになってませんか?成人向けなら自分が好きな性癖を詰め込めていますか?本当に創りたいものが創れていますか?

二次創作には二次創作だけにしか味わえない面白さ、奥深さがある。創作に携わる人間なら知っているはずだ。

ただ楽しいからといって自分を見失ってはいけない。思考を止めてはいけない。創作者としての軸を保ち続けなければならない。

  

  

狂気を失い矛盾制御できなくなった二次創作者がこれ以上生まれないことを祈ります

2021-08-08

張本発言河村を一緒にするのは少し違わない?

「見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」

サンジャポ女子ボクシングに対する張本発言炎上しているようだ。

しかし、批判派の一部が言うように選手馬鹿にしているようには見えない(リスペクトもないけれど)。

張本くらいの年代の人たちは「女子供は男が体張って守れ」という倫理観を叩きこまれている世代だろうし、その倫理観齟齬が起きて困っている感じに見える。

あの発言からすると、彼には女子ボクシングが「小学生同士のバーリトゥード(馬乗りパンチ流血で決着)」みたいな競技に見えているんだろう。

もし、未来にそういう競技が始まったらはてなー困惑するんじゃないか?(今は小学生自己決定能力がどーので大人の女性ボクシング区別できるが、未来もそうかはわからない)

河村市長の態度は女性を頭から自分パフォーマンスの道具扱いしていたが、張本発言は彼の倫理観的には落ち着きが悪いくらいのボヤキだ。

女がボクシングなんて生意気だとかではなく、痛々しくて正視できないのになぜ「喜んでみている人」がいるんだ!?みたいな戸惑いだろう。

その後で張本は否定だけせずに歩み寄りの姿勢を見せている。

時代に合っていないし、一言謝罪必要だろうし、女性勝手庇護対象扱いするのは河村感性と地続きではあるんだけれど、さすがに同列に並べるのは違うだろうと思う。

身に沁みついた倫理観を捨てろというのは本当に難しいし、「アップデート強要」は一つ間違うとファシズム化する。

から、歩みの遅さ(逆走しているわけではない)までも断罪するのは慎重にしたい。

2021-06-03

他人に厳しいこと言ってごめんなさいは裁判所ですることにしようや

それまでは俺とお前のバーリトゥードだ…クカカ…滾るぜぇ…どっちかが首括ったら終わりの戦いだぜぇ…

2021-04-29

やたらボクシング漫画アニメが多い理由

というより、他の格闘技のほうが圧倒的に少ない。

拳児なんかは異端で、中国拳法はせいぜいチンミくらい。

総合格闘系漫画になるとぐっと数が減る。

実は総合格闘技漫画はないわけではなく、有名所で『オールラウンダー廻(格闘団体修斗』の空気感を強く反映している)』、マイナーで古臭い『格闘太陽ガチ(『PRIDE時代の空気を色濃く反映している)』などがあり、未読のものでも『鉄風』、『ハナカク』等があるらしい。しかほとんど無名しかも数が少ない。

ではなぜ総合格闘技漫画が少ないのか。

やたら細かい

例えばなぜ総合のスタンディングは間合いが遠いのか、という視聴初心者にはまるでわからない問題からテイクダウン相手を倒す所作タックルの入り方、入ったあとの攻防でどう立ち続けるか、などスタンディングから寝技に入るまですらいくつかの段階がある。寝るともっとかいしかしこれだけでは理由にならない。何故ならボクシング漫画にも細かな攻防が散りばめられてるし、こうした細やかさは『はじめの一歩』を皮切りにしてその後の漫画で通例となっている。例えば右ガードを上げっぱなしにして直ぐに左の返しを打つ、縦拳でねじ込むなどの試合を見るだけではわからないテクニックが盛り込まれる。

わかりにくさ

特に初心者場合総合寝技に入ったあと困惑しがちだ。「この人達なんで抱き合ったまま動かんの?」が一般的感覚だろう。漫画にする際に一番問題なのがこの地味さだ。ともかく総合グラップリング(組技)のビジュアルは地味に尽きる。よほどの実力差がないときれいに腕とったかと思ったらそのまま頸動脈を締めてフィニッシュ、なんてことにはならない。ダラダラと抱き合って時々ポンポンと叩いたかと思ったらまた起き上がる、の繰り返しだ。人気が出にくいのも無理はない。しかしその地味な中で選手は常に目まぐるしく考えている。ハーフガードから足を抜いてサイドを取って、裸絞か腕十字の二択をかけながらバックチョークを狙い、更にこの中間パウンドを挟んでゆく、という思考ゲームを繰り広げる。故に柔術は才能や瞬発力より学習と反復であると言われており、特に能力のうち努力比重が高い(もちろんフィジカル面において足が長いほうが有利、体重差は関係するなどの条件は一応ある)。こうしたほぼ見えてこない攻防は柔術教習系のYouTubeを何度か見ることによって初めて理解されるものであり、そうでない限りはまるでわからずに試合が過ぎてゆく。漫画でこれを再現するには動きのないシーンをずっと続けなければならない。つまり決定的に漫画アニメに向いていない。総合漫画アニメにする場合、両者が軽量級で締めや関節の攻防がスピーディーに繰り広げられるという目まぐるしい展開を技と作らなければならない。

ボクシング漫画効能がわかりやすい。こう殴ればこう効く、こう殴ればジョルトカウンターだ、といったビジュアルでの説明がそのまま通用する。ボクシング思考ゲームではない、頭は使わないと言ってるわけではなく、見た目がわかりやすいのだ。

しか総合微妙な違いを上手に絵として伝達しにくい。試合ですらわからないのに、同じビジュアル重視の漫画アニメで十全に理解されるわけもない。

競技としてのマイナー

実は今日YouTube界ではもはやボクシングのほうがマイナースポーツいである。畑山竹原・渡嘉敷のご三方が出演するチャンネル総合格闘家の朝倉未来ゲストに迎えてやっと跳ねるという具合で、井上尚弥以外は完全に下火だ。京口紘人の防衛など一般人はほぼ知らない。

が、いわゆる格闘技と言って未だに思い浮かぶのはボクシングないしプロレスである。なぜなら総合格闘技興行であるPRIDE』が外資に買い叩かれて空中分解し、『K-1』が財政破綻解体された後、日本の格闘シーンには長い空白期間存在たからだ。後にキックボクシングなどが日の目を見ることはなかったし、K-1再生と『RIZE』や『KNOCKOUT』と神童那須川天心の訪れを待ち、更には『THE・OUTSIDER』『RIZIN』の登場を待たねばならなかった。一般市民プロレスボクシング格闘技だという認識を持つほどに、格闘技忘却されていたのである

総合格闘技知名度は『RIZIN』次第になってしまったが、これからというところでコロナが襲いかかってきた。試合国内選手だけに限定され、海外の強豪と試合をするチャンスは潰えた。また、同時に国内バンタム級王者マネル・ケイプ海外総合格闘技団体大手の『UFC』で連敗するという事態が起こり、今もまた危機的状況にある。

こうした浮き沈みの激しさから題材化する事が大変難しい。キック場合でも再生した現『K-1』の安定からメディア化の波が起こってもおかしくはないが、ルールがいわゆる肘ありと首相撲ありのムエタイルールとは程遠く、漫画化するにしてもキック代表格として扱うには難しく感じられる。


以上

総合は細かすぎる技の数々、見た目の地味さとわかりにくさ、競技人口の少なさとマイナーさなどが相まって漫画家が難しい分野であるキックボクシングと同じく題材化しやすものの、マイナースポーツ感がさらに強い。

ちなみにタイトルからして『メガロボクス』を思い浮かべた人も多いだろうが、ボクシングと言うよりボクサー生き様が焦点であり、今回は語らなかった。『メガロボクス』単体なら長文を書けるほどに好きだが。




追記01:競技として完成されつつある総合格闘技と古き良き異種格闘戦はだいぶ毛色が違う。細かく言えば総合の始まりであるバーリトゥード今日MMAは別物と言っていいし、ストリートファイト総合格闘技もだいぶ違う。そんな意味刃牙は異種格闘戦あるいはストリートファイト的だし、総合範囲を広く取りすぎると述べたいテーマから逸脱する。『エアマスター』はストリートファイト的な上にファンタジーが多く、リアリティよりも勢い重視なので総合漫画とは言えないし、修羅の門ファンタジー(技についての意味武術漫画総合とは無関係だったり。

けして上記漫画がつまらないと言ってるわけではなく面白いと思う。ただ総合じゃないよねと。あと『史上最強の弟子ケンイチ』に触れてなかったけど、詳しくないのに言うのも気が引けたし、『ツマヌダ格闘街』は読みたいけど読んでなかったのでほんとすまん。

追記02:柔道漫画を上げる人がいるけど、柔道柔術じゃグラウンドの攻防がまるで違う。そしてMMA柔術競技柔術でも全く違う。競技漫画として柔術柔道比肩するという意見は的が外れている。

2021-01-02

anond:20210102091931

バーリトゥードな裏オリンピック知らないの?代理戦争はそちらで行われている。

きみが知っているのは薬物禁止レギュレーションでやってる表のスポーツ大会だけさ。

2020-11-20

SNSは終わっている?匿名掲示板にきてください

もっと酷いものをお見せしますよ。

コミュニティの一生というが、どれも一緒とは言い切れないわ。

特に終わってるのは雑談系だ。

専門ジャンルの皮をかぶればより最悪だ。

ガチの専門であるならば、みんな本気で議論をしてる。

荒らしに構う時間はないから、自演をしても虚しいだけさ。

雑談混じると途端に荒れる。

特にゲームは終わりが早い。

やりこみ度合いに差が出るからな、そこに漬け込み分断される。

持っとる?出来る?ありえないやろ?そんなやつとか本当におりゅ?

ガチャに実績ランクに手持ちなんでもありだぜバーリトゥード

発言したけりゃこれぐらいってラインを一度引いたら終わり。

二度と戻れぬまともな世界

マウント取り合い自分語り

勝ちたいばかりにスマホ分身

言い負かされれば荒らし認定

スポーツ創作ジャンルは問わねえ雑談まりゃ終わりは近い。

一度来てみろ匿名スレッド

確か見てみろホントのエンド。

2020-07-28

実力があれば適切に評価されるという夢物語はどっかで組織力必要で、それ以外は独力で人間関係を構築するしかない。

実力があればいいだけ、良いもの評価されるって考え方自体そもそもバーリトゥードじゃないのかも知れない。

このバランスがわからいから大抵の人は両極端なことを言いがちになる。

売れれば勝ち、全ては実力等。

自分でやれない人はスポンサーパトロンを当たる営業力必要かもしれんなあ。

2019-08-23

昭和プロレスだった匿名ネット論壇

格闘技だったはてな村

バーリトゥードと化してブームを起こした後衰退しつつあるSNS論壇

noteやbooks&appは平成末期から令和のプロレス空間を作れるか

2018-10-14

時間とは何か

時間に関するおもしれー本あったら、いやあるに決まってるんで教えろください

科学でも哲学でも構わん俺はバーリトゥードで行くぞ

2016-10-13

バーリトゥード将棋

人・物の出入り自由パソコンネット使用あり、相談投票なども全部あり

制限時間だけ決めてなんでもあり将棋やったら面白いのでは

2016-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20160907221310

続き

でも、顔の印象は春信からかなり変わったのがわかるかな?

で、次に一世を風靡したのが、最初に挙げた歌麿

喜多川歌麿

ジャニー喜多川喜多川と覚えてほしい。

もともとは、お化けの絵で人気の絵師弟子

出世作は、現代風にいうなら、昆虫図鑑鳥類図鑑、貝図鑑的な写生もので(狂歌(和歌パロディ)が入ってたんだけど)、その精巧スケッチ博物学的にも価値がある。

お化けの絵の師匠から写生でヒット、で美人画大家になる、というのは浮世絵世界ならではな感じで、普通伝統的な日本画だったら、一派の画風を継ぐのが弟子の役目で、勝手に画風を変えるなんて許されないものだが、そこは画家ではなくイラストレーターたる浮世絵師バーリトゥードで売れそうな絵にどんどん転身していく。

そんな、歌麿美人画がこちら。

https://ja.ukiyo-e.org/image/mfa/sc156956

だいぶパッチリ系になってきたのはわかるだろうか。

指の感じもふくよかで、儚げな印象はもはやない。

AVジャンルだと、清楚系だ。

みんな同じ顔なのに、表情がある。

なぜ同じ顔なのに表情が違って見えるのは、自分には今でもなぜだかわからない。

キャプテン翼みたいな感じだ。

みんな同じ顔だし、喜怒哀楽も同じ顔、それなのに、キャラ区別も表情の区別も出来る。

ところで、江戸末期の美人の条件というものがいくつかある。

まず、富士びたい。

江戸男性陣は生え際フェチで(今でも日本画は生え際にこだわりがあるらしい。個人的にはどうでもいいんだが)

ひたいは狭めで、台形がいいとされていた。

富士びたいをベジータひたいと勘違いしている人が多いが、正しくは、逆台形(ソリコミのヤンキー)の逆であるきれいな台形の額ということである

あと、歯並びも重要だったらしい。

現代において、正しい噛み合わせとされているのは、上の前歯が下の前歯よりもわずかに手前にかぶさるのが理想らしいが、江戸時代美人は、上と下の歯がピッタリか、若干下の前歯が手前にくるのを美人とされていたらしい。

わざと、下くちびるを手前に出した美人画が多い。

そういえば、欧米人には八重歯の可愛さだとかアヒル口の可愛さが理解できないという話を聞いたことがある。

変な歯並びや口のかたちに萌えたりするのは江戸時代から伝統なのか。

次に、若干マイナーなところで、鳥高斎栄昌をあげる。

歌麿と同様にドアップが多いのと、あと自分が単純に好きだから

釣り目で、屈託なく笑う感じが、女子高生的でそそる。

https://data.ukiyo-e.org/met/images/DP142137.jpg

栄昌は鳥文斎栄之という絵師弟子で、鳥文斎栄之はすごく品がある慎ましやかな女性を描いたのだけど(栄之に比べたら、歌麿が清楚系といってもせいぜい素人JD、栄之のそれはお嬢様)、これまた師の画風とは一転。

女子高生的な快活さで大変自分のツボ。

(これを執筆しながらわかってきたのだけど、自分素人ものAVが好きらしい)

このころ、だいぶパッチリ目になってきた。

わずかに時代が進み、菊川英山

https://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc221599.jpg

アニメ絵っぽくなってきたのがわかるだろうか?

頭が大きく、記号的な目や鼻。形式化された顔の輪郭

お次また少しだけ時代進んで渓斎英泉

一般的解説には「えぐみのある女性」らしい。

自分に言わせれば、ブス専である

キーワードは「デカい頭」、「猫背」、「生活臭」、「睫毛すごい」

上睫毛もした睫毛もボーボー、小さい目を少しでも大きく見せようと、ゴキブリの脚みたいに太い付睫毛をつけまくったJKみたい。

それからデフォルメが効きすぎてブス、生活臭ハンパない

エロ巨匠でもある。

なぜかそそる。ブスのくせに。やっぱり生活臭エロなのかな?

今わかった、俺は素人ものが好きだ。

浮世絵萌え絵が同じ進化をたどっているなら、萌え絵の行きつく先はブス専のように思えてならない。

つづいて、また時代が進み、月岡芳年に行ってみよう。

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/uploads/exhibition/2014_yositosi_kunitika/01.jpg

http://morimiya.net/online/ukiyoe-syousai/ukiyoe-images/yoshitoshi/itasau.jpg

それぞれ画題は

「けむそう」「いたそう」

ちょっと前に困り顔メイクブームになったが、時代は繰り返すのかな。

それ以降については、浮世絵日本画家(芸術として認知された人々)の系譜イラストレーター(挿絵画家広告画家)の系譜に分かれていくのだが、後者についていく。

俺が好きなのは油絵日本画じゃなくて、版画なので。江戸明治大正昭和も、芸術より商業印刷が好きだ。

有名どころで、竹久夢二

もう面倒くさくなったので画像検索をそのままリンク貼る。

https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AB%B9%E4%B9%85%E5%A4%A2%E4%BA%8C&biw=1280&bih=607&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjdl9iQof3OAhWBi5QKHZrIAjYQ_AUICCgB#imgrc=i6BOAyNRkNF3IM%3A

このころになると二重瞼が多くなってくる。

竹久夢二というと、女性社会進出象徴的な絵を描いているわけで、

ここでエロ談義ばかりですっかり忘れてたけど、女性社会進出=快活=二重瞼説に戻す。

しかし、江戸時代でも役者絵(男性の絵)は、ものによってはけっこう写実的なところがあり、最小の線ながらも、顎の丸みやエラの張りかた、小鼻や頬の膨らみかたがわかったりするのだが

(もちろん、それがいいというわけではない。完全にデフォルメしてる絵や、本人無視理想象で描いてる絵もある。歌舞伎堂艶鏡あたりはかなり写実的東洲斎写楽なんかはデフォルメしてるものの、ちゃんと顔の膨らみは想像できる。)

女性の顔となると、江戸から明治大正にかけて、ずっとずっと平面の中にしか存在できない顔だなと思う。

平面的というか、漫画的というか、記号的というか。

顎の膨らみがどうなっているのかわからないし、チークは入っているのに、頬骨のでっぱり具合がさっぱりわからない。

フィギア化がすごく難しそう。

なんで女性の顔はいつの時代量産型なのか。

さて、夢二の次中原淳一

https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%AD%E5%8E%9F%E6%B7%B3%E4%B8%80&biw=1280&bih=607&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwib3oWEpv3OAhUFipQKHYlLBjUQ_AUICCgB

奇形デカ目、キラキラ目の元祖かなと思う。

ほぼ同時期にこの手の絵の祖と思われる人があと数人いたんだが、名前を思い出せない。

近くを見ているような、遠くを見ているような、瞳の焦点が微妙にあってないのは、浮世絵役者絵(男性のね)に近い気がする。

とまあ、瞼が二重か一重かはとにかくとして、眼でモテる方法を教える。

黒目、とくに瞳孔部分が大きいほど、モテるらしい。

三白眼悪人顔とはよくいったもので、黒目が大きいとモテる

黒目が大きいほど、柔和で優しそうにも、セクシーにも見える。

漫画なんかでは、催眠術にかかったような描写ときに、光彩と瞳孔を区別しないで描かれたりする。

古くは、アトロピンという薬剤を点眼することで、瞳孔を広げて美人に見せる術があったとかなかったとか。

薬剤なんか使わなくても瞳孔を広げる方法がある。

簡単に言えば、暗がりである。暗がりで美人に見えるのは、そのせいらしい。

逆にいえば、カラーコンタクトは最悪だね。

せっかく瞳孔が広がっても、レンズの模様のせいでそれが見えない。

あと最初の頃に戻るけど、一重なら、セクシー系を目指したほうがいいと思うな。

一重が許されるのはセクシー系、クール系。

日本人は、すごく面食いなようで、内面重視というか、外見によく合致した内面を求めるというか。

まあ、そんなこんな。

2014-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20140401155841

中国企業って、金儲けのためならバーリトゥードだよな。

模造品ビジネスのことだけじゃないぜ。

いや、それだって凄いけど。

命知らずじゃないとあのディズニー様の著作権侵害はやれんしw

たとえば、中華企業役員とか顧問とかにアメリカの元政治家を起用するとかさ。

そんでもって下請けブラック企業とそこの労働者まるごとアフリカに輸出して、開発援助の見返りに独占契約っていう名の資源強奪とかさ。

しかもそれが元国営企業だったとか聞くと、もうクラクラするよ。

死刑囚つかって新薬の臨床実験とかやってるのって、アメリカ中国くらいだろ。

既存ジャンルでこれだもん、ITとかバイオとか、前例も法も追いついてない分野でアメリカ企業中華企業ガチ喧嘩がみれると思うと胸熱だよ。

2013-05-20

よくよく考えたら増田って自分で使うの初めてだなあ。とりあえず本当に特に取り留めのない事を取り留めのない文体で改行もせず雑々と。

はてな使い始めて幾年か経ってはいるけれど、未だに「はてな村」なるモノが一体どういった物体で何処に存在するのか全く分からない。

いやまあ分かった所でどうなるって事も無いし何となく得よりも損の多い事柄な予感がするのでなんともいえないのだが、ブクマとか巡回してたりとかするとちょいちょい耳に入ったりはするのでどうにも気になって仕方がない。聞く所によるとバトルブロガーなる戦闘民族が集まっていて日がな公開日記であるはずのブログを使って議論討論暴論……とは名ばかりの「高度なボキャブラリを使用した口汚い批判」を繰り返しているとか何とか。完全に風の便りとか風説とかだけの印象でだけの話だけど碌な場所な気がしない。しかし「はてな村」とか堂々と名前が付くぐらいにははてなの中でとても重要な位置を占める場所なんだろうなあとは思うし一度は拝んでおきたい。いやいやもしかして自分が気付いてないだけでもう既に実ははてな村領土内に入っているのかもしれない。知らんけど。一体どこからはてな村で何処からがそうでないのか全く一切合切皆目検討もつかないが、道端の所々で「otsuneは見ている」とか看板が立ててあったりするしこうやってどこかで何でも良いからくっちゃべってればその内村民の誰かが村の所在を口滑らせて喋ってくれるのではないかと期待してのことだったりはする。……いやさ、自分でもブログは持ってるんだけどさ、弱小ブログで記事かくよりも増田で書いた方が絶対反応もらえるじゃん?何のためのブログなのかっつー話ではありますけども。

いやさ、村民に絡むことが出来たらそりゃあもう僕の知名度も鰻上りだと思うわけですョ。そもそも匿名である増田の反応でも上手くいけば有名ブロガーの目を引いて戦争に持ち込む事ができるわけですし。というのもなんか分かんないけど定期的に青二才なる人物と増田の誰かとの間でたびたびブログの体裁をとったストリートファイトが行われているのを見て思っただけなんですが。主題が何なのか全く分からないのでどっちが正しいのかとか知らん。青二才先生が名実ともに青二才なのかもしれないし、増田さんがただの高分子粘着質なアンチってだけな気もしないでもない。もとい、基本部外者なのでどっちでも良いっちゃあ良いんですが、多分にああいう「文字を使え、後は特にルール無用バーリトゥードだぜっ!」みたいな環境とやらがはてな村の正体なんだろうなあなんて考えると無視したら村への道が閉ざされてしまうし寧ろココは積極的にお二方の邪魔でもした方が良いんですかね。もとい。

後はほぼ知らない。ファッ……ハックル先生とかは何気に中の人がかの有名なドラッカーが云々の著書なスキンヘッド某氏だと聞くしコレはもう取り入っていけばはてな村どころかテレビ出演も夢じゃないんじゃないすかね!?それはないか

……大体全部勢いで書いたけど、まずもって村の人間じゃなくて普通人間から文体ドン引きされそうなのでコレはないな。いろんな意味で。

2013-04-26

なぜ核兵器に反対するのかがわからない。

ツールはそれを使う人次第というのがネット世代バーリトゥードを繰り広げた上に出した結論ではないのか

2ちゃんはてブツイッター陰湿罵倒装置で終わるか世界を救済機関となれるかはは使う人次第なのと一緒ではないのか。

2012-10-19

せめて、楽しく

ちょっと嬉しいことがあったので自慢話でもさせてもらいますか。長いよ。長い自慢話とかろくなもんじゃないな。

なんかもうどのみち文体その他でバレてしまうっぽいのであらかじめ暴露しておくと、俺はとあるバイト主体の小売業を営むおっさんなのだが、このたび、ある商品の販売数で全国ランキングでそこそこの上位に入った。ある商品っていうのは、つゆがあって具材があってなんかそこに大根とか玉子とか入るものだ。ほかにもなんかいろいろ入る。ぱんつは入らない。入れたらもっと売れるんじゃないかと思うが、その場合、客層がちょっと筆舌に尽くしがたい感じになると思うので、それは自粛しようと思う。ひだまり4期スタートおめでとうございますゆのっち自体に興味あるか、風呂のお湯に興味があるかで、具材派かつゆ派かがわかると思います。俺は湯船全体にゆのっち由来のエキスがまんべんなく行き渡ってるあたりがすごくいいなあと思うタイプです。君はどのタイプ?(体液占い) なずなはおまたゆるい。

もちろん順位そのものは自慢したい。全国に8000店とか1万店とかまあそんくらいある店のなかでの上位だ。まじすげえ。甲子園だったら準々決勝だ。血と汗と涙で勝ち取った順位だ(というほどでもない)。

でも自慢したいのはそこじゃない。

誇りたいのは、俺が、通常「すげえ売る店」が採用する方法ほとんど使わずにこの順位を獲得した、ということだ。

まり、そういうお店のやることは、まずは「インナー」と呼ばれる予約の獲得から始まる。従業員の内部的な予約、その知人からの予約を募る。ああそうそう、おでんも水準ぶち超えて売ると、クリスマスケーキなんかと同じ予約商材の側面が強くなってきます

それで、たいていのお店は事務所なんかに棒グラフなんか貼ってたりする。バイトごとにどれだけ予約を獲得したとかそういうやつな。あとは目標数字とかでっかく貼ってあったりする。

俺はそのいっさいをやらなかった。なぜかっていうと嫌いだからだってやじゃないすか。事務所にそんなん貼ってあるの。うざい。獲得数とかノルマとかさあ、冗談じゃねえよ。俺がバイトだったらそんな張り紙あったらその上から黒の油性マジックで「うんこ」って書きたくなるね。インナーとかさぁ、店を一歩でも出たらもう仕事のことなんか考えたくねえよ。なんで店の外でまで予約活動とかしなきゃいけねえんだよ。だから営業とかもいっさいしない。得意先に出向いて「たくさん買ってね♪」なんてこともしない。

あ、ちなみにこれは「俺が嫌い」というだけであって、実際にそういうことやってるお店のことを貶したいわけじゃないです。人にゃ人の考えかたがあって、俺はそういうの嫌いだ、自分の店ではやらないっていうそんだけです。

から嫌いだったんすよそういうの。だってバイト主体の長時間営業のまどマギキャンペーンとかやったりする小売業じゃないですか。品物揃えて24時間店あけて、来る人のことじっくり待ってりゃいいんですよ。そこにこそ注力すべきであって、外に出ていくのとかなにそれってずっと思ってた。

もちろんなにもしなかったわけじゃないです。

やったのは、徹底的な事前告知。そんだけ。24時間どこからでも事前告知できるようにする。直前一週間に来店するお客さんには全員確実に「来週、ウィンナー巻とかしらたきとか入る煮物っぽい料理セールやります」と確実に知ってもらう。で、売れた。

まあ、お☆で☆ん♪の拡販ってたぶん拡販界のバーリトゥードみたいなもんで、接客レベルから食い物そのもの管理レベル総合的なレベルの高さって要求されるわけで、事前告知だけでどうにかなったわけじゃないですけど、とにかく、俺は俺の信じる正しさで、それなりの結果を残した、ということです。

おもしろかったのは、俺は全国でこの順位に入ったってのは誇るべきことだと、すげえことだとバイトに喧伝してあるくわけなんですけど、バイトにしてみれば「えー、その程度ー?」みたいな雰囲気があるってことですね。理由はいくつかあるんだけど、ひとつには「全国ランキング入るような店が、どういうことやってるか知らない」ということでしょう。バイトには「うちこそがいちばんがんばったんだ」という思いはあるんだけど、組織的にやる店ってそんなもんじゃないし。法人経営社員でがっちり固めてるような店って質が違うから。うち社員いない。

あとはまあ、客数の問題ですね。うちはごく平均的な(つーか平均以下)の客数しか来ないので、レジ5台あってとんでもねえピークがあるような店の存在バイトは実感できない。

なんで、褒めるにしても「みんなすごいぞよくやった」だけでは意味がない。この順位の持つ意味を説明したうえで「だからすごいんだ」という実感を持たせないといけない。ただ褒めただけではみんなの「がんばり」に届かない、ということです。

がんばりの話でいうと、もうひとつ誇りたいのは、俺は売ることを決してバイト強要しなかった、ということですな。つーかおそらく売る店って、社員でがっちり固めてるような店は別として、強要とか基本的にしてないと思う。いわゆる「意識高い」っていう嫌われる用語が使いやすいんだけど、意識をどうやって高めるかって話。

俺、実はセールって一回で飽きるんすよ。2回目以降とかやる気しない。同じこと繰り返すの嫌いなんで。で、今回も一回目でみごとに飽きたんですけど、それじゃまずいかなーと思って、考えた結果「この店やべえ、まじすげえ、この店で働いてる人たちもまじすげえ」を繰り返すことにした。あと、バイトふつう生活してるんで、うち以外の店でもコンビニを利用することはよくある。なんで、そういう店がうちと比較してどんだけ努力してるのかを見てみるように伝えた。そんで、俺の「まじすげえ」にある程度は根拠が与えられた。

あとまあ、俺がもともとカウンターフーズの拡販は好きなんで、元から売る気のあるやつはある程度はいたから「そいつを助けてやってくれ」というかたちにした。俺が売りたいんじゃない、そいつが売るの好きなんだ、じゃあ助けてやれと。あくまで「お願い」でしかないんだけど、そうした。

もちろん対面でおすすめしたりとか苦手な人もいるので、そういう人には別にやんなくていいよと伝えた。不思議なもんで、当人の持ってる資質に逆らわないように仕事を割り振っていくと、それなりのチームワークはできてくる。役割分担ってやつだ。

よく「人に仕事をつけるな、仕事に人をつけろ」なんていうけど、俺あれって嘘だと思うのね。もちろんどんな業務にでも「こなすべき最低限のライン」ってのはあるんだけど、それって基本的にだれでもできることじゃん。逆にだれでもできないことが最低限のラインになってたら、その職場は成立しないわけで。だから「それ以上」を望むのならば、得意分野でやってもらったほうがいい。得意分野ができれば「この店になくてはならない人材」に自動的になっていき、参加意識(また嫌われるワードが……)だって育ってくる。みんなが相互にそうやってれば居心地のいい職場になって、バイトの平均勤続年数だって伸びる。必要なのは割り振る側の俺の器量と、あと根気。根気はねー、いるね。俺の根気って執念深さと紙一重だし。

ちなみに、うちのバイトのことをいちばん誇りに思いたいってのは前提な。俺、今回セールほとんど夜勤やってて、ほとんど自分じゃなんにもしてないし。

まあそうやって長いことやってきて、いま結果がある程度は出て、結局なにがよかったのかなって思うと、俺「バイトが楽しく仕事をするためにはどうしたらいいか」ってずっと考えてきたんじゃないかって思う。基本的には俺、仕事ってクソだと思うのよ。人間、家でごろごろしてメシ食ってうんこして、せいぜいエロゲやってればそれがいちばん快適に決まってる。でも稼がないとそれできないかしかたなく人は働いてる。あくまで考えかたとしてですよ。実際には仕事ちょうたのしーって人もいるだろうし、家でごろごろしてると退屈で死ぬって人もいると思う。俺はそう思うってだけ。

となると、俺は必要悪仕事に乗っかって他人を搾取してる悪人じゃないですか。だったら「せめて楽しく」と思うわけ。楽しくったって、仕事中にセックスして超たのしーとかはさすがに困るわけで、仕事はしてもらわなきゃいけない。だったらその枠内でどう楽しく過ごしてもらうか考える。その場所を維持するためには利益必要なんで、まあ利益も出す。そういうことなんじゃないかと思います

ずいぶん長いことひとつ仕事をやっていて、ようやく辿りついたひとつの結論らしきもの、それが「せめて楽しく」なんじゃないかなーと最近の俺は思ってます

以上、もはや匿名である意味がまったくない長文でお届けしました。ロウきゅーぶ!の11巻早く読まないと。いちばん最初にわき毛はえたのって意外にもひなたちゃんだよ派の人がお送りしました(激論必須)。

 
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