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はてなキーワード: バーター出演とは

2023-04-13

そういえばこんな気持ちを昔したなあ、というのを思い出した

それは約10年前、ジャニー喜多川週刊文春の「元ジャニ」の告白記事を訴え、裁判沙汰になった時のこと

そこで元ジャニは、ジャニー喜多川による同性愛行為などを暴露し、それが争点の一つになったのだが、

裁判過程で、ジャニー側は同性愛行為があった事実認定した。これはwikipediaにも載っている

まり裁判によって事務所上下関係を利用した同性によるセクハラ行為が発生しているということが白日の元に晒されたのだ。

しかマスコミはこの件をほとんど全く報道しなかった。

その時に何が起こっていたのか。

ここで少し、話を脱線する。

DA PUMPというグループがいますね。彼等がデビューした時にも真っ先に恐れたのはジャニーズ側から圧力による「つぶし」だった

そこで、彼等の所属事務所ライジングの平は徹底的な「棲み分け」を提案し、共演は絶対にしないことを条件にした。

それによって彼等や後続の男性グループジャニーズが出演する番組、例えば毎週ジャニーズ枠があるMステには出演できないが、

それ以外でのテレビ出演という機会を得ることに成功した。

例えば、ダウンタウン司会のHEY!HEY!HEY!などは、ジャニーズがダウンタウン接触することに拒否感があったのか

また安室奈美恵などを通してライジングとの関係が良好だったためか

ジャニーズの出演しないほぼ純「ライジング枠」の番組だった。

その裁判が起こるまでは

この判決後、突然HEY!HEY!HEY!路線を変更

ゲストジャニーズの出演が許可されるようになったのだ

今週はV6、次はキンキキッズ、次はKAT-TUNと堰を切ったように相次いでゲスト出演し

しかもやけに自分たちジャニー喜多川氏との親しいエピソードを語り、

いかジャニー喜多川が優れた指導者で、自分たちが強力な信頼関係を作っているかというトークをしていた。

明らかにこの時、この大量のバーター出演と引き換えに、何らかの「箝口令」が敷かれたと勘ぐっても不自然ではないと思う

これはフジだけではなく、他の音楽番組でもこの時期に散見された光景だった。

(ちなみに、この時割を食ったのがライジングDA PUMPの弟分として売り出していたw-indsで、

この時期を境にほとんど出演する地上波音楽番組消滅してしまい、彼等は結果、海外市場へ向けたシフトチェンジ余儀なくされた。)

これだけなら、昨日の会見でも見た「事務所の力関係によるパワハラ」という、

まあ決して気分の良いものではないが、業界という特殊環境ルールで行われた一つの事例として済んだだろう

しか自分が胸糞悪くなったのはそれだけではない。

それは、この事件後のジャニーズファン達の対応だった。

本来、彼等を一番に応援し、見守っているはずの彼女

そんなジャニーズたちが、上司パワハラされているのを知った彼女たちがどうしたのかというと

なにもしなかった。

いやむしろジャニー喜多川擁護していたのだ。

当時も2ちゃんなどでこれらの話題が挙がることは多々あったのだが、そのときジャニファンの回答に度肝を抜いた

あんまり騒がないで。そんな事を言って、問題が大きくなって、ジャニーズの彼等がテレビに出れなくなったらあなた責任とれるの」

彼女たちは「自分たちジャニーズを見れなくなる」という理由から、彼等のセクハラパワハラを黙認したのだ。

あれだけ女性スキャンダル一つにはキーキー叫び結婚も許さなジャニーズファンが、上司との枕営業を黙認

結局彼女たちは、ジャニーズの「応援者」ではなかった。「消費者」だったのだ。

2023-02-10

SKY-HI、もといAAA日高氏が会社を興し、色々なビジネス誌に顔を出している。

BE:FIRSTというグループ紅白に出ているので聞いたことあるかもしれないが、そのプロデューサーとしてイベントに一緒に参加したりバーター出演させたりする人物だ。

会社を興した目的ボーイズグループプロデュースをやっている理由はざっくり言うと「音楽業界エンタメ業界を変えたい」ということらしい。

日本からグローバル活躍する実力派グループを育成したり売り込みたい、というのはわかるのだが、「音楽業界を変える」という文脈で必ず挙げるのが「ファンがたくさんCDを買うの不健全」と言っている。

この話はアイドルで言う「詰む」文化であったり、いわゆるAKB商法と呼ばれるCD握手券を入れたり総選挙投票権を入れてCDをたくさん売るやり方に対することだというのは話の内容から自然につながる。


これだけ色々なところでこの話を言っているのだから、もちろん自らこのやり方をやめ、よりファン金銭的な負担をかけないか満足度の高い施策をやっていたり、試したりしているのではないかと思う。

しかし彼がプロデュースするBE:FIRSTでは当たり前のように購入特典のグッズはランダムだし、オンラインお話抽選券は入れている。

更に最近セガコラボしてゲーセンクレーンゲームの景品に彼らのグッズを置いているそうだ。

いわゆる射幸心を煽る施策という結果的お金をつぎ込むような「不健全になる施策」をおこなっている。


自分もいわゆるCDを大量に購入する文化であるとか、当たらないグッズのためにお金を異常につぎ込むことは不健全に感じるので、日高氏がこうした「推し文化のものを変えるのであれば賛成だし、逆にAKB商法も「モノを売って利益を得る」ためには必要販促とも思っている。ビジネスとしてどちらもあればよいよね、という考えだ。

けれども彼は一番身動きがとりやすいであろう自分プロデュースしているグループに対して、「健全状態」とは程遠いランダム商法AKB商法に近いものを行っている。

もちろん彼がその施策を決定しているわけではないと思う。

とはいえ、「自分会社です」と色々なビジネス誌に出ていることや、始まったばかりのベンチャーである大手企業より柔軟な活動可能と考えるとあまり整合性が取れていない。


最初は「まあ資金が足りないのだろう」と思ったのだが、本人がビジネス誌で「CD売り上げの利益は微々たるもの」「クラファンで資金を4億調達した」と言っているので、「お金がないからまずは仕方なくランダム商法をして金を集める」ではないと推測する。


これが例えば始まってすぐであればこれから出てくるんだね、と言うことが期待できるのだけれど、少なくとも自社のメインコンテンツであるBE:FIRSTがデビューして1年経っている。

事業好調なことは良いと思うのだけれど、こうした「音楽業界を変える」ことに対するマニフェストアクションあいまい状態もまた不健全ではないだろうか。

2021-07-25

今期の朝ドラが完全にトレンディドラマビビる

そう、『おかえりモネ』。世界線が完全に1988年

窒息しそうなほどの記号性の洪水。もはやこの清原果耶という子のPVしか見えない。

何を見せられてるんだろう。でも楽しいから仕方ないね

2020-09-25

水川あさみが憎くてたまらない

今日、「ミッドナイトスワン」という映画を見た。

主人公新宿ショーパブで働くトランスジェンダー女性(身体男性)で、演じるのはSMAP草彅剛彼女がひょんなことから遠い親戚の中学生女子と一緒に暮らすことになり、、、って話。

たまたまYoutube予告編を見て、「都会の片隅で孤独に生きるマイノリティ」という自分の好みドンピシャの内容だったので、公開初日に見に行ったのだ。

結果、むちゃくちゃ良かった。

正直「擬似親子」ってありがちな設定だし、ツッコミどころも沢山あったんですよ。え、ここの話の流れは無理があるんじゃない?とか。ここ展開早すぎない?とか。

そういうツッコミポイントを補って余りあるキャスティングの良さ、、、マジで全員良かったのよ。

邦画ありがちな「この人は事務所のプッシュかな?主演のバーター出演かな?」ってのが端役含め誰一人おらず、

特に草彅と親戚の女の子、芝居に思えないほど役にハマっていた。ドキュメンタリーみたいだった。

あと音楽もいい。哀愁漂うピアノ旋律、あれは印象に残る。

さて、本題に入る。

水川あさみである

映画を見終えた今、私は水川あさみのことが憎くてたまらない。

正確に言うと「水川あさみが演じた女性」のことが憎い。あいつ嫌い。

役名は忘れた。もうね、とにかくムカつく役どころなんですよ。

ネタばれになるから何がどうムカつくか詳しく書けないけど、彼女の初登場シーンから最後まで、私は終始あさみに対してムカついていた。

物語後半、あさみ笑顔を見て、ムカつきは憎しみへと変わった。

そして映画を見終わって数時間経った現在も、、、あい・・・あの女・・・アアアアアアーーーー!!!という、あさみに対する負の感情脳内を渦巻いている。異常事態である

俳優に対してこんな気持ちを抱くのは、白石和彌監督凶悪」で冷酷なヤクザを演じたピエール瀧以来だ。

凶悪」を見たあと数ヶ月は、各種メディアで瀧を見るたびに「絶対何人か殺してるよな、、、」と思っていた。今も心のどこかでほんのり疑ってる。そんなわけないんだけど。

このモヤモヤした気持ちを誰かに伝えたくて、ミッドナイトスワンを先行試写会で鑑賞済の友人(SMAP中居推し)にLINEした。

友人からは、若干引いた様子で「そこまで思わせる水川あさみが凄い」と返信がきた。

思い返すと、私はこれまで彼女が出たドラマ映画を見た記憶がない。

いや、何か見たかもしれないけど、失礼ながらまったく印象に残っていない。

ところがどうだろう、ミッドナイトスワンにおける水川あさみは私に強烈なインパクトを残した。

役の設定が個人的琴線に触れたってのも大きいが、あんなに演技が上手いと思わなかった。

そして彼女の低くて鼻にかかる特徴的な声は、正統派美人女優路線ではウイークポイントになるかもしれないけど、

今回の役どころでは絶妙に良い方向に作用していた。

今後しばらくは、水川あさみの姿を見るたびに「この女、、、ンギギギィ!!!」ってなりそう。窪田くんごめんなさい。

水川あさみ、、、、アンタ凄い女優だよ。

2016-01-19

増田ジャニーズ(とファン)を見て胸糞悪くなった思い出

http://anond.hatelabo.jp/20160119105229

増田ジャニーズとファンの横暴さが露わになってしまっているが、

そういえばこんな気持ちを昔したなあ、というのを思い出した

それは約10年前、ジャニー喜多川週刊文春の「元ジャニ」の告白記事を訴え、裁判沙汰になった時のこと

そこで元ジャニは、ジャニー喜多川による同性愛行為などを暴露し、それが争点の一つになったのだが、

裁判過程で、ジャニー側は同性愛行為があった事実認定した。これはwikipediaにも載っている

まり裁判によって事務所上下関係を利用した同性によるセクハラ行為が発生しているということが白日の元に晒されたのだ。

これは戦時中従軍慰安婦の話ではなくて、現代日本で起きたことですよ。

しかし、前者の件では発言一つ一つを仔細に報道するマスコミが、この件をほとんど全く報道しなかった。

その時に何が起こっていたのか。

ここで少し、話を脱線する。

DA PUMPというグループがいますね。彼等がデビューした時にも真っ先に恐れたのはジャニーズから圧力による「つぶし」だった

そこで、彼等の所属事務所ライジングの平は徹底的な「棲み分け」を提案し、共演は絶対にしないことを条件にした。

それによって彼等や後続の男性グループジャニーズが出演する番組、例えば毎週ジャニーズ枠があるMステには出演できないが、

それ以外でのテレビ出演という機会を得ることに成功した。

例えば、ダウンタウン司会のHEY!HEY!HEY!などは、ジャニーズダウンタウンと接触することに拒否感があったのか

また安室奈美恵などを通してライジングとの関係が良好だったためか

ジャニーズの出演しないほぼ純「ライジング枠」の番組だった。

その裁判が起こるまでは

この判決後、突然HEY!HEY!HEY!路線を変更

ゲストジャニーズの出演が許可されるようになったのだ

今週はV6、次はキンキキッズ、次はKAT-TUNと堰を切ったように相次いでゲスト出演し

しかもやけに自分たちジャニー喜多川氏との親しいエピソードを語り、

いかにジャニー喜多川が優れた指導者で、自分たちが強力な信頼関係を作っているかというトークをしていた。

明らかにこの時、この大量のバーター出演と引き換えに、何らかの「戒厳令」が敷かれたと勘ぐっても不自然ではないと思う

これはフジだけではなく、他の音楽番組でもこの時期に散見された光景だった。

(ちなみに、この時割を食ったのがライジングDA PUMPの弟分として売り出していたw-indsで、

この時期を境にほとんど出演する地上波音楽番組消滅してしまい、彼等は結果、海外市場へ向けたシフトチェンジを余儀なくされた。)

これだけなら、昨日の会見でも見た「事務所の力関係によるパワハラ」という、

まあ決して気分の良いものではないが、業界という特殊環境ルールで行われた一つの事例として済んだだろう

しか自分が胸糞悪くなったのはそれだけではない。

それは、この事件後のジャニーズファン達の対応だった。

本来、彼等を一番に応援し、見守っているはずの彼女

そんなジャニーズたちが、上司パワハラ(というか枕営業ですね)されているのを知った彼女たちがどうしたのかというと

なにもしなかった。

いやむしろジャニー喜多川擁護していたのだ。

当時も2ちゃんなどでこれらの話題が挙がることは多々あったのだが、そのときジャニファンの回答に度肝を抜いた

あんまり騒がないで。そんな事を言って、問題が大きくなって、ジャニーズの彼等がテレビに出れなくなったらあなた責任とれるの」

彼女たちは「自分たちジャニーズを見れなくなる」という理由から、彼等のセクハラパワハラを黙認したのだ。

あれだけ女性スキャンダル一つにはキーキー叫び結婚も許さなジャニーズファンが、上司との枕営業を黙認

結局彼女たちは、ジャニーズの「応援者」ではなかった。「消費者」だったのだ。

今回のSMAP騒動も、おそらく彼女たちは「SMAPが解散しなくてよかった」という方向で意見をまとめてくるだろう

というかこの増田がそうだよね

 
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