「バルザック」を含む日記 RSS

はてなキーワード: バルザックとは

2021-11-12

あるいはそんなポルノグラフィティー

 まあネットにはポルノというものが溢れ返っており、我々は無自覚のままポルノ摂取してそれをメインストリームだと勘違いしながら生きている。

 例えばスタンダールの『赤と黒』なんかはフランス文学史に燦然と輝く金字塔文学とされているけど、実際読んでみたら完全にポルノやんけコレ、となる。当時欧州文学界には姦通文学の嵐が吹き荒れており、玉石混交グロテスクモザイク画が出来上がっていたんだけど。まず、その最高レベルのものから言えば『アンナ・カレーニナである貞淑女性が徐々にぶっ壊れていき、自分の命さえ省みなくなる生々しいまでの過程リアリズム小説真骨頂であった。後はエミール・ゾラの『居酒屋』もいいね。首尾一貫した自然文学小説それから翻訳で読んでるからかやや粗い印象だけど(そして『赤と黒』同様にややポルノ臭がするけれど)、バルザックの『谷間の百合』。これは疑似姦通小説とでも呼ぶべきもので、母性的なものの没落を示唆している攻撃的な文学なんだ。

 でもね、『赤と黒』は申し訳ないけどただのポルノだ。『ボヴァリー夫人』はアンナ・カレーニナより格が一段落ちるけど、『赤と黒』はそのボヴァリー夫人より更に一段下だ。

 赤と黒のあらすじを書いてしまえば、

「おっす! オラ、ジュリヤン! 田舎材木のしがない子せがれで、日々ぶん殴られながら生活してたんだけど、町の牧師に徹底的にラテン語を叩きこまれた結果、町一番の市長屋敷家庭教師をすることになった! その結果、お屋敷の奥様に気に入られて、話の行きがかりでその奥様を旦那である市長から寝取ってやった! そのことがほんのり露見したんで、オラ奥様から遠ざかるという意味合いで都会の神学学校に通わせられた! 都会に着いてからは暫く頭を冷やしてたんだけど、話の行きがかりで社交界の重鎮である侯爵家の世話になることになった! やがて侯爵秘書としてパリ社交界デビューしたんだけど、その侯爵家の娘さんは聡明社交界花形美少女で、最初はツンケンされたけども、最終的には行きがかりでその美少女をもモノにしてやった!」というものになる。

 いやポルノやんけと。

 というか、もうなろう小説だよね。『材木の子せがれの俺、ラテン語完璧聖書のありとあらゆる箇所を暗唱でき、市長家のお屋敷の奥様に気に入られてしまうも、最終的に社交界デビューし、侯爵秘書としてスパイじみた任務をも任せられてしまい、戻ってこいと言われてももう遅い!』的な。

 なろうだよこれ、と。

 ちなみに同じスタンダールでも『パルムの僧院』は面白いです。まだ読んでる途中なんだけど。ただ、少なくともこの『赤と黒』に関してはどう控え目に言ってもポルノだし、スタンダール自身通俗小説としてこの小説を書いてたと思う。

 とにかく、いか権威ぶられてもどう見てもポルノ、ってものがあるように、いかに厳粛に見せかけてようが、結局は自分の主張を都合よく擁護してるだけのポルノ作品ってネットにはありふれてんだよね。「なろう」作品ポルノであるのと同じで、都合の良いポルノ作品に頭すっからかんにされてるとどうしても認知歪んでくるよね、って話。

2019-08-05

anond:20190805112119

あの小説ハードカバー刊行された当時の年代考えると子供に向けてゴロッゴロタブーぶち込んでくる感じだったよね。

マーニャミネアが二人してエドガンさんの事を男として好きで「どっちを女房にしてもらえるのかと思っていたんじゃないか?」なんてバルザックに言われて激昂するシーンとか、「え? お父さんなのに?」なんて思いつつ心がザワついたの覚えてる。二章だと「乙女でなければ生贄になること叶いますまい」のアレ(大不評)とかメイちゃんとのお別れの時のアレとかな。

あと一章のアレクスフレアと金貸しのおっさんの話。あれ大人になってから読むと「おいィイイイ久美イイィ子供に何ちゅうもん読ますんじゃあアアァァ」ってなるよね(白目)、まあ当時は靴ブラシの方はともかく「あたしの女房」の方は裏の意味がよくわからず金貸しのおっさんがイキってるだけだと思って読み飛ばしてたんだけど。

2018-09-24

16 ルネサンス

モンテーニュ『エセー』(70)

17 古典主義・理性尊重・豊かに

デカルト

パスカル

ラ・ロシュフコー箴言集』(95)

ラ・ブリュイエールカラクテール』(98)

18 擬古典主義啓蒙主義ロマン主義

モンテスキュー

ヴォルテール 文明最高/人間クソ

ルソー 文明クソ/人間最高

19 ロマン主義写実主義自然主義象徴主義

セナクール『オーベルマン』(142)

アミエル『アミエルの日記』(143)

ヴィニー『軍隊服従と偉大』(148)

ネルヴァル『火の娘』(160)

バルザック人間喜劇』(168)

スタンダールアンリブリラールの生涯』(173)

フロベールブヴァールとペキュシェ』(188)

ゾラルーゴンマッカール叢書』(202)

モーパッサン脂肪の塊』(204)

レオン・ブロワ絶望者』(209)

20 資本主義世界大戦

ロジェ・マルタン・デュ・ガールチボー家の人々』(235)

サン=テグジュペリ人間の大地』(242)

サルトル

カミュ異邦人』(260)

構造主義

その他

フランス名詩選』 岩波文庫

肉体の悪魔』 レイモン・ラディゲ

狭き門』 アンドレジッド

ボヴァリー夫人』 ギュスターヴ・フロベール

フランス小説の扉』 野崎 歓

モーパッサン短編集』1~3

2016-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20160826222637

幸せとは何か」って考えるのは大事。というか考えないと自然と「結婚して子供を生む。かっこいいクルマを買う。豪華な家に住む。仕事に打ち込める環境がある。」が幸せだと思うようになる。何でかっていうとここは資本主義の国だから。大量消費・拝金主義世界から。周囲がそういう考えである以上、自分もそれに染まってしまう。

ただやっぱりこういう考えってのは異論があって、拝金主義批判がされてる映画漫画小説というのは多数ある。映画なら『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『ファイト・クラブ』、『生きる』等。小説なら各種バルザック作品トルストイ作品等。漫画アニメなら『ナニワ金融道』、『もののけ姫』等。

ちなみに聖書なんかも拝金主義批判的。大事なのは罪を許されて神の許に行くことであって、金や地位幸福となんも関係がないとされているね(この点、キリスト教国のアメリカ拝金主義蔓延してるのは皮肉だけど)。


結局、この辺の作品を見るなり読むなりして自分で考えることじゃないかな。その美人の「幸せ」ってのも結局大量消費・拝金主義に沿ったものからね。

両親・親戚の拝金主義

がひどい。

幼いころからいい大学に行き、いい企業就職するというのが至上命題で育ってきた。

結婚観も偏っており、とにかく金のないところに幸福はない、愛は存在しないという考え。

最近だと北川景子DAIGO結婚を見て、「どうしてDAIGOみたいな10年後どうなってるのか分からないタレント結婚するのか」と不思議がっていた。

親戚も似たような価値観であり、スポーツ選手を見ながら「この人は年収○○万円だ」という話ばかりしている。

親戚同士顔を合わせれば年金保険の話ばかりしている。

こういう環境で育てられた結果、それなりにいい大学に行ったが、そこでトルストイバルザックマルクスを読んで拝金主義ほとほと愛想が尽きたのは皮肉

こういう家庭はうちだけなのか、それともそういう人が多いのだろうか。

2016-08-11

映画文学に詳しいくらいで教養ぶらないでほしい

俺たびたび目にするんだけど、何か文学とか映画、各種高尚なエンタメに詳しいだけで

やたらと教養人ぶる人たちって何なの?

いつも思うのは、それって教養じゃなくて 雑学 ていうんだよってこと。

源氏物語エピソード引用してみたり、怪獣映画批判性を指摘したりとか、

まあ好きなら好きにしてって感じだけどそれをもってして、

ほら俺って教養人だろ!一目置けよ!みたいなオーラ気持ち悪すぎ

どんなに濃い思想性があるが、伝統的なものだろうが所詮エンタメエンタメなんだよ。

お前らだって俺が金持ち男&貧乏女の格差恋愛ばっかり描く韓国ドラマをもってして

「これは文豪バルザックの描く極端な上昇婚指向が見られた19世紀フランス現実のものである

格差婚への渇望は 労働市場の歪みによって貧困に陥る若年女性韓国社会への絶望を色濃く反映している」

とか批評的に書いたら ウッザー! クッサー! メンドクサー! って拒否反応示すだろ。

エンタメときで偉そうにすんな。所詮は娯楽だ。

高能はてな民様なんて、パチスロ人生語るヤツなんて見たら石ぶつける勢いだろ

映画やら文学を語って偉そうにしてるのも、パチスロ人生語るのと大同小異だわ、、

2016-07-23

キリスト教徒になってわかったこと

いろいろあってキリスト教徒になりました。

んで気づいたんですけど、日本人って無宗教の人が多いじゃないですか(主語がでかいですか、すいません)。

そうすると、拝金主義とか消費社会に対する批判に触れる機会が文学映画ぐらいしか無いんですよね。

小説ならバルザックとかトルストイ漫画なら岡崎京子とか青木雄二映画ならフィンチャーとか。あとはまぁマルクスですか。

でもこれらって大人になってからじゃないと読めないじゃないですか岡崎京子とかナニワ金融道子どものころに読んでるかもしれないですけど、その根底消費社会拝金主義批判がある(岡崎京子ならたぶんゴダールの影響、青木雄二なら自身経験に加えてマルクスの影響)って気付ける小学生ってなかなかいないと思うんです。

拝金主義消費社会批判に幼いころから触れないもんだから、金こそ全てみたいな価値観蔓延やすくて、よくないと思うんです。増田毎日投稿される労働者の苦悩みたいなの見てると切に思います

その点聖書って子どもでもよく分かる話で「金が全てじゃないんだよ」って教えてくれるんで、いいと思います。どうですか増田見てるお父さん方(布教)。

そういやこの前、カイジを読んだ学生で、利根川演説に感動したって言ってる人がいました。利根川さんはその思想に基づいて行動した結果、焼き土下座させられてるんですけど、いいんですかね。

2016-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20160716004524

ほんとは映画文学はお前みたいな奴のためにあるんだ。流れでフィンチャー作品を勧めたけれど、役に立ちそうな作品は他にも山ほどある(映画なら『ロッキー』とか『生きる』とか、小説ならサマセット・モームとかバルザックとか)。増田なんかで相談してないで、そっちを観たり読んだりしたほうがいいぞ。

2016-06-12

セックスロボットになるのか

学者らが警告、青少年の初セックス相手ロボットになる恐れ

http://jp.sputniknews.com/life/20160611/2290166.html

いつかは来ると思っていたが、それなりに早く来そうだ。

俺は基本的に賛成する。

賛成する理由は俺の個人的体験だ。

俺の初めては16歳、相手は30過ぎのお姉さんだった。

その時はヤる事しか頭に無いので相手がチョイぽちゃ(150cmチョイ体重恐らく50キロくらい)でも気にならなかった。

3回くらいヤったけど、その後自然消滅してまたオナニーの日々に戻るのだが、それはどうでもいい。

それでだ、俺が25歳の時にたまたま再開したんだよ、相手は40過ぎてた。

ヤバかったね。ボストロールになってたよ。

150cmチョイの身長体重は70キロ近く有ったんじゃないか

あんなにヤりたくてヤりたくて仕方なかった相手ボストロール

しかバルザックのような目をしてヤル気満々で迫ってくる。俺はメタルスライムのようにかわし続けたよ。

でもな、バルザック痛恨の一撃を放ったんだ。初めての相手してやったんだから、1回くらい付き合えよって。

メタルスライムHPでは耐えられなかったんだ。ちょうど彼女と別れて1ヶ月ほどヤってなかったのも悪かったのかもしれない。

リップスのようにキスからフェラされて、騎乗位でトドマンが腰を振っていた。腹の揺れが息子にまで伝わってきて、俺の息子はダイダルウェイブした。

1ヶ月分のダイダルウェイブを見て「いっぱい出たね(はぁと)」と勝ち誇ったように言われた。

「1回だけだから、次も有ると思わないでね」と言い残してボストロールは消えた。

俺は泣きながら歯を磨き体を洗った。2回洗って、家に帰ってもう1回洗った。

真の敗北とは、心が折れた時に訪れるという。

俺は人生初の勝利をお姉さんから貰い、人生初の真の敗北をボストロールから与えられた。

これが大人階段を登る代償だというのなら、大人階段などいらぬ!

偉い人(学者)にはそれがわからんのですよ!


話が長くなった。

もしもロボットが初めての相手なら、10年後、20年後に悲しい思いをする事は無いはずだ。

美しい思い出をそのままにするために、ロボットとのセックスを認めてあげて欲しい。

2014-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20140511043102

なるほど。参考になったよ。

ぼくはいま、ル・グウィンのような本格ファンタジーに(小学生にはやや難しい。中学生以上向け)、バルザックゾラドストエフスキーあたりの大衆文学古典を混ぜたような(ストーリーのわかりやすさを意識)、テーマとしては言語哲学認知言語学カバラを混ぜたような小説書いてるんだけど、ほんと全然読まれないんだよね。そもそも第1話アクセスがないので、目次ページしか見られてないんだ。本文読まれて「つまんね」って切られるなら、自分の実力不足ってわかるんだけど、読まれてすらいないからほんと悲しい。

からつぎ書くときは「なろう」の人気ネタに乗っかろうかなと思った。

2013-12-30

個人的近代文学50選

『超権威主義世界文学百選』http://togetter.com/li/138734というランキングを見て、面白いと思いながらも疑問に思ったことがあって、「20世紀小説ばっかりじゃん!!」ということで19世紀の小説を重視したランキング作成してみました。具体的には近代文学の始まりドン・キホーテ」(1605,1615)からモダニズムの始まりであるユリシーズ」(1922)までです。つまり近代文学モダニズム以前、ということになります小説を選ぶうえで参考になればと。あと、あくまで個人的な基準に過ぎないことを留意してもらえればと。

1.「ドン・キホーテ」(1605,1615) ミゲル・デ・セルバンテス

2.「ガリヴァー旅行記」(1726) ジョナサン・スウィフト

3.「トム・ジョーンズ」(1749) ヘンリー・フィールディング

4.「紅楼夢」(18世紀中頃) 曹雪芹

5.「トリストラム・シャンディ」(1759~1767) ローレンス・スターン

6.「ソドム百二十日」(1785) マルキ・ド・サド

7.「高慢と偏見」(1813) ジェーン・オースティン

8.「黄金の壺」(1814) E.T.A.ホフマン

9.「アドルフ」(1816) バンジャマン・コンスタン

10.「いいなづけ」(1825) アレッサンドロ・マンゾーニ

11.「赤と黒」(1830) スタンダール

12.「ゴリオ爺さん」(1835) オノレ・ド・バルザック

13.「アッシャー家の崩壊」(1839) エドガー・アラン・ポー

14.「嵐が丘」(1847) エミリー・ブロンテ

15.「虚栄の市」(1848) ウィリアムメイクピースサッカレー

16.「緋文字」(1850) ナサニエル・ホーソーン

17.「デイビッド・コパフィールド」(1850) チャールズディケンズ

18.「白鯨」(1851) ハーマン・メルヴィル

19.「死せる魂」(1855) ニコライ・ゴーゴリ

20.「オーレリア」(1855) ジェラール・ド・ネルヴァル

21.「ボヴァリー夫人」(1857) ギュスターブ・フロベール

22.「晩夏」(1857) アーダルベルト・シュティフター

23.「オブローモフ」(1859) イヴァンゴンチャロフ

24.「不思議の国のアリス」(1865) ルイス・キャロル

25.「ミドルマーチ」(1872) ジョージ・エリオット

26.「悪霊」(1872) フョードルドストエフスキー

27.「居酒屋」(1876) エミール・ゾラ

28.「アンナ・カレーニナ」(1877) レフ・トルストイ

29.「ブラス・クーバスの死後の回想」(1881) マシャード・デ・アシス

30.「さかしま」(1884) ジョリス=カルル・ユイスマンス

31.「ハックルベリー・フィンの冒険」(1885) マーク・トウェイン

32.「飢え」(1890) クヌート・ハムスン

33.「クォ・ヴァディス」(1895) ヘンリク・シェンキェヴィッチ

34.「タイムマシン」(1895) H.G.ウェルズ

35.「リリス」(1895) ジョージマクドナルド

36.「シスターキャリー」(1900) セオドラ・ドライサー

37.「ロード・ジム」(1900ジョゼフ・コンラッド

38.「ブッデンブロークス家の人々」(1901) トーマス・マン

39.「超男性」(1901) アルフレッド・ジャリ

40.「チャンドス卿の手紙」(1902) フーゴ・フォン・ホーフマンスター

41.「鳩の翼」(1903) ヘンリー・ジェイムズ

42.「一万一千本の鞭」(1907) ギヨームアポリネーム

43.「アフリカの印象」(1909) レーモン・ルーセル

44.「ハワーズ・エンド」(1910) E.M.フォースター

45.「ペテルブルク」(1913) アンドレイ・ベールイ

46.「変身」(1915) フランツ・カフカ

47.「明暗」(1916) 夏目漱石

48.「ワインズバーグ・オハイオ」(1919) シャーウッド・アンダーソン

49.「われら」(1921) エヴゲーニイ・ザミャーチン

50.「阿Q正伝」(1921) 魯迅

2013-10-25

今日は一日音楽三昧

台風出張が一日延期になったから、CDアルバム予約してMP3の曲を幾つか続いて買ったら買い込み過ぎそうになって心にブレーキかけた

今欲しい曲10曲くらいあるからMP3でバラ買いできるのはとても嬉しい 

明日仕事で「とある漫画聖地」に行ってきます その漫画読んだこと無いけど「わりとメジャー聖地」らしいので読んでみようか

追記メモ:今読みたい書籍 アンドレ・ジッド 『日記』 ゾラバルザックもまだ読み終わっていないのにまだ嵌まるか

2013-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20130927045428

1.バルザックの「人間喜劇シリーズで『アルシの代議士』まだ翻訳版が出ていないので読むために必要

2.ゾラルーゴンマッカール叢書全部読むために必要

2013-06-26

「ははは、このオモチャ壊れちゃったよ^ ^(汗)」とばかりに

バルザック小説人間喜劇シリーズに嵌っていて、作者の時代背景や衣装、世相、生い立ち、思想

深く文章を味わいたい為に今仕事の合間を縫って色々調べている

実名」でネットすることが危ないのは生身の人間の「魂」が無料ネットコンテンツ化して大衆に消費され尽くされそうになった時

生きている一人の人間の文章に大衆が興味を示し、無料ネットメディア無料報道大勢イナゴが興味を向けて

一人の人間が「魂の情報」を吸い尽くされ抜け殻になっても、才能の枯れ尽くした音楽家奇行に走っても

「ははは、このオモチャ壊れちゃったよ^ ^(汗)」とばかりにマスコミ大衆ちょっとだけ外面を取り繕ってから

その人をすぐに忘れ、次の「魂」を探す それが「SNSを取り巻くネットメディア本質

他の人の文章に目を通すという事は多少の差はあっても「魂の情報を吸う」ということなのさ 情報を錬金して金に換える人もいる

そんなサバンナで「実名」で書き込む事はとても危険行為 

はてな匿名ダイアリー」こそ魂を吸い尽くされた(吸い尽くされそうになってる)人々にネットでの最後の居場所を奪わない鯵ーる

であり無料ヒールポイント

2013-06-17

ネットの海(特にSNS)を長く泳ぐ為にはそこに流れるシステムゲーム性や人々の流動性考慮するとはかどる

正義」「善意」ではなく、多くの人々は与えられた情報の範囲内で物事を判断するし、大衆に与えられる情報大元の流れの人脈とか金脈とか各クラスタ間の

ネットワークがどういう流れを作ろうとしていて、勢力や対立クラスタ情報攻撃力、防御力、知性の浅さ深さ、物語を作って大衆を誘導する能力拡散力、共感力

など一つ一つの要素が情報ゲーム趨勢を左右すると知っておくと何かと捗る 

情報におけるゲーム性については、とある立大学の某先生が良いコラムを書かれていたので休日趣味バルザック人間喜劇シリーズ読書を中断してでも

コラムを読みあげたのち著作や論文にも目を通しておきたい pdf形式ならキンドルで読めるからイイネ! 

2013-05-28

で、増田のみんなは最近どんな本読んでんの?告白ターイム

最近バルザック人間喜劇シリーズ

大きな声で言えないけど『金瓶梅』読み進めてたりする

2013-03-15

電子書籍がなかなか爆発的に周囲に普及しないわけ

そのいーち 端末や出版社ごとに閲覧できるサイトがバラバラで別のサイト見る度に

IDやパスワード決めて個人情報登録する手間がめんどい 

まさかIDやパスワードを全サイト一緒にしてる人はいないと思う)

そのにー 遅いとにかく電子書籍化されるまでが遅い 最新刊を発売日に電子書籍

販売してくれないところが多いので結局紙の本買っちゃう 本屋に行かずにすぐ読みたいか

端末買ったのに電子書籍発売されるのは何年も後な事が多い

そのさーん 電子書籍在庫が乏しい

(これは分かるだんだん出版者へ消費者ニーズを盾にどんどんルールの締め付けが厳しくなって

手数料も上がる事が容易に予想される某電子書籍サイトには天下獲らせたくないだろうし出品したく

ならないだろうな そんな某電子書籍サイトの端末買っちゃった超絶読書家の

元増田は買った後でサイト在庫の少なさや追加される本のペースの遅さに愕然とした ゾラバルザックでさえ

いまだ乏しい)結局電子書籍化される前に紙の本買っちゃう 

「その内在庫増やします」じゃお客さん帰っちゃって駄目な事が分かってないサイトばかり

そのよーん 本ごとの分類作業がめんどくさい 自力か 自分の買った電子書籍を分類ごとに放り込める

My図書館が欲しい

disここまで

電子書籍端末持ってていいことも書いておこう

20世紀時代から電子書籍端末持っているけど、あれは辞書持ち歩かなくて良いというのが最大のメリット

辞書っていっても充分な収録数が無くて不満足な辞書は使えないか

電子書籍で買えるもの電子書籍で買う 既に紙の本棚パンクしてるし

一記事ごとに売ってくれる人もいる これは便利

こんなことをつらつら書いているのも休みの日なのに仕事の為の作業を幾つかしなければならないという事実から現実逃避 

とりあえずwebから退却

2013-02-04

キンドルファイアHDを買ってみた(非ステマ

購入理由 

1.バルザックの未だ日本語翻訳されていないシリーズが読みたかった

2.Amazon MP3で曲買ってキンドルファイアHDで聞けば、CDケースの蓋開けてCD取り出して聞く手間が省ける

3.バルザックゾラその他本、漫画雑誌CDDVD買い溜めすぎてとうとう小さな本棚に治まりきれなくなった

4・これからゾラバルザック全集読破する予定なので置き場所の問題があった

買ってよかった点

・今使っているボロPCよりは、WEB表示が速い さくさく

人差し指と中指を揃えて閉じてピースの形に指を開くと閲覧中のWEBページの文字を大きくできる

Amazon MP3で購入した曲がそのまま聴ける

操作直感的で簡単

外国著作権が切れているバルザック無料電子書籍本を何冊か購入した

・記事ごとの購入(1記事100円)が可能だった某ビジネス誌の読みたい記事だけ購入できた

改善してほしい点

ボカロ曲がまだまだ少ない

アニソンも少ない(オルゴールバージョンとかカラオケバージョンだけあっても・・・

・J-POPも少ない

ゲーム音楽も少ない

雑誌漫画電子書籍化が「遅い」「少ない」上に当日発売で無い。電子書籍化待ちきれずに本屋で買ってしまうし

電子書籍が少ない 今テレビミステリードラマ化され放送中の話題の小説

 電子書籍化待ちきれなくて昨日本屋で買った 発売日に電子書籍が出ないと何のための端末なんだか

・これまでのIDとパスワードではログインできないウェブサービスが1サイトあった

今のところ文字入力と曲数や書籍の少なさ以外は音楽プレイヤーフランス文学を読むための電子ブック端末として

充分満足してる

2013-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20130121001007


増田フランス文学の話してくれる人キター(歓喜)

ユゴーバルザックモーパッサンゾラとデュマとメリメが好きです

レミゼラブル」はあの警官が好き 宗教に背く方法で○○する所が

ペスト」は感染映画のノリで読んでいました

ゾラの『ごった煮』のラストの方で某未亡人のくだりを読むと「リア充には信仰心なんて必要ない」

と思う

はてな村でいっぱいトラバがついたりブクマが付けばキリスト教よりも救われるんじゃないか

だってはいくら信じても「はてなスター」くれないし、ブックマークコメント残してもくれない

死者の名言botよりも今を生きている生身の人間の発する言葉の方がいいな

2013-01-07

今年やりたい趣味

ダンスダンスダンス

ジム通い

ティーショップお茶の淹れ方を習いに行く

フレンチの基礎料理覚えたい(クックパッド見てテリーヌ作るの楽しかった)

バルザックのまだ日本語訳がない「人間喜劇シリーズを読み進めるためにフランス語勉強する

オークション

これくらいか

2012-10-05

バルザックベルトランの言い回しの似てる所を堪能する暇も無く

ベルトランの『夜のガスパール』の最初の部分とバルザックの『あら皮』のラスト言い回し

似てるのを発見してニマニマする暇も無く、今週と来週の仕事の資料検索しないといけないとゆー

ゾラの『私は告発する』『実験小説論』も床に積んだまま 

シューの『さまよえるユダヤ人』も図書館から借りてきて読みたいが、13日まで多分このまま

マルチタスクの作業は2個並行作業がせいぜいって所かな 

追記『農民』『ド・カディニャン公妃の秘密』14日まで読めない

2012-03-06

ユーゴー女子はセーフ、ゾラバルザック女子はアウト

男受けと言う事を考えたとき愛読書ゾラバルザックというのはある意味アウトだと思っているのだけど

バルザック全集ルーゴンマッカールを読む手が止まらない

バルザックゾラに比べて早く読み進められる所がいい

日曜一日つぶしたら5作品読めた

2012-02-14

バルザックの『ゴリオ爺さん』を読み終えたあとこのコピペAAが思い浮かんだ

ヤダァ(`Д´(`  )<よし、オジサンが君の布団でオネショしてあげよう

布団→立身出世の夢 オネショ→金目当ての犯罪と置き換えるとあの2人の登場人物

の関係はまさにこのAAのごとし

2012-02-11

ルーゴンマッカール叢書を読破しないうちにバルザックにはまってしまった

エミール・ゾラの『ルーゴンマッカール叢書』

まだ全部読んでいないのにバルザックに目覚めてしまった

バルザックか 『セラフィタ』は面白かった

『谷間のゆり』でヒロインうんざりして『従妹ベット』の細かい描写で嫌になって

そのころ『ナナ』を読んで一気にゾラへ興味が移ったのだけれども

バルザックの『ゴリオ爺さん』でバルザックの方が面白いなと

ゴリオ爺さん』あらすじ

名家の流れを組む貧乏家庭の長男イケメン)がパリ大学勉強出世の為にやってきて

最初勉強に打ち込もうとするんだけど、コミュ力必要性に目覚め

カリスママダムとして活躍してる従妹に、コミュ力教えてもらい

下宿先のワルからは、勉強しても元手となる金が無いと望むような出世は出来ないという現実

を教えられ

社交界美人マダム愛人となり知名度をあげて

芸能界上流階級でもいるよね、有名お嬢様学校出たトロフィーマダムな奥様や

よく分けのわからない肩書きの芸能人の夫、夫や妻の知名度を利用して商売をしてる人

イケメンくんは貧乏でも貴族です)

社交界でやっていく事を目指すが

金持ちマダム愛人となるには身だしなみに

金をかけることが必要と悟り家族に金の無心して、「ゴリオ爺さんに金をせびる娘たち」と

同じ事をしていると気づきブルーになるが、腹をくくってこの世界に挑む

社会的成功する為にはイケメン高学歴かつ家柄があっても、身だしなみにかける金や

金持ち社会でのコミュ力が無いと厳しいという現実を書いてるのが面白い

下宿先のワルのその後を書いた『幻滅』や『浮かれ女盛衰記』はまだじっくりとは読まず

パラパラページをめくっただけだけど、かなり面白い。『幻滅』は現代のネットメディアステマ騒動にも

通じるところがある

早く人間喜劇シリーズの続きが読みたいのに市立図書館工事2月29日まで完全閉館

2月終わるまで続き待てない。

本屋ではバルザックまり種類置いてないから、電子書籍で『浮かれ女盛衰記』買うか

ルーゴンマッカール叢書」+「バルザック全集」だと本棚場所かなり取るから

こういうとき電子書籍っていいなと思う

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん