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はてなキーワード: ノウサギとは

2023-01-03

RT卯年にちなんだ記事

「人のおかげで、彼らは全世界征服しました」:動物学者 - ウサギノウサギ、それらの類似点と相違点について

2022 年 123112:46

2023年東方、または中国黄道帯カレンダーによると、ウサギの後援の下で開催されます新年の前夜、RT は、M.V. ロモノソフ・パベル・クヴァルタルノフは、動物の種類、生息地、人間との相互作用について語った。

「月兎の伝説

月兎の伝説関係があると思います満月を見ると、その上にある月の海と呼ばれる暗い斑点からうさぎのようなシルエットが形成されます中国では、翡翠の乳鉢で不死のエリクサーを粉砕する月のうさぎについての古代伝説があります(それは数千年あります)。この伝説はいくつかのバリエーションさえあります

ウサギ世界中でどのくらい一般的ですか?また、ウサギ故郷はどこですか?

原則として、ウサギは元気だと信じている場所特別に定住しています。そして、彼らは荒れ地でも実際に生き残ることができます。荒れ地、峡谷の間、小麦をまくことができず、牛を放牧するのが難しい場所です。

ノウサギウサギは最も近い親戚です」
ノウサギウサギとどう違うのですか?そして、それらはどのように似ていますか?

ノウサギウサギは最も近い親戚です。それらは、げっ歯類に非常に近いウサギ目です。

ウサギノウサギ最初の違いは、ウサギは巣穴に住んでおり、ノウサギ原則として自由に走り、できる限り休むことです。自分たちで休むための隠れ家を手配できるノウサギがいます。たとえば、白いうさぎは雪に穴を掘ることができますしかし、すべてのノウサギとその最も近い親戚の中で、本当に深い穴を掘ることを学んだのはウサギだけです。キャロルおとぎ話不思議の国のアリス」で、主人公うさぎを追いかけて穴に落ちるといううさぎの穴について人々は知っています

-それで、うさぎには靭皮小屋があり、キツネには氷の小屋があったというロシアおとぎ話-これは真実ではありませんか?うさぎは本当に家を持っていますか?

さらに、ウサギ人間によって家畜化された唯一のウサギです。 

別の違いは、これらの動物生き方関係しています誕生直後、うさぎには毛皮と耳が見えますさらに、最初に生まれうさぎはすぐに母親から逃げ出し、兄弟姉妹が生まれる間、草むらに隠れることができます。そして翌日、このうさぎ母親がにおいを嗅ぎつけます。彼女は彼を養うために文字通り1日に1、2回彼を訪ねます。数分で、彼女は彼に非常に脂肪の多い牛乳を大量に注入します。そして日中うさぎはこのミルクを消化して成長します。実際、ノウサギミニチュアノウサギです。

赤ちゃんうさぎは、大人うさぎとはまったく異なり、完全に裸で盲目で惨めに生まれますしかし、彼は非常に急速に成長し、数日後にコートを着て目を開けます

大人動物を見ると、原則として、ウサギノウサギに比べて短く、足が短いです。ウサギは、ノウサギのような捕食者から逃げるために、大きなスピードを出す必要はありません。通常、ウサギ自分の穴から遠く離れず、近くのどこかで餌を食べようとします。そして危険がある場合、彼らにとっての主なことは穴に走ることです。そして、彼らはすでにあなたが隠れることができる非常に複雑な分岐システムを持っています

後略

以下、ウサギとのウサギ比較しながら足について、食事農家で飼うには手がかからないなど。

ちなみにペットショップではウサギ年にちなみウサギの値段が10倍になったという。

しかし、学者は、飼う準備が整っていない人にプレゼントしてはいけません。ということで締めくくられていた。

2022-09-12

anond:20220912143436

ゴーゴーカロゴン 走れ 二人 乗せて

ずぅとー 旅は続くーよ


篠原ともえは「ココロノウサギ」がおすすめ

ユースケ・サンタマリアKeikoと並ぶ大分ローカルスター黒歴史なんて気取ってるんじゃねえ

バンド名「ザ・ビンゴボンゴ」の話もスペースシャワーTVの話もしないくせに。

2021-05-15

anond:20210515004101

実家セミプロ農家だとあまり土いじり楽しそうにおもえない

農作物ってのはスチームを出す生体工場なんだよな、

収穫時期は手伝わされるがたいていクソ暑いし塩とかめちゃくちゃ欲しくなる

あと気候がだめ

うちは冬霜が降りて根が浮くし夏は30度超えるので適応した植物が少ない

有機栽培からネズミモグラノウサギあたりが芋を食う、実ものは鳥がくう。キジとうぐいすがほぼ住み着いてる(たまにひばりも巣を作る)

かろうじてイノシシ以上の大物は来ないくらいが取り柄か

プロもつながりがあるが、もし我が家の作物が売るほどうまくできてもそういうときは近隣もうまくできる気候

市場暴落してくるとトラクターで踏み潰さないといけなかったりしてとても面倒

まあ冷凍できる作物で冷凍設備が近くにあればまだましだろうがご苦労さまというイメージ

たまに踏み潰す前のをもったいないから1つ2つただで貰ってくることがある

 

トマトはうちではいまいち。ミニトマトなら大きめに生るしソース瓶詰めにしたりするくらいにはできる

ナス日本のたいていの場所で間違いない、ピーマンも植えてるけどそれは苗かな、夏はラタトィユ祭り

りんご果樹なかにまじってはいるがほかの果樹のほうがよくなる(ブルーベリーは5本くらい植えててジャム100瓶以上つくれて出荷してる)、あとキウイ狙ったがいまいちで切った。カキとビワ東日本なら間違いない。

どんぐり雑草判定。隣地から侵食し次第ぬくササとかの仲間

マイクロアスター花卉自分用だからバラクリスマスローズバラじゃない)と宿根メイン

ほおずきなし

ひまわりなし、顔がでかいのが趣味じゃないし勝手にふえるしで嫌われている。キク科多年草は植えてる、都わすれとか色違いで3種類はあるしアスター菊とかあわせて20種類くらいある。交雑しておもしろい色になったりするらしい。あとカモミールは浴用剤にするのに植えてる。

カンナなし

いちごほうれんそう?しらない。縮れ葉のことか?ほうれん草石灰必要だしそのわりにシュウ酸とか面倒でやらなくなったとおもう。寒風がひどいので葉物はサークレットになるもの中心。青梗菜ターサイとかが冬葉物では好調。100円ショップでもよく生るのえらんで時期ずらししてポット蒔きしてるかな

ハックルベリーたぶん植えてたとおもう。あとイチゴはずっと同じ場所で生る宿根化したのがある。ブラックベリービルベリーだかは切った。とくにビルベリーはあまり香りもないのに鳥のエサにしかならんくらいの巨木になった(はしごをかけないと収穫できないがそのスペースがない)ので切った。

ボン?しらん。聞いたらあるのかも。

忘れな草自分子供の頃青いのが好きで種撒いてもらったけど増え過ぎたら抜くっていわれてたうちに他に圧倒されていなくなった。

すみれ希望したらビオラか?っていわれた。まあ都市部にもはえから満足している。

 

つるむらさき たぶん植えてる、エジプトのアレもうえてる

えんどうまめというよりさやえんどう、さやいんげんはたしか植えてる。

サギナ・プラティアしらない

エルダーフラワー たぶん聞いたので植えてる

大王松 松食い虫が出るし刈り込んだり管理できないので植えてない。樹木マグノリアとかハナミズキコブシ?とツバキワビスケ)と大量のバラ

アセロラブーゲンビリア・藤 実家よりあたたか場所でないとそだたない。エンジェルトランペットあたりもか。

実家がよく苗を買うのはミニバラホームセンターで多数ぽっとによせ植えてある虚弱苗が300円程度で叩き売られててちょっと栄養やって株分けしたら12本にわけられたから花色わかったら友達にあげるとかやってる。

あとスイカバジルあたりもやっぱ苗だ。バジルはこぼしだねで継代すると近くに植わっている場合はしそやミントの味がまじってくるのだが、売っている苗にもそういうのが混じってる。送ってきてもらっても今年の苗は外れでした宣告しないといけないの申し訳ないな。

あと芋はいろいろ植えてる。じゃがいもは毎年できたやつの一部を次の種芋にしてる。里芋はあまり大きくはならないが生る。さつまいもは生るのだがもぐらやねずみにくわれ貯蔵しようにも低温障害にやられるのが悩み。近隣はシルクスイートがたくさん育っていてうらやましいようだ。暖炉毎日焼き芋たかったらしい。でも自分で植えるよりそれこそ低温貯蔵庫のある近隣が安く出荷してくれるので買うことにした年もあるらしい。それでも毎年安い苗があれば買ってトライしている。

  

都市部しろ田舎しろ水と日当たりと温度と風通しとあとできれば肥料があえば植物勝手に育つらしい。

けど都市部は夏の「風通し」確保は無理だろうな。水も夏の水道代が毎日大変だったので井戸をほった。

温室、農薬トラクターなどつかいはじめたらみえてくるものもかわってくるんだろう。

2020-11-13

anond:20201113140843

言われて気づいたんだが、鳥獣戯画に描かれてるウサギって、九州から本州に広く生息する一般的な「ノウサギ」じゃなくて、「トウホクノウサギ」(耳の先が黒い)なんだな。なぜだろう?

2020-10-12

anond:20201012122849

動画カメラは見た! 実は肉食系でもあるノウサギ

天敵であるはずのカナダオヤマネコや仲間の死骸まで食べる理由

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/011600036/

見えないところでこっそり肉食ってんだよ

2019-06-10

anond:20190610114354

日本の獣肉食の歴史 - Wikipedia

狩猟時代

旧石器時代花泉遺跡からハナイズミモリウシ(野牛)、原牛、ヤベオオツノジカ、ヘラジカナツメジカ、ナウマンゾウノウサギなどの化石が大量にまとまって発見され、これらの骨には解体痕があり、また骨角器と、敲石と思われる使用痕のある石器も発見された。これらから花泉遺跡狩猟による動物解体し食肉を得たキルサイトと考えられている。また長野県野尻湖立ヶ鼻遺跡も、ナウマンゾウとヤベオオツノジカを主としたキルサイトと考えられている。東京都野川遺跡などからは礫群や配石(置石)が発見されている。礫群は焼けたこぶし大の石が数十から百個ほど1ヶ所にまとまったもので、動物質の有機物が付着したもの発見されている。礫群は食肉を焼くのに用いたと考えられている。当時は更新世氷河期で、日本列島の大部分は亜寒帯性の針葉樹林が広がっていた。植物性食品は乏しく漁撈は未発達なため、ビッグゲームと呼ばれる大型哺乳類狩猟を主とした食肉に依存する生活と考えられている。

2018-06-18

あんまり語られないズートピア批評

こないだのズートピア見ました?いい映画でしたね。


ストーリーを知らないという方は、検索したら出る。そんなに難しくない。


高度に進化した文明をもって、動物たちがそれぞれ共存している都市ズートピア』。そこでノウサギのジュディが警察官就職するんだけど、いろんな差別偏見と闘いながら問題解決していく、って感じ。ざっくりいうと。


さすがディズニー作品という感じで、すごくいいエンターテイメント映画でもあるんだけど、公開当初によく言われたのが、「人種差別メタファー」とか「『ズートピア』はアメリカ比喩だ」とかだった。

しかに、当のディズニーはそんな説教臭いメッセージを込めたとは言わないだろうけど、見ればわかる。

アメリカという社会がかかえる問題が、いろんな差異(肉食/草食、体格、生息地など)をもった動物共存とその問題として描かれている。

しかも公開当時の2016年が、トランプが「メキシコとの国境に壁を作る」とか言ってた時期だったから、余計に刺さったわけ。



で、この間テレビ放映見てたら、もう一つ、新しく気になった点があった。



ここからは若干ネタバレになるが、劇中で肉食動物が突然凶暴化して野生化する事件が起こる。


それをジュディが上司に報告すると、水牛いかつい警察署長がこう返す。

「おい、いまは石器時代じゃないんだぞ。我々進化した動物が、また野生化しただと?冗談はよせ」

まあうろ覚えなんだけど、こんなことを言うのね。



さっきも言った通り、『ズートピア』は主人公のジュディの姿を通して、周りの動物たちが持つステレオタイプ(そして人間もつ偏見)をあぶり出すという構造で描かれる。


だとしたら、さっきの台詞人間至上主義への批判なのかもしれない。

人間はほかの生物(=野生であり、けだもの)とは違う」、さらに言えば「神から与えられた理性という特権」という信仰

人種問題という人間同士の問題への批判だけでなく、人間のもの(というかおもに西欧社会)がかかえてきた誤謬すらこの映画批判しているのではないかと、そう思ったのだ。



文明化、進化、理性といったものは、不可逆で定向的だといまだに多くの人に思われている。


一度達成された工業化民主化といった文明サルから人間への進化成熟した理性というのは「あるべき方向性」をもっていて逆戻りすることはない。


そしてその法則を外れた、あるいはそのレールに乗れなかったものは「野蛮」であり「けだものである

そうした考え方はたしか思想科学の上ではすでに否定されていたことだ。



しかしそれがディズニー映画の中で意図的に行われたとしたら、これはかなわない。えげつない映画だ。



……だがそんなメッセージ物語の『主題』としては出てこない。まあ俺の勝手思い込みである可能性は十分にある。


でもやけに台詞が「聞かせる」トーンであり、物語の進行にさいしてはやけ冗長な気がした。

2014-09-09

[]ノイヌ

○湯山勇君 この前にお尋ねしておつたときの御答弁について、なお疑義がございますのでお尋ね申上げたいと思います。それは例の狩獵法の「ノイヌ」、「ノネコ」ですね、これはどういうふうになつているか、もう一度御説明頂きたいと思います

政府委員楠本正康君) この「ノイヌ」「ノネコ」いずれも野犬その他の犬を意味いたしておりませんし、又猫とも全然別なもので、種類の違うことを意味しております。従つて狩猟法は犬及び猫には適用がないものと考えなければなりません。

○湯山勇君 ところがこれは林野庁長官から各府県知事に出ております通牒によりますとそういうふうにはなつていないのです。これは愛知県知事からの問合せに対して昭和二十五年十二月二十八日林野第一万六千九百九十九号を以て回答したのには、そういうふうにはなつていない。でこの「第一条のノイヌとは山野に常棲する犬をいう市街地村落に棲息する所謂野良犬はこの範疇には入らないものと解せられたい」と、こういうふうになつておりまして、結局この畜犬が山に入つたもの、種類としては同じものを指しているわけです。林野庁のほうの見解としては……。そうすると種類が違うというのじやなくて、ただその棲息の場所が違つただけであるのです。そうなりますと薬殺の場合に非常に問題になつて来るのじやないか、こういうふうに考えるのですが。

政府委員楠本正康君) 私この「ノイヌ」の見解を、動物園古賀園長に実は尋ねたわけであります古賀園長はこれは全然もう種類が違うものである。そしてすでに日本には現在はこの「ノイヌ」というものは残念ながらいなくなつたということを伺つておりますが、なお併し只今御指摘のような林野庁見解等については、更にその点を質してみたい考えでございますが、なお実際に薬殺するというような場合に、山野の、人里離れた山野等において薬殺することはこれは考えられませんので、実際に人畜に傷害を与える犬を、つまり薬殺する意味であります殊に現に狂犬が出て、真に緊急上止むを得ない場合に限つておりますので、さような観点からいたしましても山野適用されることはあるまいと、かように考えておる次第であります

○湯山勇君 今の見解動物園長のお話だつたということですけれども、これは園長も恐らく若干勘違いしておられると思います。と思しますのは、学名じやなくて和名ですね、日本名前というのは、いろいろな文献見たのですけれども、やはり「ノイヌ」という名前はありません。「山の犬」となつているのはあります。「山犬」若しくは「山の犬」、まあですから「ノイヌ」というのは、やはり林野庁の言う見解に立つたほうが、この法の適用から言つても間違いないと思います。そうでなければ今部長の言われた処置もできなくなると思いますので……。

 なお都市の中には、都市の真ん中に山がある、例えば私の郷里松山なんかは市の真中に山があります。そうしてその山の中に相当多数の畜犬の野性化したものがいるのです。そうしていわゆる野良犬がそれに入り込むということもたくさんございまして、このことは、やはり林野庁との間にはつきりした見解統一をなさるのと、そうして今のように山に入ることはないというけれども、事実そういうこともあるということも併せて一つ事施上においては御検討頂きたいと思います

第019回国会 厚生委員会 第30号

昭和二十九年四月十九日(月曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/019/0790/01904190790030c.html


○湯山委員 この問題は、ここで議論するにはあまりにもばからしい問題ですし、これでは話になりませんから、あとでもう少しはっきりするようにしたいと思います

 今度資料に直接入ります。たとえば狩猟鳥獣で、これも私はいいかげんな解釈をしておられるように思うのですが、狩猟鳥獣にノイヌ、ノネコというのがあるのです。これは何でしょうか。ノイヌ、ノネコという種名を持つ動物日本にございますか。まずそれから伺います

○若江説明員 ノイヌ、ノネコは、元来は家畜でございましたものが野性化いたしまして山野に自生いたしまして、野山におるというのを、のら犬、のらネコ等と区分いたしまして、この場合イヌ、ノネコと称しまして狩猟烏獣に入れておるわけでございますが、アメリカあるいはカナダ等におきましてはこれらをファーラル・ドッグあるいはファーラルーキャットというように区分いたしまして、やはり狩猟鳥獣にいたしておるというような例もあるわけでございます。それにならいまして野山に自生しておりますイヌ、ノネコ狩猟鳥獣に入れておるわけでございます。ただしこれは動物学上の分類では区分がないわけでございます

○湯山委員 これはいつお入れになったのですか。

○若江説明員 たしか昭和二十二年に狩猟鳥獣に加えたというふうに考えております

○湯山委員 昭和二十二年というのはちょうど占領下であって、そういうことがよくわからないで向こうの法律をそのまま訳したのではございませんか。

○若江説明員 先ほど申し上げましたように諸外国の例等に徴しまして加えたというふうに考えております

○湯山委員 東京にノイヌがおりますか、あるいはノネコがおりますか。

○若江説明員 東京都下にはおりません。

○湯山委員 もう一ぺんお聞きします。東京都下にいるのかいないのかはっきりわからないのですか。どうなんですか。

○若江説明員 のら犬、のらネコはおりますけれども、ここでいうノイヌ、ノネコはいないと思います

○湯山委員 それではどこにおったのでしょうか。それが狩猟されたという報告がございますか。いただいた資料にはそういうノイヌ、ノネコ狩猟されたというのは一つもないのですが。

○若江説明員 お手元に差し上げました資料の中には明記しておらなかったかもしれませんけれども、狩猟統計には狩猟された頭数があるわけでございますので、必要でございましたら、後刻年次別の頭数を御提出申し上げたいと思います

○湯山委員 ほんとうに統計がございますか。

○若江説明員 ここに持ち合わせておりませんけれども、あるようでございます

○湯山委員 ノネコというのもございますか。

○若江説明員 ノネコにつきまして資料を手持ちいたしておりませんが、あとで調べまして、お答え申し上げたいと思います

○湯山委員 ノイヌ、ノネコ以外の犬、ネコ狩猟すれば違反になるわけですね。これはどうですか。

○若江説明員 狩猟鳥獣として指定されておりますイヌ、ノネコ狩猟期間外に狩猟いたしますと違反でございます

 なお先ほど資料の手持ちがないので御答弁申し上げかねましたが、三十五年度の有害鳥獣駆除の中には、ノイヌ、ノネコがそれぞれ八頭ずつ上がっております

○湯山委員 狩猟期間以外、それからイヌ、ノネコ以外の犬、ネコ狩猟すれば違反になるというけれども、狩猟されたものでノイヌ、ノネコ普通の犬、ネコ区別がつきますか。つまり店先につってあるそれを見てその区別がつきますか。

○若江説明員 判別は生息状況によって識別するのが最も判然とするのでございますが、これが店先に並べられたときに、どれがのらネコで、どれがノネコかということは、判別が非常に困難であろうかと思いますが、医学的に胃袋その他を検査して、食性の種類等で判別しなければならぬのではないかというように考えます

○湯山委員 これは私、妙な問答をしようというつもりじゃないのです。こんな名前を残しておくことは不合理だ。これは今おっしゃったように判別困難だ。解剖して内蔵を見ればわかるだろうといってもわかるものではありません。そういう答弁じゃ何のために質問しておるかわからないので、そういうことをお尋ねしておるのじゃないのです。こういうわけのわからない、種類の名前でもないようなものはこの中からのけなければならぬでしょう。そうしてその野生化したもの人畜に害を加える場合があります。これはさっきおっしゃったように、ちゃんとはっきり野犬狩りとか、野猫狩りというのがあるかどうか知りませんけれども、そういう方法でやらないとできるものじゃないのです。あなた方のいうノイヌだって本来これは人になつく性格を持っていますから、野生化した犬だって、連れてきて飼えばけっこう役に立ちます。そうして非常に利口です。だからその区別をつけようたってつきません。私の家はちょうど松山城山の下にありましたから、よく知っておりますが、あなた方の言うノイヌの子をとってきて飼うと、とてもいい犬が育ちます。そういうことですから、おそらくこれはアメリカあたりのほんとうの野生の犬というものとそれとをごっちゃにしておると思いますので、そういう判定もできないし、ことにそれによって処罰を受けるというときに、こういういいかげんなものを並べておくというのはよくないことだ。これは考えなければならない。そうでないと困るのじゃないでしょうか。

○若江説明員 仰せのようにノイヌ、ノネコとのら犬、のらネコとの識別は非常に困難でございますが、野生いたしておりますイヌ、ノネコがいるということも事実でございます。この際これを狩猟鳥獣からはずしますと、ノイヌ、ノネコ等の狩猟に事かりまして、山野にこれを狩りに行くということになりますと、狩猟秩序を乱すということにもなりかねませんので、その点は先生の仰せのように、識別を十分行なうように考えて参りたいと思いますが、大へん困難な点はありますけれども、従前とも入れておりますし、ここでこれをはずすという特段の理由もありませんので、従前通り入れて参りたいと考えております

○湯山委員 はずす理由がないという理由がわからないからお尋ねしておるのです。はずさなかったら今のように困るじゃありませんか。

○若江説明員 特にこの二種類を加えておりますために大きな障害があったという事例もないわけでございますし、今後ともそういうことのないように私の方でも運営して参りたいと考えるわけであります

○湯山委員 障害は、こういうふうにお尋ねしてもはっきりお答えができない、また狂犬病問題とも関連して参ります。そのほか関連するところ大きいのです。ネズミにはちゃんとノネズミという種類があるのです。ところが国の法律でノイヌ、ノネコというのがちゃんとあれば、これはずいぶん迷わしますよ。だからあって益なきものはやはり害があると見ていいわけなんですが、どうですか、これをのける意思はありませんか。

○若江説明員 先ほど来申し上げておりますように、これを直ちに除外するという考えはございません。

○湯山委員 それじゃ、めんどうになりますが、もう少しお尋ねしてよろしゅうございますか。

 この犬、ネコの野生化したものですね、これは一体どの程度野生化したものをいうのですか、飼っている親が山に入って、山で生まれたその子はもうノイヌですか。それがたとい町へ出てきても、あるいはどこをどう通っていても、ノイヌというのですか。

○若江説明員 野生のノイヌからまれましたいわゆる子犬でございますが、これは獲物を山野で得て、山野で自生していくという状態におきましては当然ノイヌと解しております

○湯山委員 山からたんぼに出てきたらどうなるのですか。

○若江説明員 その行動範囲の中でたんぼ等へ出て参りましても、ノイヌであるということには変わりはないというふうに考えます

○湯山委員 それじゃ家の中に入ったらどうなりますか。

○若江説明員 家の中に獲物を探しに来るという場合もあるいはあろうかと思いますが、それはたとえばイノシシが獲物がないために里山に来るというのと同じような現象であろうと思いますので、同然でございます

○湯山委員 だから間違いを起こすのです。イノシシというのはイノシシという種類です。動物園の中にいようが、山の中にいようが、家の中にいようが、イノシシというのは動物の一つの極数の名前です。ところがあなたは、ノイヌというのは固定した種類の名前でなく、生息の状態であると言う。だから家にいたらどうなるか、田の中にいたらどうなるか、山にいたらどうなるかをお尋ねした。そうしたら今度はどこへ行ったってノイヌはノイヌだ――今度は種類になったのです。それならノイヌとはどういう種類ですか。またもとへ返りますが、どうなんですか。

○若江説明員 もともと山野におりまして、生まれ子供たまたまたんぼに来た、家の付近まで来たというのは、行動半径の中で行動したのであって、本来終始山野生活している限りにおいてはノイヌであるというふうに申し上げた次第であります

○湯山委員 違うでしょう。今おっしゃったのは家の中に入ってきてもノイヌはノイヌ、だとおっしゃったのですよ。さっき私が申し上げたのはそれなんであって、あなたのいう意味のノイヌの子を飼えば、とても利口でいい犬ができます。それでもノイヌですか。生まれたのは山で生まれたのです。飼い方だっていろいろありますから、主た飼い方で聞かなければならぬことになるわけです。

○若江説明員 狩猟家がノイヌとりまして自分の家で飼養するということになりますと、それは飼養鳥獣でありますので、自己の支配下で飼養されているノイヌであるというふうに解釈されます

○湯山委員 そうすると、はっきり言ってノイヌというのはどこにどうあってもそれは撃っていいわけですね。

○若江説明員 先ほど来申し上げておりますいわゆるノイヌ免許者が期間中に撃つということは当然よろしいわけであります

○湯山委員 ですから人の家の中にいてもいいわけですね。

○若江説明員 欄、柵、囲障あるいは人家等で狩猟するということは禁止されておりますので、撃つわけには参りません。

○湯山委員 私はそういうことを尋ねているの、じゃないのです。つまり狩猟対象になるかということを尋ねておるわけで、今大へんな間違いを犯しておるというのは、その生息の状態だと言われたのが、今部長の御答弁ではだんだんつの品種になってきておるのです。よろしゅうございますか、品種でないものだんだん今の御答弁でも、どこにいてもノイヌはノイヌだ、今のように別な規定考慮に入れればどこで撃ったっていいんだ、こういうことまで変わってくれば、もうそれは、はっきり一つの品種になっているのです。大へんな間違いですから

○若江説明員 最初に申し上げましたように、ノイヌという区分動物学上にはないけれども、それが生息の状態からしましてノイヌと判定せられる犬がおる、それを狩猟鳥獣の中に入れておる、そのノイヌたまたま山野から田畑付近まで現われてもそれはまだノイヌであろう、こういうふうに申し上げた次第であります

○湯山委員 あろうじゃなくてこうこうだということが明確でなければ、間違ったら狩猟法違反に問われるわけです。罰金をとられるわけです。だからそういう不明確なものは明確にする責任があります。ところが明確にしようたってノイヌ、ノネコに関する限りは明確にしようがありません。私は前に古賀園長にもこれは聞いたことがあるのです。そんなことはわからぬとはっきり言っておられる。よろしゅうございますか、ほかの動物学者に尋ねてみましても、それはわからない、こう言うのが常識です。もしあなた方がこの法律の中にある言葉からあるいは規則にある言葉からというので統一解釈をおつくりになっても、ほかでは通用しません。その証拠には、狩猟されたもので、はたしてノイヌであったかどうかという区別はつかないのですよ。ことに今おっしゃった内臓を抜いて皮と目だけにしてつっておけば、絶対区別がつく人はないでしょう。どうなんです、区別がつかないでしょう。

○若江説明員 内臓を抜きまして皮だけぶら下げたというふうな仮定の問題では、ほとんど識別が至難であろうとは思います

○湯山委員 そして同じようにノウサギというのは種類の名前です。だがわかります。見ても区別がつくのです。そういうノウサギというのは区別のつく種類でいいのです。ノイヌというのは区別がつかない。ましてノネコに至っては全くわからない。それをなお個室されるところにこの法律がまだ脱皮していない。私が申し上げたのはそこなんです。白痴、瘋癲という、わけのわからない言葉がそのまま残っている。そしてノイヌ、ノネコというようなものが、まだどうもあるようなことになっている。そういうところに不徹底さがあるから、それで抜本的に考えなければならぬのじゃないか。今のようなお考えだとほんとうの鳥獣保護はできませんよ。取り締まる人にもわからないのだから白痴、瘋癲なんて、読んでも法律もわからない。そしてまだかたかな書きでしょう。これはどうですかね、こういうことにこだわって、そういうお考えでほんとうに鳥獣保護をやっていこう、狩猟適正化をやっていこうなんて、できますか。そういうお考えがなお残っておって、はたしてできるかどうかです。できないでしょう。

第043回国会 農林水産委員会 第17号

昭和三十八年三月十二日(火曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/043/0408/04303120408017c.html

 
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