はてなキーワード: タミフルとは
インフルエンザが流行っている。今流行ってるやつは、高熱のあと咳が長引く、というものだ。
で、思ってしまった。これってコロナなんじゃね?コロナにインフルって名前つけてるだけなんじゃね?
インフルってことにすれば、パニックは起きないし保証も対策も(コロナほどには)しなくていい。結局罹ってしまえば家で寝てるしかない、っていうのはコロナもインフルも同じ。治療的にもタミフル出すかどうかくらいしか違いはない。
ワクチンで使いまくってしまった保険料や税金の穴埋めをするためとか、第何波で自粛要請するのしないのというゴタゴタを起こさないために、なんとかコロナって言う単語を使わずにするための陰謀なんではないか、って思ってしまった。
でもこれってもう陰謀論そのものだから、誰かに否定してほしい。陰謀論者なんつーめんどくさいものになりたくはないのだ。だからすまんがだれか今流行りのインフルはコロナと明確に違うんだっていう科学的な根拠を見せてもらえないだろうか。反論しないから。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、150円引き如きで普段来てない耳鼻科に来てんじゃねーよ、ボケが。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で耳鼻科か。おめでてーな。
よーしパパタミフル頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、150円やるからその席空けろと。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、アレグラで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
得意げな顔して何が、アレグラで、だ。
お前は本当にアレグラを飲みたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
耳鼻科通の俺から言わせてもらえば今、耳鼻科通の間での最新流行花粉症薬はやっぱり、ビラノア、これだね。
ビラノアってのはけっこうな効き目がある。なのに眠気も少ない。これ。
で、それにモンテルカスト(鼻腔通気抵抗などを抑制)。これ最強。
長年研究した結果、関係なかった。みたいな発表を見かけたような。
かぜひいた時にみる変な夢みたいな感じなんかな
タミフル内服と異常行動の因果関係が否定されました。|援腎会すずきクリニック|福島県郡山市|人工透析|泌尿器科|透析液清浄化 https://enjinkai.com/blog/2018/10/06/post7330/
インフルエンザの異常行動 タミフルとの関係は?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200102-00156919
USATODAYというアメリカの大衆紙がファクトチェックしてる。単に効くかどうかが気になる人は、こちらを見てみるとよい。
このデマの出所は不明なのだが、人から人へと伝わるうちに様々な理由付けがなされており、その中に含まれる「連想」が面白いので、少し調べてみた。
デマは、全てが突飛な間違いではなく、「一個一個は正しい情報だが、誤った繋がれ方をすることで、全体として間違いの情報」になっている。
そして、この「謝った繋がれ方」を補佐するのが、人間の持つ「連想」なのだ。
この記事では、このデマにどのような連想が含まれているかを推察する。
松葉にシキミ酸が含まれているのは確からしいが、他の植物に比べて特別多く含有しているか、という正確な情報は見つけられなかった。
ただ、あくまで原料であって、シキミ酸から10回の化学反応を経てオセルタミビルが作られるため、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質である。
上記の通り、シキミ酸とオセルタミビルは全く別の物質なので、インフルエンザには効かない。
タミフルが新型コロナウイルスに有効だった、という研究や臨床結果は出てきていない。
ここでは、「抗ウイルス薬であるタミフルが、他の抗ウイルス薬(インベルメクチンなど)と同様に新型コロナウイルスに効くのではないか?」という連想が含まれている。
ただ、タミフル起点で連想が始まったとすれば、むしろタミフルの原料の植物として有名な八角(トウシキミ)に行きつきそうな気がする。
どちらかといえば、「松葉茶」を起点として連想が始まり、タミフルへこじつけた、と考えるべきか。
培養細胞など、試験管レベルではコロナウイルスの複製を抑制する効果があるとの研究はある。
ただ、臨床レベルでは、効果がなかったとする論文や、効果はあったが副作用がきつすぎて使用を中止した、という小規模な研究があるだけで、現状では何とも言えない。
松葉茶にスラミンが含まれているという情報は見つからなかった。
なので、松葉茶にスラミンが含まれていても効果はないと思われる。
そもそも、スラミンは腎毒性があり副作用が強い。スラミンが作用していたとすれば、松葉茶を飲んだ人から健康被害が報告されるはずだ。
松葉茶は韓国・中国・北米などで昔から飲まれていたお茶で、健康被害もそれほど報告されていない。安心して飲んでいい。
こちらは、本来含まれていないスラミンが松葉茶に含まれていることになる。
これも、先に「松葉茶が新型コロナウイルスに効く」というデマが起点となり、そこからスラミンにこじつけられた、と考えるべきか。
別で「スラミンが新型コロナウイルスに効く」というデマが存在しているようで、それと結びついたようだ。
エクソソームとは、細胞間で免疫情報などを伝達する小胞のこと。
細胞がウイルスに感染したり、がん細胞になったりすると、そのことを周りの細胞に伝えるために排出される、らしい。
エクソソームは、尿や涙などにも含まれており、これを使ってワクチン接種後の抗体がどの程度行われたかを測定する研究も行われている。
そんな研究はない。
そもそも、エクソソームは上記の通りのもので、別に毒でもウイルスでもない。
そんな研究はない。
これは特に根拠がない推論だが、おそらくアメリカで健康食品として知られていた松葉茶が、「健康にいい=新型コロナウイルスに効く」という連想がまずなされた。
次に、「新型コロナウイルスに効く」というイメージから、他の「新型コロナウイルスに効くもの」→スラミンやタミフルなどへ連想が行われ、それらが「新型コロナウイルスに効く理由」として紐づけられたのだと思う。
情報を精査する場合には、個別の情報が正しいかだけでなく、それらが正しく繋がれているかにも着目する必要がある。
人間は「連想」を「繋がり」と勘違いしやすい。デマを見ると、都市伝説のような連想によるつながりを観察できる。