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2022-06-19

ゲーム】Wolfstride -ウルフストライド-

タンクさん戦が一番大変だった

 回復が多い

雰囲気絵柄キャラクターみんなすごい素敵

 グレンラガン大好きマンが作ったのは分かった

イベントセリフを音声読まないと進まないとか街周回とかもうちょいスキップできたらな〜ってとこはちょいちょいあった

主人公さん、最初はスカシ感傷タイプかと思いきや物語が進むにつれシェードP(アイマスのP)じゃん…ってなった何だかんだいっても面倒見よいし初見で「なんやこいつ…」からの「あいつはやるやつだよ…」マンじゃん…(ZZさん・コンビニお姉ちゃん・前妻デートおじいちゃん)

価格以上の価値ありあり 

 インディーズゲームでこの値段で5GBはびびる

何だかんだロボット戦は楽しい

 チマチマパーツ組みなんてやるかよォ!って思って  

 たけどやらないと勝てないからやると楽しい

ナイフさん、屈託なく産まれ持ったスペックが全方位に高い 

上半身裸にアロハシャツ羽織る奴の前職が銀行員とかあざてぇ〜 日常パート戦闘時のギャップあざてぇ〜 世界一位とって即引退とかファンこじらせさせるのやめて

・全キャラを63日の間で確実に好きにさせる手腕、すごすぎ

・街周回めんどくせえとかスキップ要素増やして欲しいとかシェードPの感傷パート長すぎィとかあれなところはあるけど好きか嫌いかって言われると好き

ラストのみんな街から離れて各々の道を行くのさみしい感じだけど好き

2021-07-27

体育大嫌いだったなあ

教師がその競技必要動作を見本として数回見せる

e.g. レイアップシュートの見本を見せる

そのまま皆の前でテストをやらされて、みんなできるのに自分だけできなくて惨めな思いをする

e.g. 1つのゴールに数人の生徒で集まって各々練習する

試合をやらされ、自分と同じチームの人に申し訳ない気持ちで参加する。私と同じチームになってしまった子に「うわあ…」みたいな反応をされる

e.g. バスケ試合をする

ここまで受けてきた惨めな気持ちと恥ずかしさと諸々で体育をどんどん嫌いになっていく

(おまけ)

発育が早く高身長だったので初対面で「バスケ/バレーやったら?」と言われまくるも実力を見られがっかりされる

同様に例えば自転車練習をするにあたり「こんな大きい子がまだ自転車なんて練習してる…」なんて思われてそうな気がしてくる(被害妄想ではあるかもしれない)(逆に誰にも見られない場所で反復練習できる勉強は好きだ)

図体はでかいのにまるでゴミみたいな運動神経なのが恥ずかしい

そりゃあ練習しろよって言われたらそれまでなんだけど、とにかく皆が当たり前にできることが自分はできないこと、それが周りの皆に知られてしまうこと、さらに私なんかと同じチームになった子に不利益を与えてしまうことが辛かった

あと上記の話とは全然違うけど持病で水泳に参加できなかったとき、体育の時間代替で持久走をやるのに加えて課題として運動に関する資料ピッチ走法がどうとかストライド走法がどうとか)を原稿用紙30枚くらいにまるまる書き写す課題が出されて教師のあまり脳筋ぶりに引いたこともある(ちょうど受験シーズンだったから本当に時間無駄で辛かった)

とにかく体育に対する恨みは尽きないが、とりあえずスポーツ観戦は好きなので五輪は楽しみます

2021-05-18

アイディアなんて誰でも出せると言ってるやつがウマ娘(初期)を作る

ウマ娘(初期)と今でコンセプトに大きな変化はない。

美少女化した歴代レジェンド競走馬サクセスで育成し、勝利するとライブが見られる」

これは今でも共通してる。

でも初期ウマ娘を見て誰もが思ったのは「まったくっそつまらなそうな企画始まったな……」だった。

まあそれもそのはずで、アニメパートゼッケンをつけた体操着のネーチャン達がかけっこしてるだけで躍動感なんてなかったし、ゲームパートプリンセスメーカーじみた「ギャルゲープレイングの余地をつけた」程度のモノだった。

3Dもノッペリとしていて、全体として間延びしたフワっとした作品だった。

これが「アイデアなんて誰にでも思いつく。無価値だ」と言ってる人間しかいない職場で作れる作品限界だ。

だがここに

「超絶ストライド走法によるスピード感演出

「育成とレースランダム性を徹底的に増やして飽きさせないようにする」

モブの数をコレでもかと増やした上でそれぞれに固有の顔と名前を与えることで世界観を肉付けする」

といったアイディアが加わることで、作品に芯と呼べる部分が出来ていく。

アイディアを一つ思いつく」のは確かに誰でも出来るかも知れない。

だが「今あるアイディアに組み合わせるべき別のアイディアを思いつく」のは誰にでも出来ることじゃない。

そういうのは結局は既存のなにかの平行移動ではあるのだが、それだって「これにこれを組み合わせよう」と思いつける事自体アイディアになる。

アイディア一つでたどり着けるような所にはせいぜい80点レベルのものぐらいしかない。

たとえばテトリスだってブロックを4つ繋げた物の中に、一つだけ真っ直ぐ4つにつながった棒があり、それを使うことでのみ最高得点が出せる」という要素がなければここまで流行らなかった。

完成品のテトリスをすでに知ってるからそんなの当たり前だと思ってしまうんだろうが、これはいくつかのハードルを超えた先にある立派なものなんだ。

大抵の……アイディアというものを軽んじる多くの人間テトリスを作らせたら、ブロックの組み合わせから一本棒を抜いてしまう。

だってそれは余りにも歪で……異常なものからだ。

考えうるパターンの一つとして思いつくことが出来なかったり、思いつきはしたが例外に過ぎないと削除する。

また、「一度にたくさんのブロックを消すほど点が増える」という要素をそもそも考えなかったりする。

「4段同時に消したら点数が沢山入る」という話を聞いて「そりゃそうだよ。だって1段の4倍の点が入るんだもの」と考えてしまうのだ。

それどころか「4段分の点が一度に入るんだからボーナスなんて必要ないだろ?十分じゃないか」なんて口にしたりする。

そういった人間からは爆発的なブームを起こすようなテトリスは産まれない。

テトリスの根幹にあるのは「4段同時消しが出来たら凄い点数が入るけど、それを狙いすぎると難易度が跳ね上がる」ということなんだが、アイディアというものに大きな価値を見いださな人間テトリス本質を「ブロックを並べて消すもの」としか思ってない。

2018-01-12

まりにも好みの男の話

恋を消費する若い女なので、ときどき所謂ワンナイトラブやらかししまう。叩くなら叩いてくれ。ぜんぜん平気、私の身体も心も、誰に何をされようと私だけのものから

12月某日、私は私より美しい女友達と2人で渋谷に繰り出していた。友人は黒髪のロングヘアに柳眉で明らかな美女なのだが、性格がほどほどに悪い。奥渋の居酒屋焼酎水割りを飲みながら、友人は「別のお店に移動しよう、お兄さんにおごってもらえるような所がいい」と言い放った。美女なのでサマになっており、彼女と一緒なら私もおごってもらえることは確実だったので、「いいよ」と返事をした。

声をかけられたのは、お店を出てから3分後。美女の脅威を思い知る。声をかけてきた男性は、私たちよりざっと20以上は年上かと思われる2人組だった。彼らの顔は友人を見るなりパッと華やぎ、私に視線を移してちょっと暗くなった。

「2人、何してるの」「この人、テレビマンなんだよ」「タクシー代出すから、どっかで飲もうよ」

想定していたよりだいぶお兄さんだなと思ったものの、私と友人は彼らについて行くことに決めた。すると、後ろから背の高い男が寄ってきて、男性グループに合流した。3人組だったらしい。後から来た男はおそらく2人よりずっと後輩で、1軒目の飲み屋で切ったと思われる領収書を最年長の男に手渡していた。

この、後から来た男というのが、とにかく、すごく、あまりにも、私の好みにぴったりだった。「生理的に無理」という言い回しがあるが、この人はその逆だ。この時点で、私は彼の見た目しか知らない。それでも直観的に、「この人に抱かれたい」と強く思う何かが彼にはあった。俗にいうイケメンとか、芸能人の誰かに似ているとか、そういう感じではない。とにかく見た目がべらぼうに好みだったのだ。

私たちは近くにあったバーに入り、5人でテーブルを囲んだ。ゴミのような慣習に則り、最年長の先輩を私と友人が囲む。あまりにも好みの男は私の対角線に座った。初対面の男女5人の飲み会は、初対面の男女5人の飲み会らしく滞りなく進んだ。最年長の男性は、自分が手がけた大きな仕事や、友達だという芸能人名前を教えてくれた。私はテレビを持っていないので、その芸能人を詳しく知らなかった。次に年配の男性は、AV男優をやっていますと言った。へー、と答えた。あまりにも好みの男は、「コイツ医者だよ」と他己紹介されていた。安心できる嘘だったが、あまりにも好みの男を前にすると、何の仕事をやっているかとか、どんなに有名な友達いるかとか、ギャグセンスあるかないかとか、そういうあれこれはすごく些末なことに感じられた。

1時間ほど飲んだあと、年長の男が「場所を変えよう」と言い出した。目的地はすぐそばだったが、タクシーで行くことになった。普通タクシー大人5人は同時に乗れない。友人は年配組2人にがっちり囲まれており、私とあまりにも好みの男は渋谷の街に取り残された。とくに美人ではない私の処理係になってしまったであろう彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。あまりにも好みの男は、僕たちは歩きましょうか、と提案してきた。私とあまりにも好みの男は、2人で黙って街を歩いた。彼は身長が180センチを優に超え、どちらかといえば痩せ形だった。顔つきは若かったが肌はところどころざらついていて、年齢は30代も半ばを過ぎた頃に思われた。細い目に長いまつげがびっしりと伸び、少し離れてみると瞳の中がほとんど真っ黒に見える。まっすぐな眉は目とほとんど同じ太さで、高い鼻梁のわりに口は目立たなかった。あまりにも好みの男は、大きな犬のようだと思った。セント・バーナードとかボルゾイとかシェパードとか、ああいった類の大きくて豊かな毛並みの犬。中森明菜の歌に「ストライド長い脚先」の男と「そのあとを駆けるシェパード」というのが出て来るが、その2つを融合させたような感じだ。このまま彼を誘って道玄坂ホテルにでも消えたい気分だったが、タクシー拉致された友人が心配だったので3人が待っている店へと急いで向かった。あまりにも好みの男とはほんの少しだけ会話をした。大学では何を専攻してたんですか。僕は社会学科でした。ああそうですか。医学部じゃないんですね。

無事に3人と合流し、初対面の男女5人の飲み会は、初対面の男女5人の飲み会らしく滞りなく終わった。泥酔した最年長者は友人に万札を握らせ、私のことはいないものとして扱った。残りの男性2人は便宜的に私たち2人のどちらとも連絡先を交換した。私は友人と2人でタクシーに乗った。タクシーの中で友人に、「2軒目に歩いてくるとき、あの背が高い人と何話したの」と聞かれた。「ほとんど話さなかったよ」と答えた。あまりにも好みの男があまりにも好みであることは友人には最後まで黙っていた。

次の日、あまりにも好みの男から便宜的に連絡があった。あたりさわりのない文章で、昨日はありがとうとか、先輩が酔っててごめんねとか、また飲もうねとか書いてあった。2秒で便宜的な返事をした。こちらこそありがとう、楽しかったです。よければ、今度2人で飲み直さない。はい、いいですよ。来週末は予定どうかな。金曜の夜ならOKです。

あっけないほどすぐに、私はあまりにも好みの男とデートすることに成功した。自分が消費されてかけていることにはうすうす気づいていた。あまりにも好みの男は、中目黒にある人気のイタリアンを予約してくれていた。このイタリアンは、あまりにも好みの男が自分以外の誰かと来た店であることにはうすうす気づいていた。私たちチーズ生ハムを食べ、白ワインをまる1本あけた。私がお手洗いに立つタイミングであまりにも好みの男がお会計を済ませてくれたことにはうすうす気づいていた。私たちは少し離れて歩いて、あまりにも好みの男が常連だという会員制のバーへ向かった。これがあまりにも好みの男の常とう手段であることにはうすうす気づいていた。バーの深いソファで、私はあまりにも好みの男に手を握られ、身をすくめた。とうとう捉えられたのだ。私は逃げられなかったし、逃げなかったし、逃げる気は毛頭なかった。恵比寿ラブホテルに向かいながら、自分が消費されてしまうことにちっとも気づかないふりをした。あまりにも好みの男と寝ころんだシーツは、不思議と真昼の草原にいるような気分にさせた。自分がまだほんの子どもで、セント・バーナードとかボルゾイとかシェパードとか、ああいった類の大きくて豊かな毛並みの犬とじゃれているように感じた。私は、真昼の草原のうえで、大きくて豊かな毛並みの犬にささやいた。おねがい避妊してください。

翌朝は冷たい空気の日だった。起き抜けに、私はもう一度抱かれた。2度目のセックスとき、私は真夜中の草原にいるような気分になった。草原で一夜を過ごすつもりがなかった私は、ポケットの中の口紅しか化粧品を持っておらず、眉毛も描かずに外に出た。駅前にはゴミ袋がたくさん落ちていた。私は地下鉄に乗らなければいけない。気をつけて帰ってね。うん。また連絡するからね。うそでしょ。うそじゃないよ。

地下鉄の駅へ向かう階段を降りながら振り返ると、私をさっき抱いた男がこっちを見て手を振っていた。私はもう一度驚いた。この、私をさっき抱いた男というのが、とにかく、すごく、あまりにも、私の好みにぴったりだったのだ。私はこれから60年ぐらい生きて、その間に何人かの男とセックスをするだろう。でも、ホテルシーツ草原に感じさせる男はもう現れないような気がする。

私は、彼の名前漢字でどう書くか知らない。

2017-06-04

このまま終わりたくない

中学生の頃、半ば強制的駅伝部に招集された。

3km走るのがほんとに辛くて、夏が終わって大会に合わせて作られた駅伝部の活動が休止した時かなり嬉しかった。

中学1年の冬、何故か駅伝部の顧問に目をかけられていた僕は朝6時半に集合させられ30分ほど走るようになった。

辛かったけど先生が怖くて辞めたいと言い出せず言われるがまま走り続けた。

中学2年の夏になり、また駅伝部が設立され、当然のごとく僕は招集された。

1年生の頃はゴールした時「よくがんばったね」と教師陣に拍手されながら迎えられたドンケツの僕は、誰よりも速く3kmを走りきった。今度の拍手は心地よかった。

その年、一つ上の先輩と自分の力で県大会進出することができた。東北大会の出場も圏内だったが、6区最後を走った先輩が失速し4位。東北大会に進めるのは3位まで、僕らの夏は終わった。

また冬が来た。

去年と同じように指導者に流されるまま朝から30分校庭をジョギングした。

「凄く速い生徒がいるらしい」と今年の活躍口コミで広がっていたのか、ちらほら見学する生徒が現れていた。

真冬太陽も出ていないのになぜかサングラスを掛けている顧問は何人かに声をかけ朝練習に合流させた。

一人で走り込んでいた僕に仲間ができた。

巡って中学生最後の夏が来た。

冬場の合同練習の成果が出たのか市大会簡単突破できた。

大会に駒を進め、前年度の雪辱を果たす機会を得た。

僕が三区で襷を受け取った時順位は3位だった。

東北大会に進めるのは3位までの学校で、全国大会に進めるのは1位だけだ。残念ながら東北大会から全国にはつながらない。全国を目指すならこの県大会で優勝するしかない。

勾配の強い山道を駆け抜け、中間地点となる1.5kmを突破すると一気に下りとなる3区。

僕は前半2位との距離が極力開かないようにペースを抑えて走り、1.5kmを過ぎた時点で勝負をかけた。

ストライドを狭めて脚への負担が大きくならないよう気を付けながら、ピッチを上げてペースを速める。

2位を抜き、襷を受け取った時点で1分近い差のあった1位の後ろにつけて4区に襷を渡した。

そこからの流れは疲れ果てて休憩しているうちにレースが終わったので分からないが、僕らの学校は1位を取った。

設立から何十年と経つ学校だったか、特段スポーツに力を入れているわけではないので全国大会運動部が出場するのは初の快挙だった。

僕らは涙を流しながら抱き合った。

顧問は「当然だ」とだけ言い拠点を黙々と片付け始めた。いつもはこういった雑務をしない人なので多分照れ隠しなのかなと思う。

数ヶ月が経ち、東北大会でのレースを済ませた僕らは全国大会舞台に立った。

1区を出走することになった僕は、正直自信過剰だった。

実際3kmの持ちタイムは9分を切っていて、全国でも上位を争えるレベルだった。

全国大会当日、会場であった山口県は小雨の降る肌寒い日だった。

詳しくは知らないがまるでゴルフ場のような芝生とタータントラックのみのコースだったので7mmピンのスパイク大会に臨んだ。

だがこの判断が間違いだった。

ほとんどスパイクで走ったことのない僕はスパイクの引っかかりの強さが予想以上に強かったことに焦った。対応できなかった。

下りになるたびに引っかかりのせいで止まってしまい、体力を無駄に使った。

集団に揉まれながらゴールへとたどり着いた時には全校50近い内20位ぐらいだった。

僕が入賞圏内でタスキを渡し、後半逃げ切りという作戦を立てていた僕らはそのままズルズル順位を落とし入賞県外で終わった。

僕は泣きながら仲間たちに「ごめん」と謝った。

仲間たちは僕のおかげでここまで来れた、むしろ僕らがもっと速ければともらい泣き?していた。

自信に満ちていて、いつも問題があれば僕らを叱った顧問は「この結果はすべて俺の責任だ」といい腕を組みながら謝っていた。

同級生たちが受験勉強に明け暮れる中、僕は色んな所からきた特待生勧誘やらを前に迷っていた。

「これから先でも戦えるのだろうか」

全国大会天狗の鼻はボキボキに折れていて、地元友達皆が行く近場の学校入学しようと考えていた。

そんな話をどこから聞きつけたのか駅伝部の顧問が僕を放課後呼び出し、スポーツ科の存在する学校への入学を促してきた。

僕はなんだかんだ付き合いは長いけれど、まだ顧問のことが怖く、流されるままスポーツ科のある学校へと進学した。ただ迷っていたのもあったのでこの言葉は当時嬉しかったと思う。

県内同級生に噂は聞いていたが僕より速いやつがいた。

正直有名すぎるのでマニアにはバレるため詳細な情報は伏せるが全国大会3000mで異常な成績を残したとだけ書いておく。

そいつが僕と同じ学校入学するらしい。

僕は期待と不安を抱きながら、その高校入学した。

高校生活は人生の中で最もつらい時期だった。

教師は怖く、理不尽が人の形をしたような奴だった。

結果を出さなければ殴られ、結果を出しても褒めることはせずもっと行けただろと怒られる。自尊心ボロボロだ。

それでもなんだかんだタイムや実績を残してきた僕には優しい方だったが、やはり大分精神的に消耗していた。

ただ教師陣には恵まれなかったが仲間には恵まれた。

前述した僕より速いやつは相当に人間ができているやつだったし、他の部員たちも僕のことを知っていて仲良くしてくれた。

色々ありながら高校1年の夏を終え、雪が降る季節になった頃事件が起きた。

僕の身体は厳しすぎる練習に耐えきれず、股関節が剥離骨折した。

この事実教師に伝えた所、「お前は逃げるのか?迷惑から走れ」と練習強制された。

当時はつらすぎて逃げ出したかったがスポーツ科だったため、部活を辞めれば学校もやめなければいけない。

僕は言われたとおり痛み止めを投与しながら練習を続けた。

そして怪我はよりひどくなり最終的に歩けなくなった頃、「もう限界です、休ませてください」と伝えたところ毎日誰よりも早く来てグラウンド整備をすれば許可しようと言われた。

今思えばおかしい条件な気がするが、当時は「ありがとうございます!」と心から感謝していた気がする。頭がおかしい。

歩くのも痛かったが処方された痛み止めを飲めば我慢できたし、走るよりはマシだったので頑張って毎日グラウンド整備をしていた。

この剥離骨折は結局治るのに1年近くかかった。

1ヶ月ぐらい経つと教師に「もう治っただろ走れ」と言われるので走り、また悪化させるという繰り返しがこれだけ怪我を長期化させた原因だと思う。

ようやく治った頃にはもう高校3年生で同級生や後輩に大きく実力差を付けられていた。

それでもなんとか自分なりに練習を重ねた結果冬場の駅伝には出場できた。3kmの高校生にとって繋ぎ区間だったが。

少し時期は前後するが3年の夏頃、僕は進路を迷っていた。

怪我はなんとか治っていたがこれ以上走るのは明らかに限界だと感じていた。

それでもなんだかんだ高校1年生の頃に5kmを14分台では走れていたので、タイムだけで弱小校ならスポーツ推薦が可能な状況だった。

僕は迷った。

でも中学生の頃卒業文集にも書いた「箱根駅伝出場」を諦めきれずスポーツ推薦を選択した。

高校での陸上生活が終わり、大学へと進学した。

だけど僕の身体はもう限界だった。

1ヶ月以上練習継続できないのだ。

少し走れば足首が、膝が、股関節が、どこかに痛みが出てしま練習ができなくなる。

救いなのは大学はある程度自由トレーニングメニューを組めたので、怪我をすれば悪化する前に休息を取れたことだろう。

ただこんな練習頻度で化物揃いの大学陸上を勝ち抜くことはできず、関東インカレの出場はできたが成績はダメダメで、結果は出せなかったし、箱根駅伝メンバーに選出されることなど夢のまた夢だった。

僕は多分中学生の頃の栄光をまだ引きずってるんだと思う。

大会で全国出場を決めた時の高揚感、あれをもう一度でいいから味わいたいんだと思う。

大学4年生になり、実業団に進むか就職をするか悩んでいる。

正直箱根駅伝メンバーにもなれない人間実業団に進んだところで伸び悩み3年以内に首を切られるの分かってる。

でも頭ではわかっていても感情が走ることを求めてしまっている。

現実は厳しくて、身体が急に良くなって20km以上の距離を走っても壊れなくなるわけがないのに。

中学生の頃の栄光が、高揚感が、僕をこのまま終わりたくないと感じさせている。

2016-10-07

よく噛んでメシ食うだけで1ヶ月で5kg痩せたのでシェア

当たり前のことかもしれないけど、メシ食うときに「よく噛む」ことを意識しただけで1ヶ月で5kg痩せたので方法を書いとく。


スペック

・36歳男子事務職、既婚

身長175cm、体重80kgちょい切るぐらい

一見中肉中背だけど下腹ぽっこりがやばい

学生時代から20年近く運動らしい運動はせず

通勤片道2時間半というクレイジー環境なので朝飯抜き、昼飯てきとー、晩飯がっつりという最悪な食事環境

仕事10時間ぐらい座りっぱなし。小腹が空いたらおやつ食べるお

20歳から飲酒喫煙毎日。ザ・成人病予備軍

・好きな食べ物炭水化物。深夜のラーメンライス最高!

・超早食いカレー飲み物二郎シマシでロット乱し?有り得ませんな

という感じで好き勝手に生きてきたんだけど、子どもが出来たのを契機にこのままじゃやばいなと思い始めた。

追い討ちをかけたのが先日受診した会社健康診断。いままでは経過観察ぐらいだったのが再検査の嵐。

こりゃ何かやらにゃいかんなと思ったんだけど運動するのも億劫だし食事制限も面倒くさい。

仲のいい上司相談したところ「お前は食うのが早すぎる。よく噛んでメシ食うだけで驚くほど健康になるぞ」と言う。

ホントかよと思ったけど噛んで食うぐらいなら楽かなと思ってやってみた。というわけ。


■己に課したルール

ルールは単純。あんま面倒くさいとやらなくなっちゃうし。

一口30回噛むこと」

それだけ。30回ってのは上司に言われた回数。深い意味はない。


■実際にやってみて

・とりあえず最初の2日ぐらいは一口ごとに30回数えて噛んでた

・でも超絶面倒くさい

・いちいち頭の中で30回数えてたら気が狂いそうになるし、人との会話が頭に入ってこない

・とりあえず30回噛むと口の中で食べ物がどのような状態になるかわかったので3日目ぐらいから数えるのやめた

・どんな状態かというと一言で言えばドロドロ

・白米ならゆるめのおかゆぐらい。そこまで噛む

・慣れると感覚で分かるようになるので頭使わない。普通に会話もできるようになる

最初の一週間ぐらいは顎が死ぬほど疲れる。どんだけ普段使ってなかったんだってぐらい

・でもそれも慣れる。


■変わったこと

食べる時間が極端に遅くなった。当たり前だけど

10分かからないぐらいで食べてたんだけど普通に30分ぐらいかかる

特に人と飯食うときゆっくり食べると自然に会話が増える

・ガーッと飯食う⇒飯終了で横になってテレビ⇒奥さんぽつーんと食べる、がなくなった。夫婦の会話大事

よく噛んでゆっくり食べてると量食べられなくなる

満腹中枢がーとか良くわかんないけど、要するに最初のうちは顎疲れちゃってたくさん食えない

・んで顎に慣れるころにはその量で満足できるカラダになってる、という流れ

一口の大きさが小さくなる

・口一杯に頬張るのが好きだったんだけど一口が多いと噛むのが大変

しかも奥歯で噛んでると噛んでる途中で勝手に飲み込んじゃう

・なんでか分かんないけど

・だから自然一口の量が小さくなる

・少ないから奥歯より前の方(犬歯のちょい奥ぐらい)で噛むようになる

イメージ的には「一口大きくモグモグごっくん」から一口小さくモグモグモグモグ……ごくり」って感じ

ストライド走法からピッチ走法ってイメージ

味がよく分かるようになった

・よく噛むと食材一つひとつの味がよく分かる

・ああっ!うめえ!ムシャムシャバクバク!おかわり!って感じだったのが

モグモグ。ああ…、うん。なるほど。モグモグ。うーん、しみじみ美味いなあ。みたいな感じ。

・多分唾液もいっぱい出てる気がする

噛みごたえのある食べ物が食いたくなる

・オレだけかもしれないけど噛むことに慣れると噛みごたえのない食べ物が腹立ってくる

豆腐とか口入れた瞬間ドロドロだから30回も噛めねーっす

・基本野菜あいつら噛みごたえある。根菜はもちろん葉物もあなどれない。

・だから昼飯もカレーとかじゃなくて定食を選ぶようになった

野菜炒め定食さいこ

上に関連するけどラーメン食いたくなくなる

ラーメン大好きだったけどあれは噛む食べ物じゃない

・飲んだあとの博多ラーメン替え玉3玉よゆー!だったのに無理

・よく噛んで食うラーメンの不味いこと不味いこと

ラーメンに失礼なので身を引くことにした

・あと二郎も無理。食うのにめっちゃ時間かかる

・プチ二郎でもロット乱しそうになって周りに迷惑かかるからやめた


■カラダの変化

胸焼けしない

・いつも飯食った後、一時間ぐらい経つと胸というか食道らへんが熱くなって胸焼けしてた

・よく噛むようにしてからそれがなくなった

・なんでかは知らん

下痢がなおった

高校生ぐらいか万年下痢体質だったのに普通の固さの便がでるようになった

固形の便を見るのが久しぶりすぎてトイレで思わず声出たもん

・なんでかは知らん

顔がちっちゃくなった

・顔が丸くて輪郭がなかったのはデフォかと思ってたら違った

・二重顎がびっくりするぐらいなくなる

・頬も締まって顔が一回りちっちゃくなった

・周りが言うから自分思い込みじゃない、はず

・あとほうれい線(口角のしわ)も薄くなった

・なんでかは知らん

最大の変化はやせたこと

・これに尽きる

・よく噛んで少しの量をゆっくり食ってるから単純に摂取カロリーが少なくなったんだと思う

・でも食事制限カロリー減らすのは難しいじゃん?

・よく噛むだけだから好きなもの食っていいか精神負担は少ないのが良いところ

・腹回りが全然ちがうもん。運動なしで


これに運動とか糖質制限とかあわせてやればもっと痩せられる気がする。白米ェ……

あと意外に楽しかったのが噛みごたえのある食材探し。

こんにゃくとかプニプニしてて噛みごたえなさそうだけどめっちゃ噛みごたえあるよ。

とりあえず自分には効果あったんでおすすめときます

運動瞑想睡眠野菜に加えて咀嚼はどうですかね、先生

2016-01-15

今期見てるアニメ

僕だけが居ない街

サスペンスとしてすげー面白いループ食傷気味だったけど緊張感があり引き込まれ原作力の強さを感じる

落語心中

声優って落語も出来るんですねあんながっつり落語をするとはコピーしてんのかな素晴らしい。全てが高品質

プリンスオブストライド

パルクールリレー青春ものをする発想が凄くアニメ映えしそうで競技シーンを楽しみに期待を維持。

ほとんど一話で切ってしもたが忙しいので好都合。

2014-12-16

今年聞いた482曲の中からベスト30を選んだ

 今年発表ではない。ちょっと気が早いけど年末忙しそうなんでまとめた。

 来年もいい曲に出会ますように。

30 君はできない子 きくお

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20410104

 ギョッとソング。癖になるメロディーと特異なテーマ

29 お祭り 上田現

https://www.youtube.com/watch?v=tgHXXfiPLck

 犬が糞をしたあと飛ばした土がアスファルトを汚した光景を思い出す。そのとき聴いてたし。

28 SEX FRIEND 高橋ひろ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm341788

 幽白から入った勢。高橋ひろはいい曲を書く。

27 挽歌 由紀さおり

https://www.youtube.com/watch?v=C-FJ9UOtAQs

 思い出の洋服とはオレンジチェックのシャツと黒のポロシャツです。

26 まっさらブルージーンズ ℃-ute

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14229743

まっさらブルージーンズ!!」

25 スターフィッシュ ELLEGARDEN

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9721776

 プロポーズされそうなほどの冬銀河を見てみたいのだ。

24 やられちゃった女の子 小島麻由美

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9631728

 今年は心の扉を叩きっぱなしにした一年でした。死にたい

23 こっちむいてほい てをには

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20340895

 こういうブレイク?多い曲に弱い。だってだって小娘小娘。

22 放課後ストライド Last Note.

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19480453

 木製の銃でデコイの水鳥を撃ち抜いた、って感じがしたね。

21 絶望グッドバイ 藤井隆

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4460906

 オーケイ。力強い絶望だ。

20 チェリー スピッツ

https://www.youtube.com/watch?v=Eze6-eHmtJg

 再評価。強くなれる気がしたよって過去形なんだよね。

19 花言葉 Mr.Children

https://www.youtube.com/watch?v=cmAeRw1_e7c

 モトカノがよく口ずさんでいたのだ。

18 タイムラグ つしまみれ

https://www.youtube.com/watch?v=VArdmWLNwP0

 再評価。ピカピカピカピカピカピカピカピカしてたのに。

17 素直 チャットモンチー

https://www.youtube.com/watch?v=Bs09d3Xvq_U

 サビがどこだか分からない歌という自己言及

16 あきの日 パスピエ

https://www.youtube.com/watch?v=V_iY8NfInoU

 パスピエ歌詞は詩的だ。詩的なものは貴重だ。

15 ラストエフェクト Last Note.

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14175555?ref=search_key_video

 そろそろ眠いしは驚異的な歌詞だ。地球入りのカンテラってFFに出てきそう。

14 Love Destiny 堀江由衣

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10643827

 再評価あいあいあいのところ、初めて聴いたとき泣いたの覚えてる。

13 ハダ色の日々 MOROHA

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22191620?ref=search_key_video

 心がざわつく。1番のクオリティが2番以降も維持できてたらコスモだった。

12ユタ RADWIMPS

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6111485

 キミと友達になりたかったのにな。

11 禁断のカルマ 私立恵比寿中学

https://www.youtube.com/watch?v=1Ummhp5G03g

 心だけだったら許してくれますか?

10 気になるあの娘 相対性理論

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11609872

 それって救いがない。

9 開花前線 パスピエ

https://www.youtube.com/watch?v=7yoGaURbt_M

 美しいものがあるなら死んでもいいと彼女は言った。

8 文具 POLYSICS

https://www.youtube.com/watch?v=DhUGZUlp-Pw

 珍しい感じ、と思ったらカバーだった。因果

7 覚醒ヒロイズム アンティック-珈琲店-

http://www.nicovideo.jp/watch/nm5883778

 個人的にかっこ悪いペコ見るの嫌いなんだ。くそまってろマジで

6 光の雨が降る夜に 9mm Parabellum Bullet

http://www.nicovideo.jp/watch/nm10516955

 いまだかつてないサビ。

5 ハイスピードカルチャー アンダーグラフ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11517084

 聴いてると動悸がする。音質劣化など関係ないそうです。

4 Waitress, Waitress! [Champagne]

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17172328

 俺の歯は折れてしまったんだ。心と一緒にな。

3 ララバイカウントダウン GO!GO!7188

(単曲で見つからん)

 比較して曲的に好きなのはこっち。

2 マンピーの/G★SPOT サザンオールスターズ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14142466

 たとえ君がつれなくても永遠の夏のメロディ

1 神様のヒマ潰し GO!GO!7188

http://www.nicovideo.jp/watch/nm3903793

 ところでまだ好きなんですがねそれは?

2008-11-11

犬式蹴球戦術

犬式蹴球とは

頭の中がアレな事で有名な我らがサッカー協会会長様から、先日このような提案がなされた。

すでに地方協会訪問の際に、「10-15歳の育成世代でバックパスをさせてはいけない」と地方協会幹部たちへ指導方針の通達を始めている犬飼会長ドイツのような“ルール化”まで視野に入れる。育成世代の試合でバックパスを出した場合は警告を出したり、プレーをその場で止めるなどの特別規則が導入される可能性まである。

http://www.sanspo.com/soccer/news/081108/scg0811080504000-n2.htm

なにをもって『バックパス』と見なすのか定かでないが、仮に記事後段にあるようにラグビーの逆、「後方へのパス一切禁止」という事であるのならば、これはもはや別の競技である。

よって、このルールの元で行われる競技をア式蹴球ならぬ犬式蹴球定義し、そこでの戦術考察したい。

攻撃編

斜め後方へのドリブルが基本

犬式蹴球においては、縦方向のパスコースが切られるのは鉄板である。さらに横パスインターセプトも常に狙われる。そこがアタッキングゾーンならばドリブル突破を狙うべきではあるが、そうではない低い位置ならばどうか。横方向へドリブルしつつ縦を空け、前方へのパスの相手を探るのが正解となるだろう。守備者の圧力を受ける為、実質は斜め後方へのドリブルとなる。

この、「進行方向に対して斜め後方を見ながらのドリブル」というのは基礎練習に組み込むべき基本動作と言っていい。

ライン際での縦へえぐる突破は厳禁

マイナス方向へのクロスが入れられない為、コーナー付近やゴールライン近くは完全なデッドゾーンとなる。えぐればえぐるほどパスコースがなくなってしまうのだ。

サイドボールを受けた選手は、早いタイミングアーリークロスを入れるか、中へドリブルで切り込んでいくしかない。

「逆ウェーブ」の動き

上記デッドゾーンに追い込まれない為に必要となるのがこの「逆ウェーブ」だ。

本来のサッカーにおける「ウェーブ」とは、ボールホルダーの後方内側にいる選手が、ボールホルダーの後ろを通り外へ回り込んでいく動きを言う。これによってサイドの数的有利とマークのずれを生じさせる戦術である。しかしながら、犬式蹴球においてはむしろデッドゾーンへ誘い込まれる危険性が増すため有効とは言いがたい。

有効なのは全く逆の動き。ボールホルダーの前方外側にいる選手が後ろから内側へ回り込んでいく。この動きで横パスを受ければ前を向いてボールを持てる可能性が増える。

「楔のボール」も厳禁

トップの選手へのパススルーパスでなくてはならない。マークに付かれている状態で足元へ入れてしまうと次の手がなくなる。『落とす』ことが出来ないのだから。(よって、3人目の選手が飛び出すという動きも無意味である。)トップの選手はむりやり振り向き突破を狙う他ない状態となり、これはかなり困難を伴う。

キックラッシュ活用

それでは、犬式蹴球においてポストプレイヤーターゲットマンが不要であるか、というとそうでもない。相手最終ラインの選手は自分の後方へボールを落とされる事を嫌う。キーパーに返せないのだから、後ろ向きでボールを追う形となればタッチかコーナーに逃げるしかない。よってフィードボールは無理にでも跳ね返さざるを得ず、そのセカンドボールを狙う戦術が有効となるだろう。深い位置からボール繋ぎ組み立てていくのはあまりにリスクが大きいというのもある。極論すれば、相手センターバックにわざとボールを渡し、そこを奪いに行くほうが効率的なくらいだ。

ロングスローは不可欠

深い位置でスローインを得た場合、近くの選手に入れてしまうと手詰まりとなる。よって、直接フィニッシュが狙える位置まで投げ入れられる選手が、チームに最低1人は必要。

守備編

ディフェンスラインはとにかく深く

上記した通り、ゴールキーパーとの間にボールを落とされるのは避けたい。また、ワンタッチで入れ替わられるのを防ぐ為にも、ある程度距離を取っておく事が必要だろう。最終ラインの選手は無理にインターセプトを狙わず、いったん楔を受けさせ、その後詰めて振り向かせない形が有効か。

サイドの守備は縦を空ける

犬式蹴球の守備は基本的に縦方向のパスを警戒する形となるが、サイドだけは例外となる。ある程度の深さからは縦へ縦へ繋がせ(あるいはドリブルさせ)、デッドゾーンへ追い込むべし。

スクリーンは拙い守備

ドリブルが大きくなった相手に対し、ボールと相手の間に体を入れる。これは決して良い奪い方とはいえない。プレッシャーがかかった状態で後ろ向きにボールを持つ事となり、手詰まりとなる。

逆に言えば攻撃の際は大きいストライドドリブルをすべし。

ゴールキーパーのさらなるリベロ

これはむしろ守備というより攻撃か。上記のように最終ラインの選手が後ろ向きでボールを持たされた場合、バックパスができないのだから、ゴールキーパーエリアを大きく離れて(少なくとも横並びの高さまで)ヘルプに向かう必要がある。

結論

犬式蹴球は放り込みやパワープレイ、力任せのドリブルベースとした大味な競技となる事が予想される。また、その特殊性により、場合によってはサッカーと正反対の戦術セオリーを持つ事となる。

よって、犬式蹴球の習熟は、少なくとも「サッカーの強化」には不適であると考える。ゴールキーパーの足元の技術に関してのみ効果があるかもしれない。


まあ、彼が言ってるのは「後方へのパス一切禁止」という事ではないのだろうさ。「前へ仕掛けるべき状況で仕掛けなかった選手ペナルティを」って事なんでしょうよ。でもね、そんなのを『ルール』として明文化できると思う?主審が一定の基準でジャッジできると思う?若年層指導者は『消極的プレー』に対して今まで全く指導をしてこなかったと思ってる?

彼が言ってる他の寝言秋春制だとか『最強チーム』だとか含め、彼は自分が銀の弾丸を撃てると思い込んでるんだろうな。自分の一言で状況が劇的に改善される、と。他の奴らは何もしてこなかったし何も考えてない、と。

うぬぼれんなっつーの。オマエの思いつきでどうこうなるほど世の中もサッカーも単純じゃねえんだよ。

 
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